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ブダペストからウィーンへ:ブダペストを出発・・・一路、ウィーンへ

2013年6月2日日曜日@ブダペスト/1回目

旅の3日目です。

ブダペストBudapestのゲッレルト温泉Gellért Gyógyfürdőのホテルの朝です。温泉の朝はゆっくりしたいところですが、今日はウィーンWienに移動します。8時前には起きて、朝食に行きます。落ち着いた雰囲気の朝食ルームです。


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窓際の席で、ドナウ川を眺めながら朝食をいただきましょう。


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暖かい料理が充実しています。キノコの炒めたものや豆の煮込んだものなど、なかなか美味しいです。


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saraiが、テーブルの上のメニューを見て、オムレツをお願いします。もちろん無料です。コーヒーは?と聞かれ、メランジュをお願いすると、それは有料です! 間違いに気づきガックリしながらメニューを眺めていて発見したのは、フレッシュなオレンジジュース。これも有料ですが、間違いついでに注文。有料だけあって、とても濃厚で美味しいです。これが特注の無料オムレツと有料オレンジジュースです。


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このホテルは、隣のゲッレルト温泉が利用できるので奮発して泊まりましたが、唯一の欠点は宿泊した部屋でのネット利用が有料であること。ロビー近くでは無料でネットがつながるので、出発前にちょっと利用しましょう。


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その間に、配偶者は孫達に絵はがきを書きます。ブタペストで郵便局をまだ見つけていないので、フロントで訊ねると、フロントに切手はあるようです。ポストの場所をきくと、絵はがきを出しておいてくれるとのこと。ありがとう!

ついでにトラムのチケットの売り場を聞くと、ホテルの売店でチケットは売っているとのこと。さすが立派なホテルは違いますね。これが売店。お土産物を扱っているようです。


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トラムのチケットを無事ゲット。昨日購入した24時間チケットは、ぎりぎりのところで時間オーバーになって使えません。


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ホテルを出ると、昨日夕食をいただいたレストランはテラス席の準備中。親切なウェーターに挨拶したいところですが、やめときましょう。


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ウィーン行のレールジェットが出発するブダペスト東駅Budapest Keleti pályaudvarに向かいます。トラムと地下鉄を乗り継いで行きます。まずは、ホテルの真ん前の停留所、聖ゲッレルト広場Szent Gellért tér Mから、すぐにやってきた47番のトラムに乗ります。チケットをパンチ機に差し込みます。


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デアーク広場Deák Ferenc térで地下鉄の2号線M2に乗り換えます。もう高速エスカレーターにも慣れたし、電車の乗り換えや街の歩き方などもスムーズです。1つの街に2日ほどいるとすっかりその街の住人のような気分になりますが、その頃にはお別れ、残念です。賑やかな町並みを通ってブダペスト東駅に到着です。駅は一部改修中ですが、この駅も立派です。国際線の電車が発着しますからね。


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ホテルからブダペスト東駅までのルートを地図で確認しておきましょう。


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駅の構内に入ります。天井の高い広々とした建物ですが、利用者で混雑しています。


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ホームの案内板にはまだウィーン行の列車のホームが表示がされていません。出発の30分前ですから、ゆっくりと待ちましょう。


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チケットは一昨日、ブダペストに到着した日に苦労して西駅のチケット発行機を探し当てて、入手済。これがそのチケット。


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しばらく待っていると、ホームが表示されます。9番線です。


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表示と同時にウィーン行のレールジェットが入ってきます。


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どっと人が移動します。何だかとっても混み合っています。列車に乗り込んでからも、みんなが席に着くまで大騒ぎです。saraiは席の指定を入れておいたので大正解。特に今回は格安のセカンドクラスですから、用心のため席指定にしておきました。お蔭で安心してゆっくり乗り込みますが、指定のない人は大変なようです。sarai達が指定席に座った後も電車が出発するまでバタバタと席を探していました。このレールジェットはこのブダペスト東駅が始発で、ウィーン西駅Wien Westbahnhofを経由して最終目的地はミュンヘン中央駅München Hauptbahnhofです。このブダペスト東駅が始発駅なのに最初からかなりの混雑です。夏の休暇が始まったのかしらね。途中の駅から乗車すると、指定がないと絶対に座れませんね。

ちょっと小高い丘や森、草原の中を列車は走ります。


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時折、小さい町の横をかすめて走っていきます。


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空は相変わらず青空と白雲と黒雲が同居しています。この黒雲がこの旅のトラブルを暗示しているとは、この時点では予想もしていませんでした・・・。


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空の様子は不穏ですが、まわりの風景はまるで箱庭のように綺麗です。


