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ハーレム~ライデンの1日:アムステルダム中央駅からハーレムへ

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/1回目

旅の8日目です。

アムステルダム2日目。薄い雲はかかっていますが、雨の心配はなさそう。今日は1日観光モード。アムステルダム近くの古都を巡ります。ハーレムとライデンです。せっかくのお出かけですから、それなりの時間には出かけないとね。8時には起床。身支度を整えて出かけましょう。部屋から外を眺めていた配偶者が、お隣のシーフードバーの高窓を掃除している人を見つけます。オランダ人は朝早くからよく働きますね。

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朝のアムステルダムは、大人も子供も自転車でお出かけです。オランダの自転車大国ぶりにはいつ来ても驚かされます。

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大通りに出ると、自転車の大群がまさに風を切って凄いスピードで走り抜けていきます。気を付けて歩かないと自転車に轢かれそうです。

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アムステルダム中央駅Amsterdam Centraalまでトラムで向かいます。途中で見かけた通り沿いの建物は真っ赤な花で綺麗に飾られています。

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20分ほどで中央駅に到着。駅の構内への入口には、まるで自動改札口のようにOVチップカールトのチェックイン機が並んでいます。これではチェックインを忘れることはありませんね。

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チェックインの前にやっておくことがあります。OVチップカールトのアクティベーション(有効化)です。バスやトラムはこのアクティベーション(有効化)は不要ですが、NS(オランダ国鉄)に乗車する前には、このアクティベーション(有効化)を行って、ファーストクラスとセカンドクラスのどっちを利用するかを設定しておく必要があります。今回のオランダ国内移動は近距離なので、セカンドクラスを利用するつもりです。しっかりと自動券売機でこのアクティベーション(有効化)をやります。

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電車に乗りましょう。さてどの電車に乗ろうかと考えていると、案内人がいます。若くて感じのよさそうな2人組です。

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ハーレムまで行きたいんだけど・・・というと、最速の3分後の電車を教えてくれます。なんとも慌ただしいですが、せっかくだからそれに乗りましょう。急いでホームに移動し、無事に乗車できました。2階席に座ります。窓からはホームを覆う大天蓋が見えます。

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天蓋のガラス屋根を通して明るい光が差し込んできます。

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朝ごはんをゲットしようと思っていたのですが、あまりの早い展開で買い損ねました。手持ちのものをつまみながら朝食代わりにします。アムステルダム中央駅を出発した電車は、美しい水面に沿って走ります。

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今度は美しい牧草地の中を走ります。広大な草原の中で牛が草を食べています。

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牧草地の向こうには風力発電ユニットが見えます。いかにも環境先進国の雰囲気がありますね。

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見慣れたお店も見えます。IKEAです。どこにもありますね。

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窓の外の風景を楽しむうちに、アムステルダム中央駅からICは15分でハーレム駅Haarlemに到着。構内の連絡道を歩いて移動。

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構内からの出口にはチェックアウト機があります。忘れずにOVチップカールトのチェックアウト。

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チェックアウトして出たところで振り返って、駅の構内を眺めます。

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OVチップカールトでNSを利用するのは初めてなのでちょっと不安になり、自動券売機でOVチップカールトの状況をチェック。アクティベーション(有効化)もチェックイン/チェックアウトもうまくいったようで一安心です。他国の交通システムは慣れるまで一苦労です。

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ハーレム駅の外に出ます。これが駅のファサードです。煉瓦作りの古い雰囲気がいいですね。

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駅前の通りをバスが走っています。

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駅前の通りを右の方に向かって歩きます。そこから駅の建物を振り返ります。駅舎の2本の塔が面白いですね。何のための塔なんでしょう。

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古い駅舎に続いて、比較的新しい駅ビル(高さは低い)が並んでいます。

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その駅ビルにはお店が並んでいます。予定より早めの到着なので、コーヒーくらい飲んでいきましょう。駅ビルのコーヒーショップへ。コーヒーをお願いすると、「サイズは、ストロング?レギュラー? 僕はストロングマン!」と面白いお兄さん。レギュラーをお願いして、写真をパチリ。

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駅のコーヒーショップでおどけたスタッフとじゃれあいながらカプチーノをいただき、楽しい旅の気分になります。

