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ウィーンの文化を満喫:アルベルティーナ美術館、パルメンハウス

2011年4月9日土曜日@ウィーン/1回目

旅の11日目です。
そして、ウィーン1日目です。今日も・・・晴れてます!
でも、とても冷たい風がかなり強く吹いています。コートを着たい気分だけど、日中暑くなると邪魔だし、ウィンドウブレーカーを羽織って出かけることにします。

今日の第一の用事は、コンサートのチケットを受け取ることです。では出かけましょう。

地下鉄U1に乗ってカールスプラッツKarlsplatzの駅まで行き、地上に出ると懐かしのウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperが目の前です。購入済のチケットをピックアップするために、まずはウィーン楽友協会Gesellschaft der Musikfreunde in Wienに向かいます。リンク通りRing Straßeとは一本裏のカールスプラッツKarlsplatzの大通りを行くと、もう楽友協会の建物が見えています。チケットオフィスはこの辺りだったと思うのですが、建物のドアを押しても引っ張っても開きません。今日は土曜日なのでお休みかなとメールのプリントを読むと、土曜の今の時間は開いていることになっています。建物をよく見ると、チケットオフィスはこちらという矢印があります。どうも場所が変わったか、記憶誤りのどちらかのようで、左のほうに周るとチケットオフィスが見つかります。窓口のお姉さんにメールのプリントを渡すと、すぐにチケットを渡してくれます。明日のコンサートのチケットです。

ついでに、今日のコンサート会場のウィーンコンツェルトハウスWiener Konzerthausの場所を確認しておきましょう。ベートーヴェンの銅像を眺めながら進むとコンツェルトハウスがあります。
次にフォルクスオーパーVolksoperのチケットをピックアップに行きますが、このチケットオフィスは国立歌劇場の裏手にあります。歩くのも面倒なので、リング通りのトラムに乗りましょう。昨夜24時間チケットを買ってあったので、公共交通機関は乗り放題ですからね。ケルントナー通りの前のケルントナー・リング・オパーKärntner Ring. Operでトラムを降り、国立歌劇場の横をホテルザッハーHotel Sacher Wienのほうに進みます。国立歌劇場には2日後に見る予定のオペラのポスターが張り出されています。楽しみです。さて、劇場連盟Bundestheaterのチケットオフィスに着くと、今度こそ本当にドアーが開きません。案内を見ると、土日はお休みのようです。明日はフォルクスオーパーに行くので、そのときにそこの窓口でピックアップするしかないようです。

これで、当面の用事は完了。まわりを見ると、ちょうどアルベルティーナ美術館Albertinaの高台が見えます。いつも気になってはいましたが、上がったことがありません。ちょっと上がってみましょう。すこし小高いだけですが、意外に高い目線でこの付近の眺めが違いました。目の前には、ウィーン国立歌劇場の裏手が見下ろせます。


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アルベルティーナ美術館のほうを見ると、美術展の案内ポスターが目に留まります。何と青騎士展をやっているではありませんか。今回の旅のテーマの一つは青騎士Blaue Reiterです。青騎士というのは、ミュンヘンでカンディンスキーやマルク等が始めた美術運動のグループのことです。ミュンヘンでは、青騎士のメッカのレンバッハハウス美術館Städtische Galerie im Lenbachhausは改装中でしばらくは見られませんが、青騎士が誕生するきっかけになった美しい街ムルナウMurnauやコッヘルKochelを訪問することにしています。その青騎士の美術展ですから、これからの旅のはずみにもなります。早速、美術館にはいってみます。


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アルベルティーナ美術館では、この青騎士展以外にもリキテンシュタイン展、《モネ~ピカソ展》など、多彩な美術展を同時開催しています。パンフレットに様々な美術展が紹介されています。


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各美術展を順番に見て回ります。青騎士は、カンディンスキー、マルク、ミュンター、クレーなど盛り沢山な展示です。大作こそありませんが、充実した展示で大満足。特にマルクの作品をこんなにまとめて見たことはありません。マルク好きの配偶者はとても喜んでいます。
カンディンスキーでよかったのはこの作品。風景という題名です。どこを描いたのかは不明ですが、作風からいってムルナウあたりではないかと思います。


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マルクと言えば、馬です。素晴らしい馬の作品があります。「赤い馬と青い馬」です。


