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キュッヒルの美しい響きのゴルトマルク_神奈川フィル@横浜みなとみらいホール 2016.9.17

8月末でウィーン・フィルを退団のライナー・キュッヒルが早速、日本で演奏するというので聴くことにしました。演目はゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲第1番。もちろん、ゴルトマルクの曲なんて聴いたことがありませんから、予習は欠かせません。幸い、この曲にはミルシテインが1957年にハリー・ブレック指揮、フィルハーモニア管と録音した素晴らしいCDがあります。ミルシテインの演奏の中でも傑出したもので、そのヴィルトゥオーソ的な演奏にはまったく魅了されるばかりです。今更ながら、ミルシテインの素晴らしさを再認識し、ゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲第1番の聴きばえのする音楽にも魅惑されます。で、今日のキュッヒルの演奏ですが、出だしが固い演奏になったことを除いて、正確無比な音程と艶やかな響きは見事なものでした。ミルシテインのようなヴィルトゥオーソではありませんが、ウィーン風といった感じの魅力に満ちており、ゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲第1番の美しさを十分に味わうことができました。特に第2楽章の魅惑的な美しさ、第3楽章の切れの良く、迫力に満ちた表現はさすがの演奏に思えました。ウィーン・フィル退団後のライナー・キュッヒルのソロや室内楽での一層の活躍は大いに期待できそうです。

後半のプログラム、マーラーの交響曲第5番ですが、第3楽章までは聴かなかったことにしましょう。何か書くと愚痴になってしまいます。出だしのトランペットのソロからつまづいたのですから仕様がありませんね。第4楽章は有名なアダージェット。神奈川フィルの弦楽パート、特にヴァイオリンのセクションの透明な響きが魅力です。少しばかり、テンポがスロー過ぎたので間延びしたのは指揮者のゲッツェルに帰するものがあります。ノーマルなテンポならば、もっと美しい演奏になったのが悔やまれるところではあります。第5楽章も弦楽セクションの健闘が目立ち、不調の管楽セクションをカバーしていました。指揮のゲッツェルがもう少しきめ細かい表現をしてくれたらと思うところもありましたが、第4楽章、第5楽章はそれなりに心地よく聴けました。全体的にはもう一つの演奏で残念でした。以前聴いたマーラーの交響曲第6番(金聖響指揮、2014.3.20)では素晴らしい演奏を聴かせてくれた神奈川フィルの今後の健闘を祈りたいと思います。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:サッシャ・ゲッツェル
  ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
  管弦楽:神奈川フィル

  ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.28
   《アンコール》バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番から サラバンド

   《休憩》

  マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調




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       キュッヒル,  

ウィーンフィルのブラームスの響き:キュッヒル・カルテット ベートーヴェンサイクルⅥ@サントリーホール 2014.6.21

今日はキュッヒル・カルテットのベートーヴェン弦楽四重奏曲チクルスの第6回目、最終回です。
昨日、予習について触れなかったので、まず、それから。

初期の2曲、第5番と第6番はヴェーグ・カルテットの新盤(1972年)。くまどりのはっきりした個性的な演奏で、初期とは思えないほどの深みを感じさせられる素晴らしさです。是非、ヴェーグ・カルテットの演奏で後期も聴いてみましょう。
中期・後期の第11番と第16番はエマーソン・カルテットのライヴ録音。鋭角的な迫力に満ちた演奏です。一度、エマーソン・カルテットの実演を聴いてみたいと思っていますが、なかなか機会に恵まれません。
ピアノ・ソナタ第9番はクラウディオ・アラウの新盤と旧盤で聴きました。本当に素晴らしい演奏。先週、アラウの追悼演奏会が開かれたウィーン近郊のミュルツシュラークのブラームス博物館に行ったことが強い思い出として定着しそうです。実はこの演奏会はアラウ自身がブラームス博物館の開館記念に演奏する予定だったようですが、この1991年にアラウが亡くなったために代役として、イエルク・デムスが追悼演奏会を行ったそうです。そのときのライヴ録音がCDになっていて、素晴らしいブラームスが演奏されています。そのCD が欲しくて、わざわざミュルツシュラークまで足を運びました。
話を戻して、つぎはそのピアノ・ソナタ第9番をベートーヴェン自身が編曲した弦楽四重奏曲ですが、あまりCD 化されておらず、手持ちのスメタナ・カルテットの全集の中に見つけましたので聴きました。はじめて聴いたとは思えないほど耳馴染みがあります。もちろん、ピアノ・ソナタとして、耳に残っていますが、まるで最初から弦楽四重奏曲として作曲されたみたいに感じます。さすがにベートーヴェン自身が編曲しただけのことはありますね。
最後に弦楽五重奏曲Op.29はやはりCD が少く、手持ちではバリリ・カルテット(+ヒューブナー)だけです。これは力の入った演奏。典雅で軽やかというバリリ・カルテットの印象をいい意味でくつがえすものです。1953年の録音とは思えないほどのリッチなサウンドでもありました。
予習は以上です。昨年、ハーゲン・カルテットのベートーヴェン弦楽四重奏曲チクルスの折にまとめて予習したので、そのときに漏れてしまった演奏を聴いてみました。

