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次の旅は《ウィーン・ベルリンの旅》・・・早くも航空券ゲット

先月、旅の終わりあたりから、既に次の旅を検討していました。
ウィーン国立歌劇場の来年4月の公演でガランチャの出演予定のオペラ《薔薇の騎士》があるんです。これは何とか見たい。ガランチャは今年の《アンナ・ボレーナ》出演後は出産のため、ほとんどの公演はキャンセルしたそうです。来年4月もキャンセルの可能性も大きいですが、ここはチャレンジしてみましょう。例え、ガランチャがキャンセルしてもウィーン国立歌劇場の《薔薇の騎士》は久しぶりなので、我慢できるでしょう。
ということで、4月半ばのウィーンの音楽公演をチェックすると、ティーレマンが振るワーグナーの楽劇《パルジファル》もあります。これもチケット入手困難ではありますが見たいです。アンゲラ・デノケも歌うようです。ティーレマンが振るウィーン・フィルの定期演奏会(シューマンの4番と1番)もあります。あと、プレートル指揮のウィーン交響楽団のコンサートもあります。これは4月のウィーンに行くしかないでしょう。

早くもオペラ・コンサートのチケットの手配を開始しました。プレートル指揮のウィーン交響楽団のコンサート@楽友協会はチケットを購入。既に一番良いカテゴリーの席は売り切れでしたが、何とか平土間席は確保できました。

今日はウィーン往復のチケットを探します。ウィーンからはベルリンに足を延ばす予定ですが、ウィーンとベルリンの間の移動は別途手配するつもりです。ウィーン往復なので、オーストリア航空の直行便に的を絞ります。ネットサイトで格安のチケットを探すと安くても一人往復で約14万円です。ところがH.I.S.のネットサイトだけは11万円強の安さです。早速、予約購入しようとすると、最終購入ステップで満席となってしまいます。仕方がないので、H.I.S.に直接電話してみると、約14万円という回答です。ここで国内のサイトでの購入をあきらめ、skyscannerのサイトで海外の格安航空券を検索します。イギリスのebookers.comで約11万円の格安チケットが購入できそうです。このサイトはポンド建ての価格なので、円高のメリットを享受できます。現在は1ポンドが120円です。ずい分、ポンドも安くなりました。話は変わりますが、ブリティッシュオーディオのヴィンテージ品をebayで探す好機です。ともあれ、ebookers.comで結局、一人11万3千円で購入しました。チケットはどこで購入しても今はEチケットなので、取り扱い上の問題はありません。もちろん、変更不可でキャンセル時には多額のキャンセル料が必要ではあります。格安のLクラスチケットなので、ANAのマイル積算は難しそうです。この際、Miles & Moreカードに入会して、マイルを貯めてみましょう。Miles & Moreカードはルフトハンザ航空のグループ(オーストリア航空、スイス航空など)共通のマイレージカードなので、今後も使うことも多いでしょう。
航空券は購入したので、早速、良い座席を指定しましょう。オーストリア航空のサイトでは座席指定は変更できなかったので、電話で座席指定をお願いすることにします。で、いつもの席をお願いしてみます。使用機材がB777なので、窓際は基本的に3席並びです。お願いする座席は後方の数列にある窓際2席並びの座席です。我が家ではラブラブシートって呼んでいます(笑い)。
無事にラブラブシートを往復ともにゲット。早速、オーストリア航空のネットサイトで確認すると、ラブラブシートが指定されていました。
これで懸案の航空券は満足できる価格で入手できました。あとはウィーンから先の移動ですが、旅の日程をちゃんと詰めた後で、ドイツ国鉄(DB)の割引チケットとLCCの航空券を組み合わせて手配しようと思っています。

ウィーンでのオペラ・コンサートの日程は既に決定済みなので、ウィーンからの旅行先の日程検討が次の作業になります。いずれにせよ、ベルリンにはベルリン・フィルを聴きに行くことにしているので、ウィーンとベルリン間での訪問先を検討することになります。楽しみな作業ではありますが、面倒な作業でもあります。1年にたった2回だけの旅行ですが、いつも大変な時間と労力を使います。

ところで、来年4月のウィーン訪問がちょうど10回目の区切りになります。21年前に初めてウィーンに行ったときには、こんなに行けるとは思っていませんでした。本当に幸せを感じます。配偶者を始め、まわりの方々に感謝しています。