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コーヒーの後はいよいよ散策開始です。


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ハーレム~ライデンの1日:ハーレムの路地散策を開始

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/2回目

ハーレム駅前のコーヒーショップで楽しい一時を過ごした後、ハーレム駅前からハーレム散策の開始です。

駅前の広場にはバスがずらりと並んでいます。バスに乗ってもいいのですが、街の中心までは歩いても10分強なので、ぶらぶら歩いていくことにします。

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バスターミナルの先にはちょっとした広場のスタションス広場Stationspleinがあります。広場の真ん中に男女の彫像が立っています。これは、スペインからの独立のために戦った80年戦争で活躍したハーレムの英雄達です。男性は、スペイン軍によるハーレム包囲戦(1572年~1573年)の折にオラニエ公ウィレムに忠誠を尽くして、8か月もの間ハーレムを守り抜いた市民軍のリーダーのWigbolt Ripperdaです。この包囲戦は結局、食料も物資も尽きてスペイン軍に降伏し、彼は囚われの身になった数日後にこれから向かうハーレムのグローテ・マルクト広場で打ち首になりました。女性は、材木商を営む傍ら、ハーレム包囲戦で女性グループのリーダーとしてスペイン軍と英雄的に戦ったKenau Simonsdochter Hasselaerです。2人は今でもハーレムで大切な存在のようです。

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駅前から伸びるバス通りのクライス通りKruisstraatを歩きます。なかなか素敵な街並みです。

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このクライス通りは、まるで自転車専用の道のように見えます。先程バスは走っていきましたけどね。

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クライス通りに交差するランゲ・ヘーレン通りLange Herenstraatを見ても駐車している車は見えますが、やはり走っているのは自転車だけ。歩行者は我々だけです。

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ようやく歩行者とすれ違います。先の交差点ではバスも見えます。自転車以外が見えるのが稀です。

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パルクラーン通りParklaanとの交差点にさしかかります。樹木の生い茂っている公園通りです。

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交差点の信号が青になるのを待って横断します。バスも歩行者もいますね。

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通りの真ん中まで来ると、綺麗いなフラワーボックスもあり、まさに公園です。

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次にぶつかるのはオランダらしく運河です。

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運河にかかる橋を渡ります。

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これが左手の方に見えるニーウェ運河Nieuwe Gracht。運河沿いには立派な建物が並んでいます。

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こちらが右手に続くニーウェ運河。橋もいっぱい架かっています。

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橋の上から運河を眺めます。美しいですね。

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運河を渡って、さらにクライス通りを進みます。街の中心が近くなって、だんだんと賑やかになっていきます。

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オランダではお馴染みのスーパーのアルバート・ハインAlbert Heijnです。オランダ国内に700店舗ほどあるそうです。

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通りの右側にレンガ造りの古い切妻屋根の建物があります。こういう切妻屋根の建物がハーレム名物なんだそうです。美しい建物です。

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左手には美しい路地があります。ニーウェ・クライス通りNieuwe Kruisstraatです。路地にはオープンテラスのテーブルが並んでいます。

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オランダではデートも自転車ですね。

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ここでクライス通りを振り返ります。この辺りはタイル張りの綺麗な道になっています。古都の中心らしい町並みです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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街の中心のグローテ・マルクト広場ももうすぐです。



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ハーレム~ライデンの1日:バルテルヨリス通りからグローテ・マルクト広場へ

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/3回目

ハーレムHaarlemのクライス通りKruisstraatを街の中心地に近づいています。と、何やら、街の中心には似合わないものを発見。通りの右手に美しい鉄柵で囲まれた一角があります。贅沢な邸宅の雰囲気です。何かの公的な施設なのでしょうか。

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鉄製の美しい門の中には綺麗な庭園とお屋敷が見えます。鉄製の門の上部には黄金で飾られた文字がデザインされています。調べてみると、ここはオランダの歴史的な「ホフィエHofje」の1つHofje van Oorschotでした。金文字は、その名称とここが造られた年号1769を示しています。オランダでは昔から、個人の慈善や慈善団体によって、高齢のために働けなくなった人(特に未亡人などの女性が対象となることが多い)のために慈善事業として救貧院が建てられました。救貧院といってもいろいろありますが、高齢者を対象にしているのが他の救貧院とは違っています。また、宗教施設でもありません。救貧院には必ず専用の中庭が付属しており、その建物の住人専用の中庭は「ホフィエHofje」と呼ばれます。ハーレムには21のホフィエがあるのですが、ここはアムステルダムの豪商だったWouterus van Oorschotが1768年の死亡時に遺言で財産を寄託して作られたホフィエで、Hofje van Oorschotという名称で呼ばれています。

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門の隙間から、よく中を覗いてみましょう。救貧院と言えば粗末な施設を想像しますが、中庭も建物も大変立派です。これもオランダの栄華の遺産なのでしょうか。

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ハーレムではホフィエの建物が近代的に建て替えられたものもありますが、そのひっそりとした入口などは当時のままだそうです。ホフィエは一般に公開されているので、季節ごとの庭園めぐりが楽しめるようです。ちなみにハーレムの主要なホフィエは以下の通り。左の数字は建てられた年号です。

