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ミュンヘンの文化を満喫:ミュンヘンの朝ごはんは無論「白ソーセージ」

2011年4月16日土曜日@ミュンヘン/1回目

旅の18日目です。

そして、ミュンヘン3日目です。
今日はsaraiはあえて朝寝坊を決め込みました。というのは、ホテルの朝食をパスして、ミュンヘンの朝ごはん「白ソーセージ」を食べようと目論んでいるからです。
配偶者は朝食レストランからカフェ・ラテだけをもらってきて、お部屋で飲みながらsaraiの朝の準備が終わるのを待っています。

気温は低く寒いですが、気持ちよく晴れています。さあ、出かけましょう。
白ソーセージのレストラン「ヴァイセス・ブロイハウスWeisses Bräuhaus München」はホテルからすぐ近くにあります。レストランに着くとまだ10時過ぎですが、お店はお客さんでいっぱいです。何とか席を見つけて座ることができます。


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かわいいエプロン姿のおばさんが注文を取りに来ます。

まず、白ソーセージWeiss Burstを注文。次は飲み物ですが、これはもちろん、白ビールWeissbierです。朝からぁ~なんていうものではありません。全員の前にビールがあるのですから・・・。でも、さすがに配偶者がお水にしようかと迷っていると「小さいのもあるわよ」とエプロンおばさんが薦めてくれるので、小さいグラスの白ビールを注文。それを聞いて、saraiも「僕も小さいのを!」とお願いしたにもかかわらず、届いたのは・・・大きいビアグラス1つと小さいビアグラス1つでした。男性は許されないというか、考えられないのでしょうね。


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大きいビアグラスの白ビールは3.6ユーロ、小さいビアグラスの白ビールは2.9ユーロです。

「白ソーセージ(ヴァイス・ヴルスト)」と9ヵ月ぶりのご対面です。こんなに早くお会いできるとは思ってもいませんでした。


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皮は上手くはずせます。甘いはちみつ入りの洋辛子をつけて頂きます。美味しい!本当に美味しいです。


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2人分4本で9.6ユーロです。

もちろんパンは有料ですから、2人で1個を分けて食べます。満足、満足です。


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プレッツェル1個で0.9ユーロです。

ところで、お店にはひっきりなしにお客さんが入ってきます。土曜日だからでしょうか。混雑しているので、美味しい朝食を頂いたところで早々に退散しましょう。エプロンおばさんに合図をして、会計をしてもらいます。


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お店を出ると、街は大勢の人でごった返しています。ヴィクトゥアーリエンマルクトViktualienmarktには朝市も出ています。賑わいに誘われるようにブラブラ朝市のお店の方に行きます。おっ、白ソーセージも売っています。しかも、真空パックになっているものもあります。


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買って帰ろうかとかなり迷いますが、新鮮さが売りの白ソーセージですから止めましょう。また食べに来ればいいのですからね。

と、saraiの目が点に!その目が釘付けになったのは「シュパーゲル(生ホワイトアスパラ)」。


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ウィーンでは、まだちょっと時期が早すぎると言われたシュパーゲルが、ここミュンヘンでは旬の時期がスタートしていたのです。どの八百屋さんの店先にもシュパーゲルが山積みになっています。そのぶっとくて美味しそうなこと・・・。saraiは食べさせてくれる店探しモードに突入です。朝市の会場内でも食べさせてくれるところも見つけましたが、もう少し美味しそうなお店を探してみましょう。


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と、その前に、シュパーゲルの衝撃のせいか、お腹がグルグル、もよおしてきます。近くにデパート(Galeria Kaufhof)があったので、そこを利用することにします。デパートは売り場の配置もほとんど日本と変わりありませんね。が、トイレが見当たりません。なんと、最上階(6階)に1か所あるのみです。しかも有料!お借りするのですから文句は言えませんね。無事、用足し終了。また、シュパーゲルを食べるお店探しに戻ります。

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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でも、その前に、今日の予定の教会巡りを済ませましょう。


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ミュンヘンの文化を満喫:ルードヴィッヒ詣でも完結。そして、念願のシュパーゲル!