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モネからピカソまで展はそれこそ多彩な展示で、青騎士の作品まであるのには恐れ入ります。特に感銘を受けたのはポール・デルヴォーの大きな1枚。彼ならではの心象風景に、こちらがその絵の世界にはいりこんでしまいそうな感じを抱いてしまいます。「街灯のある風景」です。


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その絵の横にはルネ・マグリットの作品が並んでいます。ベルギーを代表する彼らの絵はとても素晴らしいものです。もちろん、ピカソもいい作品が展示されていますが、珍しくはありませんね。
むしろ、シャガールの作品が珍しい作風でなかなか面白く感じます。「母であること」です。


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思わぬ美術鑑賞でもう昼時になってしまいます。

すぐ近くには王宮庭園(ブルクガルテンBurggarten)があり、そこの温室植物園パルメンハウスPalmenhausがカフェになっています。このパルメンハウスでランチでもいただきましょう。この時間になると気温が上昇し、ものすごく暑くなってきましたが、暑さにめげず庭園の芝生では多くの人たちが寛いでいます。ウィーン人、恐るべし!


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パルメンハウスは、外のテラス席も中も滅茶苦茶混んでいます。とても広いカフェなので何とかなるだろうと紳士っぽい雰囲気のウェイターに席をお願いすると、手品のように窓際の席を見つけてくれました。しかし、何せ温室の窓際ですからとても暑い! でも、ここは我慢です。


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外のテラス席も相当に暑そうです。


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スープとメインを1人前だけ注文し、シェアして食べます。ルール違反でしょうが、まあ、ここはそんなに堅苦しいお店ではないので許してやってください。


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ところでミネラルウォーターの注文を忘れていたので、料理を運んできた若いお兄さんに水もちょうだいって言ったら、本当にミネラルウォーターならぬコップの水を持ってきてくれました。


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海外で水(多分、水道水)を出してもらったのは初めてです。もちろん、無料。ウィーンではコーヒーを注文すると一緒にコップの水を持ってきてくれますが、これと同じなんでしょうか。
暑さに負けずに料理を完食し、時計を見るともう2時半。そろそろ、次の行動に移りましょう。

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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ウィーンの文化を満喫:黄金に輝くアム・シュタインホフ教会

2011年4月9日土曜日@ウィーン/2回目

暑い温室のパルメンハウスPalmenhausでのランチを満足して終えたところで、次の予定に移りましょう。

今日は建築家オットー・ワーグナーの代表作のアム・シュタインホフ教会Kirche am Steinhofを見に行かなければいけません。それも遅くとも4時までに行かなければなりません。なぜなら教会の内部を公開しているのは、土曜の午後のこの時間だけなんです。しかもこの教会はウィーンのはずれにあり、バスでしか行けません。少し焦ります。48A系統のバス乗り場はフォルクスシアターVolkstheaterにあるんです。急いで歩きますが、saraiが場所を誤認してラートハウスRathausの近くまで行ってしましました。配偶者の指摘で間違いに気付き、急いで戻ります。ちょうどフォルクスシアターの前まで戻ってきたところに、48Aのバスが来ます。が、これは逆方向です。しかし、配偶者からまたまた指摘。この道は一方通行だからこの方向のバスしか来ないわよ。ええっとばかりにまだ停車中だったバスにダッシュし、運転手に目的地に行くかと聞くと、このバスに乗れとのことです。半信半疑ながらバスに乗ると、やはり逆走します。リング通りRing Straßeまで行くと、ぐるっと折り返して、目的地方向に進みだします。循環バスだったんですね。20数個先の停留所まで20分ほど乗って、ぎりぎりの時間に精神病院前のバス停に到着。精神病院の門が見えます。


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目的の教会はこの精神病院に付属した教会なんです。病院の門を入り、長い坂道を進みます。緑の多い坂道です。坂道に続く階段を上ります。


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この坂道の先の丘の上に、黄金の丸いドームの美しい教会があります。


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息を切らせながら教会に入ると、3時からの説明(ドイツ語)がまだ続いています。それが終わるまでは入れないとのことなので、教会を外から眺めながらしばらく待ちます。正面の姿です。