1395 - Hofje van Bakenes / de Bakenesser kamer
1440 - Vrouwe- en Antonie Gasthuys
1472 - Brouwershofje
1489 - Hofje van Loo
1607 - Frans Loenenhofje
1609 - Hofjes Codde en (1684) Van Beresteyn (verplaatst)
1610 - Bruiningshofje
1615 - Luthers Hofje
1616 - Hofje In den Groenen Tuin
1616 - Hofje van Guurtje de Waal
1640 - Zuiderhofje
1650 - Hofje van Willem Heythuijsen
1662 - Wijnbergshofje
1730 - Hofje van Staats
1760 - Hofje van Noblet
1769 - Hofje van Oorschot
1773 - Remonstrants Hofje
1787 - Teylers Hofje
1866 - Proveniershof (voormalig Proveniershuis)

このように書き並べてみると、ここにあったホフィエは歴史的には比較的新しいものなのですね。再びこのハーレムの街を訪れる機会があれば、ホフィエ巡りというのも一興ですね。
煉瓦塀には、このホフィエの入いり方が書いてあります。10時から開場するようですから、もうすぐですね。でも今日はパスして、次の機会にしましょう。

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このホフィエの先でクライス通りKruisstraatはスメーデ通りSmedestraatにぶつかって、終わります。通りの左手の角には、オランダ発の生活雑貨店エマHEMAの店舗が見えます。ベルギー、ドイツ、ルクセンブルグ、フランス、イギリス、スペインにも店舗を構えるチェーン店ですが、オランダ国内には500店舗近くも展開しているそうです。雑貨、衣類のみならず食料品まで揃えています。

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この角から右の方を眺めると、緑豊かなクロヒト通りKrochtが続いています。

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スメーデ通りにぶつかった正面には宝飾品店F.J. Driessen Juweliersがありますが、そのお店の前に道標が立っているので、道を確認しましょう。

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これが道標です。チェックすると、街の中心Centrumにあるツーリスト・インフォメーションとフランス・ハルス美術館Frans Hals Museumが同じ方向です。そちらに向かうことにします。

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宝飾品店の右横からの路地、バルテルヨリス通りBarteljorisstraatに入ります。色んなお店が立ち並ぶ賑やかな路地です。路地の左側にチーズ専門店トロンプKaashuis Trompがあります。オランダならではの魅力的なお店ですね。旅先でなければ、たくさん買っていきたいところです。

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その2つ先にはお馴染みのH&M。H&Mは美しい路地のスカウテン通りSchoutensteegの角にあります。その路地の向かいには、コリー・テン・ボーム博物館Corrie ten Boomhuis Museumがあります。日本ではアンネ・フランクの家は知っていても、このコリー・テン・ボーム博物館は知られていません。もちろん、saraiも知りませんでした。オランダには、ナチスの支配に対して、ユダヤ人や抵抗運動のオランダ人をかくまっていた家が多数あったそうです。時計店を営んでいたテン・ボーム家もそういう活動をしていて、最上階にあったテン・ボーム家の末っ子コリーの寝室のキャビネットの裏に隠し部屋を作り、多くの人をかくまっていました。しかし、戦争終結も間近い1944年に密告で、ゲシュタポがテン・ボーム家に乗り込み、一家全員が捕えられて強制収容所に送られました。結局、生き残ったのはコリーただ1人という悲惨な結末を迎えました。戦後コリーは、戦争の悲惨さと限界状況の中で人間性を失わないことを世界中で訴えたそうです。それがヨーロッパ人の良心なのですね。我々日本人も見習いたいと心の底から思わずにはいられません。現在、このテン・ボーム家の建物は博物館として、コリーの寝室の隠し部屋などを公開しています。路地で若い女性たちが入場を待っているようですね。

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コリー・テン・ボーム博物館の2つ先は切妻屋根の建物があります。1階は服飾店になっています。

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2つ先の建物も煉瓦造りのいかにもオランダ風の建物。このバルテルヨリス通りには、こういう建物が立ち並んでいます。歩いているだけで楽しい路地です。

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オランダらしいと言えば、配偶者は路地に停められている自転車に興味をそそられたみたいで、じっと観察を始めます。これは木製の自転車。

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これは前部に荷物を載せて運ぶ自転車ですね。実用車です。

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普通の自転車はこれ。がっちりした実用一点張りの自転車ですね。もっとファッショナブルにすればよいのではと思うのは日本人の感性でしょうか。

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バルテルヨリス通りを抜けて、ゼイル通りZijlstraatに出ます。目の前の立派な煉瓦造りの大きな建物は市庁舎に連なる建物です。

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ゼイル通りをちょっと左に出ると、そこはグローテ・マルクト広場Grote Marktです。街の中心に到着です。駅から歩いて15分でした。

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広場の路面を見ると、煉瓦を敷き詰めています。ある意味、オランダは煉瓦文化ですね。

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これは広場の北側。緑の木々が綺麗です。

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今歩いてきたバルテルヨリス通りを振り返って眺めます。車が多く駐車しているのが美しくないですね。