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この記事へのコメント

1, Steppkeさん 2011/11/23 12:55
saraiさん、こんにちは。Steppkeです。

もう手配開始ですか。早いですね~。でも、日程が固まっているのなら、その方が良いですね。
PrêtreからThielemannまでとなると、また結構長い滞在になりますね。うらやましいです。(奥様はまた付き合わされて大変ですね)
しかし、海外のサイトを駆使してまで安い航空券を探しておられるとは知りませんでした。

私は3月に行くことは決心しました。BadenのViktoria und ihr Husarは、オペレッタ好きとしては、やはり観逃せません。
今は、4月にも行き3月は短くしておくか、4月は諦めて3月を長めにするか、迷っているところです。(これが、また楽しくもあるのですが)
Garančaは歌ってくれるでしょうか? 確実なら、そしてチケットが手に入れば、4月も迷わないのですが..そうすれば、またお会いできますね。

2, saraiさん 2011/11/24 09:19
Steppkeさん、おはようございます。

自分で好きに日程を決められるリタイア組の特権で早めの手配開始です。6日出発で23日帰着ですから、ずい分自重した短めの日程です。さすがに資金不足です。ウィーン滞在はその内半分くらいです。

4月はまた是非お会いしたいですね。音楽談義は楽しいですものね。

パルジファルと薔薇の騎士のチケットは押さえたと連絡がありましたよ。

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ウィーン・ベルリンの旅:出発まで、もう4日しかない!

昨年の10月の旅日記の詳細編を5か月かけて、ようやく、昨日完了しましたが、もう、次の4月の旅の出発まで4日しかありません。旅日記詳細編のブログを書くことにかまけていて、まだ、準備もままなりません。これから超特急で準備にとりかかりましょう。

とはいえ、航空券・鉄道チケット、ホテル予約、オペラ・コンサートのチケットはすべて手配済みなので、準備作業といっても旅の情報の収集が中心になります。

今日は今回の旅の概要と目的について、まとめておきましょう。

第一の目的はウィーンで音楽を楽しむことです。特にガランチャがオクタヴィアンを歌う《薔薇の騎士》が一番の楽しみ。ティーレマンの指揮するオペラとコンサートがそれに続きます。

第二の目的はベルリンまで足を延ばし、フィルハーモニーでベルリン・フィルの演奏を聴くことです。ピアニストのぺライアも共演するとなると、いやがうえでも楽趣が高まります。

ということで、今回の旅はウィーンをまたまた訪問し、そこから、ベルリンに赴き、ベルリン周辺を小旅行するというのが概要になります。2週間半くらいの日程になります。昨年10月の旅は3週間半くらいでしたから、約1週間短い旅になります。短くしたのは諸般の事情からですが、経済的な問題が大きいんです。

さて、今日は今回の旅でのオペラ・コンサートのスケジュールをご紹介しましょう。

4月7日(土)ウィーン楽友協会 ウィーンの春コンサート ドゥ・ビリー+ウィーン交響楽団
 これは当初、プレートルが指揮することになっており、楽しみにしていましたが、つい最近残念ながらキャンセルになりました。
 指揮者はドゥ・ビリーに交代しました。コンサートは名曲コンサートで、軽騎兵序曲や時の踊りなどです。

4月8日(日)ウィーン国立歌劇場 オペラ:ワーグナー《パルジファル》 ティーレマン、デノケ、シュトルックマン、ヨーン、オニール
 ワーグナーの《パルジファル》はバイロイト祝祭劇場での上演を前提に作られた唯一のオペラでワーグナーの最後のオペラです。
 バイロイトではもちろん、夏の上演となりますが、舞台設定が聖金曜日であるため、その日の前後での上演が多いそうです。
 この日、4月8日は聖金曜日の直後の日曜日、すなわち、復活祭初日になります。
 ティーレマンの重厚な指揮とクンドリー役のデノケの澄み切ったソプラノに期待大です。

4月9日(月)ウィーン国立歌劇場 バレエ《アンナ・カレーニナ》パパヴァ、クーラエフ、フォラボスコ
 エイフマン振付のバレエです。最近、日本でも国立劇場で上演されたので、ご覧になったかたも多いのではないでしょうか。
 saraiは残念ながら見逃したのですが、とても動きがはげしく、ダンサーに高い技術力が求められる内容です。
 ウィーンのバレエの実力を見せてもらいましょう。

4月13日(金)ベルリン・フィルハーモニー ベルリン・フィル・コンサート ラトル、ペライア、ケイト・ロワイヤル(ソプラノ)
 ザルツブルグ・イースター音楽祭での上演内容をそのまま、ベルリンに持って帰ってのコンサートです。
 曲目は以下です。
  ベリオ:E vo
  シューマン:夜の歌
  シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
  ベリオ:O King
  フォーレ:レクィエム(1900年バージョン:要するに通常のオーケストラ版)
 もちろん、一番楽しみにしているのは、ペライアのピアノによるシューマンの協奏曲です。美しいピアノの響きが聴けるでしょう。

4月17日(火)ウィーン国立歌劇場 オペラ:マスネ《ヴェルテル》サッカ、カサロヴァ
 シャルロット役はもちろん、ガランチャで聴きたいものですが、翌日の《ばらの騎士》でガランチャを聴くので、それは無理な注文。
 カサロヴァの熱演に期待しましょう。

4月18日(水)ウィーン国立歌劇場 オペラ:R・シュトラウス《ばらの騎士》ジェフリー・テイト、シュテンメ、リドル、ガランチャ、ミア・ペション
 もちろん、ガランチャのオクタヴィアンが楽しみですが、それ以外の配役も隙なしです。
 《ばらの騎士》はここ2年、チューリッヒ歌劇場、ミラノ・スカラ座と聴いてきて、遂にウィーン国立歌劇場で聴きます。
 ウィーン国立歌劇場で聴くのは1990年以来、22年ぶりになります。
 1990年はギネス・ジョーンズ,クルト・リドル,アン・マレイという顔ぶれでした。
 そうなんです。22年前もオックス男爵はクルト・リドルだったんです。息の長い歌手ですね。

4月19日(木)ウィーン楽友協会 ウィーン交響楽団 ヨルダン、ツァハリス
 ヨルダンの指揮、ツァハリスのピアノに期待しましょう。
 曲目は以下です。
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
  ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》

4月20日(金)ウィーン楽友協会 ウィーン・フィル ティーレマン、キュッヒル
 ティーレマンのシューマンをたっぷり聴かせてまらいます。
 CDではフィルハーモニア管弦楽団を指揮していましたが、ウィーン・フィルではもっとハイレベルな演奏になるでしょう。
 曲目は以下です。
  シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ
  シューマン:交響曲第1番《春》
  シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジー
  シューマン:交響曲第4番

4月21日(土)ウィーン楽友協会 ウィーン・フィル ティーレマン、キュッヒル
  馬鹿は承知で、同一プログラムを連日聴きます。それだけ、期待度が高いわけです。
 曲目は以下です。
  シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ
  シューマン:交響曲第1番《春》
  シューマン:ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジー
  シューマン:交響曲第4番

4月21日(土)ウィーン・フォルクスオーパー オペレッタ:カールマン《チャルダッシュの女王》ビーブル、ネメット
  フェリ・バチを歌うネメットの70歳記念の公演で、ネメットのフェリ・バチはもう2度と聴けないかもしれないそうです。
  音楽のお友達のsteppkeさんから強いお誘いを受けて、急遽、チケット購入。同行させていただきます。
  オペレッタ好きは大集合です。

以上、合計で10回の公演を楽しむ予定です。ガランチャのキャンセルだけが心配事です。


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ウィーン・ベルリンの旅:出発まで、あと2日!

昨日は久しぶりにブログを休載しました。旅の準備でもう精神的な余裕がありません。

とりあえずは、移動手段とホテルの再確認をしているところです。
まずはウィーン往復の航空券ですが、オーストリア航空のサイトで予約確認できました。以前、書きましたが、イギリスのebookers.comで円高も活かして、格安で購入したチケットです。webチェックインは出発時間の1日前からだそうです。あさって、家を出る前に忘れずにチェックインしておきましょう。