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車窓に川が見えてきます。ドナウ川か、その支流でしょう。


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ウィーン到着まではまだ2時間ほどあります。ゆっくりと鉄道の旅を楽しみましょう。


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ブダペストからウィーンへ:ウィーン到着、早速、オペラ

2013年6月2日日曜日@レールジェット(ブダペスト⇒ウィーン)/2回目

ブダペスト東駅Budapest Keleti pályaudvarを出て1時間ほどたち、レールジェットはドナウ川沿いを走り始めます。


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車窓からはハンガリーの大草原が望めます。美しいですね。


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どこまでも草原が広がっています。


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ジュールGyörに到着。ジュールは歴史の古い町です。ブダペストとウィーンのほぼ中間地点になります。


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ジュールを出ると、また大草原。


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次の駅に到着。モションマジャールオーヴァールMosonmagyarovarです。


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鄙びた駅舎です。


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モションマジャールオーヴァールを出ると、草原の中に風力発電ユニットが並んでいます。どこでも見慣れた光景になります。


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モションマジャールオーヴァールから10分ほどでヘジェシャロムHegyeshalomに到着。オーストリアとの国境まで数キロしかありません。国境の町です。


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ヘジェシャロムを出ると、国境通過を感じることなく、すぐにオーストリアに入ります。ハンガリーからずっと平原が続きます。


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そして、ここにも風力発電ユニットが並んでいます。


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のんびりと車窓を眺めること3時間、ウィーンに間もなく到着です。レールジェットの車内もざわついてきます。


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ウィーン・マイドリング駅Bahnhof Wien Meidlingに到着。ここで下りてしまおうかとも思いましたが、配偶者にウィーン西駅まで行こうと言われ、腰を落ち着けます。


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懐かしいウィーン西駅Wien Westbahnhofに到着。

ブダペストからウィーンまでの鉄道移動ルートを地図で確認しておきましょう。赤矢印で示します。旅は始まったばかりです。ちなみに青矢印はこれからの移動予定ルートです。


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このウィーン西駅は慣れたもんです。いつものお店で、お寿司と水とコーラをゲットしてホテルに向かいます。
ウィーンで泊まるのは初めてのオーストリア・トレンド・ホテル・ドッピオAustria Trend Hotel Doppio Wienです。モーツァルトのお墓のあるザンクト・マルクス墓地Sankt Marxer Friedhofのすぐ近くにあります。西駅でとりあえず、24時間チケットを購入します。


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西駅から地下鉄U3に乗って、ツィッペラーシュトラーセ駅Zippererstraßeまで移動。そこで71番のトラムに乗り換えて、ホテルの最寄の停留所リトファースシュトラーセLitfaßstraßeで下車。ここまで約30分です。トラムを降りると、目の前に真新しいホテルが聳えています。ホテルのレセプションに向かい、チェックイン。


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フロントやロビーもおしゃれです。


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部屋は最上階の7階。ドアを開けて入ると、とっても明るく爽やかなお部屋です。


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しっかりしたデスクもあり、PCを使う環境もよさそうです。


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まだカバンは開けずにそのままにしています。


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まずはお部屋チェック・・・バスタブがない! saraiがさっそくレセプションに出向いて交渉です。その結果、無事にバスタブ付きの部屋に変更。同じ7階の全く同じタイプの部屋です。
これがバスルーム。長逗留ですから、バスタブは必要です。


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そのまま仮眠。今日は日曜日ということもあり、6時からオペラなんです。71番のトラム1本でウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperに到着。今日は最前列とはいきませんが、3列目なので、間近でオペラを楽しめます。


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素晴らしい《カルメン》を楽しみました。ガランチャとアラーニャという超人気歌手の共演する公演です。歌劇場に行くまで、ガランチャのキャンセルはないか心配でなりませんでしたが、無事に登場。(色んな意味で)美し過ぎるカルメンでした。オペラの詳細はここにアップ済です。終演後は、ウィーンのお友達Hさんと合流。2ヶ月ぶりの再会を喜び、話が盛り上がります。カフェで遅くまで話し込んでしまいました。

さあ、七夜連続の音楽三昧が始まります。明日は何故か、ウィーンで聴くベルリン・フィルです。ルンルンでホテルに戻りオヤスミナサイ。
それにしても、寒い! とても6月とは思えません。明日はコートを買いに行くかな。


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ウィーンで音楽三昧:カフェ・フラウエンフーバーでランチ・・・このお店って!!