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広場の西側にはツーリスト・インフォメーションがあります。その後ろに見えているのは市庁舎の建物です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ツーリスト・インフォメーションで有料50セントの市内地図を買い、いろいろ教えてもらいます。対応してくれたスタッフは、とっても綺麗な英語を話すテキパキしたおば様です。そうそう、孫達にまだ絵葉書を出していません。絵葉書を買おうとすると、切手もどう?と聞いてくれます。もちろんお願いします。さらに、後で絵葉書を持ってきてくれれば出してあげるわよとのこと。本当に何から何までよく気の付く人で、ありがたいです。
ツーリスト・インフォメーションを出て、広場の周りの観光を始めましょう。



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ハーレム~ライデンの1日:グローテ・マルクト広場の聖バフォ教会

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/4回目

ハーレムHaarlemの観光はグローテ・マルクト広場Grote Marktから始めます。古い建造物に囲まれた美しい広場です。ひときわ目立つのは聖バフォ教会Grote of Sint-Bavokerkです。その手前に見える旧肉市場Vleeshalも素晴らしいですね。

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広場に立つ銅像は活版印刷の発明家コステルです。活字を持った手を上に掲げています。

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広場ではもちろん自転車が走っています。自転車家族です。

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まずは、広場に面して聳えている聖バフォ教会に行ってみましょう。残念ながら、ここは昨日ゲットしたMuseumkaartは使えません。料金を払って入場します。英語版の案内パンフレットをいただきます。

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教会の内部はとても立派です。後期ゴシック様式の巨大な空間ですが、まず目に留まるのは美しく大きなパイプオルガンです。これは10歳(11歳?)のモーツァルトが弾いたミューラー作のオルガンだそうです。ヨーロッパ中に、モーツァルトゆかりのパイプオルガンがありますね。

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子供たちが説教壇のようなところに座っています。えっと思っていると、その向かいには牧師さんと思われる人がいて、子供たちにお話をしています。

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いやはや素晴らしい内部空間です。こちらは内陣の方向です。

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見上げると、天井の模様が美しいです。

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ステンドグラスも綺麗です。

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あらっ、カフェコーナーもあります。教会の中にあるのは初めてみました。ここは、もう教会としての役目はしていないようです。

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こちらには何かがあります。お墓のようです。

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床の上にあるのがフランス・ハルスのお墓です。ハルスは人生のほとんどをハーレムで過ごし、ここに葬られました。

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お墓があったのは、柵で仕切られた内陣の中です。

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聖バフォ教会の外に出ます。教会は文字通り聳えたっています。

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広場にはオープンテラスのテーブルがずらっと並び、まだ午前中なのに賑わいつつあります。そのオープンテラスの向こうには市庁舎Stadhuisが見えています。市庁舎も見学できるとの情報があるので行ってみましょう。

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市庁舎の建物に近づき、窓から中を覗いてみます。美しい部屋が見えます。これは中に入って見てみたいですね。

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正面の入口は閉まっています。横の方に回ってみましょう。

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建物の横に入口のようなものがあります。そこから入ってみます。

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入口付近に面白い自転車が置いてあります。何かの業務用でしょうか。

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美しい中庭に入れます。ここから建物に入る入口も開いています。

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中庭から建物に入りますが、そこから先には進めません。どうやら市庁舎は中庭までしか入れないようです。でも市庁舎の建物はとても立派です。荒れ果てていたのを修復したようです。是非、公開してほしいですね。
グローテ・マルクト広場の観光はこれくらいで切り上げて、肝心のフランス・ハルス美術館に向かうことにします。



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ハーレム~ライデンの1日:グローテ・ハウト通り~ゲデムプテ・アウデグラハト通り~美しい路地、グロート・ハイリグラント通り

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/5回目

ハーレムHaarlemのグローテ・マルクト広場Grote Marktからフランス・ハルス美術館Frans Hals Museumに向かいます。
広場からグローテ・ハウト通りGrote Houtstraatに入ります。角の建物は派手な煉瓦作りです。

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この建物の壁面の下部にフランス・ハルス美術館への案内が出ています。ちなみにこの絵は、ヘダ・ウィレム・クラースのモノクローム・バンケッチェ(モノクローム風の晩餐図)ですね。

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グローテ・ハウト通りを進むと道標があります。ここでもフランス・ハルス美術館への案内を確認しながら進みます。

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通りを歩いていると、オランダ特有のものを発見。オランダの旧市街は、街の景観を守るために建物の正面の壁を壊すことは許されていないようです。そのために、建物を建て替えるときは正面の壁だけを残して、その後ろの建物を建て替えます。残した正面の壁を、鉄のアンカーを打ち込んで新しい建物に張り付けます。その壁面の鉄のアンカーを見つけたんです。

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グローテ・ハウト通りと交差するゲデムプテ・アウデグラハト通りGedempte Oude Grachtに出ます。ここにも親切に道標が立っていて、フランス・ハルス美術館への案内が出ています。

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道標の指示通りここで左折して、ゲデムプテ・アウデグラハト通りの歩道を歩きます。広い歩道ですが、自転車と共用ですね。

