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ウィーンで音楽三昧:カフェでの朝食を求めて、ショッテントーアをうろうろ

2012年4月7日土曜日@ウィーン/1回目

旅の2日目(実質1日目)です。
今回の旅は前半がウィーンWien、中盤がベルリンBerlin、後半がまたウィーンで音楽と美術三昧、そして街歩きとグルメも楽しみます。

昨夕ウィーンのホテルに着き、一晩ぐっすり眠って6時半にお目覚め。
ちょっと青空も見えますが、う~、なんだか寒そう・・・。
今回は、《ウィーンとベルリンのカフェ文化を楽しむ》というサブタイトルをつけた旅。ということで、ホテルには朝食を付けていません。朝食やランチはカフェでいただくことにします。観光のコースにあわせてカフェを楽しみましょう。

早起きしたことだし、天気も雨の心配はなさそうなので、今日はウィーンの大作曲家マーラーのお墓詣りに行きましょう。saraiの敬愛してやまない音楽家です。ウィーン大学Universität Wien近くのショッテントーアSchottentorで乗り換えなので、朝食はウィーン大学の学生達のご贔屓のカフェ・ボティーフCafe Votivかカフェ・シュタインCafé Steinに行くことにして、8時前にはホテルを出発です。ホテル近くのケプラープラッツKeplerplatzからU1(地下鉄1号線)に乗り、カールスプラッツKarlsplatzでU2(地下鉄2号線)に乗り換えてショッテントーアに向かいます。まずはケプラープラッツ駅の自動販売機で8日間回数券を購入します。クレジットカードが使えるので便利です。これで2人で4日間、市内交通機関は乗り放題になります。もちろん使用日にはちゃんと打刻が必要です。


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Uバーンを乗り継いで、ショッテントーアで下車。いつも混雑している駅ですが、土曜日のせいか空いています。地上に出ると、目の前にボティーフ教会Votivkircheの美しい姿が見えます。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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カフェ・ボティーフはすぐに見つかります。しかし、灯りは点いていますが準備中のようです。


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それではボティーフ教会の前を横切って、カフェ・シュタインに向かいましょう。横断歩道を渡って、教会前の広場に行きます。


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芝生の広場は美しく整備され、オブジェのようなテーブルと椅子があります。これは実用的なものではなくアートですね。


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何を表現しているか分からないオブジェもあります。機械文明でも表現しているんでしょうか。


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間近に見るボティーフ教会は美しいです。ただ、ファサードは工事中でちょっと残念・・・。


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広場を横切ると、横断歩道前に地下駐車場への入口があります。路上駐車が普通だと思っていましたが地下駐車場があるんですね。教会前の広場の地下は大きな駐車場のようです。


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カフェ・シュタインはすぐに見つかります。しかし、カフェ・シュタインは真っ暗です(帰りにもチェックしたけどやはり真っ暗。閉店したのか復活祭休暇か?)。


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予定していたお店が2軒ともダメでしたが、カフェ・シュタインの隣のコンディトライカフェ・アイーダCafe Konditorei Aidaが開いているので、ここにしましょう。コンディトライカフェ・アイーダはウィーンのアチコチで見かけますが、まだ一度も入ったことがありません。ケーキ屋さんなのですが、朝食セット位はあるでしょう。アイーダで朝食をいただきます。


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ウィーンで音楽三昧:コンディトライカフェ・アイーダでカフェの朝食

2012年4月7日土曜日@ウィーン/2回目

ボティーフ教会Votivkircheの横でウィーン大学Universität Wienにも近いコンディトライカフェ・アイーダCafe Konditorei Aidaに、ウィーン最初の朝食をいただくために入ります。なかなかすっきりしたデザインの店内です。ウィーンの朝らしく、コーヒーを前に新聞を読む人、おしゃべりをする人で賑わっています。でもなぜかこのお店は、ほとんどが女性客です。


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店内の壁はかわいいイラストで飾られています。あまりウィーンらしくないですが、まあいいでしょう。