2013年6月3日月曜日@ウィーン/1回目

旅の4日目です。

ウィーンの2日目になります。
残念ながら雨模様です。それどころか、オーストリアもドイツも大雨で、洪水が各地で起きているそうです。昨夜のお友達Hさんの話によると、2002年以来の大雨で、チロルやザルツカンマーグートやドイツのバイエルン州は大変な状況のようです。ウィーンはそれほどの雨ではありませんが、雨具は欠かせません。

昨日不思議なことがありました。saraiのウィンドブレーカーが見当たらないのです。ブダペストのホテルでは配偶者がちゃんと片付けて配偶者のバッグに入れ、saraiが部屋を出るときに確認したときも忘れ物はなかったはずなのに、ウィーンに着いたときに配偶者のバッグの中から消え去っていたのです。
何処でなくなったのかは分からずじまいですが、とにかく雨が心配なのと寒いので、ウィンドブレーカーを購入しないといけないでしょう。

ホテルの部屋の窓からは、以前、道に迷いながら訪問したモーツァルトのお墓のあるザンクト・マルクス墓地Sankt Marxer Friedhofの緑が見えます。


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中央の煉瓦の建物が入口です。再び、ここからモーツァルトのご冥福をお祈りしましょう。


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ところで、ホテルに朝食はつけていません。のんびり朝寝坊するには朝食は意外に邪魔なんです。ゆっくり起き出して、朝風呂に入り、買い物に出掛けます。ホテルの近辺のチェックのため、一停留所分歩いてみます。軽く食事をするお店はありますが、スーパーなどはありません。街の中心に出掛けるついでに必要なものを購入して帰らないといけないようですね。
71番のトラムで、ケルントナー通りKärntner Straßeまで出掛けます。チケットは昨日、ウィーン西駅で1週間乗り放題チケットを購入済です。1週間乗り放題チケットは、月曜から日曜までと決まっているのが欠点ではありますが、大変お得な料金のチケットです。1人15ユーロです。今日から今週いっぱい、つまりウィーン滞在中はずっと使えます。


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ケルントナー通りに到着。まずは、購入済のオペラのチケットをゲットしておきましょう。通いなれた劇場連盟Bundestheaterのチケットオフィスでチケットをピックアップ。
今日の朝食を兼ねたランチはカフェ・フラウエンフーバーCafe Frauenhuberで頂きましょう。このお店はケルントナー通りからシュテファンズプラッツStephansplatzに向かい、途中、ヒンメルプフォルトガッセHimmelpfortgasseの路地で右側に折れ、その路地の右手にあります。黄色い壁の建物です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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さあ、お店に入りましょう。


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店に入った途端、デジャヴの感覚に襲われます。初めてのカフェの筈です。しかし、記憶がよみがえり、20年以上も前に来たということで配偶者と意見が一致。初めて訪れたウィーンでお茶したカフェが、ここです。そのとき、窓の外を歩くおしゃれな女性たちを眺めながらアプフェルシュトゥルーデルを頂いた気分が忘れられず、どこのお店だったのだろうと、いつも話題にしていたのです。このお店が2人で初めてアプフェルシュトゥルーデルを食べたカフェです。そのときの美味しかった味は今でも忘れられません。今日はランチをいただきますが、改めてそのアプフェルシュトゥルーデルを食べに来ましょう。
このお店は、モーツァルトやベートーベンも演奏したことがあるという有名なお店です。お茶ではなくランチだというと、さっとテーブルクロスがかけられます。こちらのしきたりは徹底していますね。さすがです。


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店内は落ち着いた雰囲気です。客もゆったりと寛いでいます。


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カウンターもすっきりしたデザインです。


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店内は意外に広く、アールヌーボー調の装飾です。地下のトイレへの階段も金色の手すりが美しいですね。


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特にランチメニューというのはないようです。単品を組み合わせてのオーダーです。飲み物はミネラルウォーター。


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saraiは七面鳥のコルドンブルー。


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配偶者は牛肉のソテーにデミグラスソースをかけ、カラカラに揚げたたまねぎをのっけたもの。


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サイドメニューにフライドポテトとグリーンサラダをつけてみます。なかなかよい組み合わせと自己満足です。


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味は素晴らしいです。さすがに有名店ですね。お客は地元の人がほとんどです。いい気分にさせてくれる良い雰囲気のお店です。今度は懐かしのアプフェルシュトゥルーデルを頂きに来てみましょう。
記念にお店のパンフレットをもらっておきます。


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この後はお買い物です。


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ウィーンで音楽三昧:ウィーンでお買い物・・・夜はベルリン・フィルの最高のブルックナー

2013年6月3日月曜日@ウィーン/2回目

思い出のアプフェルシュトゥルーデルのお店、カフェ・フラウエンフーバーCafe Frauenhuberでランチを食べて、気持ちよくお店を出ます。この後はお買い物です。ここから、シュテファンズフラッツStephansplatzに歩きます。配偶者が、シュテファンズフラッツからヴォルツァイレ通りWollzeileに続くドゥルヒガング(通り抜け)にある紅茶屋さんのことを以前から気にしていたんです。2軒も紅茶専門店が並んでいて、建物は繋がっています。別のお店だと思うのですが・・・。カウンターの裏の壁にはたくさんの紅茶の葉が並んでいます。


