温泉好きのsaraiにとって、寒い冬は絶好の温泉シーズンです。高齢の母を誘って指宿温泉に出かけることにしました。
出かける日は天気が崩れるという予報が出ていましたが、心配することはありません。強力な晴れ女の配偶者がついていますからね。実際、出発の朝は曇ってはいるものの何とか天気がもっています。神々しい高千穂の峯もその姿を見せてくれています。
高速道で鹿児島市まで行き、その後は錦江湾沿いの道を走ります。途中、ちょっと小雨がぱらつくこともありましたが、日差しもあり快適なドライブです。休憩も入れて3時間程で、指宿温泉では有名な《白水館》に到着。ドライブのルートを地図で確認しておきましょう。

《白水館》は敷地も広くてとても立派な温泉ホテルで、びっくりです。車を玄関前に停めて、恐る恐るのの入館です。黒のプリウスαがsaraiの借りたレンタカー。

玄関前には、鹿児島名物の桜島大根。

お部屋に案内してもらいます。部屋は錦江湾に面しています。バルコニーの外の眺めは絶景!

部屋の中も寛げる雰囲気です。

部屋からバルコニーの方を見るとこんな感じ。素敵ですね。

景色を堪能した後は、目的の砂むし風呂に行きましょう。指宿と言えば、なんと言っても砂むし風呂ですからね。これが楽しみだったんです。
受付で、砂風呂用の浴衣を借りて着替え、砂風呂に向かいます。砂風呂はかなり広いのですが、大勢の客で賑わっていて、順番待ちです。九州のテレビ局の取材クルーも来ています。10分程待つと、sarai達の番が回ってきました。係の人に案内されて、母と配偶者とsaraiの3人が頭を並べて横になります。砂の上に横になると、ホテルのスタッフが足から順に優しく砂をかぶせてくれます。とても熱い砂が体の芯を温めてくれます。しかも次第に熱が冷めていくので、最初の熱さを我慢すれば、すーっと気持ちがよくなります。まさに桃源郷。気持ちのいいことこの上なし。あっと気が付くと30分ほど経っていました。うとうとしていたようです。砂風呂は、別府温泉でも体験しましたが、そのときはセルフサービスで自分で砂をかけて楽しみました。砂風呂は、全国に4か所あるそうですので、是非全制覇したいものです。写真はホテルのパンフレットから流用しますが、まあ、こんな感じです。

砂風呂の後は、そのまま温泉に向かえばよいのですが、のんびり楽しみすぎてその時間がありません。さっとシャワーを浴びて、夕食をいただきにいきます。個室スペースで懐石料理です。
先付けの《そら豆》と前菜4種(鮎や蟹など)。

先椀の海老真丈。

お造りは新春4種盛り。海老がぷりっぷりで何とも美味しいです。

窓からの庭の景色もなかなか風情があります。

炊き合わせの後は焼き物。寒鰤の素焼きです。

合肴は湯葉の餡かけ。

さらに強肴は黒豚の味しゃぶ。酢の物、ご飯、薩摩汁と続き、すっかり堪能・・・というより、食べ過ぎ状態。
ホテルのサービスだという野菜の天ぷらには箸がつきません。

それでもデザートは美味しくいただきます。ぺろっ。

頂いた白ワインでほろ酔い気分。部屋に戻って一寝入りです。
ゆっくり休んだ後に、終了ぎりぎりの時間に温泉に浸かります。元禄風呂という広々とした温泉です。熱めの湯やぬるめの湯、打たせ湯など色んなお風呂があります。江戸柘榴風呂という蒸し風呂(サウナ)も楽しめます。なかなか高温の本格的なサウナです。低いくぐり戸をかがんで入るという一風変わったサウナです。もちろん、露天風呂もあります。星空を眺めながらのんびり癒されます。ここにも釜風呂というサウナがあります。これらを慌ただしくすべて体験するとクローズの時間になってしまいました。

砂むし風呂に続き、温泉もたっぷりと堪能。天国、天国の気分で就寝。
明日は帰りに桜島にでも寄っていきましょう。
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