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側面のほうからは黄金のドームがよく見えます。


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十分に外からの建物の姿を堪能したところで、ようやく説明が終わり、教会内部が開放されます。見放題、写真撮り放題で無料です。あまりに申し訳けないので、少しですがお布施をさせてもらいます。
教会内部ですが、こんなに美しい教会はめったにありません。アールヌーヴォー様式のモダンな意匠で統一され、美しさの限りです。
教会の前陣の概観です。


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金色に輝く天蓋と正面の壁画もモダンで美しいです。


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一方、天井はシンプルですっきりしています。


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ステンドグラスは同じ時期のアーティストのモーザーの傑作で素晴らしいものです。


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もう一方の側面のステンドグラスはまた別の色合いで美しいものです。


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個別の意匠も凝ったものです。ブドウの実の垂れ下がった照明のモダンなこと。


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教会の床の模様もシンプルでモダンです。


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教会の内外の素晴らしさにすっかり魅了されました。聞けば、2001年ごろから5年ほどかけて大修復され、100年前の輝きが戻ったとのことです。週に1度だけの内部公開ではもったいない建物です。外側はいつでも見られますけどね。

急いでバスに乗ってホテルに戻り、今夜のコンサートに出かけます。
先ほど偵察したコンツェルトハウスです。


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ウィーン交響楽団の演奏会で指揮はネーメ・ヤルヴィ。ウィーン風の美しい弦の音色とネーメ・ヤルヴィの骨太かつ繊細な指揮がぴたっと合い、素晴らしい演奏でした。弦の響きと指揮が見事にマッチしての奇跡の演奏ともいえます。詳細記事はここです。

満足して、ホテルで夜食のお持ち帰り寿司をつまみながら、ブログ記事を書き、今日はおしまい。


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ウィーンの文化を満喫:コウノトリのレストランでディナー

2011年4月10日日曜日@ウィーン

旅の12日目です。
そして、ウィーン2日目です。やっぱり・・・晴れてます!
でも、今日も冷たい風が強く吹いています。

今日は、saraiのウィーンの音楽のお友達Hさんと2つのコンサートをご一緒するので、saraiはルンルンです。10時30分の待ち合わせなので、急いで身支度をして、ちゃっちゃっと朝食を済ませて出かけます。

ホテルからフォルクスオーパーVolksoperへの行き方はいろいろあります。新しい物好きのsaraiとしては、これまで利用したことのないルート・路線を利用して移動することにします。待ち合わせ時間ぴったりに、フォルクスオーパーに到着。お友達Hさんはまだのようです。今日のチケットをピックアップするために列に並んでいると、お友達Hさんが登場です。9か月ぶりの再会です。
と、これまたブログ仲間のFeriさんとも待ち合わせだったのですが、お友達Hさんのお引き合わせで、初対面となりました。

皆がここで集合となったのは、このフォルクスオーパーで、日本支援のチャリティーコンサートがあるからです。
これはもちろん震災後に急きょ決まったコンサートで、フォルクスオーパーに関係する歌手たちが一堂に集まったガラ・コンサートです。このコンサートの収益は日本赤十字に寄託されることになっています。日本人歌手でここで以前に活躍していたメゾソプラノの中嶋彰子さんも参加しています。最後は山田耕作の赤とんぼなども歌われ、全員起立しての《君が代》で幕を閉じました。収益金は600万円以上になったそうです(隣の席のウィーン在住の方に教えてもらいました)。日本人として、こういうコンサートを企画してくれた方々や、コンサートに参加してくれた音楽家のみなさんや、コンサートに来場しチャリティに参加していただいた聴衆のみなさんの一人一人にありがとうを言いたい気持ちになります。日本は全世界から復興を支援してもらっているのが現地でよく分かりました。1日も早い復興を、力を合わせて成し遂げていきたいものですね。世界も暖かい目で見守ってくれています。

コンサート終了後は、ブログ仲間4人での楽しい食事会です。
Feriさんは一時帰国のため、慌ただしくさようならです。その後は、そのままお茶をしながらおしゃべりは続きます。

さあ、今日2つ目のコンサートに移動しましょう。お友達Hさんの車での移動なので楽ちんです。もちろん、慣れた運転と手慣れた駐車場探しで、無事コンサートホールに到着です。
このコンサートはもともとの予定。ウィーン楽友協会でのウィーン・トーンキュストラー管弦楽団の演奏会です。曲目はマーラーの交響曲第6番《悲劇的》です。
マーラーのメッカでのコンサートの詳細記事はここです。

