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究極のポリフォニー音楽、ロ短調ミサ曲は平和を希求する!:バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル 2020.9.20

今年はバッハ・コレギウム・ジャパンの創立30周年の年で、バッハの3大宗教曲が演奏されます。8月の素晴らしかったマタイ受難曲に続いて、今日はロ短調ミサ曲。この二つは特別な音楽で、西欧音楽の頂点に立つ作品です。コロナ禍の会場は人数が半数以下に制限されましたが、バッハをこよなく愛する聴衆が詰めかけました。そして、それにふさわしい最高の演奏を聴くことができました。

ステージ上は演奏者間の距離を開けるため、ステージをフルに使った配置。最後列はオーケストラが弧状に1列に並び、その前に合唱隊が2列に並びます。合唱隊の前列はソプラノとアルト。後列はテノールとバスです。前回のマタイ受難曲と同様の配置ですが、音の響きの広がりが素晴らしく、納得の響きです。演奏者間の距離が広がり、合わせるのが難しい筈ですが、名人たちの集団はこの配置の演奏を完璧にマスターしたようです。コロナ禍の賜物ですが、今後もこの配置がよいのではと思ってしまいます。

今日の演奏は、何と言っても、合唱のフーガの演奏の素晴らしい響きが聴きもので、合唱、古楽オーケストラ、通奏低音のポリフォニーの極致を極める清冽で迫力のある音響に魅せられました。海外演奏家の来日が遠のいている現在、日本人だけの演奏で世界最高レベルのバッハが聴けるのは何と嬉しいことでしょう。

今日の演奏をかいつまんで概観してみましょう。

第1部. ミサ(キリエ (Kyrie)とグロリア (Gloria))

第1曲はKyrie eleison . 五部合唱です。まず、冒頭のキリエと歌われる合唱の素晴らしい響きに魅了されます。その後、器楽合奏を挟み、素晴らしい合唱のフーガが展開され、そのフーガの織りなす綾とそれを支える通奏低音の響き、古楽器のオーケストラの響きが混然一体にになり、ポリフォニーの究極を味わわせてくれます。こんな音楽はほかにありません。

第2曲はChriste eleison. 二重唱(ソプラノ1、2)です。ヴァイオリンの明澄な響きに乗って、ソプラノの美しい響きが聴けます。澤江衣里の美しい声はまずまずです。

第3曲はKyrie eleison. 四部合唱です。これは終始素晴らしい演奏。第1部では最高の演奏でした。合唱のフーガの素晴らしさに圧倒されました。感動でうるうる状態になります。

第4曲はGloria in excelsis. 五部合唱です。トランペットが響き渡り、晴れやかな合唱に心が浮き立ちます。終盤の高潮は圧倒的です。

第5曲はEt in terra pax. 五部合唱です。平和を希求する静謐とも思える音楽に深い感銘を覚えます。

第6曲はLaudamus te. 若松夏美の素晴らしいヴァイオリンオブリガートに聴き惚れます。そのヴァイオリンに先導されて、アリア(ソプラノ)が歌われます。澤江衣里の美しい声にうっとりとします。

第7曲はGratias agimus tibi. 四部合唱です。相変わらず、素晴らしい響きです。その響きの明澄さに心洗われる思いです。

第8曲はDomine Deus. 二重唱(ソプラノ、テノール)です。フラウト・トラヴェルソの明澄で素朴な響きが最高です。菅きよみ、前田りり子のコンビの演奏は見事です。

第9曲はQui tollis peccata mundi. 四部合唱です。しみじみとした感動の合唱です。

第10曲はQui sedes ad dexteram Patris. 三宮正満の名人芸のオーボエ・ダモーレに聴き惚れます。オーボエ・ダモーレに伴奏されて、アリア(アルト)が歌われます。布施奈緒子の歌唱はまずまずです。

第11曲はQuoniam tu solus sanctus. 日高剛の素晴らしいコルノ・ダ・カッチャのオブリガートが素晴らしいです。コルノ・ダ・カッチャはホルンの古楽器で、演奏が超難しそうです。アリア(バス)は加耒 徹の歌唱ですが、これもまあまあですね。

