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ウィーンで音楽三昧:春爛漫の中、トゥルンへ

2012年4月19日木曜日@ウィーン/1回目

旅の14日目です。

今日も見事に晴れています。ウィーンWienもいよいよ春爛漫ですね。
では、今日こそ、一昨日に行きそびれた郊外のトゥルンTullnのエゴン・シーレ・ムゼウムEgon Schiele Museumに出かけましょう。きっと気持ちの良いお出かけになることでしょう。ちゃっちゃと身支度をして出かけます。シュヴェーデンプラッツSchwedenplatzで乗り換えです。青空が素敵ですね。


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街角も明るい日差しで気持ちがいいです。


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地下鉄を乗り継いで、シュピッテラウ駅Spittelau Bahnhofに到着です。シュピッテラウには有名なゴミ焼却場があります。フンデルトヴァッサーがデザインしたシュピッテラウ焼却場Müllverbrennungsanlage Spittelauです。


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本当に派手な色合いですね。


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シュピッテラウ駅から先に進むためには鉄道チケットが必要です。市内の公共交通機関1週間乗り放題のチケットは持っていますが、トゥルンは郊外になるので切符を追加購入しなくてはいけないんです。窓口を探すのにちょっと迷いますが、無事に3ゾーンのチケットを購入。帰りの分も一緒に購入します。


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朝食のサンドイッチと甘いパンも購入です。
プラットホームに下ります。電車はまだです。


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電車の予定表示板を見ると、予定している電車の前に10時32分発の急行(REX)があることを発見。これは思ったより早く行けそうです。


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もうすぐ電車が来そうです。みなさん、思い思いに電車を待っています。乗客は少ないようです。


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時間通りに電車が到着し、乗り込むなり、先程買い込んだ食料を広げて朝食です。リンゴはもちろん、配偶者がホテルでいただいてきたものです。


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しばらくドナウ運河Donaukanal沿いに走ります。


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クルーズ船乗り場もあります。


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左は、ウィーンの森の北の外れです。


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そして。郊外の素敵なお家を眺めていると、 ハイリゲンシュタット駅Heiligenstadt Bfに到着。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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電車は順調に長閑な風景の中、トゥルンに向かってひた走ります。


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ウィーンで音楽三昧:トゥルン駅で配偶者が大トラブル! それでも、興味深いお店に遭遇して、saraiは上機嫌??

2012年4月19日木曜日@ウィーン/2回目

電車はトゥルンTullnへ向かって、住宅地の間を走ります。広い庭には滑り台まであります。豪邸ですね。羨ましい!


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また、ドナウDonauの岸辺が見えてきます。それにしても、とてもよい天気です。


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しばらくすると広大な農地が広がります。


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saraiの予定ではそろそろ到着のはずですが、電車は快走しています。ちょうど車掌さんの検札があるのでチケットを見せると、次の駅がトゥルンだよと教えてくれます。トゥルン駅から先は鉄道が工事中なので、昼間はバスが代行運転しています。実は、そのバスの時間が迫っているのです。1時間に1本なんです。まわりの風景からはもう少し、かかりそうです。


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ようやくトゥルン駅に着きます。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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さあ、ダッシュします! 知らない駅でバス乗り場を探すのは大変です。バスターミナルに着き、代行バスの乗り場を求めてあちこち走り回っていると、配偶者が見事に転んでしまいます。ア~、くじいちゃった・・・。冗談抜きで配偶者が右足を捻挫してしまった様子。我慢強い配偶者は何とかよちよちと歩けるようなのでホッとしながら、ともかく素早く立ち上がってもらって、それと思われるバスに突進です。発車寸前に飛び乗ります。膝を擦りむきストッキングは破け、右くるぶし辺りを捻ったようですが、歩けないことはなさそうです。(この日の午後にホテルに戻った後、渡欧直前に両足を捻挫したsaraiが持参していた湿布と足首固定バンドで治療しました。治療できる道具があったのが不幸中の幸いですね。)

バスは5分程でトゥルンの中心街に近いトゥルン・シュタット駅Tulln Stadt Bahnhof(鉄道が工事中でなければ電車で来れた駅)近くのバス停フランツ・ヨーゼフ・シュトラーセTulln Franz-Josefstraßeに到着です。ここからはエゴン・シーレ・ムゼウムEgon Schiele Museumまではすぐです。トゥルンはなかなか可愛い街です。


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方向を見定めて、街の通りをきょろきょろしながらゆっくりと歩きます。配偶者は軽い捻挫をしていますからね。


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中心街をブラブラ歩きしていたsaraiの足がピタリと止まり、一軒のお店に目が釘付け。むむっ、これは・・・


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saraiがお店のショーウィンドウをじっと覗きこみます。


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すると、お店の中からも男性がこちらも見て合図をしています。中に入ってこいということのようです。彼が店主のようです。入口に回ると、その店主の男性が入口でお出迎え。このお店にはsaraiが食指をそそりそうなオーディオ機器がズラリと並べられていたんです。彼の案内で店の中を見て回ります。ここにはオーディオ機器ばかりでなく、クラシックのLPレコード(もちろんヴィンテージもの、つまり中古です)が大量にストックされています。手前には、カラヤンの楽劇《パルジファル》の名盤が見えています。


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彼によるとヨーロッパ最大のコレクションだと自慢しています。実際、その品揃えはざっと見ただけでも相当なものです。


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これからエゴン・シーレ・ムゼウムに行く予定だと彼に告げると、「まずはエゴン・シーレ・ムゼウムに行ってゆっくり見物してから店に戻って来てよ」という店主のアドバイス。ということで、エゴン・シーレ・ムゼウムに向かいます。店先には可愛い置物のコレクションも飾ってあります。懐かしいビクターの犬(His master's voice)もいますね。


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配偶者は足を引きずっています。痛々しい!

すぐに街の真ん中の広場、ラートハウスプラッツRathaustplatzに出ます。小奇麗な広場です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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地図を片手にエゴン・シーレ・ムゼウムにゆっくり進みます。


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ウィーンで音楽三昧:トゥルンのエゴン・シーレ・ムゼウムに到着

2012年4月19日木曜日@ウィーン/3回目

トゥルンTullnで見つけたレコード店をいったん出て、トゥルンの中心街を通ってエゴン・シーレ・ムゼウムEgon Schiele Museumに向かいます。


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商店街が続きます。


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すぐに通りの角に立っているエゴン・シーレ・ムゼウムへの案内板が見つかります。


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角を曲がると、小さな通りの先にドナウ川Donauが見えてきます。


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小さな街なので、ここまで5分程歩いただけです。配偶者が足を挫いているので、近くて幸いです。
通りを抜けると、そこはもうエゴン・シーレ・ムゼウムの敷地の横です。エゴン・シーレ・ムゼウムはドナウ河畔に建っています。


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エゴン・シーレ・ムゼウムに歩み寄ります。


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エゴン・シーレの像が立っています。シーレはいつもの世をすねたような気取った表情です。


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エゴン・シーレ・ムゼウムの入口の門です。


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門の鉄柵はEGON SCHIELE 1890 1918とデザインされています。1890年は生年、1918年は没年です。


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門を入って、建物の入口からエゴン・シーレ・ムゼウムに入館します。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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まずはチケットを購入。2人で10ユーロです。


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英文併記の館内案内パンフレットもゲット。16ページの詳しいもので、シーレの生涯についての記述もあります。


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もう一つ、ドイツ語の簡単なパンフレットもあります。こちらはカラー写真が綺麗です。下の絵は、1905年に描かれたシーレ15歳の作品《枝の上の鳥》です。シーレの後の傑作群がまだ予見できませんね。


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パンフレットのもう一つのページです。真ん中の写真は16歳のシーレです。手にはパレットを持っています。下の絵は17歳の時に描いた姉メラニーの肖像画です。24歳のときの彼の言葉「芸術家はほかの誰よりも《人間》であらねばならない。また、生よりも死を愛さねばならない。」が紹介されています。


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早速、館内を見て歩きましょう。


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ウィーンで音楽三昧:トゥルンのエゴン・シーレ・ムゼウム、そして、ドナウ河畔でゆったり

