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ウィーンで音楽三昧:今日はリヒテンシュタイン美術館を訪問

2013年6月21日金曜日@ウィーン/1回目


旅の22日目です。ウィーン滞在3日目です。

ウィーンWienは今日も暑いです。でも爽やかな風が吹いているので、日陰は過ごしやすそうです。
saraiがリヒテンシュタイン美術館Kunstmuseum Liechtensteinに以前から行きたい行きたいといいながら延び延びになっていたのですが、今日は天気も絶好で行けそうです。万が一休みだと嫌なので観光案内書で確認すると、なんと火水木が休みです。今日は金曜日。ラッキーですね。是非行ってみましょう。

昨日買ったパンが残っていたので、簡単に朝食を済ませて出掛けます。
地下鉄とトラムを乗り継いで、ベルゼBörse(証券取引所)からトラムDでリング通りの外側に2駅先まで出て行きます。最寄り駅ブラウエルンフェルドプラッツBauernfeldplatzに着いて、さてとsaraiが考えてしまいます。なかなか地図上でリヒテンシュタイン美術館の場所が特定出来ません。目の前にはフランス人学校Lycée Francaisがあります。


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そのフランス人学校から出てきた教師と思われる人に聞いてみたらと配偶者が提案。ばっちりリヒテンシュタイン美術館のことはよく御存じで、明快なお答えが帰ってきます。向こうに見える木の緑の先だそうです。メルシー! 
教えられたとおりに進むと、もう一筋向こうの通り沿いにリヒテンシュタイン美術館があります。リヒテンシュタイン公爵家の宮殿にふさわしい門構えです。


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広々とした前庭の先には立派なリヒテンシュタイン宮殿Gartenpalais Liechtenstein。


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宮殿はありますが、美術館の入り口はどこでしょう。前庭を抜けて、宮殿を回り込んでみましょう。


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蔦の茂る立派な壁に沿って、歩きます。


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大きな樹木に囲まれた裏庭に出ます。綺麗な花壇になっています。


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これは宮殿の裏側です。表と同じく、立派な外観です。


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庭園の美しさに感心します。


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綺麗に整備された広い裏庭です。


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裏庭を端まで見渡しますが、美術館の入り口らしきものは見当たりません。


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宮殿を一周しますが、美術館の入り口が分かりません。表の横の方にカフェのテラス席が見えます。そちらに行ってみましょう。


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カフェテラスに近づいていきますが、人が見当たりません。


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カフェテラスの先にあるレストランカフェと思われる建物に入って、そこで座って仕事をしている人に美術館について聞いてみると、美術館のパンフレットをくれます。実はこの建物はレストランカフェではなく、リヒテンシュタイン宮殿のオフィスだということです。それはごめんなさい! そのパンフレットを熟読してビックリです。なんと、美術館(実際は宮殿です)に入れるのは、月2回の金曜日の3時からのツアーでのみ。そして、今日がその貴重な金曜日のようです。こんなラッキーなことはないですね。なんとしても見せてもらわなければいけませんね。チケットはどこで買えばよいのでしょうか。宮殿の前でウロウロします。


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すると、具合よく宮殿の建物からおじさんが出てきます。美術館を見たいのだけどというと、3時ちょっと前に来てくれればいいよとのこと。まだ、12時過ぎ。3時間ほどあります。

それまでどこかで時間をつぶしてきましょう。近くに、アウガルテン宮殿Palais Augartenがあります。広大な庭園もあり、美しい宮殿もあるようです。アウガルテン宮殿を目的にわざわざ訪問する気はもともとありませんでしたが、今ちょっと行ってみるには良い機会かもしれませんね。行ってみましょう。トラムだとぐるりと大回りになるので、歩いていくのが早そうです。が、ドナウ運河も越えないといけないし、暑い日中歩く気もしないので、トラムを乗り継いで向かうことにします。ウィーンのトラムは5分おきくらいにやって来るので便利です。最寄り駅ブラウエルンフェルドプラッツに戻って、トラムDでJ.タンドラープラッツJulius-Tandler-Platzへ。そこで、トラム5番に乗り換えて、ドナウ運河を越えクロスター・ノイブルガー・シュトラーセKlosterneuburger Straßeまで行きます。


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さらにトラム31番に乗り換えてオーバー・アウガルテン・シュトラーセObere Augartenstraßeまで行くと、アウガルテン宮殿Palais Augartenの前に到着です。トラムを3本乗り継ぎました。目の前にはアウガルテンの広大な敷地を囲む白壁の塀がみえます。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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さあ、アウガルテン宮殿にはいりましょう。


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ウィーンで音楽三昧:アウガルテン宮殿って見られない・・・

2013年6月21日金曜日@ウィーン/2回目

リヒテンシュタイン美術館Kunstmuseum Liechtensteinの公開時間までの余った時間を利用して、アウガルテン宮殿Palais Augartenに立ち寄ります。
アウガルテン宮殿の最寄りのトラム停留所のオーバー・アウガルテン・シュトラーセObere Augartenstraßeから、宮殿の白い塀沿いに歩いていくと、大きな門が見えてきます。


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近づいていくと、真っ白な門の建物が立派です。ここから、敷地内に入ります。


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門を入ると、広大な敷地に一本の並木道が続いています。


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しかし、雲一つない青空からの強い陽光は暑過ぎ! 道の傍らの並木の木陰に逃げ込んで陽の光を避けますが、それでも暑い!


