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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ホテルをチェックアウトしてレーゲンスブルク中央駅へ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/1回目

旅の12日目です。

レーゲンスブルクRegensburgの朝は快晴!

今日は久しぶりにホテルの朝食が付いてます。なかなか素敵な朝食ルームです。


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メニューで特筆すべきは、白ソーセージがあること。もちろん、甘い洋辛子も用意されてます。熱々とはいきませんが、美味しいですね。さらに、ニシンの酢漬けがあります。これもなかなか美味しいです。たまにはホテルの朝食もいいですね。


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朝食後、早くもホテルをチェックアウトして、駅に向かいます。短いレーゲンスブルク滞在です。
ホテルを出て、ノイプファル広場Neupfarrplatzにはいると、大聖堂Domの姿が目に入ります。これで大聖堂の見納めです。


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明るい青空の下、駅に向かってスーツケースを引っ張りながら歩きます。


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マクシミリアン通りMaximilianstraßeをまっすぐに歩くと、突き当りがレーゲンスブルク中央駅Regensburg HBFです。


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歩行者天国になっているマクシミリアン通りは小さな子供連れの人たちが歩いています。街の朝の風景ですね。


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マクシミリアン通りを半分以上歩くと駅が見えてきます。


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通りの脇には路地が見えます。昨日の路地歩きを思い出します。


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バスも走っていますが、小さな街なので、駅と旧市街の間は徒歩でも無理のない距離です。


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旧市街を抜けると、信号の先は公園地帯になっています。


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公園の緑の間を歩きます。


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旧市街から歩いて10分ほどでもう駅前です。


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駅前から、今まで歩いてきたマクシミリアン通りを振り返ります。通りの両側は公園になっています。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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駅前からは多くのバスやタクシーが発着しています。


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駅の構内にいったん、入ります。色んなお店が開いています。


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本屋さんやパン屋さんが並んでいます。


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まだ、電車の時間には早いので、駅の外にあるポストで絵葉書を投函してきます。


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これが駅に隣接する郵便局の建物。


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再び、駅に戻ります。


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駅には美味しそうなカフェもありますが、もう朝食は食べたのでパス。


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まだ、電車の出発までに少し時間があるので、駅の中を探検しましょう。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:レーゲンスブルクからICEでニュルンベルクへ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/2回目

レーゲンスブルク中央駅Regensburg HBFで乗車予定のICEの時間待ちをしています。ぼーっとしているのももったいないので駅を探検しましょう。駅舎は古い感じのものですが、跨線橋を渡った先の駅裏に新しい駅ビルが建っています。この新駅ビルの2階には新しいショップが並んでいます。屋根はアーチ状のガラスで覆われ、明るい光が差し込んでいます。


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階下を覗き込むと、そちらはカフェやスーパーが見えます。


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1階がよく見渡せるところがあります。もちろん、エスカレーターが設置されています。


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特に物欲も食欲もないので、新駅ビルの様子を確認するだけで満足し、ガラス張りの綺麗な通路を通って表の駅舎に戻ります。


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乗車予定のICEの発車時刻が迫ってきたので、プラットホームに移動します。


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空は雲が多いものの上天気です。


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今日はレーゲンスブルクとはお別れして、電車を乗り継いで、最終目的地のドレスデンDresdenに向かいます。レーゲンスブルク中央駅からはICE、RE、ICE、ICEと4本の列車を乗り継いでいきますが、途中で世界遺産の街バンベルクBambergに立ち寄ります。当初はそのバンベルクに泊まるつもりでしたが、レーゲンスブルクでドナウ川を見ながらソーセージを食べることにしたので、バンベルクはドレスデンに向かう途中で立ち寄るだけにしたんです。今日は全行程ファーストクラスなので、指定席はとっていません。座れないことはないでしょう。チケットはネットのDB(ドイツ国鉄)のサイトで購入済。自宅のプリンターで印刷済です。


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プラットホームもICEを待つ人で混み合ってきます。


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ほぼ定刻でICEがホームに滑り込んできます。いつ見ても美しい車体です。saraiはこのデザインが気に入っています。


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乗り込むと、ファーストクラスの車内は結構混み合っていますが、何とか2人並びの席を確保。ICEはすぐに発車し、駅を離れていきます。


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このICEでニュルンベルクNürnbergまで行き、そこで乗り換えです。ニュルンベルクまで、ほぼ1時間です。
レーゲンスブルク中央駅の車両基地には、Sバーンの電車が停まっています。


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ICEはレーゲンスブルクの街を駆け抜けていきます。


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しばらくすると、ドナウ川Donauの鉄橋にさしかかります。流域の家々が濁流に飲み込まれそうな感じです。大丈夫でしょうか。