さて、今日のプログラムは以下です。

  弦楽四重奏:キュッヒル・カルテット
   第1ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
   第2ヴァイオリン:ダニエル・フロシャウアー
   ヴィオラ:ハインリヒ・コル
   チェロ:ロベルト・ノーチ
  ヴィオラ:店村眞積
  ピアノ:河村尚子

  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1

   《休憩》

  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲ヘ長調 Hess34(ピアノ・ソナタ第9番の作曲家自身による編曲)
  ベートーヴェン:弦楽五重奏曲ハ長調 Op.29

   《アンコール》
    ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番ト長調 Op.111 第2楽章
    ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番ト長調 Op.111 第3楽章

最初の第6番は昨日の第5番とは違って、同じ初期ではありますが、バランスのよいアンサンブルで終始、満足して聴けました。

次はピアノ・ソナタ第9番。独奏は河村尚子。ちゃんと聴くのは初めてです。最近の彼女の評判を聞いて、聴きたいと思っていた人です。第1楽章を弾き出して、いきなり、がっかり。音の粒だちももうひとつだし、それ以上に音楽の流れが自然ではありません。別に予習したアラウと比較したわけではありませんが、何かせっかちな印象で間合いもとれていません。第2楽章に移ると落ち着いたのか、音楽に伸びやかさが出てきました。圧巻だったのは第3楽章。それまでの演奏が嘘だったように、音の響きは素晴らしく、音楽も自然に流れます。それに何と言っても音楽が生き生きと輝いています。全部で15分ほどの短い曲ですから、この調子で最初から弾き直して欲しいと真剣に思うほど、第3楽章の演奏は素晴らしいものでした。ということで、河村尚子の評価は持ち越しです。

休憩後はそのピアノ・ソナタ第9番をベートーヴェン自身が編曲した弦楽四重奏曲。何も言うことのない爽やかな演奏。ゆったりと楽しみました。

いよいよ最後の弦楽五重奏曲Op. 29。都響の特任首席でいつもお馴染みのヴィオラ奏者の店村が加わります。1人増えるとこんなに変わるものかと驚くほど、音の響きが豊かになります。普通の室内楽の団体ではこういうことはないかもしれませんが、今日のメンバーはいつもオーケストラで演奏している人たち。まるでちょっとした弦楽オーケストラの風情です。中期に向かうベートーヴェンの充実した音楽が響き渡ります。第1ヴァイオリンのキュッヒルはまさにコンサートマスターの引き締まった顔になり、メンバーに時折、鋭い視線を送ります。最初、ぎこちなかった店村も次第に溶け込んでいき、生き生きとした演奏。滅多に聴けないレアーな曲で、今日聴けたのはラッキー。大満足の演奏で幕となりました。

これで終わりと思ったら大間違い。この後のアンコールの凄かったこと! もしかしたら、本割よりも凄かったかもしれません。
ブラームスの弦楽五重奏曲ですが、まるでウィーン・フィルで聴くブラームスの交響曲を聴いているようです。少なくとも、コンサートマスターじゃなかった、第1ヴァイオリンのキュッヒルのヴァイオリンの響きはまさにウィーン・フィルが奏でるブラームスの交響曲の響きそのものです。キュッヒルのヴァイオリンは1人でもウィーン・フィルです。今度はキュッヒルと彼の仲間たちで是非、ブラームスの弦楽五重奏曲、弦楽六重奏曲を聴いてみたいものです。これまでCDで聴いてきたものとは一線を画すものになるような予感がします。

よろしくお願いします→サントリーホール殿。





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       キュッヒル,        河村尚子,  

4人だけのウィーン・フィル:キュッヒル・カルテット ベートーヴェン・サイクルⅤ@サントリーホール 2014.6.20

今日は帰国して早速のコンサート。ウィーンでは不在だったキュッヒルさんが主宰するキュッヒル・カルテットのベートーヴェン弦楽四重奏曲チクルス全6回のうちの第5回目です。本当は全部聴こうと思っていましたが、あいにく、ヨーロッパ遠征のスケジュールと重なってしまい、最後の2回だけ、聴くことになってしまいました。ちょうど、キュッヒルさんが日本に出かけたころにsaraiがウィーンに到着したのですから皮肉なものです。お陰で一番聴きたかった第14番、第13番(大フーガ付き)、第15番は聴き逃す羽目になり、トホホ。まあ、それでも珍しい弦楽四重奏曲ヘ長調Hess34と弦楽五重奏曲ハ長調Op.29が聴けるのでよかったと思いましょう。

今日のプログラムは以下です。

  弦楽四重奏:キュッヒル・カルテット
   第1ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
   第2ヴァイオリン:ダニエル・フロシャウアー
   ヴィオラ:ハインリヒ・コル
   チェロ:ロベルト・ノーチ

  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95「セリオーソ」

   《休憩》

  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135

   《アンコール》
    ハイドン:弦楽四重奏曲 第73番 op.74-2 第1楽章
    ハイドン:弦楽四重奏曲 第73番 op.74-2 第3楽章

1曲目の第5番はあれっという感じです。第1ヴァイオリンのキュッヒルが1人でがんがん弾きまくっているだけで他のメンバーの音はあんまり聴こえてきません。第1ヴァイオリン主導のカルテットにしても、これはちょっとアンサンブルが偏り過ぎです。しかし、第3楽章の途中からはほかのメンバーの音も鳴り始め、全員がんがん弾きまくって、響かせ過ぎかもしれませんが、これはこれで、面白い演奏です。前期の曲はモーツァルト的な典雅な演奏が多く、えてして覇気のない演奏になってしまうこともあります。今日の演奏は賛否両論あるでしょうが、まるで中期以降の曲を弾いているような感じで、気迫に満ちた演奏です。少し潤いには欠けるかもしれませんが、これもまたベートーヴェン演奏のひとつと言えるでしょう。大変面白く聴けました。

2曲目は正真正銘、中期の最後を飾る第11番、いわゆる、「セリオーソ」です。これは先程の第5番以上に全員、激しい気迫に満ちた演奏で圧倒的な迫力。強い響きは小さなホールには収まりきれないほどで、これはちょっとしたオーケストラなみ。まるでミニのウィーン・フィルを聴いているようです。ちょっと響き過ぎの感もありますが、それほど四人の楽器はよく響きます。十分に満足できる素晴らしい演奏でした。

休憩後は後期、そして、ベートーヴェン作品の最後を飾ると言ってもいい第16番 作品135です。先程までと一転して、抑えた響きで内省的な演奏に変わります。しみじみとした語り口でベートーヴェンが到達した境地を描いてみせてくれます。第13~15番の長大な傑作に比べて、物足りないと内心思っていた自分自身の不明さを恥じるばかりです。それほど充実した演奏でした。

このチクルス全体のプログラムを見てびっくり。毎回、前期、中期、後期と3曲並べ、それもそれぞれの最初の曲から順に並べただけの単純な構成です。しかし、今日のコンサートを聴いて、十分に納得がいきました。前期、中期、後期と順に聴いていくと、曲の深みが増していき、どんどんと引き込まれていきます。いかにベートーヴェンがこのジャンルで発展を遂げていったのかが胸に沁み込んでいきます。そういう構成では、実質、今回が最終回のコンサートです。前期だけが6曲で今回が第5番、中期と後期は5曲ずつですから、今回で終わり。残りは前期の第6番だけになります。今日は総仕上げとも言えるコンサートでした。中期と後期の第11番と第16番は圧巻の演奏で、感銘の大きいコンサートでした。

