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パルマはグルメと芸術の街:最後はファルネーゼ劇場で

2011年4月7日木曜日@パルマ~インスブルック/1回目

旅の9日目です。

今日もまたまた晴れです。日中は暑くなるのでしょうが、朝はひんやりしています。
今日は一番長い時間電車に乗って、いよいよアルプスを越えてオーストリアÖsterreichに入ります。それなりに寒いだろうということで、レギンスを履きすっかりアルプスモードです。

まずはこのホテルで一度きりの朝食。朝食のレストランも真っ白な内装で、通りに面していて、朝の光がさしこみ明るくて、とっても素敵です。


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食事の内容は普通です。飲み物もすべてセルフサービスです。毎日の豪華ディナーですっかり胃がお疲れなので、朝食は薄いトースト半切れと暖かい飲み物とリンゴを半分程度にします。


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食器はすべてお揃いのデザインで、なかなかかわいですよ。


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写真の後姿の初老の男性は・・・なんと食堂のお世話係です。ボーイさんと呼べばよいのでしょうか。おじいさんは初めてです。そろりそろりと優雅に歩き回り、食器の後片付けをしています。家族経営ということなので、ご家族のかたなのでしょうね。


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パルマParmaは昨日効率よく観光をしたので、今朝は国立美術館に行く程度にします。時間も1時間くらいしかありませんからね。パルマの街は実にコンパクトにまとまっているので、ホテルから5分ほどで名所・旧跡のあるところへ行けます。朝の通りは清々しい感じで清潔です。


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昨日はドゥオーモ広場Piazza del Duomo周辺に行きましたが、今日はやはりその近くにあるピロッタ宮殿Palazzo della Pilottaに向かいます。宮殿の前はだだっ広い芝生の広場で、宮殿自体は特別に美しくはありませんが実に巨大な建物です。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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このピロッタ宮殿の中に、いろんな美術館・博物館などがはいっています。そのひとつが国立美術館Galleria nazionale di Parmaです。もうひとつ、ファルネーゼ劇場Teatro Farnese di Parmaというヨーロッパ最古の劇場のひとつがあります。この劇場は、ヴィツェンツァVicenzaにあるオリンピコ劇場Teatro Olimpico a Vicenzaをモデルにしています。以前、ヴィツェンツァで閉館時間を過ぎてしまいオリンピコ劇場を見逃した苦い経験を払拭するためにも、我々には必見の劇場です。この美術館と劇場は2階(日本風では3階)にあり、まとめて見学できます。宮殿内のだだっぴろい回廊から、立派な広い階段を上ります。


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入館すると、いきなりファルネーゼ劇場の内部です。正面に舞台があります。舞台へは見学者用の斜路が取り付けてあるので、後で上ってみましょう。


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舞台を囲んで、ぐるりと階段状の急な観客席が半円形に設けられています。観客席の上は2重アーチの柱が立っています。装飾的ですね。


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側面の観客席の上のアーチには装飾画が飾られており、舞台近くには彫刻装飾もあり、華麗な劇場が偲ばれます。


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舞台に上がってみましたが、今は舞台セットが奥の方に片付けられているので、舞台の作りは実感できません。が、きっとオリンピコ劇場と同様に、何枚もの背景板を重ねて遠近感を作り出す仕組みなのでしょう。
舞台の上から、観客席全体が見渡せます。


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舞台裏には、舞台の道具が無造作に置かれています。


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こういう絵画のパネルも壁に立てかけてあります。舞台装置の一部か、劇場の装飾画でしょうね。


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舞台の奥からは美術館への通路が続いています。お目当ては、パルマの2大芸術家のコレッジョとパルミジャニーノです。しかしながら、展示作は彼らにしてはまあまあというレベルの作品です。そして、またもやこの美術館の目玉のパルミジャニーノの「トルコの女奴隷」は、小さな写真だけが貼ってあって、ゴメンナサイです。どうして、目玉作品ばかり修復中なんでしょう・・・。
見学時間30分ほどで美術館を出て、長い階段を下りて回廊に出ます。


