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ウィーンで音楽三昧:カフェ・ハイナーでもシャンパン付朝食セット

2012年4月17日火曜日@ウィーン/1回目

旅の12日目です。

昨夜、ベルリンBerlinからウィーンWienに戻ってきました。
昨夜は雨だったけど・・・今朝は晴れてます!
晴女として自他ともに任じている配偶者は納得の表情です。でも、気温はまだまだ低い。いい加減暖かくなって欲しいですね。天気の様子で決めようと思っていた今日の予定ですが、晴れているならとトゥルンTullnのエゴン・シーレ・ムゼウムEgon Schiele Museumに出かけることにします。saraiは行き方を再確認。電車の時間の都合で、カフェ・ハイナーCafe Konditorei L. Heinerでウィーンの朝食を頂いてからトゥルンに向かうことに決定。ならばと急いで身支度をして、さて出かけようという時にふと気になって、今日はエゴン・シーレ・ムゼウムはまさか休みでないよね~と配偶者に語りかけます。火曜日だから大丈夫だろうと言いながら調べてみると、なんと月曜日と火曜日がお休みです。危ない、危ない。出かける前に気付いて本当によかったです。

とりあえず、カフェ・ハイナーで朝食を食べながら、今日の予定を考えましょう。地下鉄でケルントナー通りKärntner Straßeのカフェ・ハイナー本店に向かいます。まだまだカフェ・ハイナーの店内は空いています。2階の窓際に座ります。さてさて、カフェ・ハイナーの朝食のメニューはどんなものでしょう。オ~、シャンパン付(プロセッコ付)がありますね~。ベルリンと比べてみるのもいいかなと、これをお願いします。まずはシャンパンと紅茶カップが運ばれてきます。とりあえず、乾杯です。いいですね~!


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続いて、ハムとチーズがたっぷりのお皿と、美味しそうなクロワッサンと花パンの入った籠が届きます。紅茶のポットも届きます。


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後は半熟のゆで卵も届き、なんとも充実した朝食セットです。


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オーソドックな朝食で驚きはありませんが、美味しいです。もちろん完食です。
ウィーンの朝食と言えばこの形が定番のようですね。が、ウィーンのカフェはこの後11時くらいからランチセットメニューが始まります。これがカフェによっていろいろ特徴があるようなので、明日からはランチセット狙いで、遅めの朝食を頂くことにしましょう。
何だかざわざわと賑やかになってきます。気が付くと店内はお客さんでいっぱいです。皆さん美味しそうにケーキを食べています。やはり、ケーキのカフェ・ハイナーですね。それでも、窓の外のケルントナー通りを眺めると、まだまだ通行人は少なく、オープンカフェも準備中です。


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朝食を食べながら検討した結果、今日はマリアヒルファー通りMariahilfer Straßeで雑貨屋さんでも覗いてみることにします。ショッピングを楽しむ地元っ子で賑わっているらしいのです。こんなにウィーンに来ているのに、そんなにショッピング好きではないので、マリアヒルファー通りに行くのは初めてです。
カフェ・ハイナーを出る際に店頭を見ると、朝食のサンプル(実物?)が置いてあります。これを見ていたら、朝食のオーダーの参考になったのにね。


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地下鉄で移動し、行き慣れたムゼウムシュクヴァルティアーMuseumsquartierで降ります。通りに出る前に地下を歩いていると、地下にある小さなショップが目に止まります。本屋さんですが、どうも廉価販売のショップのようです。CDも置いてあります。これは通り過ぎるわけにはいきませんね。


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縦積みされているCDセットの物色を始めます。既に持っているものが多いのですが、何か掘り出し物はないかと探します。


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スメタナのCD10枚セットをまあまあの価格でゲットして、物欲を満たします。
ようやく地上に上がると、見慣れたムゼウムシュクヴァルティアーの建物の横手です。


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マリアヒルファー通りはムゼウムシュクヴァルティアーに沿っている通りです。この辺りはさんざん歩いているのに、そんな賑わっている通りがあったかな?という感じです。


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通りからはムゼウムシュクヴァルティアーの建物の壁が見えていて、窓にはポスターが貼ってあります。


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ムゼウムシュクヴァルティアーの向かい側には石段を下る道があります。この通りラールガッセRahlgasseも前に覗いたことのある通りで、お馴染みの場所です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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では、本格的にマリアヒルファー通りを歩いてみましょう。


