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ウィーンで音楽三昧:アルマ・マーラーの娘マノンのお墓の前でベルクのヴァイオリン協奏曲

2013年6月8日土曜日@ウィーン/1回目

旅の9日目です。

今日はウィーンWienの7日目になります。

今日は朝から見事に気持ちよく晴れています。晴れたのはいいのですが、快晴で暑いくらいの日差しです。

今日はオペラ仲間、すなわちクラオタ(クラシックオタク)が日本からウィーンに集結しているので、皆でランチをしようということになっています。集合場所のオーストリア料理レストランがマーラーのお墓のあるグリンツィング墓地に近いので、お墓参りをしてからそのレストランに向かうことにします。もっとも今回はマーラーのお墓というよりも、マーラーの妻アルマの娘マノン(マーラーの娘ではなく、マーラーの死後、アルマが再婚したグロピウス(ドイツの大建築家)の子供)のお墓参りが目的です。マノンは作曲家アルバン・ベルクに可愛がられていましたが、若くして亡くなりました。ベルクの遺作のヴァイオリン協奏曲は、マノンの死を悼んで捧げられたものです。マノンのお墓の前でその曲を聴くために愛用のIPODを持参しています。

ホテルからトラムを乗り継いで、最後は38系統のトラムに乗り最寄りの停留所アン・デン・ランゲン・リュッセンAn den langen Lüssenまで行きます。停留所でトラムを降りると、すぐにグリンツィング墓地Friedhof Grinzingの道案内の道標が目にはいります。


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大通りから左手の道に入ると、墓地までの緩やかな登り坂が続いています。


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ランチの後はそのままコンサートに行くので、配偶者はヒールを履いています。昨日の体調不良から回復したばかりでもあるので、お墓参りは行かないとのこと。住宅街の中の公園で読書をしながら、saraiを待つそうです。マーラーのお墓参りにはつい最近行ったばかりなので、まあ2度も行かないでもいいでしょう。

この辺りはとっても閑静な高級住宅街です。静かな道を墓地に向かって進みます。


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長閑ではありますが、今日はとっても日差しが強くて暑い!


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道の傍らには、赤い薔薇がかぼそく咲いています。


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5分ほど歩くと、グリンツィング墓地の門が近づいてきます。


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門を抜けます。


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墓地に入って、マーラーのお墓に向かいます。場所はきっちり頭に記憶しています。


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墓地の中の通路を進んでいきます。


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これがマーラーのお墓。


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すぐ近くにアルマ・マーラーのお墓があります。そのお墓の地面に置かれている白い3角形の石がマノン・グロピウスのお墓です。なにか、はかなげな印象です。


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このお墓の前で、マノンに捧げられたベルクのヴァイオリン協奏曲にじっと聴き入ります。青空のもと、静かな感動に浸りました。

アルマ・マーラーのお墓が正面の黒い石、その手前が娘マノンのお墓です。


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アルマの墓標です。


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マノンのお墓にかがみこんで、ベルクのヴァイオリン協奏曲の第1楽章まで聴きました。


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第1楽章が終わったところで腰を上げて、マノンに別れを告げます。全曲聴きたいところですが、配偶者を待たせていますからね。

再度、マーラーのお墓に戻ります。


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マーラーのお墓の近くではありますが、アルマのお墓は背中を見せています。あんなに愛したアルマだったのに・・・。


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墓地の出口に戻ってきました。さあ、帰りましょう。


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ところで門のところには、墓地の地図が掲示されています。しかし、特にマーラーのお墓の場所の案内はありません。お墓参りに行かれる方は事前に国際マーラー協会のサイトで場所をチェックしておきましょう。


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緩やかな下り坂を歩いて、配偶者が待つ公園に向かいます。


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美しい青空の下、気持ちのよいお墓参りでした。


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ウィーンで音楽三昧:ウィーンのお友達とオーストリア料理の楽しい昼食会

2013年6月8日土曜日@ウィーン/2回目

マノンのお墓参りから戻ります。グリンツィング墓地Friedhof Grinzingからの緩やかな下り道をトラムの停留所の方に向かいます。途中、お花屋さんがあります。ここでお墓に供える花が買えますね。


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配偶者が待つ公園に着きます。公園には誰かの彫像。その彫像には上着、靴などが置かれていますが、これって演出?