2011年4月16日土曜日@ミュンヘン/2回目

ミュンヘンの教会巡りの起点は、新市庁舎前のマリエン広場Marienplatzからです。新市庁舎Neues Rathausはミュンヘンのランドマークですね。


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マリエン広場からはまず、すぐ近くにあるフラウエン教会Frauenkircheに向かいます。
この教会は以前も訪れたことがありますが、内部をよく見ていません。


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早速、中に入ります。プロテスタントの教会でしょうか、とっても立派ですが装飾がシンプルです。(実際はプロテスタントではなくて、カトリックの教会だそうです。Njegusさん、ご指摘ありがとうございます。ドイツの教会はカトリックでもシンプルな装飾なんですね。)
内部のずらっと並んだ柱が印象的です。信者が祈りを捧げる席の間の通路に入ろうとしたら、おじさんに写真はだめよと言われます。カメラを片付け進むと、そのおじさんが他の人たちにも何か言ってます。どうやら、今からミサをやるのでこのあたりからは退去してくれと言っているようです。まだまだ祭壇は遠いので、我々も退却です。信者席の外側から写真をぱちりと撮ってオシマイ。


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次に、少し歩くと聖ミヒャエル教会St. Michael Kircheです。外側は工事中です。中に入ってみると、ミサが終わった直後なのでしょうかお香の匂いがしています。


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主祭壇のドームの下で、4人の男女がミサ曲を歌っています。たった4人の声とは思えないほどに美しく教会内に響き渡っています。


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saraiは、もちろんカメラの動画モードで録画。

この教会は規模は小さめですが、王族の教会ですから装飾が素晴らしいです。

祭壇横の地下に通じる階段が開いています。有料で公開しているようで、ルードヴィッヒ2世の写真が出ています。行ってみることにします。


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地下の部屋には、王族の棺が安置されています。もちろんルートヴィッヒ2世のものもあり、ひときわ立派でお花も供えられています。


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城を作ることにお金を使い過ぎ精神錯乱と診断されて退位させられたけど、今でも大切にされているんですね。もっとも、今や最大の観光資源を残した貢献は大ですからね。彼の作った3つのお城をすべて見に行った配偶者としては、彼の棺に祈りを捧げることができ、これでルードヴィッヒ詣でも完結したと満足しています。

さて、シュパーゲルで必死のsaraiは、白ソーセージを食べさせてくれる有名レストラン、バイエリッシャー・ドニスルBayerischer Donislに到着。シュパーゲル料理はあるかと尋ねると、あるわよとのこと。即、入店。テーブルに着きます。


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メニューを検討し、シュパーゲルのスープとシュパーゲルのオランデーズソースかけを注文します。2人でこの2品ですから、エ?という顔をされましたが、めげずにその2品のみの注文でOKをもらいます。しかし、やはりそれで大正解でした。なんと見事に太いアスパラが6本もお皿にのっています。


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これで12.5ユーロです。

スープもとても美味しそう。


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こちらは5.2ユーロです。

これらのシュパーゲルは、多分ちゃんとしたドイツ国内産のシュパーゲルでしょう。最近は輸入物も増えているようです。正式にはドイツ国内産でなければシュパーゲルとは言えず、輸入物は単なる白アスパラガスということです。このシュパーゲルの皿にはジャガイモと鶏のシュニッツェルまでついています。saraは大満足です。
(注:バイエリッシャー・ドニスルは2015年末までリノーベーションのため、閉鎖中とのことです。250年の歴史あるレストランの再開が待たれますね。)

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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食欲を満たした後は目を楽しませましょう。美術館に向かいます。


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この記事へのコメント

1, Njegusさん 2011/09/14 10:03
大変ご無沙汰いたしております。毎日、貴ブログ拝読しております。フランス、イタリア、オーストリア、バイエルンと大変長丁場のご旅行をされたのですね。Innsbruck近くのKristallweltenには私共も昔行ってまいりましたので懐しく拝見しました。ところで、本日の貴文中のミュンヘンのフラウエン教会ですが、カトリックの大司教座聖堂です(今のベネディクト16世教皇がここの大司教でしたので、彼の像が入口にあります)。
修正めいたことを申上げますことご容赦ください。

