ミュンヘン中央駅München HBFで預けておいた荷物をコインロッカーからとり出して、今度はニュルンベルクNürnbergに向かう列車に乗ります。ムルナウMurnauからの電車がミュンヘン中央駅に到着した後、たった20分での早業乗り換えです。だんだん列車の旅にも慣れてきましたね。
今度の列車は16時50分発のケルンKöln行のICEです。2編成のICEを連結するらしいので、あわてて様子を見に行きます。
大変珍しい作業を、間近に見ることができます。
まず、連結直前の様子です。

そして、ガチャーン!連結完了です。

さあ、出発準備完了ですよ。
ICEですから、もちろん1等車が付いています。先頭車両に乗り込みます。1番前のシートに座ろうと思いますが、何と女性の先客が占領しており残念です。少し後ろのシートに落ち着きます。

ご覧のとおり、この車両はほとんどからっぽです。ミュンヘンが始発ですからね。それなのに1番前のシートだけ空いていないとは・・・ブチブチ。

仕方がないので、ニュルンベルグまでは短時間ですが、PCを開いてブログの記事をまとめておきましょう。もちろん電源コンセントは完備しています。

ICEは北に向かいます。この辺りの郊外の家の屋根にはソーラーパネルが目立ちます。ミュンヘン郊外はバイエルンの緑の草原が綺麗です。

郊外を過ぎると、緑の草原というより森の中を走ります。1時間少しで、17時58分にニュルンベルク中央駅Nürnberg HBFに到着です。
今回の欧州鉄道周遊の旅もだんだん終わりに近づいてきます。旅全体を俯瞰しつつ、ミュンヘンからニュルンベルクへの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

駅舎を出ると、いきなり城門(ケーニッヒ門Königstor)が見え、中世の雰囲気です。まずは、駅から10分ほどケーニッヒ通りKönigstraßeを歩いて、今夜のホテルにチェックイン。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

ニュルンベルクのホテルは『ホテル・ドライ・ラーベン(Hotel Drei Raben)』。ここで一泊です。
真ん中の窓が横に4つ並んだ建物がそのホテルです。

レストランの入り口にホテルのレセプションのカウンターがありちょっとびっくりです。
なかなか闊達な2人のお兄さんたちに出迎えられます。

そのうちの一人が荷物を運んでくれます(ということはチップがいる・・・)。エレベータにsaraiと配偶者と大きい方のカバンを乗せて、行き先の階のボタンを押して彼はお見送り。そして、お兄さんはカバンを1つ持って、階段を駆け上がることになります。こんな場合、sarai達が部屋のある階に到着してエレベータの扉が開く時には、彼が涼しい顔で扉の前で待っているというのがお決まりごとのようなもんですが・・・ジャ~ン、ちゃんと彼は待っています。息も切らせてませんよっ。
さて、お部屋に案内され、またまたビックリ。今回の旅で、一番の立派な部屋です(まだ明日がありますけど)。

まあ、このホテルは一応4つ星のデザインホテルですから、それもそうかもとも思いますが、嬉しいことです。お兄さんもちょっと自慢げにいろいろ説明してくれます。壁には、なんだか素敵な文字が書かれています。このホテルの謂れ(物語)だそうです。

ベッドの上にはウエルカム・ボード。

テーブルには、ウェルカムお菓子。椅子もデスクもなかなかいい感じですね。

ただ、残念ながらバスタブはありませんが、水周りも清潔で素敵です。そうそう、水周りの床は、床暖です。

インターネットはパスワードもなく、完全にフリーでWIFI接続できます。ほかのホテルもこんな風にインターネットアクセスできればいいですね。このホテルが最高のネット環境でした。
落ち着いたところでホテルを出て、街に出かけます。
またまた食い気で、この街の名物のニュルンベルクソーセージが狙いです。夕食がてら頂きに行きましょう。
ニュルンベルグソーセージの美味しいレストランを、先ほどのホテルのレセプションのお兄さんに教えてもらいます。街の真ん中を流れるペグニッツ川Pegnitzの眺めのよいハインリヒ・ガイスト・シュピタールRestaurant Heilig Geist Spitalを推薦されます。では、それを目標に出かけましょう。
ケーニッヒ通りをペグニッツ川の方に向かうと、堂々たる教会が見えてきます。聖ローレンツ教会St. Lorenz Kircheです。

夕陽を浴びたその姿の美しいこと、驚嘆の声を上げてしまいます。

さらに進むと、ペグニッツ川にかかるムゼウム橋Museumbrückeです。橋の上から眺めるペグニッツ川は夕陽で輝いています。橋から右側を見ると、川をまたいで中洲までに建てられているハインリヒ・ガイスト・シュピタールが見えます。これから向かうレストランです。

このレストランは元は救済院の建物だったそうです。
ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。

夕食の前にもう少し、この美しい夕暮れのなかを散策しましょう。
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