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自転車の修理店があります。デザイン性の高い自転車も店先に展示されています。

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その隣には自転車の販売店が続いています。

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お店の中を覗くと、綺麗に自転車がディスプレイされています。Free Wheely Haarlemという自転車販売・修理のお店で、アムステルダムにも店舗があるようです。興味津々で中を見てみたいところですが、先を急ぎましょう。

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その先の角にまた道標が立っています。ここで右に折れるようです。

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これは左に折れる路地です。このスカーゲル通りSchagchelstraatを歩くと、元のグローテ・マルクト広場に戻ってしまいます。

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ゲデムプテ・アウデグラハト通りを挟んだ向かいのグロート・ハイリグラント通りGroot Heiliglandに入ります。

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グロート・ハイリグラント通りに入ると、またまたフランス・ハルス美術館への案内が出ています。この絵はハルスの絵ですね。

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この美しい素敵な路地は家々の前が花で飾られていて、歩いていて楽しくなります。

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街並みはレンガ壁の建物が美しく、まるでフェルメールの世界。可愛い街並みなのですが、路地が車の駐車場になっていると、雰囲気が今一つになってしまい残念ですね。

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路地先のバラが綺麗です。皆さん、花作りが大好きなようですね。

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路地裏などの車の入れない所はとても美しいので、時間をかけて素敵な路地を歩くことがこの町を楽しむ秘訣です。これはグロート・ハイリグラント通りから左に入るゴルテ通りGortestraatです。とても綺麗な路地です。

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グロート・ハイリグラント通りを進んでいくと、片側駐車が道の右側から左側に変わります。駐車車両が目障りなのは変わりません。

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グロート・ハイリグラント通りの右手に、とっても狭い路地オンヴァルスポールトOmvalspoortがあります。人がすれ違うのも大変ですね。路地というよりも通り抜けみたいなものです。

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このオンヴァルスポールトの角の建物は、グロート・ハイリグラント通りの正面の壁に鉄製のアンカーが打ち込まれているだけでなく、オンヴァルスポールトの路地際の側面の壁にもアンカーが打ち込まれています。外部に面する壁は街並み保存の対象なのでしょうね。

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ひどく興味をそそられて、このオンヴァルスポールトの路地の奥に入り込んでみます。路地奥にはちょっとした広場があります。路地のコミュニケーションの場なんでしょう。その先はさらに狭い路地が続きます。この辺りで引き返しましょう。

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路地を引き返していきます。ずいぶん先に路地の入口が見えています。路地は意外に緑が多いですね。

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またグロート・ハイリグラント通りに戻って、路地歩きを続けます。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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フランス・ハルス美術館はすぐ近くです。



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ハーレム~ライデンの1日:美しい路地の先にフランス・ハルス美術館

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/6回目

とても狭い路地オンヴァルスポールトOmvalspoortから、グローテ・ハウト通りGrote Houtstraatに戻ります。煉瓦造りの建物が並ぶ美しい通りです。

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右手に伸びる美しいラフェリング通りRavelingsteegが現れます。ここは路地の入口から眺めるだけにします。

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グローテ・ハウト通りにも煉瓦造りの切妻屋根の建物があります。20世紀初頭にできたようですね。

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フランス・ハルス美術館Frans Hals Museumに到着です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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あれっ、入口の扉が閉まっています。オープン時間の11時は、既に5分過ぎています。

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???と思っていると、扉が開きます。待っていた人たちがぞくぞくと入っていきます。我々も入りましょう。

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チケット窓口でMuseumkaartを提示して、無料のチケットをゲットします。

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これがゲットしたチケット。料金が0ユーロとプリントされています。

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これは案内パンフレット。オランダ語と英語の併記です。

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これは館内マップもゲット。これもオランダ語と英語の併記です。マップによると、美術館は中庭を中心にしてグルリと展示室が配置されています。

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入口の横にはミュージアムショップがあります。帰りに覗くことにしましょう。オランダらしくチューリップも飾ってありますね。

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館内には花が綺麗に飾ってあります。美術館に花って結構珍しいですね。花の絵なら普通ですけど。

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カフェもありますが、まだ開店してませんね。

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さて、絵画鑑賞を始めましょう。ところで、この美術館は写真は撮り放題です。ヨーロッパの美術館は半数以上は写真が自由に撮れます。いいですね。

フランス・ハルス美術館はその美術館の名前からしても、ハルスの作品だけかと思っていましたが、同時代の別の画家のものもあります。

ゲリック・アドリアーンズ・ベルクハイドの《ハーレムの聖バフォ教会》です。 1688年頃、ベルクハイド58歳頃に描かれました。これは現在、クリスチャン・ミューラー作製の有名なパイプ・オルガンが配置されている西側の方を描いていますが、この絵が描かれたときはまだパイプ・オルガンはなく、代わりに素晴らしいステンドグラスがありました。パイプ・オルガンは1735年から3年間かけて作られました。この絵が描かれた約50年後ですね。その違いを除くと、驚くほど先ほど見た教会の内部と変わりがありません。