2, saraiさん 2011/09/14 11:34
Njegusさん、saraiです。こんにちは。

ご指摘ありがとうございます。なるべく、正確に書くようにしていましたが、これは調べもせずにさらっと書いてしまいました。
言い訳けですが、半月以上、家を空け、自分と配偶者の実家を駆け巡って、3000km以上走ってました。その間の記事はともすると、調査不足になってしまいました。自宅に戻ったのは一昨日深夜です。

ところで、ちょうど、この日の夜のガスタイクのティーレマンとミュンヘン・フィルのコンサートでNjegusさんと最後にお会いしたんですね。懐かしいです。

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ミュンヘンの文化を満喫:アルテ・ピナコテークのフェルメール展

2011年4月16日土曜日@ミュンヘン/3回目

ミュンヘンで朝ごはんの白ソーセージ+白ビール、ランチには予想外のシュパーゲルを食べることができ、食は満ち足りました。

これから、今日一番の目的の美術館に向かいます。9か月前にはノイエ・ピナコテークNeue Pinakothekに行ったので、今回はアルテ・ピナコテークAlte Pinakothekに行きましょう。これらの美術館は、広大な敷地内に隣り合って建っています。

マリエンプラッツMarienplatzからSバーンで1駅目のカールスプラッツMünchen Karlsplatzに行き、そこから27番のトラムに乗ると、すぐにピナコテーク停留所Pinakothekenに着きます。
緑の美しい広々とした公園をブラブラ歩いて、アルテ・ピナコテークを目指します。木々の若葉が本当に綺麗です。


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木々の先には、芝生の広場とその向こうに大きなアルテ・ピナコテークの建物が見えてきます。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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木々を抜けると、正面に重厚なアルテ・ピナコテークの全容が見えます。マイヨール?のようなモダンな彫刻も芝生の中にありますね。


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美術館に近づいていくと、フェルメールの絵の描かれた大きな垂れ幕がかかっています。思いがけなく、フェルメールの絵の展示をやっているようですね。今回の旅では、ルーブルで見たフェルメールに続き2度目になります。


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美術館に入り、とりあえずチケットを購入。一人7ユーロです。


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まず、フェルメールの展示に向かいます。が、展示室と思われる方向に行くと、カフェしかありません。でも、カフェの中を進んで行く人もいるので、saraiもカフェのテーブルの間をウェーターとかを避けながら進むと、大きな扉にぶつかりました。恐る恐るその扉を開けると、フェルメールやクラナッハの展示会場です。右手のフェルメールの展示室の方に進むと、展示室の真ん中の正面に有名なフェルメールの「天秤を持つ女」があります。


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実に繊細なタッチの絵で、左の窓のカーテンの隙間から光が差し込んでいます。机の上の真珠などの宝飾品が光って見えるのは、フェルメール得意の手法ですね。恥ずかしながら、配偶者に指摘されるまで女の人が持つ天秤が見えていませんでした。それほど微細な表現で天秤は描かれています。これは素晴らしい名作ですね、すっかり魅了されました。アムステルダムの「牛乳を注ぐ女」、ドレスデンの「手紙を読む女」と同レベルの、フェルメールの傑作中の傑作だと思います。後で調べると、この絵はワシントンのナショナル・ギャラリー所蔵のものです。昔は「金貨を秤る女」とも呼ばれていたそうですが、実際には秤の上には金貨は描かれていないので、現在の呼び名になったそうです。机の上には宝飾品が置かれ、これは虚飾を表していますが、単純に虚飾の愚かさを寓意化するのなら、当然、秤の上にも金貨をのせるのが分かりやすい表現です。フェルメールはあえて秤の上を空にすることで、単純な寓意画になることを避けていると思われます。彼の真の狙いは、風俗画を通しての美の追求にあったのだとsaraiは勝手に推測して疑いません。こういう名画を幸運にも、旅行先で見られるとは嬉しいことです。もっとも気前よくフェルメールの名作を貸し出してくれたワシントンのナショナル・ギャラリーには、この絵のほかにフェルメールの作品が何と3点もあるんですね。あるところにはあるもんだと感心します。

アルテ・ピナコテークの絵画鑑賞はまだ始まったばかりです。


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ミュンヘンの文化を満喫:アルテ・ピナコテークのクラナッハ展