第12曲はCum Sancto Spiritu. 五部合唱です。第1部の最後を飾る壮麗な音楽です。終盤の圧倒的なアーメンに感動します。

ここで休憩です。後半は第2部以降です。後半は前半以上の素晴らしい音楽でした。細部の感想は省略します。力尽きました。


第2部. ニケーア信経 (Symbolum Nicenum)

第3部.サンクトゥス(Sanctus)

第4部.ホザンナ、ベネディクトゥス、アニュス・デイとドナ・ノビス・パーチェム(Hosanna, Benedictus, Agnus Dei)

後半の合唱は前半と同様の感想ですが、ますます、素晴らしい響きでした。ベネディクトゥスのテノールの西村 悟のアリアは素晴らしいですが、それ以上にフラウト・トラヴェルソの菅きよみの独奏は素晴らしいの一語。アニュス・デイの布施奈緒子のアリア歌唱も美しいものでした。圧巻だったのは最後の第27曲の合唱。Dona nobis pacem.(我らに平和を与えたまえ)。清澄さの限りを尽くした最高の歌唱はバッハの名作を締めくくるのにふさわしいものでした。最後はトランペットも加わって、全器楽と合唱が高らかに平和を願いながら、壮麗に音楽を閉じました。


BCJのロ短調ミサ曲がこんなに素晴らしいのだったら、マタイ受難曲と同様に毎年、演奏してもらいたいものです。


今日のプログラムは以下です。


  指揮:鈴木 優人
  ソプラノⅠ:澤江衣里
  ソプラノⅡ:松井亜希
  アルト:布施奈緒子
  テノール:西村 悟
  バス:加耒 徹
  フラウト・トラヴェルソ:菅きよみ、前田りり子
  オーボエ:三宮正満、荒井豪、森綾香
  コルノ・ダ・カッチャ:日高剛
  ヴァイオリン(コンサートマスター):若松夏美
  チェロ:山本徹
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:福沢宏
  合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン


J. S. バッハ

《ミサ曲 ロ短調》 BWV 232

第1部

 《休憩》

第2部~第4部


最後に予習について、まとめておきます。

3枚組のLPレコードを聴きました。

 カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団 1961年
  マリア・シュターダー、ヘルタ・テッパー
  エルンスト・ヘフリガー、キート・エンゲン、
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ

かなり古い演奏ですが、今でもその価値は永遠のものです。独唱者の顔ぶれが凄いです。このLPレコードとリヒター盤のマタイ受難曲のLPレコードを聴くためにレコードプレーヤーと真空管アンプを持っているようなものです。



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

       バッハ・コレギウム・ジャパン,  

鈴木雅明の愛と信念を貫いた一期一会のマタイ受難曲:バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル 2020.8.3

コロナ禍で聖金曜日から真夏に延期になったバッハ・コレギウム・ジャパンのバッハ《マタイ受難曲》。聴衆を半減して、昼夜2回公演にして、実現させた鈴木雅明、執念の演奏は、期待に違わず、最高の名演! 
ステージ上は演奏者間の距離を開けるため、ステージをフルに使った配置。最後列は2群のオーケストラが弧状に1列に並び、その前に2群の合唱隊が1列に並びます。中央には通奏低音が3列に並び、チェロだけが前列を占めるという苦心の配置です。その前に3人ずつの2群のソプラノが並んでいます。指揮者の横には、エヴァンゲリストの櫻田亮と独唱者用の椅子。鈴木雅明が考え抜いた配置なんでしょう。実際、演奏を聴いてみると、納得の響きです。問題点があるとすれば、演奏者間の距離が広がり、合わせるのが難しそうです。そこは指揮者の技量とBCJの名人たちが困難を克服します。オブリガートのソロ奏者がアリアを歌う歌手と近くに寄って演奏する場面もありましたが、これは演奏効果を狙ってのものでしょう。