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ドナウ川を渡ると、ICEは勢いを増して森の中を疾走します。


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高台からドナウ川が見えますが、一見、平穏な風景です。


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車掌さんが検札にまわってきます。プリンターで印刷したチケットと購入に使ったクレジットカードを提示すると、紙チケットに検札の日時をパチリと印字してOK。合理的なシステムです。


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ファーストクラスのシートは、2列+1列のゆったりサイズで革張りのデラックスなものです。この内装もお気に入り。


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周囲は山間の小さな村です。緑の中に家々が点在して美しい景色を作っています。


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しばらくすると、周りは美しい草原に変わります。バイエルンらしい風景です。


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草原と林が広がり、その中に美しい村の家々が見えます。ドイツの鉄道の旅は車窓から見る景色がとても美しいですね。


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車窓の景色を楽しみながら、一路、ニュルンベルクに向かいます。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ニュルンベルクからREでバンベルクへ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/3回目

レーゲンスブルクRegensburgからICEでニュルンベルクNürnbergへ向かっています。
美しい平原の中をICEは走っていきます。


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Ochenbruck駅を通過。


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すぐにニュルンベルクの街です。


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ニュルンベルク中央駅Nürnberg HBFに数分遅れで到着し、ここでICEを降ります。乗り換えですが、時間的には10分程の余裕があります。


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ニュルンベルクからはRE(急行)に乗り換えて、バンベルクBambergに向かいます。既にREは入線しています。


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ニュルンベルクからバンベルクへはREで40分程です。少し遅れて発車した電車はニュルンベルクから10分程でエアランゲンErlangenを通過。


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さらに10分程でフォルヒハイムForchheimを通過。


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また10分程でヒルシャイトHirschaidを通過。


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緑濃い森の中を抜けて、バンベルクに近づいていきます。


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気持ち良く晴れ渡った車窓を楽しんでいると、またまた雲行きが怪しくなってきます。でも、バンベルクに着く頃には、途中の曇天がうそのように晴れてきます。良かったです。バンベルクには10分程遅れて到着です。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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バンベルクには、4時間程の短時間の滞在です。何としても荷物はコインロッカーに預けたいですね。コインロッカー、空いてます。やったねと、喜んだのもつかの間、コインロッカーの料金は大が3.5ユーロ、中が2.5ユーロです。お釣りが出ないので50セントのコインが必要です。ロッカー2つ分だから、50セントのコインが2個必要です。売店では絶対に両替はしてもらえないので、上手く何かを買ってお釣りをもらいましょう。saraiがブチブチ言いながら、小さなお菓子を買いに行きます。ずいぶん無駄な時間を使いましたが、ようやく身軽になれます。

バンベルクの駅前に出ます。バンベルクの駅舎は石造りの重厚な建物です。


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駅から旧市街までは1キロほど離れています。バスに乗りましょう。しかし、駅前のバス乗り場が分かりません。探しましょう。


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郵便局の建物が正面にあります。そこからの通りをまっすぐ進むと旧市街に出る筈です。したがって、バス停はこの辺りにあるはずです。でも、やはり、どうしても旧市街行のバス停が分かりません。駅前に停まっているバスのドライバーに訊いて、ようやくバス停が判明。


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ずっと右手の方にバス停が見えます。


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通りの向かい側にあるバス停がどうやら旧市街へのバスが出るところのようです。通りを渡ります。


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ようやくバス停にスタンバイ。やれやれ。


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バス停にあるチケットの自動販売機と格闘して、何とか1日乗り放題チケットをゲット。1日乗り放題チケットが1人3.5ユーロです。


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バス停からは通りの斜め向かいにバンベルク駅が見えています。結構遠いし、不便で分かりにくいですね。駅前からバスを運行してもらいたいものです。


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チケットをゲットした直後、配偶者からバスが来たわよと言われて、急いでバスに乗車。やっと旧市街行きのバスに乗ることができました。結局、駅に到着して30分近くかかりました。コインロッカーで手間取り、バス停を探すのにも手間取り、無駄な時間を費やしました。バスは旧市街に向かって走ります。


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橋を渡って旧市街に向かいます。この橋はマイン川とドナウ川をつなぐ運河にかかる橋です。


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もうすぐ旧市街です。短時間ですが、この古都の散策を楽しみましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:世界遺産の街バンベルクの散策開始

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/4回目

色々もたつきましたが、何とか駅前からバスで旧市街に直行します。途中、マイン・ドナウ運河を渡ります。ヨーロッパの2大河川のライン川とドナウ川が運河でつながれているのは知っていましたが、ドナウ川とマイン川(マイン川はライン川の支流)を結ぶ運河がこのバンベルクBambergを通っていることは初めて知りました。