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彫像の主の名前の銘板です。Hubert Wilfanというオーストリアの彫刻家で、これは彼自身が自分の顔を彫ったものです。2007年11月、85年の生涯をウィーンで終え、現在はグリンツィング墓地に葬られています。レナード・バーンスタインの胸像は彼の作品だったんですね。


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saraiが公園の中で配偶者を探すと、配偶者は公園のベンチで寛いで読書中です。お待ち遠様!
本当は、カフェで待ちたかったようですが、住宅街ということで残念ながらカフェはなかったんです。


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寛いでいたので元気な配偶者と一緒にレストランに向かいます。地図を片手にすぐに発見。ここは秘密のレストランなので、名前も場所もヒミツ・・・悪しからず。


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綺麗なレストランですね。


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まだ、他のメンバーは来ていません。sarai達が一番の到着です。壁にこの辺りで書かれたような絵が飾ってあります。


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ここは地元の人で賑わう素敵なオーストリア料理のレストランです。静かな雰囲気ですね。


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中庭のテラス席も気持ちよさそうです。


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ほどなく次々と3人のメンバーが集まり、楽しいランチとなりました。クラオタの昼食会はとても楽しく、時の過ぎるのを忘れます。美味しいシュパーゲルが食べられると思ったのですが、残念ながら、シュパーゲルはないとのこと。今年は本当に天候が不順なのですね。シュパーゲルは食べられませんでしたが、食事はいずれも美味しかったですよ。

これは肉のグリル。


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これは魚のフリット。


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これも魚のフリット。


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これはパラチンケン?


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楽しく食事を終えて、仕事に戻るというHさんと別れ、残りのメンバーは近くのホイリゲでさらにおしゃべりは続けることに。ホイリゲへの散策の途中、ちょっとした公園があります。


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ヨハン・シュトラウスに先だってウィンナーワルツを手がけた作曲家ヨーゼフ・ランナーの石碑が立っています。


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そして、その横に立つのはヨハン・シュトラウスの石碑。


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この緑豊かな公園を抜けて散策します。


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ホイリゲでは、もちろん美味しい地元の白ワイン。


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ホイリゲでも話題は尽きませんが、そろそろコンサートの時間ということで、一旦お別れです。このメンバーのFeriさんとSteppkeさんとは4日後にドレスデンでまたまたお会いするんです。もちろん、事前に申し合わせたんではありません。あくまでも偶然のことです。もっとも音楽好きにとっては必然とも言えますけどね(何せティーレマンの指揮でガランチャがオクタヴィアンを歌う《薔薇の騎士》がありますから、音楽好きとしては何としても聴かなくてはね)。配偶者に言わせれば、呆れかえるばかりとのことです。

夜はコンツェルトハウスでウィーン交響楽団のコンサートを聴き、ウィーンでの日程を終了。


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珍しいツェムリンスキーの交響詩《人魚姫》を聴きました。ジェームズ・コンロンが指揮する筈でしたが、残念ながらキャンセル。それでも好演でした。コンサートの詳細はここにアップ済みです。

明日はミュンヘンMünchenに移動します。鉄道が大雨の影響を受けているので、心配です。一応、迂回ルートでミュンヘンに行くことはできそうですが・・・。




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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ウィーン西駅発レールジェット、暗雲たなびく出発

2013年6月9日日曜日@ウィーン/1回目

旅の10日目です。

今日はウィーンの8日目になります。

今日はウィーンWienからミュンヘンMünchenへの移動日です。移動日とは言え、ミュンヘンでは《青騎士の館》レンバッハハウス美術館Städtische Galerie im Lenbachhausに寄って、夜はバイエルン国立歌劇場Bayerische Staatsoperでオペラの予定です。