その演奏ですが、一言で言えば、マタイ受難曲に人生をかけてきたとも思える鈴木雅明のこの曲にかける愛と信念がすべてです。コロナの逆境をバネにして、彼を中心に集まった日本古楽界の名人たちが実に集中力の高い演奏を繰り広げます。有名どころの名曲はもちろん、日頃は聴き流してしまいがちなパートも素晴らしい演奏で魅了してくれます。彼らはどうやら、新次元の演奏レベルに達したような感があります。誤解のないように言いますが、ある意味、完璧な演奏ではなかったんです。海外からの独唱者も参加できずに全員、日本人だけの演奏。聴き劣りのするような歌唱もあったんですが、それは彼らも承知の上。それを盛り立てようとする必死の演奏が聴けました。そういうことがあったにもかかわらず、実に内容のある高レベルの演奏が聴けたんです。
そうそう、櫻田亮の美声と気魄の歌唱は凄かった! 彼は昼の公演でも歌った筈ですが、そんなことを感じさせない素晴らしい歌唱が最後まで続きました。むしろ、後半になるほど、どんどん、彼の歌唱は激していき、高域の声がさえ渡ります。脱帽です。ペテロの否みで、“激しく泣いた”というフレーズの“ビターリッヒ”の美しく、余韻のある歌唱には、深く感銘を受けました。
凄かったと言えば、菅きよみのフラウト・トラヴェルソのオブリガート・・・第49曲のアリアの《アウス・リーベ(愛故に)》です。アリア冒頭の物悲しいフラウト・トラヴェルソの響きを聴いて、saraiの心が一気に崩壊します。ぽろぽろと涙が頬を伝わって落ちます。森麻季の独唱もよかったのですが、さざめく涙は菅きよみのフラウト・トラヴェルソの響き故です。今日一番、感動の頂点に達しました。アリアが終わって、鈴木雅明は一瞬、パウゼを入れます。指揮者の彼とて、感銘を覚えたと思われます。菅きよみはバロック奏者として素晴らしいレベルに達しましたね。
三宮正満のオーボエも素晴らしい響きでした。ソロのパートでの自在な演奏、朗々とした響きに聴き惚れました。若松夏美のオブリガート・・・《エルバルメ・ディッヒ、マイン・ゴット(憐れみたまえ、我が神よ)》のアリアでのヴァイオリンの響き、最高でした。
今日の演奏で一番驚いたのは、実は鈴木雅明の指揮です。これまで何度も聴いていますが、これまではオリジナル派の演奏スタイルで幾分、早めのきびきびした演奏であったような気がしますが、冒頭の導入部でゆったりしたテンポでの演奏に驚かされます。テンポだけでなく、ロマンティックな表現になっています。予習で聴いたリヒターほど古びた感じではありませんが、めざす音楽の根っこは同じに感じられます。saraiも古い人間ですから、こういう演奏には同調してしまいます。これまで以上に感銘の度合が大きかったように思えます。彼のマタイ受難曲にかける愛と信念の向かう先は古典の中にロマンを見出すということなんでしょうか。いずれにせよ、彼の大きな情熱のうねりにただただ、リスペクトの念を抱くのみです。演奏者もきっと同じように感じていたのでしょう。それが今日の素晴らしい最高の演奏につながっていました。
それに演奏の基軸をなす通奏低音はチェロの鈴木秀美、オルガンの鈴木優人という鈴木ファミリーがきっちりと押さえて、今日の難しい配置の演奏を支えていたことも触れておくべきでしょう。

ほかにもいろいろと書くべきこと、感じたことは多々あったような気がしますが、このあたりで終わりましょう。来年はちゃんと聖金曜日に聴けるでしょうか。アフターコロナでBCJのマタイ受難曲はさらなる高みに向かうことは間違いないでしょう。来年以降もBCJのマタイ受難曲とは長い付き合いが続きそうです。saraiの人生であと何回聴けるか、そういうことが気になってきました。それにしても今日の演奏は一期一会のような緊張感と集中力に満ちたものでした。


今日のプログラムは以下です。


  指揮:鈴木雅明
  エヴァンゲリスト:櫻田 亮
  イエス:加耒 徹
  ソプラノ:森 麻季、松井亜希
  アルト:青木洋也、久保法之、布施奈緒子
  テノール:中嶋克彦、谷口洋介
  バス:浦野智行、渡辺祐介
  オルガン:鈴木優人
  フラウト・トラヴェルソ/リコーダー:菅きよみ、前田りり子
  フラウト・トラヴェルソ:鶴田洋子、岩井春菜
  オーボエ:三宮正満、荒井豪、森綾香、小花恭佳
  ヴァイオリン(コンサートマスター):若松夏美、高田あずみ
  チェロ:鈴木秀美、山本徹
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:福沢宏
  合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン


