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ウィーンの路地散策:マルタ騎士団教会

2015年6月23日火曜日@ウィーン/1回目

旅の5日目です。

カーテンを開けると・・・あまりぱっとしないお天気です。よく見ると細かい雨が降っています。一晩中降っていたようで、道路も木々もしっとり濡れています。でも、空は明るいので、そのうちに止むでしょう。
相変わらずの朝の風景・・・saraiが遅寝をしているとき、配偶者はコーヒーを飲みながらパソコンと向き合っていたそうです。あっ、お洗濯もしていたようですね。今日は夜のコンサートしか予定がないのでのんびりの1日ですが、いい加減に起きて出かけましょう。いつの間にか雨も止んでいます。
今日は、お掃除してねの札を下げて出かけます(昨日はテルメにバスタオルを持ち出しましたから、掃除なしでした)。11時です。トラムに乗って、ウィーン国立歌劇場の前にやってきます。いつもながら風格のある建物です。

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今日はウィーン1番の繁華街のケルントナー通りKärntner Straßeの1本裏の通りを歩いてみましょう。まずはケルントナー通りを進みます。この時間でも結構、人通りが多いですね。

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アンナ小路Annagasseの角を通り過ぎます。今日はこのアンナ小路を歩くつもりですが、その前にちょっと寄るところがあります。

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これが今日歩く予定のアンナ小路です。綺麗な小路ですね。

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アンナ小路を歩く前に寄り道するのはケルントナー通りにあるマルタ騎士団教会Malteserkircheです。アンナ小路の角を過ぎると、すぐ右手に教会のファサードが見えます。

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教会の入り口の上にはマルタ十字の紋章があります。今まで何十回とこの前を通り過ぎたはずですが、今までは見逃していました。入り口はそれと気づかないほど小さなドアです。

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中に入るととても立派なゴシック様式の空間です。さすがマルタ騎士団です。

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内陣に近づいてみます。

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とても美しい祭壇ですね。大祭壇画にはマルタ騎士団の守護聖人ヨハネがキリストに洗礼している様が描かれています。

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上を見上げると、コンパクトなパイプオルガンが見えます。この丸天井のある2階席は14世紀に建設された当時そのままの姿で残っています。

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鉄柵にも、マルタ十字が組み込まれています。

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壁の意匠も凝ったものですね。

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入口を見ると、ガラス戸の上に朱色のマルタ十字がステンドグラス風に輝いています。

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美しい聖母子の彫像がぽつんと置かれています。

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こういう素朴な彫像もあります。

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マルタ騎士団教会はマルタ騎士団の守護聖人洗礼者ヨハネに奉献するために13世紀半ば、ここに最初に建てられました。現在の教会は14世紀に建設されたものです。最後は19世紀初頭にルイ・モントイヤーによって改装されました。とても由緒ある建物を訪問できてよかったと思いつつ、教会を後にします。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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これから路地歩きを始めます。


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ウィーンの路地散策:アンナ小路とアンナ教会

2015年6月23日火曜日@ウィーン/2回目

いよいよ路地歩きスタートです。マルタ騎士団教会Malteserkircheからケルントナー通りKärntner Straßeをウィーン国立歌劇場の方に少し戻ると、アンナ小路Annagasseと交差する4つ角です。

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アンナ小路Annagasseはなんとも狭くさもない通りですが、よく見るとバロック装飾の素晴らしい建物が続きます。教会も多いです。

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路地の左側に教会の塔が見えます。アンナ教会Annakircheです。この路地の名前アンナ小路Annagasseはこのアンナ教会の名前から取られたものです。

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うっかり通り過ぎてしまいそうな目立たない小さな入口があります。

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入口の扉の上には小さな聖母子の彫像が飾られています。

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アンナ教会Annakircheに入ってみましょう。中に入ると、バロック様式の装飾がとても立派です。1513年~1518年に最初に建てられたときはゴシック様式の教会でしたが、17世紀から18世紀にかけてイエズス会によってバロック様式に改装されました。

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内陣の近くに寄ってみましょう。近づくにつれ、大変豪華な装飾に目が奪われます。

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主祭壇です。18世紀に現在のバロック様式で作られたものです。祭壇画は《イエスの親族》です。中央に聖母子が描かれています。