今日もウィーンは絶好の好天気です。ホテルをチェックアウトして、トラムと地下鉄を乗り継いでウィーン西駅Wien Westbahnhofに向かいます。そこからミュンヘンに鉄道で移動しますが、ザルツブルクSalzburgとミュンヘンの間が大雨の影響で、いまだに復旧が遅れ不通のままです。お友達からの情報では、パッサウPassauの方を迂回してミュンヘンには行けるようですが、大幅に到着時間が遅れるとのこと。ミュンヘンでは、夜、オペラを見る予定ですが、その前に予定しているレンバッハハウス美術館訪問はあきらめないといけないかもしれないですね。

ウィーン西駅に着いて、真っ先にツーリストインフォメーションで乗る予定のレールジェットの情報を聞くと、遅れているので列車状況表示板を見てねとのこと。列車状況表示板を見ると、ウィーン発の時点で30分の遅れです。これでは後発の列車の方が早そうなので、チケット窓口に行って、より早い列車のチケットに交換してもらいましょう。チケット窓口は長い行列ができていますが、まだ時間があるのでゆっくり並びましょう。


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ようやく順番が回ってきます。


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窓口の男性によれば、今持っているチケットの列車が一番早いそうです。
これはネットで購入済みのチケット。


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仕方がないので、一応、指定席だけ購入。ファーストクラスだったので指定席を購入していませんでしたが、列車の状況が不安定なら混みあっているかもしれませんからね。これで落ち着いて待つしかありません。

朝ごはんを食べていないので、軽食でも食べながらゆっくりしましょう。いつものお寿司の店は、まだお寿司が出来ていないので、他のお店にまわります。サンドイッチも美味しそうですね。


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検討の結果、海鮮のお店ノルドゼ―にします。


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白身魚フライのパンと小海老とポテトのフライをゲットして、イートインコーナーでゆっくりします。


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途中、念のため列車の状況をチェックしてみると、遅れは相変わらずです。


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ふと先ほど購入した指定席券をチェックすると、なんとセカンドクラスだということに気が付きます。持っている鉄道チケットはファーストクラスですから、これでは意味がありません。急いで先ほどの窓口に行き、ちょっと列に割り込ませてもらい、指定席券を交換してもらいます。窓口の男性はゴメンとのこと。いいですよ、こっちもちゃんと確認しなかったからね。
これが交換してもらったファーストクラスの指定席券。


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そろそろ時間なのでホームに行くと、多くの人が待っています。


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もうレールジェットも入線しています。


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でも、これはザルツブルク行き。ミュンヘン行きは、ブダペストBudapestから到着したら、この入線している列車と連結するようです。ミュンヘンに行くにはザルツブルクのずっと手前でパッサウ方面に分かれるので、ザルツブルク行きの列車と分離する必要があります。 

やがて、ミュンヘン行きのレールジェットもブダペストから30分遅れで到着。


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指定席の車両に乗り込みます。


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席に座りますが、なかなか電車は出発しません。


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結局、45分遅れで列車が出発。これは車内の情報掲示板です。


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出発すると、ファーストクラスですからスナック菓子が配られます。呑気なものですが、こちらは電車の今後の動向が気になって落ち着きません。


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レールジェットは出発後は順調に走り、ザンクトペルテンSankt Pöltenに向かいます。


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トップスピード222キロでレールジェットは高速運行。


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ザンクトペルテン中央駅Sankt Pölten Hbfに順調に到着。この調子では遅れを取り戻してくれるのではという淡い望みがわいてきます。


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お天気は快晴の日曜日。美しい草原が広がります。


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沿線の湖の湖畔では水遊びをする人で賑わっています。一戸建ての庭では、家族がプールで楽しんでいます。あまりにも長閑な風景で、この先で川の氾濫が心配されているとは想像も出来ません。
レールジェットは美しい青空の下、リンツLinzに向かってひた走ります。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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この先の展開は想像もできず、不安感に満ちた鉄道の旅です。この後はどうなるでしょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:レールジェットは水位の高い危険な川辺を走行

