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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~これから搭乗・・・行ってきます。

ひたすら、この2日間、ブログの記事を書く余裕もなく、旅の準備を続け、何とかつじつまを合わせ、今、羽田空港行きの電車に飛び乗ったところです。今回の旅に向け、初めて、タブレットを購入し、それを使って、記事を書いています。といっても、流行りのIPADではありません。より安価なAmazonのKindle Fire HDです。まだ、使い慣れていないので、戸惑いながらの利用です。スマホは使っていませんからね。

さて、旅の準備ですが、まずはこれまで用意してきたチケットや書類の確認と整理です。既にオペラ、コンサートのチケットと資料はチェック済みです。次はホテルの予約の確認とその場所を地図上で調べ、空港/駅からのアクセスを考えます。ネット上の電車/バスの乗り換え案内ツールを活用します。Googleのマップのルート検索も結構、使えそうですが、まだ、時刻表データの完備していない街も多く、これからに期待しましょう。いずれにせよ、この作業に相当の時間と労力を費やしてしまいました。
後はまだ、あまり分かっていない街、ブダペスト、レーゲンスブルク、ドレスデン、プラハの把握と交通事情のチェック、そして、どこで遊ぶのかをプランしたところで時間切れ。美味しいレストラン・カフェのチェックは持越しになりました。旅先での出たとこ勝負です。

今回の旅は音楽三昧の旅なので、それでも、十分に楽しめるでしょう。

そろそろ、搭乗時間が迫ってきました。今回もANAの羽田空港発の深夜便でフランクフルトを経由して、最初の目的地はブダペストです。実に23年ぶりの訪問になります。初めての訪問と変わりませんね。

ということで、次はブダペストからのレポートになります。
では、行ってきます。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ブダペストに到着

フランクフルトを経由して、無事にブダペストに到着。フランクフルトはすっかり雨だったのですが、ブダペストは時折、日も差す天気です。それでも、ざーっと雨粒が落ちてくる不安定さはあります。温度はちょっと低めで、配偶者はホテルに到着後、厚着をしていました。

ホテルでは、音楽のお友達からの嬉しいEメールを受取りました。今秋のティーレマン指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン交響曲チクルスのチケットが取れたとのことです。今朝の発売開始時刻にはsaraiはフランクフルトに向かう飛行機の機内で、チケットを取ることが不可能なので、チケットをお願いしてあったんです。いつも良き友に助けてもらっているsaraiです。

Eメールを読んでウキウキ気分で、ブダペストのホテルから、英雄広場に繰り出しました。


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広場近くのハンガリー料理のレストランで美味しいランチ。満足して、英雄広場に面した西洋美術館で絵画鑑賞。特にスペイン絵画のコレクションの素晴らしさに感嘆。ここのエル・グレコは凄い! 特集しますので、ご期待ください。

いったん、ホテルに戻り、休息(お昼寝)をして、夜はハンガリー国立歌劇場でオペラ鑑賞です。重厚な造りの立派な歌劇場です。


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内部も天井画、シャンデリアなど凝った装飾になっています。


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ここでヴェルディの《シモン・ボッカネグラ》を堪能しました。期待以上の素晴らしい出来に大満足。これも別途、記事をアップします。

ホテルに戻って、長い1日に力尽き、バッタリと就寝です。オヤスミナサイ・・・


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ブダペストのゲッレルト温泉でまったり

ブダペストでの2日目、今日は昨日と一転して、青空。
さあ、観光モードです。王宮の丘から、くさり橋まで、ブダペストの有名どころを一周しました。さすがにどこも、人また人っていう感じでした。
これが美しい王宮の丘のマーチャーシュ教会です。


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そして、これが王宮の丘の中腹からのくさり橋とドナウ川です。


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そして、いよいよ、ブダペスト滞在のメインイベントのゲッレルト温泉へ。この世界的にも有名な温泉を楽しむために、その温泉が付属しているホテルにお引越しです。
ホテルの部屋で水着に着替え、バスローブを羽織り、いざ、温泉へ。
ホテルから温泉へは連絡通路で繋がっており、ホテル宿泊客は無料で温泉を楽しめます。室内のスイミングプール・温泉、屋外のプール・温泉、サウナなどが楽しめます。一番素晴らしいのは室内の美しい装飾です。はいって楽しく、見て楽しいっていう感じです。それに水着着用なので、混浴(曜日で異なりますが)なので、若く美しい美人がいっぱいいるのも楽しいですね。室外のプールは造波装置で猛烈な波が押し寄せる時間帯があり、その波を浴びて、大いに楽しみました。2時間近く、楽しみ、温泉を満喫しました。

温泉の後はハンガリー料理に舌鼓を打ち、これで2日間のブダペスト訪問の日程は終了。

明日は我がウィーンに向かいます。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ブダペストからウィーンへ・・・そして、早速、ガランチャのオペラ《カルメン》

ブダペストのゲッレルトのホテルでゆっくり起きて、美味しい朝食。お願いすると、無料でオムレツを焼いてくれました。
その後、ブダペストを発って、ウィーンに鉄道で移動。3時間ほどの旅です。
ウィーンで泊まるのは初めてのオーストリア・トレンド・ホテル・ドッピオです。モーツァルトのお墓のあるザンクト・マルクス墓地のすぐ近くにあります。
ホテルで休息後、ウィーン国立歌劇場でオペラ《カルメン》を見ました。ガランチャとアラーニャという超人気歌手の共演する公演です。歌劇場に行くまで、ガランチャのキャンセルはないか、心配でなりませんでしたが、無事に登場。美し過ぎる(色んな意味で)カルメンでした。オペラの詳細は別記事でアップします。
終幕後、お友達Hさんとカフェで遅くまで話し込んでしまいました。

明日は何故か、ウィーンで聴くベルリン・フィルです。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~雨のウィーン・・・夜はベルリン・フィルの会心の演奏

今日は早、ウィーンの2日目です。雨模様です。オーストリアもドイツも大雨だそうで、洪水が各地で起きているそうです。ウィーンはそれほどの雨ではありませんが、雨具は欠かせません。

今日は余裕の1日。朝食を兼ねた昼食をカフェ・フラウエンフーバーでいただきました。店に入った途端、デジャヴの感覚に襲われました。初めてのカフェの筈です。しかし、記憶がよみがえり、20年以上も前に来たということで配偶者と意見が一致。二人で初めて、アプフェル・ストゥルーデルを食べたカフェでした。そのときの美味しかった味は今でも忘れられません。今度はそのアプフェル・ストゥルーデルを食べに来ましょう。

ちょっとした買い物をして、雨の寒空の中、早々にホテルに引き上げました。

夜はコンツェルトハウス大ホールでベルリン・フィルのコンサート。今、ベルリン・フィルがウィーンに来ているので、全3回のコンサートを聴きます。今日は第1弾のブーレーズとブルックナーです。さすがに素晴らしい演奏でした。ここまでの演奏とは期待していませんでした。コンサートについては別記事で詳細をアップします。

