アルルArles散策を終えて、宿泊地のアヴィニョンAvignonに戻ってきました。
アヴィニョン・サントル駅Gare de Avignon Centreからは、レピュブリック門Porte de la Républiqueから城壁を抜けて、朝通ってきたジャン・ジョレス通りCours Jean Jaurèsをホテルに向かいます。

プラタナス並木の美しい昼下がりのジャン・ジョレス通りをブラブラ歩きます。

3分ほど進むと、通りの右側にツーリスト・インフォメーションOffice de Tourismeがあります。このツーリスト・インフォメーションで市内地図をもらいますが、日本語版です。よしよし!っていう感じです。

ここで、お得なアヴィニョン・パッシオンAvignon Passionというカードももらいます。

このカード自体は無料で配布されています。このカードを提示すると、有料施設に入場する際に割引になります。ただし、1番目に入場する施設では通常料金を支払い、その際にこのカードにスタンプを押してもらいます。すると、2番目以降の施設では割引料金が適用されるというシステムです。
割引率は以下のように最高50%までなります。
法王庁宮殿Palais des Papes:10.5ユーロ⇒8.5ユーロ
サン・ベネゼ橋Pont Saint-Bénézet:4.5ユーロ⇒3.5ユーロ
プティ・パレ美術館Musée Du Petit Palais:6ユーロ⇒3ユーロ
カルヴェ美術館Musée Calvet:6ユーロ⇒3ユーロ
ラピデール博物館Musée Lapidaire:2ユーロ⇒1ユーロ
アングラドン美術館Musée Angladon:6ユーロ⇒4ユーロ
ランベール現代美術コレクションCollection Lambert:7ユーロ⇒5.5ユーロ
ということは、ツーリスト・インフォメーションのすぐ近くにあるラピデール博物館Musée Lapidaireにまず立ち寄っておくのが、一番効率がよいということですね。
このほか、ローヌ川クルーズや近郊バスツアーも10%割引です。
まあ、投資なしで割引になるので、街巡りを始める前にこのカードをゲットしておくといいですね。
アルルでは随分歩き回ったので、ちょっとホテルに戻って休憩です。こんな時には、旧市街のど真ん中のホテルは便利ですね。午後の明るい日差しのあるホテルのベッドは、午睡に最適です。

1時間ほど午睡をとって、頭がすっきり。まだ疲れは残っていますが、もう夕方の4時過ぎですから、そろそろ活動を開始しないとね。窓から路地を見ると、まだまだ夏時間のこの時間は空も明るいです。

さあ元気を出して、アヴィニョン見物に出かけましょう。
旧市街の中心にあるホテルから出ると、外はオルロージュ広場Place de l'Horloge(時計台広場)です。広々とした広場には、テントを張ったカフェテラスがずらっと並んでいて、街の音楽家の演奏も行われ賑やかです。

この広場には、欧米での定番であるメリーゴーラウンドもしっかりとあります。

アヴィニョンといえば、ある一時期法王庁があったことで有名ですね。今でも堅固で巨大な建物が残っています。
オルロージュ広場から狭い道、ジャン・ヴィラー通りRue Jean Vilarを抜けると、法王庁宮殿Palais des Papesのある法王庁広場Place du Palaisに出ます。既に道の向こうには、ノートルダム・デ・ドン大聖堂Cathédrale Notre-Dame des Domsの金色の聖母像が見えています。

法王庁広場にはオープンカフェ、広場の右手には、手前に法王庁宮殿の巨大な石の塊、その先にノートルダム・デ・ドン大聖堂とその鐘楼の頂きに金色の聖母像が見えます。これこそ、アヴィニョンの街の中心です。夕方というのに、この人出です。

法王庁広場の中央からは観光用のプチ・トランも出ています。今回はプチ・トランは利用しません。自分の足で街を廻ります。プチ・トランの向こうには、この広場の名物の逆さの象さんのモニュメントが見えますね。

広場をノートルダム・デ・ドン大聖堂の真下まで行って見上げると、プロヴァンスの青空に映える金色の聖母像がそびえ立っています。まるで青空に浮かんでいる感じです。

広場の奥のほうから広場を振り返ると、広場の向こうにノートルダム・デ・ドン大聖堂、法王庁宮殿です。実に重厚かつ雄大な光景です。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

この法王庁広場での散策は続きます。
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