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梅雨の時期に行く京都の旅:大原行きの京都バスは無情にも・・・されど、めげずに。

2012年6月26日火曜日@京都/1回目

梅雨の時期の京都の旅、3日目です。

今日も昨日以上の好天気。梅雨の時期としてはラッキーです。天気が悪ければ街近くのお寺巡りを考えていましたが、折角のお天気ですから遠出しましょう。40年ぶりの鞍馬に引き続き、40年ぶりの大原に出かけることにしましょう。青もみじが綺麗なようですからね。

リゾートマンションでゆったりと朝食を済ませて、10時過ぎに出発です。大原は京都バスの路線を利用することになります。電話で時刻表を確認すると平日の昼間は20分おきにバスが走っているそうです。近くのバス停は三条京阪か川端二条で、リゾートマンションからバス停までの距離はどちらもほとんど変わりません。昨日は三条京阪まで歩いたので、今日は川端二条まで歩いてみましょう。まず、京都市美術館の前を通ります。ここで面白そうな美術展をやっていたら見たかったところですが、残念ながら、saraiの興味を引くようなものはやっていません。


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40年前の学生時代に、ここでゴヤの《裸のマハ》、《着衣のマハ》の両方を見たことを思い出しました。プラド美術館は豪気に両作品とも貸してくれたんですね。今では考えられません。saraiはなけなしの小遣いで大きなポスターを購入し、下宿の壁に貼っていました。さて、どちらのマハのポスターだったでしょう? 実は《着衣のマハ》のほうが好みだったんです。もっとも青年時代のテレで《裸のマハ》を敬遠したのかもしれません。
もうひとつ、ミレー展も思い出しました。この美術展はオルセー美術館から借り出した《羊飼いの少女》が目玉で、このときから生で見る油絵の奥深い魅力にはまってしまいました。もちろん、この《羊飼いの少女》のポスターもむさくるしいsaraiの下宿の壁を飾っていました。
どちらの美術展も一緒に行ったのは現在の配偶者、当時はオトモダチでした。

平安神宮が通りの奥に見えました。失礼して、ここから参拝です。先を急ぐので許してもらいましょう。


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目の前の由緒書きにも参拝です。


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次は京都会館の前を通ります。京都会館はリニューアル工事中です。ここも学生時代によく通った思い出のホールで感慨しきりです。


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40年前に初来日(多分?)だった若きアルゲリッチの演奏を聴いたのもここ。スメタナ弦楽四重奏団の演奏するドヴォルザークの「アメリカ」を聴いたのもここ。バーンスタインの指揮したニューヨーク・フィルを聴いたのもここ。思い出がぎっしりです。

バスの通過時間ぎりぎりに川端二条の交差点に着きました。どうやら間に合ったようです。ところが、赤信号で待っている間に遠くに見えた大原行のバスがぐんぐん近づき、信号が変わる前に無情に目の前を通過していきました。


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もう行ってしまったバスは豆粒のようです。この通りは川端通り。鴨川に沿った道路で、この下を昨日乗った京阪電車が走っています。

とりあえず川端通りを渡って、二条大橋のたもとに立ちました。


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下には鴨川の流れが見えます。懐かしいです。


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次のバスは20分後です。じっと待つのも悔しいので、一つ先の停留所の川端丸太町まで歩くことにします。鴨川沿いの道は、相変わらず長閑です。


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10分程で次のバス停の川端丸太町に着きました。


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鴨川沿いのこのバス停でバスを待ちながら眺めていると・・・この辺りを散歩している人が多いですね。と、サックスのような音が聞こえてきます。たどたどしくなかなか曲になりません。気になって川原を探しますが、どこから聴こえてくるかなかなか分かりません。川原は広いですからね。


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それでも意地になって探していると、対岸にサックスを吹くおじさんを発見。


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これも懐かしい光景です。実は、saraiもこの川原でフルート(それにクラリネット、尺八・・・)の練習をよくしていたんです。サックスを吹くおじさんと同様に下手なフルートでしたけど・・・。考えることは今も昔も変わらないんですね。

ところで、このバス停で確認すると、停留所一つ分歩いたご褒美はバス料金が一人当たり40円安くなったことのようです。何だかこれだけでも達成感があります。

やがてやってきた大原行の京都バスに乗って、30分ほどで大原に着きました。ずい分大原は遠いですね。京都の街も大きくなって、行けども行けども住宅が建っていますが、さすがに大原近くになると長閑な田園風景が広がります。
バスの終点の大原の一つ手前の梅の宮の停留所で下車。