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並木が尽きると、広大な前庭の奥の方に真っ白な建物が見えます。なかなか綺麗です。一身に陽光を浴びて、暑いことこの上なしです。


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この建物がアウガルテン宮殿かと思いきや、観光案内書にある宮殿の写真とは少し違っているようです。どうやら別の建物のようですね。


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とりあえず、この建物に入ってみると、突然、日本語で話しかけられ、びっくり。建物の受付の女性は日本人です。彼女によると、この建物はアウガルテン宮殿ではなくアウガルテン工房Neue Wiener Porzellanmanufaktur Augarten(アウガルテン磁器を制作)の建物だそうです。アウガルテン宮殿はウィーン少年合唱団の寄宿舎に使われていて見ることが出来ず、見学が出来るのは工房と美術館で、工房の見学は朝10時からのみとのこと。つまり、今から出来るのは、工房内の陶器美術館を見ることだけということです。saraiが宮殿が見られないのをとっても残念そうにしていると、前庭からちょっとだけ屋根が見えるわよとわざわざ外に出て案内してくれます。さらに、通りからもちょっとなら見えることを教えてくれました。ありがとう! とりあえずはこの敷地内をぶらぶらしましょう。

工房の前庭から右の方を見渡すと、奇妙な円形の建物があります。どうやら、あれは戦争時代の遺物、高射砲の砲台跡Gefechtsturm Augartenのようです。美しい庭園の中には似つかわしくありませんね。ただ、これも戦争の傷跡として、記憶に留めることも必要なのかもしれません。


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前庭の美しい景色を眺めますが、どうにも高射砲の砲台跡からは逃れられないようです。


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工房の建物の脇に綺麗なテラス席があります。ちょうどいい時間なので、工房内に併設したこのレストランでお昼でも頂こうかと思ったら、何かのパーティーの貸し切りで、食事はダメとのこと。ついてませんね。


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折角だから、せめてお庭でも歩いて帰りましょう。


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工房の奥には、樹木が整然と立ち並ぶ気持ちの良い庭園があります。


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木々の中を日陰を選んで、ゆっくり散策します。


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どこまでも宮殿らしい樹木の並木が美しい庭が続きます。


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並木と生垣の道が縦横に続いています。きりがないので、適当なところで切り上げましょう。


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前庭に戻ってきました。赤い花が綺麗です。


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イングリッシュガーデン風の花が植えられた庭を気持ちよく歩きます。


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花の庭が工房横のレストランまで続いています。レストランのテラス席ではパーティーが始まっています。


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薔薇の花が綺麗に咲いています。


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前庭から眺めるアウガルテン工房の建物はとても美しいです。


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そろそろアウガルテンを後にします。


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ウィーンで音楽三昧:ショッテンリンクの日本食レストランSAKURA

2013年6月21日金曜日@ウィーン/3回目

アウガルテン宮殿散策をそろそろ切り上げましょう。塀に沿って歩きますが、アウガルテン宮殿Palais Augartenの建物はほとんど見えません。とても残念。


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アウガルテン宮殿の敷地の外に出ます。アウガルテン磁器工房の案内板が出ています。ここはアウガルテン宮殿というよりも、アウガルテン磁器工房なんですね。ウィーン少年合唱団のプライバシーを守るためには、アウガルテン宮殿をブロックしているのはいいことかもしれません。


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来たときとは別の経路でトラムを乗り継いでリヒテンシュタイン美術館Kunstmuseum Liechtensteinに戻ります。トラム31番を降りた乗り換えの停留所のショッテンリンクSchottenringでトラム1番を待っていると、日本食レストランSAKURAが目の前に・・・


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特に日本食が食べたいわけではないのですが、チェックはしないといけませんね。とはいえ、定番の中国系の人が経営するパターンのお店です。どこかでお昼にしないといけないと思っていたので、ここにしましょう。


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店内はいかにも暑そうなので、リンク通りに面したテラス席に陣取ります。


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目の前がトラムの停留所で、トラムの出入りを見ているのも面白いものです。