明日も雨がひどいようなので、ゆっくり休養。夜はフォルクスオーパーで《メリー・ウィドウ》を聴きます。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ウィーンの天気はいまだ改善せず!・・・フォルクスオーパーで楽しいオペレッタ

ウィーンの3日目。相変わらず、天候は思わしくありません。オーストリアとドイツの大雨は最悪の状態で、ザルツブルグ付近では鉄道もストップしているそうです。今後、来週に行く予定のドレスデンの洪水が心配です。2002年の大洪水を上回る状況だそうです。エルベ川が氾濫しないことを願うばかりです。それにチェコも大雨でプラハの状況もよくないようで、旅に影響しなければ、いいのですが・・・。

ということで、今日もおとなしく、街にランチを食べにでかけるだけの生活です。ナッシュマルクトにある海鮮料理のレストラン・ウマーで遂にランチにありつけました。以前行ったときは予約していなかったので、断られましたが、今日は悪天候のために予約なしでもテーブルに案内してもらえました。魚介のグリル盛り合わせを食べましたが、とても美味しく、何とか、完食。

夜はフォルクスオーパーでオペレッタ《メリー・ウィドウ》を鑑賞。とても楽しい公演でした。詳細は別記事でアップします。フォルクスオーパーでばったり出会った音楽のお友達と公演後、遅くまでカフェで話し込みました。

明日は旅の前半のハイライトのひとつ、フォン・オッターがベルリン・フィルと共演するマーラーの交響曲第2番《復活》です。気合を入れて、聴きます。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~自然史博物館でランチ・・・フォン・オッター、ラトル圧巻のマーラー

ウィーンの4日目。相変わらずの天候ですが、少し、青空も見えてきました。風も弱まり、明日以降の天候回復に期待しましょう。

今日も天気に関係しない生活パターン。珍しく、博物館に行きます。ウィーン自然史博物館です。美術史美術館と対をなす建物です。実は博物館内のカフェでランチするのが一番の目的。ランチを食べた後、博物館内を一周。動物、昆虫、恐竜など、多彩でかつ徹底した収集にかなり呆れてしまいました。これは鳥の標本のほんの一部です。凄いでしょう。


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それにこんなに豪華な建物に展示することが必要なんでしょうか。マリア・テレジアの夫フランツ1世の鉱物・化石コレクションがもとになっているので、そのせいでしょうね。

夜は旅の前半のハイライト、フォン・オッターがラトル指揮ベルリン・フィルと共演したマーラーの交響曲第2番《復活》をコンツェルトハウスで聴きました。これはコンツェルトハウスの建物の美しい外観です。


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圧巻で拍手も忘れ、呆然としていました。詳細は別記事でアップ済です。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~アルベルティーナ美術館でランチ・・・フォン・オッターのマーラー《復活》

ウィーンの5日目。曇り空ですが、もう雨は上がりました。温度も上昇し、気持ちのよい日になってきました

それでも、ウィーン滞在中の1週間は音楽三昧ということで、日中の観光モードは控えています。今日は美術館のレストランにランチに出かけます。アルベルティーナ美術館にあるドー・ウント・コー・アルベルティーナです。美術館の外にあるので、美術館には入りません。常設展は既に見ていますからね。レストランは今の時期、シュパーゲル尽くしのメニューを楽しみました。オーストリア産のシュパーゲルのぶっといのが美味しいの何のって!! また、レストランはお洒落な内装です。何と言っても、壁に大きなシーレの絵画のパネルです。シーレの大ファンのsaraiにはたまりません。


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食事を楽しんだ後は気持ちのよい陽気のもと、フォルクスガルテンを散策。薔薇園に咲き誇る薔薇を配偶者は堪能していました。


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ホテルに戻って、休憩後、今日もまた、コンツェルトハウスに出かけます。昨夜、大変な感動を受けたフォン・オッターがラトル指揮ベルリン・フィルと共演するマーラーの交響曲第2番《復活》です。きっと、素晴らしい音楽体験になるでしょう。詳細は別記事でアップします。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~フンデルトヴァッサーの世界

ウィーンの6日目。ようやく、ウィーンは青空です。

ようやく、どこかに行ってみようかという気になり、ウィーン幻想主義の画家にして、建築家のフンデルトヴァッサーの作品を見に行くことにしました。ドナウ運河沿いにあるクンストハウス・ウィーンは彼の建築(実際はリノベーション)であり、彼の絵画作品を展示する美術館でもあります。1階のカフェレストランはフンデルトヴァッサーの世界に浸って、食事のできる素晴らしいスペースです。ここでランチをいただきましたが、アートにふさわしい料理でした。何より、トイレが素晴らしい!


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近くには、フンデルトヴァッサーハウスという市営住宅も見物できます。
ウィーンに行かれるかたは一度は足を運んでも後悔しないでしょう。

夜は楽友協会でウィーン・フィルのソワレを聴きます。連日、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルが聴けるのは、ウィーンでの贅沢です。コンサートの詳細は別記事でアップします。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~マノン・グロピウスのお墓でベルクのヴァイオリン協奏曲

ウィーンの7日目。ウィーンは遂に快晴になり、暑いくらいの日差しです。

今日はグリンツィング付近のオーストリア料理のレストランでウィーンに集まったクラオタ(クラシックオタク)の昼食会です。せっかく、グリンツィングに行くので、みなさんと合流する前にまた、グリンツィング墓地にあるマーラーのお墓に寄っていきましょう。今回はマーラーのお墓というよりも、妻だったアルマの娘マノン(マーラーの娘ではなく、マーラーの死後、アルマが再婚したグロピウスとの間の子供)のお墓参りが目的です。マノンは作曲家ベルクに可愛がられていましたが、若くして亡くなりました。ベルクの遺作のヴァイオリン協奏曲はマノンの死を悼んで、捧げられたものです。マノンのお墓の前でその曲をじっと聴き入りました。青空のもと、感動に浸りました。
アルマ・マーラーのお墓が正面の黒い石、その手前の地面に置かれている白い3角形の石がマノン・グロピウスのお墓です。なにか、はかなげな印象です。


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クラオタの昼食会はとても楽しく、時の過ぎるのを忘れました。今度は4日後にドレスデンで再会することを楽しみに一時のお別れです。

夜はコンツェルトハウスでウィーン交響楽団のコンサートを聴き、ウィーンでの日程を終了。コンサートの詳細は別記事でアップします。

明日はミュンヘンに移動します。鉄道が大雨の影響を受けているので、心配です。一応、迂回ルートでミュンヘンに行くことはできそうですが・・・。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ウィーンからミュンヘンへの鉄道移動は大変なことに・・・トホホ

