FC2ブログ
 
  

ドレスデンで音楽・美術三昧:5年ぶりのドレスデンを散策

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/1回目

旅の13日目です。

ドレスデンDresdenは5年ぶり、2回目の訪問になります。朝起きると、驚くような青空です。とりあえず、エルベ川Elbeの氾濫の危険はなさそうです。よかった!

配偶者がこの晴れっぷりを見て、朝から宣言します。今夜のオペラは着物を着ていこう!
そうです・・・今夜は今回の旅の最大の目的であるオペラ《ばらの騎士》の鑑賞を控えています。今日は軽く、ドレスデンの街を一巡りするだけに留めましょう。

というわけで、昼ごはんを食べがてらの街散策に出かけます。ホテルを出ると目の前が、聖十字架教会Kreuzkirche。500年の歴史を持つ聖十字架少年合唱団で有名です。ちょっとのぞいてみましょう。外側の古さとは違い、教会内はスッキリとモダンな感じです。モダンを通り越して、簡素と言ってもいいかもしれません。


c_CD98N0WZe3ae.jpg



プロテスタントの教会ですから、派手な装飾はありません。内陣もこんなにすっきりしたものです。


WxVl2Ni2ts9ad1.jpg



振り返ると、パイプオルガンが見えます。これも簡素で小さなものです。


3ecfdOL9dk6bae.jpg



塔の上に上れるとのことなので、どこから上るのか聞くと、今日は上れないけど明日は大丈夫よとのこと。では、明日出直しましょう。
次はフラウエン教会Frauenkircheを再訪しましょう。ドレスデンのシンボルですからね。

聖十字架教会を出て、アルトマルクト広場Altmarkt Platzを歩きます。とても広い広場です。広場の中央からは、先ほどの聖十字架教会の黒い尖塔が見えます。


suvH9fgDj2b66e.jpg



広場の先には、通りの向こうにフラウエン教会が見えてきます。


IzNkc6RfZ7701c.jpg



通りを渡ろうとして信号を見て、びっくり! アンペルマンじゃないですか。ベルリン以外にもあるんですね。そういえば、ドレスデンも旧東ドイツでしたね。


ztG1Pkvv1Gf1e3.jpg



フラウエン教会が近くなってきます。


xgSzZ2l6hLa2ce.jpg



フラウエン教会前のノイマルクト広場Neumarkt Platzに立って、美しいフラウエン教会の姿を眺めます。青空を背景に白く優美な表情です。


QLaOBFAPxCf411.jpg



以前に来たときはノイマルクト広場は工事中のところが多かったのですが、ずい分すっきり綺麗になっています。


PjYkDfP_LU0aaa.jpg



フラウエン教会の真ん前で建物を見上げます。史上最大のモザイクと言われた白と黒の石の組み合わせは、今でもはっきりと見て取れます。白い石が再建した部分、黒い石が第2次世界大戦の爆撃で炎上したオリジナルの部分です。ドイツ人の古いものを再現する強い意志を感じます。戦争の悲惨さも改めて確認します。やってはいけない戦争でした。


NF8Bi29zMb9a46.jpg



以前来たときも内部をじっくり見学しましたが、今日もちょっとのぞいていきましょう。何度見ても美しい教会ですね。ここにはたくさんの観光客が来ています。


o5xT_2BPKn267f.jpg



ドームの天井を見上げます。この世のものと思えないような美しさです。


yhUQsXAHWYf2b2.jpg



フラウエン教会は丸い形の建物。内部も優美な曲線を描いています。


zoJx70AoSB51bf.jpg



正面の内陣です。実に豪華で華麗。先ほどの聖十字架教会の厳しいまでの簡素さとは対極を示しています。


PLghgIk6Hjc188.jpg



これは内陣の反対側。ステンドグラスが失われたのが残念ですが、バロックの美の極致を感じます。


3y6DsQ3dH382d7.jpg



これが戦争で破壊され尽くし、再建されたものには思えません。ドイツ最大のプロテスタント教会は見事に蘇っています。

フラウエン教会を出て、ドレスデン城Residenzschlossの外壁に描かれた《君主の行列》Der Fürstenzugを眺めながらアウグストゥス通りAugustusstraßeを歩きます。


t0X2F4pXkO7299.jpg



《君主の行列》の中でアウグスト強王を探します。彼だけは馬が前足を上げた姿をしていて、すぐに見つかります。歴代のザクセン君主の中で際立った働きをしたアウグスト強王、すなわち、フリードリヒ・アウグスト1世はさすがに存在感があります。


