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ウィーンで音楽・美術三昧:プラハ本駅・・・ウィーンに向かってGO

2013年6月19日水曜日@プラハ~ウィーン/1回目

旅の20日目です。プラハ滞在5日目ですが、プラハPrahaを発ってウィーンWienに向かいます。10日ぶりにウィーンに戻ることになります。

昨夜はひどく暑い夜でした。saraiは、効かないエアコンより窓を開けた方がましと思い、たまりかねて窓を開けて寝ます。配偶者が明け方に目覚めたときにはエアコンは切れて窓が開いてます。その時点では気温も上がってきており、エアコンの方がましと思った配偶者は窓を閉めてエアコンを入れて、また寝たそうです。それで、またまた暑くなったsaraiは寝てられずに、珍しく配偶者より先に起きてしまいます。結局、窓を開けようが、エアコンを入れようが、暑いものは暑いっていうことです。やってられませんね。

荷物は昨夜のうちに出来ています。さっさと出掛けましょう。歩いて最寄り駅のムゼウム駅Muzeumに行きます。エレベーターの場所は確認してありますが、エレベーターを利用するために回り込んで長い距離を歩くより、エイッ!と荷物を持って階段を降りた方が楽だろうということで、階段を降りることにします。まずはプラハ本駅Praha hlavní nádražíまでのチケットが必要です。自動販売機で購入しようとしますが、それを横で見ていた配偶者が大変なことを発見します。なんとシニアチケットがあるのです。大人料金の半額です。


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これまでどれだけ無駄な出費をしてしまったことでしょう。プラハはシニアに優しい街ですね。今後、また機会があったら利用させてもらいましょう。これがシニア用の半額チケット。16コルナです。


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ただ、このシニア用のチケットを利用してよいのかは明確には分かりません。いたずらに危険は冒せませんね。ところで、一回券で大きな旅行かばんを持って列車に乗るときには、荷物券が必要なのです。その荷物券をあくまでも自動販売機で購入しようとするsarai。チャッチャと駅員さんを見つけてお願いしようとする配偶者。結局、自動販売機では購入できずに、駅の窓口で購入します。窓口は改札口を抜けた先です。


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地下鉄で一駅移動して、プラハ本駅Praha hlavní nádražíに到着。4日前にこの駅に到着したときには、遅延している列車が多く、構内が旅行客でごった返していました。それに、saraiの耳元で「ユーロからチェンジするよ」と何度も囁かれました。というわけでかなり緊張しましたが、結果的には治安も良く、安全で楽しい街でした。5年前に来たときより、ずっと経済的にも安定し活気があるように感じました。若い人が多く、特に美女が多いのにsaraiは感激しました。また遊びにきましょう。

まだ乗車予定の時間まで30分近くあり、列車が入線するホームがどれなのか表示されていません。


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荷物を配偶者に預けて、プラハ本駅を偵察してきます。歴史のある駅なので古い駅かと思っていたら、最近改装したそうで、近代的な駅舎になっています。


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2階の通路に上がるエレベーター用の総ガラス張りの建物が印象的です。


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古い歴史的な駅舎を期待したのに、あれっという感じでさっさと駅構内に戻ります。立派な構内です。


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列車の入線ホームが表示されたので、ホームに向かいます。大屋根に覆われたホームです。列車はまだ入線していません。


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10時39分発のウィーン・ノイシュタットWiener Neustadt行きの列車が表示板に表示されています。


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乗り込み準備が完了したので、saraiが朝食を調達にいきます。saraiが出掛けたとたんに列車が入ってきたそうです。配偶者はみんながゾロゾロと移動して乗り込むのを見送っていたそうです。


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でも、今日はセカンドクラスながら指定席をとってあるので、慌てる必要はありません。これがネットで購入済のチケットです。


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ところで、saraiはちゃんと時間を見ながら買い物をしていたのですが、発車数分前にしか戻らなかったので、配偶者は少々焦ったようです。

急いで列車に乗り込むと、列車は定刻に出発します。空調が効いていて、快適な列車の旅になりそうです。早速、調達してきた朝食をいただきます。


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プラハは驚くほど立派な大きな街ですが、プラハの郊外に出ると、森と麦畑が続くだけです。


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時折、駅を通過するだけで、街らしい街はほとんどありません。


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駅を通り過ぎると、また草原が広がります。


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小川の近くを走るだけでも気分転換になります。それほど、何もないんです。


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ようやく、少し大きな駅を通過。


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草原の中にまばらな家々が見えますが、これも珍しいくらいです。


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この集落には牧場もあり、馬が放牧されています。


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延々と緑の中を列車が黙々と走っていきます。まだまだ、ウィーンは遠いです。


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ウィーンで音楽・美術三昧:チェコはブルノ以外は無人の草原?