ウィーン到着後はSバーンとトラムを乗り継いで、節約してホテルに向かいます。予約したホテルは前回同様、定宿化しているホテルです。

 Austria Trend Hotel FAVORITA

ウィーンに4泊後、ベルリンに飛びます。ベルリンへはLCCの格安航空を使うことで検討しました。ベルリンのLCCと言えば、エア・ベルリンですね。ところが、もっと安い航空会社がありました。何とルフトハンザ航空です。これもイギリスのebookers.comでEチケットを購入。往復で一人80ユーロと大変安価でした。ただ、格安運賃の飛行機はすべて出発時間が早朝です。我々の乗るのも7時20分です。6時ころまでには空港に行きたいので、5時過ぎにはホテルを出ないとダメでしょう。一応、公共交通機関では5時15分のトラムに乗って、Sバーンに乗り換えれば、5時50分にシュヴェヒャート空港に着く予定です。タクシーで確実に空港に向かうか、今後検討です。
ベルリンへのテーゲル空港には、朝8時40分には到着。とりあえず、ホテルに向かい、荷物を預かってもらいます。ホテルはクーダムにある5つ星ホテルを贅沢しました。もっとも、航空券を購入したebookers.comでは10%割引でホテル予約ができました。

 Steigenberger Berlin

空港からホテルはX9番のバスでツォー駅まで移動し、そこから、ホテルは500m歩きます。タクシーでも20ユーロ程度ですが、できれは、節約したいと思います。
ベルリンでも、公共交通機関のバス、トラム、地下鉄などは共通チケットです。いっそのこと、7日間乗り放題チケットを購入しようかと思っています。ベルリンはゾーンがA,B,Cに分かれていますが、Cは市外です。ポツダムでも行くときはCゾーンですが、普通はA,Bゾーンで大丈夫です。A,Bゾーンの7日間チケットが一人27.2ユーロとお得です。

ベルリンに1泊した後はアイゼナハ、ヴァイマール、ヴィッテンベルクに1泊で小旅行に出かけます。この日程以降の検討はこれからです。

とりあえず、以上が昨日サボったブログの記事ということにさせてもらいますね。


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この記事へのコメント

1, 涼風の庭さん 2012/04/03 17:19
気を付けて、良い旅を!!

2, sarahoctavianさん 2012/04/03 17:31
今回はミュンヘン素通りでお目にかかれず残念でした。目下、典型的4月の天気とばかりに少し寒が戻っております。来週には暖かくなるといいです。お体に気をつけて楽しく充実した旅になりますよう!

3, saraiさん 2012/04/03 18:19
涼風の庭さん、こんいちは。

ありがとうございます。楽しい旅にします。また、現地から旅のレポートを書きますので、ご愛読くださいね。

4, saraiさん 2012/04/03 18:26
sarahoctavianさん、こんにちは。

今回は飛行機の上からのご挨拶となりました。ゴメンナサイ。
そちらは暖かいとばかり思っていましたが、寒くなったんですね。暖かい恰好で出かけましょう。
いつの日か、お目にかかれればと思います。ミュンヘンの来シーズンのオペラもチェックします。もう、発表になったかな?

5, sarahoctavianさん 2012/04/03 18:37
はい、空を見上げて手を降りますね(笑)。来シーズンのプログラムも発表になっていますよ♪早速冊子を調達しました。(劇場サイトからPDFでダウンロードもできるようになったようで・・・この辺も今の総監督らしい采配?)バロックファンとしては依然として不満だらけな内容だけど、特に来年生誕200年のヴェルディは豪華な顔ぶれです。

6, saraiさん 2012/04/05 08:33
sarahoctavianさん、ありがとうございます。

上空通過は朝8時頃になります。機長さんに翼を振ってもらいますね(笑)。
ヨーロッパは素晴らしいバロックオペラが聴けるから、いいですね。ミュンヘンはダメですか。ヴェルディはいいですね。検討してみましょう。

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ウィーン・ベルリンの旅:出発まで、あと2日! その2

旅の準備中で大わらわです。
前回、ベルリンまでの日程は書きました。
ベルリンで1泊した後はホテルに荷物を預けて、鉄道を使って1泊の小旅行に出かけます。

ベルリン中央駅8時39分発のICEに乗り、途中、ナウムブルクでICに乗り換えて、12時前にアイゼナハに着きます。
アイゼナハと言えば、音楽ファンならば、すぐにバッハの生まれた街ということに思い当りますね。ここはバッハの聖地です。
バッハの家を見学し、その後はヴァルトブルク城に向かいます。
ヴァルトブルク城と言えば、リヒャルト・ワーグナーの楽劇《タンホイザー》の舞台です。有名な歌合戦の間があります。
また、マルティン・ルターがこの城にかくまわれ、その間、新約聖書のドイツ語訳をしたところでもあります。