If1I0OlVv1a7c2.jpg



ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


2014072301.jpg



この後、大水の影響が心配なエルベ川の様子を見に行きます。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ドレスデンで音楽・美術三昧:ドレスデンのエルベ川の惨状

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/2回目

ドレスデン城Residenzschlossの横を抜けて、エルベ川Elbeの河畔に向かいます。この辺りは重厚にして華麗なバロック建築の建物が立ち並びます。


JcS6ZuE9Au3a80.jpg



エルベ川に架かるアウグストゥス橋Augustusbrückeの前の広場に出ます。右手には、ブリュールのテラスBrühlsche Terrasseと呼ばれるエルベ川の見晴らし台へ上る大階段が見えています。


W2lJrNpLXgfdbf.jpg



これがブリュールのテラスへ上る大きな階段です。今日はそこへは上らずにエルベ川の様子を見に行きましょう。


tmqf_sMnQia06b.jpg



エルベ川の河畔に出ます。うわっ、凄い! ブリュールのテラスの下の川沿いの道は封鎖されています。そして、その先にある道は完全に水没しています。


b5UALfHvhX98b0.jpg



観光船乗り場を見ると、船着き場は完全に水没してます。ひどいですね。エルベ川クルーズは当分は無理です。


rumo3eDdWq8544.jpg



エルベ川の対岸を眺めると、それほど水位は高くないように思えますが、川幅の広いエルベ川だけに相当に水量が増えているんでしょう。


tBXso8qkiPc300.jpg



これはアウグストゥス橋です。水没するような感じはありませんが、水位が迫っています。これでも最悪のときよりも水位は下がっているそうですから、相当に危険な状況だったのですね。


GmfiLQAgMe31a5.jpg



エルベ川の状況は以上です。市街地にエルベ川の水が流れ込む危険はなさそうですが、まだまだ当分は大変ですね。

また、旧市街の方に戻ります。ここはシュロス広場Schlossplatz。正面にはドレスデン城が見えています。右手には、カトリック旧宮廷教会Katholische Hofkircheがちらっと見えています。


DBxjoyyzT9e8e5.jpg



カトリック旧宮廷教会を過ぎていくと、ドレスデン国立歌劇場Sachsische Staatsoper、通称ゼンパーオパーSemperoperの優美な建物が見えてきます。オペラハウスの外観の美しさでは、パリ・オペラ座と双璧をなす建物です(これはあくまでもsaraiの主観です)。


v1rU7zZlk38d26.jpg



ドレスデン国立歌劇場で、今夜のオペラのチケットをピックアップしていきましょう。劇場広場Theaterplatzに足を踏み入れます。美しい広場の正面にゼンパーオパーが青空を背景に立っています。


Te3uTNvCDj8d5e.jpg



ゼンパーオパーの左手には、ツヴィンガー宮殿Zwingerの北側部分が見えています。この建物もゼンパーオパーを設計した建築家ゼンパーがイタリア・ルネッサンス様式で19世紀に増設したものです。劇場広場は全体が建築家ゼンパーの労作ですね。