明日は残った前期の第6番と珍しい弦楽四重奏曲ヘ長調Hess34と弦楽五重奏曲ハ長調Op.29を組み合わせたコンサート。気楽に楽しめそうです。





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       キュッヒル,  

ティーレマン指揮ウィーン・フィル《シューマン尽くし》2回目@ウィーン楽友協会 2012.4.21

前日も聴いたティーマン指揮のウィーン・フィルのシューマンを2日連続で聴きます。こんな贅沢なことはありません。前日のステージ上のオーケストラ席から、今日は平土間の3列目中央の席です。真ん前の眼の高さには指揮台が聳え、今日はティーレマンの足元にひれ伏す感じでの鑑賞です。すぐ横には、コンサートマスター席が間近に見えます。オーディオ的に言えば、ステレオスピーカーにへばりついて聴くようなものです。左右の分離度は最高でしょう。前日、配偶者の隣に座っていた大阪から来られた女性はやはり、2列目の横のほうに座り、今日も開演前に音楽の話に花が咲きました。saraiの隣席には音楽のお友達のsteppekeさんも来ており、みんなで開演前の盛り上がり。滅多にない経験で演奏の前からウキウキ状態です。

今日ののキャストとプログラムは前日とまったく、同じです。

 指揮:クリスティアン・ティーレマン
 ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
 管弦楽:ウィーン・フィル

 シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ Op.52
 シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38《春》


  《休憩》

 シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジー ハ長調 Op.131
 シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120

今日の席からもは指揮者が出入りするドアの中がよく見えます。ティーレマンの姿が見えて、最初に拍手するのはsaraiの役目のようです。

基本的には、コンサートの内容は前日と変わらないので、《差分》を中心に書きます。前日の感想も合わせて、読んでいただければと思います。

まず、《序曲、スケルツォとフィナーレ》です。この席では、左右の対向配置のヴァイオリンが極めて近く、集団としてまとまって響いてくるのではなく、直接、個々の奏者の音が聞こえてくる感じで、前日の音響とのあまりの違いにすごく戸惑いながらの聴き始めになりました。
そういうわけで、静かな演奏ではさすがのウィーン・フィルのヴァイオリンも少し不揃いに感じます。音量が高まると不思議に揃って響いてきます。序曲でのロマンチックな倦怠感があまり前日ほどは感じられません。場所のせいもありますが、前日ほどの出来ではないようです。それでも、主題部での弦の美しい響きは変わりません。ただ、前日のように身震いすることはありません。
序曲が終わったところで、今日は聴衆から拍手が出ることはありません。スケルツォのリズミカルなフレーズは前日同様の美しい響きです。
最後のフィナーレの快活で悦びに満ちた弦の響きは前日同様です。耳が贅沢になったのか、聴いている席の音響のせいか、前日の素晴らしい演奏には及ばない感じです。誤解のないように言えば、前日と比べての話で、シューマンを実感させる素晴らしい演奏には違いありません。saraiも熱狂的に拍手しました。

ティーレマンが再度登場し、前日同様、拍手も鳴り止まらないうちに、交響曲第1番《春》の第1楽章を始めます。高音弦の上昇音形のフレーズの響きの美しさには前日同様うっとりします。ただ、全体に前日に比べて、演奏の精度がもうひとつです。
第2楽章にはいり、ヴァイオリンの綿綿とした旋律が続きます。ティーレマンが第1ヴァイオリンに音量を抑えに抑えるように指示を出しているのは前日同様ですが、前日よりも指示があっさり。ウィーン・フィルとはそれなりに折り合いがついたようですね。
第3楽章のスケルツォは前日同様、悠々たるテンポのスケールの大きな素晴らしい響きです。
そして、輝かしい第4楽章に突入。祝典的に開始し、ヴァイオリンのリズミカルで美しい旋律が続きます。今日は昨日と違い、対向配置の第2、第1ヴァイオリンのこの旋律がステレオ的に綺麗に響きます。とても美しいパートです。フルートソロに続くパートでも、第2ヴァイオリン、第1ヴァイオリンが呼応して、その旋律を引き継いでいく様が美しく聴こえてきます。とても素晴らしく感じます。祝典的なフレーズがたっぷりと響き、そのまま、コーダに突入。ティーレマンの圧倒的な盛り上げ方は天才的、カリスマ的です。素晴らしいフィナーレです。ただ、今日の前半の2曲はいまひとつの感は否めずです。後半に期待しましょう

