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スペイン・ザルツブルグ・ウィーンの旅を開始

2014年5月26日月曜日~6月18日水曜日@スペイン~オーストリア

いよいよ、2014年のヨーロッパの旅の詳細編を開始します。現地からも日々レポート済みですが、今度は多くの写真とともに旅の詳細を書いていきます。

まずは旅のルートを地図で確認しておきましょう。

羽田空港から出発して、ミュンヘン経由でスペインのマドリッドに到着。
マドリッド近郊のセゴヴィア、エル・エスコリアル修道院、トレドを周ります。
次はアンダルシア地方に移動し、グラナダ、カディス、セヴィーリャを周ります。
次はヴァレンシアを経由し、バルセロナに滞在。
次はスペインから空路でオーストリアのザルツブルグに行き、そこで音楽三昧。
最後はお決まりのウィーンで音楽三昧。


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具体的な日程は以下の23日間の旅になります。スペイン、ザルツブルグ、ウィーンが3分の1ずつです。

1日目は羽田空港を出発して、マドリッド入り。

2日目はマドリッド近郊のセゴヴィアとマドリッド市内のプラド美術館にを訪れる予定です。マドリッド宿泊。

3日目はエル・エスコリアル修道院とマドリッド市内のソフィア王妃芸術センターに行きます。夜はオペラ鑑賞し、マドリッド宿泊。

4日目は午前中、マドリッドの市内観光をして、午後、トレドに向かい、そこでエル・グレコ三昧です。トレドのパラドールに宿泊。

5日目は午前中、トレドでエル・グレコ三昧の総仕上げして、その後はグラナダまでのバス移動だけで、グラナダ宿泊です。

6日目は午前中にアルハンブラ宮殿を見学し、カテドラルと王宮礼拝堂を駆け足で見て、その日のうちにカディスに移動。カディスの夕日を見て、カディス宿泊。

7日目はカディスを朝発って、セヴィーリャへ。セヴィーリャで1日観光します。セヴィーリャ宿泊。

8日目はセヴィーリャからバルセロナまでの鉄道大移動。途中、ヴァレンシアで地中下車もして、この日はバルセロナに宿泊。

9日目は日中はバルセロナ観光。夜はオペラ鑑賞し、バルセロナにもう1泊。

10日目はスペインを離れて、ザルツブルグに飛びます。

この後、11日目~15日目はザルツブルグは音楽三昧。

6月5日 オペラ《ラ・チェネレントラ》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
6月6日 《フランコ・ファジョーリ・コンサート》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
6月8日 ロッシーニ《スターバト・マーテル》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
6月8日 ロッシーニ・ガラ@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
6月9日 オペラ《オテロ》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭

スケジュールの空いた13日目(6月7日)はザルツブルグから日帰りでベルヒテスガーデン訪問。ケールシュタイン、ケーニヒス湖、イエナー山を強行日程で周ります。

16日目はウィーンに移動し、ここでも16日目~22日目は音楽三昧。

6月10日 オペレッタ《メリー・ウィドウ》@フォルクスオーパー
6月11日 楽劇《ナクソス島のアリアドネ》@ウィーン国立歌劇場
6月12日 バレエ《Meistersignaturen》@ウィーン国立歌劇場
6月13日 ウィーン放送響@ウィーン楽友協会
6月14日 ウィーン交響楽団@ウィーン楽友協会
6月14日 ウィーン・フィル@ウィーン楽友協会
6月15日 ウィーン・フィル@ウィーン楽友協会
6月15日 楽劇《ナクソス島のアリアドネ》@ウィーン国立歌劇場:2回目
6月16日 《ポリーニ・リサイタル》@ウィーン楽友協会

23日目(6月17日)にウィーンを発ち、ミュンヘンで美術館に寄って、ミュンヘンの午後の便に乗り、翌日、帰国です。

では、旅に出かけましょう。まずは羽田を発って、マドリッド入りします。




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いざ、マドリッド:ヨーロッパへのフライト開始

2014年5月26日月曜日@東京~マドリッド/1回目

旅の1日目です。羽田空港から飛び立ち、ミュンヘン経由でマドリッドに向かいます。

いつにもなくsaraiが早起きです。そわそわして早く起きるなんて子供みたいですね。余裕で家を出ます。羽田空港出発なので、空港までの移動は楽チンですね。羽田の国際線乗り場は意外に空いています。


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WEBチェックイン済みなので、早速、荷物を預けましょう。


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問題なく荷物を預けられました。荷物はsaraiと配偶者ので、合計32.4キロで楽々OKです。


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空港到着時に外貨両替は済ませてあります。もう、出国前の用事はありません。


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出国の手続きを済ませましょう。


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お友達へのお決まりのおみやげを免税店で買い、新しくお会いするお友達にも心ばかりのお土産を買って、準備完了です。搭乗ゲートに向かいます。搭乗予定のルフトハンザ機は出発準備中。


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搭乗時間にはまだ早いので、ほとんど乗客は集まってきていません。


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搭乗まではPCをネットに接続して、ブログを更新しましょう。ネット接続エリアがあります。


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ブログ更新しながら、携帯で親族にしばしの別れを告げます。


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配偶者も“行ってきますメール”を出して、いよいよ搭乗を待つだけとなります。

ようやく搭乗。配偶者はいつもの窓際の席に落ち着き、窓からの眺めをチェック。


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ルフトハンザの航空機は羽田空港を定刻に出発。saraiと配偶者は窓際の2人席。ラブラブシートです。


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千葉県の上空を過ぎると雲で視界はなにもなし。それでもビデオで現在の飛行位置を確認しながら、飛行を楽しみます。今日の機体はエアバス340-600の真新しい機体です。


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まずはスナック菓子が配られます。スパークリングワインを飲みながら、飛行の安全を願いましょう。


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これから食べるお昼御飯がこのフライトのメイン料理です。が、残念なことに、席を後方にしたので、我々に食事が配られる頃には和食は無くなり、洋食のビーフグーラッシュのみ。なにも問題はなく美味しかったのですが、選べないというのは残念。


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食事が終わると特にすることもなく、映画を見るしかないでしょう。この最新の機体のビデオは個人個人で選択可ですが、操作方法に慣れるにはちょっと時間がかかりますね。ようやく操作に慣れ、映画を見たり、うつらうつらしているうちにバルト海に達しました。もう7時間以上飛行しヨーロッパの端っこに到達です。


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途中でおにぎりが配られたので、お腹は空いていません。ヨーロッパ到着の期待で気持ちが盛り上がってきます。1年ぶりのヨーロッパもいよいよです。




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いざ、マドリッド:ミュンヘンで豪雨、お蔭で深夜過ぎに超遅れてマドリッド入り

2014年5月26日月曜日@東京~マドリッド/2回目

羽田空港からミュンヘン空港までのフライトは出発から9時間以上が経過し、いよいよヨーロッパ大陸に近づいていきます。
これまでは窓のブラインドを閉めさせられたのでなかなか外の様子が分かりませんでしたが、シベリヤはずっと真っ白だったようです。しかし、ヨーロッパ大陸の上空に出ると、上天気で景色が楽しめます。


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バルト海沿岸です。海岸線が美しいですね。


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すっかり大地は緑で覆われています。大陸の上を飛行していくと、雲が増えてきました。


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また、海岸線に出ました。これは砂洲でしょうか。とても綺麗な地形です。


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2度目の食事は、前回のお詫びということで先に配られ、和食がゲット出来ました。牛肉の筑前煮です。


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そろそろミュンヘンが近づいてきました。ドナウを飛び越え、どんどん降下します。この辺りのドナウ川は蛇行しています。


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雲が増え、機内アナウンスではミュンヘンは小雨とのこと。降下していくと、美しい田園風景が広がります。


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ミュンヘン空港に無事に到着。雨は降っていませんでした。これがミュンヘンまで乗ってきたルフトハンザのエアバス340-600です。


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マドリッドへの乗り換えで、広大なミュンヘン空港内を移動します。


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空港内を歩いていると、雷と共にものすごい雨が降ってきました。良かったね、こんな雨の中の着陸でなくて。このときはまだ笑顔でいられた配偶者でした。


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マドリッドへの出発までには止んで欲しいな。ルフトハンザの無料飲み物を頂きながら、待合室でブログを書きながら出発を待ちます。
自分の都合の良いことを考えていましたが、豪雨で離発着が難しく空港が全面ストップしたようで、軒並み遅れが発生。どの飛行機も既に出発が30分以上遅れています。


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しばらくすると、ほとんどDELAY(ドイツ語ではVerspätet)の5文字が表示されるようになりました。マドリッド行も同様に2時間半の遅れ。私達のマドリッド行きは、リンツからの機材を使用とのことで、大幅な遅れとなってしまいました。日本時間で言えば、もう深夜を過ぎました。ホテルに着くのは早くても真夜中の12時過ぎと観念。ホテルのチェックインが心配になります。ホテルの締め出しをくらったらたまりません。思い余って、ミュンヘン空港から、チェックインが遅れる旨をマドリッドのホテルまで携帯で国際電話。ホテルのスタッフからノープロブレムという返事が返ってきたときには嬉しかったです。
後はただただ出発のアナウンスを待ちます。周りの人達も観念して、静かに椅子に座っています。


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やがて空港の離発着が始まり、saraiは窓の外を見ながらリンツからの機材の到着を祈るような気持ちで待ち続けていました。ずい分待ちましたが、どうやらこれがリンツからの飛行機のようです。やったね。


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ようやく、マドリッドへの飛行機の出発準備が始まりました。


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搭乗開始のアナウンスがあったときには、盛大な拍手が起きました。乗客は皆黙々と搭乗口に向かって動き、搭乗完了。離陸のゴーサインが出るまでまた待たされましたが、遂に出発です。飛び上がってからも、気流の乱れでサービスが滞ります。3時間ほどのフライトですが、それでも温かい食事がでました。


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もう食事をしてるのか寝てるのか・・・の感じでマドリッドに到着しました。空港はもはや閑散としています。


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荷物は無事にゲット出来ました。ヨーロッパ時間でも深夜を過ぎました。当初は地下鉄を乗り継いでホテルに向かうつもりでしたが、そんな状況ではありません。配偶者は単純にタクシーにのせてもらえそうだと喜んでいます。人のよさそうなタクシードライバーのおじさんがホテルを見つけてくれて、無事にチェックイン。真夜中12時半でした。


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ホテルは街の中心のグランヴィア通りから路地にちょっと入ったところにあるPetit Palace Cliper - Gran Viaです。名前のとおり、こじんまりしたホテルです。部屋は清潔で綺麗な部屋。今日から3泊します。


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書きもの机は使いやすそうです。早速、無料のWIFIに接続。ブログをアップして、無事に到着のメールを出します。


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これで長い1日が終わりました。実に長い1日で疲れたので、最低限のことだけやってぐっすり眠ります。

明日はセゴヴィアで豚の丸焼きを食べて、夕方からプラド美術館の予定です。




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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
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07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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