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日本食レストランとは言え基本はウィーンスタイルで、まずは飲み物をオーダー。暑いので、アイスコーヒーのホイップクリーム抜き(アイス・カフェ・オーネ・ザーネ)をお願いします。コーヒーの上にアイスクリームがのっています。日本で言うコーヒーフロートですね。


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冷たいコーヒーにするには、アイスクリームをコーヒーに溶かします。これでアイスコーヒーもどきになります。


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食事の注文は、saraiはマグロ丼、配偶者は味噌ラーメン。さて、どんなものが出てくるのでしょうか。
まずは、マグロ丼についてくる味噌汁です。


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味噌汁をすすりながら、ウィーンのトラムを眺めるのも、乙なものです。


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マグロ丼は、マグロの照り焼きがご飯の上に乗ってます。このお店には、刺身も握り寿司もあるのにね。saraiはガックリです。生のマグロの刺身が乗ってくると期待していました。


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味噌ラーメンは、ちゃんと味噌ラーメンです。特別に美味しいというわけではないけど・・・。


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ポイントの高かったのはミネラルウォーターです。何と氷が付いてきて、冷たくて美味しい水になります。


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醤油はもちろんあります。キッコーマンではなく、ヤマサです。


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精算のときに、プラム酒(配偶者は梅酒だと言い張っています)のサービスがあります。シャーベットのように少し凍っていて、冷たくて美味しいです。


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2時半近くになったので、急いでリヒテンシュタイン美術館に向かいます。トラム1番でベルゼBörseの停留所へ。そこでトラムDに乗り換えて、リヒテンシュタイン美術館の最寄り駅ブラウエルンフェルドプラッツBauernfeldplatzです。
アウガルテン宮殿からリヒテンシュタイン美術館へのトラムの移動ルートを地図で確認しておきましょう。


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次はいよいよリヒテンシュタイン美術館の見学です。


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ウィーンで音楽三昧:リヒテンシュタイン美術館のガイドツアーはウェルカムシャンパンでスタート

2013年6月21日金曜日@ウィーン/4回目

アウガルテン宮殿Palais Augartenで時間をつぶして、そこから取って返し、ガイドツアーの始まる3時の少し前にリヒテンシュタイン美術館Kunstmuseum Liechtensteinに戻ってきました。日陰のベンチには、ガイドツアー開始を待っていると思われる人が何人かいます。私達もそれに加わります。同じベンチに座っている人は、スウェーデンから来た家族です。ちょっと会話を交わしながら、ガイドツアー開始を待ちます。

リヒテンシュタイン宮殿の方を何気なく眺めていたら、とある一団が目に入ります。ウェディングのようです。


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配偶者が花嫁の姿を写真に収めようとして、飛び出していきます。配偶者がオメデトウと声を掛けると、花嫁が振り返ってくれます。美しい女性です。


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3時近くになり、sarai達も宮殿内に入ります。まずは1人20ユーロもする高価なチケットを購入。


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高価なチケットですが、ウェルカムシャンパンのサービスが付いています。なかなか気が利いていますね。


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宮殿のロビーには、豪華な馬車が飾ってあります。


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この馬車を鑑賞しながら、シャンパンカクテルを美味しくいただきます。乾杯!


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バロック様式の意匠が凝らされた馬車の美しさに感嘆します。


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ところで、リヒテンシュタイン宮殿Palais Liechtensteinはこの庭園宮殿Gartenpalais以外に、旧市内(リング内)にもシティパレスStadtpalaisがもうひとつあり、そのシティパレスのガイドツアーも今日の夕方実施される予定になっています。両方のリヒテンシュタイン宮殿を見学できるコンビチケットはなんと1人38ユーロと高額です。もちろん、そちらはパスです。今夜はウィーン国立歌劇場でオペラを観ますからね。

リヒテンシュタイン宮殿のロビーはバロック様式で美しいものです。丸みを帯びた天井には、絵画がはめ込まれています。


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絵画1枚1枚をちゃんとは鑑賞しませんが、とても豪華な雰囲気です。


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ロビーの前庭側は大きなガラス張りの窓が並び、明るい光が差し込んできます。この明るい光がロビー全体を包み込み、美しい内部空間を形作っています。


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ロビーから2階へと続く階段も美しいです。


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ロビーにいると、どうしても豪華な馬車が気になります。近づいて、しっかりと鑑賞。


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馬車の周りをぐるぐる周って仔細に観察します。ため息の出るほど美しいですね。さすがにお金持ちのリヒテンシュタイン公爵家です。


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壁際にさりげなく置いてある飾りも見事。これもバロックですね。


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20ユーロと高額なチケットにもかかわらず、なんだかんだと20人ほどの見学客が集まりました。
3時ちょうどにガイドツアーの解説が始まります。ところがこれがドイツ語のみの解説。英語での説明は一切ありません。ちんぷんかんぷんです。