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こじんまりした方のお店で、アッサムとダージリンをお買い上げです。日本では考えられないお値段。普段使い用に大量買いしてしまいました。


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配偶者は興味津々の様子で店内をくまなく見回しています。店内は紅茶関連グッズが所狭しと並んでいます。


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次はいよいよウィンドブレーカーを探しましょう。配偶者があまり買いもの好きではないので、この辺りのお店をのぞいたことがありません。ブランドショップがズラリと軒をつらねるウィーン一番のケルントナー通りKärntner Straßeです。いくつかお店に入ってみますが、とっても身分不相応の価格です。saraiの財布でもなんとかなるH&Mに入って、寒さよけのウィンドブレーカーを購入。

最後はスーパーで買い物をして帰りましょう。野菜売り場ではどうしても旬のシュパーゲルが気になります。


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果物も気になります。


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夜食に何かないかと探していてみつけたのが“おにぎり”。パッケージも日本と同じで、パリパリの海苔をまいて食べる方式です。1個400円近いというのが驚きですが、試してみましょう。


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惣菜を自分でパッケージに入れる、量り売り方式のコーナーがあります。


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どれも気になりますが、今回はカレーを選んでみます。お米は長粒米です。パンとコーラもお買い上げです。
買い物を終え、雨の寒空の中、早々にホテルに引き上げます。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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配偶者は洗濯、saraiはブログ書き、その後仮眠をして過ごします。

夜はコンツェルトハウスWiener Konzerthaus大ホールでコンサートを聴きます。楽友協会Wiener Musikvereinの大ホールも美しいホールですが、コンツェルトハウス大ホールも美しいホールです。


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円柱の柱や天井の装飾は素晴らしいです。


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これはホールの後方の2階席を見たところです。角のとれた丸みが印象的です。


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これはステージ。輝くような美しさです。


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今日はここでベルリン・フィルのコンサートを聴きます。これがチケット。


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今回、ベルリン・フィルがウィーンに来ているので、全3回のコンサートを聴きます。今日は第1弾のブーレーズとブルックナーです。

さすがに素晴らしい演奏でした。ここまでの演奏とは期待していませんでした。コンサートの詳細はここにアップ済です。

終演後、トラムでホテルに戻り、お昼に買い求めたカレーライスを夜食にいただきながら、今日のベルリン・フィルのコンサート記事をまとめます。


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明日も雨がひどいようなので、ゆっくり休養。夜はフォルクスオーパーVolksoperでオペレッタ《メリー・ウィドウ》を聴きます。


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ウィーンで音楽三昧:ナッシュマルクトの海鮮レストラン、ウマーでランチ

2013年6月4日火曜日@ウィーン/1回目

旅の5日目です。

今日はウィーンの3日目になります。
今日もお天気は悪いですね。小雨混じりで強い風が吹いています。6月とは思えません。今日もホテルでゆっくり過ごし、夜のオペレッタに備えましょう。
普通の時間に起きた配偶者はブログを書きながらsaraiが目覚めるのを待っていたそうです。saraiも9時過ぎにはようやく起き、朝風呂でさっぱりして、昼の食事がてら街に出掛けます。こんな日に行くところと言えば美術館でしょうね。ウィーンの美術館はたいていは何度も行っていますが、自然史博物館Wiener Naturhistorische Museumにはまだ行ったことがありません。自然史博物館の中のカフェ:ノーチラスでランチを楽しみながら、鑑賞してきましょう。

トラムで自然史博物館の前まで行きます。降りたところがモーツァルトの銅像前です。ご挨拶していかないわけにはいきませんね。ブログでもイメージキャラクターになってもらっています。


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自然史博物館はすぐそこですが、誰もその方向に行く人はいません。そりゃそうでしょうね、観光の優先順位はかなり低いでしょう。入口の前には、象さんの可愛い銅像が出迎えてくれます。


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が、大きなドアの前に立ち、必死にドアを押しますが開きません。それもそのはずです、今日の火曜日はお休みでした・・・。予定変更です。すごすごと自然史博物館から撤退します。