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コルネリス・ファン・ハーレムの《ハーレム市警団鉄砲隊の宴会》です。 1583年頃、コルネリス21歳頃に描かれました。ハーレム市から初めて依頼を受けて描いた集団肖像画です。彼はその後、ハーレムのマニエリスム派の主要なメンバーとなります。

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いよいよ、次はフランス・ハルスの集団肖像画です。この後、まとめて見ていきます。



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ハーレム~ライデンの1日:フランス・ハルス美術館~ハルスの集団肖像画の芸術的価値は?

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/7回目

フランス・ハルス美術館Frans Hals Museumにはハルスの集団肖像画が8枚も所蔵されているそうです。アムステルダム国立美術館でもハルスの集団肖像画を見ましたが、あれは左半分だけがハルス自身が描き、残りはほかの画家が完成させたものでしたから、まだ、ハルスの完全な集団肖像画は見ていません。楽しみです。では見ていきましょう。


フランス・ハルスの《聖ゲオルギウス市警備隊の士官たちの晩餐》です。 1616年頃、フランス・ハルス34歳頃に描かれました。画面を斜めに横切る旗が効果的な構図を作っています。ハルスが画期的な斜形構図で従来からの三角形(台形)の構図からの脱却を果たしました。集団肖像画の新しい旗手の誕生を告げる作品です。聖ゲオルギウス市警備隊はこの後も1627年、1639年に描かれます。ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》を想起させるような人物間の語らいの波が感じられる活気あふれる画面です。

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フランス・ハルスの《聖ゲオルギウス市警備隊の士官たちの晩餐》です。 1627年頃、フランス・ハルス45歳頃に描かれました。ここでも斜めに画面を横切る旗が効果的ですが、1616年の作品よりも構図が柔らかに感じられます。ハルスの筆の熟達と余裕が画面に奥行きを与えているようです。

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フランス・ハルスの《聖ゲオルギウス市警備隊の士官たち》です。 1639年頃、フランス・ハルス57歳頃に描かれました。聖ゲオルギウス市警備隊は1616年、1627年にも描かれましたが、この作品は構図が前列の士官たちが横一直線に描かれて、古典的な構図に戻っているのが特徴です。画面の安定感は増して、作画の技術はさらに熟達して見事ではありますが、作風が後退してしまった印象は拭えません。ハルスは晩年に向けて、アヴァンギャルドさではなく、内面の充実度を目指しているのかもしれません。賛否両論のあるところですが、この作品に関してはある意味、中途半端の感は否めません。ところで、後列左から2番目の人物はハルスの自画像と言われています。画像が不鮮明で申しわけありません。

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一応、ハルスの自画像の部分を拡大してみました。中央の人物がハルスだそうです。

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フランス・ハルスの《聖ハドリアヌス市警備隊の士官たちの晩餐》です。 1627年頃、フランス・ハルス45歳頃に描かれました。同じ年に描かれた《聖ゲオルギウス市警備隊の士官たちの晩餐》とも一見似たような構図にも思えますが、ここ作品は画面中央に中心を置いた斜め十字の構図が秀逸です。シンプルですが、画面の賑やかさはどうでしょう。ダイナミックにして、デラックスという感じの集団肖像画です。聖ハドリアヌス市警備隊は聖ハドリアヌスを守護聖人とした火縄銃警備隊ですが、1633年にもまた描かれることになります。

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フランス・ハルスの《聖ハドリアヌス市警備隊の士官たち》です。 1633年頃、フランス・ハルス51歳頃に描かれました。この作品は以前、1627年に描かれた同一題材の作品に比べると、より古典的な安定した構図で描かれています。しかし、それほど作風が後退した印象を感じないのは聖ハドリアヌス市警備隊の2分隊が左右できちんと描き分けられて、人物描写も深い観察眼で描かれており、単調な画面になっていないからでしょう。

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フランス・ハルスの《ハーレムの聖エリサベト養護院の理事たち》です。 1641年頃、フランス・ハルス59歳頃に描かれました。ハルスがそれまで描いていた集団肖像画は警備隊を対象としたものでしたが、この作品は理事たちを描いた最初の集団肖像画です。何といっても、この作品の特徴は黒を基調にしたモノクロームの色彩にあります。色彩も抑え、構図も地味になり、ハルスは晩年の円熟に向かっていきます。それは外面性から内面の深いところを目指したものでもあります。それは後にレンブラントが辿ることになる道を指し示しているかのようです。