J. S. バッハ

マタイ受難曲 BWV 244

第1部

 《休憩》

第2部


最後に予習について、まとめておきます。

4枚組のLPレコードを聴きました。

 カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団 1958年
  エルンスト・ヘフリガー(T,福音史家)
  キート・エンゲン(B,イエス)
  イルムガルト・ゼーフリート(S)
  ヘルタ・テッパー(A)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)

何も言うことのない凄い演奏です。CDでは残響の多い音質で、それはそれでよかったのですが、LPレコードはもっと自然な音質で音楽がすっと入ってくる感じです。中古レコードですが、ほとんどノイズもなく、saraiの宝物です。繰り返して聴く愛聴盤です。



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       バッハ・コレギウム・ジャパン,  

古楽の愉悦:バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル 2020.2.16

バッハ・コレギウム・ジャパンのバッハを聴いて、満足しないことはありません。今日のように初聴きの曲ばかりだったとしても、その素晴らしい響きは器楽はもちろん、声楽も最上級です。

前半はまず、鈴木優人のパイプオルガンでコラール風の曲が2曲。安定した響きで心が癒されます。ファンタジアはコラール風の主題がフーガで折り重なって、妙なる音楽を形成します。激することも熱くなることもありませんが、その真摯な演奏に深い安寧を覚えます。続くコラールは短い曲ですが、祈りに満ちた音楽をしみじみと聴き入るのみです。オルガンで演奏されるコラールは今日のコンサートの幕開けにふさわしい雰囲気を醸し出します。

次はペルゴレージのスターバト・マーテルをバッハが編曲したもので、ドイツ語の歌詞で歌われます。ソプラノとアルト(カウンターテナー)の二人の歌手と小規模な室内オーケストラ(ヴァイオリン4人とヴィオラ1人、チェンバロと通奏低音)での演奏です。実はsaraiは原曲とこのバッハの編曲版の違いがあまり分からないんですが、いずれにせよ、その密やかで静謐さに満ちた演奏は心を優しく包み込みます。歌手2人の出来が素晴らしく、ソプラノの松井亜希がこんなに素晴らしいとは初めて気が付いた思いです。力みのないピュアーな高音はとても心地よく響きます。音楽的な表現も見事です。カウンターテナー(CT)のベンノ・シャハトナーは初めて聴きますが、ともかく、その声の透き通った美しさに魅了されます。sarai好みのCTです。正直言って、一声聴いて、ほっとします。意外にsarai好みの透き通った声のCTはなかなかいないので、がっかりすることも多いですからね。2人の美しい声の独唱、重唱が続き、何とも言えない心地になります。BCJの古楽アンサンブルも2人の独唱者と同様に美しい響きの演奏です。古楽の楽しみ、極めれりという心境です。最後のアーメンでこの美しい古楽は静謐に終わります。鈴木雅明の音楽構成・解釈・表現の見事さが際立っていました。

後半は鈴木雅明がマイクを持って、舞台に現れて、簡明な講義があります。後半のモテットというのは“言葉”という意味であり、カンタータ以上に合唱に重点があるそうです。19世紀には、器楽なしで合唱のみでの演奏も流行したそうですが、バッハの時代には器楽と共に演奏されたので、BCJでは器楽付きで演奏するそうです。また、本来、モテットはお葬式に演奏するためのもので、晴れやかな音楽であったとしても、それは死者が天国に迎い入れられるためということ。しかしながら、今日演奏するモテットは難しい対位法の技法を用いているので、お葬式前に急に演奏の準備をするのは難しかろうという点も指摘されました。

後ろに合唱隊がずらりと並びます。最初はどういう並び方か、分かりませんでしたが、よくよく聴いて分かりました。左右に混成四部の2つの合唱隊が分かれて並び、それぞれはソプラノ3人、アルト(CT含む)3人、テノール2人、バス2人という構成です。計20名で、その中に独唱者4人も含まれています。室内オーケストラは先ほどの構成にオーボエ3人(オーボエ・ダ・モーレ(もしくはバロックオーボエ)1人とオーボエ・ダ・カッチャ二人)とファゴット1人を加えたもので、曲によっては通奏低音のみになります。
まず、器楽のみで、カンタータ《わが片足すでに墓穴に入りぬ》BWV 156より〈シンフォニア〉が演奏されます。有名な旋律がオーボエの三宮正満によって吹かれますが、いつもの名人ぶりに比べると、少し響きに精彩がありません。オーボエは繊細な楽器なので、いつも絶好調とはいかないのですね。ともあれ、美しい旋律に心が和みます。
続いて、モテットのBWV 226、BWV 229、BWV 225。それぞれ、3曲、2曲、3曲から構成される小規模な合唱曲です。たしかに複雑な対位法の合唱が左右の合唱隊が入れ替わり歌いながら進行します。素晴らしい声楽の響きにうっとりと聴き入ります。コラールが歌われると、心が洗い清められる思いです。バッハのコラールの合唱の美しさは素晴らしいです。BCJの合唱はそれを見事に表現します。お葬式でこういう美しいコラールが歌われる胸がジーンと熱くなるでしょう。