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ピロッタ宮殿の巨大な建物から堅牢なアーチをくぐって、外の明るい陽光に向かいます。


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外から見たピロッタ宮殿のほんの一部です。


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昨日見たピロッタ宮殿前の芝生の広場は薄暮で薄暗かったですが、朝の芝生は明るくて気持ちよさそうです。ちょっと座ってみますが、のんびり寛いでいる時間がないのが残念です。


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これで、パルマ観光は終了。ホテルをチェックアウトし、ガラガラ荷物を引っ張って駅に向かいます。現在、パルマの駅は大改装工事中で移動が大変です。完成図が紹介されていますが、近代的な美しい駅になるようです。その時には荷物が運べるエレベーターは付くのでしょうね。確認しに来ることはないと思いますが・・・。

短い滞在でしたが、パルマのグルメは評判通りで、大満足です。それにクラテッロとパルミジャーノ・レッジャーノのお土産は買ってあるので、帰国後もパルマを懐かしみながらワイングラスを傾けられそうです。

この後、電車でオーストリアÖsterreichのインスブルックInnsbruckに向かいます。それにしても、イタリアは僅か2日間でしたが、やはり居心地のよい国です。それにイタリアも、地方ではホテルも安くて綺麗で大満足です。次の機会にはもっと長期間楽しみましょう。


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鉄道でアルプス越え:パルマ~ボローニャ~ベローナ~

2011年4月7日木曜日@パルマ~インスブルック/2回目

パルマ駅Stazione di Parmaのホームにはかなりの人が待っています。昨日のように混み合うと大変です。sarai達は今日はユーレイルパスを利用するので1等車両に乗れるのですが、1等車両が連結されてるかどうかは分かりません。駅員に聞いても分からないとのこと。なんで? もし連結されていても、全体のどの位置かなんて、これまた入線するまでよく分からないんですよね。日本なんて停車位置からドアの数まで分かるのにねっ。
電車が入ってきます。オッ、1等車が付いてます。が、待っていた場所よりずっと前です。荷物を引っ張ってダッシュ! 広々と席を確保。やったね。

パルマParma発10時30分の各駅停車の列車で、乗換駅のボローニャBolognaまでは1時間ほどです。窓の外は春爛漫です。陽光が眩しい。ちょうど桜が満開です。真っ白な花をつけているのはリンゴでしょうか。新緑も美しい。畑の緑も濃さを増し、咲き始めた菜の花の黄色が鮮やかです。黒々とした大地ではトラクターが忙しそうです。最初の停車駅のレッジョ・エミーリア駅Stazione di Reggio Emiliaに到着。


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次の停車駅は懐かしいモデナ駅Stazione di Modenaです。以前この駅でマントヴァMantova行きの列車への乗り換えに失敗し、お蔭で短時間ですがモデナの街を散策したことが思い出されます。


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こんな風に車窓を楽しんでいると、すぐにボローニャ中央駅Bologna Centraleに定刻の11時28分に到着します。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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またまたホームの移動が大変だなと思っていると、なんとホームの反対側に乗り換えのEC(ユーロシティ)が停まっています! このECは11時46分発です。余裕で乗り換え完了。後は、このまま列車に揺られてインスブルックInnsbruckまで行くのみです。ところで、ここからはもうDB(ドイツ国鉄)の列車です。ミュンヘンMünchen行の3か国(イタリア、オーストリア、ドイツ)にまたがる国際列車なんです。ドイツ国鉄ということで、席にはちゃんと時刻表や食堂車のメニューが置いてあります。ちなみに、イタリア国鉄は車内販売のみがありますが、フランス国鉄は全くその販売すらありません。

さて、いよいよ長時間の列車の旅です。旅便りでも書きながらのんびり行こうとパソコンを取り出します。期待して探すとコンセントもあります! コンセントを繋ぎ、寛いでいると自宅みたいですね。さすがにDBの列車は装備がいいです。

列車はヴェローナVeronaを目指してノンストップです。ヴェローナに着くころ・・・正面にアルプスが見えてきます。約1時間で、12時47分にヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴォ駅Stazione di Verona Porta Nuovaに到着。