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メニューをチェックすると朝食セットがあります。コーヒーとジュースとオープンサンドで7ユーロ。


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この朝食セットをお願いすると、ウェートレスのおばさんがちょっとついてきてと言うので、おばさんに付いてカウンターまで行くと、皿に並べたオープンサンドを見せられます。お皿の上には10種類程のオープンサンドがあり、この中からそれぞれ2つずつを選べということです。オープンサンドはウィーンの朝ご飯の定番ということですが、実はsaraiは初体験です。いろんな種類があり、どれも美味しそうで迷ってしまいます。


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で、これがsaraiの今日の朝食です。


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配偶者の朝食はこれ。


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なかなか美味しいですよ。別メニューでキッシュがあったのでそれもお願いします。これは焼き立て熱々で、とっても美味しいです。


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さて、充分オープンサンドの朝食を楽しんだので、そろそろ出かけようとカフェのテーブルから立ちあがりますが、他のお客さんたちは依然として腰を落ち着けてカフェライフを楽しんでいます。これぞ、ウィーンのカフェですね。


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帰り際にコンディトライカフェ・アイーダのショーケースをチェックしますが、美味しそうなケーキが並んでいます。すごく気になりますが、アイーダのケーキはまた別の機会にいただきましょう。


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こんなお菓子も並んでいます。イースターのケーキでしょうか。


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予定していたカフェは2軒ともお休みでしたが、このコンディトライ・アイーダの朝食も面白くて満足です。それでは、マーラーのお墓詣りに向かいましょう。


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ウィーンで音楽三昧:トラムに乗って、グリンツィング墓地へ

2012年4月7日土曜日@ウィーン/3回目

コンディトライカフェ・アイーダCafe Konditorei Aidaの朝食をいただいたところで、いよいよマーラーのお墓詣りに向かいましょう。ショッテントーアSchottentorのトラム乗り場に戻ります。地上のトラム乗り場はリンク通りRingstraßeを走るトラムの乗り降りのためのものです。


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グリンツィングGrinzingに向かうトラムは地下乗り場なので、地下へ下りていきます。ここが地下のトラム乗り場です。


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地下から見上げるとボティーフ教会Votivkircheも見えています。


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グリンツィング行きのトラムは38番のトラムですが、電光表示板ではあと2分でやってきます。


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グリンツィング行きの38番のトラムが地下乗り場にはいってきます。地下でぐるっと旋回して向きを変えます。このショッテントーアとグリンツィングの間を38番のトラムが向きを変えながら往復してるんです。


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トラムは出発するとすぐに地上に出ます。通りの町並みを眺めていると、配偶者が何かにカメラを向けます。花屋さんがどうしても気になるんですね。


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今度は大きな花屋さんです。配偶者はトラムで素通りしてしまうのがいかにも残念そうです。


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ドナウ運河Donau Kanalに並行に北西の方向に約20分。素晴らしいお家が立ち並ぶ高級住宅街に入っていきます。終点一つ手前のアン・デン・ランゲン・リュッセンAn den langen Lüssenで下車。しっかりグリンツィング墓地Grinzinger Friedhofへの道案内の標識があります。それに従って進めば5分ほどで到着する筈です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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緑にあふれた広い道を進みます。


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トラムを降りたところから、saraiはIPODでマーラーの交響曲第9番を聴きながら墓地に進むことにします。まずは第1楽章を聴き始めます。もう、胸に迫るものがあります。ちなみに演奏はバルビローリ指揮ベルリン・フィルの歴史的名演奏です。


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地図を手にブラブラ歩いて行くと、途中おばさんが道案内をしてくれます。皆さんとっても親切ですね。道の両側には立派な住宅が立ち並んでいます。


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墓地に近づいたのか、花屋さんがあります。墓地の近くに花屋さんがあるのは日本もウィーンも同じですね。


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ここでお供え用の花を買うか迷いましたが、墓地でも買えると思い見送ります。
墓地は高台にあるようで、道は少しずつ上っていきます。


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やがて、グリンツィング墓地の入口が正面に見えてきます。saraiはマーラーの交響曲第9番で頭の中はうるうるです。