2013年6月9日日曜日@ウィーン~ミュンヘン/2回目

大雨の影響でウィーン西駅Wien Westbahnhofからの出発が遅れ、ミュンヘンMünchenへの到着も予測がつかない不安な鉄道旅が続きます。
とは言え、リンツLinzまでは青空の広がる美しい草原をレールジェットはその不安をはらいのけるように快走します。


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リンツ中央駅Linz HBFまでは順調です。もっともウィーン出発時点での45分の遅れを取り戻すことはできません。


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リンツの先でヴェルスWelsに臨時停車し、ザルツブルグSalzburg行きの車両とミュンヘン行きの車両が切り離され、我々の乗ったミュンヘン行はパッサウPassauに向かいます。


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やがて満々と水を湛えた川が見えてきます。これは今回の大雨で被害の多かったイン川Innです。


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段々、山あいに入って行くと、川が濁った水で溢れそうです。これはひどい。


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いったんは落ち着いてはいますが、まだまだ、洪水の危険がありそうな感じです。


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一触即発の雰囲気で水かさが増えて、流域が広がっています。


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畑のあちこちに大きな水溜まりが残っています。しかし、天気自体はとても良く、この大水が不思議な感じです。


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混濁した水が勢いよく流れている光景は凄まじいものです。


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レールジェットはイン川にかかる鉄橋を渡っていきます。鉄橋までは水位はまだ余裕があるものの、水かさの高さは異常レベルです。


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鉄橋を渡ると、レールジェットはパッサウの街にはいっていきます。


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パッサウの駅には無事到着。とりあえず、一山越したような感じです。


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パッサウを過ぎると、ドナウ川Donauが見えてきましたが、この大河も水かさを増しています。


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青空に白い雲。のどかな光景ですが、波乱含みのドナウ川です。


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レールジェットは何とか無事に走行します。窓にはRAILJETの文字の裏側が見えています。


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ドナウ川を離れて緑の平原をレールジェットは走ります。


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しばらくすると、列車がミュンヘン方面に曲がります。その先はイーザル川Isarが見えてきましたが、橋の寸前まで水位が上昇して、ひどい状況です。これが一番、悪い状況に思えます。


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川岸の木々も根元は完全に水に浸かっています。


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このあたりは公園だったのか、よく分かりませんが、水のプールになっています。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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状況は相当に深刻のようです。何とか無事にミュンヘンに着くことを祈るばかりです。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:大きく遅れるも、無事にミュンヘンに到着

2013年6月9日日曜日@ウィーン~ミュンヘン/3回目

水位の高くなったイン川Inn、ドナウ川Donau、イーザル川Isarを見ながら、はらはらの鉄道旅です。
窓の外を心配しながら見ているうちに、とっくにお昼も過ぎています。軽くお昼を頂いておきましょう。レールジェットの食堂車に行くと、皆さんも心配そうに窓の外を見ています。


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レールジェットは、時々もたもたしますが、プラットリング駅Plattlingを通過。少しずつミュンヘンMünchenに近づいていきます。


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食堂車では、スープを頂きます。暖かい食べ物が頂けるのはありがたいですね。


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窓の外は長閑な牧場が見えます。何だかほっとした気分になります。


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と、また森の中にあふれた水たまりが見えます。やはり大変な状況です。


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食堂車から席に戻ると、ほどなくミュンヘンに到着です。とりあえずはほっとしました。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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約1時間遅れですから予定通りの遅れとは言えますが、当初の予定からは大幅な遅れですね。急いでレールジェットを下りて、駅のプラットホームを歩きます。


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歩きなれたミュンヘン中央駅München HBFの構内を抜けていきます。


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駅の外に出ます。


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今日のホテルは、ミュンヘン中央駅のすぐ近くのEurostars Bookというホテル。泊まるのは初めてなので、地図を見ながら歩いていきましょう。


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ミュンヘンに大幅に遅れて到着した結果として、レンバッハハウス美術館は省略。次の機会にします。明日は月曜日で休館なんです。
さほどにホテルに急ぐ必要もありませんが、オペラの開演時間にもそんなに余裕があるわけではありません。