2011年4月16日土曜日@ミュンヘン/4回目

久しぶりのアルテ・ピナコテークAlte Pinakothekの絵画鑑賞は続きます。

フェルメールの次は、大好きなクラナッハを見ましょう。
しかし、展示室の入口で待った!がかかります。クラナッハは常設展ではなく特別展なので、別のチケットが必要。入口の窓口でチケットを買ってきてねということです。そういうことなら、チケットを購入しに戻るしかないですね。でも、フェルメールは見ちゃったもんね・・・(やはりカフェからの入室はイレギュラーだったのかな)。
もちろんクラナッハも見たいので、窓口に戻りチケットを買ってきます。一人5ユーロの追加料金です。今回の特別展は(フェルメール展とクラナッハ展と所蔵品の特別展)アルテ・ピナコテークの175周年記念だったようです。


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クラナッハの展示室に入場。素晴らしい! こんなに大量のクラナッハの絵を見るのは初めてです。いろんな時代のクラナッハがあり、それぞれが実に素晴らしい絵です。微細にかつ色彩豊かに光沢のある絵が一番好みにあいます。とても素晴らしい絵が何点かあり、すっかり満足です。バイエルン各地の美術館から、クラナッハの絵を一堂に集めた特別展のようです。

saraiの思いの強い画家ルーカス・クラナッハに敬意を表して、多くの作品をご紹介しましょう。是非、みなさんもお付き合いください。クラナッハはドイツ・ルネッサンスを代表する画家です。生まれたのがクロナッハ(Kronach)だから、名前もクラナッハ。昔はこういう名前の付け方は一般的だったそうです。

まず、1枚目の絵はこれです。


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クラナッハと言えば、裸婦像が有名です。ヴィーナスやイヴを描いた作品が多数ありますが、この絵はミュンヘンの美術館にある「ルクレティア」(Lucretia)です。彼女は古代ローマ時代の美人で、辱めを受けて自ら命を絶ちます。ルクレティアは紀元前6世紀、タルクィニウス王がローマを支配していた時代の女性です。彼女の夫は戦争に出陣し、陣中の夕食のおりに妻の美しさと貞淑さを讃え、それに興味を抱いた王子セクトゥスがひそかに陣営を抜け出し、ルクレティアのもとを訪れ、彼女の美しさ故に凌辱します。彼女はそのため、夫と父に復讐を託し、自害します。そのため、ルクレティアは貞淑さの鑑とされており、シェークスピアの長詩「ルクレティアの凌辱」にもなっています。近年では、ブリテンのオペラ「ルクレティアの凌辱」もありますね。残念ながら、このオペラはsaraiもまだ見たことがありません。
なお、この事件が発端になって、ローマの王政が倒され、共和制に移行します。そして、強大なローマ帝国に発展していくわけです。1女性が世界の歴史を変えたともいえますね。
ただ、この絵はそういう女性の悲壮感よりも女性美を表現しているように感じます。自害する切迫感よりも妖しいエロティシズムを感じます。また、この絵は他の裸婦像と同様に体のバランスが少し妙です。この独特の表現が何か魅力的に感じ、妙に気に入っています。

次はミュンヘンの美術館にある「金の時代」(The Golden Age)です。


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多くの裸の男女が楽園で楽しむ姿です。
古代ギリシャの詩人ヘロドトスは天地創造に続く時代を金・銀・青銅・英雄・鉄に分けました。金の時代は天地創造後の最初の時代で、人間同士も自然にも調和し、無垢の状態。まさに旧約聖書のエデンの園ともイメージが重なります。クラナッハはそういうユートピアをこの絵で描き出しています。クラナッハは続く銀の時代も描いているそうで、労働苦と人々のいさかいがテーマだそうです。

ミュンヘンのドイツ博物館にある「真実の口」(la bocca della verita)です。


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ローマにあるライオンの口に手を入れる真実の口と同じですね。こういう風俗画っぽいのも面白いですね。