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トラムの停留所からグリンツィング墓地までのルートを国際マーラー協会のHPの地図で確認しておきましょう。


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いよいよマーラーのお墓に向かいます。


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ウィーンで音楽三昧:マーラーのお墓参りは交響曲第9番のアダージョで

2012年4月7日土曜日@ウィーン/4回目

グリンツィング墓地Grinzinger Friedhofの入口の前までやってきます。


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入口を入ると、左手に花が並べられて販売されています。が、どうもsaraiの感性に合う花がありません。先ほどの花屋さんで買ってくればよかったと悔やみます。残念ですが、花はパスすることにします。


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墓地の中は整然とお墓が並んでいます。もちろん、マーラーのお墓への案内板などはありません。


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事前に印刷しておいた国際マーラー協会の案内図に従ってお墓を探すと、すぐに見つかります。周りの豪華な墓石に比べると一見地味そうに見えますが、ヨーゼフ・ホフマンのデザインした素晴らしい墓石です。ユーゲントシュティール様式の墓石なんて、そんじょそこらにあるものじゃありませんね。


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お墓の前で、saraiは一番大好きな交響曲第9番の第4楽章のアダージョを聴き始めます。30分近い長大で美しい音楽です。お墓の前でマーラー晩年の作品に聴き入りながら、静かな感動にふけります。


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ようやく気を取り直したsaraiは、お墓の上に小石を乗せようとしますが悲しいことに届きません。バリトン歌手のハンプソンは簡単に乗せていたのにね。


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それでも、軽く放り投げて乗せることができ、満足というかホッとします。お墓の上には小石が一杯のっています。これでマーラーへの手向けになったでしょうか。


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近くには妻アルマと彼女の娘マノン・グロピウス(マーラーが死んだ後に再婚したドイツの大建築家グロピウスとの間にできた娘)のお墓もあるので、ここにもお参りです。マーラーのお墓の右後方に背中あわせにたっています。


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アルマと言えば、彼女を深く愛していた画家ココシュカの傑作《風の花嫁》のモデルにもなっている女性です。わざわざバーゼルまで足を運び、素晴らしい青い色彩に魅せられたことが思い出されます。できれば、もう一度見に行きたい作品です。アルマへの愛情、そして破局に触発されて生み出された名画中の名画です。アルマほど、大芸術家たちを惹きつけた女性もいないでしょう。
アルマの墓石は、黒くて墓碑銘が見にくいですね。


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お墓には美しいツル日々草の花が咲き誇っています。優しい色です。


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アルマの娘マノン・グロピウスについては、彼女の夭折を悼んで捧げられたベルクの名作ヴァイオリン協奏曲《ある天使の思い出のために》が忘れられません。ベルクはマノンをとても可愛がっていたそうです。彼自身もこの作品の完成後に亡くなり、この作品は遺作になりました。今回は準備不足でしたが、マノンのお墓の前で是非この曲を聴きたいところです。
マノンの墓石は花の間に置かれた3角形の白いものです。夭折した彼女に似合っています。


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マーラーのお墓の前に戻り、マーラーのお墓とアルマのお墓の両方を一緒に見てみようとします。残念ながら、マーラーのお墓からはアルマのお墓の裏側がほんの少し見えるだけです。一番右手の黒い墓石の後方に見えている黒い薄い石がアルマのお墓です。


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マーラーのお墓の上には青空が広がってきます。人間の生と死にこだわっていたマーラーの心情を考えながら、深い感慨を覚えます。


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マーラーのお墓に対峙しながら、静かに消えていく交響曲第9番のアダージョの響きに聴きいります。合掌・・・


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これでマーラーのお墓参りは終わりです。墓地内を散策しながら、帰りましょう。


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ウィーンで音楽三昧:マーラーの墓参りの後はカフェ・ハイナーでゆったり

2012年4月7日土曜日@ウィーン/5回目

マーラーの墓参りはとてもしみじみとしたものになりました。来てよかった!


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マーラーのお墓を離れ、最後にマーラーの妹Justineと彼女の夫アルノルド・ローズ(ウィーン国立歌劇場のコンサートマスターでした)と彼らの娘のアルマ・ローズ(彼女は1944年にアウシュヴィッツ収容所で食中毒かチフスでなくなったそうです)のお墓にもお参り。こんなところにも戦争の傷跡が残っているんですね。


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墓地の端まで行くと、この小高い丘からグリンツィングGrinzingの方が見渡せます。緑が多くて、綺麗な眺めです。


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墓地の中には小さな礼拝堂が建っています。小さくても美しいですね。


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こちらの礼拝堂は修復中です。この墓地はそんなに大きな墓地ではありませんが、よく整備されています。


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墓地を一巡りしました。そろそろ、おいとましましょう。
このグリンツィング墓地Grinzinger Friedhofには、土曜日のせいかそれなりにお参りの人が来ています。ただ、マーラーのお墓には我々がいた30分ほどの間(要するに交響曲第9番のアダージョを聴いている間)に、誰ひとり訪れる人はいませんでした。またウィーンに来る際には、このお墓に足を運びましょう。

墓地から坂道を下り、グリンツィングの方に向かいます。気持ちよく散策できる通りです。


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坂道の右側は緑の木々豊かな公園です。犬も散歩中です。


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先道を下り終えるとグリンツィングの通り、シュトラサーガッセStraßergasseに出ます。右折して、トラム乗り場の方に向かいます。


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グリンツィングの38番のトラムの折り返し点まで歩いてきます。この辺りはホイリゲを訪れるためには来ますが、マーラーのお墓も近かったんですね。


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まだお昼前なので、劇場連盟のチケットセンターBundes Theater Kassenも開いているでしょう。土曜日はオープン時間が12時までなんです。大切なオペラのチケットを受取っておきましょう。ということで、トラムを乗り継いでウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoper近くのチケットセンターに向かいます。問題なく予約したチケットを引き取り、一安心です。


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これで、夕方にお友達のHさんに会ってコンサートに行くまではフリーです。お気に入りのカフェ・ハイナーCafe Konditorei L. Heinerでお茶してホテルに戻り、休憩しましょう。

ケルントナー通りKärntner Straßeをブラブラ歩きます。ZARAやFOREVER21のお店が目立ちます。H&Mの袋を持った人もいます。今どきですね。


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懐かしのカフェ・ハイナーもすぐに見えてきます。相変わらず可愛い店先です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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混んでいるかなと思いましたが、そこそこの混み具合で席はすぐに見つかります。


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ケーキと紅茶をお願いします。見慣れたジョンソン・ブラザースの食器で運ばれてきます。が、紅茶はガラスの器です。いつも通りに紅茶を2人分お願いしたはずなのですが・・・カップの時とポットの時とガラスのコップの時といろいろあります。どこか注文の仕方が違っているのでしょうね。まだまだです。
これがsaraiのチョコレートケーキと紅茶です。


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これが配偶者のシュトゥルーデルと紅茶です。


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もちろんケーキを2人でシェアして、2つの味を楽しみます。
お気に入りのカフェ・ハイナーで美味しいケーキをいただき、またまたウィーンに戻ってきたという幸せをたっぷりと感じながらゆっくり過ごします。
カフェ・ハイナーも、さりげなくイースターの飾り付けをしています。


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カフェ・ハイナーのテーブル席は2階にありますが、クレジットカードで精算する場合はウェートレスのおばさんと一緒に1階のレジに下りていくことになります。いやでもそこで美味しそうなケーキやチョコレートが目に付き、余計なものを買いそうになります。


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カフェ・ハイナーに満足して、シュテファンズプラッツStephansplatzからU1の地下鉄に乗ってホテルに戻り、休憩です。
マーラーのお墓参りとカフェ・ハイナー・・・ウィーンにまた戻ってきた満足感でいっぱいの時間を過ごしました。気持ちよく、お昼寝できそうです。