今日はウィーンからミュンヘンへの移動日です。それでも、ミュンヘンでは青騎士の館レンバッハハウス美術館に寄って、夜はオペラの予定です。

しかし、大雨の影響か、ウィーン出発が45分も遅れ、さらにパッサウに迂回したせいでさらなる遅れ。結局、ミュンヘンには1時間以上の大遅延。途中、イン川、ドナウ川、イーザル川のいずれも水位がぎりぎりまで上昇し、混濁した水が激しく流れていました。
これがパッサウの手前で見たイン川です。


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これがパッサウを過ぎた後に見たドナウ川です。


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これがその後のイーザル川の様子。橋近くまで水位が上昇し、ひどい状況です。


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ミュンヘンに大幅に遅れて到着した結果として、レンバッハハウス美術館は省略。また、次の機会にします。明日は月曜日で休館なんです。

夜のバイエルン国立歌劇場のオペラ公演には、ちゃんと開演30分前には到着。嬉しいことに、見知らぬ日本人女性から「saraiさんですよね?」って、声を掛けられました。ブログを愛読していただいているそうです。こういう経験は初めてです。読者のかたで、saraiを見かけた方は遠慮なく、声を掛けてくださいね。といっても、顔を公開していないので、海外のように日本人が少ない場合でないと難しいかもしれませんが・・・。
オペラ自体はまあまあの出来。演目はヴェルディの《シモン・ボッカネグラ》です。辛口の感想を別記事でアップ済です。

明日は水かさの増しているドナウ川河畔の街、レーゲンスブルグを訪問します。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~レーゲンスブルグのドナウ川の水位、いまだ高し!

ミュンヘンの朝、わざわざ、朝食なしのホテルに予約変更してまで、朝ごはんにこだわりました。それというのも、ミュンヘンの朝ごはんと言えば、白ソーセージ・白ビールに決まりですからね。マリエンプラッツまで、Sバーンで移動して、市庁舎をちらっと横目に見て、一目散でビアレストラン・パウラーナー・イム・タールへ。間口は狭いのですが、内部は広々で、お客さんもちらほらです。早速、朝食セットと注文すると、なかなか通じません。ヴァイスヴルストと言うと、ああっと分かってくれました。これがその朝食セット、白ソーセージ・白ビール・ブレッツェルです。この白ソーセージはやっぱり美味しい!


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調子に乗って、シュパーゲルがあるかどうかを聞いて、またまた、注文しちゃいました。ちょっと細めでしたが、とても美味しくいただきました。


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ゆっくりと朝食を食べたので、電車の時間が迫り、最後はダッシュを繰り返し、1時間に1本のレーゲンスブルグ行の電車に飛び乗ります。

1時間半ほどでレーゲンスブルグ。世界遺産の街です。
先日来の大雨で、市内は浸水したそうですが、旧市街はその跡はほとんど分かりません。しかし、街の中を流れるドナウ川を見て、仰天。川の堤ぎりぎりまで水位が上昇し、茶色の水が激しい勢いで流れています。


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川岸近くは立ち入り禁止になっています。


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有名な石橋も通行はできますが、結構、水面が迫っています。石橋を渡ってみます。中洲の一部は水没し、木が根元から水没状態。


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中洲の堰を越えて、水が中洲に流れ込んでいます。


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石橋の横の岸辺にあるドイツ最古の歴史的なソーセージ屋では、立派な水の防御板を立てて、水の侵入を防いています。日本の土嚢の進んだ形ですね。


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ついでに美味しい焼きソーセージとリースリンクのワインをいただきました。
後で水のフェンスの裏側を見ると、隙間からの水の侵入を防ぐために、土嚢が並べてありました。やはり、土嚢は欠かせないようです。


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明日はバンベルクの街に立ち寄って、いよいよドレスデンです。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~美しき世界遺産の街バンベルク

レーゲンスブルクの朝は快晴!
レーゲンスブルグ中央駅から、ICEとREを乗り継いで、世界遺産の街バンベルクに立ち寄ります。当初はここに泊まるつもりでしたが、レーゲンスブルグでドナウ川を見ながら、ソーセージを食べることにしたので、レーゲンスブルグに泊まり、バンベルクはドレスデンに向かう途中で立ち寄ることにしました。バンベルクに着くと、途中の曇天がうそのように、晴れてきました。
3時間ほどの短時間の滞在です。駅前からバスで旧市街に直行。レグニッツ川の中洲にある旧市庁舎は橋のゲートのように見えるこの街のランドマークです。


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それにしても、大勢の人出にびっくり。レーゲンスブルグに比べるとはるかに賑わっています。ツーリストインフォメーションで英語版地図と日本語のパンフレットをいただき、地図を見ながら、大聖堂への坂道を上ります。古くて威厳のある大聖堂です。


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内部はリーメンシュナイダーの彫刻(レリーフ)もあります。
大聖堂の前の広場ドームプラッツには、旧宮殿、新宮殿も面していて、新宮殿のばら園からは、街を見下ろせ、赤い屋根の家並みが綺麗です。


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また、丘の上に立つ聖ミヒャエル教会の美しい建物も見えます。


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なお、このばら園は入場無料! これくらいで、バンベルクの美しい街並みを満喫し、残りの時間は配偶者が見つけてくれたシュパーゲルを出しているレストランで過ごします。レグニッツ川に面して、目の前に旧市庁舎を眺められる絶好のロケーションです。川の水は轟轟たる水音で大雨の影響を感じますが、晴天の下、美しい風景です。たっぷり、シュパーゲルを堪能。このレストランはフランケンワインのお店でもありました。フランケンワインのトロッケンを美味しくいただきました。葡萄はシルヴァーナー種でした。


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電車の時間が迫り、急いで、バスターミナルから中央駅へ。10分ほどの余裕でICEに乗車。ライプツィッヒでドレスデン行のICEに乗り換えて、夜8時過ぎにドレスデンに到着。2度目のドレスデンです。途中、ライプツィッヒ付近の川の氾濫状況は一番ひどそうに見えました。幸い、都市部への影響は少ないようなので、よかったですね。

明日はティーレマン+ガランチャの《ばらの騎士》ですが、洪水の危険があるので、制限版での上演になるそうです。ともかく、どんな形でも聴ければ、こんな状況下では文句なしです。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~5年ぶりのドレスデン・・・感動の《ばらの騎士》

ドレスデンは5年ぶり、2回目の訪問になります。今朝起きると、驚くような青空です。とりあえず、エルベ川の氾濫の危険はなさそうです。よかった!

