旅の20日目です。プラハ滞在5日目ですが、プラハPrahaを発ってウィーンWienに向かいます。10日ぶりにウィーンに戻ることになります。
昨夜はひどく暑い夜でした。saraiは、効かないエアコンより窓を開けた方がましと思い、たまりかねて窓を開けて寝ます。配偶者が明け方に目覚めたときにはエアコンは切れて窓が開いてます。その時点では気温も上がってきており、エアコンの方がましと思った配偶者は窓を閉めてエアコンを入れて、また寝たそうです。それで、またまた暑くなったsaraiは寝てられずに、珍しく配偶者より先に起きてしまいます。結局、窓を開けようが、エアコンを入れようが、暑いものは暑いっていうことです。やってられませんね。
荷物は昨夜のうちに出来ています。さっさと出掛けましょう。歩いて最寄り駅のムゼウム駅Muzeumに行きます。エレベーターの場所は確認してありますが、エレベーターを利用するために回り込んで長い距離を歩くより、エイッ!と荷物を持って階段を降りた方が楽だろうということで、階段を降りることにします。まずはプラハ本駅Praha hlavní nádražíまでのチケットが必要です。自動販売機で購入しようとしますが、それを横で見ていた配偶者が大変なことを発見します。なんとシニアチケットがあるのです。大人料金の半額です。

これまでどれだけ無駄な出費をしてしまったことでしょう。プラハはシニアに優しい街ですね。今後、また機会があったら利用させてもらいましょう。これがシニア用の半額チケット。16コルナです。

ただ、このシニア用のチケットを利用してよいのかは明確には分かりません。いたずらに危険は冒せませんね。ところで、一回券で大きな旅行かばんを持って列車に乗るときには、荷物券が必要なのです。その荷物券をあくまでも自動販売機で購入しようとするsarai。チャッチャと駅員さんを見つけてお願いしようとする配偶者。結局、自動販売機では購入できずに、駅の窓口で購入します。窓口は改札口を抜けた先です。

地下鉄で一駅移動して、プラハ本駅Praha hlavní nádražíに到着。4日前にこの駅に到着したときには、遅延している列車が多く、構内が旅行客でごった返していました。それに、saraiの耳元で「ユーロからチェンジするよ」と何度も囁かれました。というわけでかなり緊張しましたが、結果的には治安も良く、安全で楽しい街でした。5年前に来たときより、ずっと経済的にも安定し活気があるように感じました。若い人が多く、特に美女が多いのにsaraiは感激しました。また遊びにきましょう。
まだ乗車予定の時間まで30分近くあり、列車が入線するホームがどれなのか表示されていません。

荷物を配偶者に預けて、プラハ本駅を偵察してきます。歴史のある駅なので古い駅かと思っていたら、最近改装したそうで、近代的な駅舎になっています。

2階の通路に上がるエレベーター用の総ガラス張りの建物が印象的です。

古い歴史的な駅舎を期待したのに、あれっという感じでさっさと駅構内に戻ります。立派な構内です。

列車の入線ホームが表示されたので、ホームに向かいます。大屋根に覆われたホームです。列車はまだ入線していません。

10時39分発のウィーン・ノイシュタットWiener Neustadt行きの列車が表示板に表示されています。

乗り込み準備が完了したので、saraiが朝食を調達にいきます。saraiが出掛けたとたんに列車が入ってきたそうです。配偶者はみんながゾロゾロと移動して乗り込むのを見送っていたそうです。

でも、今日はセカンドクラスながら指定席をとってあるので、慌てる必要はありません。これがネットで購入済のチケットです。

ところで、saraiはちゃんと時間を見ながら買い物をしていたのですが、発車数分前にしか戻らなかったので、配偶者は少々焦ったようです。
急いで列車に乗り込むと、列車は定刻に出発します。空調が効いていて、快適な列車の旅になりそうです。早速、調達してきた朝食をいただきます。

プラハは驚くほど立派な大きな街ですが、プラハの郊外に出ると、森と麦畑が続くだけです。

時折、駅を通過するだけで、街らしい街はほとんどありません。

駅を通り過ぎると、また草原が広がります。

小川の近くを走るだけでも気分転換になります。それほど、何もないんです。

ようやく、少し大きな駅を通過。

草原の中にまばらな家々が見えますが、これも珍しいくらいです。

この集落には牧場もあり、馬が放牧されています。

延々と緑の中を列車が黙々と走っていきます。まだまだ、ウィーンは遠いです。
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