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ここから、大原散策を始めますが、それは次回で。



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梅雨の時期に行く京都の旅:大原の自然を楽しみ、寂光院へ・・・途中、足湯カフェで一休み

2012年6月26日火曜日@京都/2回目

京都バスに乗って、大原のバス停梅の宮に着きました。ここからは大原の里を散策しますが、まずは寂光院に向かいます。30分はかかるでしょうね。


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寂光院の方向は一面の田んぼが広がっています。


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高野川にかかる役場橋を渡ります。


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橋の上から川の流れを眺めますが、高野川もこのあたりはせせらぎのような清流です。


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橋を渡って、川沿いの緑の小路をそぞろ歩きます。


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が、すぐに田んぼのあぜ道を歩くことになります。


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道標が立っています。乙が森を経て寂光院まで15分程とのことです。ちょっとこの時間は眉唾です。


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と、いきなり田んぼの中を走り抜けるキジを見つけビックリ仰天。さすが自然に恵まれた大原ならではです。


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ほどなく乙が森に到着。とても小さい森です。鎮守の森っていう感じです。


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乙というのは村娘の名前で悲しい伝説があり、この乙が森に鎮魂の墓があるようです。


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この森から振り返ると、雄大な比叡山の姿を拝むことができます。


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ここからは大原温泉を通って寂光院まで0.8kmだということです。ゆっくり歩いていきましょう。まだ、昨日の鞍馬の山の疲れが残っています。


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道は草生川に沿っています。草生川はその名の通り、草が茂った川底を水が流れています。この川は高野川に合流します。


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道は集落の中に入っていきます。


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山間の集落で、山の斜面も近づいてきました。山の針葉樹(杉の木でしょうか?)がとても美しいです。


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大原温泉の辺りにやってきました。温泉宿の大原山荘が営む足湯カフェがあります。歩き出してそれほど時間は経っていませんが、昨日からの蓄積した足の疲労回復に良さそうなので、ここで足の疲れを癒すことにします。


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足湯カフェの店内です。テーブルの下が足湯になっています。


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すぐ近くの湯元から温泉を引いた正真正銘の天然温泉です。源泉はすぐ近くに見えていました。


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アイスコーヒーを頂きながらの足湯で足の疲れは一掃。


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また、元気よく歩き始めます。寂光院はもうすぐそこですが、この後は次回で。



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梅雨の時期に行く京都の旅:寂光院・・・祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。沙羅雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす・・・

2012年6月26日火曜日@京都/3回目

足湯カフェで疲れもとれ、元気に寂光院に向かいます。もう寂光院に到着かと思いましたが、どうもおかしい。

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間違える人が多いようで、こんな立て看板が立っていました。


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建礼門院さんの御陵、すなわち建礼門院大原西陵で宮内庁管轄のものです。寂光院は15m先にあるそうです。
寂光院前の石段に出ました。なんとも雰囲気のある石段です。


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石段を上ると寂光院の受付がありました。


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寂光院は平家物語にゆかりの深い尼寺です。平清盛の娘である建礼門院が平家滅亡後に晩年を過ごしたところです。晩年といっても29歳から36歳までの7年間です。が、このあたりは史実に詳しい記述が残っていないために、建礼門院の寂光院での生活はおろか、その死がどうであったのかも不明のようです。
受付を入って、また少し石段を上ると本堂の手前の右側に美しい庭園がありました。特に説明がないので、あまり歴史的なものではないのでしょう。


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あまり、奥のほうには行けないようです。こういうちょっとしたお庭があるのも京都の古寺ならではですね。


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また、少し石段を上って、本堂への門をくぐります。


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本堂は2000年に放火で焼失し、現在は再建された建物になっています。


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本堂右手から本堂に上がって、お寺のご案内を受けることができます。


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本堂前右手の北側の庭園は回遊式四方正面の庭で、池の水面には錦鯉の姿が見られます。


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本堂左手の西側の庭園は平家物語そのままで、心字池、千年の姫小松、苔むした石、汀の桜などがあります。


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樹齢千年の名木は建礼門院と後白河法皇が対面する平家物語の最後のクライマックスに登場するものですが、2000年の本堂火災の影響で枯死してしまい、現在のような上部が切り取られたうら悲しい姿になったそうです。