今夜は今回の旅での最大の目的であるオペラ《ばらの騎士》の鑑賞を控えているので、軽く、ドレスデンの街を一巡りするだけに留めます。
ホテルの前には聖十字架教会、少年合唱団で有名です。ちょっと覘いて、次はフラウエン教会。


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ここはたくさんの観光客です。ここも軽く眺めて、エルベ川を見に行きます。かなり、落ち着いてきているようですが、水位はまだまだ高く、船着き場は完全に水没しています。エルベ川クルーズは無理ですね。


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次にドレスデン城に寄ってみます。前回も予約できなかった《緑の丸天井》の様子を見に行きます。明後日までの予約でも、取れるかどうかをチェックするためです。ドレスデン城に入り、近くにいた女性スタッフに《緑の丸天井》のことを訊いてみると、パンフレットを取り出し、歴史的《緑の丸天井》のことか、新《緑の丸天井》のことかと聞かれ、もちろん、歴史的《緑の丸天井》のことだというと、窓口の方を指さし、そこでチケットを買って、戻ってきてねということ。ええっ、予約していなくても入れるのって、びっくりです。窓口に行くと、電子掲示板に時刻ごとの入場可能数が表示されており、1時間後の12時にも5人の枠が残っています。窓口には1人しか並んでいなくて、すぐに順番が回ってきます。すると、12時の枠が3人に減少。急いでチケットを買いましょう。すると、驚いたことに、11時のチケットを出してくれました。予想外の展開で、あれよあれよという間に予約なしで即、入場になりました。エルベ川氾濫の余波で観光客が減っているんでしょうか。
肝心の歴史的《緑の丸天井》ですが、琥珀、銀細工、宝石、象牙などの宝物館で、どこにも、緑の丸天井といった建物はなく、思い違いをしていました。いわば、空振りですが、それでも、積年の思いは遂げたので、よしとしましょう。
もうひとつ、前回は行けなかったツヴィンガー宮殿の2階のテラスに上がってみます。これは無料だし、眺めは抜群で、最高でした。


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夜のドレスデン国立歌劇場、通称、ゼンパーオーパーでの楽劇《ばらの騎士》は、予告されていた「ちょっとした場面の制限」というのは、舞台の大道具が万全でなく、3幕ともほぼ同じ舞台セットだということでした。エルベ川の氾濫の危険のためという説明でした。公演内容のカットとかはなく、フルの上演でした。ティーレマン指揮で、ガランチャとシュヴァネヴィルムスが歌う最高のキャストで感動の《ばらの騎士》。詳細は別記事でアップ済です。

明日から、美術館巡りをします。夜はバレエを見ます。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ドレスデンのエルベ川氾濫の復旧状況は?

昨日は凄い《ばらの騎士》を見て・聴いて、その後、ウィーンからのお友達Steppkeさん、Feriさん、それにミュンヘンで声を掛けられた当ブログの読者ご夫妻と遅くまで、わいわいやって、それからホテルに戻り、感動を忘れないうちにブログを書き、寝たのは明け方近く・・・朝はゆっくり遅くまで寝ていました。

ドレスデンは今日も晴れています。今日と明日は美術館を訪問。まず、今日はツヴィンガー宮殿にあるアルテマイスター絵画館で名画の数々と再会。イタリア絵画のコレクションの充実には目を見張るばかりです。ヤン・ファン・エイク1枚とフェルメール2枚を始めとしたフランドル絵画にも感銘を受けます。アルテマイスター絵画館については後日、詳細編で詳しくご紹介しましょう。次はフリードリッヒの絵を見たいところですが、これはノイエ・マイスター絵画館に展示されているので、明日、ゆっくりと鑑賞します。

ホテルで休養後、お菓子の名店クロイツカムでお茶して、バレエの開演時間にまだ時間があったので、ブリュールのテラスから、エルベ川の状況を観察しました。昨日に比べて、ずい分、水が引いてきました。


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まだ、川岸の一部は冠水していますが、明日あたりは引きそうな勢いです。


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それにまだ水の引かない川岸のベンチに悠然と座っている青年もいるくらいですから、いかに危機感がなくなってきたか、わかりますね。


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既に川岸の道路(昨日は水に浸かっており、通行禁止)も消防の放水車が出て、道路清掃が始まっていました。


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こういう自然災害からの復旧活動を見ると、嬉しくなります。きっと、明日はエルベ川クルーズも再開できるのではないでしょうか。今日の時点では、船着き場の一部が水没していますが、あと僅かで乗船可能でしょう。乗船チケット売り場の建物も水が引き、床が乾いていました。ドレスデン完全復活、近しの感です。

今日はドレスデン国立バレエをゼンパーオーパーで見ました。フォーサイス振付のモダン・バレエです。多彩なモダン・バレエを堪能しました。詳細は別記事でアップします。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ドレスデンのワイン屋さん・Part2

ドレスデンは今日も晴れていますが、昨日よりも少し肌寒く感じます。今日も美術館を訪問。その前に早いランチにします。レストランはフラウエン教会近くなので、昔、尋ねたワイン屋さんの様子を見に行きます。実はこのワイン屋さんは当ブログの第1回目を飾る話題だったんです。5年前にその日本人経営のワイン屋さんは開店2日目で日本人の初めての客がsaraiだったんです。行ってみると、ちゃんとワイン屋さんはお土産物屋リメンバー・ドレスデンの地下に健在でした。地下に下りていくと、女性の日本人スタッフがいました。もうすぐオーナーも来るとのことで、ワインの試飲をしながら待ちますが、まだ、しばらく、かかりそうなので、いったん、お店を出て、後で訪問することにします。美味しいランチ・・・もちろん、シュパーゲルです。その後、ノイエ・マイスター絵画館のあるアルベルティヌムに向かって歩いていると、後ろから声を掛けられます。昨日もばったりと会ったお友達Steppkeさんです。やはり、ノイエ・マイスター絵画館に向かっているそうで、行動を共にします。アルベルティヌム内の色々な美術館を見尽くし(ここにココシュカやクリムトがあったのにはビックリ)、目的のフリードリッヒも見ましたが、意外に作品数が少ないのが残念でした。フリードリッヒを見るなら、ベルリンが一番ですね。
次はドレスデン城のオスマン・トルコ展示室や武具展示室を見て、観光は終了。先ほどのワイン屋さんを再度、訪問します。今度はお兄さん(オーナー)がいました。再会を喜び合って、また、記念にワインを購入。もちろん、saraiの好きなフランケンワインです。ワインを中心に色々な話題で盛り上がりました。お兄さんをご紹介しましょう。


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またの再会を期して、お別れです。ここでいったん、Steppkeさんとも別れ、ホテルでしばしの休養。

休養後、また、Steppkeさんと落ち合って、今夜のオペレッタに向かいます。シュターツ・オペレッテ・ドレスデンです。


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小さなホールですが、舞台と客席が近く、歌手の声もよく通り、大変楽しめました。演目はカール・ミレッカの《ガスパローネ》です。詳細は別記事でアップします。

明日はドレスデンを発って、プラハに向かいます。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~プラハの名画に降参!!

