旧ナショナル・ギャラリーAlte Nationalgalerieでの絵画鑑賞を終え、博物館島Museumsinselを離れます。シュプレー川Spreeは相変わらず、遊覧船が行き交っています。

昨日の体力消耗に懲りたので、なるべく歩かないようなルートを考えて、シャルロッテンブルク宮殿Schloss Charlottenburgに向かうことにします。まずはSバーンのハッケシャー・マルクト駅Hackescher Marktから電車に乗ります。駅のプラットホームは美しい模様で飾られています。

次はアレクサンダー・プラッツ駅Alexanderplatz BahnhofからUバーン(地下鉄)の2号線U2に乗り継ぎます。駅のプラットホームに下りると、さすが、音楽の都です。ベルリン国立歌劇場の公演スケジュールが掲示してあり、じっと見入ってしまいます。

シャルロッテンブルク宮殿の地下鉄の最寄駅ゾフィー・シャルロッテ・プラッツSophie-Charlotte-Platzに到着し、地上に上がると、綺麗な緑の公園リーツェンゼーパルクLietzenseeparkがあります。

ここからは309番のバスを乗り継ぎます。

バスはまっすぐにシュロス通りSchloßstraßeを走り、ようやく、シャルロッテンブルク宮殿にたどり着きます。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

宮殿前の広い通り、シュパンダウアー・ダムSpandauer Dammを渡ると、宮殿の正面の広場に出ます。正面の建物は宮殿本棟(Altes Schloss)です。ベルリンで最も美しい宮殿だと言われています。
シャルロッテンブルク宮殿は初代プロイセン国王フリードリヒ1世が妃ゾフィー・シャルロッテの夏の離宮として建てさせたもので、彼女の名前に因んで、シャルロッテンブルク宮殿と呼ばれるようになりました。1695年から3期に分けて建てられ、現在の形になったのは1790年のことです。1943年、第2次世界大戦で破壊されましたが、その後、再建されて、現在の姿で公開されるようになりました。

宮殿前広場の中央には大選帝侯フリードリヒ1世の騎馬像が堂々たる姿で立っています。

早速、入館します。折角ですから、チケットのほかに、写真撮影許可証も購入します。今回は堂々と写真撮り放題です。

いやはや、広大な宮殿です。もっともヨーロッパの宮殿はどれも広大ですから、これが特別っていうわけではありません。日本語のオーディオ・ガイド(入館チケットに含まれる)のご丁寧な解説付きで宮殿を1階から見学します。
最初に宮殿のジオラマがあり、それだけでも、宮殿の広大さが実感できます。

肖像画が所狭しと展示されている部屋です。部屋の内装もたいそう立派。

天井画もなかなかのものです。

次々と続く豪華な部屋をオーディオ・ガイドの解説を聞きながら、進んでいきます。

シャルロッテンブルク宮殿の見学はまだまだ始まったばかりです。
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