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ここで12分の停車。長い停車だなと思ったら、機関車の付け替えです。


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ところで、sarai達が乗車しているDBのECはこの列車です。写真の車両は食堂車です。


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ここで向きを変え、一気にアルプスを目指します。ワイン畑の向こうに雪をいただくアルプスが見えてきます。


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ヴェローナを出ると、おしぼりとスナック菓子が配られます。お隣のおばさんは、早速サーモンサラダをお願いしています。


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配偶者は美味しそうなスープが気になります。が、昨日ジェノバGenovaで購入したフォカッチャを食べるタイミングを外してしまい、まだカバンの中にあります。折角だから、それを少しつまみましょう。

景色は突然変わります。森の向こうに青い空を突き刺すように岩山が聳えます。


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その山間を列車は走り、周りは延々とブドウ畑。いったい誰がこんなにワインを飲むのでしょう。


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遠かった岩山も今や近くに山肌がくっきりと見えます、


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ヴェローナの次の停車駅ロベレトRoveretoに到着。ヴェローナから40分ほどです。アルプスも近くなってきます。


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この駅を出ると、またまたワイン畑とその向こうにアルプス。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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だんだんと列車はアルプスに向かって近づいて行きます。


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鉄道でアルプス越え:ブレンナー峠に到着

2011年4月7日木曜日@パルマ~インスブルック/3回目

列車は順調にインスブルックInnsbruckに向けて、ひた走ります。
次の停車駅トレントTrentoも過ぎ、かなり遠くですが三角に尖った雪のアルプスがはっきりと見えてきます。


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次の停車駅ボルツァーノBolzanoを過ぎると、遠いと思っていた雪を頂いた山々も山肌の濃い青と雪の白さとのコントラストがクッキリとしてきます。ボルツァーノはドロミテ渓谷Dolomitiの入口ですから、いよいよアルプスですね。それにしても、またとない素晴らしい快晴で、景色の美しさが増します。


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ブレッサノネBressanoneの街も近くなり、少し開けたところから雪の山並みが見えます。


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ブレッサノネBressanoneの駅に停車します。山間の大きな街で、駅前には都会とは雰囲気を異にするホテルが建っています。その屋根の向こうには山が迫っています。


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この駅を出ると雄大な自然の中に出ます。とても美しい風景です。


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すぐに次の停車駅フォルテッツァFortezzaに到着。この先はいよいよブレンナー峠Brennerpassになります。アルプスの山々もはっきりと見えてきます。


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線路は山間を走り、今前方に見えていた山が、右に左に後方へと場所を移します。列車がどんどん向きを変えて走っていくということなのでしょうね。


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山の上には、古城か砦のようなものも見えます。


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やがて列車は山間を走るのも困難になり、トンネルを進むことが多くなります。家々も山斜面に場所を移し、チロルTirolの雰囲気です。線路際の山々の頂きも白くなってきます。


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ブレンナー峠も近くなり、迫る険しい山の間には渓流と線路と道路のみとなり、列車はゆっくりと登っていきます。
ブレンナー峠駅への最後の長いトンネルを抜けると、山肌の木々の間には残り雪も見られます。


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やっとブレンナーBrennerの駅に到着。イタリアとオーストリアの国境です。


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列車の外に降りてみると、とても暖かい陽気でアルプスの峠とは思えません。まわりにはさほどに雪もなく、単なる山の中って感じです。


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それでもプラットホームの一番端に行くと、アルプスの雪山が望めます。


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ここからはもう線路も下っていきます。昔、モーツァルトやゲーテがイタリアへの行き帰りに、ここを通ったんですね。今は線路と立派な道路で当時の面影はありません。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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ブレンナーからインスブルックまでは30分ほどです。


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インスブルックはアルプスの街:イン川の眺め

2011年4月7日木曜日@パルマ~インスブルック/4回目

ブレンナー駅Bahnhof Brennerを過ぎると車窓の左側には美しい草原の斜面に可愛い家が点在します。まさにチロルTirolの風景です。配偶者ははしゃいでさかんにカメラのシャッターを切っています。

その1です。こういう草原って、あるんですね!


