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カルチャースクールのピアノでも、素晴らしかったイリーナ・メジューエワのショパン@朝日カルチャーセンター新宿 2022.3.14

フツーはカルチャースクールには行かないsaraiですが、1年以上もイリーナ・メジューエワの東京でのコンサートが聴けないのは寂しい・・・。これもコロナ禍のせいです。で、意を決して、カルチャースクールでのメジューエワのピアノを聴きに行きました。

1時間の講座です。前半は音楽評論家の下田 幸二さんによる今日のメジューエワの演奏する曲の実に詳細な解説。下田さんのピアノ演奏を交えた興味深いお話が聞けました。その後、いよいよ、メジューエワのピアノ演奏。45分だけのミニコンサートです。50人ほどの聴衆の聴く小さな部屋でYAMAHAの小ぶりなグランドピアノでの演奏です。いつもはフルコンサートピアノの演奏しか聴いていませんので、どんな音がするのかと思います。極論するとsaraiのオーディオルーム(防音室)にあるYAMAHAのグランドピアノと大差ない感じのピアノです。流石にメジューエワが弾くと凄い音が響きます。特に低音の迫力は凄いです。高音の煌めきだけは今一つでしょうか。もっともメジューエワのショパンを鑑賞するのには十分な音がします。最初のショパンのノクターン第1番の前半だけは少し違和感を感じますが、主題が回帰するあたりからは素晴らしい音に思えます。これもメジューエワの調整力なんでしょう。ノクターン第2番はショパンの全作品の中でも最も有名な作品ですが、そういうことではなくて、メジューエワの演奏はうっとりするような素晴らしい演奏です。彼女の鍵盤を叩く手を見ていると、そのしっかりしたタッチが彼女の音楽の原点であることが分かります。フォルテでしっかり叩くのは当然ですが、弱音でも鍵盤を深く叩いていることが分かります。微妙な繊細さは失われているような気もしますが、明快な音楽になっています。しかも力強さは凄いとしか言えません。ロシア人としては小柄で華奢な体格ですが、実にパワフルな音を生み出しています。その美点が最高に発揮されたのがスケルツォ第2番です。ヴィルトゥオーゾとしての圧巻の演奏に感動しました。冒頭の豪快で華麗な演奏も見事ですが、中間部の詩情に満ちた演奏は中間部終盤で熱く燃え上がります。感涙ものの最高の演奏です。こんなピアノで凄い音です。saraiの家のピアノで弾いてくれないかな・・・。終盤はまた凄まじい演奏で魅了してくれました。バラード第3番も後半の激しい演奏に魅せられました。最後はまた、ノクターン。第15番のゆったりと歩むような演奏の魅力的なこと。
考えてみると、今日のコンサートの構成は、最初はノクターンで夜の音楽に始まり、スケルツォ、バラードの明るい昼の音楽になり、最後はまた、ノクターンの夜の音楽で終わるという、よく考えられた構成になっていました。短いコンサートでしたが、ぎゅっと凝縮した演奏ですっかり満足です。

次はコンサートホールでスタインウェイのフルコンサートピアノでの演奏を聴かせてもらいましょう。そう言えば、最後のインタビューで彼女は今後、ショパンを再び、まとめて演奏していきたいとのことでした。そして、朗報ですが、バッハに力を入れていきたいとの意向を述べていました。バッハの連続演奏会もあるかもしれません。期待しましょう。

今日はこのメジューエワの演奏の後、夜は鶴見でクァルテット・エクセルシオの充実したショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を聴きましたが、それについては明日の記事でご紹介します。


今日のプログラムは以下です。

  ピアノ:イリーナ・メジューエワ
  講師:音楽評論家・ピアニスト 下田 幸二

  <ピアノの名曲聴きどころ弾きどころ>

  ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
  ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2
  ノクターン第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
  スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
  バラード第3番 変イ長調 Op.47
  ノクターン第15番 ヘ短調 Op.55-1
  ノクターン第16番 変ホ長調 Op.55-2