コンサート終了後は、お友達Hさんご推奨のグルメレストランGUT PURBACHに向かいます。ハンガリーとの国境近くまで、高速を利用しての1時間のドライブです。ウィーンの市街地を抜けると、小高い丘が延々と続きます。すべてブドウ畑。ブドウ畑の中に点々と桜の木があり、今まさに満開です。さらに進むと、どこまでもどこまでも真っ平らな大平原が広がります。一面美しい緑の大地です。うっとりと見とれてしまいすね。
と、ワイン蔵が立ち並ぶ村に到着。その中にさりげなくそのレストランはあります。元は古い農家だったそうですが、とってもオシャレなレストランにリノベーションされています。


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レストランの隣の建物の煙突の上に、コウノトリが巣を作っていました!


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シェフは意外にとってもお若く、お友達Hさんに親しげに挨拶にいらして、私達も紹介してもらいます。


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レストラン内部の様子です。広々として、気持ちのよいスペースになっています。


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食事は、6品のコースを選択。そして、すべての料理にそれぞれ合うワインも選んでもらうことにします。しかも、sarai&配偶者に別々にということで、なんと12種のワインを楽しめるということになります。

こんな感じで選ばれたワインが出されます。


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料理は味だけでなく、目でも楽しめるものです。


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またまた、次のワインです。


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またまた、舌と目を楽しませてくれる料理です。


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このように、次々と出される料理は、実に洗練された素材の味を引き出した料理で、素晴らしいものです。量も、6品を楽しみながら頂ける(満腹にならない)よう配慮されていて、最後まで本当に美味しく頂けます。どれほど美味しかったかを伝えられないのが残念です。

途中、トイレに立った時に、調理場も覗かせてもらいます。


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美味しい料理は美しい調理場で作られています。
シェフも優しい顔で微笑んでくれています。


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最後のデザートまで、パーフェクトな料理が続きます。


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鉄道やバスでは行けない交通の不便なレストランです。
お友達Hさんのアテンドなしには絶対に行けなかったレストランでした。持つべきものは友ですね。
食事の後は、美しい星空を眺めながら、ホテルまで送っていただきます。お友達Hさんには、充実した楽しい1日をプロデュースしていただき感謝です。

明日もオペラ。一番楽しみにしているウィーン国立歌劇場の《アンナ・ボレーナ》です。世界の歌姫で人気を2分するアンナ・ネトレプコとエリーナ・ガランチャの2人が出演する超豪華オペラです。


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ウィーンの文化を満喫:オットー・ワーグナーの世界

2011年4月11日月曜日@ウィーン

旅の13日目です。
そして、ウィーン3日目です。曇り空。雨が降るような感じではありませんが、すこし寒くなるかなと思いコートを着て出かけます。

今夜は、今回の旅で一番大事なオペラがあるので、今日はそれがすべてです。したがって、自重して早くホテルに戻り、休息をしてオペラに備えるつもりです。
ということで、今日は先日も見た建築家オットー・ワーグナーの代表建築を見て歩く程度にしましょう。

まずはカールスプラッツKarlsplatzまで地下鉄U1で出て、そこからトラムに乗り換えてドナウ運河まで行きます。そこに彼の代表作の郵便貯金局Postsparkasseがあります。郵便貯金局のリング通りを隔てた向かい側には、銅像があります。ラデツキー将軍です。ニューイヤーコンサートでお馴染みの「ラデツキー行進曲」の主役ですね。


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郵便貯金局は、いかにもワーグナーらしいモダンななかに意匠を凝らしたすっきりした建築です。


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内部も自由に見られるので(業務は行っていますよ)、ゆっくりと見学。大ホールの直線と曲線の微妙な融合のモダンさは見事です。


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このホールの一角にオットー・ワーグナーのデザインを主としたショップがあります。


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このショップで、ワーグナーのデザイン風のグラスを3組購入。なかなかモダンで、気に入ったんです。ショップのおじさんからは、これは食洗機で洗っちゃ駄目だよというアドバイス。配偶者がそんなマシンは持ってないから大丈夫よと言うと、おじさんは大爆笑。

ここを出て、ドナウ運河の方に行き橋の上に立つと、たもとにあるウラニア天文台Urania Kinoの古い建物が見えます。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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次はマジョリカハウスMajolikahausを見に行きましょう。トラムでカールスプラッツまで戻ります。ここからは歩いて行きますが、ついでにいつも見ているカールスプラッツの駅舎も見ておきましょう。これもオットー・ワーグナーの代表作のひとつです。