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そういえば、先程ベンチで一緒だったスウェーデン人の青年(少年?)が、配偶者にドイツ語が分かるのかと話しかけてきたそうです(英語で)。英語がちょっと分かるだけと答えると、このツアーはドイツ語だよと教えてくれたそうです。配偶者は「だって、ドイツ語しかないんだからしかたがないじゃない」・・・と言いたかったそうですが、「分かっているわよ」と答えておいたとのこと。彼も、ドイツ語はダメだったようです。結論から言うと、ドイツ語のわかる人はツアーの中には半分もいないようでした。とっても丁寧に解説してくれていたのですが、残念ですね。英語の方が分かる人のほうが多かったかもね。こういうものは海外からの観光客の見るものでしょうから、英語での説明も加えるべきでしょう。
ともあれ、ガイドツアーが始まります。


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ウィーンで音楽三昧:リヒテンシュタイン美術館のガイドツアーは期待外れ・・・オペラは最高の新人ソプラノ登場

2013年6月21日金曜日@ウィーン/5回目

リヒテンシュタイン美術館Kunstmuseum Liechtensteinのガイドツアーが始まり、ガイドの先導で20人ほどのツアー客がぞろぞろと宮殿内を移動します。


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まずはヨーロッパでは定番の図書室です。素晴らしい空間です。図書室って、書籍を所蔵するのが目的か、華麗な装飾が目的か、どうもヨーロッパ文化は推し測りがたいところがあります。


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図書室から移動するときに彫像が目につきます。これはディアナでしょうか。


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階段を上って階上に移動。なかなか長い階段です。


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大広間に出ます。天井が素晴らしいです。


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次の部屋も豪華です。天井画と壁の装飾、豪華としか言えません。


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感嘆しながら部屋を見渡します。


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分からないドイツ語の解説を聴き流しながら、豪華な内部を移動していきます。
大金持ちの国リヒテンシュタインらしく、内部の装飾が素晴らしいのはもちろん、本当に手の込んだ家具調度品が素晴らしいです。


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家具は素晴らしいのですが、期待した絵画は大したものが見当たりません。


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壁にはいっぱい絵画が並べられていますが、芸術品というよりも家具同様に装飾品に思えます。


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日本でもリヒテンシュタイン美術展が開催されてましたが、そのまま海外での出稼ぎが続いてるのかもしれませんね。そちらにいいものが行ってしまったんでしょう。これではリヒテンシュタイン美術館の鑑賞というよりもリヒテンシュタイン宮殿の拝観になってしまいます。
ガイドツアーの最後はトイレタイム。地下のトイレを拝借します。もちろん清潔なトイレです。これはトイレ前のロビー。


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このロビーにリヒテンシュタイン美術館のポスターが張り出されています。ポスターには有名な絵が印刷されています。


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しかし、この絵はここでは見られませんでした。一体、どこに行ってるんでしょう。
これは次のポスター。


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また別のポスター。


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このポスターもいいですね。これだったら、ポスター展でもやってくれたほうがよかったかな。


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それにしても、これらのポスターにあった絵画は一枚も展示されていませんでした。あー、残念。
残念な思いを抱いて、リヒテンシュタイン宮殿を出ます。門の先に見える宮殿の向かいの建物も綺麗ですね。


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門を出て、リヒテンシュタイン宮殿に別れを告げます。


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予定外に長時間の観光をしてしまいました。早くホテルに戻って、今夜のオペラに備えて休憩しましょう。

さて、今日のオペラはウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperでグノーの《ロメオとジュリエット》です。これが今日のチケット。現在売り出し中の若手ソプラノ、ニーノ・マチャイゼを間近で聴けそうです。


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ウィーン国立歌劇場に着くと、何か様子がおかしいので慌てて出演者のポスターを見ると、何と主役のソプラノのニーノ・マチャイゼが出演キャンセルして代役の出演・・・ガックリ落胆。代役のソプラノは、ウィーン国立歌劇場に初デビューというまったくの新人です。これは全然期待できませんね。ところが、その代役のソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァが素晴らしくて、思いがけず大当たり。saraiは大満足です。詳細はここにアップ済です。

ところで、オペラの幕間の休憩時間にテラスに出て涼んだ後、屋内に戻ろうとドアを開けると、そこにとっても派手やかな、よく知っている顔が・・・昨夜のオペラ《カプリッチョ》で素晴らしい歌を聴かせてくれた主役のソプラノのルネ・フレミングです。あまりの驚きに、一瞬固まってしまいます。間近から、メトロポリタンオペラの歌姫、いや、世界の歌姫のご尊顔に接してしまいます。素晴らしいおまけが付いてきました。
今夜は気持ち良く、休めます。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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