vmz4AMDQdVe508.jpg



近くまで来たところで、ゼンパーオパーの美しい姿をもう1枚、パチッ。


ru46ap5SLY5293.jpg



広場の中央には騎馬像。この騎馬像はゼンパーオパーを発注したザクセン王ヨハンです。


8MHiQfkQru62c8.jpg



ドレスデン国立歌劇場のチケット売り場は、劇場広場にあるカフェ・シンケルヴァッヘCafé Schinkelwacheのある小さな建物の中にあります。


NJ0bA6RSX8d83a.jpg



チケットの窓口で、saraiがチケットを受け取る列に並びます。


R3tQPk_pMH2718.jpg



saraiが並んでいる間にチケット売り場のショップを眺めていた配偶者は、シュターツカペレ・ドレスデンのネクタイを発見。


RI4Hz9VqbK12e8.jpg



このネクタイもsaraiのコレクションに加えましょう。シュターツカペレ・ドレスデンはドレスデン国立歌劇場のオーケストラですから、ドレスデン国立歌劇場のオペラにこのネクタイをしめていくのはピッタリです。今夜から早速、使用することにします。

今夜のオペラ《薔薇の騎士》のチケットを無事、受け取ります。かぶりつきの中央の席です。5年前に聴いたグルベローヴァの歌ったルチアもかぶりつきの中央でした。何故か、このドレスデン国立歌劇場では最上の席が約束されているようです。


LbG5ZM8c8iabf0.jpg



ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


2014072401.jpg



これで今日の目的は果たしましたが、まだサプライズが待っています。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ドレスデンで音楽・美術三昧:えっ、見られるの!歴史的《緑の丸天井》

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/3回目

ドレスデン国立歌劇場Sachsische Staatsoperの今夜のオペラのチケットを受け取り、今度はゼンパーオパーSemperoperの向かいにあるドレスデン城Residenzschlossに寄ってみます。前回の訪問時には予約できなかった《緑の丸天井》Grünes Gewölbeの様子を見に行きます。ドレスデンに滞在している明後日までの予約が取れるかどうかをチェックするためです。多分、無理でしょうけどね。ドレスデン城に入り、近くにいた女性スタッフに《緑の丸天井》のことを訊いてみると、パンフレットを取り出し、歴史的《緑の丸天井》Historisches Grünes Gewölbeのことか、新《緑の丸天井》Neues Grünes Gewölbeのことかと聞かれます。


xBMIoHSlKFe735.jpg



もちろん、歴史的《緑の丸天井》のことだというと、窓口の方を指さし、そこでチケットを買って戻ってきてねとのこと。ええっ、予約していなくても入れるなんてびっくりです。窓口に行くと、電子掲示板に時刻ごとの入場可能数が表示されており、1時間後の12時にも5人の枠が残っています。窓口には1人しか並んでいなくて、すぐに順番が回ってきます。すると、12時の枠が3人に減少。急いでチケットを買いましょう。


EH6_qLfFbcd3dc.jpg



すると、驚いたことに、11時のチケットを出してくれます。チケットは現金のみで、2人で35ユーロ。予想外の展開で、あれよあれよという間に予約なしで即、入場になります。エルベ川氾濫の余波で観光客が減っているんでしょうか。


1cvDLulnfbb1f7.jpg



チケット購入後、再び電光掲示板を見ると、12時の枠が1人に減少しています。まあ、1時間早い11時のチケットが買えたから、どうでもいいですけどね。実に幸運です。


kI11RSjcyLd0c0.jpg



チケットを持って歴史的《緑の丸天井》の入口に行くと、ガイドツアーではなく、オーディオガイドを貸してくれるシステムのようです。オーディオガイドだと、説明が日本語なので分かりやすいですね。2人ずつきっちり小部屋に入れられ、順に入場です。中に入ると、琥珀の間です。実は、歴史的《緑の丸天井》とは何なのかは全く知らずして入ったのですが、どうも歴史的《緑の丸天井》という名の宝物殿だったようです。


Lgn6pHMtxp21ac.jpg



なあ~んだ。琥珀や宝石、金銀細工、象牙等々を見て回ります。完全予約制というのにつられて入ってしまいましたが、私達には最も興味のないものです。勝手に思い違いをしていました。いわば空振りですが、それでも積年の思いは遂げたので、よしとしましょう。