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後で詳しく調べてみると、この運河が全通したのは1992年のこと。最近のことですね。この運河はレーゲンスブルクRegensburg近くのドナウ川から北上し、ニュルンベルクNürnbergを通り、バンベルクに流れるレグニッツ川からマイン川にはいるということです。それって、まさに今日電車で走ったルートですね。船に乗ってもレーゲンスブルクからバンベルクに移動できるのは知りませんでした。

旧市街のバスターミナルに到着します。


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大きなバスターミナルですが、そこに大きなコインロッカーがあるのを見つけて、口あんぐりです。あの苦労は何だったんでしょう。


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いざ、世界遺産の街バンベルクの散策開始です。川の方向を見定めて、賑やかな通りを進みます。まずはフランツ・ルードヴィッヒ通りFranz-Ludwig-Straßeを右手の方に歩きます。


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通りを突き当りの方に進みます。


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後ろを振り返ると広い歩行者天国が続いています。歩き易くていいですね。


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通りの突き当りからは左に折れて、グリューナー・マルクトGrüner Marktを歩きます。マルクトという文字通り、この通りには青空市場が並んでいます。配偶者が花屋さんで興味深げに花を観察したりしながら、ぶらぶら歩きです。


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足を止めて、興味深げに花にじっと見入っています。ラベルを見て、花の名前を確認しています。好きですね。


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今度はsaraiの足が止まります。シュパーゲルがずらっと並んでいます。レーゲンスブルクではほとんど見かけなかったのですが、ここには大量のシュパーゲルがあります。


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それにここのシュパーゲルはぶっといです。何とかして、レストランで食べてみたいですね。何と言っても本場のシュパーゲルです。


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通りの右手には大きな教会が建っています。聖マルティン教会St. Martinkircheです。


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グリューナー・マルクト通りのこの辺りは広場になっており、市場が軒を連ねています。


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広場では石段に腰を下ろし、テイクアウトした食べ物を楽しんでいる人たちがいます。人々のくつろぎの広場ですね。


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これが広場の全景。とても賑やかです。


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この広場までは歩行者天国が続きますが、広場の先は車が走るランゲ通りLange Straßeです。


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この通りを信号が青になるのを待って、渡ります。その先はまた、歩行者天国が続いています。


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ランゲ通りを渡ると、オプストマルクト通りObstmarktです。この通りもお土産物屋さんが並ぶ賑やかな歩行者天国です。


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通りの先に古さを感じさせられる旧市庁舎Altes Rathausの建物が見えてきます。


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この旧市庁舎はレグニッツ川Regnitzの島(中洲)の上に建っており、橋を渡って、さらに旧市庁舎の建物を抜けて歩いていきます。橋の上には、十字架に懸けられたキリスト像があります。


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これが旧市庁舎の建物。壁面の装飾というか、壁面いっぱいに描かれたフレスコ画が凄いですね。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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バンベルクの街歩きもいよいよ佳境に入ってきます。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:レグニッツ川のまわりの美しい風景を堪能

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/5回目

レグニッツ川Regnitzの中洲にある旧市庁舎Altes Rathausは、橋のゲートのように見えるこの街のランドマークです。
旧市庁舎の壁面のフレスコ画が特に目を惹きます。この反対側の大聖堂側の壁面には、司教領主フィリップ・アントン・フォン・フランケンシュタインの死去についての物語が描いてあり、こちら側の壁面には、新司教領主のバンベルクBamberg入りが描かれています。いずれも18世紀に描かれたフレスコ画ですが、壮大過ぎて、何が描かれているのかはちょっと見ただけではよく分かりません。ただただ、ど派手なフレスコ画です。


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橋の上からレグニッツ川を眺めると、ここも大水の影響か、轟々たる水の流れです。


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こちらは川下方向。比較的落ち着いているように見えます。


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旧市庁舎の建物のアーチをくぐり抜けて、先に進みます。さらに橋が続きます。この旧市庁舎を突き抜けている橋はオーベレ橋Obere Brücke。


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橋の上から、川上方向を眺めます。美しい木橋の先に綺麗な旧市街の石造りの建物が見えます。しかし、川の流れは猛烈です。穏やかな街の表情と自然の猛威の対比が鮮烈に感じられます。


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こちらは川下方向。壁面のフレスコ画も少し見えていますね。