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ウィーンで音楽三昧:マリアヒルファー通りでショッピング

2012年4月17日火曜日@ウィーン/2回目

マリアヒルファー通りMariahilfer Straßeを歩いてみましょう。
地図で通りの場所を確認して、改めてその通りに一歩足を踏み入れると、あまりの賑やかさにビックリです。そんなに大きな通りではないのですが、両側にはお店がずっと先まで連なっていて、人の賑わう通りが続いています。


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カラフルな雑貨が置いてあるLiBROというお店に入ってみます。


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色んなものが置いてあります。


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雑貨から、ちょっとした電器製品まで置いてあり、見ているだけでも楽しいです。


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残念ながら、このお店には特に買いたいものはありません。

次に案内書に書かれている雑貨屋のカレ(KARE)に入ってみます。


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バスやキッチン用品がいっぱい並んでいます。


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どんどん奥まで店が広がっていて、お店の間口の大きさからは考えられない品物の豊富さです。そして、ちょっと変わったセンスです。渋いです。と、配偶者の足が古ぶるしいカバンの前で止まります。物欲のない配偶者が、珍しく興味を見せたカバンです。saraiも気に入ります。二人の意見が一致したのですからお買い上げですね。配偶者が使ってもsaraiが使ってもよいでしょう。


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カラフルな小物も充実しています。


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家具なども、なかなか面白いセンスなのですが、これらは日本まで連れて帰るわけにはいきませんね。

すぐ向かいに、大型家具店のライナーLeinerがあります。


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ショーウィンドウを眺めると面白そうなので、中に入ってみましょう。


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ここはデカいですよ。なんと6階まであります。1階のフロアも広々としています。


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まずはエレベーターで6階まで上がって、そこから各フロアを見ながら降りてきましょう。上がってビックリ、レストランまであり良い匂いも漂っています。広いフロアーには、なんともお洒落なバスや洗面台が並んでいます。サウナもあります。トイレ用品もいろいろ揃っています。文化の違いを感じますね。日本のバスや洗面台のどれも変わり映えのしないのに比べると、ここで見ているだけでもうっとりします。高級品なのかも知れませんが、デザインのオシャレさに驚きます。でも、でも!です。昨秋配偶者が力を入れて我が家を改装した折り、納得の選択をした洗面台がこのお店の商品にお洒落さで負けていないことで、配偶者は満足そうです。
お国柄でしょうか、バーベキュー用品も品揃いが豊富です。


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このお店には小物も充実していて、ハンガーだけでもこんなにたくさん、美しく並べられています。


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子供用の学習デスクも可愛いデザインですね。


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家具を買うわけにはいきませんが、見ているだけで飽きません。きりがないので、このあたりでこの大型家具店を出ます。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。


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まだまだ、マリアヒルファー通りのぶらぶら歩きは続きます。


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ウィーンで音楽三昧:マリアヒルファー通りにもあったパサージュ

2012年4月17日火曜日@ウィーン/3回目

マリアヒルファー通りMariahilfer Straßeのショッピングを続けます。


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さらにすぐ近くにドイツの雑貨チェーンのバトラーButlers GmbH & Co.があります。ここものぞいてみましょう。


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カラフルな食器などがいっぱい並んでいます。なんだか楽しくなりますね。


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そのまた横は、インテリオInterioというお店です。名前からしてやはり雑貨屋さんでしょうね。ちょっと入ってみると、ずっと奥まで続いていてかなり大きなお店です。と、配偶者の目に止まったのはバス用品。シャンプーやリンスなどを詰替える容器です。日本では見たことがないようなカラフルなものやお洒落な形のものが並んでいます。これはゲットするしかないですね。素敵な色合いのものを3色とそれらを乗せるトレイをお買い上げです。


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珍しくお買いものモードに突入した配偶者ですが、そろそろこのあたりで終了にしましょうね。買い過ぎると持って帰るのが大変ですよ。
ここからはウィーン西駅Wien Westbahnhofももう近くにあります。お気に入りのお持ち帰り寿司を買って帰りましょう。地下鉄2駅分の距離があるので、地下鉄で移動しようとぶらぶら駅を探して歩きます。


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歩いていると、細い路地を発見。お~、ウィーンにもパサージュ(建物の中を通り抜けている道)があるんですね。


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中に入ると、ガラス天井ならぬ青空天井の中庭になっています。パリやベルリン流のパサージュではなくて、通り抜け道の商店街のようです。ライムントホーフRaimundhofという商店街です。


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ちょっと歩いてみましょう。それなりに立派なお店が軒を連ねています。