こちらは新《緑の丸天井》のほうの展示物。こちらも宝物殿です。この新《緑の丸天井》は前回見ましたし、パスします。


sZLl3S1PWUcfc9.jpg



ドレスデン城から出てくると、目の前がツヴィンガー宮殿Zwingerです。前回来たときに、大勢の人がこの宮殿の2階のテラスに上がっていたのですが、上り口がどうしても見つからずに上がれなくて、ものすごく残念な思いをしています。今回は是非上ってみようと思っているので、ちょっと上り口を探してみましょう。と、目の前に、階段が・・・あれほど見つからなかった階段です。


Y6H2Tv6MYd4922.jpg



こんなものですね。せっかくですから、2階のテラスを歩いてみましょう。

早速、2階のテラスに上がります。2階のテラスはツヴィンガー宮殿をぐるりと周れるようになっているようで、ずっと回廊が続いています。


eiIFFr05haef8a.jpg



これは無料だし、眺めは抜群で最高です。ぐるりと1周してみましょう。
まずはツヴィンガー宮殿の入り口の裏側が見えます。時計台のようになっています。


gpnexwLkls592b.jpg



この時計の下には、マイセン陶磁器でできたカリヨンがぶら下がっています。ここには有名な陶磁器コレクションがあります。アウグスト強王が集めた収集品が中心になっています。これは前回の訪問時に、拝見しました。


BscMsJyGHD6fb2.jpg



ツヴィンガー宮殿の広大な中庭です。芝生のあいだには、噴水が上がっています。


2Qw9jj_a6Z97d7.jpg



2階のテラスの手すりの上には天使の像がずらっと並んでいます。ドレスデンの天使と言えば、ラファエロの描いた《システィーナの聖母》を思い起こします。アウグスト強王の畢生のコレクションである《システィーナの聖母》に因んで、天使像を並べたんでしょうか。


0_NF3mYPmL8c17.jpg



中庭に面した右手の大きな建物が、その《システィーナの聖母》も展示されているアルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meisterです。


CQpdlFU7Y4e2cc.jpg



テラスからはツヴィンガー宮殿の外側も見られます。これは向かいにあるドレスデン城の全景です。


EERhbi_e6i492c.jpg



ドレスデン城の先には、カトリック旧宮廷教会Katholische Hofkircheも見えています。教会の地下には、アウグスト強王の心臓が安置されているそうです。このソフィーエン通りSophienstraßeの先はエルベ川Elbeを渡るアウグストゥス橋Augustusbrückeに続いています。


p0iBPqT5Hz0508.jpg



今はツヴィンガー宮殿の入り口付近にいますが、テラスを歩きながら一番奥の方まで歩いていきましょう。


qaF2K0qFZFd151.jpg



宮殿の入り口を先ほどとは反対側から眺めています。


pdy71uSOlD8cb0.jpg



ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


2014072501.jpg



ツヴィンガー宮殿の2階のテラスの散策は続きます。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ドレスデンで音楽・美術三昧:ツヴィンガー宮殿の2階のテラスの散策

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/4回目

ツヴィンガー宮殿Zwingerの2階のテラスの散策を続けています。宮殿の入り口から奥の方に向かいます。
中庭を挟んで、向かいに見えている大きな建物は建築家ゼンパーが設計して、19世紀に建てられた北側の増設部分です。建物の左側がアルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meisterで、右側が武器博物館Rustkammer(ドレスデン城に移転)になっています。アルテ・マイスター絵画館は明日、再訪する予定でいます。