   《アンコール》
  マズルカ第45番 イ短調 Op.67-4



最後に予習について、まとめておきます。

ノクターン5曲は以下のCDを聴きました。

 イリーナ・メジューエワ 2009年7月、9月、10月 新川文化ホール(富山県魚津市) セッション録音

繊細というよりもしっかりとした演奏ですが、どこか温かみを感じる演奏です。メジューエワはこの後、2016年にライヴで再録音していますが、未聴です。


スケルツォ第2番は以下のCDを聴きました。

 イリーナ・メジューエワ 2018年9月29日~10月1日 新川文化ホール(富山県魚津市) セッション録音

新レーベルBIJIN CLASSICALのリリース第一弾として、録音された「ショパン:4つのスケルツォ」。スケルツォ集はメジューエワにとって16年ぶりの再録音です。これはメジューエワの美質にぴったりの曲で、実に力強く、華麗な演奏です。


バラード第3番は以下のCDを聴きました。

 アンナ・ヴィニツカヤ 2020年5月、6月 ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ セッション録音

スケールの大きなピアノ演奏が魅力のヴィニツカヤは実はショパンも得意にしています。そのヴィニツカヤの初のショパン・アルバム(バラード集、即興曲集)からの1曲です。実に魅力的な演奏です。



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       メジューエワ,  

極上のベートーヴェン 後期の3つのソナタ イリーナ・メジューエワ・ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会@東京文化会館 小ホール 2020.12.5

イリーナ・メジューエワのベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会は今日の第7回目と第8回目で完了。と言ってもコロナ禍で第1回~第4回は中止になったため、全部で14曲聴いただけ。来年は中止になった分のピアノソナタを聴かせてくださいね。⇒ 関係者殿

まあ、それでも今日は後期の3つのソナタの素晴らしい演奏を聴いて、まるで全曲のソナタを締めくくったような錯覚に陥りました。メジューエワの第27番から第32番までの後期ソナタは素晴らしい演奏でした。

まず、マチネの第7回の公演では、前半の第13番と第14番はエンジンがかかりきれていませんでしたが、後半のプログラム、第18番で持ち直し、最後の第27番は最高の演奏でした。前回も書いた通り、メジューエワは日本を拠点に活躍しているとは言え、ロシア人ピアニストの強靭なピアニズムを聴かせてくれます。その男性的とも言えるピアノはベートーヴェンのピアノソナタで本領を発揮してくれます。ベートーヴェンの音楽を小細工なしに直線的な演奏で堪能させてくれます。そういうストレートな表現はベートーヴェンの後期の精神の高みに上り詰めた作品をまざまざと感じさせてくれます。第27番は中期に分類されますが、その本質は後期のソナタと同様に高い精神性を持つ作品であることを実感させてくれました。
やはり、メジューエワの演奏は後期のソナタにこそ、その特性が活かされると思っていたら、アンコールで第1番のソナタを弾いてくれて、その演奏がまた、素晴らしいものです。うーん、単に今日の前半はエンジンがかかっていなかっただけなのかしらね・・・。

夜の第8回公演まで、間があるので、早めの夕食をいただきましょう。前回は老舗の伊豆栄で鰻をいただきましたが、今日は老舗の井泉でとんかつをいただきます。上野界隈は老舗の料理店が多いので、舌も楽しめます。上野動物園前にあるスターバックスでコーヒーをいただいていると、夜の公演の時間が迫ってきます。

第8回公演はベートーヴェンの最後の3つのソナタ。後期の弦楽四重奏曲と並んで、ベートーヴェンの音楽の集大成と言えるものです。本当は今日はサントリーホールで東響の定期演奏会がありますが、そのチケットを他の方に譲って、この公演を選びました。メジューエワの後期のソナタを聴き逃がしたくないですからね。
その期待は報われました。まず、第30番のソナタの美しく、高邁な精神性の感じられる演奏に魅了されます。これ以上の音楽はあり得ないと思っていると、次の第31番のソナタは第1楽章の美しく澄み切った精神が感じられる素晴らしい音楽でうるうるの心情になります。さらにたたみかけるように第3楽章。《嘆きの歌》の最高の抒情と激しいフーガ。ベートーヴェンの音楽の最高峰とも思えます。メジューエワはこの傑作を見事に演奏。最高です。これ以上の音楽はないでしょう。
しかし、休憩後、最後の第32番のソナタ。第1楽章の冒頭から、激しい音楽が燃え上がります。魂の燃焼です。その燃え尽きた先に第2楽章の美しい変奏曲が続きます。魂を慰撫するような最高のベートーヴェンです。そして、フィナーレでカタルシスが持たされます。これこそが真にベートーヴェンの音楽の最高峰ですね。メジューエワは本当に素晴らしい演奏をしてくれました。満足です。