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フランス・ハルスの《養老院の理事たち》です。 1664年頃、フランス・ハルス82歳頃に描かれました。ハルス晩年の傑作です。集団肖像画ではありますが、もはや、その言葉の意味を失い、一人一人の内面を浮彫にするような6枚の肖像画の集合体のような作品です。それはこの時代にはまだ十分、その価値が評価されるものではなく、後世の画家たちが看破するまではハルスはある意味忘れ去られる運命にありました。最も理解できたのは同じオランダ出身のゴッホです。特に「ハルスの黒」の魅力を見破ったのです。ゴッホは「彼は27色の黒を使っている」と言ったそうです。ゴッホ自身も緑を混ぜた黒など、ハルスの手法を応用しています。そして、黒の得意な画家と言えば、マネですが、彼もハルスの色使いにたどり着き、当時流行した黒いフロックコートを描くための悩みを解決できたそうです。ハルスはモノクロームの世界で様々な黒を使って、人間の内面表現の深みに切り込んでいき、晩年の高みに達しました。

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これでハルスの集団肖像画を7枚見ることができました。残りは1枚。それも晩年の傑作です。ところがどこにも展示されていません。これは残念です。しかし、最後に修復室を覗くと、なんとそこで修復中です。親切にも修復室のガラス窓を通して見えるように置いてあります。一応、見ることができて満足です。8枚すべてを見ることができました。

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ズームアップして見てみましょう。
フランス・ハルスの《養老院の女理事たち》です。 1664年頃、フランス・ハルス82歳頃に描かれました。この作品は同じ年に描いた《養老院の理事たち》と対をなす作品で、ハルスの芸術の頂点にある最高傑作です。4人の女理事と養老院の寮母の一人一人の個性を描き分け、内から輝く女性たちの魅力を余すところなく描き出しました。黒の表現は高いレベルで完成の域に達し、背景の壁にはイエローオーカーを混ぜた黒、スカートはマーキュロクロムで赤みを付けた黒、帽子はランプなどの煤を原料にした純粋な黒というように技術と表現の結合が図られています。これら、晩年の作品は一見渋い作品に見えてしまいますが、何度も足を運んで、その魅力を感じ取るという類の芸術性の高い作品であるように思います。saraiは予備知識なしに鑑賞したので、まだまだ、その作品の芸術的価値の一端に触れただけに過ぎないのが残念です。なお、このフランス・ハルス美術館は以前は養老院として使用されていた建物です。その養老院を管理していたのがこの女理事たちだったんです。この作品と美術館の建物は切っても切り離せない縁があるんです。

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ハルスの集団肖像画の素晴らしさを堪能しました。この美術館にはまだ、ハルスの描いた肖像画の数々もあります。残った時間、さらにハルスの魅力に迫りましょう。


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ハーレム~ライデンの1日:フランス・ハルス美術館~ハルスの肖像画、美しい中庭

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/8回目

フランス・ハルス美術館Frans Hals Museumでハルスの8枚もの集団肖像画を堪能し、満足しました。残った時間でハルスの肖像画も見ておきましょう。

美術館はその昔、養老院として使われていました。貧窮した高齢者の面倒をみるための私設の建物です。富裕層が多額の寄付をすることでこういう施設が充実していました。もちろん、困窮した人たちを救うための善意からの行為ではありましたが、キリスト教ではこういう善行を積むことで死後は天国に迎い入れられるという気持ちも多く働いていたようです。そういう施設ですから、貧相な建物になるはずもなく、実に立派な建物が建てられています。これは会議室なのか、理事室なのかは分かりませんが昔の栄華を感じられる素晴らしい部屋があります。

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部屋の中の調度品も素晴らしく、壁掛け時計の素晴らしさには思わず息を呑みます。

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それもなんと2つもあります。もちろん、今でも正しい時を刻んでいます。

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フランス・ハルスの《Nicolaes Woutersz Van Der Meer》です。 1631年頃、フランス・ハルス49歳頃に描かれました。この人物はハーレムのビール醸造者で市警備隊の士官なども歴任した有力者でした。その威厳のある風格がよく描き込まれています。

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フランス・ハルスの《ある男の肖像、おそらく、Willem van Warmondt》です。 1640年頃、フランス・ハルス58歳頃に描かれました。この人物も醸造所を所有し、市警備隊の士官なども歴任した有力者でした。1927年に描かれた集団肖像画の《聖ハドリアヌス市警備隊の士官たちの晩餐》にも登場しています。

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フランス・ハルスの《手袋を持つ女の肖像》です。 1645年~1650年頃、フランス・ハルス63歳~68歳頃に描かれました。この女性が誰なのかは分かっていません。一対の白い皮の手袋を片方は手にはめ、片方は持っています。穏やかでしっかりした女性の内面が滲み出ています。

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フランス・ハルスの《宿屋の女主人の肖像》です。 1623年~1625年頃、フランス・ハルス41歳~43歳頃に描かれました。この女性はハルスの行きつけの宿屋の女主人のようで、ハルスも懇意な仲だったようです。彼女への親しみの感情があふれるような作品です。