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さらに、ウィーンの市場ナッシュマルクトNaschmarktのお店を見ながら進むと、オットー・ワーグナーの代表作のマジョルカハウスとメダイヨンマンションMedaillon Mansionが並んで建っています。いずれも公共アパートのはずで、外からしか見られません。同じ人の設計なのに、ずいぶん違っています。モダンということでは同じですが・・・。
これがマジョリカハウス。


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これがメダイヨンマンション。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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というところで、そろそろお腹も空いたのでランチにします。まだ今回ウィーンに来て食べていないウィーンナー・シュニッツェルが食べたいとsaraiが提案。グルメガイドで調べると、シュテファン教会のそばに美味しいレストランがあるらしいので、地下鉄を乗り継いで向かいます。
途中の地下鉄の駅には、今晩見るオペラ《アンナ・ボレーナ》の大きなポスターが貼ってありました。夜のオペラに胸が高鳴ります。


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シュテファン・プラッツ駅からは、地図がなく所番地しかわかりません。何とか土地勘を働かせて探すと、運よくすぐに発見。フィグルミューラーというお店ですが、外から見ると狭いお店で、しかもどんどんお客がはいっていきます。案の上、入口で支配人に混んでいるから無理だと断られます。その代わり、すぐ近くにあるセカンド店を紹介してもらいます。早速、そちらに向かいます。こちらは綺麗な外観です。


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レストランに入ると、ここも結構一杯でしたが首尾よく空いていたテーブルに案内してもらえます。注文はもちろん、ウィーナーシュニッツェルを2人分と水。このメニューには、他にミックスサラダかポテトサラダをセットで注文(別料金です)するようになっているのですが、断固拒否。ちょっとイレギュラーな注文ですが、これが大正解。運ばれてきたシュニッツェルは皿からはみ出した巨大なシュニッツェル。これだけでも、一見食べきれるとは思えない大きさです。


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saraiは意地で完食しましたが、配偶者は健闘むなしく、適当なところでフィニッシュです。味はなかなか美味しいのですが、このサイズを食べ続けると、さすがに飽きてきます。

このあと、ホテルに戻り午睡。夕方元気よく起きだして、ウィーン国立歌劇場に参上。
かなり早く着いたので、ウィーン国立歌劇場の側面に設置されているパブリック・ビューイングの大画面を見に行きます。ここで、今夜のチケット入手困難なオペラを無料で鑑賞できるのは、なかなか歌劇場も太っ腹なことですね。


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開場時間になり、入場。


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ほぼ2年ぶりのウィーン国立歌劇場です。前回はネトレプコの《椿姫》でプラチナチケットでした。そして、最高の《椿姫》を聴けました。
今回もプラチナチケットで世界の最高の歌姫ネトレプコとガランチャの美声に聞き惚れ、オペラ《アンナ・ボレーナ》を堪能。saraiは感動のあまりうるうる状態。最高でした。

地下鉄でホテルに戻り、感動のオペラを即、感動が醒めぬうちにブログに書きます。そのブログの記事はここです。

明日も特別な予定はなく、フォルクスオーパーでオペレッタ《こうもり》を見るだけです。音楽だけに埋没するウィーンの滞在です。


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ウィーンの文化を満喫:リング通りの高台を散策

2011年4月12日火曜日@ウィーン/1回目

旅の14日目です。
そして、ウィーン4日目です。昨夜は素晴らしかったオペラの興奮冷めやらず、深夜までブログを書いていたので、今朝は9時過ぎに起床。慌てて服を着替えて、朝食を食べ損ねないように朝食ルームに飛び込み、ほとんど最後の朝食客になってしまいます。

ところで、このホテルの朝食の珍しいものとしては、スモークした魚のマリネがあります。これをメインに頂きましょう。ハムやチーズなども種類が多いです。


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パンもいろんなものがあります。トースターも置いてあります。saraiは結構トーストが好きなので、トーストを頂くことにします。で、配偶者がトーストしようとしますがスイッチが入りません。?????壊れてる?・・・ひょっともしたらと思いコードを手繰ってみると、ピンポ~ンはずれてたそうです!配偶者がレストランのお兄さんに、外れてることを知らせると、テーブルの下に潜り込んで差し込んでくれました。で、美味しくトーストが頂けました。じゃあ、今まで他の人達はどうしたんだろう?
飲み物はいつも通りチョコレートとメランジェ。チョコレートのついでにホットミルクもお願いすると、持ってきてくれました。これで、配偶者は自分のお気に入りの濃さにチョコレートを調節する技も習得したとのこと!