ここで休憩。sarai自身も感性の感度が前日よりも落ちている感じです。休憩中に立て直しましょう。

休憩後はコンサートマスターのキュッヒルがソロヴァイオリンとして、登場です。
《ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジー》という滅多に演奏されない曲。
キュッヒルのソロヴァイオリンは最初から、前日を上回る熱演。そこらのソロヴァイオリニストにはとても弾けないような美しい響きの演奏です。オーケストラとの音質の同質性もあり、アンサンブルも含め、素晴らしい演奏です。前日の若干の不満を吹き飛ばす快演でした。
この曲の終了後、前日同様、ティーレマンとキュッヒルの愛情に満ちた態度はほほえましいものでした。ティーレマンとウィーン・フィルも蜜月状態なんでしょう。ウィーン・フィルはこの不世出との思えるカリスマ指揮者を離さないためにも、音楽監督ポストを復活して、ティーレマンを迎えてほしいと思います。ティーレマンは信奉者も嫌う人も半ばするかも知れませんが、その才能は誰しも認めるでしょう。シュターツカペレ・ドレスデンとウィーン・フィルに君臨し、新世代のスーパースターとして、西洋音楽を盛り立てていってほしいと心から思うものです。ティーレマンを嫌いなかたもここらで気持ちの整理をつけてもいいだけの、ティーレマンは音楽的成熟度に達していると思います。決して、恣意的な音楽表現ではなく、伝統に根差した新しい表現で広く共感を得るだけの高みに上りつつあると思います。それにクラシック界にもそろそろ新しいスターも必要でしょう。

再び、キュッヒルがコンサートマスター席に戻り、最後の交響曲第4番です。前日の素晴らしい演奏に何を付け加える必要があるでしょう。あのままで十分だと思い、固唾を飲みながら演奏を待ちます。
今回も、ティーレマンは拍手も止まぬうちにタクトを打ち下ろします。前日とは、序奏から違っていました。オーケストラをあまり抑えません。印象的な旋律が美しく流れます。まるでフルトヴェングラーみたいに聴こえます。(前日はフルトヴェングラーの伝説的名演と比べないといったのに性懲りもなく、また、比べてしまっている。)その序奏の勢いに乗って、主題部のロマンチックな旋律が美しく歌いあげられます。とても素晴らし過ぎる。ウィーン・フィルの美しい高弦がうねるように響き続け、前日の桃源郷のような音楽の世界を通り越し、彼岸の世界にいっちゃいます。ワーグナーすら感じてしまいます。今日も素晴らしい音楽に向かい合い、それに身を委ねる自分、ただ、それだけです。昨日以上に完全に音楽と一体化できました。流麗な音楽で体が揺れ始めそうです。それを必死に食い止めながら、ダイナミズムを心で受け止めます。そして、ティーレマンがまたしても高揚感に満ちたコーダをたたき込んできます。凄い音楽です。
第2楽章はチェロの独奏とキュッヒルのヴァイオリン独奏で癒されながら、一息つきます。
第3楽章のスケルツォは弦楽合奏の分厚く、美しい響きが前日以上に迫ってきます。こんな音楽をやられたら、堪らないですね。繰り返して演奏されるこの素晴らしい弦楽合奏に気持ちは高揚するばかりです。いったん、沈静化した音楽は、アタッカでぐんぐんクレシェンドしながら、終楽章へ突入。
第4楽章は一気にテンポを上げ、祝典的でもあり、瑞々しい悦びにも満ちた主題が合奏され、頂点を目指し始めます。理屈抜きで、ウィーン・フィルの素晴らしさ、楽友協会のホールに音の素晴らしい響きに体がとろけそうです。ティーレマンが剛直に音楽を推進していき高みを目指していきます。前日同様、いったん、テンポをスローダウンし、スケール感と美しい響きを整え直して、オーケストラの響きが磨き上げながら来たるべき頂点への期待を高めていきます。そして、終盤に向かい、ティーレマンもテンションがあがります。テンポを一気に上げ、誰も上ったことのない頂上に上りつめていきます。ティーレマンは前日以上に凄まじい気迫に満ちています。感動の痺れるようなフィナーレでした。神のごときティーレマンの指揮に、ただただ、ひれ伏すのみです。実際、ひれ伏す席なんです。まさか、あの素晴らしかった昨日以上の演奏に出会えるとは想像していませんでした。楽友協会のホールは沸きに沸きました。指揮者だけのステージ登場も2回に及びました。もし、これが東京なら、5回は呼びだしたでしょう。ティーレマン渾身のシューマンでした。

このコンビでシューマンのCDを録音すれば、フルトヴェングラーの伝説的名演と並び立つ名演になるでしょう。それほどのシューマン(第4番)でした。


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       ティーレマン,        キュッヒル,        ウィーン・フィル,  