HGW0JjSktLcd7b.jpg



現在、南側部分の2階テラスを歩いています。南側の外も見下ろせます。堀の水が見えています。


8JSEln690v0257.jpg



このテラスの手すりの上にも天使像が並んでいます。生憎、天使は中庭の方を向いているので、お尻と背中しか見えませんね。


DuYKJvHShiad39.jpg



中庭の噴水が綺麗です。芝生も綺麗に刈り込んであります。


hVCslfxXCVaa75.jpg



奥の建物、すなわち西側部分近くまで歩いてきました。天使像を始めとする彫像が美しく配置されています。


rp0MbHhKMld4f1.jpg



この西側部分も美しいバロック建築です。彫刻の装飾が見事。こちらを向いている天使像をようやく眺めることができます。


zC6wo6XRzD0a17.jpg



西側部分の建物の横を抜けると、驚いたことに2階のテラスが緑の公園にフラットに続いています。この公園は高台にあるんですね。


YXD09HzUYE9e00.jpg



緑濃き公園がツヴィンガー宮殿の裏側の2階に面しています。ここからは2階テラスではなく、公園を回り込んで歩きます。違った角度から宮殿を楽しむことができそうです。


QVM2bWKT9Z04ef.jpg



公園からは2階のテラスの天使像がよく見えます。


E8_u1f8tHc95bf.jpg



公園には池があり、噴水が上がっています。長閑です。ドレスデンの休日を堪能って感じです。


nA6Bl9zvNw1c73.jpg



ツヴィンガー宮殿の裏側を回り込んでいくと、建物の裏側の中庭部分に池を配した綺麗な空間があります。もちろん、下の1階です。行ってみましょう。


hd6tlnmTsW90da.jpg



今は一番奥の建物から少し北の方にいます。下に下りる階段を探さないとね。


DQl7phCGwk0739.jpg



下の中庭を覗き込むと2階への階段が見えます。その辺りに行ってみましょう。


vxaJqLE0eI7035.jpg



ようやく、下の中庭に下りることができます。中庭はバロック装飾の立派な庭です。


RKe3e8dzame484.jpg



バロックの庭は池のまわりに造られています。


aRB6rBcPIze055.jpg



バロックの庭を鑑賞し、建物の中を抜けて、宮殿の広い中庭に出ます。ここからは宮殿の入り口は反対側に遠く見えています。


onaXN4H3whdd46.jpg



ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


2014072601.jpg



ちょっとの散策のつもりが、結構長くなってしまいました。ツヴィンガー宮殿を出て、そろそろランチにしましょう。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ドレスデンで音楽・美術三昧:美味しいザクセン料理、そして、感動のオペラ《ばらの騎士》

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/5回目

念願のツヴィンガー宮殿Zwingerの2階のテラスの散策を終えたところで、ランチをいただきましょう。そもそも、夜のオペラに備えて軽くランチをするつもりで出かけたのに、意外に歩き回ってしまいました。ランチはお手軽にホテルの近くのザクセン料理のレストラン、ゲンゼディープGaststätte Gänsediebにしましょう。

何にしようかと悩んでいると、レストランのお姉さんが広げてあった観光案内書のそのお店の欄の記事を指差して、これはメニューのこれよと教えてくれます。なんとも気の利いたお姉さんですね。それに、目ざとい! それにしましょう。他には、今日のメニューの中から1品を選びます。
まずはドリンクを選ぶのがヨーロッパの仕来りです。saraiはもちろん、大好きなドイツの白ワイン。配偶者は何とドイツはビールだわねっていうことです。余程、ミュンヘンで飲んだビールがお気に召したようです。
saraiのワインは地元マイセン産のリースリンクMeissner Riesling Q.b.A、配偶者のビールは生ビールのBardeberger Pilsner。


Kw4Lx0FqrT58ce.jpg



日陰になっているテラス席に陣取っています。さきほどの気の利いたお姉さんがよそのテーブルの会計中です。ドイツ人らしく、綺麗な金髪ですね。


qWTsmn6DzE9947.jpg



このレストランはアルトマルクト広場Altmarkt Platzのお隣の路地ヴァイセガッセWeiße Gasseに面しています。この路地には色々なレストランやカフェが軒を連ねています。路地の向かいには、ステーキハウスが見えています。


YTV39jb8o59866.jpg



やがて、料理が運ばれてきます。
これはレストランのお姉さんが教えてくれた、このレストランの名物料理のザウアーブラーテンDresdner Sauerbratenです。ドレスデン風のローストビーフなんですが、酸っぱいワイン煮のキャベツとお肉の相性がとても美味しいんです。


gH0a85phAdb431.jpg



これは今日のメニューのシュヴァイネルーラーデSchweineroulade、これもこのレストランの名物のようです。ドレスデン風の豚肉のロール巻です。添え物にライスが敷き詰められているのもポイントです。