今日は珍しくアンコール曲があります。今回のコンサートは今シーズンの定期演奏会の最後なので、シーズン全体のアンコールだそうです。また、今日のCTはヨーロッパで活躍している人でBCJに初登場なので、アルトのアリア1曲だけのカンタータ BWV53をやるとのこと。もっともこの曲はバッハの真作ではないことが分かっているそうです。ともあれ、CTのベンノ・シャハトナーは美しい歌声を聴かせてくれました。


今日のプログラムは以下です。


  指揮・チェンバロ:鈴木雅明
  ソプラノ:松井 亜希
  アルト:ベンノ・シャハトナー
  テノール:櫻田 亮
  バス:ドミニク・ヴェルナー
  オルガン独奏:鈴木 優人
  オーボエ:三宮正満、荒井豪、森綾香
  ヴァイオリン:若松夏美、高田あずみ
  ヴィオラ:秋葉美佳
  チェロ:山本徹
  ヴィオローネ:西澤誠治
  ファゴット:堂阪清高
  合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン


J. S. バッハ

ファンタジア ハ短調 BWV 562
《われらの悩みの極みにありて》BWV 641

詩編51編《消してください、いと高き主よ、私の罪を》BWV 1083
      〜ペルゴレージ《スターバト・マーテル》による〜

 《休憩》

カンタータ《わが片足すでに墓穴に入りぬ》BWV 156より〈シンフォニア〉
モテット《み霊はわれらの弱きを助けたもう》BWV 226
モテット《来ませ、イエスよ、来ませ》 BWV 229
モテット《主に向かいて新しき歌をうたえ》BWV 225

 《アンコール》

カンタータ《いざ打てかし、願わしき時の鐘よ》BWV 53(偽作、ゲオルク・メルヒオル・ホフマン作?)


最後に予習について、まとめておきます。

最初のファンタジア ハ短調 BWV 562は当初のプログラムで予告されていなかったので予習なし。《われらの悩みの極みにありて》BWV 641は以下のCDで予習をしました。

 アンジェラ・ヒューイット(ピアノ版) 2001年頃までに録音
 ロベルト・ケプラー(ジルバーマン・オルガン) 1966年頃の録音 フライブルク大聖堂
 マリー=クレール・アラン 1990年9月、アルクマール(オランダ)、聖ラウレント教会

本来はオルガンで弾かれるべきでしょうが、アンジェラ・ヒューイットのピアノの抒情的な思い入れには痺れます。


詩編51 BWV 1083は以下のCDで予習をしました。

 エマ・カークビー(ソプラノ)、ダニエル・テイラー(カウンターテノール)、シアター・オブ・アーリー・ミュージック 2006年2月 Chapelle Notre-Dame-de-Bon Secours, モントリオール, カナダ

古楽の名手、エマ・カークビーのソプラノが際立っています。なお、カークビーはペルゴレージの原曲も2度も録音しています。

追加でペルゴレージの原曲《スターバト・マーテル》も以下のCDで聴きました。

 バーバラ・ボニー、ショル、ルセ指揮ル・タラン・リリーク 1999年録音

バーバラ・ボニーの美しいソプラノが聴きものです。アンドレアス・ショルのカウンターテノールももちろん、美しいです。


カンタータ《わが片足すでに墓穴に入りぬ》BWV 156の〈シンフォニア〉は以下のCDで予習をしました。

 バティアシヴィリ、バイエルン放送室内管弦楽団 2013年12月 グリューンヴァルト、アウグスト・エファーディング・ホール

ヴァイオリンが旋律を奏でる編曲版です。バティアシヴィリの美しいヴァイオリンの音を堪能できます。


モテットのBWV 226、BWV 229、BWV 225は以下のCDで予習をしました。

 野々下由香里、松井亜希(ソプラノ)
 ダミアン・ギヨン(アルト)
 水越啓(テノール)
 ドミニク・ヴェルナー(バス)
 鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン 2009年6月 神戸松蔭チャペル