ティーレマン指揮ウィーン・フィル《シューマン尽くし》1回目@ウィーン楽友協会 2012.4.20

期待していたティーレマン指揮のウィーン・フィルでシューマンを聴きます。今日は1回目。明日も同じプログラムを聴きます。同じプログラムを連日聴きたいほどのコンサートです。この日のコンサートは人気沸騰でチケット入手困難。何とか、オーケストラ席、すなわち、ステージ上のオーケストラの横に椅子を置いた席をゲット。オーケストラのメンバーがはいってくる同じ扉から入ります。席は左側ですから、目の前に第1ヴァイオリン奏者たちが並んでいます。横にはホルン。幸いにティンパニは逆サイドでした。配偶者の隣には大阪から来られた女性が座り、音楽の話に花が咲きます。ウィーンではほぼ同じような内容のオペラ、コンサートを聴いているようです。誰しも聴きたいものは同じですね。

今夜のキャストとプログラムは以下です。

 指揮:クリスティアン・ティーレマン
 ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
 管弦楽:ウィーン・フィル

 シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ Op.52
 シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38《春》


  《休憩》

 シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジー ハ長調 Op.131
 シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120

今日のオーケストラ席からは指揮者が出入りするドアの中がよく見えます。誰よりも早く、ティーレマンの姿が見えます。ティーレマンは勢いよく、ステージに出てきます。
まず、《序曲、スケルツォとフィナーレ》の序曲からです。この席での音響がどうなのか、正直、心配でした。ところが、実に弦楽器の音が綺麗に揃って響いてきます。序奏ではヴァイオリンで、シューマンらしくロマンチックな、それでいて、少し倦怠感がある屈折感の響きが見事に演奏されます。出だしから魅了されます。間に低弦の深い響き。すぐに主題にはいり、快活なテンポに変わり、弦の美しい響き。しばらくすると、弦の高音部の輝かしい響きです。艶があって、なんとも言えないウィーン・フィル独特の美しい響き身震いします。高音部の響きが鳴るたびについ、身震いしてしまうことを止められません。この席はオーケストラと同じ床面なので、耳からだけではなく、床からの振動も一緒に感じます。ウィーン・フィルの美しい響きをオーケストラと文字通り、共有できるとは、何という幸福感でしょう。シューマンのこの曲はあまり聴きこんでいませんが、小交響曲と言っていいほど、聴きごたえがあります。ティーレマンも軽いタクトさばきですが、的確にシューマンの音楽を把握した見事な指揮。さすがです。そうそう、この席からはオーケストラの奏者と同じ目線で指揮者の指揮ぶりを見ることができます。
序曲が終わったところで、聴衆からぱらぱらと拍手。これは困りますね。ティーレマンは若干、苦笑しながら、右手を上げて、拍手を制します。観光客なんでしょうか。こういう素晴らしいコンサートに来てほしくない聴衆です。しかし、ティーレマンは少しも意に介さない様子で、スケルツォにはいります。弦が中心で付点が続くリズミカルなフレーズを美しい響きで奏でます。曲想的には軽い部分です。そのまま、穏やかに曲を閉じます。
すぐに最後のフィナーレにはいります。トゥッティで素晴らしい響きが鳴り響き、すぐに弦で快活で悦びに満ちた主題にはいります。対位法的で勢いのある楽想をなんと見事に表現していることか、まさにこれぞシューマンの祝典的な音楽の正統な演奏です。ティーレマンの棒にウィーン・フィルがパーフェクトに応え、シューマンワールドにどっぷりと身を置きます。素晴らしい!! そのまま、ぐんぐん盛り上がり、音楽の楽しみを満喫しながらのシンプルなコーダ。最初から、シューマンのミニ交響曲の完璧な演奏を聴いた思いです。聴衆ももっと沸いていいのにとsaraiは一人で不満を持ちます。この後の演奏がますます、楽しみです。しかし、ここでコンサートが終わってもsaraiは満足して会場を後にしたでしょう。それほどの素晴らしい演奏でした。