ミュンヘンの美術館にある「不釣り合いな恋人たち」(Unequal lovers)です。


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いやらしい顔の老人が妙齢の女性に体を寄せており、女性はどっこいその手が老人のカバンの中の財布を取り出そうとしています。後世のラ・トゥールの絵みたい・・・。こういう風俗画もなかなか上手いですね。
なお、この主題は15世紀から16世紀のドイツで大変人気があったそうです。この絵は老人と若い娘ですが、逆のパターンの老女と若い男というのもあったそうです。

ミュンヘンの美術館にある「ロットと2人の娘」(Lot and his Daughters)です。


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これも風俗画でしょうか。老人が娘達に妙にサービスされています。

バンベルクの美術館にある「クリスティナ・オイレナウの肖像」(Christina Eulenau)です。


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こういう女性の絵を描かせるとクラナッハの腕は冴えわたります。女性の個性が実に見事に表現されています。

ミュンヘンの美術館にある「マリアの頭部」(testa di maria)です。


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このマリアって誰でしょう? マグダラのマリアでしょうか。これも見事に女性の表情が描き込まれています。

あとは宗教画です。

ミュンヘンの美術館にある「紅海渡歩」(The Crossing of the Red Sea)です。旧約聖書の世界です。


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バンベルクの美術館にある「アブラハムの犠牲」(Das Opfer Abrahams)です。これも旧約聖書の世界です。


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Aschaffenburgの美術館にある「キリストと姦婦」(cristo e l'adultera)です。


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クロナッハの美術館にある「キリストと姦婦」(Christus und die Ehebrecherin)です。同じ題材の作品ですね。


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ミュンヘンの美術館にある「ゴルゴダの丘」(calvario)です。内容は説明不要ですね。


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次はミュンヘンの美術館にある「はりつけの前に跪くブランデンブルグのアルブレヒト枢機卿」((Kardinal Albrecht von Brandenburg vor dem Gekreuzigten kniend)です。


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特に心に感じた作品を選りすぐって、ご紹介しました。この特別展は「バイエルンのクラナッハ」と題されています。素晴らしい展示に出会えて、とても幸運です。

アルテ・ピナコテークの絵画鑑賞はさらに続きます。


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この記事へのコメント

1, ハミングバードさん 2014/07/17 12:47
Lot and two daughters の絵は恐らく旧約聖書の創世記19章のロトと二人の娘を描いていると思います。後ろに黄色もしくはオレンジ色描かれているのは神様によって滅ぼされた(焼き尽くされた)ソドムの町です。娘たちは子孫を残すために父親に酒を飲ませ意識を失わせます。そのシーンだと思います。
もうすでに調べられてご存知でしたらごめんなさい。

ドイツ鉄道の旅を計画しており、古いブログにも目を通しています。ローテンブルくはお気に召さなかったようですね。

2, saraiさん 2014/07/17 22:07
ハミングバードさん、こんばんは。

クラナッハの作品の解説、ありがとうございます。詳細な物語の内容は把握できていませんでした。ご教示いただき、感謝します。

ドイツ鉄道の旅とは楽しそうですね。いっぱい、楽しんでください。ローテンブルクは悪くありませんが、ニュルンブルク、ヴュルツブルクの街のほうが印象深かったですね。ただ、城壁の上の散策は楽しめましたよ。

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ミュンヘンの文化を満喫:アルテ・ピナコテークの名作・・デューラー他

2011年4月16日土曜日@ミュンヘン/5回目

アルテ・ピナコテークの絵画鑑賞は続きます。

フェルメール展、クラナッハ展のほかに特別展(アルテ・ピナコテーク所蔵品展示)でヤン・ファン・エイクなどのフランドル絵画の展示もあり、凄まじい絵の量に圧倒される思いでした。アルテ・ピナコテークの特別展示恐るべしです。特別展示の最後を締めくくる作品として、ヤン・ファン・エイクの素晴らしいキリスト像をご紹介しましょう。この作品は模写のようですが、決してそれが芸術的価値を減じるものではありません。


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さて、2階に上がって常設展を見ます。何といってもここではデューラーの作品を見ておきましょう。明日行くニュルンベルグはデューラーの街ですから、ニュルンベルグ初訪問を記念して見ておきましょう。ということで、デューラーを探しながら歩きますが、ある作品に目が留まり配偶者と顔を見合わせます。それはヒエロニムス・ボス以外の何者でもありません。配偶者は特に彼の崇拝者なんです。
『使徒ヤコブ・聖パヴォ(断片)』です。題材は最後の審判です。彼の得意なテーマですね。


