fc2ブログ
 
  

ウィーンで音楽三昧:ウィーンで初のオフ会に参加

2012年4月21日土曜日@ウィーン/1回目

旅の16日目です。もう、ウィーンWienも明日までです。明日の午後には帰国の途につきます。なんだか寂しい気持ちですが、やはり少々疲れました。そろそろ帰り時でしょう。
今日は、ウィーンのお友達のHさんを始め、日本から来ていて一緒になった仲間(実は昨夜とほとんど同じメンバー)と12時からオーストリア料理のレストランでワイワイやって、そのまま皆でウィーン楽友協会Wiener Musikvereinでのコンサートに行き、その後はフォルクスオーパーVolksoperでのオペレッタに行くというスケジュールです。

朝起きて、ホテルの部屋から緑のシュタットパルクStadtparkを眺めます。とても清々しいです。


7nMzYpvgvb102b.jpg



緑の木々の中に、今日も金色のヨハン・シュトラウス像が美しく輝いています。ウィーンに滞在している実感が湧きます。


wTQUiv_bjEa067.jpg



昼食会の前に、ちょっとしたお土産を買いにグランドホテルGrand Hotel Wienの地下のスーパーに出かけましょう。お天気はとてもよさそうです。トラムで1駅分なので歩いていきましょう。シュタットパルクの池から遠征してきたと思われる鴨のカップルが、のんびりと歩道をお散歩中です。


UqvekN1nZr592f.jpg



配偶者によると、その道中、saraiはとっても不機嫌そうに黙り込んでいたそうです。明日にはウィーンを離れるということでsaraiは落ち込んでいたんでしょうか。

グランドホテルの地下のスーパーはいつも利用しているスーパーなので、陳列の場所もよく分かっています。ちゃっちゃっとスープ類と塩を買います。saraiはどうしてもパルマ産のチーズか生ハムが気になり、陳列ケースの前をウロウロ・・・。本当にものすごい種類のチーズやハムが並んでいます。


oTZ2rwdwdSd3c3.jpg



チーズは好みのもの(パルミジャーノ・レッジャーノ)が見つかりませんが、生ハムはそれなりに気に入ったものがあります。パルマ産のクラテッロ(高級生ハム)があったんです。パックされているので持って帰れるでしょう。日本では考えられない安さなので、お買い上げです。

さあ、急いでホテルに戻り、着替えて昼食会の会場に出かけましょう。帰りは1駅ですが、トラムでホテルに戻ります。


TIppeUjlco4587.jpg



トラムの運転士も寒いようで、運転席の周りはしっかりとブロックされています。これで暖かいんでしょうか?


eP_F75MHLa0086.jpg



途中で曇ってきて意外に寒かったので、ホテルの部屋で下着をしっかり着込んでコンサート用の服装に着替えます。
が、ホテルを出ると・・・気持ちのよい青空で暖かい。結局、ウィーンの天候をつかみきれないままです。

ケルントナー通りKärntner Straßeから路地のヒューリッヒガッセFührichgasseに入ると、目的のオーストリア料理のレストラン・ヒューリッヒRestaurant Führichを発見。


cKHI7nHpKsfdd2.jpg



これがレストラン・ヒューリッヒの入口です。朱色が目立ちます。


HAFuTv4LKm9224.jpg



皆さん、ほとんど定刻に到着。全員集合です。ウィーンでの初めてのオフ会のランチ開始です。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ウィーンで音楽三昧:ウィーンのオフ会、そして、ティーレマン指揮ウィーン・フィルの《シューマン尽くし》

2012年4月21日土曜日@ウィーン/2回目

オーストリア料理のレストラン・ヒューリッヒRestaurant Führichで、ウィーン在住のHさんをはじめとした方々が集合して、ウィーン愛好会(そんなものは本当はありませんよ!)のオフ会です。

さて、何をいただきましょうか。昨日、観光案内書を見ていて、まだパラチンケンを食べたことがないなあと思っていました。これは甘いお菓子だと思っていたのですが、メイン料理としても注文できるというHさんのアドバイスで、配偶者はパラチンケンに決定。


7NEQw6i_fb362d.jpg



saraiは、豚の煮込み。


Bf0MQi0Eh0317f.jpg



ウィーンと音楽が好きな仲間同士ですから、話題が尽きることはありません。とても楽しい会食になります。デザートは、配偶者と2人でカイザーシュマーレン(これも食べたことがなかった)を食べます。もちろん、美味しいですよ。これで、定番のオーストリア料理はほぼ制覇したでしょう。