今日のプログラムは以下です。

  ピアノ:イリーナ・メジューエワ

  <ベートーヴェン 生誕250周年記念 イリーナ・メジューエワ ピアノソナタ全曲演奏会 第7回>

  ピアノソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1 『幻想曲風ソナタ』
  ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 『幻想曲風ソナタ』(『月光ソナタ』)

   《休憩》

  ピアノソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
  ピアノソナタ第27番 ホ短調 Op.90


   《アンコール》
  ピアノソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1 から 第2楽章 ヘ長調 アダージョ


  <ベートーヴェン 生誕250周年記念 イリーナ・メジューエワ ピアノソナタ全曲演奏会 第8回>

  ピアノソナタ第30番 ホ長調 Op.109
  ピアノソナタ第31番 変イ長調 Op.110

   《休憩》

  ピアノソナタ第32番 ハ短調 Op.111


   《アンコール》
  6つのバガテル Op.126 から 第3番 変ホ長調 アンダンテ
  6つのバガテル Op.126 から 第5番 ト長調 クアジ・アレグレット


最後に予習について、まとめておきます。
ピアノソナタ第13番、第14番、第18番、第27番は以下のCDを聴きました。

 エミール・ギレリス ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ集 1972-1985年 セッション録音

ギレリスの男性的でありながら、磨き抜かれた響きの演奏は完璧です。


ピアノソナタ第30番、第31番、第32番は以下のCDを聴きました。

 アンドラーシュ・シフ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 2004~2006年 チューリッヒ、トーンハレ ライヴ録音

シフのベーゼンドルファーの美しい響きによる、とても深くて音楽的な演奏に聴き惚れるだけです。



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ベートーヴェン再発見の旅 圧巻の「ハンマークラヴィーア」 イリーナ・メジューエワ・ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会@東京文化会館 小ホール 2020.9.6

コロナ禍で1回目から4回目までが中止になっていたイリーナ・メジューエワのベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会がようやく、第5回目と第6回目で開始になりました。
期待を上回る素晴らしい演奏で、saraiにつたない言葉で表現できない高次元のベートーヴェンを聴かせてくれました。日本に永く在住し、日本人ピアニストの一人とも思えるメジューエワですが、その演奏スタイルはまさにロシアが伝統としてきた強靭でスケールの大きい表現のベートーヴェンです。繊細で精神性を重んじるスタイルの対極にあるようなピアニズムですが、実に説得力のある演奏です。ある意味、エミール・ギレリスの演奏を生で聴いているような感覚です。もっともsaraiはギレリスを生で聴いたことはありません。

今日聴いた7曲のソナタはすべて、素晴らしい演奏でした。個々の演奏に触れませんが、彼女の強靭なスタイルの演奏が光ったのは、第28番と第29番「ハンマークラヴィーア」でした。とりわけ、対位法技法で書かれた極度に演奏困難なパートは凄まじいばかりに突き抜けた演奏で圧巻でした。そして、第29番「ハンマークラヴィーア」の長大な第3楽章の深い音楽表現、第4楽章の圧倒的な演奏は、正直、saraiの音楽的素養の枠をはみ出る高次元のものでした。予習が不十分だったことを露呈してしまいました。反省しています。これほどの演奏ならば、それなりに向き合っていかねばならないでしょう。
中途半端な感想しか書けませんでした。本当に凄い演奏を聴くと、音楽を言葉で表現することがむなしくなります。今日の演奏はそういうレベルの演奏でした。