ドレスデンは今日もドイツ晴れ。ずっと好天が続きます。その気持ちのよいドレスデンを発って、今日はプラハまで鉄道の旅です。

ドレスデン中央駅のベーグル屋さんで朝食を特急で食べ、ホーム(ターミナル形式ではなく、通過型の3番線)に行くと、既にプラハ経由ウィーン行のECは入線していました。土曜日で車内は混雑していましたが、何とか座席を確保して、2時間半の旅です。途中、エルベ川沿いを走りますが、のろのろ運転です。それも仕方ありません。まだ、水が引いたばかりで地盤がよくないようです。やっと水位が下がったエルベ川ですが、まだまだ、こんな状況です。


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結局、プラハには30分以上の遅れで到着。

ヴァーツラフ通りから少し入ったところのホテルにチェックインするや否や、即、行動開始。トラム、地下鉄、トラムと乗り継いで、ヴィレトゥルジェニー宮殿にある国立美術館の分館に向かいます。ここには、19~21世紀のチェコの美術、インターナショナルな美術が収められています。5年前の訪問では、あまり時間がなく、慌ただしい鑑賞になったので、今回はじっくりと見ようということです。その気にさせるような充実したコレクションです。前回はどうしても見つけられなかったミュシャの《スラーヴィア》があっさりと見つかり、これだけでもう上機嫌です。どうです。いい作品でしょう。


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ボヘミアの芸術家の作品を見直す訪問にもなりました。また、外国作品では、ウィーン世紀末芸術のクリムト、シーレ、ココシュカの名画には恐れ入りました。特にクリムトの大作《乙女たち》はウィーン以外の美術館では、最高の作品でしょう。


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フランス系の作品では、ピカソの作品のコレクションが素晴らしく、まるで、ピカソ展を見ているような感じです。実際、日本でのピカソ展は、この美術館の収蔵品のレベルに達していないものも多いと思うほどです。《立つ女》の迫力には圧倒され、大変な感銘を受けました。


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セザンヌ、ゴッホも素晴らしく、セザンヌ好きでないsaraiも静物の小さな絵には、とても惹かれてしまいました。


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また、配偶者が評価してやまないアンリ・ルソーの《私自身、肖像=風景》は代表作といってもいい素晴らしい作品です。


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そして、今日は特別展を開催中。何と、ミュシャの渾身の名作、大作にして連作の《スラヴ叙事詩》全20枚が1フロアすべてを使って、一挙公開です。あまりに大きな絵なので、一瞬、絵画ではなく、スクリーンに映写しているのかと勘違いしたほどです。1度にこれだけの絵画を鑑賞するのは、限界を超えています。あくまでも表面をなぞっただけの鑑賞です。幻想的な作品で、1枚1枚、趣きを変え、また、1枚の作品の中にもいろいろな要素が詰まっています。今後、詳細編でみなさんと一緒に1枚1枚、見ていきましょう。今日は一番の大作、3連画の作品だけをご紹介します。超巨大な作品です。


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名画をじっくりと見ているうちにお腹が空きました。予約を入れたレストランで王宮の眺めを愛でながら、美味しく、上品なチェコ料理とボヘミアのスパークリングワインを楽しみました。

今日の仕上げは、カレル橋と王宮の夜景を見ること。素晴らしい光景に息を呑むほどでした。ヴルタヴァ川、街灯の灯ったカレル橋、照明で明るく輝く王宮・・・何も不足はありませんね!


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ホテルに帰りつくと、もう夜更けになっていました。

明日はプラハ国立歌劇場でお昼からバレエを鑑賞します。早く寝ないといけません。おやすみなさい・・・


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~プラハはビールで乾杯!

プラハの朝は好天。暑いくらいですが、食事がてら出かけて、そのまま、2時から、バレエを見ますので、上着を着ます。しかし、暑い!

市民会館のカフェで高額なランチを食べました(美味しかったけど、高過ぎ!)。

これは美味しかったけど高過ぎる搾りたて生ジュース、オレンジとグレープフルーツです。


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まだ、バレエには時間が早いので、久しぶりの旧市街広場で写真撮影。
右から、ティーン教会、石の鐘の家、ゴルツ・キンスキー宮殿。ゴルツ・キンスキー宮殿はロココ様式、他はゴシック様式です。


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旧市庁舎です。ゴシック様式です。


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ついでに前回ははいれなかった聖ミクラーシュ教会の内部も見学。小さいけど、とても美しいバロック様式の装飾にうっとりします。ボヘミアングラスでできたシャンデリアは王冠の形をしています。


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そろそろ時間が迫ったので、地下鉄でムゼウム駅に行きます。昨日、ホテルに投宿するために下りた駅で、どうしてもエレベーターが見つからず、重いカバンを抱えて、階段を上った苦い記憶が消えません。すると、昨日のC線のホームではないA線のホームにはエレベーターがありました。うまく探せば、エレベーターがあったんですね。帰りは間違えないようにしましょう。
ムゼウム駅から、すぐのところにプラハ国立歌劇場がありました。とても重厚な古い建物で内部も立派です。


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できれば、ここでオペラを見たかったんですが、上演日程のためにバレエを見ることになりました。この日のバレエはアメリカ人3人の振付によるモダン・バレエです。最後のバーンスタインの《ファンシー・フリー》はミュージカルのような感じで素晴らしいバレエで、満足。

今日はまだ早いのですが、早めの夕食にします。プラハといえば、ビールの聖地のような街です。日頃はワイン好きのsaraiですが、今日だけはビールを飲みにピヴニッツェと呼ばれるビアホールに出かけます。ピヴニッツェの元祖というウ・ピンカスーが歩いていける近くにあるので、そこに決めました。まだ時間が早く、お店の中にはお客さんはいません。ゆっくりと伝統のピルスナー生ビール(ピルスナー・ウルケル)を味わいます。


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ビールを飲んでいると、20人の団体がやってきて、たちまち、店内は満席状態。ボヘミアの家庭料理も味わって、満足の夕食となりました。

明日からは2日間、オペラを見て、その後はウィーンに移動します。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~プラハのキュビズム建築って?

今日はプラハの3日目。絶好の青空・・・暑くなりそうです。

まず、プラハ名物のキュビズム建築を見に行きます。3番のトラムに乗って、ヴィシェフラドの丘を目指します。Vytonというのが最寄りの停留所です。このすぐ近くにリブシナ通りの邸宅。白亜の建物で正面に8角形ファサードが突出しているのが特徴です。多面体のブロックの斜めの線を強調しているのがキュビズム的なんでしょうか。


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このあたりにはこの建物も含めて3つのヨゼフ・ホホルの作品があります。ヴルタヴァ川沿いに少し進むと、ヴルタヴァ河岸の3世帯住宅があります。少し荒れ果てた感じもあります。文化財保存に努めたほうがいいのではと他人事ながら、思ってしまいました。


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次は、ネクラノヴァ通りの集合住宅です。遠くから見ると普通の建物ですが、壁や窓、ドアがキュビズムの特徴の多角形ブロックの組み合わせになっています。


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これでキュビズム建築の見学は終了。何となく、どんなものかは分かりましたが、ピカソのキュビズムと関連付けるのは無理があるように感じます。とても簡素な現代風の実用建築です。