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近くのナッシュマルクトNaschmarktの海鮮レストラン:ウマーUmarでランチしましょう。saraiが是非とも行ってみたいと常々思っていたお店です。いつも混んでいてなかなか入れてもらえないのですが、こんなお天気の悪い日は大丈夫でしょう。自然史博物館から歩いてすぐです。お店に着くと、冷蔵ケースには美味しそうな新鮮な魚が並んでいます。これはどうしても食べたいですね。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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お店の中は空いていますが、予約が入っていてテーブルが確保できないことが多いのです。店に入って恐る恐る聞いてみると、今ならOKとのこと。良かったね。さて、メニュー選びです。saraiは生牡蠣が食べたかったのですが、配偶者は寒くて何だかその気にならないとのこと。そうすると海鮮のグリルが美味しそうですね。ウマー特製のグリルの盛り合わせが、2人前からとあります。これに決まりです。白ワインを飲みながら、料理を待ちます。


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保温器がセットされ、その上にお皿が重ねられます。スタンバイOKですね。


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お料理はまだですが、パンだけは運ばれてきました。


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オリーブオイルでパンを食べながら、料理を待ちましょう。


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オリーブオイルはボトルにたっぷり詰められて届いています。


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料理を待っていると、すぐ横で我々の係りのおじさんが何かつまみ食いをしています。美味しそうねと配偶者が言うと、食べてみてよとお皿にのせて出してくれます。サーモンと鯛をサッパリとオリーブオイルであえただけのようなものですが、新鮮なせいかとっても美味しいです。ご馳走さま! 


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いよいよ魚のグリルが登場です。見事です。これは美味しいでしょう。海のないウィーンとは思えません。これがこのお店の人気の理由でしょう。


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一番上に載っていた魚の姿焼きは、いったん持っていかれます。骨を外して出し直してくれるようです。


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さて、この美味しそうなグリルをいただきましょう。


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ウィーンで音楽三昧:ナッシュマルクトの海鮮レストラン、ウマーでランチ(続き)

2013年6月4日火曜日@ウィーン/2回目

海鮮レストラン:ウマーUmarのランチ。いよいよ、海鮮グリルをいただきます。保温器の上の大皿から、取り皿(保温器で温めていた)にとっていただきます。まずは海老とサーモン。


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骨を外した魚の姿焼きがドーンと大皿に戻ってきました。


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さあ、どんどん食べましょう。とても美味しいです。


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次は魚の姿焼きです。


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ツナも美味しそう。


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美味しい魚です。


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7、8種類の海老や貝や魚がありますがいずれも本当に美味です。
野菜もいただきます。


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最後にサッパリとコーヒーが飲みたいですね。saraiが“メランジェを”と言うと、“メランジュだろう。日本ではメランジェと言うのかい”と言いながら、“スペシャルメランジェ2杯! ”とメランジェを連発してました。他のお客さんにもメランジェを勧めてました。馬鹿ウケしたようです。楽しいランチでした。


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さてランチも終わったし、いったんホテルに戻りましょう。ちょうど食材の宝庫ナッシュマルクトNashmarktにいるので、何かお買い物をしていきましょう。新鮮な果物というのもいいですね。果物屋さんの店頭には豊富な品物が並んでいます。


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こちらにも美味しそうな果物・・・どれを選びましょう。


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甘そうなイチゴと葡萄をゲットです。
八百屋さんもあります。ここも豊富な野菜がズラッと並んでいます。


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こちらも野菜。いくら美味しそうな野菜と言っても買って調理するわけにはいきません。ホテル住まいですからね。


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美味しそうなシュパーゲルがあるのに残念です。


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八百屋さんの片隅にお豆腐を見つけました。あるもんですね!


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と、こんなところで、ケーキ屋さんのオーバーラーOBERLAAを発見。saraiは、もちろんオーバーラーのケーキをお買い上げです。持って帰っておやつに頂きましょう。


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紅茶とコーラの飲み物もゲットしてホテルに戻ります。国立歌劇場前Kärntner Ring. Operでトラムに乗ります。見慣れた国立歌劇場Wiener Staatsoperの建物ですが、ふと目が建物正面の上部に行きます。ファサード上部には2つの騎馬像が見えます。これは1876年に設置されたものです。彫刻家エルンスト・ユリウス・ヘーネルが制作したもので、翼のある天馬に、調和の女神ハルモニアと詩の女神エラトーが乗っています。これは詩の女神エラトー。見事な彫像ですね。


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ホテルに戻り、買い物した品物をチェック。これが買い物の成果です。美味しそうでしょう。


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ホテルでゆったり休養して、オペレッタを見に出かけます。
フォルクスオーパーVolksoperでは、今日はかぶりつきの中央の最上の席です。これがそのチケット。


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すると、お隣の席にウィーンのお友達Fさんが偶然に来られて、開演前からオペレッタの話で盛り上がります。結局、オペレッタ終演後もそのまま行きつけのカフェ・ワイマールCafé Restaurant Weimarに同道し、遅くまで話し込んでしまいます。オペレッタのディープな話ばかりで、saraiはのめり込みますが、配偶者は退屈して眠そうでした。ゴメンナサイね!
なお、この日のオペレッタ《メリー・ウィドウ》の詳細はここにアップ済です。