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その2です。針葉樹の生い茂る岩山の麓の斜面の村の教会が美しい!


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その3です。草原の向こうには先程のブレンナー峠の雪山です。素晴らしい組み合わせですね!


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その4です。美しい村の向こうには大パノラマ! インスブルックももうすぐです。


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定刻の16時32分にインスブルック中央駅Innsbruck Hbfに到着。時刻は夕方ですが、こちらのこの時間はまだまだ明るく昼下がりの感じです。

ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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インスブルック中央駅は新しく立派な駅です。


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早速、ホテルに向かいましょう。
ホテルは、駅から歩いて10分程の旧市街の観光地を通り過ぎた街の外れにあります。公共交通機関のトラムもそこまでは行っていません。というわけで、タクシーでホテルに向かいます。とはいえ、タクシー代は12ユーロほどですから安いですね。
駅のホームからはちゃんとエレベータで地下通路に下りることができ、地下通路から駅地下の広場に出られます。その広場に地下駐車場がつながっており、そこにタクシー乗り場があるという便利な構造です。で、楽々でタクシーに乗れます。

タクシーでホテルに着くと、街外れということで高い建物もなく、ホテルの先にはアルプスの山々が見渡せて素晴らしい景色が広がっています。


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ホテルの場所を地図で確認しておきましょう。中央駅からは北のほうの街の外れの自然豊かな場所でイン川近くにあります。


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また、ホテルの向かいにはイン川Innが流れ、川のほとりは美しい公園になっていて散策するには最高です。これはポイントは高いですね。しかも、見晴らしがよいということで観光で賑わうゼーグルーベSeegrubeの展望台に行くノルトケッテン高速鉄道システムInnsbrucker Nordkettenbahnは、ホテルの直ぐ近くから出ています。旧市街の観光地へも歩いて10分ほどですから、駅前や旧市街地のホテルよりよいかもしれませんね。

インスブルックのこのホテルは『オーストリア トレンド ホテル コングレス インスブルック(AUSTRIA TREND HOTEL CONGRESS INNSBRUCK)』。
このホテルは、郊外に立てられた新しいホテルで、なかなか近代的なスマートな感じのホテルです。ここで1泊します。

レセプションです。


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レセプションの横には、小さいですがインスブルックのお土産も並べてあります。

ホテルの中央が吹き抜けになっていて、グルリとお部屋が取り巻いています。明るくて機能的な雰囲気がします。観光客というより、ビジネスマン的な人が多いような感じですね。荷物も自分で持って、部屋に移動します。

さて、お部屋は・・・素晴らしいです。広くて明るくて清潔感いっぱいです。


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ベッドもゆったりしています。

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水周りも広々していて気持ちがいいです。もちろん、バスタブ付きです。


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そして、何よりも、窓からの景色が素晴らしい。もちろん、アルプスも見えますよ。


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さて、ネットの接続はここも有線LAN接続です。レセプションのお姉さんにLANケーブルを渡されました。接続は問題なし。

明日の天気は下り坂とのことなので、今日の内に展望のよいところに行こうとそこそこに部屋をチェックして急いで出かけます。
街並みの先には、美しいアルプスが迫っています。


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大きな公園の緑深い遊歩道を進みます。まったく、気持ちのよい街です。


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早くも近くにあるケーブルカー乗り場が見えてきます。コングレス(会議場)の手前に、地下駅へのモダンな作りの入口があります。


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地下駅に下りて、展望台へのチケット2枚お願いしますと元気よくチケット売り場のおばさんに言うと、彼女はとてもにこやかに今日の運転はつい先程終了しましたよって答えてくれます。5時までの運行だったんですね。とても残念ですがこれも運命、仕方ありません。人生そんなにうまくいくものじゃありませんね。明日、お天気がいいことを願いましょう。いったんホテルに戻り、作戦の練り直しです。
戻り道では気持ちに余裕が出て、公園の草花にも目が行きます。ラッパ水仙も本場では美しく感じます。


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もう急ぐ必要はないので、イン川沿いを歩きましょう。川沿いにレンギョウが綺麗に咲いていて、その向こうにはアルプス・・・絵になりますね。


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イン川の水面が見えました。緑色の水が流れています。清冽な感じの流れです。


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イン川にかかる橋の真ん中まで出て、川の流れの眺めを楽しみます。川の向こうにはアルプス。もっとも、この街はどちらを眺めても必ずアルプスが目にはいります。


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橋の反対側を見ると、イン川の向こうのアルプスの頂きに夕日が照って、明るく輝いています。


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イン川の流れとまわりの山並みの美しいこと、素晴らしいです。展望台なんて行かなくても十分だと2人で強がりました。
この後ホテルに戻って、出直します。



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インスブルックはアルプスの街:黄金の小屋根

2011年4月7日木曜日@パルマ~インスブルック/5回目

ケーブルカーでインスブルックの展望台に上ろうという計画が挫折し、とりあえずホテルに戻ります。
横断歩道の先の右手の建物が『オーストリア トレンド ホテル コングレス インスブルック(AUSTRIA TREND HOTEL CONGRESS INNSBRUCK)』です。


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いったんホテルに戻ったのは次の作戦を練るためでもあるのですが、思いのほかとても暑かったため、服装を薄着にするためです。今回の旅で、最も暑いくらいです。インスブルックということで厚着しましたが、とてもレギンスなんて履いていられません。
ホテルで着替えた後、明日の天気は分からないし、今日見られるものは一通り見ておこうということになりました。
では、旧市街地に向けて出発です。
インスブルックInnsbruckは、チロルTirol出身のハプスブルグ家の都のあったところで、街の中心には王宮と王宮庭園があります。
先程も少し歩いた王宮庭園Hofgartenですが、よく整備された綺麗な庭園です。


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庭園には花もよく咲いています。


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王宮庭園を抜けると王宮Hofburg前に出ます。ウィーンに比べるとこじんまりしていて、人も少なく気持ちよく歩けます。


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王宮の向かいにはレオポルドの噴水Leopoldsbrunnen。写真では騎馬像にしか見えませんが、ちゃんと下の方で水がちょろちょろ出ています。ヨーロッパではこれが噴水ですね。


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王宮に沿って歩き振り返ると、左側がその王宮で、右側の黄色い建物は市立ホールStadthalleとチロル州立劇場Tiroler Landestheater Innsbruckです。そして、正面にはアルプス。


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アルプスをズームアップすると大迫力。


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王宮の下のアーチを抜けると、旧市街地にはいります。


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王宮も外から眺めて、もうそれでいいかなってとこです。


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ここには女帝マリア・テレジアの若い頃の肖像画があります。娘のマリー・アントワネットととても似ているらしいので、一度拝見したい気がしますが、本などでは十分見ているのでそれでよしとしましょう。王宮を過ぎて、この街で一番有名な黄金の小屋根Goldenes Dachlに向かいます。途中にある王宮の金色の手すりの窓を、黄金の小屋根と誤認したsaraiは反省です。恥ずかしいです。誤認したのはこれです。屋根がありませんものね。


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狭い通りを、もう少し進みます。


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すると、すぐ先にそれはありました。


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テレビで見てもあまりぱっとしませんが、本物もやはりもう一つです。黄金で葺いたテラスの小屋根は豪華でお金がかかっているのでしょうが、何だか貧相に見えてしまいます。この黄金の小屋根に面した通りは目立つ建物も多いですが、都会的なセンスはもうひとつです。


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例外的に、黄金の小屋根の向かいの角にある後期バロックの装飾のヘルブリングハウスHelblinghausは、綺麗な建物です。


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ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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まあ、街の雰囲気は分かったし、この程度で観光は終了としましょう。街自体より、街の周辺の山の景色の方が最高に素晴らしいです。
もう頃合いですから、夕食にしましょう。


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インスブルックはアルプスの街:ディナーはチロル料理

2011年4月7日木曜日@パルマ~インスブルック/6回目

インスブルックInnsbruckの旧市街もそこそこ見たところで、夕食にしましょう。街をぶらぶら歩きながら、チロル料理のレストランに向かうことにします。ガイドブック推薦の店ヴァイセス・レッスル(Weisses Rössl)を探します。