また、旧市街の中心に戻り、ヴルタヴァ川の河畔のカレル橋近くの絶景ポイントに寄ります。一昨日、夜景を見ましたが、明るい陽光のもとでも見てみたいからです。ウーン・・・綺麗ですが、夜景のほうがいいかな。


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次は旧市街広場の旧市庁舎の時計塔に上がって、展望を楽しみました。


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ホテルで少し、ゆっくりして、国民劇場のオペラに向かいます。昨日の国立歌劇場と同様に、古くて重厚な、かつ豪華なオペラハウスでした。今日のオペラはドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》。素晴らしいオーケストラのボエミア風とも思える響きと卓越した演出にこのオペラの真髄を見た感じになりました。想像以上の素晴らしい出来でした。詳細は別記事でアップします。

明日はプラハで3つ目のオペラハウス、エステート劇場でオペラを見ます。プラハ最後の夜になります。



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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~イワン・レンドルのミュシャ・コレクション・・・エステート劇場でオペラ

今日はプラハの4日目。ともかく暑くて、フーフー・・・・。

実質的にプラハの最終日。やり残したことをやっておきましょう。
まず、市民会館でやっている元プロテニスプレーヤーのイワン・レンドルの所有するミュシャのポスター完全コレクション(本当に完璧なコレクションなのかな?)の世界ツアーのプレミエ公開を見ておきます。確かに凄い数で、ミュシャ美術館の展示を上回るかもしれません。それはさておき、会場の2階展示室に上がる途中で、スメタナホールでリハーサルをやっているのをドアの窓から覗いてしまいました。美しいホールですね。今度はここでプラハ交響楽団の演奏を聴いてみましょう。


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次にこの市民会館前からスタートするヴルタヴァ川クルーズ。期待しましたが、ヴルタヴァ川はカレル橋付近は川の段差もあり、クルーズ船は航行不可能で、カレル橋はおろか、王宮も遠目にしか見えません。見えたのは、昨日行ったキュビズム建築の2軒だったのは皮肉な結果。残念・・・。

陸に上がって、キュビズム建築で見逃していた《黒い聖母の家》と《雪の聖母教会》の前の街灯の2つを見ましたが、これがキュビズム建築なのって感じでした。


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夜はエステート劇場でモーツァルトのオペラ《フィガロの結婚》。この劇場で実際にモーツァルト自身の指揮で《フィガロの結婚》が演奏されたそうです。1787年1月ですから、226年も昔のことです。ここでモーツァルトが指揮したのかと思うと、感慨しきりです。オーケストラが上手いわけではなく、歌手も国際的には無名の人たちですが、どんどん、モーツァルトの最高の音楽に引きこまれて、第4幕では、感動の涙でした。3日間、チェコの音楽を聴いて、チェコの音楽家のテクニックを超えた音楽の本質への訴求の素晴らしさに脱帽の思いでした。照明に美しく照らし出されたエステート劇場を後にします。


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明日はまた、音楽の総本山のようなウィーンに戻り、最後の音楽三昧です。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~プラハもウィーンも暑過ぎ!!

今日はプラハを発って、ウィーンに向かいます。

プラハは驚くほど立派な大きな街ですが、プラハの郊外に出ると、森と麦畑が続くだけで、街らしい街はほとんどありません。三時間ほど走って、やっと大きな街のブルノに着きました。この街を出ると、また、何もなし。オーストリアに入ると、景色もなんだか豊かになったような気がします。
ウィーンが近づき、5時間弱でようやく下車。ウィーンもプラハ同様、ものすごい暑さです。ホテルに到着し、さあ、お部屋で、ガンガンに冷やして休憩しましょう。部屋に入って、エアコンのスイッチを探して見つけたものは、これです。


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ウィーンはエアコンのないホテルも多いとは聞いていたのですが・・・ガックリです。4泊二人で216ユーロですから贅沢は言えませんね。いいんですよ。石造りの建物ですから、効かないエアコンより、扇風機の方がずっとましですね。

今日は、フォルクスオーパーでオペレッタです。暑さにもめげずに出掛けます。ただし、ネクタイは持っていって、ホール近くでしめましょう。オペレッタは新演出の《ルーナ夫人》。ショーアップされていて、楽しいオペレッタでした。詳細は別記事でアップします。

明日は楽しみにしていたR・シュトラウス最後のオペラ《カプリッチョ》をウィーン国立歌劇場で聴きます。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ウィーンで人気のシュピッテルベルク地区・・・素晴らしき《カプリッチョ》

昨夜は、強力な扇風機のおかげで、ぐっすり気持ち良く熟睡し、saraiも配偶者も二人揃って朝寝坊してしまいました。起床、10時半。プラハでの寝不足解消です。
ウィーンの空は、雲ひとつない快晴。もちろん気温はグングン上がっています。このままホテルでグタグタしていたい気分ですが、そうもいきません

地元の人に人気のシュピッテルベルク地区へ出掛けてランチをしてきましょう。ミュージアムクオーターのすぐ西側にあります。シュピッテルベルク地区は数本の小路からなる車の入れない歩行者天国になっています。昔ながらの石畳の路地で、バロックやビーダーマイヤー様式の美しい建物が立ち並んでいます。昼時はとっても静かで、ブラブラと歩きます。で、sarai達が選んだレストランZur Witwe Bolteは、シュピッテルベルク小路にある大きな木立に囲まれた涼しげなお店です。


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ハラハラと舞落ちる葉を、お店のおじさんがせっせと掃除しています。コンソメとコーンスープ、ターフェルシュッピツとマスのグリルをお願いしましたが、何と絶品でした。それにこのお店特製のアイスティーの美味しいこと!


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このレストランはsarai一押しのお店になりました。

今夜は、ウィーン国立歌劇場でR・シュトラウス最後のオペラ《カプリッチョ》です。最高のスーパーキャストで、素晴らしい公演でした。大変な感銘を受けました。詳細は別記事でアップ済です。

明日もウィーン国立歌劇場でオペラ《ロミオとジュリエット》を楽しみます。


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この記事へのコメント

1, レイネさん 2013/06/21 15:38
久しぶりにコメントします。
暑さ寒さ洪水その他にめげず、お元気でご旅行中のようでなにより。
今回の遠征でも素晴らしいオペラの数々に巡り合われたようですね。

ウィーンには4年連続遠征したのですが、来シーズンはマレーナさま出演オペラがウィーンにはないので一休み。4月には歩行器使用の義母も一緒だったので、あまりあちこち歩き回りませんでしたが、ミュージアムクオーターの中庭が気に入りました。そのすぐ近くに、このレストランがあるんですね。おすすめのターフェル・シュピーツ、次回にはここでいただきたいと思います。(いつもオペラ座近くのプラフッタに行ってしまう)

2, saraiさん 2013/06/22 00:02
レイネさんもお元気なようでなによりです。

配偶者とも、このお店、レイネさんに紹介したいねって、話していました。このお店の詳細の報告は多分、1年先くらいになるかもしれませんが、間に合いそうですね。ミュージアムクオーターの中庭のあの奇妙な椅子で寝そべるのが、お好みでしょうか?あっ、ところで、ターフェルシュピッツはスープなしなので、ビーフコンソメスープと合わせ技で食べるのがよろしいかと思います。プラフッタのターフェルシュピッツはまた格別な味ですね。

帰国の際、お時間が取れそうなら、また、ご連絡ください。

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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~運よくリヒテンシュタイン宮殿・・・オペラは驚異的な新星に遭遇

ウィーンは今日も暑いです。でも爽やかな風が吹いているので、日陰は過ごしやすそうです。
今日はリヒテンシュタイン美術館に行きましょう。

リヒテンシュタイン公爵家の宮殿にふさわしい門構えです。宮殿の建物も立派。


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そこのオフィスにふらふらっと入り、美術館について聞いてみると、パンフレットをくれました。熟読してビックリです。なんと、美術館(実際は宮殿です)に入れるのは、月二回の金曜日の三時からのツアーでのみ。そして、今日がその貴重な金曜日の一回のようです。こんなラッキーなことはないですね。なんとしても見せてもらわなければいけませんね。

それまでどこかで時間をつぶしてきましょう。近くに、アウガルテン宮殿があります。広大な庭園もあり、美しい宮殿もあるようです。広大な前庭の奥の方に真っ白な建物が見えます。なかなか綺麗です。


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この建物は宮殿ではなくアウガルテン工房の建物です。宮殿はウィーン少年合唱団の寄宿舎に使われていて外からも見ることが出来きないそうです。折角だから、せめて、お庭でも歩いて帰りましょう。宮殿らしい樹木の並木が美しいお庭とイングリッシュガーデン風の花が植えられたお庭をぶらぶらして戻ります。

3時前に、リヒテンシュタイン美術館に戻ってきました。日陰のベンチには、3時のガイドツアー開始を待っていると思われる人が何人かいます。
3時になって、宮殿内に入れました。1枚20ユーロもする高価なチケットを買うと、ウエルカムシャンパンのサービスがあります。なかなか気が利いていますね。ところで、リヒテンシュタイン宮殿は旧市内(リング内)にもシティパレスがもうひとつあって、そのガイドツアーも今日の夕方で、コンビチケットはなんと1人38ユーロと高額です。もちろん、そっちはパスです。このツアーはドイツ語だけの説明です。ドイツ語のわかる人はツアーの中には半分もいませんでした。
大金持ちの国リヒテンシュタインらしく、内部の装飾は素晴らしいし、本当に手の込んだ家具調度品が素晴らしかったのですが、期待した絵画は大したものがありませんでした。
これは装飾の素晴らしい金の馬車です。実用品なのでしょうか。


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予定外に、観光をしてしまいました。早くホテルに戻って、休憩しましょう。
今日もオペラ《ロメオとジュリエット》です。いったんは主役のソプラノ歌手がキャンセルして代役が出演ということで落胆しましたが、その代役の新人ソプラノ歌手が素晴らしく、思いがけず大当たり。saraiは大満足です。このオペラの詳細は別記事でアップ済です。
ところで、オペラの途中の休憩時間にテラスに出て涼んだ後、屋内に戻ろうとドアを開けると、そこにとっても派手やかな、よく知っている顔が・・・昨夜のオペラで素晴らしい歌を聴かせてくれたソプラノのルネ・フレミングです。あまりの驚きに、一瞬固まってしまいました。間近から、メトロポリタンオペラの歌姫、いや、世界の歌姫のご尊顔に接してしまいました。素晴らしいおまけが付いてきました。
今夜は気持ち良く、オヤスミナサイ。


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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~ドナウタワーからのパノラマ、そして、究極の《グレの歌》

ウィーンは今日も暑いですが、昨日までに比べたら、ずい分、過ごしやすくなりました。

実質、今日がウィーン最終日。元気を出して、今まで行ったことのないドナウタワーに行って、タワーの上に上ってみましょう。
地下鉄U1で国連都市まで行って、そこから、ドナウ・パークを歩いて、20分ほどでドナウタワー。絶好の天気なので、タワーの展望レストランで食事。旅の最後なので3コースメニューを贅沢にいただきます。
展望レストランはゆっくり回転しながらの食事です。ゆったりの2時間以上の食事で5回転以上は360度のパノラマを楽しみました。ドナウ川をこんなによく見たのは初めてです。中洲がずい分多いのが分かりました。


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市内も目を凝らせば、聖シュテファン大聖堂やベルヴェデーレ宮殿も見通せます。これは聖シュテファン大聖堂。


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その後、ホテルでゆっくりと休養して、最後のコンサートにコンツェルトハウスに出かけます。シェーンベルクの大曲《グレの歌》・・・凄いキャストでコンツェルトハウスのグローサーザールにピアノッシモから超巨大なフォルテまでが響き・轟きわたりました。これは一生に1度しか聴けないコンサートになりそうです。だって、これはウィーンでしか、こんな響きを体験できないでしょうからね。前方2列目の中央から間近に聴いたデノケの歌、そして表情は脳裏に強く刻み込まれ、忘れることはできないでしょう。藤村美穂子の森鳩の歌も素晴らしいものでした。この歌は彼女以上に歌える人はいないでしょう。まあ、枚挙できないほど、賛辞を送らないといけない内容のぎっしりつまったコンサート・・・詳細は別記事で書きます。
ともかく、今年の4月、6月の合計50日近い旅の総決算にふさわしい偉大なコンサート・・・すっかり満足・納得です。

コンサートでは、ブログの読者のかたとも無事、お会いでき、楽しくおしゃべりさせてもらいました。
コンサート後は、ウィーンのお友達Hさんと夜遅くまで、音楽論・宗教論、等々を熱く語り合いました。Hさんともしばらくのお別れになります。明るい笑顔での別れでした。

ホテルに帰って、さあ、帰国モード。何としても、WEBチェックインを済ませないといけません。ANAは自動チェックインですが、不親切にもフランクフルト~成田までしかやってくれません。ウィーン~フランクフルトはANAのサイトでもチェックインできず、オーストリア航空のサイトで苦労してチェックイン。あとは印刷情報をプリントアウトする必要があります。オーストリア航空はPDFファイルなので、USBメモリーに格納して、ホテルのプリンターで簡単に印刷できます。ANAの場合はPDF化してくれないので、HTMLファイルを保存して、印刷する必要があり、面倒です。結局、IEではうまく行かず(バーコードが印刷できない)、FIREFOXで保存して、何とかクリアー。ANAはPDF化と乗り継ぎ航空会社便のWEBチェックインのサービス向上に早く努めてもらいたいものです。特にPDF化は欧州系の航空会社では常識です。これもガラパゴス化のひとつで、国際標準になっていないものと言えるでしょう。