今日のウィーンは小雨模様。降ったり止んだりです。フード付のウィンドブレーカーを羽織って出かけます。今日は特に大きな目的はなく、夜のオペレッタに備えて自重するのが一番です。

まずは、昨日目を付けていた超軽量のRIMOWAのスーツケースSALSA AIRを、格安かつ割引かつ免税で購入します。日本で購入するよりもトータルで20%近く安価でゲット。もちろん、このスーツケースは邪魔なのでお店(ワルツ)に預かってもらい、今日の一番の目的であるブルグ劇場Burgtheater Wienに向かいます。

ここにはクリムトの装飾画があるので前から見たかったんです。館内ガイドツアーでしか見せてもらえずその時刻が15時という情報なので、事前に場所とかをチェックしに行きます。劇場のインフォメーションで聞くと、やはり15時にガイドツアーがあるので、その時間にここに来てチケットを買えということでした。まだ随分と時間があるので、付近を散歩しましょう。

小雨なので、そんなに気になりません。ウィーン大学が通りの反対側に見えてきました。


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通りのこちら側には高台があり、少し探すと上り道がありました。なかなか風情のある道です。


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さらに階段もあり、この階段を上るとベートーヴェンが住んでいたパスクァラティハウスPasqualatihausと呼ばれる建物に行き着きます。ここの5階にベートーヴェンが住んでいたそうです。


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第5交響曲「運命」、第7交響曲、オペラ《フィデリオ》、「エリーゼのために」などが作曲された歴史的な建物です。そういうことも頭の中に感じつつ、この辺りを散策します。この高台は昔は砲台だったそうです。その跡地に建物が立ち並んでいて、大変静かです。もちろん当時リング通りはまだなくグルリと城壁だったはずで、ベートーヴェンが眺めた景色とはかなり違うでしょうね。


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この高台をぐるっとまわると、向こう側に降りる階段があり、その階段の風情といったら驚くほどです。下から見た階段をご紹介しましょう。


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この階段周辺は面白いお店が多く集まり、ちょうど小雨の中で露天市のようなものをやっています。


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配偶者は興味深げに見て回り、生アスパラガスの皮むき器をゲット。

ここから少し進むと、トラムや地下鉄が交差するショッテントーアSchottentorに出ます。ここの地下街は面白そうなので、ぶらぶらとパン屋さんや花屋さんを見て歩きます。驚いたことにトラムの発着駅まで地下街の端にあります。


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ちょっと疲れたところで、先ほどのブルク劇場の隣にあるカフェの老舗のラントマンCafé Landtmannで休憩です。


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ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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中に入ると、広々とした店内はほどほどの混み具合で、すぐにテーブルに着けます。


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お昼時なのでケーキにするかランチにするか迷いますが、とりあえずランチを頂きます。スープとメインのセットです。

これがスープ。ウィーン風のスープです。


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メインです。


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saraiは完食。配偶者はメインを半分ほど残します。これが男女の差ですね。

なのに、saraiが是非とも別の有名カフェに行こうと提案。配偶者は呆れ顔です。トラムに乗って、ケルントナー通りに移動です。


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ウィーンの文化を満喫:ブルク劇場のクリムト

2011年4月12日火曜日@ウィーン/2回目

カフェ・ラントマンCafé Landtmannでランチをいただき、ケーキは別のカフェで頂くことにします。

昔、王室御用達でエリザベートも愛用していたカフェ・ゲルストナーCafé Gerstnerです。


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店内は意外に簡素な雰囲気です。お客さんもほどほどに入っています。


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2人でチェコレートトルテ1つを分け合って頂きます。saraiはアインシュペナー、配偶者は紅茶をいただきます。

紅茶はこんな感じ。ウィーンのカフェで、ティーバッグでないのは珍しいかも。


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アインシュペナーとホイップクリーム添えのチェコレートトルテです。