後期ソナタ(第30番、第31番、第32番)はしっかり予習して聴かせてもらいます。楽しみでもあります。


今日のプログラムは以下です。

  ピアノ:イリーナ・メジューエワ

  <ベートーヴェン 生誕250周年記念 イリーナ・メジューエワ ピアノソナタ全曲演奏会 第5回>

  ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
  ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」

   《休憩》

  ピアノソナタ第12番 変イ長調 Op.26
  ピアノソナタ第28番 イ長調 Op.101


  <ベートーヴェン 生誕250周年記念 イリーナ・メジューエワ ピアノソナタ全曲演奏会 第6回>

  ピアノソナタ第10番 ト長調 Op.14-2
  ピアノソナタ第15番ニ長調 Op.28「田園」

   《休憩》

  ピアノソナタ第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」


   《アンコール》
  6つのバガテル Op.126 から 第1番 ト長調 アンダンテ・コン・モート


最後に予習について、まとめておきます。以下のCDを聴きました。

 エミール・ギレリス ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ集 1972-1985年 セッション録音
 アンドラーシュ・シフ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 2004~2006年 チューリッヒ、トーンハレ ライヴ録音

ギレリスの男性的な演奏、シフの美しく音楽的な表現、いずれも絶品です。



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       メジューエワ,  

究極のドビュッシー《花火》 イリーナ・メジューエワ・ピアノ・リサイタル@東京文化会館 小ホール 2018.12.1

一昨日の河村尚子の「ワルトシュタイン」も凄い演奏でしたが、今日のイリーナ・メジューエワのドビュッシーも凄い演奏でした。とりわけ、最後の前奏曲集 第2巻の終曲、《花火》の驚異的な演奏にはびっくりしてしまいました。こんな凄いドビュッシーを聴いたのは初めてです。

実はイリーナ・メジューエワのピアノは初聴きです。前から聴きたいとは思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。初聴きがオール・ドビュッシー・プログラムというのもよくないなとは思っていましたが、予想に反して、とっても素晴らしい演奏でした。彼女はロシア人ですが、20年前から日本で暮らして、音楽活動も日本中心ですから、日本人ピアニストと言っても構いませんね。ですから、今後も聴く機会は多いと思います。また、楽しみが増えました。

今日のプログラムは3部に分かれていましたが、第1部と第2部以降はまるで別人。第1部の前奏曲集 第1巻を聴いた段階では、ユニークなドビュッシーを弾くので、退屈しないな・・・でも、彼女のドビュッシーはまるでムソルグスキーの《展覧会の絵》みたいで、繊細さやエスプリよりも、大地に根差した構築力のある演奏だと感じます。なかなかいい演奏ではあるものの、きっとこれから彼女のコンサートに積極的に足を運ぶことはないだろうなと思っていました。ところが第2部が始まり、映像 第1集はさらに演奏レベルが上がり、とても素晴らしいです。でも、演奏スタイルは先ほどからのものを踏襲しています。しかし、次の映像 第2集になると、音の響きが急に純度を増します。それまで力強く、低音を奏でていた左手がすっと力が抜けて、右手の美しい響きが前面に出てきます。いやはや、素晴らしい響きに変身します。そして、第2部の最後の《喜びの島》は美しさを極めるような圧巻の演奏です。正直、びっくりしました。休憩中のピアノの調整のせいか、メジューエワの弾き方が変わったのか。メジェーエワの集中力が高まったような気がします。そして、いよいよ、第3部の前奏曲集 第2巻です。さらに純度を増したピアノの響きに魅了されるのみです。《月の光がふりそそぐテラス》あたりから、さらにぐーんと純度が増したピアノの響きは奇跡的な音色になります。最後の《花火》はもう超人的な演奏です。ラストスパートで、あらん限りの力を込めて、美しい響きで奏で上げた音楽の高揚感のいかに凄かったかはもはや言葉では表し尽くせません。驚異的な演奏でした。また、凄いピアニストと出会えました。

アンコールでもその絶好調さは持続して、最後の《月の光》の魅惑的な美しさはこれまで聴いたことのないものです。彼女のドビュッシー以外の音楽も聴いてみたくなりました。不意に頭に浮かんだのはストラヴィンスキーのペトルーシュカです。レパートリーにあるのでしょうか。