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記念の石碑がありました。


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池の横には諸行無常の鐘楼・・・鐘の音を聞いてみたいものです。


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規模の小さなお寺でしたが、歴史の重みに満ちています。
お庭の掃除をしていたおばさんが、沙羅の花がらを見つけて「あら、今日は咲いていたんだわ」とのこと。そろそろ沙羅の花が咲き始める時期のようです。沙羅の花は1日で散ってしまう花です。だから、無常観の象徴として、平家物語の冒頭に『祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。沙羅雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。・・・』とあるのでしょうか。是非見てみたかったと配偶者は残念そうです。これが本堂の左側のお庭にある沙羅の木です。


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この時期はアジサイの花も綺麗です。京都のアジサイは密集しておらず、ぽつんぽつんと可憐に咲いています。


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寂光院を出て歩きはじめると、石垣にしだれて咲く花も綺麗です。


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突如、沙羅の木を発見。見上げてみると、つぼみがたくさんついています。


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通りかかった女性と配偶者は、しばし沙羅の花談義。
寂光院からは三千院に向かいますが、それは次回で。



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梅雨の時期に行く京都の旅:三千院への途中でいただいたしば漬け茶漬け

2012年6月26日火曜日@京都/4回目

寂光院から三千院に向かいます。村の中の小路を歩きます。道標では三千院まで1.4kmで、途中で大原のバス停を通って行くようです。


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この集落の中の小路は、先ほど寂光院へ歩いた道と草生川を挟んで逆サイドの道です。


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小路の傍らにひっそりと「朧の清水」という湧水がありました。大原に移り住んだ建礼門院が朧月夜の時に、かって美しかった己の容姿がやつれはてたのを水面に映し見て、自らの悲しい運命を嘆いたというエピソードがあるそうです。


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道端にはシソが大きく育って収穫時期を迎えています。大原と言えばしば漬け産地らしいですね。


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途中にあった「たんば茶屋」で昼食を頂くことにし、茶屋の奥まった席に収まりました。


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広い店内は梅雨時の平日のお昼過ぎということで、ほとんどsarai達以外にお客さんはいません。


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この茶屋のお庭は大原らしく美しく刈り込んだ緑が印象的です。


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食べたのはしば漬け茶漬けです。大きな梅干しや漬物、おばんざいまで添えられた京都らしいランチでした。


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ここから少し歩くと、大原バス停への近道という道標があります。どれくらい近道なのか分かりませんが、ともかく大原バス停へ向かう道だということなので、その道を進みます。


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川に突き当たりました。人だけが通れる橋がかかっています。


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またまた清流を渡ります。この川は高野川です。下流の出町柳で賀茂川と合流して鴨川になります。


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少し高野川に沿って歩き、大原バス停に向かいます。


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一歩きして、先ほどバス停梅の宮で途中下車したバスの終点大原に到着です。ここは立派な待合もあるバスターミナルで、多くの人で賑わっています。今までの長閑な風景から突然この風景に出会うとビックリします。


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休むことなく、大原バス停から三千院に向かって歩きます。参道の標識があり、三千院まで歩いて10分だそうです。


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ここから呂川に沿って長い参道が続きます。


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三千院を始めとした有名寺院に近づいてきました。


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呂川沿いの参道は綺麗な青もみじが並んでいます。


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このあたりから、だんだんと観光客の姿が増えてきて、京都の主要観光名所に近づいてきたことを実感します。三千院はもうすぐそこですが、それは次回で。


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梅雨の時期に行く京都の旅:三千院の見事な苔庭と杉木立に日本の美の究極を見る

2012年6月26日火曜日@京都/5回目

呂川沿いに三千院への参道を進みます。


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道沿いに大きなしば漬け屋さんがあります。大原名物はしば漬けなんですね。


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三千院への曲がり角まで来ました。ここからは門前の商店がずらりと立ち並びます。


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門前のお店の多さと人混みにまたまたビックリです。


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三千院に到着。さすがにここは京都でも名だたる観光名所。バスガイドさんや多くの観光客、修学旅行の中学生でいっぱいです。


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三千院の入口の大きな御殿門に向かいます。


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40年ぶりの訪問なので、三千院の記憶はまったくありません。新鮮な気持ちで建物、お庭を拝見しましょう。建物内は撮影禁止ですが、庭は撮影できるようです。建物から見える青もみじの素晴らしい緑に気持ちが癒される思いです。


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客殿の建物を囲む池泉鑑賞式庭園は聚碧園と呼ばれています。美しい庭です。江戸時代の茶人・金森宗和の修築と伝えられています。立派な芸術家です。


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お庭の片隅の竹筒からほとばしる清涼な水も新鮮な雰囲気を作り出しています。


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石と石塔からなる庭の構成も実に見事です。


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回廊から見た庭の風景ですが、庭師のかたがせっせと手入れ中です。こういう不断の職人さんの努力で京都の文化が守られているんですね。


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さらに建物の奥に進み、杉の木の林立する苔庭が見えたときにはあまりの美しさにあっと息を呑みました。宸殿前の池泉回遊式庭園の有清園です。


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急いで、有清園の正面に出ました。苔庭と杉木立、そして青もみじの織り成す美しい庭園の姿に立ちすくんでしまいました。京都の文化の美の奥深さをいまさらながら、実感しました。秋の紅葉の頃も見てみたいものですが、観光客にもみくちゃになりそうで、かえって比較的観光客の少ない今の時期のほうが落ち着いて日本の深遠な美を感じられそうです。


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ここからは建物を出て、この庭園を散策できるようですが、もうしばらく建物からの風景を堪能しましょう。


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実に手入れの行き届いた庭でまったくもって見事ですが、ちょうど庭師が苔の手入れ中でした。こういう手抜きのない作業で見事な庭が維持されているんですね。しばし、苔を手入れする職人の技に見入ってしまいました。ほんの1か所の手入れにずっと没頭しています。特殊な器具を使って、苔の下から何かを大量に掻き出しています。興味津々の配偶者は思わずその若い職人さんに「それは草取りをしているのですか?」と聞いてしまいました。職人さんの答えは「水苔です」ということでした。杉苔の下の水苔を掻き出していたんですね。こういう努力で苔庭が美しく保たれているようです。京都の文化の一端を垣間見た思いです。


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苔庭の杉木立の向こうには往生極楽院が垣間見えています。国宝の阿弥陀三尊像が納められている重要な建物です。


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なかば茫然自失して、美しい日本の美に浸っていました。ずっと鑑賞していたのはsarai達だけでしたから、本当に贅沢な時間を味わえました。

では建物を出て、境内の苔庭を散策してみましょう。
まずは、先ほどから見とれていた庭師さんの仕事ぶりを邪魔にならないように気を付けながら間近から拝見させてもらいました。


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見事な苔です。庭師さんの丹精の結果なんですね。


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これから広い三千院の庭園を散策しますが、それは次回で。



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梅雨の時期に行く京都の旅:見尽くすことのない三千院の苔と杉と青もみじの庭園

2012年6月26日火曜日@京都/6回目

三千院の庭園の散策を始めます。苔と青もみじの調和した美しい日本庭園です。


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庭園の紹介がありました。この苔庭と杉木立と青もみじの自然の織り成す妙を感じさせる庭園は有清園です。先ほど客殿で囲まれたお庭が聚碧園でした。それぞれ日本の粋を凝縮した見事なお庭です。


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今散策している有清園の苔庭の先には、重文の往生極楽院が建っています。この建物は平安時代に起源を持つもので、三千院が明治初頭にこの大原の地に移転する前からのもので、本来三千院とは無関係のものです。


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しかしながら、三千院のよく手入れされた苔庭と往生極楽院の織り成す調和は、日本の最高の美を感じさせるもので、三千院で一番の景色と言えるでしょう。感嘆の気持ちを抱きつつ、さらに三千院の境内を散策します。
往生極楽院の裏には池が巡らせてあります。錦鯉が悠々と泳いでいます。


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その池には細波の滝が流れ込んでいます。


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名前の通り、細い水流が岩間を流れ落ちています。あえて寂しい水の流れにすることで、幽玄の世界を表現しているんでしょう。


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池を過ぎて、往生極楽院を少し遠くから眺めます。青もみじと杉の木立に彩られてのあまりの美しさに感嘆します。自然と人知の調和ですね。


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往生極楽院には国宝の阿弥陀三尊像があるそうです。saraiは庭園のあまりの美しさに感嘆するあまり、あえてお堂に入って仏像を拝見することを回避しました。これ以上、何を求めることができるでしょうか。


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再び、苔庭と杉木立の美しさに目を戻します。ヨーロッパの美しい庭園も随分見ましたが、やはり京都の庭園の美しさはsaraiの日本人の心を強く捉えてしまいます。日本庭園は、より内省的な雰囲気を醸し出し、心の奥深くに強い印象を残します。


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庭園に置かれたさりげない石塔も自然の調和を少しも乱しません。


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秋には色づいてとても美しくなる紅葉もこの季節は青もみじで自己主張が少なく、その圧倒的な緑で庭園全体の調和を高めています。秋にも勝るとも劣らない風景であると感じます。


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この庭園は見る位置、見る方向によって、様々な美を感じることができます。新しい美を求めて、庭園内を繰り返し散策します。飽きることがありません。
池とその向こうの往生極楽院の風景も苔と緑の木々が相俟って、美しい風景を作っています。


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また、杉木立の間にひっそりと据えられた小さな石塔の向こうの往生極楽院の風景も心を奪います。


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庭園の至るところに日本の美を感じつつ、とても堪能しきれない思いでいったんこの庭園を去ります。三千院のさらに奥の庭園に上って、アジサイの花も愛でましょう。
三千院の庭園散策は次回に続きます。


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梅雨の時期に行く京都の旅:三千院の庭園のアジサイ、そして去り難かった究極美の有清園の苔庭

2012年6月26日火曜日@京都/7回目

三千院の庭園散策、次は奥の庭の方に上ってみましょう。


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ちょうどアジサイの季節で、アジサイの咲き誇る紫陽花苑は美しい庭園です。


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特にこの庭園は杉木立の間にアジサイの花が咲いているのが印象的です。


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アジサイの庭園の外れには、境内を流れる律川を渡る橋がかかっています。この律川の清冽な水流もとても綺麗です。


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橋を渡った先には、とても素朴な売炭翁石仏がありました。


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再び律川の橋を渡り、紫陽花苑に戻りました。この庭園の中に金色不動堂があります。このお堂は秘仏金色不動明王を本尊とした根本道場です。


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その上の方には観音堂があり、身の丈3メートルの立像の観音様がお祀りされています。


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観音堂横には石庭、二十五菩薩慈眼の庭があり、さっと拝見しました。実はその横手で志野の赤しそジュースの無料接待中だったので、そっちが気になったんです。庭園散策で少し喉も乾いていましたからね。


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無料で供されたしそジュースを味わいながら、お庭の風情を存分に味わわせてもらいました。


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最後に往生極楽院の建つ苔庭と杉の木立をもう一度見ずしては、到底三千院を去り難い思いでした。心の奥まで、《美》が何と深く浸透してくるんでしょうか。


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三千院を出て、門前の通りに出ました。もう先ほどの賑わいはありません。三千院の美しい庭園を見ているうちにかなりの時間が経過してしまったようです。


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門前の通りを右手の方に進み、律川にかかる橋を渡ります。


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橋を渡ると、実光院があります。正門は工事中で律川沿いの南門に向かいます。


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律川沿いにも青もみじです。律川の流れに映えています。


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実光院の南門に出ました。ここでは、門を入る際は銅鑼を一叩きします。この合図で訪問者が来たことが建物にある受付に通じるようで、受付の方が待っていてくれます。


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この実光院でも素晴らしい庭園を鑑賞しますが、それは次回で。



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梅雨の時期に行く京都の旅:庭園に心が和む実光院

2012年6月26日火曜日@京都/8回目

実光院の南門で合図の銅鑼を叩き、客殿の方に向かいます。現在工事中の正門から入ったのではないので、庭園の径を歩きます。


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左手の方には庭園越しに山が見えます。金毘羅山、あるいは小塩山でしょうか。山を借景とした庭園になっています。


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客殿の入口の前で入ってきた南門の方を振り返ってみました。実に緑が豊かです。


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客殿の入口で受付を済ませ、客殿に上がります。実光院では見学料に茶菓の接待が含まれており、見事な池泉式庭園の契心園を眺めながら、ゆったりとお茶を味わうことができます。大広間に腰を下ろすと、南側に契心園の眺めが目にはいってきます。


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庭園の心字池には律川から引き込んだ水流が流れ落ちています。


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庭園の眺めを楽しんでいると、抹茶と八ッ橋饅頭が運ばれてきました。


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やはり、京都の寺社はゆったりとした気持ちで鑑賞し、心を開くことが肝要です。
お庭を鑑賞する大広間は2方の戸がすべて開け放たれ、建物の内部とお庭の自然が一体化したような感じです。これこそ日本の文化ですね。南側の契心園から西側に目を転じると、趣の異なる庭園が見えます。


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ここのお庭には小さな白い花が咲いています。昨日も鞍馬でよく見かけた花です。このお寺の方に伺うと「雪の下」だそうです。今、京都の北では、この「雪の下」が一番見事に咲いています。桜や紅葉のような人気があるわけではありませんが、今の季節は見ごろで見逃せない花です。
抹茶をいただいた後、もう一度契心園の美しい眺めを楽しみました。


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この後、客殿を出て、実光院の西側にあるお庭も拝見しました。旧理覚院庭園という池泉回遊式庭園です。中央には、ひょうたん池があります。


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庭の西北隅には、茶室「理覚庵」が建てられています。


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お庭は緑豊かです。この旧理覚院庭園も十分に堪能させてもらいました。


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客殿に戻りましょう。なかなか鄙びた風景です。


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客殿の大広間を外から眺めてみました。いかに開放的な建物か、実感できます。大広間の欄間には三十六詩仙画像が見えますが、これは狩野派の画家の作だそうです。


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十分に鑑賞した実光院を出ました。律川沿いに歩くと、川の石垣に美しい雪の下がびっしりと咲いていました。


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次はすぐ近くの宝泉院に向かいます。道の正面には勝林院が見えていますが、そこには後で寄ることにして、その先にある宝泉院のほうに回ることにします。


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宝泉院については次回で。



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梅雨の時期に行く京都の旅:額縁を通して見る絶景庭園・・・宝泉院

2012年6月26日火曜日@京都/9回目

勝林院の先に宝泉院がありました。最近、よく紹介されているお寺です。緑濃い木立の先に門が見えてきました。


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青もみじに彩られた趣のある門です。


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入場料にはまたまたお茶券が付いています。今頂いたばかりというと、お茶なしにして、200円引いてくれました。
境内にはいると、いきなり圧倒的な存在感の五葉の松が見えてきました。


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ここから右手の方に歩くと宝泉院の建物があります。


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建物にはいると、美しいしつらえの手水があります。季節の花のアジサイが綺麗ですね。


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さて呼び物は額縁の庭園です。奥座敷に入ると、ここも2方の戸が開け放たれ、しかも柱が少なく、まるで額縁の絵のような光景のお庭が楽しめます。その姿は見事ととか形容のできないものです。一方の額縁越しのお庭は樹齢700年の五葉の松の逞しい姿です。お寺のかたの話では、盆栽の松がそのまま成長し、現在の巨大な松になったとか・・・真偽のほどはさておき、見事な松です。


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そして、もう一方の額縁は山を背景にした竹林です。これは美の極致です。この美しさは例えようもありませんね。


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額縁なしの風景はこういう風になります。やはり、額縁を通した風景のほうが素晴らしいですね。


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秋は紅葉が加わり、さらに素晴らしい美を演出するようです。ただ、その時期は観光客で大変だそうです。今日はsaraiたちの他は若いカップルがいるだけ。ゆったりとこの素晴らしい額縁の庭園を存分に味わうことができます。本当に梅雨の時期の京都に来てよかったと心底思うとともに、静かに感動しました。


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広い座敷の中も美しい作りになっています。花瓶に挿した花に障子からの光があたり、とても綺麗です。


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日本の美に浸りながら、時間の経過も忘れてしまいます。気が付くと、先ほどの若いカップルも席を立ち、茶碗2つがぽつんと残り、この美しい額縁庭園にはsaraiと配偶者だけになってしまいました。何と贅沢な時間でしょう。


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最後にもう一度、青もみじと竹林の庭園をゆっくり堪能し、深く心にやすらぎを刻みつけました。


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額縁庭園の宝泉院の建物を出て、今度は反対側にある庭園に向かいます。先ほどはいってきた門への路を辿りますが、この路は緑と水で綺麗です。


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門を通り過ぎると、宝楽園という枯山水の庭園に出ます。


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よく手入れされた砂の庭が見事です。


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この庭園からも垣根越しに宝泉院の五葉の松がそそり立って見えます。


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庭園には色づいた紅葉もあります。木々の緑に溶け込んで、綺麗です。


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さあ帰りましょう。門から振り返って別れを告げます。右手が額縁庭園の宝泉院、左手が今の宝楽園という枯山水の庭園でした。


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ここも実に素晴らしい京都ならではの庭園でした。



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梅雨の時期に行く京都の旅:大原の里を後にして、美味しい京風イタリアンshuhari@三条京阪

2012年6月26日火曜日@京都/10回目

額縁庭園の宝泉院を出て、最後に勝林院に向かいます。勝林院は宝泉院からもと来た道を戻れば、すぐそこです。
勝林院の横手に出ました。勝林院の本堂の立派な建物が間近に見えます。入口は正面にあるので、そちらに回りましょう。


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勝林院の正面の入口に出ました。実にオープンなお寺で、ここから全容が見えます。ここでsaraiのケチな根性が出て、配偶者とも以心伝心で目が合います。こっくりと首を下げて、黙ってここから立ち去ります。ほとんど見えたので、見学料を払って見るほどのことはないねってことです。学生時代のsaraiと配偶者はいつもこの調子で、京都中のお寺を巡ったにもかかわらず、中を拝見したのはほんのわずかでした。
勝林院さん・・・ごめんなさい!


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勝林院からさらに道を戻り、実光院の工事中の正門前を過ぎていきます。


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実光院を過ぎると、律川の橋を渡ります。


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橋の上からは陽に水面が輝く律川の清冽な流れが見えました。きらきらした光の粒が綺麗です。


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律川を過ぎると、やがて左手に三千院の堂々たる門が石段の上に見えてきました。まだ門は開いているようですが、入場は終わっているようです。


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三千院の門前の通りには人影が見えません。美しい青もみじの姿が見えるのみです。観光客で賑わうよりもこの森閑とした静けさのほうがよく似合っています。


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三千院を過ぎて呂川にぶつかり、そのから呂川沿いの道を戻りますが、ここにも人はほとんどいません。


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道沿いの志ば漬屋さんの志ば久はもう店仕舞の後片付けです。まだ5時前で陽も高いのですけどね。三千院の閉門に合わせて皆さん終了のようですね。
ところで、この大原にある川の名前、呂川と律川ってなんだか変わった名前だと思いませんか。saraiは昔邦楽をやっていたので、音律を想像してしまいました。すると、道の傍らにその答えが書いてありました。この大原の地は仏教音楽の天台声明(しょうみょう)の発祥の地だそうで、和楽の旋法に因んで川の名前が付けられたとのことです。「呂律(ろれつ)がまわらない」というのは調子はずれの意味ですが、その呂律も同様に邦楽の音律のことです。


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この一口知識を教えてくれた看板は志ば漬屋さんの志ば久が立てた「なるほど!大原の里」シリーズの看板でした。
さらにこの先にも「なるほど!大原の里」シリーズの看板がありました。今度はしそ畑の説明です。大原は志ば漬や梅干しの材料のしその日本一の産地だそうです。


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大原のバス停に戻ってきました。三千院側から待合所にはいると、午前中に訪れた寂光院への参道の案内が見えました。


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ここからまたバスに揺られて京都に帰りましょう。

三条京阪でバスを降ります。京阪電車が地下鉄になり、三条京阪駅が地上に無くなった跡地は何になっているのでしょう・・・お洒落なレストランエリアになっているようです。


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その中に、京風イタリアンのお店があります。お店のメニューを見ると、急に小腹も空いてきたので、寄ってみることにしました。


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shuhariというモダンな名前のお店ですが、お店の中もモダンな作りになっています。まだ夕食には早い中途半端な時間のせいか、お店にはほとんどお客さんがいません。お店のお姉さんからどこでもどうぞと言われ、窓際にある座り心地のよさそうなソファの席をお願いしました。大原を歩きまわって疲れた体がソファに沈み込みました。


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saraiはアナゴのバルサミコ酢丼です。


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配偶者は角煮と九条ネギのパスタ。


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どちらもなかなか美味しかったです。レストランから見える中庭には握りこぶしほどの石が敷き詰められています。京阪電車の敷石ではないかなどと昔を懐かしく思いだしながら眺めて過ごしました。

またぶらりぶらり歩きながら、途中のセブンイレブンで朝食や飲み物を仕入れリゾートマンションに戻ります。
宿では、ワインを飲みながら残っていたおばんざいを片付け、ブログを書いて・・・オヤスミナサイ!

さてさて、明日はどこに行きましょう。京都の旅はまだ続きます。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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