旅の7日目です。
昨夜早く寝た配偶者は、まだsaraiがぐっすり眠っている頃にお目覚め。
枕元のサイドテーブルに可愛い小箱があったそうです。配偶者が何かな・・・と思って開けてみると、耳栓だったそうです。こんなサービスは初めてですね。昨夜はsaraiのかなりの轟音に配偶者は夜中に目覚めてしまったようですが、こんなものがあれば使えば良かったのにね。ま、こういうことはお互い様なので、お互い我慢しましょうね。
・・・というのがsaraiが起きるまでの配偶者の行動でした。
saraiは普通の時間に起床。早起きしていた配偶者とおはようのあいさつして、早速、この旅で唯一のホテルの朝食をいただきます。今回の旅のテーマは「カフェの朝食」ですから、基本的にホテルに朝食はつけていませんが、ここだけは例外です。地方の街ですからね。
朝食レストランはとても清潔です。既にかなりの宿泊者が朝食を食べています。

例によって、saraiはカプチーノ、配偶者はホットチョコレートをお願いします。メニューはかなり充実しています。ソーセージやハムの種類の多さに驚きます。いろいろ試してみたくて、すべての種類を一切れずつ取り二人で味見です。よくぞこんなにいろんな種類が作れるもんですね。

美味しいです。暖かいものは朝食には作らず、パンとハムとソーセージとチーズのみだと聞きますが、これだけ種類があれば変化に富み楽しめるでしょうね。そういえば、市場でもソーセージを切り分けて購入してましたね。
テーブルには、燭台にちゃんとしたロウソクが立てられ灯がともされてます。プロテスタントの国だからでしょうか。
朝食後ホテルをチェックアウトし、荷物だけ預かってもらいます。ホテルを出ると、目の前には小さな公園があります。ヴィーランド広場Wielandplatzの公園の前に佇み、どこから周ろうかと思案します。

まずはホテルから近いリストの家に向かいます。朝のヴァイマールWeimarの通りは人通りも少ないです。それにしても、ドイツの街はどこに行っても、街が清潔なことには驚かされます。ドイツ人の国民性でしょうか。

通りには凄く立派な建物もありますが、何の建物なんでしょう。

大きな緑地に出ます。

このあたりにバウハウスBauhaus創立の建物があるので、外観だけでも見て行きましょう。しかし、バウハウスへの曲がり角で道が分からなくなります。家の壁にある住所表示を見るとバウハウス大学Bauhaus-Universitätと書かれているので、大きな間違いはなさそうです。

緑地の前は綺麗な公園になっています。この公園で地図をよく検討してみます。

すると、何と目の前の緑地はゲーテとシラーの棺がある大公家の墓所Fürstengruftではありませんか。もっと遠いところだと思っていました。これは行かなくてはいけません。

ヴァイマールで一番の有名人はおそらく、ゲーテでしょう。その盟友はシラー。その2人の墓参りからヴァイマール巡りを始めるのは具合がいいですね。その後で、2人がそれぞれ後半生を過ごし亡くなった家で、ヴァイマール巡りを締めくくるのもいいかも知れません。
大公家の墓所の入口には、歴史的な墓地Historischer Friedhofの見取り図があります。

広々とした緑地、それは墓石が並ぶ墓地なんです。近くに寄って見ると確かにお墓があります。

この緑地の中央をまっすぐ貫く道を通り、正面に見えている建物に向かいます。この建物は霊廟です。そこにゲーテとシラーの棺がある筈です。

霊廟に向かってどんどん歩いていきます。
ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。

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