旅の4日目です。
今日の予定は、夜の8時からのオペラだけです。お昼はちょっとどこかへ出かけましょう。お天気は曇り空ですっきりしないので、オーストリア最大級の温泉施設テルメ・ウィーンTherme Wienがよいでしょう。2011年には、ヨーロッパ・ヘルス&スパ・アワードの優良温泉部門で1位を獲得したらしいです。どんなところか楽しみです。
いつもののんびりした朝の行動を終え、遅めの出発です。テルメ・ウィーンに向かう前に、劇場連盟Bundestheaterのチケットセンターで予約したオペラのチケットを受け取っていきましょう。国立オペラ劇場Wiener Staatsoper前でトラムを降りて、チケットセンターに向かいます。

ウィーンの美しい街路を抜けていきます。

国立オペラ劇場の横を歩くと、オペラの衣装をトラックから降ろしています。

椿姫とかドン・ジョヴァンニとかいろんな演目の衣装です。昨日見かけたアーセナルArsenalのアートセンターから運んできたのでしょうか。ご苦労様です。

問題なく、チケット受け取り完了。劇場連盟の会員カードのポイントが貯まっているはずなので、飲み物券と交換できるか聞くと、OKよと発券してくれます。今夜は無料でワインがいただけそうです。

さて、テルメに向かいましょう。ホテルの大きなバスタオルを無断でお借りしています。というわけで、今日は部屋のお掃除は不要の札を下げて出かけてきました。テルメに水着は必須です。レンタルもありますし売っているお店もありますが、もちろん持参しています。ビーチサンダルもあるといいです。床が濡れているとすべるところがあるからです。実は、ホテルの室内履き用と兼ねて持ち歩いているのですが、今日は持ってくるのを忘れました。サンダルはなくても構いませんが、気をつけて歩きましょう。
テルメ・ウィーンへは地下鉄とバスを乗り継いでいきます。まずは地下鉄U1でカールスプラッツKarlsplatzからロイマンプラッツReumannplatzまで移動。2017年には、テルメ・ウィーンまで地下鉄が延伸するそうですが、現在はそのための工事で、トラムが廃線になりバスが代行運転されているようです。ロイマンプラッツの駅前でうろうろしながらバス停を探します。なんとかバス停を発見。68Bのバスがテルメ・ウィーン行です。

時刻表を確認すると、すぐに11時33分のバスがやってくるようようです。

予定通り、バスがやってきて、乗車します。バスは市街地を抜けていきます。

やがてオーバーラーOberlaaの森の中にバスが入っていき、バスターミナルが近づいてきます。

1時間ほどでテルメ・ウィーンに到着です。バスを降りると、廃線になったトラムの線路が見えます。

目の前にはテルメ・ウィーンの新しい巨大な建物の姿が見えます。

テルメ・ウィーンから早くも帰ってくる人たちがいます。

テルメ・ウィーンの大きな建物の手前には、有名なお菓子屋さんのカフェ・コンディトライ・オーバーラーCafé Konditorei Oberlaaがあります。もともとここにカフェ・コンディトライ・オーバーラーの本店があったそうです。お店の名前は、ここの地名オーバーラーOberlaaだったのですね。もうお昼ですから、このカフェで昼食を済ませてから、テルメに行きましょう。

テラス席があります。気持ちのよいテラス席でランチをいただくことにします。

テラス席からはテルメ・ウィーンの建物が見えています。

メニューをチェックした結果、本日のランチを頂くことにします。大きな肉団子の入ったスープ、しっかりボリュームのあるサラダ、大きなウィーナー・シュニッツェルで10ユーロです。かなりお得感があります。
まずはスープとサラダ。

紅茶もいただきます。

ウィーナー・シュニッツェル。からっと揚がっていて、美味しいです。

何といっても、最後に、お店からのサービスよといってケーキが出てくるのが嬉しいです。大きくはありませんが、何といってもオーバーラーのケーキですからね。美味しく頂きます。

それなりにお客さんが多くて、なかなかお勘定の順番がまわってきません。ヨーロッパでは急いでお勘定してもらおうなんて思ってはいけませけどね。

待っている間に、若い女の子の集団がテルメから帰っていきます。午前中は、いろんな教室もやっているようなので、一般客は混み合わない午後がよいらしいです。
さて、テルメに行ってみましょう。
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