PhQBMflA5_6471.jpg



とても美味しくて、二人とも完食、完飲です。ふーっ。


2e2eE_Cf2W553c.jpg



さあ、食べるものは食べたし、会計して席を立ちましょう。長閑な路地の風景です。


d4FDJtuUT4f0d7.jpg



ホテル近くに戻り、アルトマルクト広場の方を見るとなにやらSushi-Barの文字が目に入ります。これは気になりますね。ちょっと覗いてみましょう。


M02eoJI46W73c6.jpg



店の中は閑散として、和食の店の雰囲気はありません。あれっ・・・。


O5UEqES7Mv3375.jpg



東洋風の人形が飾ってはありますが、日本とは関係なさそう。


tmRxA1iqrrd566.jpg



それでも、お店に寿司のカウンターもあり、注文するとその場で職人さんが握ってくれます。これは夜食用に持って帰りましょう。

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


2014072701.jpg



ホテルに戻って一眠り。配偶者は早めに起き出して、着物を着ます。今日も帯がなかなか結べないようで、saraiも手を貸してしまいます。いいんですよ。
気合いを入れてゼンパーオパーSemperoperに出かけます。劇場広場Theaterplatzに到着。ゼンパーオパーの建物はますます美しく感じます。


FBykIKll3S3b66.jpg



入り口付近は着飾った男女が今や遅しと開場を待っています。


gHhi7B6tjM855b.jpg



開場になり、かぶりつきの席につきます。ステージは目の前。美しい緞帳が下がっています。


tYGFxyHFZRf8bb.jpg



オーケストラピットにはまだほとんど楽団員はいませんが、今日のオペラへの期待に心が高まります。


JAAgd25p1D52a9.jpg



後ろを振り返ります。豪華なオペラハウスです。


qPnlvaRLpr6d57.jpg



見事な天井です。これだけの装飾はなかなかありませんね。


vOa1sBrY8qbc14.jpg



やがて開演。今夜のオペラは素晴らしい出来です。高揚した気持ちで幕間の休憩に入ります。2階のテラスで一息入れます。もう夜の7時半ですが、まだ外は明るく、正面に見えるカトリック旧宮廷教会Katholische Hofkirche(左側)とドレスデン城Residenzschloss(右側)が薔薇色に輝いて、とても美しいです。まるで今日のオペラ《薔薇の騎士》を象徴しているようです。


ZgU13QyW7H7671.jpg



ドレスデン国立歌劇場でのR・シュトラウスの楽劇《ばらの騎士》で予告されていた「ちょっとした場面の制限」というのは、舞台の大道具が万全でなく、3幕ともほぼ同じ舞台セットだということでした。エルベ川の氾濫の危険のためという説明でした。公演内容のカットとかはなく、フル内容の上演でした。

ティーレマン指揮で、ガランチャとシュヴァネヴィルムスが歌う最高のキャストの《ばらの騎士》に感動しました。詳細はここにアップ済です。saraiの人生でまさかクライバーの《ばらの騎士》に匹敵できるものが聴けるとは思ってもみませんでしたが、まさに奇跡のような《ばらの騎士》でした。今回の旅はこれを聴くために企画しましたが、その期待以上の《ばらの騎士》でした。

オペラの後はその高揚感を引きづりながら、ウィーンから移動してきたお友達2人とミュンヘンでsaraiに声をかけてくれたご夫婦とご一緒して、ノイマルクト広場Neumarkt Platz近くのレストランのオープンテラスへ。saraiはスープを肴に相変わらずドイツ産のリースリンクの白ワインを美味しくいただきます。


PLHZDXmoUm16fa.jpg



配偶者は何とスイーツを食べています。


t4OpNSkjPFa705.jpg



そして、お店から閉店で追い出されるまで皆でワイワイガヤガヤおしゃべりしていました。今日は最高に楽しい1日でした。

明日からは美術館巡りをします。夜はドレスデン国立歌劇場でバレエを見ます。なんだか、一山越えた感じで一抹の寂しさもありますね。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR