旅の17日目です。今日はプラハ滞在2日目です。
プラハPrahaの朝は好天。暑いくらいですが、食事がてら出かけてそのまま2時からバレエを見るので、上着を着ます。よって、ひどく暑い!
朝食が美味しいと観光案内書に書いてある市民会館Obecní důmに出掛けることにします。ホテルからトラム乗り場まで、ヴァーツラフ広場Václavské náměstíをちょっと歩きます。広場に面して、有名なグランド・ホテル・エヴロパGrand Hotel Evropaの優美な建物が見えます。アール・ヌーヴォー様式ですね。

トラムの走るインドジシュカー通りJindřišskáまで来ました。ここで昨日と同様、トラム停留所ヴァーツラフ広場Václavské náměstíからトラムに乗ります。この停留所から見えている塔が火薬塔だと昨日から思い込んでいるsaraiですが、これが大きな間違い。これは実際は聖ヘンリーの塔Jindřišská věž(Henry's Bell Tower)です。トラムから下りた後、これを火薬塔と思い込んでいるsaraiは、市民会館を探してこの塔のまわりをぐるぐると周るばかりです。

もちろん、市民会館は見つかりません。同じところを歩きまわった挙句、火薬塔と似てはいますが、これが聖ヘンリーの塔であることにようやく気付き、何とか市民会館が見えるところまでやってきました。

本物?の火薬塔Prašná bránaも見えました(笑い)。

市民会館に歩いていきます。

市民会館Obecní dům(Municipal House)は装飾の美しい建物です。ここには歴代の王の宮廷がありましたが、17世紀後半に火事で焼け、1911年に現在の市民会館ができました。内部には、スメタナ・ホールという美しいコンサートホールもありますが、今日の目的はカフェ・レストランです。

市民会館は館内もとても美しいんです。というわけで、食事はテラス席ではなく館内のテーブルで頂きましょう。館内は空いていて、すぐにテーブルにつくことができます。

このカフェレストランはカフェ・オベツニー・ドゥームKavárna Obecní dům。創業は市民会館のできた翌年の1912年で、内部はアール・ヌーヴォーの装飾です。とても美しいですね。

朝食メニューがあるのですが、探し回っているうちに時間が過ぎてしまい、もう朝食メニューはダメとのこと。仕方がないので、メニューの中からそれらしいものを選びます。ところで、このレストランはメニュー自体も美しく、これもアール・ヌーヴォー風です。

オムレツが美味しそうです。フレッシュジュースも美味しいそうなので、かなり高価ですがお願いします。
まずはスープ。上品なコンソメスープです。

ケーキを選んでいる人たちもいます。ううっ・・・ケーキも美味しそう。ここは我慢しましょう。

これが、美味しいけど高過ぎる搾りたて生ジュース、オレンジとグレープフルーツです。

美味しい生ジュースを飲みながら、美しく明るい店内を眺めます。美術品のような建物内部ですね。

これがオムレツ。プラハはオムレツが美味しいんです。

久しぶりに朝食という感じで、とっても美味しく頂きました。が、請求書を見て、目が点に。あまりにも高過ぎです。よく請求書を見ると計算が合いません。聞いてみると、2割のサービス料金が加算されているとのこと。そんな勝手に・・・払いましたが、チップはなし!ですっ。観光客料金なのでしょうか。
美味しかったのには満足しつつも高過ぎにプンプンの妙な感情の高まりの中、市民会館の外に出ます。建物の壁にミュシャのポスターが張ってありますね。このときはそれどころではない気持ちでしたが、このポスターは実は重要な情報だったんです。

まだバレエには時間が早いので、久しぶりに近くにある旧市街広場Staroměstské námに行ってみることにします。ツェレトゥナー通りCeletnáをまっすぐ進むと、旧市街広場です。この辺りはプラハの観光の中心地ですから、人混みの中を歩く感じです。

やがて、通りの建物の上にティーン教会Chrám Matky Boží před Týnemの尖塔が見えてきます。特徴のある形です。

旧市街広場も見えてきます。

ここまでの街歩きを地図で確認しておきましょう。
①ホテルからヴァーツラフ広場を歩いてトラム停留所へ
②トラムでインドジシュカー通りを一駅移動
③聖ヘンリーの塔で迷って、なんとか市民会館/火薬塔へ
④市民会館からツェレトゥナー通りを歩いて、旧市街広場へ

次は久しぶりの旧市街広場です。
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