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美味しいけれど、ウィーンではコーヒーに必ず付く水も付かないし、ケーキに沿えるホイップクリームも別料金。お店の方針なのでしょうから仕方ないですが、何だかビジネスライクでせちがらいですね。今度からはお隣のお気に入りのカフェ・L.ハイナーCafé-Konditorei L. Heinerにしましょう。

こんなにゆっくりしていたら、ブルク劇場Burgtheaterのガイドツアーの時間が迫ってきました。急いで地下鉄とトラムを乗り継ぎ、最速でブルク劇場に急行。やれやれ、間に合いました。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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ガイドツアーが始まったのは3時を少し過ぎた頃です。案内はすべてドイツ語でさっぱり分かりません。事前に配布してくれた英語の紙を参考にします。いずれにせよ、見たいのはクリムトの天井画だけです。案内を生半可に聴きながら、左右の大階段上の遥か高いところにある天井画に目を凝らします。


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天井のいろんな部分にクリムトの絵がありますが、遠くて見えにくく探すのが大変。ここに1枚。「タオルミナの劇場」です。


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ここにも1枚。「テスピスの凱旋車」です。


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また、ここにクリムト。「ディオニソスの祭壇」です。


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宝物探しみたいですね。クリムトはここに3枚の絵を残しました。
これで、ウィーンにあるクリムトの重要作品はほとんど見たことになりました。結局、20年以上かけて見たことになります。満足です。

この大階段を上ると、2階のギャラリーに出ます。ここから、劇場の観客席に入れます。大きな窓と窓の間にはモダンな絵や古典的な絵が飾られています。


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窓から外を見ると、正面に市庁舎(ラートハウス)が見えます。


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劇場内を上から下まで歩き回る一通りのガイドツアーが終わり、ブルク劇場を出ます。劇場を仰ぎ見ると、重厚なネオ・ゴシックの建物が威容を誇っています。


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この後ワルツで預かっていてもらったRIMOWAのスーツケースを受取り、ホテルで休息。たいして午睡できる時間はありませんでしたが、ちょっと休んで今夜のオペレッタを聴きにフォルクスオーパーVolksoperに向かいます。
今日の演目はヨハン・シュトラウスの《こうもり》。有名なオペレッタですから、気楽に聴きましょう。


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とても楽しい公演でした。公演の詳細内容はここです。

ここでもブログでお付き合いのある方と初対面。ウィーンも狭いですね。
今日も夜遅くなってのホテル帰還です。明日も朝寝坊パターンですね。

明日はウィーン最後の夜でまたまたフォルクスオーパーでオペレッタ《チャルダッシュの女王》です。


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ウィーンの文化を満喫:カフェ巡り~カフェ・ムゼウム~L.ハイナー

2011年4月13日水曜日@ウィーン

旅の15日目です。
そして、ウィーン5日目です。今日は1日中雨との予報でしたが、太陽が顔を出しています。でも、風は冷たいですね。

毎夜遅くまで演奏会の報告をUPしているsaraiは少々疲れ気味。起きられそうにもないので、朝食をパスして寝ることにします。どうせ今日は何の予定もないゆるゆるの1日ですから、完全休養日としましょう。まだまだ旅は続きますからね。

配偶者はそれなりの時間に起き出して、メールやネットをチェックしたりして過ごしていますが、いい加減にそれらも終了。のんびり気持ち良く朝風呂を楽しんで出てきたところで、ようやくsaraiが起き出します。saraiもお風呂に入りのんびりしていると、もうお昼前です。

カフェでウィーンの朝食をいただきましょう。地下鉄U1でカフェ・ムゼウムCafé Museumに向かいます。老舗のカフェですが、経営が昨日行ったカフェのラントマンにかわり、最近新装開店したのでチェックです。カフェ・ムゼウムの前に到着。


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店内は明るく、ソファの色調が赤になっています。


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時間はもうお昼時を過ぎて、メニューはランチになっています。が、どうしても朝食にこだわるsaraiは、お店の人に朝食もOKかと確認すると、いいよ!とのことです。で、saraiはモーニングセットを、配偶者は日替わりランチをお願いします。

これがモーニングセットです。


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これが日替わりランチのスープです。


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これがランチのメイン。


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モーニングセットはホテルの朝食メニューと内容は変わり映えしませんが、もちろん各素材は美味しいですよ。
ところで、この籠に入ったパンは要注意です。