お店に向かって歩き始めて上を見上げると、『市の塔(Stadtturm)』が青空に突き出しています。後から考えると、この塔に上って街の眺めを楽しむとよかったなあと感じます。


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レストランを探しながら大通りに出ます。地図を見ながら探します。


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イン川にかかる大きなイン橋Innbrückeの袂の広場に出ました。地図ではこの辺りの筈なんですが・・・。


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なかなかレストランが見つからずに通りをうろうろしていると、音楽大学のモーツァルテウムMozarteumがあります。モーツァルテウムはザルツブルグにあると思っていましたが、インスブルックにもあるんですね。


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結局レストランが見つからず、配偶者が近くのお店でレストランの場所を聞くと、その路地を入り右に曲がったところよって教えてもらいました。やっとレストランのヴァイセス・レッスルを探し当てました。


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建物の2階にあるヴァイセス・レッスルにはいると、支配人に予約の有無を聞かれます。もちろん予約なしです。すると今日はお店が混んでいるので、予約なしでは無理とのこと。そんな予約が必要なお店には見えませんが、人気店なんですね。支配人も申し訳なく思ったらしく、別のレストランを紹介してくれます。すぐ近くの黄金の小屋根Goldenes Dachlも見通せるレストランで、通りにテラス席を設けてあります。今日は暑いので外で食べるのもいいでしょう。ゴールデナー・アドラー(GoldenerAdler)という名前のレストランで、1390年創業の大変古い老舗です。

ここまでのレストラン探しを地図で確認しておきましょう。


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このレストランもチロル料理の店です。


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スープとチロル料理を頼んでみます。料理が運ばれてくる間、レストランの建物を見上げると、壁には綺麗な装飾が施されています。


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このレストランは高級感はなく、田舎風の料理で気楽に食べられます。ちょうどシュパーゲル(生の白アスパラガス)の特集となっていましたが、シンプルに茹でたものや焼いたものがないので、これはパス。ウィーンかミュンヘンのどこかで食べたいものです。

まずはスープです。


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メインはじゃがいもと牛肉の炒めものの上に目玉焼きののったもの。これは素直な味で美味しいです。田舎料理ですね。


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もう一つのメインはチロル風ぎょうざ盛り合わせクリームソース添えです。なかなか面白いものです。


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食事が終わり7時半過ぎになってもあたりはまだ明るいですが、それでも店前に吊り下げられている鉄飾りに灯がはいって綺麗です。


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ここから、黄金の小屋根もよく見えています。


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帰りの街の路地を歩いているうちに、少しずつ暗くなってきます。


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日が沈み、山の雪の白さと山の斜面に建つ家々の灯がぽつんぽつんと点いているのを印象的に感じながら、ゆっくりホテルに戻ります。
明日は天気次第ですが、もう少しこのインスブルックあたりを見て、ウィーンに向かいます。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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お役に立てて、なによりです。我が家では今でもメインのCDプレーヤーとして活躍しています。ただ、最近はCDはいったんリッピングしてHDDに格納し、USBオーディオでオーディ

01/18 15:18 sarai

父からアンプとセットで譲り受けたもののトレイが動かず困っていましたが、
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01/18 13:50 hisa

のりしんさん

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12/01 12:07 sarai

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12/01 09:39 のりしん

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saraiです。ティーレマン信奉者にとって、《あまり好きでない》=《嫌い》に思えてしまうのです。まあ、夜道でうんぬんはいかにティーレマン信奉者でもやりま

11/15 10:39 sarai

sarai さん。
そんな..Thielemann が「嫌い」などと、夜道で後ろから刺されるようなことは言わないで下さい。
別に「嫌い」ということはないですよ。
今年は既に4回も聴

11/15 09:39 Steppke

Steppkeさん

saraiです。最前列で聴いたので、ほとんど弦セクションの音が響きました。それが狙いなので、満足しました。本文にも書きましたが、ウィーン・フィルのブルッ

11/14 13:15 sarai
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