2012年4月19日木曜日@ウィーン/4回目

エゴン・シーレ・ムゼウムEgon Schiele Museumの館内を見て回ります。
エゴン・シーレ・ムゼウムはこじんまりとしたものです。1階と2階に、シーレの作品が少しだけ並べられています。シーレの生誕の地でシーレの作品を見ることに意義がありますね。ここは元は刑務所の建物だったようです。独房も残されています。シーレが無実の未成年誘惑容疑で24日間収監されたのはこんな独房だったのでしょう。内部は写真撮影禁止なので、内部を写真でご紹介ができないのが残念です。唯一、2階の窓から前庭の写真を撮りました。


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帰りに、ここにある作品の絵葉書でも記念に買っていこうと思いますが、そんなものはなさそうです。ただ、このムゼウムを紹介するポスターにシーレの《ひまわり》(ここの展示物)が使われています。これは欲しいなあと2人で眺めていると、受付の女性が奥からポスターを出してきて、丸め始めます。そうですね、頂きましょう。いくらですかと聞くと、無料であげるわっていうことです。ダンケ・シェーン!大切にします。(現在、saraiのオーディオルームの壁を飾っています。saraiの宝物です。)


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ポスターを頂いて、ルンルンで建物を出ます。


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ドナウ川の岸には、ウィーンからのクルーズ船が着くようです。意外にトゥルンTullnの表玄関はこちらなのかもね。


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ドナウ川の水縁に下りてみます。川面は波一つなく、静かです。


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下りてきた土手の方を見上げます。土手の上は公園になっています。


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その土手の上の公園に戻ります。木々は若葉が付き始めたところです。


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気持ちのよい4月の上天気なので、しばらくドナウ河畔で寛いでいきましょう。ちょうど、ずらっと椅子が並んでいます。これに腰掛けてゆったりします。


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土日には、この船着き場からプチトランも走るようです。もちろん、このエゴン・シーレ・ムゼウムもコースの目玉のようです。


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ドナウ川には、鉄橋もかかっています。ぼーっと眺めていると、その鉄橋を電車が渡っていきます。


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そろそろ腰を上げて街の中心に戻りましょう。最後にエゴン・シーレ・ムゼウムの全景に目をやります。こじんまりした、いい博物館でした。


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また、商店街の通りに入ります。


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街の中心の広場ラートハウスプラッツRathaustplatzに戻ってきます。


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さて、saraiのお楽しみのお店に戻りましょう。


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ウィーンで音楽三昧:LPの名盤をゲット・・・そして、トゥルン駅の駅舎でシーレの生まれた部屋を拝見できるかな??

2012年4月19日木曜日@ウィーン/5回目

エゴン・シーレ・ムゼウムEgon Schiele MuseumからトゥルンTullnの街の中心の広場ラートハウスプラッツRathaustplatzに戻ってきました。saraiのお楽しみのお店(ヴィンテージLPレコード・ショップ)はすぐ近くです。配偶者はこの街の中心の噴水の前で一服。のんびり歩いて行くということで、saraiは先にお店に向かいます。


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お店に近づくと、先ほどの男性店主が女性スタッフと一緒に店の前に出ています。彼はsaraiが来るのを見て、手を振ります。彼のところに歩み寄って、「これからランチタイムですか?」と聞くと、「いや、いいんだよ」ということで、既に閉じられていた店の鍵を開けて店の中に入れてくれます。客はsarai1人です。店中を自由に見せてもらいます。これは1階のフロアです。正面の棚は交響曲だけの棚です。奥にはピアノ、オペラ、室内楽などの棚が所狭しと並んでいます。アーティスト別に整理した棚もあります。


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特に大事なコレクションのある2階も自由に見てくれとのこと。お宝もありそうです。


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とはいえ、この膨大なコレクションを全部見るためには丸1日はかかりそうです。御主人のご自慢の2階のコレクションや1階の棚を行ったり来たりしますが、到底、欲しいものを探し出すのは無理ですね。。

レアなものを数枚セレクトして、店を後にします。ゲットしたのは、アドルフ・ブッシュ・カルテットのベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲集、カール・シューリヒト指揮ウィーン・フィルのブルックナーの交響曲第9番というところです。アラウのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集にも食指が動きましたが、高いし、重いので断念しました。(帰国後、アドルフ・ブッシュ・カルテットのLPを聴きましたが、演奏も素晴らしく、盤の状態もよいものでした。これについては既にここに書きました。)

店の男性店主からは「大量に購入して、日本に送るんじゃなかったのかい?」と言われましたが、短い時間でセレクトするのは難しいと言って、ネットのアドレスだけ教えてもらいました。お店の名前はBlue Danube Recordsです。
また、機会があれば寄ってみましょう。

いつの間にか配偶者も店にやってきて、お店の中の椅子に座ってsaraiを待っていました。
一緒にトゥルン駅Tulln Bahnhofに戻ります。バスは来たときとはルートが違って、ぐるりとトゥルンTullnの街を一周して駅に向かうようです。ま、街も見物していきましょう。と、突然パラ~と雨が降ってきます。お天気雨です。良かった、濡れなくて。バス停はこんな感じでちゃんと屋根があります。こんな突然の雨が多いのかもしれません。


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洗濯物を干している女性も見かけますが、全く雨のことは気にしていないようです。


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バスは大回りして、一向に駅に着きそうにもありません。仕方ありませんね。雨はすぐに止みます。


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ようやくバスはトゥルン駅に着きます。20分程もかかりました。トゥルン駅の駅舎は綺麗な色で塗装されています。


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このトゥルン駅の駅舎の2階でエゴン・シーレは生まれたんです。駅にもそのことが書かれています。トゥルンの観光はシーレがらみだけのようですね。


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これがその案内板です。


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シーレの生まれた部屋はこっちの方かなと歩いて行くと、大きなドアが閉まっています。よく分からないので、駅の待合室で掲示を見たりしながら調べますが、何も説明がありません。


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もう一度先程の大きなドアに戻って、意を決してそっと開けると、2階への階段があります。上がってみましょう。


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2階の廊下沿いにドアはいくつかありますが、さてどこでしょうかねえ。


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と、奥の方に人がいます。オーストリア国鉄の職員のようです。シーレの生まれた部屋はどこかと聞くと案内してくれますが、ドアの前でお終い。それ以上は公開していないとのことです。


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ま、何が見たいというわけではないので、これで終わりにしましょう。オーストリア国鉄の方のご厚意に感謝です。
廊下にはシーレのポスターは貼ってあります。


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写真も貼ってありますが、シーレとは関係ない鉄道関係の古い写真です。


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これが2階の見取り図です。左側がオーストリア国鉄の事務室で、右端の2部屋がシーレの記念室です。


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これでシーレゆかりの地はほぼ回ったことになります。今や、saraiにとって、シーレはクリムト以上の存在になりつつあります。
これからウィーンの街に戻ります。


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ウィーンで音楽三昧:トゥルンからウィーンの街に帰還

2012年4月19日木曜日@ウィーン/6回目

トゥルン駅Tulln Bahnhofの駅舎でシーレの生まれた部屋は見ることができませんでしたが、ドアの前には立てたのでよしとしましょう。
一段落したところで、配偶者はちょっとおトイレに・・・有料でした。50セントです。相場ですね。
電車の発車までまだ少し時間があるので、駅舎の外に出てみます。着いたときにばたばたして、配偶者が転倒してしまったバスターミナルです。停車しているポストバスが多分代行バスでしょう。


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発車時刻が迫ってきたので、入線していた電車に乗り込みます。2階建て車両の2階はがらがらです。


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車窓からはトゥルン駅のプラットホームが見えています。


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また突然の雨が降ってきます。お天気雨です。


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この乗車した電車は上手い具合に急行だったので、停車駅も少なく順調に走ります。やがて、ウィーンの森の中を過ぎていきます。


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沿線に大きな教会が見えてきます。どこの街でしょうか。ウィーンとトゥルンの中間あたりを走っているところです。


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このあたりの住宅街は立派な建物が並んでいます。

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ドナウ運河Donaukanal沿いに出ます。ウィーンの街はすぐです。


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ハイリゲンシュタット駅Heiligenstadt Bahnhofに到着です。


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あっという間にウィーンに着きます。が、ウィーンはビショビショ。雨が降ったようですね。既に雨は上がっているので助かります。でも暖かい雨で、気温は下がっていません。やはり春ですね。

地下鉄に乗り換えて、最寄駅シュトゥーベントーアStubentorに到着。遅めのランチをいただきます。トゥルンTullnでは、saraiがレコード・ショップで時間を取り過ぎて、ランチを食べ損ねました。シュトゥーベントーアで、角にあるカフェ・プリュッケルCafé Prückelに入ります。


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カフェ・プリュッケルのランチをこれからいただきましょう。


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ウィーンで音楽三昧:ランチを食べ、ホテルで休息し、いざ、楽友協会へ

2012年4月19日木曜日@ウィーン/7回目

トゥルンTullnからウィーンWienの街に戻り、遅いランチをいただくために、シュトゥーベントーアStubentorのカフェ・プリュッケルCafé Prückelに入ります。
中に入ると、煙草の匂いがします。喫煙スペースが広いようですね。


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禁煙席の表示があります。

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禁煙席はお店の奥にあります。


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禁煙席は喫煙席の半分ほどです。もちろん、禁煙席に座ります。白を基調にした明るい装飾です。


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さて、ランチメニューはあるでしょうか。今日のメニューにはありますが、ランチメニューは3時までと書かれています。


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もう4時ですが、聞いてみるとOKとのこと。シュパーゲルと書いてあったので、是非お願いしたかったのです。このお店は、ランチのセットメニューというより、今日の1品という感じですね。

まずは飲み物の紅茶が運ばれてきます。


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ランチのシュパーゲルです。たっぷりとポテトが添えられています。


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こちらもシュパーゲルですが、肉がメインです。


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このシュパーゲルのランチですが、saraiは今一つという判定を下しました。saraiには、どうしてもドイツのシュパーゲルの味が忘れられないのです。

お店を出て、並木の緑が雨に濡れて綺麗なリンク通りRingstraßeに出ます。


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ここで、saraiがウィーン・フィルの事務局にネクタイを買いに行きたいと配偶者に相談します。配偶者は捻挫しているので、そんなに歩くのは大変だし足手まといになるということで、ここから別行動することにします。めったに別行動することはないのでちょっと不安ですが、配偶者はちゃんと一人でホテルに帰ることが出来たようです。

saraiがウィーン・フィルの事務局に向かうと、その建物の前の舗道にはウィーン・フィルの銘板があります。


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しかしながら、ウィーン・フィルの事務局には無情にも営業時間は3時半までの張り紙が・・・。すごすごと帰るしかありません。


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雨上がりの舗道をとぼとぼとホテルに戻ります。


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saraiがホテルに帰還すると、配偶者はブログを書きながらお留守番をしていました。saraiは、そのままお昼寝です。何故か元気な配偶者は、黙々とブログを書き続けています。

さて、コンサートに出かけましょう。今日はウィーン楽友協会Wiener Musikvereinでヨルダン指揮ウィーン交響楽団の演奏会です。ピアノがツァハリスでブラームスのピアノ協奏曲第2番、それにストラヴィンスキーのバレエ音楽《火の鳥》です。いずれも音の響きの素晴らしい楽友協会のホールで、今まで聴いたことのないような音響の洪水にのみこまれ、音楽の素晴らしさを実感します。ウィーン交響楽団はウィーンではウィーン・フィルに次ぐ2番手のオーケストラですが、とてもレベルの高いオーケストラです。詳しい感想はここにアップ済みです。

明日もこの楽友協会で目玉のティーレマン指揮ウィーン・フィルでシューマン三昧です。それは次の土曜日の公演まで連続します。まったく同じ公演を2回聴きます。お友達のHさんも同様です。Hさんの影響を受けつつあります・・・。

コンサート後、早めの10時にホテルに帰ってきました。折角ルームサービスのある立派なホテルなので、軽くスープでもお願いしましょう。一緒に付いてきたパンを食べ、立派な夜食になります。


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満足満足で、お風呂に入って、オヤスミナサイ。
今日の歩数は14,279歩でした。


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

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