旅の7日目です。
朝目覚めて・・・美しい青空です。
プロヴァンスProvence、マルセイユMarseilleの朝は抜けるような青空です。
ゆったりと朝寝をして、ホテルのテラスで朝食(ホテル代には含まれず一人10ユーロ)です。ホテルには室内にもレストランはあるのですが誰もそこにはいません。テラスというには申し訳ないような超狭いテラスなのですが、皆が譲り合ってテラスに座って朝食を摂っています。

陽射しは痛いほどですが、本当にここからは眺めがよいのです。正面には真っ青な空を背に「良き母」が見えます。
こんな素敵なテラスですから、誰しもここにで朝食をいただきたいですよね。横に座っていた出勤前の地元の女性が「素敵でしょ」と声をかけてきます。

朝食は、大きなクロワッサンとフランスパン、ヨーグルト、フレッシュジュース、コーヒー(配偶者はチョコレート)。特別のものではないけど、とっても美味しく感じますね。

朝食後、ホテルのチェックアウトを済ませ、レセプションで荷物を預かってもらいます。レセプションはいつもずっと同じ女性。よく長時間働きますね。そうそう、彼女は朝食の世話係兼コックでもあります。昨日からWIFI接続にも付き合ってもらいsaraiとは顔馴染み。最後にsaraiと一緒に記念撮影です。結構、美人でかわいい女性です。それになんといってもとても人柄がよく、いい子なんです。まさにsaraiのお気に入り。

ところで名前は何だっけって聞くと、「ヴァネッサよ」。で、「オルボア、ヴァネッサ」と別れを告げます。さあ、マルセイユの街を散歩しましょう。ホテルの目の前は港です。
色々なお店が並んでいます。朝市ですね。

マルセイユ名物の魚屋さんが店を並べています。漁師さんが直売しているんでしょうか。

朝でも日差しが強いのでお店によっては日除けで魚に直射日光があたらないようにしています。まあ、お客さんも日陰にはいれるから助かりますね。

マルセイユはフランスではパリに次ぐ大きな街です。歩き回るわけにもいかないので(連日のハードスケジュールでお疲れ気味だし)、市内観光のプチトランに乗ることにしました。一人7ユーロで10時30分に出発するとのこと。

プチトランに乗って出発を待っていますが時間になっても一向に出発する気配がありません。確かに乗っているのは私達2人だけ。もう少し客待ちかなと思っていると、数人は増えましたが、まだ出発しません。だんだん13時前に乗る予定の電車の時間が気になりだします。チケット売り場では、運転手や係のおじさん達が楽しげにおしゃべりしてます。かなり焦り出した配偶者が、おじさんの所に様子を聞きに行くと、出発は11時だとのこと。えぇぇぇぇ!さっき10時半だと言ったよと抗議します。おじさんは、乗ろうとしている子供たちがいっぱいいるから、この子たちが乗ったら出発するかも・・・とのんきな返事。じゃ、戻ってくるのは何時?と聞くと12時か12時15分か・・・(途中で自由に乗り降りする方式なので)分からない。もぉ!キャンセルしていいかと聞くと、いいよと言うので、キャンセル!
せめて「良き母」だけは行ってみようとすぐ横のバス停で60番のバスに飛び乗ります。マルセイユの街中をどんどん高台に向かって上っていきます。両脇には車が駐車している細い道をグングン上ります。15分ほどでノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂Basilique Notre-Dame-de-la-Gardeに到着。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

ここからは素晴らしい眺めです。マルセイユの街が一望できます。

ここノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂は、マルセイユ1の高台にさらに高い塔を建て、さらにその上に大きな金色のマリア像(これがよき母)を載せているので、マルセイユの街のどこからも見えます。ただし、マリア像が向いているのは地中海の方です。航海している船員さんの方を見ています。よって、街からは横顔を見ることになりますが、ここでは正面から見ることができます。とはいえ、まっすぐ上の高いところにあるので、あまりはっきりとは見えませんけどね。

大聖堂にはいってみましょう。

大聖堂自体は2層式で祭壇も上下2つあります。下の祭壇は結構地味です。

上の祭壇に上がると、これはうってかわって絢爛豪華です。ローマ・ビザンチン様式です。ドームの窓からはとても明るい光が差し込んでいます。

天井は黄金に輝いています。さすがにマルセイユのシンボルとも言える大聖堂の面目躍如です。

逆のサイドまで素晴らしい内装が続いています。絵画も展示されています。

上の祭壇の外はテラスになっていて、素晴らしい展望です。
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