ホテルは駅からすぐですが、ちょっと探してしまいます。チェックインの折、バスタブは付いているかと聞くと、スイートならばといわれ、丁重にお断りします。


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ホテルのロビーは明るくて綺麗です。なかなかお洒落なホテルですね。


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ホテルの美しいレセプションの前には我々のスーツケースが2つ、ぽつんと並んでいます。


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レセプションのカウンターには美味しそうな林檎が置いてあります。これは頂かなくてはね。


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美しくデザインされた廊下を歩いて、部屋に向かいます。


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大雨の影響で列車の大幅な遅れはありましたが、なんとかホテルに落ち着けそうです。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:バイエルン国立歌劇場で無事、オペラ鑑賞

2013年6月9日日曜日@ミュンヘン/4回目

ミュンヘンMünchenのホテル、Eurostars Bookにチェックイン。急いで部屋に入ります。
部屋は綺麗にデザインされています。嬉しいですね。


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明るい窓辺には、寛ぎやすそうなソファとガラステーブル。


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壁には液晶テレビ。


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浴室はもちろん、シャワーのみ。


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洗面台もとても綺麗。


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熱いお茶が飲めるのも嬉しいです。


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とても綺麗な部屋で満足です。


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こうして部屋に落ち着き今日のオペラの時間をチェックすると、今日は日曜日だからでしょうか、夕方6時の開演です。もう、急いで準備する時間です。配偶者は着物でもよいかなと思っていたようですが、そんな時間はありませんね、残念です。それにゴロゴロ雷も鳴っています。ザアーと来そうです。用意をしてホテルを出ると、やはり雨が降ってます。

ミュンヘン中央駅前からトラムに乗ります。トラムのチケットはバイエルン国立歌劇場のチケットがあれば不要ですが、今日と明日も乗り物に乗るので、ここでチケットを買っておきましょう。自動販売機でチケットを購入します。何と日本語モードがあります。


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無駄ではありますが、価格的に有利な複数人で使える3日間チケットを購入。24.6ユーロです。これで明日までの滞在は乗り放題です。


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バイエルン国立歌劇場Bayerische Staatsoperはトラムで10分程です。傘1本でアイアイ傘で会場に飛び込みます。
オペラ公演の開演30分前には到着。ほっとしていると、見知らぬ日本人女性から「sarai さんでしょうか・・・」と声をかけられビックリです。いつもブログを愛読してくださっているそうで、saraiのスケジュールを知っていて、会えるのではないかと気にかけていて下さったようです。ブログには後ろ姿ならば分からないだろうとsaraiの後ろ姿の写真をアップしていますが、その写真だけでsaraiのことがしっかり分かってしまったようです。嬉しいやら恥ずかしいやら・・・いや、そこまで愛読していただき、ありがとうございます。こういう経験は初めてです。読者の方でsaraiを見かけた方は、遠慮なく声を掛けてくださいね。といっても、顔を公開していないので、海外のように日本人が少ない場合でないと見つけるのは難しいかもしれませんが・・・。開演まで、楽しくお話しさせて頂きます。
今日のオペラはハンガリー国立歌劇場に引き続き、ヴェルディの《シモン・ボッカネグラ》。これがネットで購入したチケットです。


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今日もオペラを楽しみ、幸せなsaraiです。ブログを愛読してくださっているご夫妻と、駅までご一緒におしゃべりしながら帰ります。このご夫妻も、ドレスデンDresdenの《薔薇の騎士》に合流するということです。オペラの後のクラシックオタクの集まりにもお誘いします。またまた楽しい会になることでしょう。

オペラ自体はまあまあの出来。演目はヴェルディの《シモン・ボッカネグラ》です。辛口の感想をここにアップ済です。

今日はしっかり食事をすることができていません。幸いにも、このホテルにはルームサービスがあります。贅沢に、美味しいルームサービスでアフターオペラのディナーを楽しみます。
これはハムの目玉焼きのせ。


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これはコンソメスープ。


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パンも付いてきます。


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これはポークのグリル。


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結構、立派なディナーになります。


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明日は水かさの増しているドナウ川河畔の街、レーゲンスブルクRegensburgを訪問します。大丈夫でしょうか?


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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