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ウィーンで音楽三昧:ウィーン最後の朝

2012年4月22日日曜日@ウィーン/1回目

旅の17日目です。今日は帰国の日です。

既に荷物のパッキングは昨夜配偶者がやってくれていて、朝はさっとホテルをチェックアウトします。


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5つ星ホテルの朝のロビーはゆったりとして、混み合うことはありません。


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ロビーのガラス天井から見上げる空は、綺麗な青空!


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荷物を引っ張って、ホテルの前のトラムの停留所ヴァイブルガッセWeihburggasseに出ます。リンク通りRingstrasseとも、しばしのお別れです。


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すぐに2番のトラムがやってきます。大荷物を持って乗り込みます。


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地下鉄に乗り継ぎ、ウィーン・ミッテ駅Wien Mitteへ移動です。既に偵察済みなので、迷わずに工事現場を通り抜けてCATの入口に到着。


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そこにあるシティ・チェックイン・カウンターで午後1番の帰国便のチェックイン。荷物を預け、ボーディングパスを受け取ります。大きいスーツケースは22.5キロで、小さいほうは16キロで無事、合格。


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このカウンターはがらがらでチェックインも楽々です。初めての利用ですが、今後は利用することが増えそうです。

身軽になって、地下鉄で聖シュテファン大聖堂Stephansdomに向かいます。ウィーン最後のお楽しみは、日曜ミサでのモーツァルトのミサ曲(K.192の小クレド・ミサ)です。
お友達のSteppkeさんに教えていただいた情報なんです。
少し早めに着いたので、近くのマックで早業で朝食を済ませましょう。なんだか外国に来てまでマックに入るのはつまらないので(もっとも日本でもあまり利用しませんけど・・・)、今まで利用したことがありませんでした。お店の形式は日本と同じです。


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注文を済ませると、早速奥で調理が始まります。


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大観光地にあるマックなので、観光客向けにチケット販売しているお兄さんたちも朝マックです。


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これが注文したハンバーガーです。


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パンがバーガーではなくて、オーストリアでは一番定番のカイザーゼンメルです。形や大きさがバーガーと同じくらいなので、代用というところでしょうか。やはりオーストリアですね。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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朝マックの後は聖シュテファン大聖堂です。


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ウィーンで音楽三昧:聖シュテファン大聖堂で聴くモーツァルトのミサ曲・・・最後まで音楽三昧!

2012年4月22日日曜日@ウィーン/2回目

マックで朝食を終えて、聖シュテファン大聖堂Stephansdomに向かいます。この伝統ある聖堂は青空を背に堂々たる姿で迎えてくれます。


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中に入りましょう。内部も重厚そのものです。


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聖シュテファン大聖堂の信者席につきます(信者じゃないけど・・・)。


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ドームに響く小編成オーケストラと合唱をしみじみと聴かせてもらいます。モーツァルトの葬儀はこの教会でとりおこなわれました。その教会で聴くモーツァルトのミサ曲ヘ長調『ミサ・ブレヴィス』(K.192の小クレド・ミサ)です。作曲したのはザルツブルグでしたけどね。
配られた楽譜の聖歌を一緒に歌い、近くの方と握手して、おしまい。ウィーンの旅を閉じるのにふさわしいですね。
日曜ミサのプログラムが張り出されています。


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さあ、急いで空港に向かいましょう。Steppkeさんも偶然同じ便なので、合流して、初めて体験する高速列車CATに乗ります。清潔な車内です。


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空港に列車が向かっているうちに、曇り空になってきます。ウィーンを去る寂しい気分にぴったりと合い過ぎです。


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CATは快調に走り、シュヴェヒャート空港Flughafen Wien-Schwechatに余裕で到着です。CATは市内のミッテ駅Wien Mitteと空港をたった16分で結んでいます。空港に着きますが、既にチェックインしているので何もすることはありません。免税店で記念に小さなゼクト(スパークリング・ワイン)を2本だけ買って、出発ロビーに入ります。


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いつも通り、ここはもう日本そのものですね。日本人ばかりです。


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さて、搭乗です。いつもの2人席を予約しておいたのですが、機種が変更になり指定した席は3人掛けです。誰か来るかなと心配しますが結局は2人のままで、ちょっと楽なフライトになりそうです。
と、窓に雨粒が・・・。この旅も雨に降られることがなく、よかったです。


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間もなく離陸です。長かった旅もいよいよグランド・フィナーレです。


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ウィーンで音楽三昧:グランド・フィナーレ!