今日のプログラムは以下です。

  ピアノ:イリーナ・メジューエワ
   使用楽器:1922年製 NY STEINWAY‘Art-Vintage'(日本ピアノサービス 所有)

  <オール・ドビュッシー・プログラム> 没後100周年記念

  第1部: 前奏曲集 第1巻 Préludes, Premièr Livre
       第1曲 デルフィの舞姫たち Danseuses de Delphes
       第2曲 帆 Voiles
       第3曲 野を渡る風 Le vent dans la plaine
       第4曲 音と香りは夕暮れの大気に漂う Les sons et les parfums tournent dans l'air du soir
       第5曲 アナカプリの丘 Les collines d'Anacapri
       第6曲 雪の上の足跡 Des pas sur la neige
       第7曲 西風の見たもの Ce qu'a vu le vent d'ouest
       第8曲 亜麻色の髪の乙女 La fille aux cheveux de lin
       第9曲 とだえたセレナード La sérénade interrompue
       第10曲 沈める寺 La cathédrale engloutie
       第11曲 パックの踊り La danse de Puck
       第12曲 ミンストレル Minstrels

   《休憩》

  第2部: 映像 第1集 Images I
       水に反映 Reflets dans l'eau
       ラモーを賛えて Hommage à Rameau
       運動 Mouvement

      映像 第2集 Images II
       葉ずえを渡る鐘の音 Cloches à travers les feuilles
       そして月は廃寺に落ちる Et la lune descend sur le temple qui fut
       金色の魚 Poissons d'or

      喜びの島 L'Isle joyeuse イ長調

   《休憩》

  第3部: 前奏曲集 第2巻 Préludes, Deuxième Livre
       第1曲 霧 Brouillards
       第2曲 枯葉 Feuilles mortes
       第3曲 ヴィーノの門 La Puerta del Vino
       第4曲 妖精は良い踊り子 Les Fées sont d'exquises danseuses
       第5曲 ヒースの茂る荒れ地 Bruyères
       第6曲 風変わりなラヴィーヌ将軍 Général Lavine - excentrique
       第7曲 月の光がふりそそぐテラス La terrasse des audiences du clair de lune
       第8曲 オンディーヌ(水の精) Ondine
       第9曲 ピックウィック卿を讃えて Hommage à S. Pickwick Esq. P.P.M.P.C.
       第10曲 カノープ Canope
       第11曲 交代する3度 Les tierces alternées
       第12曲 花火 Feux d'artifice

   《アンコール》

    ピアノのための12の練習曲 Douze Études pour piano から 第11番 《組み合わされたアルペッジョのための練習曲 Pour les arpèges composés》変イ長調
    ベルガマスク組曲 Suite bergamasque から 第3曲 月の光 Clair de Lune 変ニ長調

最後に予習について、まとめておきます。以下のCDを聴きました。

 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
  前奏曲集 第1巻 1978録音 ハイレゾ
  前奏曲集 第2巻 1988録音
  映像 第1集 1971録音
  映像 第2集 1971録音
 アンジェラ・ヒューイット
  喜びの島 2011年12月録音 ベルリン、イエス・キリスト教会 (ピアノ/ファツィオリ)

ドビュッシーというとどうしてもミケランジェリのCDに手が伸びてしまいます。《喜びの島》は録音が残っていないので、アンジェラ・ヒューイットがファツィオリのピアノを弾いた演奏を聴きました。いつ聴いてもミケランジェリの演奏は切れ味鋭く、エスプリの香気の高い絶妙な演奏です。アンジェラ・ヒューイットも素晴らしい響きの演奏でミケランジェリのドビュッシー演奏に肉薄するものです。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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たかぼんさん、初めまして。saraiです。

嬉しいコメント、ありがとうございます。ブッシュ四重奏団は素晴らしいですよ。とりわけ、第14番は最高です。
もっとも、ブッシュ

09/17 02:04 sarai

とても素晴らしいお話をお聞かせ頂き感謝いたします。
私は今まで、後期の4曲はブダペスト四重奏団できまり!と思っておりました。
ブッシュ四重奏団は別なレコード(死

09/16 13:52 たかぼん

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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