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祭壇に向かって右側面の壁面です。なんとも豪華な装飾です。18世紀のウィーンの繁栄はいかほどのものだったのでしょう。

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これは内陣の反対側です。2階は聖歌隊席でしょうか。

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2階席の下の十字架のキリスト像が実に印象的です。

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天井を見上げると、美しいフレスコ画。素晴らしいですね。祭壇画と同じく、ウィーン生まれの宮廷画家ダニエル・グランDaniel Granによって描かれました。ダニエル・グランはオーストリア国立図書館の天井画も描いています。

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この美しいバロック教会は、観光客向けの教会というよりちゃんと教会の役割を果たしているようで、告解用の狭い部屋にすっと人が入っていきます。大観光地とはいえ、住民の生活を感じます。
アンナ教会の外に出て、塔を見上げます。このバロック様式の教会の塔はオーストリアでは典型的な形で、西洋玉ねぎとか西洋南瓜とも言われるそうです。

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これはアンナ教会の別の扉。教会関係者のための出入り口のようです。

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アンナ小路を先に進みます。アンナ教会を過ぎると、路地の両側にホテルが並んでいます。

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ホテルを通り過ぎた所でアンナ小路を振り返ります。ちょうど、ホテルに向かう旅行者がいますね。ここは街の中心でありながら静かな一角。この辺りのホテルにも泊まりたいものですが、それなりの料金でしょうね。

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ザイラーシュテッテSeilerstätteの通りにぶつかります。アンナ小路はここでおしまい。この先はフィヒテ小路Fichtegasseになります。アンナ小路はとても短い路地ですね。

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ここでアンナ小路を振り返ります。路地の左手には、ハウス・デア・ムジークHaus der Musikが見えます。このハウス・デア・ムジークでは、バーチャルな音楽体験ができるそうです。なんでも、ウィーン・フィルを指揮してモーツァルトの《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》を演奏するというバーチャルな音楽体験が目玉だそうです。音楽好きのsaraiですが、それほどは心惹かれないので、まだ訪問したことはありません。

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これはアンナ小路の先のフィヒテ小路です。この路地はここから眺めるだけで歩きません。

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ここからは左に折れて、ザイラーシュテッテの通りを進むことにします。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ウィーンの路地散策は続きます。


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ウィーンの路地散策:ザイラーシュテッテからヒンメルプフォルト小路へ

2015年6月23日火曜日@ウィーン/3回目

アンナ小路Annagasseを出て左に折れ、ザイラーシュテッテSeilerstätteの通りを歩きます。すぐに通りの右側に、ウィーン料理店のミューラーバイスルMüllerbeislが見えてきます。一昨日にランチをいただいたレストランです。そういえば、そろそろお腹が空いてきました。ランチをいただきたいところですが、同じレストランはやめておきましょう。別のレストランを探します。

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ミューラーバイスルのお店の正面を通り過ぎます。

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ザイラーシュテッテの通りを進み、次の4つ角まで来ました。アンナ小路と並行するヨハネス小路Johannesgasseと交差する4つ角です。

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これがヨハネス小路。この先に進むとケルントナー通りKärntner Straßeに戻ることができます。路地の左側に見えている塔はアンナ教会Annakircheです。ケルントナー通りに出ると、マルタ騎士団教会Malteserkircheがあります。このヨハネス小路の名前はマルタ騎士団の守護聖人の聖ヨハネの名前から取られたものです。

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ヨハネス小路には入らずに、ザイラーシュテッテの通りを進みます。少し進んだところで後ろを振り返ります。ヨハネス小路の4つ角の先にはミューラーバイスルの入っているバロックの建物が見えます。

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次はヒンメルプフォルト小路Himmelpfortgasseと交差する4つ角です。

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これはケルントナー通りへ続くヒンメルプフォルト小路の角の重厚な建物です。高級ベジタリアンレストランのティアンTianがあります。ミシュラン1つ星の人気レストランです。

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ザイラーシュテッテの通りの向かい側にはローナッハー劇場Ronacher Theaterがあります。この劇場は1872年にウィーン市立劇場として作られたものです。当初は宮廷劇場の代わりに市民の為の劇場となる予定でした。しかし、すぐに火災で焼失。1886年にアントン・ローナッハーが再建し、レビューやバラエティショーなどが上演されました。第2次世界大戦後、戦災を受けたブルク劇場の代わりとしても使われ、現在はミュージカル劇場として脚光を浴びています。今上演されているのは《メリー・ポピンズ》ですね。ドイツ語上演のミュージカルです。

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ここから、ザイラーシュテッテの通りを左に折れて、ヒンメルプフォルト小路を歩きます。路地沿いには高級車がずらっと駐車しています。

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ヒンメルプフォルト小路をケルントナー通りに向かって歩きます。

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この辺りはレストランやバーが並んでいます。

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13番地にはバロックの宮殿(Palais Erdődy Fürstenberg)が建っています。美しい建物です。

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路地を挟んだ向かいの8番地には、オイゲン公の冬の宮殿Winterpalais des Prinzen Eugenが建っています。

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この宮殿は、ハプスブルク帝国軍の名将であったサヴォイ公プリンツ・オイゲンが冬を過ごすためにウィーン市街に建てた宮殿です。ベルヴェデーレ宮殿は彼が夏の離宮として建てたものです。一体、どれほどの財力があったんでしょう。この建物は1848年からは財務省が使っていましたが、最近、財務省が移転し、2013年からはベルヴェデーレの新たな展示会場として使われるようになりました。このバロックの宮殿を設計したのは、高名な建築家フィッシャー・フォン・エルラッハです。

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ちょっと入口の中を覗いてみましょう。
入口を入ったところは美しい中庭になっています。

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正面にはバロック風のレリーフがあります。

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右手には建物の内部への美しい階段があります。

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階段を装飾するバロックの彫刻は、とっても豪華で見事です。

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ここから先は何かの展示をやっているようですが、あまり時間もないのでパス。
宮殿の外に出て、宮殿の外観を眺めます。ウィーンの中心地にたいそうな建物を建てたものですね。ヒンメルプフォルト小路のほとんどを占めるような凄い建物です。

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このオイゲン公の冬の宮殿のお隣は、カフェ・フラウエンフーバーCafe Frauenhuberです。お馴染みのカフェです。ここでランチをいただいてもいいのですが、今日は別のお目当てがあります。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここから、ランチのお店を目指して歩きます。


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ウィーンの路地散策:バル小路を抜けて、フランツィスカーナー教会へ

2015年6月23日火曜日@ウィーン/4回目

ランチのお店に向かいますが、路地散策をもう少し続けます。カフェ・フラウエンフーバーCafe Frauenhuberの前でヒンメルプフォルト小路Himmelpfortgasseを右に曲がって、ラウエンシュタイン小路Rauhensteingasseに入ります。

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ラウエンシュタイン小路を少し歩くと、右手にバル小路Ballgasseの入口が見えます。

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ここからバル小路を歩きます。周りの高い建物に挟まれた狭い路地です。

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バル小路は突き当りが高い建物になっていて、その先が見渡せません。まさか行き止まりってことはないでしょうね。

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バル小路をさらに進むと、左にまた路地がありそうです。正面の建物の先はバル小路は右に曲がっているようです。

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左の路地はブルーメンシュトック小路Blumenstockgasseです。このままバル小路をまっすぐに進みます。

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バル小路の突き当りで右に進みますが、その先はまた突き当りで道は左に曲がっています。くねくねした路地ですね。

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このバル小路は高い建物に挟まれて、狭く切り取られた空しか見えません。

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バル小路の突き当り近くはだんだんと路地が狭くなっていきます。

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建物の扉の上には鉄飾りが出ています。古い路地の雰囲気を感じます。

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鉄飾りの扉を通り過ぎたところで後ろを振り返ります。なんだか、閉塞感のある眺めですね。

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路地を左に回り込んでいくと、正面の建物の下が通り抜けのトンネルになっています。

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建物の下を抜けたところでバル小路はおしまい。その先はヴァイブルク小路Weihburggasseと交差しています。さらに進むと右手がフランツィスカーナー教会Franziskanerkircheです。建物は大規模な工事中です。これでは内部には入れないかもしれません。

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工事中ではありますが、フランツィスカーナー教会のファサードは青っぽいタイルのウィーンらしくない佇まいです。ゴシックの要素のあるルネッサンス様式だそうです。その前に立つのはモーゼの噴水です。工事用の赤いクレーンとの対比がなんとも面白いですね。

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工事の囲いをぐるっと回り込むと、教会の入口があります。ラッキー! 中に入りましょう。内部はバロック風の装飾ですが、建物自体はゴシック様式に思えます。

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主祭壇に近づいていきます。豪華なバロック装飾がまばゆいばかりです。

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主祭壇には黄金の光輪が輝き、その中心に黄金の聖母子像があります。なんとも派手ですね。

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祭壇前から後ろを振り返ります。2階席の大きなパイプオルガンが目立ちます。

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天井のヴォールトが美しいです。内部の大きな空間をしっかりと支えています。

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2階席のパイプオルガンを見上げます。美しい装飾が施された見事なオルガンです。なんでもウィーンで最も古いパイプオルガンだとか・・・。

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教会の外に出ます。モーゼの噴水がまた出迎えてくれます。

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ヴァイブルク小路を抜けて、ケルントナー通りKärntner Straßeに出ましょう。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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路地散策での寄り道が多く、なかなかランチのお店に着きません。かなりお腹が空いたので、一目散にお店に向かうことにします。


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ウィーンの路地散策:庶民的なオーストリア料理のラインターラー・バイスルは超美味しい!!

2015年6月23日火曜日@ウィーン/5回目

フランツィスカーナー教会Franziskanerkircheへの寄り道を終え、ランチのお店を目指して、ヴァイブルク小路Weihburggasseをケルントナー通りKärntner Straßeの方に向かいます。この通りはお洒落な雰囲気ですね。

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ヴァイブルク小路を進むと、右手に伸びるリリエン小路Liliengasseに差し掛かります。リリエン小路を覗き込むと、聖シュテファン大聖堂Domkirche St. Stephanの尖塔が顔をのぞかせています。

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ヴァイブルク小路をそのまままっすぐ進んでケルントナー通りに出ます。通りの角にはフォーエバー21のお店が見えます。そのとなりはZARA。ブランドチェーンのお店が並んでいます。

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ケルントナー通りをシュテファンズプラッツStephansplatzの方に向かいます。お昼のケルントナー通りはさすがに賑やかですね。

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シュテファンズプラッツです。眼前には聖シュテファン大聖堂・・・いつもながら美しい姿です。

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グラーベン通りGrabenを左の路地を眺めながら進みます。目的のランチのお店はこの辺りなんです。これは最初の路地のザイラー小路Seilergasseですが、ここではなくもう少し先のようです。

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グラーベン通りの先にはペスト記念塔Bild von Pestsäuleが見えています。

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3本目の路地が目的のドローテーア小路Dorotheergasseです。この路地にはカフェの名店カフェ・ハヴェルカCafé Hawelkaもありますが、今日の目的のお店はその手前にあるレストランです。

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路地に入るとすぐにお店の前に到着。庶民的なオーストリア料理のラインターラー・バイスルReinthaler's Beislです。向こう隣りにはカフェ・ハヴェルカも見えています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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このお店もまたまた小さな入り口です。どんどんお客さんが入っていきます。

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軒先の鉄飾りも可愛いですね。

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中に入ってびっくりです。大勢の客で一杯です。空いている席がありません。気の良さそうな働き者のおばさんという感じの人に案内されて、どんどん奥に入り込みます。入口の大きさでは想像できない、とても広いお店の内部です。一番奥の席にようやく座ることが出来ます。

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椅子をひくと通路がなくなるほどの狭さです。それにしても大変な混雑。よほどの人気店なんですね。

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壁にはウィーンの古地図のような額がかかっています。といっても周りを観察する前にランチの注文を決めないとね。

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メニューを見てようやく決定。注文完了。

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まずは飲み物。今日はワインはやめて、ミネラルウォーター。

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ソーセージとポテト。これって、ウィンナーソーセージ?

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これはシュルターシェルツルSchulterscherzl(牛肉の煮込み)です。鍋の中にある素晴らしいビーフ・コンソメスープが素晴らしいです。ターフェルシュピッツにも似ていますが、これはもっと美味しいです。また食べに来たいと思わせる逸品です。

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このお店はウィーン定番料理のレストランですが、いかにも庶民のお店という感じです。でも、ものすごく美味しい料理です。混み合うのも当然ですね。

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どんどんお客が入ってきて、相席になります。このお店は地元の女性が1人でもふらっと立ち寄ることのできるお店なんですね。てきぱきおばさんが、上手に客をさばいていきます。料理もどんどん出てきます。地元の人も観光客もあいまって賑やかです。食べ終わったところで邪魔にならないように早々に席を立ちます。

大満足でお店を出て、散策再開です。


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ウィーンの路地散策:ジンガー通りのドイツ騎士団の館

2015年6月23日火曜日@ウィーン/6回目

庶民的なオーストリア料理のラインターラー・バイスルReinthaler's Beislで美味しいランチをいただいて、お店の外のドローテーア小路Dorotheergasseに出ます。路地を歩いてグラーベン通りGrabenに出ると、バーベンベルク家のレオポルト3世の像が待っています。かって、グラーベン通りはバーベンベルク家の居城のあったアム・ホーフを守る濠(ドイツ語でグラーベンGraben)でした。

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グラーベン通りをシュテファンズプラッツStephansplatzに向かって歩きます。聖シュテファン大聖堂Domkirche St. Stephanの尖塔が見えています。

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シュテファンズプラッツに到着。ここはウィーンの中心という感じですね。

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こちらはケルントナー通りKärntner Straße。ますます人が繰り出してきましたね。

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ここからジンガー通りSingerstraßeの方に歩いていきます。

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通りの左手に塔が見えてきます。ドイツ騎士団教会Deutschordenskircheです。音楽家にゆかりの場所なので立ち寄ってみましょう。

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ドイツ騎士団教会が間近です。

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ドイツ騎士団の館Deutschordenshausの前に立ちます。塔はドイツ騎士団の館に付属の教会の塔です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ドイツ騎士団の館の中庭に入ります。建物の壁は蔦がからまり、騎士団の黒十字の旗もぶら下げられています。

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ここはモーツァルトやブラームスも滞在したことがあります。モーツァルトはここに滞在中に、ザルツブルグ大司教コロレド伯と決別したことが知られています。このドイツ騎士団の館はザルツブルグ大司教コロレド伯の伯父カール・コロレド伯爵邸だったので、ザルツブルグ大司教コロレド伯のウィーンでの定宿になっていました。大司教に雇われている身分だったモーツァルトも、ここに呼びつけられて宿泊していました。音楽家としての仕事をこなしているときに大司教との軋轢が高まって決別することになり、結果的にザルツブルグを離れて、ウィーンで生計をたてる音楽家の道を進むことになります。モーツァルトにとって、ここでウィーン時代が幕あけすることになる記念すべき場所です。そう思いながら中庭に立っていると、モーツァルトの熱い思いが感じられるような気がします。

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見上げると、総ガラス張りの2階と3階の回廊が目に入ります。美しい建物です。

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中庭の奥には建物を抜けるアーチがあります。奥に抜けてみましょう。

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中庭の奥もまた別の中庭のようなところです。駐車場のようになっています。実はここは紅茶屋さんのハース&ハースの裏庭のようなところです。ですから、ハース&ハースの建物を抜けると、聖シュテファン大聖堂の前に出ることができます。

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また、アーチに戻りましょう。

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アーチの中の銘板を見ると、ウィーン・モーツァルト協会の名誉会員が記載されています。ヘンリック・シェリングやオットー・シュトラッサーの名前もあります。この辺りにウィーン・モーツァルト協会があるんでしょうか。

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また、ドイツ騎士団の館の中庭に戻ります。この中庭はバルコニー構造の中庭になっていて、パヴラッチェンPawlatschenと呼ばれています。住居の入口をバルコニーから入るようにして、建物のコストを抑えているのだそうです。

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パヴラッチェンは普通はむき出しになっていますが、ここはガラス張りになっているので、少々高級ですね。

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ドイツ騎士団の館の入口の横手に、教会の目立たない小さな扉があります。ちょっと入ってみましょう。

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ドイツ騎士団教会の内部を見学します。


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ウィーンの路地散策:ジンガー通りからグリュナンガー小路へ

2015年6月23日火曜日@ウィーン/7回目

ドイツ騎士団教会Deutschordenskircheの内部に入ります。ゴシック様式の内部は意外に簡素な佇まいです。ゴシック様式らしく高い天井が印象的です。

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主祭壇の前に進みます。祭壇画は、聖母マリアの膝の上のイエスに聖エリザベート、聖ゲオルク、聖ヘレーネが礼拝している構図です。イエスがエリザベートに王冠を授けています。聖エリザベートはドイツ騎士団の守護聖人です。

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祭壇前から後ろを振り返ります。質実剛健といった感じですね。

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壁面には丸いワッペンがずらっと並びます。80個以上あるそうです。この教会で刀礼(騎士叙任式)を受けた騎士たちが自分のワッペンを飾った習慣によるものです。ワッペンwappenとは武器(主に盾)を意味するドイツ語で、実際は紋章を意味します。紋章が個人に普及しはじめたのは、12世紀初めの第1次十字軍遠征のころからです。従軍した騎士たちは鎧・冑を身に着け面部を隠していたので、戦場で敵味方を識別するために紋章を用いるようになりました。ドイツ騎士団の歴史も十字軍まで遡りますから、ちょうど紋章の歴史と重なります。

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十字架のキリストに祈りを捧げる騎士のレリーフも飾られています。

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ドイツ騎士団教会の見学を切り上げて、ドイツ騎士団の館Deutschordenshausの外に出ます。ジンガー通りをまた歩き始めます。左手にブルート小路Blutgasseが現れます。白亜の建物が続く美しい石畳の路地です。ちょっと心をそそられますが、この路地には入らずにそのままジンガー通りを進みます。

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ジンガー通りには美しいバロックの館が並んでいます。16番地にはバロック様式のノイパウアー・ブロイナー宮殿Palais Neupauer-Breunerがあります。美しいファサードですね。ここにもパヴラッチェンの中庭があるようです。

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左手に路地があります。グリュナンガー小路Grünangergasseです。

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角に建つ17番地のバロックの館はロッタル宮殿Palais Rottalです。

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グリュナンガー小路の入口の向かいの角は薬局(Apotheke Zum goldenen Reichsapfel)。

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このグリュナンガー小路に入ってみましょう。綺麗な石畳が続きます。

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路地を進むと、左手にニコライ小路Nikolaigasseが現れ、路地の先には聖シュテファン大聖堂の尖塔が目に入ってきます。結局、聖シュテファン大聖堂のまわりをぐるぐる周っているだけなんですね。

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さらにグリュナンガー小路を進んでいきます。

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左手に名もない狭い路地が現れます。何か気になります。

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ちょっと入ってみましょう。狭い路地の先から妙齢の美女がやってきます。

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美女とすれ違うと、路地の先はちょっと下り坂。下った所はちょっとした広場にはなっていますが、何にもなさそうです。あきらめて元のグリュナンガー小路に戻ります。

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グリュナンガー小路を進むと、4番地の角にとっても古くて、いわくありげな建物があります。

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建物の入口の装飾が凄いです。入口の上には2頭の猟犬の石像があります。

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建物の角を回り込んでドーム小路Domgasseに出ると、建物の銘板があります。フュルステンベルク宮殿Palais Fürstenbergです。歴史ある建物のようですが、現在は民間の所有になっているようです。

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それにしても、この宮殿は悪く言うと今や幽霊屋敷のようです。

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このまま、フュルステンベルク宮殿に沿ってドーム小路を進んでいくことにします。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ウィーンの路地散策:ドーム小路で散策終了・・・カフェ・ハイナーで美味しいケーキ、そして、究極のマーラー

2015年6月23日火曜日@ウィーン/8回目

グリュナンガー小路Grünangergasseからフュルステンベルク宮殿Palais Fürstenbergの角で左折して、ドーム小路Domgasseを聖シュテファン大聖堂の方向に向かって進みます。

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ドーム小路の中ほどの5番地にはモーツァルトが暮らした家があります。あまりにも有名な史跡です。ここで《フィガロの結婚》が作曲された経緯から、かってはフィガロハウスと呼ばれていましたが、現在はモーツァルトハウス・ウィーンとして、モーツァルトゆかりの品々を展示しています。

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これがモーツァルトハウス・ウィーンの建物。もちろん、以前に訪問したことがあります。ですから、前を通り過ぎるだけです。

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ドーム小路を端まで歩くと、シューラー通りSchulerstraßeにぶつかります。この通りを左に進むと、すぐに聖シュテファン大聖堂に突き当たります。

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これはシューラー通りを聖シュテファン大聖堂の反対方向に進む方を眺めたところです。モーツァルトハウス・ウィーンの案内板も見えます。このシューラー通りからドーム小路に回り込むようにとの案内図が描かれています。左手にはシュトローベル小路Strobelgasseが見えています。

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ぐるりと180度視点を巡らすと、眼前に聖シュテファン大聖堂Domkirche St. Stephanの姿が広がります。いやはや、堂々たる姿ですね。

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ここで今日の路地散策を終えましょう。
最後に、配偶者御用達の紅茶屋さんで大量に紅茶をお買い上げです。普段使いの茶葉はなかなか日本では買えません。この紅茶屋さんはシュテファンズフラッツStephansplatzからヴォルツァイレ通りWollzeileに続くドゥルヒガング(通り抜け)にあります。2軒も紅茶専門店が並んでいて、建物は繋がっています。カウンターの裏の壁にはたくさんの紅茶の葉が並んでいます。

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店内は紅茶関連グッズが所狭しと並んでいますが、購入したのは茶葉だけ。それだけでも大荷物です。

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これで配偶者は満足した様子。
今度は、sarai御用達のカフェ・ハイナーCafé-Konditorei L. Heinerでのお茶は逃すわけにはいきません。寄って帰りましょう。相変わらず店内は混み合っています。狙いの窓際の席は残念ながら先客がいます。その手前の席で我慢しましょう。

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ここは地元民が多いですね。談笑の場になっています。それにしても満席状態ですから、席が確保できたのは奇跡的です。

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いつもながら美味しいカフェ・ハイナーのケーキと紅茶に大満足です。

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かたわらのテーブルではおじさんが新聞を広げ、ゆっくりしています。おじさんが1人でケーキを楽しんでいるのは、日本では考えられない風景です。でも、それが多いんです。これもウィーンのカフェ文化です。

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次回も訪問することを誓って、カフェ・ハイナーを出ます。元気が出たところでもう少し買い物を継続。ノイアー・マルクトNeuer Marktにあるスーパーに寄っていきます。ケルントナー通りからドンナー小路Donnergasseを抜けて、ノイアー・マルクトに出ます。

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ノイアー・マルクトの広場の中央にはドンナーの泉Donner brunnenがあります。なかなか美しい彫像です。ドナウ川と支流を意味するアレゴリー像です。1739年に完成された由緒あるものです。もっとも彫像のオリジナルはベルヴェデーレ宮殿の下宮のバロック博物館に展示されているそうです。ちなみにゲオルク・ラファエル・ドンナーGeorg Raphael Donnerが作成したので、この名称が付けられたようです。

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ノイアー・マルクトの北側にあるスーパーに向かいます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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スーパーでお塩を大量に購入して、ウィーンでのお買い物は完了という感じです。
寒くて、配偶者はウィンドブレーカーをはおっての散策でしたが、雨には降られませんでした。

ホテルに戻り、たっぷりお昼寝です。目覚めると、青空が広がっています。そろそろお天気もよくなって欲しいですね。

夜は楽友協会でヤンソンス&ウィーン・フィルのコンサート。これがチケット。3回目のマーラーの交響曲第3番です。

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かぶりつきの席で、saraiは大満足のコンサート。3回目が最高の演奏でした。ただただ感涙にくれた感動の演奏の詳細はここです。
今日は、チケットが比較的取りやすい楽友協会主催のコンサートで、日本人の観光客が目立ちました。

明日はもう1日、ウィーンで音楽三昧です。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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天野さん

saraiです。初めまして。コメントありがとうございます。ブログを書く励みになります。当日は快晴で素晴らしい日でしたが、夏の陽光がまぶしいほどで暑さに悩ま

09/27 14:15 sarai

充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai
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