8zQXQ67mKcb06e.jpg



最後はやはりメランジェをいただきます。ウィーンですからね。


4CiJeu44B0fb59.jpg



会食の後は、全員でティーレマン指揮ウィーン・フィルの《シューマン尽くし》を、昨夜に引き続き楽友協会Wiener Musikvereinに聴きに行きます。本当に素晴らしいコンサートでした。昨夜以上の演奏に大感動です。このコンサートについては、ここ
に紹介しています。

コンサートが終わると2手に別れ、我々はフォルクスオーパーVolksoperに移動です。オペレッタ好きには聴き逃せない《チャルダッシュの女王》の公演があります。
ちょっと時間があるので、いったんホテルに戻り出直します。ホテルの真ん前がトラム乗り場ヴァイブルクガッセWeihburggasseです。トラムを待ちながら、ホテル(ラディソン・ブルー・ホテルRadisson BLU Palais Hotel)の全景を眺めます。


ZhBHs2WjgAa538.jpg



シュタットパルクStadtpark前の並木道は早春の緑が美しいです。歩道に立つ広告柱には、美術史美術館で開催中のクリムト展のポスターが張り出されています。


L5Z2Ve8lBta45e.jpg



30分ほどでフォルクスオーパーに到着。まだ、開演まで少し時間があるので、フォルクスオーパー前のカフェ・テアターパウゼCafe Theater Pause(Volksopern Café )に入ります。このカフェは幕間の休憩時間に観客がよく利用しているところですが、今まで入ったことがなかったので、一度は様子をみておきましょう。


4wmIHCHq1v50dd.jpg



カフェで一休みして、ウィーンで最後の音楽会です。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ウィーンで音楽三昧:ウィーン最後の夜はフォルクスオーパーでネメットさん記念の《チャルダッシュの女王》

2012年4月21日土曜日@ウィーン/3回目

フォルクスオーパーVolksoperの開演前、劇場前のカフェ・テアターパウゼCafe Theater Pause(Volksopern Café )でお茶しましょう。今日の聴衆で店内は一杯です。


hbEgzyl6o714ca.jpg



このようにお茶しながら、余裕で開演を待つのもいいですね。華やぎが感じられます。


nVP_81DWtJ7568.jpg



本来はコーヒーだけ飲めばいいところですが、ウィーン最後の夜ですから、ザッハートルテをいただくことにします。


I3CjU5Acgi66a3.jpg



それともちろん、メランジェです。


GZMbAsWgaI4b75.jpg



やがて開場となり、フォルクスオーパーに入場。

今宵は、オペレッタ好きには聴き逃せない《チャルダッシュの女王》の公演です。ネメットさんの70歳記念と彼のフォルクスオーパー出演30周年記念のオペレッタで、彼の最後になるかも知れないフェリ・バチです。それを記念するポスターが張り出されています。


YDl8JHcjT83cdd.jpg



こちらは、ネメットさんの1982年からのフォルクスオーパー出演の歴史を振り返ったものです。《チャルダッシュの女王》のフェリ・バチ役は、何と261回にもなるそうです。まさに当たり役ですね。


23kcet68dl488f.jpg



ネメットさんの最後になるかもしれないフェリ・バチ役の《チャルダッシュの女王》はとても素晴らしいものでした。熱いものが胸にこみ上げました。日本語でヨイ・ママンを歌ってくれるのは彼で最後になるでしょう。
このオペレッタについては、ここ
に紹介しています。

オペレッタの後は、フォルクスオーパー近くのカフェ・ワイマールCafé Restaurant Weimarで最後の夜を、Feriさん、Steppekeさん、Hさん(シュターツオーパーから駆けつけてくれました)と楽しく語り合いました。
夜食には、ウィーナー・シュニッツェルをいただきます。


bRRUqb_19H3d96.jpg



そして、シュパーゲルのスープもいただきましょう。


Wx8bJI4EzZ2895.jpg



楽しい会話にウィーンを去るのが名残り惜しいです。閉店ぎりぎりまで楽しんだ後は、Hさんにホテルまで送ってもらってしまいました。甘えっぱなしで、本当にお世話になってしまいました。

明日は聖シュテファン大聖堂での日曜ミサでモーツァルトのK.192のミサ曲を聴いて、急いで空港に向かいます。
ウィーンの音楽三昧はとても素晴らしいものばかりでした。

今日の歩数は音楽三昧で少なくなり、6,597歩でした。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR