ローテンブルク・オプ・デア・タウバー駅Rothenburg ob der Tauber Hbfから18時6分発の電車に乗り、先ほどの乗換駅シュタイナッハSteinachに向かいます。

そこでヴュルツブルクWürzburg行に乗り換えて、無事にヴュルツブルク中央駅Würzburg Hbfに19時15分に到着。
ローテンブルクからヴュルツブルクまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

駅前に出ると、そこからトラムが出ています。

駅前の広場は広くて立派です。

さて、まずはホテルに向かいましょう。でも、駅からのホテルへの行き方が分からないのでホテルに携帯で電話して聞くと、2番のトラムに乗り何とかという停留所で降りてねとのこと(停留所の名前が正確に聴き取れませんでした)。自動販売機で24時間チケットを購入し、とりあえず2番のトラムに乗ります。停留所の名前の響きを思い出しながら、何とかその停留所で降りようと聞き耳を立ててると、2番目の停留所ウルマー・ホーフUlmer Hofがそれらしいので、そこで降りようとすると、後ろに座っているおじいさんがどこのホテルだと聞いてきます。ホテルの名前を告げると、それは降りてから左側にあるよとのこと。みなさん親切ですね。すぐにホテルが見つかります。

駅からホテルまでのルートを地図で確認しておきましょう。

ヴュルツブルグのホテルは『ホテル・レジデンス(Hotel Residence)』。この旅最後に泊まる10番目のホテルで、ここで1泊です。
チェックインしようとすると、saraiの名前を告げるだけでレセプションのお姉さんがルームキーを渡してくれます。こんな簡単なチェックインは初めてです。えらく楽ですね。
saraiが、マイン川とお城が見える眺望のよいお部屋にして欲しいとお願いをしておいたのですが、ちゃんとその希望はかなえられ、部屋の窓からは素晴らしい眺めです。最上階の角部屋です。

川の向こうの丘の上にマリエンベルク要塞Festung Marienbergが夕日に浮かび上がっています。

最上階ということで、天井は傾斜しています。この屋根裏部屋のような感じは、結構好きなんです。部屋も広々していて、ベッドも大きいです。

デスクスペースもゆったりです。

おまけに、バスタブも巨大。どんなに大きなドイツ人だって入れる・・・というか、sarai達には大き過ぎ!

それにバスルーム自体も広々としていて、運動会ができるほどです。

インターネットは問題なく、WIFI接続できます。結局、今回の旅では10軒のホテル中、8軒がWIFI接続、残り2軒がケーブル接続、すべて無料でした。昨年に比べても随分便利になりましたね。もうすぐWIFI接続がすべて常識になりそうです。
今夜はこの旅最後の夜。ヴュルツブルクのフランケンワインが一番の楽しみです。 さあ、夕食に出かけましょう。
ホテルの部屋から今夜のレストラン・バッケーエフェレBacköfeleに予約を入れ、しばらくしてからレストランに向かいます。いったんマイン川の河畔に出て、マイン川の流れを楽しみます。既に辺りは薄暗くなっています。

アルテマイン橋Alte Mainbrückeとその向こうの丘の上のマリエンベルク要塞が夕暮れの中で見えています。この街一番の景観です。

アルテマイン橋の前で街の方に向かいます。左手に市庁舎Rathaus、正面奥に大聖堂Würzburger Domが見えています。

市庁舎の前には「フィーアレーレンの泉」(Vierröhrenbrunnen)があリます。フランケン地方の象徴フランコニアの像を中心に、周囲に配置されているのは「賢明」「正義」「思慮」「勇気」の四つの美徳を表した像です。

これが正面から見た市庁舎です。

ここからレストランはすぐ近くですが、路地の奥にあったので少し迷ってしまいます。それでも動物的な勘で無事到着。これがレストラン・バッケーエフェレ(Backöfele)の外観です。あまり、レストランらしくありません。

ホテルからレストランまでのルートを地図で確認しておきましょう。

中に入るとかなり薄暗い店内です。テーブルは結構うまっています。やはり事前の予約は必要なレストランです。

もちろん極上のフランケンワイン(リースリンク)を飲みます。さすがに本場という素晴しく美味しい白ワインです。

料理はフランケン料理です。
まず、フランケン風ワインスープです。

配偶者はポテトスープ。

メインは150gフィレステーキです。とても柔らかく美味しい肉です。

配偶者はリンズルーラーデ(牛肉のロール巻き)です。

美味しいフランケンワインとヨーロッパ最後の夜という感慨ですっかり酩酊して、ホテルに帰っても記事も書かずにバタンキューで朝までぐっすり。それでも気力を奮い絞り、ホテルの部屋の窓からライトアップされたマリエンベルク要塞の姿はカメラにおさめます。

明日の朝は何とか記事を書きましょう。明日はヴュルツブルク見物ですが、夜にはフランクフルトから帰国の途に就きます。
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