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ウィーンで音楽三昧:旅の2日目のしめくくりは楽友協会で

2012年4月7日土曜日@ウィーン/6回目

3時までホテルでゆっくり休憩した後、コンサート用の服装に着替えて、お友達のHさんと待ち合わせているカフェ・シュヴァルツェンベルクCafé Schwarzenbergに向かいます。ちょっと小雨模様ですが傘を使うほどでもないので、地下鉄からトラムに乗り換えて、ぎりぎり約束の時間にカフェ・シュヴァルツェンベルクに到着です。


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お店は随分混み合っていますが、Hさんが予約をしていてくれたので、さっと予約席に案内されます。カフェって予約するもんなんですね。日本の感覚と違います。


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メニューで注文の検討をしているとHさんが到着。相変わらず明るい雰囲気の人です。彼女にランチを食べたいと相談してみると、土日は定食メニューのランチはないことを教えられます。土日はアラカルトメニューで注文するんだそうです。saraiはウィーン風コンソメスープとシャンピニオンのオムレツ、配偶者はウィーン風の牛とパスタ入りのスープとサラダを注文。saraiはもちろん白ワインもいただきす。Hさんと話し込んでいるうちに、料理が届きます。

これがsaraiのスープとオムレツ。


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これが配偶者のスープとサラダ。サラダにはチキンフライも付いていて立派な一品です。


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これはパン。


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思いがけず、Hさんからハッピーイースターのプレゼントをいただきます。うさぎさんのスイスチョコレートです。小さなイースターエッグのチョコレートも付いています。


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この後、何を食べたか忘れるほど、話が盛り上がります。途中でメランジェもいただきます。


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あっという間にコンサート直前の時間になり、Hさんとお別れです。それぞれ別のコンサートなんです。明後日はウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperで同じバレエを見るので、またその前に一緒に食事する約束をして、名残惜しく別れます。
カフェ・シュヴァルツェンベルクを出ると目の前がインペリアルホテルHotel Imperial Wienです。その裏がウィーン楽友協会Gesellschaft der Musikfreunde in Wienになります。


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今夜のコンサートは、ウィーン楽友協会での《ウィーンの春》と銘打ったウィーン交響楽団の名曲ガラコンサートです。通常この類のコンサートは敬遠するんですが、指揮が大御所ジョルジュ・プレートルなのでスケジュールに入れました。しかし、1,2週間ほど前にEメールでプレートルがキャンセルした旨を知り、がっくり。代わりの指揮はドゥ・ビリーです。ドゥ・ビリー大好きのHさんは、逆にドゥ・ビリーだったら是非行きたかったと悔しがっていました。まあ、人それぞれです。チケット売り場で予約していたチケットを受取り楽友協会の中に入ると、saraiのネクタイを見た楽友協会の方が「ベリー・ナイス!」と声を掛けてくれました。saraiのネクタイは、前回購入した楽友協会のネクタイなんです。楽友協会の係の男性は全員このネクタイをしており、saraiも係と間違えられそうです。
楽友協会の天井を見上げると実に美しく輝いていました。


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グローサーザールのホールに入ると、今日はTVカメラがはいっています。オーストリア放送協会の中継があるようですね。


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このホールは本当に豪華な内装です。


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コンサートは実に楽しく、そして美しく、最後はアンコールのウィンナー・ワルツで盛り上がって、終了。このコンサートは、オーストリア放送協会がテレビカメラを7~8台も使って力のはいった撮影を行っていました。そのうち、日本でも放送されるかも知れませんね。

終演は9時半過ぎ。楽友協会を出ると、夜空を背景に楽友協会の建物が美しく輝いています。


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地下鉄で10時頃にホテルに戻り、今夜のコンサートのブログ記事を書き上げます。そのときの記事はここです。

明日の夜はウィーン国立歌劇場でワーグナーの大作オペラ《パルジファル》です。4時間の長時間大作で、2回の休憩を入れると5時間を超えるでしょう。明日はゆっくり英気を養って、オペラに臨みます。

旅の2日目(実質1日目)は上々の滑り出しです。


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プロフィール

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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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