旅の8日目です。
ジェノヴァGenovaは今日も気持ちよく晴れています。
朝食のレストランはなかなかお洒落です。

さすがにイタリアの朝食は美味。真っ赤なオレンジジュースもフレッシュな果物も用意されてます。そして、フォカッチャもあります! が、配偶者は昨夜のレストランのフォカッチャの方が美味しかったようです。ジェノヴァはフォカッチャの本場とあって、配偶者はジェノヴァのフォカッチャを楽しみにしていたのです。朝食でもフォカッチャを頂けて、満足、満足。

さあ、ジェノバ散策に出かけましょう。チェックアウト後、ホテルに荷物を預かってもらい、ホテルを出ると、旧市街の端のフォンターネ・マローゼ広場Piazza delle Fontane Maroseです。広場と言っても、広い道路って感じです。

旧跡が多く残るガリバルディ通りVia Garibaldi(ストラーダ・ヌオーヴァStrada Nuova)に向かいます。ジェノバといえば、貿易の街と歴史で習いましたが、その貿易で儲け、財を成した一族の宮殿が多く立ち並んでいます。その宮殿とやらは、どんだけ儲けたのかと恐ろしくなるような、立派の一言では言い表せないものすご~く立派なお屋敷です。

通りの両側に12の宮殿がずらっと並んでいます。この宮殿も入口の門が彫刻に飾られて立派です。

この宮殿は建物の外壁もレリーフで飾られて豪華です。

この宮殿の門をはいると(勝手にですが)、中庭に美しい回廊が造られています。

ドーリア・トゥルシ宮殿Palazzo Doria Tursiです。ほかの宮殿に比べてもさらに規模が大きく、旗がかかっているのでも分かりますが、現在は市庁舎です。

ドーリア・トゥルシ宮殿は、門の中も広い階段に続く中庭が見事です。

向かいの建物は外壁が赤く、その名もパラッツォ・ロッソPalazzo Rosso(赤の宮殿)です。

さらに、ドーリア・トゥルシ宮殿に続く建物は、外壁の白さからパラッツォ・ビアンコPalazzo Bianco(白の宮殿)といわれています。

このガリバルディ通りはいずれも立派な宮殿が立ち並びますが、そのなかでもこれら3つの宮殿は白眉と言ってもいいでしょう。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

あまり時間がないので外観を見ただけで満足しておくべきなのですが・・・saraiはドーリア・トゥルシ宮殿にあるという伝説の大ヴァイオリニストのパガニーニのヴァイオリンをどうしても見たかったんです。旅の案内によると、ドーリア・トゥルシ宮殿は市庁舎なので、入口の警備のおじさんに頼むと、パガニーニのヴァイオリンの展示室に連れて行ってくれるとのことでした。それで、入り口辺りの人に聞くと、宮殿の入口の左手にある売店兼案内所に行けとのことです。その売店兼案内所のおばさんに聞くと、ドーリア・トゥルシ宮殿に展示してあるそれを見るためには、白の宮殿から入ってぐるっと周らないと駄目よって言われました。さらに、チケットは赤の宮殿も合わせた通し券しかないとのこと。一人8ユーロですからそんなに高いわけじゃありませんが、無料で見る目論見は崩れさりました。
チケットを購入して、まず白の宮殿に入り、すぐに2階にある中庭にはいりました。正面には赤の宮殿が中庭越しに見えます。

こちらが今通ってきた白の宮殿です。

ここから、再び白の宮殿の中を見ながら、3階に上がります。宮殿のなかは美術館になっていますが、saraiの興味をひく絵画はほとんどありませんでした。それよりも、各展示室には一人ずつ係の方がいて、次に進む経路を教えてくれたのは親切ですね。
3階からドーリア・トゥルシ宮殿に通じる回廊があります。ようやく、ドーリア・トゥルシ宮殿に行けそうです。この回廊からも正面に赤の宮殿が見えます。

下を見下ろすと、先程の2階の中庭が見えます。なかなか綺麗な庭園です。

回廊を抜けて、ドーリア・トゥルシ宮殿にはいります。
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