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それにしても、大勢の人出にびっくり。レーゲンスブルクRegensburgに比べるとはるかに賑わっています。それもうなづけます。中世の雰囲気を残したとっても素敵な街です。そのせいか狭い路地が曲がりくねっていて、どうも街の地理がよく分かりません。とりあえずツーリストインフォメーションに向かってみましょう。ガイドブックの地図で確認すると、ツーリストインフォメーションは向かって左手の方にあるようです。橋を渡り終えてカロリーネン通りKarolinenstraßeをちょっと進んだところで路地ガイヤースヴェルトプラッツGeyerswörthplatzを左に進んでいくと、先ほど川上に見えていた木橋の袂に出ます。橋の袂には古いドイツ料理レストラン・ブルデアミューレRestaurant Brudermühle があります。このレストランでシュパーゲルを食べているお客さんを配偶者は目ざとく見つけたようです。それなら、後で戻ってきたいものです。


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木橋の袂からは旧市庁舎が真横から見えています。こうして見ると、旧市庁舎がレグニッツ川の中の島の上に建っているのがよく分かります。


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すぐ川上の方には堰があり、そこから凄まじい水が流れ出しています。まだ、堰をあふれるところまではいっていません。ドナウ川よりも大水の影響は少ないようです。


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堰の横の川の中には建物が建っています。ピンク色の花の向こうに見えています。美しい川辺の風景です。


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花で飾られた木橋ガイヤースヴェルトシュテークGeyerswörthstegを渡ります。気持ちがいいですね。


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木橋の上から見た堰の轟々たる水流です。波が逆巻いています。


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こちらは建物を挟んで、堰の反対側の川の流れです。白波は立っていますが、静かなものです。


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木橋の中央から旧市庁舎を眺めます。こちら側にハーフチェンバー様式の木造の建物がせり出しています。変わった造りの建物ですが、何か美しさを感じます。


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木橋の端にツーリストインフォメーションへの道標が立っています。


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その道標に従ってガイヤースヴェルト通りGeyerswörthstraßeを右の方に進んでいくと、何とかツーリストインフォメーションを見つけることができます。それにしても、何故こんな分かりにくいところにあるんでしょうね。


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そこで英語版地図と日本語のパンフレットをもらいます。地図は大判の詳細なものです。


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この地図を見ながら、この後の散策を続けましょう。また、木橋ガイヤースヴェルトシュテークに戻ってきます。旧市庁舎が目に入ります。


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木橋の先の路地ガイヤースヴェルトプラッツを右に折れて歩いていくと、旧市庁舎からのカロリーネン通りに合流します。旧市庁舎の古色蒼然とした建物が見えます。こうして見ると旧市庁舎は城門のようなものですね。


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さあ、地図を見ながら大聖堂Domへのカロリーネン通りの坂道を上っていきましょう。この道をまっすぐ進めば、大聖堂のようです。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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もうすぐ大聖堂に到着です。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:バンベルグ大聖堂はハインリヒ2世の賜物

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/6回目

旧市庁舎Altes Rathausから、大聖堂Domへのカロリーネン通りKarolinenstraßeの坂道を上っていきます。道の先に大聖堂の尖塔の頭が見えます。


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道の周りには古い建物が立ち並んでいます。壁に沿って薔薇の植え込みもあります。ますます綺麗な街並みになっていきそうです。


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道の先に大聖堂の姿は見えなくなります。正面にはハーフチェンバー様式のドイツらしい建物が建っています。石畳の美しい道が続きます。


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地図によると、大聖堂は左側に上る坂道カロリーネン通りのすぐ先のようです。大きな建物も見えてきます。


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右側に下から上ってくる階段があります。この階段を上ってくる人もいます。大聖堂へのルートはいくつかあるようですね。


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右下にカッツェンベルク通りKatzenbergが見えます。この通りからの階段があるようです。


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大聖堂前の大きなドーム広場Domplatzに出ます。左側に大聖堂の尖塔が1本、顔を覗かせます。


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広場の中央に立つと、ようやく大聖堂のファサード全体が見えます。古くて威厳のある大聖堂です。


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もう少し広場を進むと、今度は大聖堂の3本目の尖塔が見えます。


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さらに広場の端ぎりぎりまで下がると、大聖堂のほぼ全容が見え、4本の尖塔すべてを見ることができます。巨大な大聖堂です。


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ズームアップします。大聖堂の威容はこのとおりです。中世そのままですね。大聖堂は東西の両方に内陣を持つ珍しい構造で、手前に見えている東側は後期ロマネスク様式で窓が小さく、奥のほうの西側は初期ゴシック様式で大きな窓になっています。それぞれの尖塔の形が違っていますね。