2013年6月19日水曜日@プラハ~ウィーン/2回目

プラハPrahaからウィーンWienに鉄道で向かっています。これまで町らしい町はありませんでしたが、ようやく家並みが見えてきます。


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プラハから3時間近く走って、やっと大きな街のブルノBrnoに着きます。ブルノ本駅Brno hlavní nádražíです。


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この駅で若干の乗り降りがあります。


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駅からは街の風景も見えます。教会も見えます。聖ペテロ聖パウロ大聖堂Katedrala sv. Petra a Pavlaです。


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列車が駅を出て、教会もだんだん遠ざかっていきます。


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川を渡ると、ブルノの新市街です。


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ビルが立ち並びます。さすが、ブルノはチェコ第2の都市です。


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凄い現代的なビルもあります。ビルの内部はどうなっているんでしょう。


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それでも、数分後には、また緑の草原になります。


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草原には白い花が見渡す限り咲いています。綺麗ですね。でも、この辺りだけです。


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小さな街すらない草原を列車が走っていきます。


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しばらくすると、小さな街に停車。ブジェツラフBřeclavという街です。


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ずい分停車時間が長いので変だなと思っていたら、この街を出るとオーストリア国鉄側(だと思う)の検札があり(プラハを出るとすぐにチェコ国鉄の検札がありました)、オーストリアに入ったのではと推測されます。もっとも緑の草原が続くだけで国境らしきものは見当たりません。


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オーストリアだと思うと、景色もなんだか豊かになったような気がするのは変でしょうか。


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草原のなかに家々も増えてきたような気もします。


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小さな教会のある村も見えます。


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小さな川に沿って走りますが、この川も水量が多いようです。


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オーストリアにはいると、特に風力発電が目につきます。そういえば、チェコでは見かけませんでしたね。


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5時間近く走りました。そろそろウィーンも近いようです。


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ウィーンで音楽・美術三昧:ドナウ川を渡って、10日ぶりのウィーンに到着

2013年6月19日水曜日@プラハ~ウィーン/3回目

プラハPrahaからウィーンWienへの鉄道の長旅もようやく終盤を迎えます。
ドームのような大きな建物も見えてきます。いよいよ、ウィーンの郊外です。


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ドナウ川Donauに差し掛かります。これはドナウ川の運河、新ドナウ川Neue Donauですね。川の上流には、ビルが林立しています。ドナウシティDonau Cityです。


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新ドナウ川を渡りきり、中洲部分に入ります。川縁では男性と犬が川遊びに興じています。


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中洲からドナウ川の本流に差し掛かります。


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さすがにドナウ川は大きいですね。


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ドナウ川を渡ると、もうウィーンの市街です。
5時間弱でようやく、ジンメリング駅Simmeringに到着。当初はこの次のマイドリング駅Meidlingまで行くつもりでしたが、急遽この駅で下車することにします。そのほうがホテルまで早く着けそうです。
これがプラハから乗ってきた列車です。


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この列車はユーロシティ(EC)という国際列車です。


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まだ停車している列車を横目に見ながら、プラットホームを出口に向かいます。


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これはプラットホームの駅名の名票です。


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プラハからウィーンまでの鉄道移動を地図で確認しておきます。ほとんどはチェコ国内の移動で、国境を越えると、ウィーンはすぐなんです。

プラハ本駅Praha hlavní nádraží → パルドゥビツェ本駅Pardubice hlavní nádraží → チェスカートシェボウァーČeská Třebová
        → ブルノ本駅Brno hlavní nádraží → ブジェツラフBřeclav → ウィーン・ジンメリングWien Simmering


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ウィーンに着いてやることは、公共交通機関の1週間乗り放題チケットを購入することです。1週間乗り放題チケットは月曜日から日曜日までの1週間と決まっています。今日は既に水曜日ですが、ウィーンを離れるのは日曜日なので構いません。結局はこれが一番安いチケットなんです。一人15ユーロです。


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トラムに乗って、ホテルに向かいます。


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ウィーンで音楽・美術三昧:ウィーンに戻って、早速、フォルクスオーパーでオペレッタ

2013年6月19日水曜日@プラハ~ウィーン/4回目

5時間の鉄道旅を終えて、プラハPrahaからウィーンWienに到着しました。
ウィーンのジンメリング駅Simmeringの駅前に出ると、そこはトラム乗り場になっています。ここから、乗り慣れた71番のトラムに乗ります。


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駅前には豊富な野菜と果物の露店が開かれています。


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ウィーンもプラハ同様、ものすごい暑さです。71番のトラムでレンヴェーグRennwegまで行き、O番のトラムに乗り継いで、ホテルの最寄りのコルンブスプラッツColumbusplatzに到着です。定宿のホテルのAustria Trend Hotel FAVORITAにチェックインします。さあ、ホテルのお部屋で、ガンガンに冷やして休憩しましょう。部屋に入って、エアコンのスイッチを探して見つけたものは、これです。


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ウィーンはエアコンのないホテルも多いと聞いてはいたのですが・・・ガックリです。4泊2人で216ユーロですから贅沢は言えませんね。いいんですよ。石造りの建物ですから、効かないエアコンより扇風機の方がずっとましです。
部屋自体は4つ星のホテルらしく立派なもので、寝心地のよさそうなベッドです。


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デスクもきちんとしていて、使いやすいです。


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今夜はフォルクスオーパーVolksoperでオペレッタです。暑さにもめげずに出掛けます。ただし、ネクタイは持っていって、ホール近くでしめましょう。
フォルクスオーパーに着き、オペレッタの開演前に、フォルクスオーパー前のカフェCafe Volksoperで夕食をいただきます。
これはメインの付け合わせのポテト。


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メインはウィーナー・シュニッツェル。


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もう一品のメインは魚のフライ。


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食事を終えてフォルクスオーパーに入ります。これが今日のチケット。


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オペレッタは新演出の《ルーナ夫人》。ショーアップされていて、楽しいオペレッタです。詳細はここにアップ済です。
終演後、まだ空に明るさの残るフォルクスオーパーの建物です。《ルーナ夫人》Frau Lunaの看板が明々と照らされています。


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明日は楽しみにしていたR・シュトラウス最後のオペラ《カプリッチョ》をウィーン国立歌劇場で聴きます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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