今日はウィーン最後の日で、明日早くアムステルダムに移動です。結局は、気持ちのよい青空には恵まれずじまいのようです。雨も降ったけれど、傘をさすことなく過ごせたのを良しとしないとね。今日も曇り空で寒いですが、雨の心配はなさそうです。しっかり街歩きを楽しんできましょう。
だいぶんこちらの時間に体が馴染んできたのか、朝寝坊もそこそこで10時頃にはお出かけです。滞在中のホテルのNHウィーン・ベルヴェデーレHotel NH Wien Belvedereは、ベルヴェデーレ宮殿Schloss Belvedereの下宮Unteres Belvedereと背中合わせのような立地で、ホテル横の路地の奥の門はベルヴェデーレ宮殿に通じているような気がします。まずはそれを確認してきましょう。ホテル横のプレトリウス小路Praetoriusgasseに入ります。

ウィーン大学付属植物園Botanischer Gartenへの案内板があります。ベルヴェデーレ宮殿ではなく、植物園に通じる路地なんでしょうか。

公園のような緑地の横を過ぎます。

入口の門に近づくと、ウィーン大学付属植物園という標識があります。ここから植物園に入れるようです。

門を入ると、緑豊かな道が続きます。

植物園の大きな温室があります。

温室の先には、緑の中に広い道が伸びています。学校から来ている子供たちの姿も見えます。

管理事務所のような木造の小屋があります。壁に禁止事項を示す標識が張ってあります。日光浴、ボール遊び、自転車、犬の散歩はダメのようです。植物園ですからね。

植物園の見取り図も張ってあります。植物園は細長い敷地に伸びているようです。1番から順に47番までの区画に分けられています。奥の方の区画に歩いていってみましょう。

サボテンが並んでいます。ウィーンのような気候でも育つんですね。

築山のようなものがあります。築山の中の路に沿って、植物が植えられています。あくまでも植物園としての展示なのでしょう。

小川が流れたりして、綺麗に整備されています。

植物園の奥の方に至る道は大きな木立が続きます。

授業の一環のような子供たちの集団もぞろぞろと先を歩いていきます。その後ろを少し離れつつ歩きます。

さすがに植物園らしく、園内には様々な植物も植えられていますし、名札もしっかり付けられて管理されているようです。作業をしている人もいます。

竹林もあるのには驚きます。大学付属の植物園であるからなのか、多様な植物が育成されているようです。

あまりに巨大な幹の木には見入ってしまいます。何の木なのか、想像もできませんね。

柵の向こうにはベルヴェデーレ宮殿と思しき建物が見えてきます。やはり、この植物園はベルヴェデーレ宮殿につながっているのかもしれません。

ここは植物園ということですが、saraiの日本人的感覚では、庭園とか植物園とかいう感じには思えません。単なる森という気がします。緑は多く静かだし、散策には最高です。もちろん散歩している人は多いです。
やがて、出口に到達です。植物園の看板のある門があります。

出口を出ると、ベルヴェデーレ宮殿に出ます。植物園の入口はベルヴェデーレ宮殿側から言うと、ベルヴェデーレの庭園のアルペンガルテンAlpengarten(入場料4ユーロ)への入り口の門と共通になっています。

これがアルペンガルテンの入口です。入口から覗くだけで入場はしません。十分に植物園を歩き周りましたからね。

ここは、ちょうどベルヴェデーレ宮殿の入口の門の横です。

宮殿の門の前です。門の向こうにベルヴェデーレ宮殿が眺められます。

ベルヴェデーレ宮殿は行ったばかりですから、ここで失礼することにします。
すぐそこが、ベルヴェデーレ宮殿の上宮の先の4つ辻のトラムの停留所、クヴァルティア・ベルヴェデーレQuartier Belvedereです。ここからD線のトラムに乗って、今日の散策のスタート地点に向かいましょう。
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