何の不足もない演奏です。



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       バッハ・コレギウム・ジャパン,  

奇跡のコンサート!ブランデルブルク協奏曲全曲 バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル 2019.11.24

今日、2回目のコンサートはバッハ・コレギウム・ジャパンのブランデンブルク協奏曲全曲。これが凄かった! まあ、いつものように名人揃いの演奏で素晴らしいだろうとは思っていましたが、それを遥かに凌駕するあり得ないような演奏が続きました。
古楽で演奏するブランデンブルク協奏曲はモダンオーケストラの演奏とは違って、少人数での室内楽みたいなものです。全曲通してずっと舞台にいたのは指揮・チェンバロの鈴木優人と通奏低音のコントラバス奏者くらいで、曲ごとに楽器もメンバーも入れ替わります。よくこんなに楽器とメンバーを揃えたものです。その彼らが名人揃いで口あんぐりの演奏をしてくれるのですから、たまりません。
どれも素晴らしかったのですが、とりわけ、第2番が素晴らしかったんです。若松夏美のヴァイオリン、アンドレアス・ベーレンのリコーダー、ギ・フェルベの渦巻き型トランペット(まるで小型ホルンみたい!)、三宮正満のオーボエ・ダ・モーレ(かな?)の超絶的アンサンブルは聴いている最中から、あまりの凄さに笑っちゃうくらいです。名人たちが集まると、音楽がこんなに楽しくなるのね。作曲したバッハ本人もこの場にいれば、笑っちゃうでしょう。それともバッハの時代にもこんな名人たちがいたんでしょうか。
今回、バッハ・コレギウム・ジャパンの若返りをはかるためか、一部、若手の登用もありました。名人たちに交じって、明日のバッハ・コレギウム・ジャパンを担うべく、頑張れ!若手。
全体を見事に統括したのは若きBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の司令塔、鈴木優人。もう立派に父親、鈴木雅明の任を引き継いでいます。第5番のチェンバロ独奏も見事でした。音楽の世界では楽才のDNAを引き継いだ例は少なくないですが、このように目の当たりにすると本当に驚いてしまいます。来シーズンはBCJ創設30周年だそうです。鈴木雅明のBCJ創設の功績は偉大ですが、それ以上に彼を超えるとも思える逸材、鈴木優人を育て上げたことが素晴らしいですね。

ちなみに鈴木優人は前後半、マイクを握って、軽く演奏の解説をしてくれました。実に適切で簡明なスピーチ。こういうところにも才能が滲みます。今日の演奏順は前半の3曲が調号にフラットがあるもので、順にフラット一つ、二つ、一つの曲。後半の3曲が調号にシャープがあるもので、順にシャープ一つ、二つ、一つの曲。そういう構成に関する説明もありました。

ともあれ、ブランデンブルク協奏曲全曲を実演で聴きとおしたのは初体験。それがこんなに素晴らしい演奏に出会えたとは、何と幸運だったのでしょう。それも日本にいながらにして、こんな最上級のものを聴けるのは幸せ以外の何ものでもありません。

今日は1回目のコンサートも素晴らしかったし、音楽ファンとして、素晴らしい一日でした。1回目のコンサート、ノット&東響のモーツアルト・マチネの記事はここに書きました。


今日のプログラムは以下です。

  指揮・チェンバロ:鈴木 優人
  トランペット:ギ・フェルベ
  フラウト・トラヴェルソ:鶴田洋子
  リコーダー:アンドレアス・ベーレン
  ホルン:福川伸陽
  オーボエ:三宮正満
  ヴァイオリン:若松夏美、高田あずみ、山口幸恵
  管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

  J. S. バッハ 《ブランデンブルク協奏曲》全曲 BWV 1046〜1051

   第1番 ヘ長調 BWV 1046
   第6番 変ロ長調 BWV1051
   第2番 ヘ長調 BWV1047

   《休憩》

   第4番 ト長調 BWV1049
   第5番 ニ長調 BWV1050
   第3番 ト長調 BWV1048

最後に予習について、まとめておきます。

新旧の代表的な名盤を聴きました。

 ジギズヴァルト・クイケン指揮ラ・プティット・バンド 2009年録音
 カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団 1963年録音 LPレコード