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大聖堂の右側に建つのは旧宮殿Alte Hofhaltungです。これは、1591年に建てられたもので、新宮殿Neue Residenzが1703年に建てられるまでは司教の居館でした。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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ここまででバンベルグ到着後1時間ほどが経ち、もう残りの滞在時間は2時間ほどです。急ぎましょう。大聖堂の内部を見学します。まずはリーメンシュナイダーが彫刻(レリーフ)を施した神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ2世夫妻の棺です。少し高いところに上って、ハインリヒ2世とクニグンデ皇后の像が寄り添っている大理石の墓石を見下ろします。


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もう1つ必見のものは彫像《バンベルクの騎士》Bamberger Reiterです。これは柱の上の方にあります。1200年頃の作です。


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ハインリヒ2世夫妻の棺をぐるりと回って、足元の方からも眺めてみます。うーん、見事な作品ですね。


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ここから翼廊のようなものが続いています。


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下に降りて、ハインリヒ2世夫妻の棺の下部にある彫刻を鑑賞します。リーメンシュナイダーが1499年から1513年まで、15年かけて作り上げた代表作です。これはじっくり見ましょう。長い側面には2枚の彫刻が彫り込まれています。


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こういう彫刻がぐるりと棺を囲んでいます。一括して5枚の彫刻をご覧下さい。


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ハインリヒ2世は聖人、その后クニグンデもローマ教皇庁によって列聖された聖人。中世にあって、宗教に基づいて国を治めた君主夫妻です。この大聖堂もハインリヒ2世の強い宗教心によって、自身が結婚に際して、后クニグンデに贈った土地に莫大な費用を惜しまずに1012年に建立したものです。1020年の献堂式には教皇ベネティクト8世がローマから訪れたそうです。

もう少し大聖堂の中を見学します。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:大聖堂からばら園へ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/7回目

バンベルグ大聖堂Domの内部を鑑賞しています。ここでようやく、内部空間を見通します。現在、東側の内陣の前にいて、西側の内陣を眺めています。西側の内陣は明るく窓が切り取られた初期ゴシック様式です。身廊は後期ロマネスクという感じの重量感のある造りです。


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今度はすぐ近くの東側の内陣を眺めます。こちらは窓も比較的小さく、後期ロマネスク様式です。内陣の手前にハインリヒ2世夫妻の棺が見えます。


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側面の壁にはパイプオルガンも見えます。


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西側の内陣の前にやってきます。窓から明るい光が差し込んでいます。


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ここから東側の内陣の方を眺めます。それにしても内陣が両側にあるのは面白いですね。どちらが前なのか、分からなくなります。


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この大聖堂は内部装飾が豪華です。これはファイト・シュトースの祭壇彫刻です。中央部分はキリスト降誕の場面です。これも見事な彫刻作品です。


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こういう彫刻もあります。


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上方を見上げます。ゴシック様式の三廊式の壁面に比べると窓が小さくて大きなステンドグラスもありませんが、いかにも重量感がある石造りです。


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地下の礼拝堂に下りてみます。ほの暗い空間は厳かさを感じさせられます。


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モダンな感じの彫刻が飾られています。最近のものだと思いますが、時代はよく分かりません。


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これで大聖堂の内部見学は完了。

大聖堂の東側の出口を出ると、正面には新宮殿Neue Residenzのどっしりした巨大なバロック様式の建物が見えます。これは1703年に司教領主(Prince-Bishop)シェーンボルンが完成させたものです。ハインリヒ2世の尽力でここに司教座が置かれるようになった後、この地は司教が領主として支配してきました。当初は司教領主の居館となっていました。


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その新宮殿の脇からはバンベルクBambergの街が見渡せます。


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新宮殿の建物を抜けて裏に出ると、そこは広大な庭園になっています。新宮殿の庭園はばら園Rosengartenになっています。ばらの花はまだ少し早くて、チラホラしか咲いていなくて残念です。


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ばら園はこんな感じ。満開だと素晴らしいでしょうね。


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ばら園の先の丘の上には、大きな教会が見えます。聖ミヒャエル教会St. Michaelです。


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ばら園のばらはまだ早過ぎましたが、ばら園からは美しい旧市街を見下ろせます。赤い屋根の街並みが綺麗です。


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ハーフチェンバー様式の家々も建ち並んでいます。


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ここからも丘の上に立つ聖ミヒャエル教会の美しい建物がよく見えます。


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その風景に見入っていると、急に声を掛けられます。何かと思ったら、デジタル1眼レフを持った男性が2人の写真を撮ってあげようとのご親切な申し出です。お言葉に甘えて、聖ミヒャエル教会を背景に記念写真を撮ってもらいます。さすがにカメラマニアらしく見事な腕前の写真でした。ここには公開しませんので、悪しからず。

