旅の11日目です。
現在、ウィーンWienからドレスデンDresdenまで鉄道で移動中です。今日は昨日からミュンヘンMünchenに途中下車しているところです。
今日は、また怪しげな雲行きです。なかなかスッキリとは晴れませんね。
ミュンヘンは、昨夜のオペラだけが目的だったので、お昼には次の目的地レーゲンスブルクRegensburgに向かってしまいます。この短時間で楽しむとしたら、ミュンヘンの朝御飯でしょう。わざわざ朝食なしのホテルに予約変更してまで、朝ごはんにこだわっていたんです。ミュンヘンの朝ごはんと言えば、白ソーセージ・白ビールに決まりですからね。
お洒落なホテルをチェックアウトします。荷物は預かってもらいます。

さあ、白ソーセージを頂きに行きましょう。おっと、その前にミュンヘン中央駅München HBFに立ち寄ります。

駅でレーゲンスブルグ行の格安チケット、バイエルンチケット2人用を自動販売機で購入しておきます。通常チケットの約半額の26ユーロという安さです。ここで先にチケットを購入しておいたことが後々、助かることになります。

ミュンヘン中央駅から地下鉄(実際はSバーン)に乗ります。

地下鉄で2駅。すぐに旧市街のど真ん中のマリエン広場Marienplatzです。新市庁舎Neues Rathausをチラ見です。

目的のお店ビアレストラン・パウラーナー・イム・タールPaulaner im Talへ一目散で直行です。

途中、八百屋さんの店先には美味しそうなシュパーゲルが並んでいます。

目的のレストランに到着。入り口は狭くて大したお店ではなさそうですが、入り口前に陣取ったブタさんがお出迎え。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

店内はとっても広くて、お客さんもちらほらです。とっても清潔な感じのお店です。

奥に中庭もあるということなので、そこのテラス席でもよいかと訊いてみると、席が濡れているからダメとのことで、代わりにテラスを窓越しに見る明るい席に案内してくれます。

このお店には、朝食メニューがあります。白ソーセージとパン(ブレッツェル)と白ビールです。どうしても朝からビールを飲まないといけないみたいですね。郷に入れば郷に従えですよね。頂きましょう! 早速、その朝食セットを注文しますが、なかなか注文が通じません。ヴァイス・ヴルストと言うと、ああっと分かってくれます。
すぐによく冷えた白ビールが運ばれてきます。

このお店はビール醸造元の直営店で、この白ビールもそのブランド。
これはそのコースターです。

これが朝食セットの白ソーセージ・ブレッツェルです。

数年ぶりの白ソーセージとのご対面です。

フォークとナイフでうまく白ソーセージの皮がむけます。

この白ソーセージはやっぱり美味しい!
昔は午前中しか食べさせてくれなかったという新鮮な食材です。
そして、ビール・・・美味しいです。日本のビールとは味がかなり違いますね。ところで、こういうお店にはシュパーゲルがありそうな気がするという配偶者のひらめき。店員さんに聞いてみると、やはりあります。
メニューにもあります。

もちろんお願いします。7本お皿に乗っかって登場。太さは、日本のに比べるとぶっといですが、ドイツものとしては今一つの太さですね。味は、シャキシャキ感が素晴らしく美味しい。saraiは大満足です。

配偶者が大好きなポテトも付いてきます。配偶者も大満足です。

綺麗な女性もゆったりと白ビールを飲んでいます。これがミュンヘンの文化です。

ここであまりにものんびりしてしまい、レーゲンスブルグ行の電車の時間が迫ってきます。早くお勘定をして駅に行きましょう。しかし、こういうこと(清算)を慌てないのがこちら流。のんびり優雅にお皿をさげ、別の客の相手をし、請求書を持ってきて、どこかにいなくなり、他の客の料理を運び、ようやく清算してもらえます。こちらも、お店を出るまではにこやかにしてますが、店を出たらダッシュです。マリエン広場が見えています。

果たして、レーゲンスブルグ行の電車に間に合うでしょうか。
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