いずれも素晴らしい演奏です。何故か、両者とも第4番が特に優れた演奏です。リヒター盤は素晴らしく状態のよいLPレコードで聴きました。驚くほどの音質のよさに驚愕しました。



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       バッハ・コレギウム・ジャパン,  

素晴らしきマニフィカト バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル 2019.6.2

いつ聴いても名人たちのパーフェクトな演奏のバッハ・コレギウム・ジャパン(以下、BCJと略します)。今日の演奏もどこをとっても最高でした。こういうオリジナル奏法による古楽の最高の演奏がここ日本で聴けるのは何と幸せなことでしょう。冒頭のBCJの若き継承者の鈴木優人氏のスピーチでBCJの本分はバッハのカンタータ演奏であることが告げられました。そうだったんですね。今日でBCJの教会カンタータを聴くのは2回目ですが、今後、せっせと聴かせてもらいましょう。

そうそう、今日はBCJの主宰者の鈴木雅明氏はオルガン演奏にまわり、指揮は息子さんの優人氏。BCJも新時代を迎えつつあり、ますますの発展です。それでも鈴木雅明はオルガンを弾きながら、弾き振りの雰囲気。まだまだ、健在ぶりを見せていました。

プログラム前半の鈴木雅明によるオルガン独奏はブクステフーデの《第一旋法によるマニフィカト》では、その多彩な響きに魅了され、バッハのプレリュードとフーガ BWV 545では、中間に挟まれたBWV 529のトリオの清澄な演奏のあまりの抒情性に金縛りになります。オルガニスト、鈴木雅明の素晴らしさを実感できました。

プログラム前半のシメはカンタータ第147番《心と口と行いと生活が》。有名な「主よ、人の望みの喜びよ」のコラールで有名な作品です。「マリアのエリザベト訪問の祝日」の礼拝のために書かれた作品です。バッハの時代には「マリアのエリザベト訪問の祝日」は7月2日でしたが、現在は5月31日です。つまり、一昨日です。因みにエリザベトを訪問したマリアはマニフィカトを歌って主を賛美します。今日のコンサートの初めと終わりに演奏されるのはマニフィカト。つまり、マリアが歌った讃美歌マニフィカトがもとになった曲ですね。今日のコンサートのテーマは《マリアの頌歌》です。
今日の演奏は第1曲の合唱「心と口と行いと生活で」がジャン=フランソワ・マドゥフのナチュラルトランペットの晴れやかな響きを加えたBCJの見事な演奏で素晴らしいスタート。第5曲のソプラノのアリア「イエスよ、道をつくり給え」では、若松夏美の美し過ぎるヴァイオリンのオブリガートに聴き入ってしまいます。彼女はまさに名人・達人の境地です。そして、第6曲と第10曲はコラール「主よ、人の望みの喜びよ」です(歌詞は異なります。題名の「主よ、人の望みの喜びよ」は英語の歌詞に基づくものです。)。有名過ぎる旋律にうっとりと聴き入りました。全体として、期待以上の演奏でした。

後半のプログラムはカンタータ第37番《信じて洗礼を受ける者》で始まります。このカンタータは復活祭後40日目、六週目の木曜日の『昇天節』のために書かれたものです。つまり、先週の木曜日が今年の『昇天節』でした。3日前ですね。
第2曲のテノールアリアは、ソロヴァイオリンのパート譜が失われているため、演奏する際は復元されたパート譜を用いますが、BCJはまだ10代だった鈴木優人が書いたものを使っているそうです。このヴァイオリンソロも若松夏美の名人技が光ります。終曲のコラールはまさにBCJの素晴らしさを再認識させてくれるようなものです。まるでマタイ受難曲のコラールを聴くような気持ちになりました。