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何やら、ちょっとけばけばしい装飾の通路があります。


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これはカフェなんですね。ちょっと趣味が悪そう・・・


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この先は、建物の中のトンネルのような通路が続いています。


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通路の中には、可愛いお店や食べ物屋さんやカフェが並んでいます。おしゃれと言えば、おしゃれな空間です。
その先は階段を下りながら、どんどん下って先に続いています。


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ここを抜けるとナッシュマルクトNashmarktでしょうか。ゆっくり探検するのはまた次の機会にしましょう。そろそろホテルに帰って休養して、夜のオペラに備えないといけません。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。


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また、マリアヒルファー通りに戻ります。


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ウィーンで音楽三昧:昼寝して、お寿司を食べて、国立歌劇場のオペラへ

2012年4月17日火曜日@ウィーン/4回目

ライムントホーフRaimundhofのパサージュの探検は途中で切り上げて、パサージュの入口を入ったところにある中庭に戻ってきます。また、マリアヒルファー通りMariahilfer Straßeに戻りましょう。


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マリアヒルファー通りを歩いていると、歩道の上に何かあります。のぞき込むと、有名人の手型・足型のプレートのようです。このプレートは、北京オリンピックの柔道で銀メダルを獲得したルートヴィヒ・パイシャー(Ludwig Paischer)の手型・足型です。彼はモデルの仕事もしている美男子でオーストリアでは有名人のようです。saraiは知りませんけど・・・。


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この他にもたくさんのプレートがあります。
地下鉄の駅を探して、通りを歩きます。この通りはショッピングストリートなので、全世界に展開している有名ショップが並んでいます。お馴染みのZARAの大きな店舗もあります。


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H&Mもあります。ベルリンでも、よく見かけました。


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ショッピングストリートを歩いていると、突如、バロック様式の教会が現れます。新旧入り乱れているのもウィーンのひとつの顔ですね。これはマリアヒルファー教会Mariahilfer Kircheです。


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教会前に建っているのはハイドン像です。マリアヒルファー教会はハイドンゆかりの教会だそうです。思いがけないところで、有名音楽家に出会えるのもウィーンですね。


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ともあれ、地下鉄の駅を探してマリアヒルファー通りを歩きます。


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ようやく、地下鉄の駅ノイバウガッセNeubaugasseに下りるエレベーター乗り場を発見。


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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。


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地下鉄3号線U3に乗って、ウィーン西駅Wien Westbahnhofに着きます。ここへ来た目的はお寿司をゲットすることです。ここのお寿司はなかなか美味しいんです。


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駅のコンコースにやってきます。もちろん花屋さんがあります。駅には必ず花屋さんがあるのがヨーロッパです。


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コンコースの2階にお寿司屋さんが見えます。さあ、行きましょう。


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お寿司屋さん(というかアジア系の惣菜・弁当のお店)のMr.Leeでお寿司をゲットし、ホテルに戻ります。

お昼寝をして元気回復、お寿司で腹ごしらえをして、今晩のオペラに出かけます。
今夜のウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperでは、オペラ友達のSteppkeさんとご一緒の予定です。Steppkeさんの方が見つけてやって来てくれ、半年ぶりの再会となります。お互い日本に住んでいるのに、お会いするのはウィーンという変なお友達です。
幕間におしゃべりをしながら、オペラを楽しみます。

オペラはマスネの《ウェルテル》です。原作はゲーテの《若きウェルテルの悩み》。美しく哀しい音楽が全編流れ、第3幕、第4幕では主人公たちの悲しい運命にほろっとなります。このオペラの《ウェルテル》の感想については、既にここにアップ済みです。来年の4月には、このウィーン国立歌劇場でガランチャの歌う《ウェルテル》を聴く予定で、とても楽しみです。

アフターオペラで、Steppkeさんとウィーン国立歌劇場併設のカフェ・オパーCafe Operでの楽しいおしゃべりは、閉店まで続きます。それでも話はつきませんが、明日もまた御一緒するので、しばしのお別れです。結局、Steppkeさんにお食事をご馳走になってしまいます。ありがとうございました!

ホテルに戻ると、珍しくsaraiの方が疲れ切ってバタンキュウ。配偶者が代役として、せっせとブログを書いてくれます。saraiはグーグー気持ちよく寝ていましたが、頃合いで起き出してブログを書き上げます。

明日もウィーン国立歌劇場でオペラです。今回の旅の第1の目的であるガランチャがオクタヴィアンを歌う《薔薇の騎士》です。楽しみです。
その前に明日はホテルを引越しします。明日からは贅沢に5つ星のホテルです。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
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ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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