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パンは別料金で、食べた数の分だけ料金を取られます。フランスやイタリアでは、いくら食べてもタダで、足りなければ追加だってしても構わないのです。が、オーストリアやドイツはしっかり食べた分の料金が取られます。今まで無料なのか有料なのかが分からず、いつもビクビクしていたのですが、ずっと国を移動して旅をしてきてはっきり分かりました。これからは、納得してパンが食べられます。たかがパン、されどパンですから・・・。

配偶者のランチももちろん美味しかったそうですよ。スープもあって、配偶者は大満足です。ちなみにランチの方がちょっとだけ安かった。
と、外を見ると、雨がザァーザァー降ってます。ちょっと雲があったので傘を持ってきたのですが、よかったねと話しているうちに止んでしまいました。本当にこちらの天気は分からない。

雨上がりの道を、スーパーでお土産を少々調達するのでケルントナー通りKärntner Straßeに向かいます。ちょっと寄り道をして、映画「第3の男」の撮影現場を探しながらスーパーに到着。
山積みの野菜や果物を見るのは楽しいですね。日本と違うようで似てるし、似てるようで違うし・・・。《焼き栗むいちゃいました》(包装からしてそんな感じ)を発見!思わず買っちゃいます。お土産用にスープとチョコを購入。ついでに水も買いますが、やはりスーパーは安いね。

レジでsaraiは恐る恐る100ユーロ札を出すと、何の問題もなく会計をしてくれ、お財布に10ユーロ札がいっぱいになります。実は、高額紙幣って使いづらいのです。ちょっとしたものを買ってお札を出すと、「ノー、チェンジ!」って拒否されるんです。コイン、小額紙幣(10ユーロ、20ユーロ)がなくて本当に困るんです。たいていはカードで支払うので現金を使うのは少額の支払いの時だし、出国の時の両替では少額紙幣はなかなかくれないし(もちろんコインはくれない)。

saraiは、とっても上機嫌でホテルに戻り、気持ちよ~くお昼寝となります。
たっぷり休養をとって、さっぱりした気分でフォルクスオーパーVolksoperに向かいますが、ちょっと早めに出かけます。というのも、いよいよ明日にはウィーンを離れます。しかし、saraiはまだまだケーキを食べ足りないんです。

お気に入りのカフェのL.ハイナーCafé-Konditorei L. Heinerで、夕食代わりのお茶をしましょう。地下鉄U1のシュテファンズ・プラッツStephansplatzで降りケルントナー通りKärntner Straßeを進み、昨日お茶したカフェのゲルストナーを過ぎるとカフェのL.ハイナーがあります。1階はケーキの販売店舗とちょっとしたカフェコーナーで、2階はこじんまりとしていますがオシャレなカフェの空間が広がります。


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2人でポットのダージリンティーを頼み、ケーキのショーケースに行きケーキを選びます。


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どれも美味しそうで目移りしますが、2人ともチョコレートを素材にしたケーキをそれぞれ選びます。このケーキの美味しかったこと、日持ちが許せば日本に連れて帰りたいほどの美味しさです。


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色々とカフェを試しましたが、お店の雰囲気・ケーキの美味しさ・飲み物の美味しさ・接客の良さで、このカフェはsaraiにとってウィーン1のカフェです。それもヴォルツァイレ支店ではなく、ケルントナー通りの本店が1番です。今回、また確信を深めました。
あまりの居心地の良さに、思わずウェートレスのおばさんにお願いして、記念撮影させてもらいました。優しい笑顔に癒されますね。


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この後、楽しくオペレッタを鑑賞。今日の演目はカールマンの《チャルダッシュの女王》です。一番好きなオペレッタです。これでウィーンは最後ですが、それにふさわしい最高の舞台を見せてもらいました。公演の様子はここです。

今日も昨日に引き続き、ブログで知り合ったお友達と楽しいお話に花が咲きました。

フォルクスオーパーを出た通りの歩道に屋台が出ていて、そこに美味しそうなヌードルがあります。小腹の空いたsaraiは試しにテイクアウトのパックをオーダー。ホテルへ帰る道すがら、美味しく頂きました。


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フォルクスオーパーからの帰りには癖になりそうです。

ホテルに戻り、荷物を作って就寝です。明日は、早々にミュンヘンに旅立ちですからね。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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