紅葉の温泉三昧の旅に出かけます。このところ、コンサート通いだけで、旅から遠ざかっていますから、むずむずしてきたんです。
さて、どこに出かけましょう。紅葉が綺麗で温泉でほっこりできるところと言えば、群馬の温泉あたりが狙いどころ。そう言えば、圏央道はこの春に海老名から先の区間が完成し、関越道につながりました。開通当時は、富岡製糸工場の世界遺産登録とも重なり大渋滞だったようですが、その狂騒も少しは落ち着いたことでしょう。横浜から上州へはとっても行き易くなったようなので、体験してみます。一度は訪れたかった水上温泉方面に出かけることにしましょう。そろそろ山々も色付き初めているはずです。
久しぶりのお出かけで、saraiは早起きです(とはいえ、8時過ぎ)。
いつものリゾートマンション利用なので、食料などを愛車プリウスに積み込んで10時頃に出発です。
天気予報では晴れのはずなのですが、ちょっと雲が多めです。晴れてくることを期待しましょう。
東名の海老名JCTから圏央道に入りますが、ここで工事渋滞です。ま、仕方がないですね。この渋滞を抜けると、圏央道をスイスイと気持ち良いドライブを楽しみます。お~、高尾山ICがあります。高尾山はここから簡単に行けそうですね。超人気の観光地ですが、今のところ出かける予定なしです。順調に圏央道を走り抜けて、鶴ヶ島JCTから関越道に入れました。これは楽ですね。今後は軽井沢などへのお出かけもずい分楽になります。
心配していたお天気も回復し、青空が広がっています。関東平野の広さを実感しながらどんどん走っていくと、ようやく山々が見えてきました。赤城山でしょうか。
山間部をしばらく走ると、水上ICの出口に近づきます。横浜から3時間ほどです。ここまで家を出てからずっと高速道路を走りっぱなしでした。山々は美しく紅葉しています。素晴らしい眺めです。

水上ICで高速を降りて、国道291号線を走ります。水上温泉のちょっと山奥にある宝川温泉を目指します。
水上温泉を抜けていくと、すっかり紅葉した山が迫り、思わず歓喜の声が出ます。
国道291号線から分かれて県道63号線で宝川温泉に向かいます。道路は紅葉した山の中に入っていきます。赤や黄色、色とりどりに紅葉した木々の中のドライブは素晴らしいです。予想以上の素晴らしさです。

細い山道をどんどん山奥へ入っていきます。突然、ダム湖の藤原湖が現れます。美しい景色ですね。時々車とすれ違いますが、こんな山奥の温泉とはどんなものなのでしょう。我々2人だけということはないでしょうけどね。
藤原湖を過ぎると、とても美しい紅葉の渓谷が現れます。

渓谷にかかる赤い骨組の橋を渡ると、宝川温泉にすぐに到着。水上温泉から30分ほどです。あれあれ・・・駐車場には車がいっぱい駐車しています。観光バスも数台停まっています。大勢の人で大賑わいです。それにしてもここは紅葉が美しいです。

古びた立派な門がお出迎え。そして、その奥に、それは美しく紅葉した木々と渓流と露天風呂があります。宝川温泉の宝川山荘です。
まずは、お昼をいただきましょう。イワナの塩焼き定食と釜飯です。出来上がるまで、宿の周りを散策しましょう。本当に美しい紅葉です。久しぶりに見たような気がします。

ここは奥利根の最上流の渓流が流れています。

ぐるりと散策して、紅葉を堪能しました。宝川山荘に戻ると、また紅葉がお出迎えです。

紅葉を心行くまで楽しんで食堂に戻ると、食事が出てきます。
これがイワナの塩焼き定食。

これが釜飯定食。

渓流の紅葉を楽しみながら、食事をいただきます。食堂も大いに賑わっています。
さて、いよいよ温泉に入ってきましょう。日帰り入浴の料金は1人1500円です。渓流沿いに大きくて立派な露天風呂が3つも並んでいます。カメラは持ち込めないので、温泉のパンフレットから写真を借用します。

ここは何と混浴なんです。もちろん、女性はバスタオルを使用してよいとのこと。2人でのんびり楽しみましょう。まずは一番奥にある子宝の湯に入ります。渓流の音を聴きながら、美しい紅葉を眺めて露天風呂にじっくり浸かっていると、ほこほこと温もってきます。体の芯から温まってきますね。女性はバスタオルを巻いて、男性もちょっとタオルを当てて、露天風呂を渡り歩く様を眺めていると楽しいです。外人さんのカップルもいます。時代ですね。saraiと配偶者もタオルを使って、渓流を渡って次の露天風呂に移動します。摩訶の湯です。これもパンフレットから写真を借用。

最後に3つ目の般若の湯に入って、すべての露天風呂を制覇。
さて、山の夕暮れは早いです。暗くならないうちに、今日の宿に向かいましょう。先ほど渡った渓谷の赤い橋の上から紅葉を撮影。配偶者はそんなに綺麗じゃないと言いますが、どうしてなかなか美しい景色じゃありませんか。

途中の水上温泉の道の駅で、ワインのお供と夕食をゲットしていきます。

宿の部屋には、暖炉がありました(電気ですけど)。紅葉を楽しみ、温泉でほっこりした1日を祝して、ワインで乾杯。

山に来た・・・という気分で、夜は更けていきます。
おやすみなさい。明日は谷川岳に行ってみましょう。
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