終電に近いトラムを乗り継いで、深夜にホテルに帰着。今日もご機嫌でオヤスミナサイ。


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ウィーンで音楽三昧:ウィーン自然史博物館のカフェでランチ

2013年6月5日水曜日@ウィーン/1回目

旅の6日目です。

今日はウィーンの4日目になります。
今日も天気はスッキリしません。雨雲が空全体を覆い、いつ雨が降ってもおかしくない感じです。とはいっても、雨は降ってはいないし、強い風も止み、気温も上がって寒くはありません。これなら街歩きも楽しめそうです。でも、今夜もコンサートがあるので、無理はせずにホテルでの休養中心にしましょう。

毎日が朝寝坊モードです。身支度して出掛ける頃には、お昼です。今日も天気に関係しない行動パターンで、博物館に行きます。昨日行き損ねたウィーン自然史博物館Wiener Naturhistorische Museumです。この自然史博物館は美術史美術館Kunsthistorisches Museumと対をなす建物です。博物館に行くと言っても、実は博物館内のカフェでランチするのが一番の目的。
ホテルを出て、ホテルの間近にあるトラムの停留所リトファースシュトラーセLitfaßstraßeへ。高架道路の真下にある停留所から、宿泊中のホテルの建物が見えます。


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トラムのやってくる道路を見通しますが、まだトラムの姿は全然見えません。


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やがてやってきた71番のトラムに乗って、ブルクリンクBURGRINGの停留所で降ります。目の前が美術史美術館。その先にマリア・テレジア像、その向こうがウィーン自然史博物館です。


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美術史美術館と自然史博物館の間には、マリア・テレジア広場Maria-Theresien-Platzがあり、美しい緑の庭園になっています。


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綺麗な泉もあります。


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今日は博物館はちゃんとオープンしてます。博物館前では、円柱の上の天使像が我々を迎えてくれます。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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博物館のファサードには、見事な彫像があります。野性味あふれる彫像は自然史博物館にふさわしいかもしれません。


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これは博物館のアイドル、象さんのお尻です。


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ファサードにはもう一つ彫像があります。トーチを持つ自由の女神みたいに見えます。


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博物館には予想以上に観光客が来ています。今まで行ってみようかとも思ったこともない自然史博物館です。狙いはあくまでもここのカフェでのランチです。博物館のチケットを買って入ります。1人10ユーロ。結構、高いですね。


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案内パンフレットをいただきます。英語版です。


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建物内部も立派です。2階のカフェに直行です。2階への階段は素晴らしい空間になっています。明るいエントランスロビーと2階の美しい装飾が素晴らしいです。


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2階への階段を上っていきますが、階段から見える2階の空間はまるで宮殿のようです。


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階段を上がったところの広々とした空間がカフェになっています。開放感いっぱい。天井の装飾などが素晴らしいです。ところで、お客のテーブルを見ると、飲み物を飲んでいる人ばかりです。カフェしかないのかと思って、お店のお姉さんにランチは出来ないのかと聞くと、とっても困ったような顔をして「ランチはないわよ。お向かいの美術史美術館にはあると思うわ」とのお返事。それは困りましたね。観光案内書には、かなり充実した内容のメニューがあると書いてあります。あてにしていたsaraiは、食べ物の恨みで切れてしまいます。もうチケットは買ってあるので、何も見ずに出てしまうのはもったいないです。仕方がないので、軽く何かを頂いて見学をし、後でゆっくりランチをすることにして席につきます。が、メニューを見ると、ちゃんと日替わりランチがあるじゃないですか。


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何か表現がまずかったのか、意思の疎通が上手くいかなかったようですね。問題なく、今日の水曜日のランチをお願いします。
これがカフェのショーケース。


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カフェの天井はドームになっていて、美しい装飾の間から明るい光が差し込んできます。


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カフェのテーブルはそれなりに賑わっています。


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ほとんどのお客さんはドリンクのようです。


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料理が運ばれてきます。まず、クリームスープです。味はよいのですが、少々ぬるいのが残念です。


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メインの一品は、鶏肉のソテーにライス添え(長粒米の野菜炒め)。軽く頂きます。


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ここ数日の立派な昼食に比べてとっても普通のランチなので、saraiは仕上げにデザートが食べたいと配偶者におねだり。配偶者は、ハイハイ後でお茶しましょうねってことです。このカフェではなく、後で別のカフェに回りましょう。
この後は自然史博物館の見学です。