さあ、帰国準備もできました。明日はそこそこ早起きして、買い物とウィーンのカフェ訪問で総仕上げしましょう。

旅のレポートの続きはもう帰国後になるでしょう。引き続き、ご愛読願います。


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1, KGさん 2013/06/23 19:36
初めまして。
この夏オーストリアに旅行の予定の者です。
オーストリア鉄道の事について調べるうちに
こちらにたどり着きました。
オペラは詳しく存じませんが、クラシック音楽(主に管弦楽とパイプオルガン)が好きで
このような素晴らしいサイトに出会う事が出来て感動しております。
ドイツへは2回ほど行った事がありますが、
隣国という事もあり、オーストリアにはまた異なる素晴らしさがあるでしょうね。
他の記事も楽しみたいので、またお邪魔させて下さい。

2, saraiさん 2013/06/23 23:55
KGさん、初めまして。

クラシック音楽を愛する同志として、今後ともよろしくお付き合いください。今、ウィーンの空港です。帰国後は国内の音楽体験の記事も書きますので、ご愛読くださいね。

また、コメント、お寄せください。

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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~間もなくウィーン出発、最終日はカフェ・ハイナー尽くし

今、ウィーンのシュベヒャート空港の出発ロビーでフランクフルト行のオーストリア航空機の搭乗待ちです。
このあと、フランクフルトから成田行きのANAのB777に乗って、長い旅を終えようとしています。

ウィーンの最終日は大好きなカフェ・ハイナーでまず、朝ごはん。


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ケルントナー通り、コールマルクトあたりをちょっとうろつき、聖ミヒャエル教会、アウグスティナー教会でオルガンやミサをちょっと聴いたりしながら、再び、カフェ・ハイナーに戻って、最後のお茶。ここで久々のザッハートルテをミット・シュラーク(ホイップクリーム付き)でいただき、ウィーンの旅もグランド・フィナーレです。


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長い旅で、最後は猛暑でくたびれて、ダウン寸前?でしたが、素晴らしい音楽に各地で出会え、とても実り多い旅。今後、こういう経験は難しいとも感じるほどの音楽体験でした。配偶者には少々、難解過ぎる音楽もあり、よく、付き合ってくれたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
帰国後はしばらくはおとなしくしていましょう。

今回の旅もご愛読いただいた皆様には感謝しています。帰国後はまた4月の旅の詳細編を再開しますので、ご愛読くださいね。


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1, さくらママさん 2013/06/24 06:43
saraiさま
お目に書かれて嬉しかったです。素敵な奥様と、とても紳士なsaraiさま想像してた通りでした。
それにしても素晴らし過ぎたグレ(*^_^*) しばらく感動にひたっています。
今日はアウグスティーナのミサを聴いていましたので、又ご一緒でしたか!ハイナー明日行こうと思っています。
では又どこかでお目にかかれたら嬉しいです^_^
【今、帰りの座席一番前を抑えました】

2, saraiさん 2013/06/24 23:55
さくらママさん、早速のコメントありがとうございます。

こちらはもう自宅ですが、そちらはまだ、ウィーンで楽しまれていて、いいですね。グレの歌はあり得ない凄さでしたね。アウグスティーナのミサは後ろからちょい聴きです。ハイナー行かれますか?余計なことですが、ケルントナー通り本店の2階のコーナー席か窓際がいいですね。

また、お会いして楽しいお話をしたいですね。しばらく、海外の予定はたっていないので、当ブログにコメントをお寄せくださいね。

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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~旅は完了、お疲れモード

ウィーンの空港、搭乗まで、まだ時間があるので、インターネットにつないでブログを更新します。ウィーンの空港は無料でWifiが時間無制限で接続できます。また、PC を使用するためのシートもあり、電源もあります。しかし、電源はなんとしても繋がりませんでした。同様の経験は羽田空港でもあったので、空港で電源を使用するコツとかあるんでしょうか。

フランクフルトに到着。フランクフルト空港のANAの搭乗口でもまた、ネット接続。少々、ネット中毒気味です。フランクフルト空港はテレコムが30分間の無料接続を提供してくれています。トランジットだったら、これで十分ですね。

あとはフランクフルトから成田まで約11時間の飛行。旅の名残を惜しみながら、白ワインを飲んで、ぐっすり寝た夢は・・・何にも覚えていません。成田に着いたら、どっと疲れが出てきて、自宅の横浜までの電車の2時間、こんこんと眠り続け、配偶者に起こされて、ようやく、最寄り駅を乗り過ごさずに済みました。

まあ、グランド・フィナーレなんて、かっこいい旅の終わりじゃありませんね。

でも、素晴らしい音楽の数々でした。

 ティーレマン、ガランチャ、シュヴァネヴィルムスのゼンパーオーパー《薔薇の騎士》が筆頭

続くのが

 ラトル、フォン・オッター、ベルリン・フィルの2回のマーラー:交響曲第2番《復活》
 フレミング、キルヒシュラーガー、リドル、シャーデ、スコウフス、エッシェンバッハのウィーン国立歌劇場《カプリッチョ》
 デノケ、ジェイ・ハンター・モリス、藤村、ナガノのウィーン交響楽団《グレの歌》

これらは超弩級。ほかも音楽的に素晴らしい内容でした。驚異の新人ソーニャも聴いたしね。

やっぱり、こう並べると、グランド・フィナーレでもいいかな・・・・

お友達のみなさんとも楽しい時を過ごしたし、本当にいい旅でした。

なお、詳細編は4月の旅の詳細編の後に書きますので、いつのことになるのやら・・・期待はしていてくださいね。


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1, おしどり夫婦さん 2013/07/10 11:17
saraiさん、奥様、今日は。お帰りなさい。
私たちは、旅から帰ってあっという間にひと月たってしまいました。

ブログで見ている後ろ姿に似ていらっしゃたので、ミュンヘンで不躾かと思いましたが突然声を掛けさせていただきました。オペラ座は広いのでお会いできるかどうかなと思っていましたが、トラムでご一緒するとは思っていませんでした。
ドレスデンでもとても楽しい時を過ごさせて頂きありがとうございました。
次回はバルセロナをメインに計画を進めています。スペインは新婚旅行以来初めてで、当時はまだオペラが目的の旅をするようになるとは想像もしていませんでした。
またいっぱいお話ししたいので、どこかでお目にかかれるのを楽しみにしています。

2, saraiさん 2013/07/11 01:45
おしどり夫婦さん、こんばんは。

ミュンヘン、ドレスデンでは、楽しくご一緒させていただきました。ありがとうございます。見知らぬsaraiを見分けた眼力には驚かされました!

バルセロナのリセウはsaraiの初めてのヨーロッパの旅でも訪れた思い出のオペラハウスです。グルベローヴァのツェルビネッタに驚嘆しました。
saraiは次の旅はまだ手つかずです。次の旅に着手されているのが羨ましい限りです。

また、コメントをお寄せくださいね。

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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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