最後は期待していたバッハのマニフィカト BWV 243。これは圧巻の演奏でした。合唱5部(ソプラノが2つに分かれる)、トランペット3、ティンパニ1、フラウト・トラヴェルソ2、オーボエ/オーボエダモーレ/オーボエ ダ カッチャ2、弦楽、通奏低音、独唱5というBCJの総力を挙げた演奏でしたが、若きマエストロ鈴木 優人のポイントを押さえた指揮、オルガンのポジションで睨みを利かせた鈴木雅明、貫禄のコンサートマスター若松夏美が素晴らしい演奏に導きました。
冒頭合唱《マニフィカト》はトランペットが高らかに鳴り響き、華やかな開幕です。
第2曲のソプラノアリア《わたしの霊は喜び讃えました》は美しい弦のアンサンブルとソプラノのクリステン・ウィットマーの抑えた歌唱で落ち着いた演奏。
第3曲のソプラノアリア《彼はその下女の卑しさにも》は三宮正満のオーボエ・ダモーレの素晴らしいオブリガートが鳴り響き、ソプラノの松井 亜希の心の込められた歌唱がしみじみと心に沁みます。松井 亜希の最高の名唱にしびれました。
次の第4曲は5声の合唱《全ての世代の人々は》が圧倒的な響きです。
第5曲のバスのアリオーソ《力ある方が私に大きなことをなさいました》は通奏低音は素晴らしい響きで支えた演奏。
第6曲のアルト(カウンターテナー)とテノールの二重唱《その憐れみは子孫から子孫たちへ》は、弦とフラウト・トラヴェルソの美しい響きに支えられて、しみじみとした歌唱が続きます。
第7曲の合唱《主はその腕で力を振るい》は圧倒的な響きです。
第8曲のテノールアリア《傲慢な者たちを打ち散らしました》は下降音型と上昇音型が印象的に響くテノールの櫻田 亮の強い歌唱が見事です。
第9曲のアルト(カウンターテナー)のアリア《飢えた者たちを良い物で満たし》はカウンターテナーのテリー・ウェイの美声が響き、菅きよみのフラウト・トラヴェルソがいつもの美しい音色を聴かせてくれます。
第10曲のアルト(カウンターテナー)とソプラノ二人の3重唱《イスラエルを受け入れて》はオーボエのユニゾンの持続音が加わって、まるで女声の4重唱を聴いているような雰囲気の極上の美しさ。
第11曲の合唱《我々の父祖たちに語ったように》は通奏低音に支えられた5部合唱が見事なフーガを聴かせてくれます。
さあ、終曲の合唱《グローリア》です。力強さよりも響きの美しさが印象的です。最後は全部のパートが加わり、圧巻のフィナーレ。マリアの祝祭にふさわしく華やかに締めくくりました。

実はバッハのマニフィカトを聴くのは初めてですが、素晴らしい演奏に出会えて、幸せです。大きな感銘を受けました。


今日のプログラムは以下です。

  指揮:鈴木 優人
  ソプラノ: 松井 亜希、クリステン・ウィットマー
  アルト: テリー・ウェイ
  テノール: 櫻田 亮
  バス: 加耒 徹
  オルガン独奏:鈴木 雅明*
  トランペット:ジャン=フランソワ・マドゥフ

  合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
   コンサート・マスター:若松夏美
   フラウト・トラヴェルソ:菅きよみ
   オーボエ/オーボエダモーレ/オーボエ ダ カッチャ:三宮正満
   チェロ:山本徹
   オルガン:鈴木 雅明

  ブクステフーデ:第一旋法によるマニフィカト BuxWV 203*
  J. S. バッハ:プレリュード、トリオとフーガ ハ長調 BWV 545(およびBWV 529/2)*
  J. S. バッハ:カンタータ第147番《心と口と行いと生活が》BWV 147

   《休憩》

  J. S. バッハ:カンタータ第37番《信じて洗礼を受ける者》 BWV 37
  J. S. バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV 243

最後に予習ですが、ブクステフーデの《第一旋法によるマニフィカト》は鈴木雅明のオルガン、バッハのプレリュードとフーガ BWV 545(およびBWV 529/2)はトン・コープマンのオルガンで聴きました。いずれも満足すべき素晴らしい演奏。
バッハのカンタータ2曲(BWV 147、BWV 37)は鈴木雅明指揮のBCJの演奏を聴きました。これも素晴らしい演奏です。
バッハのマニフィカトはカール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団を聴きました。これは決定盤でしょう。とりわけ、アルトのヘルタ・テッパーの美声にほれぼれとしました。マタイ受難曲と並ぶ名演です。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 
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