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何と表現しようもない彼独特の異様なイメージを描いた作品です。ヒエロニムス・ボスの聖地と呼ばれるマドリードのプラド美術館詣でにも、いつかは行かないとね。

さて、肝心のデューラーですが、見たかった自画像がありました。もちろん、誰も見ている人はいません。海外の美術館はこういう名作を独り占めにできるのが贅沢です。


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彼の自画像はまるでキリストのように自分を表現し、芸術家としての矜持が見て取れます。決して自己満足やうぬぼれになっていないところが芸術家としての懐の深さです。画中のラテン語の文章は「自らを変わることなき色にて描けり」。この28歳の自画像を描いた後、2度と油彩で自画像を描かなかったそうです。

その向かいの壁には代表作の「4人の使徒」。まったくゆるぎのない表現で文句の付けようのない傑作です。


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この作品は、自画像が若い頃の作品であったのに対して、彼の最晩年の作品です。時は宗教改革の真っ只中。巨匠デューラーは多くのカトリック系の権力者をパトロンとしながら、この作品で公然とプロテスタントへの支持を表明しました。
この作品に描かれた4人は、左から若い姿の聖ヨハネ、天国の鍵を持つ聖ペテロ、福音書を書いた聖マルコ、憂鬱質の聖パウロです。ヨハネの赤いマントは多血質を表し、パウロの重厚なマントは憂鬱質を表しています。画面の左右をこのマントで挟み込んだ構図が素晴らしいですね。

ほかにはダ・ヴィンチ、ラファエロ、ボッティチェリ、フィリッポ・リッピなど名作の数々があり、見て回るのが大変です。こういう美術館は、やはり1日に一つしか見ることができませんね。体力も集中力も必要です。頭の中がすっかり美に埋め尽くされます。
その中から、珠玉の作品群をご紹介しましょう。

ヤン・ファン・エイクの登場で形成されたブリュージュ派のウェイデンの「聖母を描く聖ルカ」です。


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同じく、ブリュージュ派のメムリンクの「聖母の七つの喜び」です。


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広大な画面に聖母の様々なエピソードが描き込まれています。キリストの生誕、東方三博士の礼拝、キリストの復活、受胎告知、マリアの死などです。こういう時間軸の異なるエピソードを一枚の絵に描き込むのは中世からの手法です。

メムリンクの作品は豪華に3点、並べて展示されています。


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左から「アンナと聖母子」、「薔薇垣の聖母」、「聖ゲオルグ」です。メムリンクらしい名作です。

イタリア絵画も充実しています。
ラファエロの「カニジャーニの聖家族」です。


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フィレンツェのカニジャーノ家が注文したこの作品は、聖母子、聖ヨセフ、聖ヨハネ、ヨハネの母エリサベツが描かれています。3角形の安定した構図に描き出された聖母マリアの優しい美しさはラファエロならではのものですね。

次もラファエロの名作「テンピの聖母」です。


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アルテ・ピナコテークを創設したバイエルン国王ルードヴィッヒ1世が、20年以上も執心して手に入れたという逸話の残る作品です。ルードヴィッヒ1世はことのほかラファエロを敬愛しており、美術館の名前「ピナコテーク」を命名した日は、ラファエロの誕生日だったという気の入れようだったとのことです。さすがにこの作品は聖母マリアの情愛に満ちた名作ですね。

続く作品はレオナルド・ダ・ヴィンチの「カーネーションの聖母」です。


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この作品はレオナルドの初期の作品でフィレンツェで描かれたものです。背景には既に空気遠近法が用いられています。レオナルドとしては、まだぎこちなさが感じられます。
それにしても、今回の旅はフランスでのレオナルド・ダ・ヴィンチ巡りから始めた旅でした。その締めくくりが今回の作品。もう、旅の始まりから長い時間が過ぎ、やっと、ここまで行き着いたという感慨もあります。

続いて、フィリッポ・リッピの「受胎告知」です。


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リッピらしい繊細な表現がたまりませんね。

もう一つ、フィリッポ・リッピの「聖母子」です。


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ウフィツィ美術館の作品には及ばないものの、やはり聖母マリアの美しさは際立っています。

ボッティチェリもあります。「ピエタ」です。


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saraiの最も愛する「ヴィーナスの誕生」や「春」という傑作の誕生からずい分月日が経ち、メディチ家のロレンツォも亡くなり、時はサヴォナローラの時代。この暗い時代に感応してボッティチェリの作風も大きく変わります。人体の不自然なゆがみもありますが、実はこういうボッティチェリもsaraiは嫌いではありません。ある意味、時代を先取りして、ルネッサンスからマニエリスムを予感させると勝手な持論を展開しているんです。素人ですから、こんなこだわりも許してください。

ここで常設展も半分ほどご紹介しました。まだ、アルテ・ピナコテークの作品紹介は続きます。


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ミュンヘンの文化を満喫:アルテ・ピナコテークの貴婦人ポンパドゥール

2011年4月16日土曜日@ミュンヘン/6回目

ミュンヘンのアルテ・ピナコテークの常設展の作品紹介の続きです。

ヴェネチア派の巨匠ティツィアーノの「穢れの愛(虚栄心)」です。


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この寓意画は初期のティツィアーノの作品です。この絵は画家自身により、変更が加えられたそうです。最初は女性が持つ鏡には何も写っていませんでした。が、コインや宝石および老女が書き加えられ、さらに火の消えたろうそくが女性の手に置かれたそうです。これらの変更は、現実の世界の移ろい易さ(はかなさ)を強調するためだとされています。ただ、saraiとしては、そういう解釈はともかく、絵に描かれた美女の輝きこそ、例え一瞬の光であったとしても芸術の美そのものとして、礼賛したいと思います。

次もティツィアーノの「皇帝カール五世」です。


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晩年のティツィアーノの重要なパトロンであった神聖ローマ帝国皇帝の肖像です。さすがに絵の名手、素晴らしい出来ですね。

17世紀バロックの巨匠ルーベンスの「レウキッポスの娘たちの略奪」です。


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巨大な画面に神話の一場面がダイナミックに描かれています。凄惨な場面のようにも見えますが、左端にはキューピッドも描かれており、男女の結び付き、すなわち結婚を祝っているとも言われています。

次もルーベンスの「スイカズラの木陰のルーベンスとイサベラ・ブラント」です。


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これはルーベンス夫妻の肖像画ですが、ルーベンス嫌いのsaraiも脱帽の1枚です。ルーベンスは大作をルーベンス工房のたくさんの弟子を使って描かせることが多かったわけですが、自分の家庭に関係した絵はルーベンス自身で描いていたようです。この絵も彼自身の筆で描いたとsaraiは勝手に信じていますが、絵の上手さは尋常ではありませんね。とても上品で奥行きのある作品です。

アルテ・ピナコテークを代表する1枚、ブーシェの「ポンパドゥール夫人」です。


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前回この美術館を訪れた際、この絵を尋ね回った思い出があり、saraiの大好きな作品です。ポンパドゥール夫人はルイ15世の愛妾にして、当時を代表する才媛です。ロココの画家ブーシェは、彼女の美貌と英知を見事に作品として完成させています。衣装の描き方も見事ですね。ちなみにルーヴル美術館には、同じくロココ朝の画家のモーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールが描いたポンパドゥール夫人の肖像があります。

ブーシェの絵をもう1枚、「ソファでのヌード」(Reclining Girl)です。


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笑ってしまいますね。こういう姿の女性を描かせるとブーシェに比肩できる画家はいません。モデルは15歳の少女だとのことです。もっと成熟した女性のほうがブーシェらしさが出るかもしれません。

次はスペインの画家、ムリーリョの「ブドウとメロンを食べる子供たち」です。


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ムリーリョの描く聖母マリアも素晴らしいですが、彼の子供たちを描く絵も素晴らしいです。