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ウィーンで音楽三昧:ウィーン自然史博物館の膨大な展示に唖然

2013年6月5日水曜日@ウィーン/2回目

自然史博物館Wiener Naturhistorische Museumのカフェでランチを頂きました。自然史博物館を見学しましょう。水辺の生き物からスタートし、昆虫や鳥類、魚、爬虫類、哺乳類に至るまで、地球上の生き物をすべて集めたのではないかと思われる収集内容です。パンフレットにイラスト入りの分かりやすいマップがあります。これを参考に2階の展示から見て回ります。


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展示内容もさることながら、建物自体も見事です。


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水辺の生き物の先に蟹のコーナー。高足蟹です。Japanese Spider Clubっていうんですね。日本近海の深海に生息する巨大な蟹で、世界最大の現生節足動物だそうです。


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おやおや、魚のコーナーにはユーモラスな姿のマンボーがいます。


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鳥類のコーナーには、マダガスカル沖のモーリシャス島に生息していた絶滅鳥類のドードー(Dodo)がいます。もちろん剥製ですが、初めて見ます。


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鳥類のコーナーで、さらに珍しいものがあります。サイチョウ(犀鳥、学名:Buceros rhinoceros)です。頭に鶏のトサカのようなものがついており、これが動物のサイの角に似ているのでサイチョウという名前が付けられたそうです。それにしても珍妙な姿ですね。木の幹にできた空洞(うろ)からこの頭部だけを突き出していると、実に奇妙です。


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ここまで美しく並べられると、それは見事です。これは鳥の標本のほんの一部です。凄いでしょう。


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またまた変な鳥がいます。これはフキナガシフウチョウ(学名:Pteridophora alberti)だそうです。


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動物コーナーにはフクロオオカミ(Thylacinus cynocephalus)がいます。オーストラリアのタスマニア島に生息していた大型肉食獣ですが、1936年に絶滅したそうです。タスマニアオオカミの別名もあります。


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次は1階の展示に移ります。まずは先史時代コーナーです。これは巨大なアンモナイトの化石ですね。


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これはまるで恐竜の化石のようです。実際は絶滅したゾウの属で、デイノテリウム (Deinotherium) という約2,400万~約100万年前に生息したものです。下顎から下方に向かって生えた牙が特徴です。


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次は正真正銘、恐竜の化石です。さすがに巨大ですね。


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これはヴィレンドルフのヴィーナス (英語:Venus of Willendorf, ドイツ語:Venus von Willendorf)と呼ばれる、ドナウ河畔で発見された2~3万年前の石像です。この自然史博物館の収集品の中でも特に有名なものです。


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展示品のほんの一部だけを紹介しました。多彩でかつ徹底した収集にかなり呆れてしまいました。それにこんなに豪華な建物に展示することが必要なんでしょうか。マリア・テレジアの旦那様のフランツ1世の鉱物・化石コレクションがもとになっているせいでしょうね。なかなか楽しめました。
ところで、恐竜の等身大の模型が本物のような動きをしていたのには驚きました。これって、福井県勝山市の恐竜博物館の展示と同じですね。どっちがマネしたんでしょうか。福井贔屓の配偶者は、福井の方が動きがスムーズだと言い張っていました(笑い)。

それでは、お約束のお茶をしに行きましょう。ここから一番近いのはデーメルDemelですね。王宮Hofburgを抜ければすぐです。久しぶりに行ってみましょう。コールマルクトKohlmarktのマンツ書店MANZ'sche Verlagsのお隣です。


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いつも混んでいるデーメルも今日は空いています。お菓子作りの様子がガラス越しに見える席をゲット。配偶者は興味津々の様子で、じっと観察しています。


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それぞれケーキと紅茶を頂きます。
これは配偶者のケーキ。


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これはsaraiのケーキ。


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久しぶりでしたが、やはりデーメルのケーキは美味しいですね。

夜食を買ってホテルに戻ります。リンク通りRingstraßeに出ると、ウィーンのマロニエの並木は美しいです。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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今日もホテルで休養して、コンサートに出掛けます。今夜のコンサートは、旅の前半のハイライト、フォン・オッターがラトル指揮ベルリン・フィルと共演するマーラーの交響曲第2番《復活》をコンツェルトハウスWiener Konzerthausで聴きます。コンツェルトハウスは外観も綺麗ですね。


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これは今日のチケット。かなり後ろの席です。人気公演なので、なかなか良い席はゲットできません。


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そんな席で聴いたにもかかわらず、期待通り素晴らしいコンサートでした。フォン・オッターとベルリン・フィルの熱演でsaraiは超感動。ホテルに戻るまでうるうるしていました。この日のマーラーの交響曲第2番《復活》の詳細はここにアップ済です。