夕方の列車でヴァイマールに向かい、そこで1泊します。ホテルはゲーテの家の近くのホテルです。

 Amalienhof Hotel und Apartment

ヴァイマールにはHotel Elephantという歴史のあるホテルもありますが、少し料金が高く、なおかつwifiが有料なので、あきらめました。
この日はチューリンゲンの郷土料理を楽しむ予定です。チューリンゲンと言えば、チューリンゲン・ソーセージですね。

翌日はヴァイマールの街を散策。一番の楽しみは画家クラナッハです。ここはクラナッハが長く暮らし、亡くなった街です。クラナッハの家や彼の作品を尋ねて、城美術館やヘルダー教会を巡ります。
また、この街ではゲーテも忘れてはいけません。ゲーテが50年暮らし、「もっと光を」の言葉を残して亡くなったゲーテの家があります。そのゲーテに招かれて来たシラーもこの街で亡くなりました。シラーの家もあります。
また、音楽家リストもこの街で亡くなるまで暮らしていました(亡くなったのはバイロイトですが)。で、そのリストの家も必見です。
ということで、盛りだくさんな内容を見て回り、午後の列車に乗ります。ベルリンに戻るのですが、その前に、ヴィッテンベルクで途中下車。

ヴィッテンベルクはクラナッハが活躍した、もうひとつの街です。今でもクラナッハ薬局があるそうです。クラナッハはこの街の市長をしていました。また、この街はルターの街としても知られています。有名な「95カ条の論題」が張り出された教会の扉があります。ルターが宗教改革後に住んでいたルターの家もあります。
これらを急ぎ足で周り、ベルリン行きのICEに乗ります。
ベルリンでは、また、元のホテルに4泊します。

 Steigenberger Berlin

東西ドイツ統合後のベルリン絵画館、カフェ巡り、ポツダムのサンスーシ宮殿などを巡る予定です。まあ、メインはフィルハーモニーでのベルリン・フィルとペライアのコンサートですけどね。
20年ぶりに訪れるベルリンの街の変貌の様子を見たいと思います。

ベルリンからはまた、ルフトハンザ航空の便でウィーンに戻ります。
ウィーンでは、また、元のホテルにとりあえず、2泊します。

 Austria Trend Hotel FAVORITA

このホテルはこの後は満室で予約が取れなかったので、次は5つ星のホテルに移動し、4泊します。

 Radisson Blu Palais Hotel

この間、毎日、音楽三昧です。
空いた日には、グリンツィングのマーラーのお墓参りを考えています。また、トゥルンのシーレセンターも訪ねたいと思っています。

ウィーンでは余裕の日々を過ごし、後ろ髪を引かれながら、オーストリア航空の直行便で帰国の予定です。


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ウィーン・ベルリンの旅:出発は明日!

旅の準備の追い込みです。
荷物はほとんど、配偶者の努力で整いました。

saraiはネットで旅の詳細の詰めです。
今日はベルリンでの過ごし方を固めました。
1日はポツダムのサンスーシ宮殿、ツェツィーリエンホーフ宮殿に出かけます。
ツォー駅からSバーン(S7)でポツダム中央駅まで行きます。ポツダムはベルリン市外でCゾーンになります。
面倒なので、A/B/C共通7日間券33.5ユーロを購入してしまいましょう。ポツダムの街でのバス、トラムも乗り放題になります。

ヴァイマールから戻った後はベルリンで一番美しいという宮殿のシャルロッテンブルク宮殿で半日を過ごし、夜はフィルハーモニーでベルリン・フィルです。ベルリンは一方通行が多いのか、バス路線が行きと帰りで別になっていて、シャルロッテンブルク宮殿へのバス路線も複雑です。1回以上の乗り換えが必要で、M45,309などの路線バスで訪問することになりますが、果たして、間違えずに行けるかどうか、不安です。

一方、フィルハーモニーは200番のバス1本で簡単に行けそうです。

翌日からは美術館、博物館を見て回ります。ミュージアム3日券(19ユーロ)を購入すれば、ほとんどの美術館・博物館は入館できるようです。
まずは東西ベルリンの絵画が統合された絵画館です。絵画館はフィルハーモニーのすぐ近くなので、200番のバスでアクセスが楽です。

翌日はウンター・デン・リンデンのあたりで、国会議事堂(昔見ましたが、最近はガラス屋根がつきましたね)、ブランデンブルグ門のあたりを歩きます。ここへのアクセスも100番のバス1本で行けるので楽ちんです。

最終日はやはり、ウンター・デン・リンデンにある博物館島に行きます。ペルガモン博物館は以前見ましたが、20年ぶりに見てみましょう。あとは新博物館、そして、ボーデ博物館を見ます。特にボーデ博物館にはクラナッハの作品があるので、楽しみです。

そして、夜のルフトハンザ便でウィーンに舞い戻ります。

ベルリンでの移動方法は駅すぱあとのようなルート検索のサイトがあり、便利です。

 http://www.fahrinfo-berlin.de/Fahrinfo/bin/query.bin/en

ウィーンにも同様なルート検索のサイトがありますね。

 http://www.wienerlinien.at/eportal/ep/home.do?tabId=0

明日は出発といっても、自宅から成田まで行き、前泊するだけです。ですから、多分、明日もぎりぎりまで準備作業が続くでしょう。
ウィーンに向けて出発するのは明後日です。


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この記事へのコメント

1, Steppkeさん 2012/04/05 02:34
sarai さん、奥様
お気を付けて。
では、17日、Staatsoper で..

2, saraiさん 2012/04/05 08:36
Steppkeさん、ありがとうございます。
Staatsoper の《ヴェルテル》で逢いましょう。

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ウィーン・ベルリンの旅:只今、成田で前泊中

いよいよ、旅に出ました。といっても、まだ、明日のフライトに備えて、成田のホテルに宿泊中です。

今日も自宅を出発するまで、ぎりぎりの時間を使って、準備を続けました。
ウィーンでは音楽以外の予定は一切なし。
そこで、以前から、一度行ってみようと思っていたシーレの生誕の地、トゥルンへの訪問についての計画を練ってみました。昨年はシーレの母親の出身地で、シーレの作品の舞台にもなったクルマウ(チェスキー・クルムロフ)にも行きました。今度はシーレの誕生した地へ訪問しようというわけです。
シーレの父親はトゥルン駅の駅長で、駅のなかに家がありました。シーレ自身もそこで生まれました。今も彼が生まれた部屋が駅の2階にあるそうです。残念ながら、現在はその部屋は公開されていないようです。
その代わり近くにエゴン・シーレ・ムゼウムが出来たそうです。そこに行ってみましょう。シーレの作品も展示されています。ただ、最寄りの駅トゥルン・シュタットへのルートを検索しても列車が停車するのは夜と早朝のみ。どうしても昼の時間帯のルートが見つけられません。それもその筈、よくよく調べると、トゥルンとザンクト・ペルテンの間の鉄道は現在工事中で、お昼の時間帯は列車は走っていないそうです。代わりに代替バスが走っているということがオーストリア国鉄のサイトで説明されていました。
要するに鉄道(Sバーン)でトゥルンまで行き、そこから代替バスでトゥルン・シュタット(実際に停車するのはフランツ・ヨーゼフ・シュトラーセ)まで行きます。
これだけ調べるのに手間取り、だんだん時間がなくなります。

もうひとつ、念願のマーラーのお墓参りも実現しましょう。マーラーのお墓がグリンツィングにあることは知っていましたが、場所がわかりません。調べたところ、トラムで終点のグリンツィングの一つ手前の停留所で下りて、行くようです。国際マーラー協会(そういうものがあるんですね!)のサイトに詳しいお墓の場所が掲載されていました。妻だったアルマ・グロピウスと彼女の娘のマノン・グロピウスのお墓もすぐ近くにあるそうです。マノン・グロピウスのお墓でベルクのヴァイオリン協奏曲を聴くことにすればよかったと今になって思っています。マノンの若過ぎる死に捧げられた曲です。IPODに入れておけばよかったんですが・・・。
あっ、・・・何だか、マーラーのお墓参りではなく、アルマの娘マノンのお墓参りになってしまいそうです。

ここでもう自宅出発の時間です。いざ、出ようとするときに、まだ、ウィーンへのフライトのWEBチェックインをしていないことを思い出しました。少し出発時間を遅らせて、急いでチェックインをすませて、なんとか出発。今は成田のホテルでゆっくりしています。

さあ、明日はウィーンです。わくわくです。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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