壁沿いの赤い蔓薔薇は綺麗に咲いています。薔薇はこれで満足しましょう。


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なお、このばら園は入場無料! のんびり時を過ごしたい素敵な空間ですが、時間もないのでこれくらいで散策終了とします。
ばら園から広場に出ると、大聖堂の堂々たる姿に再会。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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広場の風景を楽しみながら街に戻りましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:本場のシュパーゲルとフランケンワイン

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/8回目

バンベルクBamberg散策を終えて、大聖堂広場Domplatzから街に下りていきます。広場の真ん中に立つと、正面に大聖堂Dom、右手に旧宮殿Alte Hofhaltungがどっしりと構えています。


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左手には新宮殿Neue Residenz。


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新宮殿の先には重厚な石塀。この写真では見えませんが、石塀の向こうはバンベルクの旧市街が広がっています。


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最後に大聖堂の東側のファサードを一瞥して、広場を後にします。


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大聖堂からの帰りは、来たときとルートを変えて、カロリーネン通りKarolinenstraßeの坂道に入る前に左手の階段を下りてみます。


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階段を下りたところは広場、カッツェンベルク通りKatzenbergになっていて、オープンテラスのお店もあります。しかし、目指しているのは、配偶者が街歩きの途中で、めざとくシュパーゲルを食べている女性がいるのを見つけたレストランです。


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ドミニカナー通りDominikanerstraßeを抜けて、一目散にそのレストランに向かいます。途中、旧市庁舎Altes Rathausの前に出ます。先ほど渡った橋はオーベレ橋Obere Brückeだったので、今度はウンターレ橋Untere Brückeの上に出てみます。旧市庁舎の美しいフレスコ画の壁面の先に見える橋がオーベレ橋です。


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橋から戻り、路地ガイヤースヴェルトプラッツGeyerswörthplatzを抜けて、木橋の袂にあるレストラン・ブルデアミューレRestaurant Brudermühleに向かいます。そのレストランには、レグニッツ川Regnitzに面するところにもテーブルがあるので、そこに陣取ることにします。ここには誰もお客さんが座っていないので、レストランのおばさんに確認すると、そこでも食事できるとのことです。目の前に旧市庁舎を眺められる絶好のロケーションです。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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木橋ガイヤースヴェルトシュテークGeyerswörthstegもすぐそこに見えます。


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川の水は轟轟たる水音で大雨の影響を感じますが、晴天の下、美しい風景です。


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バンベルク駅から電車に乗るまでにあまり時間はないのですが、ここは食い気が勝ちます。このレストランは、シュパーゲルだけでなく、なんとフランケンワインのお店でもあります。saraiが一番大好きなワインはフランケンワインです。フランケンワインのトロッケンを美味しくいただきましょう。葡萄はリースリンクではなく、シルヴァーナー種です。


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旧市庁舎に乾杯して、冷えたワインをいただきます。美味い!


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白ワインを飲みながら、シュパーゲルの出てくるのを待ちます。


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ところが、ワインは出てきても、案の定シュパーゲルはなかなか出てきません。そこで配偶者が提案です。料理を持ってきたら、そのときに、時間がないので先に支払いを済ませたいとお願いしたら良いのでは・・・これは結果的に大正解だったんです。
まあ、それはそれとして、シュパーゲルが出てくるまで、レストランの様子を取材しましょう。これは別棟になっているレストランの建物本体です。これは家族経営のホテル・ブルデアミューレ(Hotel Brudermühle)に付属するレストランです。


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こちらのオープンテラスにはお客さんがいますね。


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こちらが通りを隔てて、saraiがいる川沿いのテラス席。配偶者がシュパーゲルがくるのを待ちかねて、暇そうにしています。


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テラス席の軒先には、フランケンワインの象徴とも言えるボックスボイテルの形の板が吊り下げられています。フランケンワインの産地ヴュルツブルクWürzburgはマイン川沿いの街。このバンベルクからも結構近いところです。


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レストランの偵察も終えてテーブルに戻り、旧市庁舎の眺めを楽しみつつシュパーゲルを待ちます。


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ようやく、シュパーゲルが届きます。待った甲斐があります。正真正銘、ドイツ産のぶっといシュパーゲルです。美味しいこと、この上なし!


