ウィーンは今日も暑いですが、昨日までに比べたら、ずい分、過ごしやすくなりました。
実質、今日がウィーン最終日。元気を出して、今まで行ったことのないドナウタワーに行って、タワーの上に上ってみましょう。
地下鉄U1で国連都市まで行って、そこから、ドナウ・パークを歩いて、20分ほどでドナウタワー。絶好の天気なので、タワーの展望レストランで食事。旅の最後なので3コースメニューを贅沢にいただきます。
展望レストランはゆっくり回転しながらの食事です。ゆったりの2時間以上の食事で5回転以上は360度のパノラマを楽しみました。ドナウ川をこんなによく見たのは初めてです。中洲がずい分多いのが分かりました。

市内も目を凝らせば、聖シュテファン大聖堂やベルヴェデーレ宮殿も見通せます。これは聖シュテファン大聖堂。

その後、ホテルでゆっくりと休養して、最後のコンサートにコンツェルトハウスに出かけます。シェーンベルクの大曲《グレの歌》・・・凄いキャストでコンツェルトハウスのグローサーザールにピアノッシモから超巨大なフォルテまでが響き・轟きわたりました。これは一生に1度しか聴けないコンサートになりそうです。だって、これはウィーンでしか、こんな響きを体験できないでしょうからね。前方2列目の中央から間近に聴いたデノケの歌、そして表情は脳裏に強く刻み込まれ、忘れることはできないでしょう。藤村美穂子の森鳩の歌も素晴らしいものでした。この歌は彼女以上に歌える人はいないでしょう。まあ、枚挙できないほど、賛辞を送らないといけない内容のぎっしりつまったコンサート・・・詳細は別記事で書きます。
ともかく、今年の4月、6月の合計50日近い旅の総決算にふさわしい偉大なコンサート・・・すっかり満足・納得です。
コンサートでは、ブログの読者のかたとも無事、お会いでき、楽しくおしゃべりさせてもらいました。
コンサート後は、ウィーンのお友達Hさんと夜遅くまで、音楽論・宗教論、等々を熱く語り合いました。Hさんともしばらくのお別れになります。明るい笑顔での別れでした。
ホテルに帰って、さあ、帰国モード。何としても、WEBチェックインを済ませないといけません。ANAは自動チェックインですが、不親切にもフランクフルト~成田までしかやってくれません。ウィーン~フランクフルトはANAのサイトでもチェックインできず、オーストリア航空のサイトで苦労してチェックイン。あとは印刷情報をプリントアウトする必要があります。オーストリア航空はPDFファイルなので、USBメモリーに格納して、ホテルのプリンターで簡単に印刷できます。ANAの場合はPDF化してくれないので、HTMLファイルを保存して、印刷する必要があり、面倒です。結局、IEではうまく行かず(バーコードが印刷できない)、FIREFOXで保存して、何とかクリアー。ANAはPDF化と乗り継ぎ航空会社便のWEBチェックインのサービス向上に早く努めてもらいたいものです。特にPDF化は欧州系の航空会社では常識です。これもガラパゴス化のひとつで、国際標準になっていないものと言えるでしょう。
さあ、帰国準備もできました。明日はそこそこ早起きして、買い物とウィーンのカフェ訪問で総仕上げしましょう。
旅のレポートの続きはもう帰国後になるでしょう。引き続き、ご愛読願います。
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この記事へのコメント 1, KGさん 2013/06/23 19:36
初めまして。
この夏オーストリアに旅行の予定の者です。
オーストリア鉄道の事について調べるうちに
こちらにたどり着きました。
オペラは詳しく存じませんが、クラシック音楽(主に管弦楽とパイプオルガン)が好きで
このような素晴らしいサイトに出会う事が出来て感動しております。
ドイツへは2回ほど行った事がありますが、
隣国という事もあり、オーストリアにはまた異なる素晴らしさがあるでしょうね。
他の記事も楽しみたいので、またお邪魔させて下さい。
2, saraiさん 2013/06/23 23:55
KGさん、初めまして。
クラシック音楽を愛する同志として、今後ともよろしくお付き合いください。今、ウィーンの空港です。帰国後は国内の音楽体験の記事も書きますので、ご愛読くださいね。
また、コメント、お寄せください。
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