最後はスペインの巨匠エル・グレコの「聖衣剥奪」です。


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エル・グレコはマニエリスムの最後を飾る画家です。この絵にもその特徴は遺憾なく表れています。人々は不自然に歪んでいますが、それが絵画のなかに動きを感じさせます。
この作品のオリジナルはトレド大聖堂にありますが、この絵はエル・グレコ自身が複写したものです。本当に素晴らしい作品です。
しかし、この絵がトレド大聖堂の依頼で描かれた折り、約束した報酬の3分の1しか支払われなかったそうです。その理由は、キリストの頭よりも高いところに民衆が描かれていることと、手前左に3人のマリア(左から小ヤコブの母、聖母、マグダラのマリアという説がある)が描かれていることにあるとのことです。今では、こんな名画に対して考えられないことですね。

常設展の階から、エントランスの階に下ります。


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美術館を出て、再びトラムの停留所ピナコテークPinakothekenです。


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トラムを乗り継ぎ、ホテルに戻ります。ルートを地図で確認しておきましょう。


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夜のコンサートに向けて、休養の仮眠をとります。
元気になったところで、6時にホテルを出ます。コンサートの開演は7時ですが、今日の会場であるミュンヘン・フィルの本拠地のガスタイク文化センターKulturzentrum Gasteigのコンサートホールは少し遠いんです。経路を検討した結果、トラムを乗り継いで行くことにしましたが、19番のトラムからの乗り換えで次に乗り継ぐ28番のトラムの停留所、マックス・ウェーバー・プラッツMax-Weber-Platzの場所が分からず、うろうろ。結局、その28番のトラムが通り過ぎるのを見て、停留所の場所がようやく分かります。少し時間をロスしましたが、十分早めにホテルを出たので7時の開演にはちゃんと間に合いました。(28番のトラムは2015年現在は16番に変更になったようです。)
ホテルからガスタイク文化センターのコンサートホールへのルートを地図で確認しておきましょう。


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ガスタイクGasteig Münchenのホールは広大でモダンなデザインです。


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今一番勢いのある指揮者のティーレマンが率いるミュンヘン・フィルの演奏は、この広大なホールをR・シュトラウスの響きで満たし、《英雄の生涯》を見事に演奏。saraiはまったくもって彼の魅力に取りつかれてしまいます。コンサートの詳細記事はここです。ところで、このガスタイクでも、ウィーンのフォルクスオーパーに引き続き、当ブログにコメントをお寄せいただいているNjegusさんにお会いし、歓談させていただきました。このように、ネットの世界とリアルな世界が繋がるのは嬉しいことです。

帰路はトラムで逆の経路ですが、夜はトラムは20分間隔になってしまって待ち時間が長く、随分の時間をかけてのホテルへの帰着です。

帰国の日もいよいよ迫ってきて、遂にフランクフルト空港からの出発まで72時間を切りました。WEBチェックインが可能です。早速JALのサイトにログインし、WEBチェックイン。同時に座席を変更し、最後部の窓際2人掛けのラブラブシートを確保。さて、WEBチェックインを完全なものにするためには、オンライン搭乗券をプリントアウトする必要があります。もちろんプリンターは持っていないので、WEB上に表示されたページを自分のPCに保存し、それをUSBメモリーにコピー。そのUSBメモリーを持って、ホテルのレセプションに行きます。レセプションには先客がおりレセプションのお兄さんと随分長話をしています。よく聞くと、これがフランス語。後でそのレセプションのお兄さんに聞くと、ドイツ語はもちろんですが英語やフランス語、イタリア語までしゃべれるそうです。日本語は?と聞くと、「こんにちは」とかちょっとだけだよって笑っています。彼はなかなか親切なので、USBメモリーからの印刷も頼みやすく気軽にやってくれます。これで2人分のWEBチェックイン済の搭乗券が2枚手に入りました。これで無事に日本に帰られそうですね。もちろん空港で手続きをしてもよいのですが、面倒ですからWEBチェックインが一番です。

という感じで、今後ともオペラ・コンサートでミュンヘンに出かけるときには、定宿にしたいと思うくらい、気に入ったホテルでした。ロケーション、プライス、スタッフの対応が素晴らしいと思いました。

今日は早めに寝て、明日からの観光モードに備えましょう。音楽は今夜のコンサートですべて終了です。今回の旅の音楽も素晴らしかったです。やはり、ヨーロッパは凄い。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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