2012年4月22日日曜日@ウィーン~成田/3回目

定刻通りに成田行きの直行便のオーストリア航空機は飛び立ちます。地上は緑と黄色の田園が綺麗です。


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安定飛行に移ると、スナックが配られます。


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白ワインをいただいて、スナックをつまみます。


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しばらくすると下界は雲も切れ、ヨーロッパの大地が見渡せるようになります。このヨーロッパともしばらくのお別れになります。


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離陸後1時間ほどで食事が配られます。


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もう一つ別の献立をいただいて、配偶者とシェアして楽しみます。


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ウィーンからの直行便で成田に向かう間、saraiはまだ書けていなかったティーレマン+ウィーン・フィルの2回分のシューマン・コンサートのブログ記事に没頭していて、ほとんど一睡もできません。一方配偶者は、白ワインがきいたのか、はたまた座席のサウンドシステムが壊れていて映画が見られないためか、ぐっすりと寝込んでいます。飛行機は夜の闇を飛び越して、空の青が明るくなってきます。とても美しいですね。


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日本海に出る頃に見る日の出のそれは美しいこと、感動的です。


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到着が近くなり、朝食です。


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早朝に成田に到着。ボーディングブリッジを通って、空港ビルに入ります。久し振りの日本です。ビルの窓から、到着したオーストリア航空機が見えます。ご苦労さまでした。


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東京は雨です。どんなに暖かいかと楽しみにしていたのに、寒い!
雨の中を荷物をもって歩くのも嫌だし、通勤ラッシュの中を大きな荷物を持って乗り込むのも迷惑なので、荷物は宅配便にお願いしましょう。夕方には配達してくれるので、なにも問題ありませんね。
電車に揺られながら配偶者がアチコチに帰国メールをするうちに、横浜の自宅の最寄り駅に到着。まだ11時ですがお昼を済ませていこうと思ったら、まだまだお店は開いていません。お蕎麦が食べたかった配偶者はガッカリ。仕方なく、帰国最初の食事はオリジン弁当になってしまいます。どんだけ、田舎の駅なんだあ!

お弁当を持って自宅に到着。自宅は出かけたときのままでシ~ンと平穏そのもの。ベランダの花たちだけが大きく成長し咲き誇っています。出発の頃には芽吹かずに心配していたジャカランタにも、小さな可愛い新芽が出ています。荷物が届くのは夜なので、とりあえずPCでネットしていると、さすがに睡魔が襲ってきてどうにもなりません。昼寝するしかありません。saraiが爆睡している間、配偶者は郵便物の整理や御無沙汰の友人にメールをしていたようです。そりゃ、元気一杯でしょう。飛行機でぐっすり眠り英気を養っていましたからね。

saraiは、夕食の時間には昼寝から無理やり抜けだしますが、頭はぼ~っとしています。その頃には宅配便で荷物が届き、配偶者はせっせと洗濯や中身の整理。そして、あっという間に就寝。もうすっかり日本のペースになっているようです。saraiも追っかけるように就寝し、またまた爆睡です。寝ていると、夢の中で何か声が聞えてきます。どうやら配偶者のようです。「おトイレはどこにあるのーー!!」って、切迫した声です。「何言ってるんだ・・・ここは家だぞ」とsaraiが言うと、「あ、そーか」って納得した様子でトイレの方に向かいます。ホテルと思い、トイレを探して部屋の中を一周したけど見つからなかったとのこと。結局、配偶者もボケているようです!

saraiは10時間ぐっすり寝ましたが、それでも次の日はまだまだ眠くて1日中ぼ~っとしていました。配偶者は、お土産を孫達に送り、せっせと片付け、旅の気配は跡形もなく片付いてしまいました。

ということで、今回の旅の報告はオシマイです。ほとんど1年にわたって書き続けましたが、何とか最後まで書き終えました。

いつもながら、長文にお付き合い頂きありがとうございました。


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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