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しかし、シュパーゲルが届いた時点で、レストランで過ごせる時間はもう20分ほどしかなかったのです。配偶者の提案通り、レストランのおばさんと異例の交渉をして、先に会計を済ませます。お蔭でシュパーゲルを食べ終えるや否や、脱兎のごとくレストランを飛び出します。もう、電車の発車時間の30分前です。いつものように危ない綱渡りです。ともかく、バスターミナルに急ぎ、そこで何とか駅行の早いバスをつかまえましょう。さて、どうなるやら。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:バンベルク発の電車には間に合うか・・・

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/9回目

レグニッツRegnitz川畔のレストランから、脱兎のごとくバスターミナルに向けてダッシュです。2時間ほど前に歩いたばかりの道ですから、迷うことはありません。ほどなくバスターミナルに到着。電車が発車するまでの時間は30分を切っています。


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即座にバンベルク駅Bamberg Bahnhofに向かうバスを見つけて、さっと乗り込みます。しかし、すぐに発車するわけではありません。


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いらいらしていると、ようやく発車。ほっと胸を撫で下ろします。


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マイン・ドナウ運河を渡り、バンベルクBambergの旧市街に別れを告げます。


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バスはあっという間にバンベルク駅に到着。電車の発車までには、まだ12、3分ほどあります。セーフです。よかった、よかった。


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コインロッカーに急行し、苦心して預けた荷物を取り出します。


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ホームに出たのは発車10分前です。このところ危ないパターンが多いですね。


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ところで、ホームで電車を待つ乗客が誰もいませんね。奇妙です。


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やがて、乗車予定のライプツィヒLeipzig行きのICEがホームに滑り込んできます。あれっ、いつものICEではありません。こんな車両は初めて見ます。


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無事に、バンベルク駅を予定通り出発することができます。平原の中を走り出します。遠くの丘の上には城が見えています。


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ところがしばらくすると、急に土砂降りの雨。天気の急変にもビックリですが、散策途中に降らなくて本当に良かったです。それにしても、バンベルクはあんなにいい天気だったのにね。


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ICEのファーストクラスの特権で、座席までドイツ国鉄特製の熱いコーヒーを運んでもらい一息つきます。窓の外は相変わらず雨です。


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やがて雨は止み、ICEは川沿いを走ります。


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この川も水位が上がっていますね。エルベ川Elbeの支流のザーレ川Saaleのようです。


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ザールフェルドSaalfeldを通過します。


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駅を過ぎると、またザーレ川沿いに走ります。岸辺ぎりぎりまで水が迫っています。


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久々に大きな街を通過します。


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イエナJenaの街です。イエナと言えば、カメラのレンズのツァイス社が有名ですね。駅はイエナ・パラディース駅Jena Paradies。


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駅の前は、緑の綺麗な大きな公園が広がっています。この駅は街の中心から離れています。


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駅はザーレ川の近くにあります。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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ICEはイエナを出発し、ライプツィヒに向かいます。少し遅れ気味です。ライプツィヒでの乗り換え時間が短いので、ちょっと心配です。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ライプツィヒ近くは洪水状態

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/10回目

バンベルクBambergで乗ったICEはイエナJenaを過ぎて、ライプツィヒLeipzigに向かいます。ライプツィヒは乗り換え駅。最終目的地はドレスデンDresdenです。
イエナを出ると、青空が見えます。ヨーロッパ特有の一時的なシャワー豪雨は予測もできません。


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やがて、ザーレ川Saaleの鉄橋です。この辺りのザーレ川の水の勢いは激しいものです。


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増水した川の水は岸辺の木々を飲み込むかの如くです。


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再び、ザーレ川の鉄橋です。川の水位が大変高くなり、岸辺ぎりぎりです。


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列車は、山あいを抜けていきます。ライプツィヒが近づいてくる頃、窓の外の風景に思わず息をのみます。これはひどいです。どこが川やら畑やら分かりません。道路も水をかぶっています。これでも大分水は引いたようなので、ひどいときは一面海のようだったのではないかしら。


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川の水面から樹木がにょっきりと生え出しているのは驚きです。


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鉄道の線路だけは何とか冠水を免れていますが、周りは水があふれています。


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丘の斜面のワイン畑は一見、平和そうに見えますけどね。


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これはエルベ川Elbeの鉄橋を渡るところです。至る所、水があふれています。


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ライプツィヒの街は大丈夫のようですが、ライプツィヒの郊外はかなりの被害のようですね。

ICEは少し遅れましたが、乗り継ぎには問題ない時間にライプツィヒ中央駅Leipzig Hauptbahnhofに到着。


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ライプツィヒ中央駅は大きなターミナル駅です。


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次のドレスデン行のICEのプラットホームに出ます。ファーストクラスの車両は大屋根の外側に停車するようです。


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それにしてもライプツィヒ中央駅はとても大きな駅です。


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大屋根の波が続いています。


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少し遅れて、ドレスデン行のICEが到着します。


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ICEでは先頭車両の一番前に陣取って、運転席から見える風景を見ながら、運転士になった気分ではしゃぐ俄か鉄ちゃんのsaraiです。


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運転席の後ろから写真をパチパチ撮っていますが、やり過ぎると運転士に迷惑でしょうね。


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saraiが陣取る最前列の席と運転席はガラスで仕切られてはいますが、こんなに近いんです。


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そうこうするうちにICEはライプツィヒ中央駅を滑り出します。10分遅れくらいです。


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最後にもう一枚、運転席からの写真を撮ります。


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ライプツィヒを出ると、美しい田園風景になります。


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郊外の家々の風景も綺麗ですね。


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川を渡りますが、相変わらず高い水位です。


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大水にもかかわらず、青空の下、美しい平原が続きます。


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美しい風景を車窓に映しながら、ドレスデンに向かってICEは順調に走ります。遅れは取り戻せそうもありませんけどね。


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やがて、エルベ川の鉄橋の上を過ぎていきますが、これは凄いですね。ほとんど洪水状態です。


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もう7時半を過ぎました。かなり夕日が傾く中、ICEはドレスデンに近づいていきます。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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やがてドレスデンです。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ドレスデンに無事、到着

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/11回目

ライプツィヒ中央駅Leipzig Hauptbahnhofで乗り換えたICEは、夕暮れの中を一路ドレスデンDresdenに向かいます。
線路の周りに広がる平原の中に、風力発電ユニットが並んでいます。ドイツでは、どこでもお馴染みの風景です。


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エルベ川Elbeの鉄橋にさしかかります。川の流れの先には、ドレスデンの世界遺産の旧市街が見えています。


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エルベ川を渡り終え、ドレスデンの旧市街に近づいていきます。エルベ川の上には晴れ渡った青空が広がっています。


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再び、ICEの運転席を覗き込みます。


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ドレスデン中央駅Dresden Hauptbahnhofの大屋根が近づいてきます。


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運転席からも駅の大屋根が見えています。


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駅にぐんぐんと近づいていきます。大屋根が大きくなってきます。


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駅のプラットホームに進入していきます。


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大屋根の下に入っていきます。


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夜8時過ぎにドレスデン中央駅に到着です。2度目のドレスデンです。到着したドレスデンはまだまだ真っ昼間のような明るさですが、夜8時を過ぎています。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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到着したプラットホームは一番端にある通過駅型のホームです。このホーム以外はターミナル型のホームでここが終点になっています。この駅はちょっと特殊な構造です。なお、反対側の端にあるプラットホームはSバーンが発着する通過駅型のホームです。前回来た時にこの構造が分からず少し迷ってしまったので、よく覚えています。


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ホームに設置されているエレベータで階下に降りましょう。


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中央駅の外に出ます。重厚な駅のファサードです。


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すぐ駅前にトラムの停留所があります。トラムのラインごとに停留所が分散しているので、初めての訪問のときは混乱しましたけど、今回は迷わずに正しい停留所、中央駅前Hauptbahnhofに出ます。まだ明るいのですが、夜8時過ぎなので人通りはかなり少なくなっています。明るいのに人がいないというのも、何だか妙な雰囲気です。


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まずは自動販売機でトラムの1回券のチケットを購入します。1人2ユーロです。


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ホテルまではトラム8番で1本、乗り換えなしですぐです。最寄の停留所、プラーガー通りPrager Straßeから荷物をガラガラ引いて、路地プファールガッセPfarrgasseを歩いていくと、ホテルが見えてきます。左側に見えている建物がホテルです。ホテルの前には、聖十字架教会Kreuzkircheが古色蒼然とした姿を見せています。


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中央駅からホテルまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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今回泊まるホテルはNHホテル・ドレスデン・アルトマルクトNH Dresden Altmarkt。ロケーションは旧市街の真ん中で新しくてとっても綺麗です。今日から4泊します。早速、レセプションでチェックインの手続きです。内部もなかなかモダンですね。


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ロビーも美しいデザイン。赤い壁が印象的です。


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チェックインの手続きをしていたら、おしぼりと冷たい飲み物が出てきます。こんなサービスは初めてです。なかなか素晴らしいですね。


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ホテルの入り口はガラス張りで外がよく見えます。モダンなホテルの真向いに古い教会・・・美しい対照です。


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ホテルの部屋も綺麗な内装です。気持ちよさそうなベッド。


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デスクも機能的です。


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事前に依頼していた通りバスタブ付きです。満足です。


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窓の外には公園が見えます。このホテルは聖十字架教会や広場アルトマルクトAltmarktに面していますが、この部屋は静かな公園に面しています。落ち着いて4泊できそうです。


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今日はゆっくりと休みましょう。

明日はティーレマン+ガランチャの《ばらの騎士》ですが、洪水の危険があるので制限版での上演になるそうです。ともかく、どんな形でも聴ければ、こんな状況下では文句なしです。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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