ようやく青空も少しは見えてきました。明日は少しはよいお天気になって欲しいな・・・ということで、オヤスミナサイ。


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ウィーンで音楽三昧:お洒落なドー・ウント・コー・アルベルティーナでランチ

2013年6月6日木曜日@ウィーン

旅の7日目です。

今日はウィーンの5日目になります。
う~ん、今日も微妙な空模様です。でも、少しずつ青空の部分が増え、気温も上がってきています。今日はウィンドブレーカー無しでも良さそうです。

昨夜は明け方までブログの整理をしていたsaraiは、またまた朝寝坊を決め込みます。起きるまで配偶者に待ってもらって、今日もゆっくりしたお出掛けです。今日はアルベルティーナ美術館Albertinaのレストランに行ってみましょう。店内の装飾が面白いらしいです。71番のトラムで1本、オパー・リンクKärntner Ring. Operが最寄の停留所です。そこからは、アルベルティーナ美術館に歩いてすぐです。


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このレストラン:ドー・ウント・コー・アルベルティーナDo & Co Albertinaは、美術館に併設されているだけで、美術館には入らなくても利用できるようです。レストランの中に入ってみると、なかなかおしゃれな雰囲気です。シーレの絵画から抜き出した部分が、拡大して壁に描かれています。


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シーレの自画像やシーレの妻エディットの顔が描かれています。こんな風に演出すると、シーレの絵も今風でおしゃれであることに今更ながら気が付きます。そもそもシーレの大ファンのsaraiは、この雰囲気がたまらなく好きです。これからご贔屓にしましょう。


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お昼時だというのに、とても空いているのもいいですね。観光客のルートからは外れているようで、地元のビジネスマンが多いです。

さて、何を頂きましょうか。メニューを見ていたsaraiが、嬉しい発見で驚きの声を発してしまいます。シュパーゲルがあるではないですか。今日のランチはこれに決まりですね。

まずは美味しそうなフランスパン。


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2人ともシュパーゲルのスープをいただきます。


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そして、saraiは王道のシュパーゲルのグリルにオランデーズソース。


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配偶者はシュパーゲルのリゾット、海老付きです。


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ようやく食することができたシュパーゲルに大満足です。それに、ここのシュパーゲルは地元オーストリア産でとてもぶっといシュパーゲル。日本では決して食べられません。またまた贅沢なランチをしてしまいました。

少しこの辺りを散歩しましょう。大分暖かくなってきたからか、王宮庭園(ブルクガルテンBurggarten)の芝生に寝転びのんびりする人も増えています。


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噴水の池には、鴨の親子が遊んでいます。のどかですね。


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ホーフブルクHofburg(王宮)の先にあるフォルクスガルテンVolksgartenでは見事に薔薇が咲いています。


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しばし、薔薇を観賞。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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遠く向こうにヴォティーフ教会Votivkircheの尖塔が見えています。1度も中に入ったことがありません。ステンドグラスが美しいらしいです。行ってみましょう。トラムで1駅移動。この辺りの公園でもベンチや芝生でくつろぐ人がいっぱいいます。ヴォティーフ教会の尖塔は迫力があります。


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あれ、教会の前から引き返す人がいますね。やっぱり・・・1時から4時までは教会はお休みタイムです。また、出直しましょう。


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ショッテントーアSchottentorの地下のショップで夜食を買って帰ります。

これが夜食用のアップルパイ。


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クロワッサンのサンドイッチも一緒に食べましょう。


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ホテルではいつも通り、お昼寝です。でも、今日はちょっと早めに起きます。お天気も回復してきて雨も降りそうにないので、配偶者は着物を着てコンサートです。久しぶりの着物に配偶者はちょっと苦労してますが、何とか着ることができます。

今夜のコンサートは、昨夜とまったく同じプログラムです。フォン・オッターがラトル指揮ベルリン・フィルと共演するマーラーの交響曲第2番《復活》をコンツェルトハウスWiener Konzerthausで聴きます。わくわくしながら、グローサーザールに足を踏み入れます。


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これは今日のチケット。昨日よりもずっと前の方の席です。昨日以上の感動を味わえそうな予感がします。


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よい席にふさわしい素晴らしい演奏でした。フォン・オッターとラトル指揮ベルリン・フィルの最高の演奏でsaraiは今日も大感動。もう感動の涙でうるうるでした。この日のマーラーの交響曲第2番《復活》の詳細はここにアップ済です。
2日連続で同じマーラーの《復活》を聴きましたが、これが聴けただけで今回の旅の目的は果たせたと思うほどに大満足の2日間のコンサートでした。

今日も充実して、楽しい1日でした。オヤスミナサイ。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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