ティーレマンが再度登場します。拍手も鳴り止まらないうちに、交響曲第1番《春》の第1楽章が始まります。金管のファンファーレが鳴り響きます。その後、スローダウンしてぐっとオーケストラを抑え込んで、次第にテンポアップして、解き離れたように悦びにみちた主題が奏でられます。高音弦の上昇音形のフレーズの響きの美しさにうっとりします。何という美しさでしょう。主題提示部が繰り返され、またもや、高音弦の上昇音形の美しさに幻惑されます。じっくりと展開部が奏でれられます。色々な楽器で引き継がれる上昇音形は悦びに満ちた音楽です。いったん、音楽が登りつめ、壮大なスケールで美しいメロディー。また、音楽は落ち着きを取り戻し、高音弦の上昇音形も登場し、少しスローダウンした後、フルートのゆったりした上昇音形に導かれ、トゥッティで快活なコーダにはいり、ヴァイオリンの細かい旋律が美しく奏でながら、フィナーレ。シューマンの悦びに満ちた音楽を何と素晴らしく聴かせてくれることでしょう。
第2楽章にはいり、ヴァイオリンの綿綿とした旋律が続きます。ティーレマンはコンサートマスターのキュッヒルに対して、音量を抑えに抑えるように指示をしつこいくらい続けます。ただ、ウィーン・フィルは響きを損ねない程度に抑えた演奏に留めます。このあたりの指揮者とオーケストラの葛藤は音楽を作り上げる上では重要ですね。少しずつ、抑えが解き放され、抒情感にあふれる演奏が続きます。聴衆もこのあたりは一息つけるところです。
第3楽章のスケルツォが始まります。悠々たるテンポのスケールの大きなフレーズが素晴らしい響きで鳴り渡ります。第2パートをはさみ、また、冒頭の部分が素晴らしい響きで繰り返されます。耳に心地よいですね。また、次のパートを挟み、冒頭の部分を短く繰り返し、最終パートで音楽は沈静化。
そして、輝かしい第4楽章です。トゥッティの素晴らしい響きで祝典的なフレーズを奏で、第1、第2ヴァイオリンでリズミカルで美しい旋律を奏でます。このあたりは対向配置が効いているようですが、聴いている場所がステージの端なので、ヴァイオリンは第1も第2も同じように響いてきます。このあたりは明日、もう一度、聴き直させてもらいましょう。音楽は美しく続きます。フルートソロが見事に響き、先ほどの弦のリズミカルで美しい旋律を奏で、続いて、第2ヴァイオリン、第1ヴァイオリンが呼応して、その旋律を引き継いでいきます。このあたりのシューマンの音楽的感受性にいたく心を打たれます。そして、いくつかの楽想を経て、冒頭の祝典的なフレーズがたっぷりと鳴り渡ります。弦の演奏が実に美しく輝かしいです。その祝典的な気分のまま、コーダにはいっていきます。ティーレマンの下からすくいあげるような《まくり》が圧倒的です。オーケストラもそれに呼応して高揚感のある響きを高らかに歌い上げます。高音弦の素晴らしい響きのフレーズが光り輝きながら、フィナーレ。何という演奏でしょう。究極のシューマンです。ティーレマン恐るべし。この後の交響曲第4番は一体、どういうことになるのでしょう。

ここで休憩。ふーっ・・・。こころがかき乱されて、言葉も出ない状態です。次第に落ち着きを取り戻したところで休憩時間が終了。

コンサートマスター席には、先ほどまではキュッヒルの隣の席に座っていたホーネックが移り、今度はキュッヒルがソロヴァイオリンとして、ティーレマンを従えて、登場です。
《ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジー》という珍しい曲が演奏されます。
まさに曲名通り、オーケストラがロマンチックで幻想的な旋律を美しく響かせます。続いて、キュッヒルのソロヴァイオリンが華麗なフレーズではいってきます。響きは美しいのですが、コンサートヴァイオリニストのような派手やかな響きとは別世界。オーケストラと溶け合うような響きです。途中から、ティーレマンはキュッヒルを覗きこむように顔を付きだし、タクトをキュッヒルに向かって振りはじめます。まるでインスパイアしているみたいです。指揮者がソロヴァイオリニストに対して、タクトを振るのは初めてみました。そのせいか、後半のヴァイオリン演奏は精彩のある素晴らしい演奏に感じ始めました。それにしても、この曲はシューマンぽくない奇妙な曲です。特にヴァイオリン独奏部は細かい動きのフレーズが続き、ファンタジーというよりもカプリッチョみたい。ただ、聴き終わり、この曲は来たるべきR・シュトラウスの世界を先取りしているようにも感じました。やはり、シューマンは実に多彩な才能を持った偉大な作曲家で西洋音楽の中核の流れにいたことを確信しました。
この曲の終了後、ティーレマンのキュッヒルへの敬意に満ちた態度は、父親への慈しみにも似た雰囲気でほほえましく感じました。キュッヒルもまんざらではない様子でにこにこ顔。ティーレマンとウィーン・フィルも蜜月状態なんでしょうか。音楽的には、これ以上のコンビは世界中見渡しても思い当たらないくらいです。まあ、別格として、ハイティンク+コンセルトヘボウがあるくらいでしょうか。

再び、キュッヒルがコンサートマスター席に戻り、最後の交響曲第4番です。saraiの関心事は伝説的なフルトヴェングラーの演奏にどれだけ肉薄できるだろうかということです。
またしても、ティーレマンは拍手も止まぬうちにタクトを打ち下ろします。序奏は意外なことにオーケストラを抑えに抑えます。しつこいくらいです。印象的な旋律が聴こえづらいほどです。しかし、そのために聴衆としては逆に緊張し、耳を凝らさざるを得なくなります。そして、主題部にはいり、手綱はゆるめられ、あのロマンチックな旋律が美しく流れ始めます。カタルシスにも似た感覚を覚えます。ウィーン・フィルの美しい高弦がうねるように響き続け、桃源郷のような音楽の世界。こういう音楽を聴きたくて、長い間、音楽を聴いてきたんです。気持ちの高揚感は表現ができないほどの素晴らしさ。素晴らしい音楽、それに身を委ねる自分、ただ、それだけです。完全に音楽と一体化できました。流麗で、それでいて、ダイナミックな音楽が体を突き抜けていきます。そして、ティーレマンの迫力に満ちた指揮棒が強く振られて、高揚感に満ちたコーダです。これ以上、望むものは何もありません。しかし、まだ、第1楽章が終わったばかりです。
第2楽章は一転して、チェロの独奏で瞑想的な美しいメロディーです。心の安らぎを感じます。続くヴァイオリンのゆったりとした波は憧れに満ちた感情を呼び覚まします。また、チェロの独奏で安らぎ、続くキュッヒルの独奏で美しいヴァイオリンの響きがさざ波のように流れ、最後はチェロの独奏で優しく、心をあたためてくれます。ここで一息ついた感じです。
第3楽章のスケルツォは弦楽合奏の分厚く、美しい響きに圧倒的されます。こんなに心を揺り動かされる音楽があるでしょうか。そして、抒情的なパートにはいります。繰り返しが多いのですが、少しも気になりません。心の落ち着きを得るのみです。そして、また、冒頭の素晴らしい弦楽合奏が再現されます。気持ちが高揚しかけたところで、抒情的なパートに戻り、平静な心に落ち着きます。音楽は沈静化し、アタッカでクレシェンドしながら、終楽章へ。
第4楽章はゆったりした楽想を経て、一気にテンポを上げ、付点のある悦びに満ちた主題が合奏され、高揚していきます。ウィーン・フィルの素晴らしい合奏力で楽友協会のホールに音が満ちて行きます。ティーレマンがどんどん推進力を増していき、中核部に迫っていきます。いったん、テンポをスローダウンし、スケール感を増したオーケストラの響きが次第にヒートアップ。美しい響きを充満させながら、終盤に向かっていきます。テンポを上げ、頂上に上りつめていきます。ティーレマンの凄まじい気迫にsaraiも上りつめていきます。語ることのできない究極のフィナーレでした。まさに重量戦車を思わせる剛直なティーレマンの指揮に、ただただ、ひれ伏すのみです。終楽章はティーレマンの緻密であり、小細工抜きの直球勝負の圧倒的な名演でした。もちろん、楽友協会に響き渡ったウィーン・フィルの弦楽の美しさ、特に艶のある高弦の輝きには目も眩むほどでした。

シューマンの究極を聴いた今、過去のフルトヴェングラーの伝説的名演と比べようとしていた自分を恥じています。音楽はその一瞬に輝き、消えていくもの。特に生演奏は一期一会の自分だけの体験。そこで感動した自分を過去の他の演奏とどう比べようがあるのか、あるわけありません。フルトヴェングラーの素晴らしさは揺るぐものではありませんが、ティーレマンのシューマン、特に第4番はあくまでもティーレマンのシューマンです。その素晴らしさは感じ取れるものだけの宝でしょう。その宝を大事に大事に胸の奥深くにしまっておきましょう。そっとね・・・・



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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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