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フランス・ハルスの《Pieter Jacobsz Olycan》です。 1630年頃、フランス・ハルス48歳頃に描かれました。この人物はハーレムのビール醸造者で有力者でした。後にハーレム市長も努めます。謹厳な性格が表れています。

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以上の3枚の肖像画は並べて展示されています。

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フランス・ハルスの《Jacobus Zaffius》です。 1611年頃、フランス・ハルス29歳頃に描かれました。ハルスのごく初期の肖像画です。この人物はハーレムのカトリック教会の最高位の聖職者でした。ハーレムはプロテスタントの街で正式にはカトリックは禁止されていました。ハーレム市当局はZaffiusがカトリックの活動を行うのを目をつぶって、許していたそうです。

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フランス・ハルスの《不詳の男の肖像》です。 1638年頃、フランス・ハルス56歳頃に描かれました。残念ながら、この人物が誰なのかは不明なのだそうです。やわらかい表情で描かれた、この肖像画はハルスらしい作品に仕上がっています。

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ハルスの絵は、十分楽しめました。このあたりでフランス・ハルス美術館での鑑賞は切り上げましょう。最後に美術館の中庭に出ます。

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素晴らしい中庭です。これもホフィエみたいなものですね。

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中庭の中央には天球儀のようなものがあります。

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見事な扉の前にはオブジェも飾られています。

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建物、中庭、そして、所蔵する美術作品、すべてが第1級の美術館でした。


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ハーレム~ライデンの1日:運河と路地を歩いて、Jopenビール醸造所へ

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/9回目

フランス・ハルス美術館Frans Hals Museumを堪能した後は、そろそろ昼食にしましょう。お友達から推薦されたJopenビール醸造所の直営レストランに向かうことにします。美術館を出ると、美しい運河があります。その畔で佇みます。和みますね。

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カンペルシンゲル運河Kampersingelが続いています。運河にはびっしりとボートが係留されています。運河遊びがこの辺りの日常なのでしょう。

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ぶらぶらと、美しい運河沿いのガストハイスフェスト通りGasthuisvestを歩いていきます。

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運河沿いには柳の枝が垂れ下がっていて、心地よい木陰を作っています。


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これは、フランス・ハルス美術館のあるグロート・ハイリグラント通りGroot Heiliglandと並行する次のクライン・ハイリグラント通りKlein Heiliglandです。どこかで右折する必要があるのですが、歩きたい美しい路地を選びましょう。この路地はパスして、もっと先に進みます。

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運河沿いの道をさらに進みます。この先は大きな通りに出るようです。

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運河に架かるグローテ・ハウト橋Grote Houtbrugが見えます。これは先ほどグローテ・マルクト広場Grote Marktから歩いたグローテ・ハウト通りGrote Houtstraatの先にある橋です。ですから、ここで右折してグローテ・ハウト通りをグローテ・マルクト広場の方に向かってもよいのですが、同じ道を歩くのは能がないので、このまま運河沿いに進みます。

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運河沿いはますます緑の野原が広くなって、とても気持ちのよい散策ができます。ここから運河沿いの道はラームフェスト通りRaamvestに名前を変えます。

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雰囲気の良さそうなアウデ・ラーム通りOude Raamstraatがあります。駐車車両もない美しい路地です。右折して、この路地に入りましょう。

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思った通りとても美しい路地です。

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花とベンチがこの街の路地を飾っています。落ち着いた生活を過ごせるような街の雰囲気です。人々が作り上げてきた街づくりの素晴らしい成果を見る思いに駆られます。

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この短い路地を抜けると、急に広いところに出ます。ニーウェ・ケルクス広場(新教会広場)Nieuwe Kerkspleinです。新教会Nieuwe Kerkの建物が広場に聳え立っています。この教会は17世紀にプロテスタント教会に改装されたものです。ここにあるパイプ・オルガンはもともと聖バフォ教会にあったものを1791年に移設されたものです。内部をみるのはやめておきましょう。

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ニーウェ・ケルクス広場に面して新教会の向かいに立つ煉瓦造りの美しい家々です。

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この広場で左に曲がり、ニーウェ・ラーム通りNieuwe Raamstraatを西の方に向かいます。ここも煉瓦造りの家々が並ぶ綺麗な通りですが、残念ながら片側駐車の通りです。

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やがて、大きなゲデムプテ・ラームグラハト通りGedempte Raamgrachtにぶつかります。あまり大きな通りは歩かずに路地歩きに徹したいので、このまままっすぐに歩きます。

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配偶者の目が一軒の赤いツルバラの絡む家に留まります。綺麗ですね。

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おやおや、綺麗な緑に飾られた建物の屋根の上に猫が鎮座していますね。あたりを睥睨しているようです。

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ソフィア通りSophiastraatの角に出ます。

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この通りをまっすぐに進むと、Jopenビール醸造所直営レストランJopenkerk Haarlemを発見。名前の通り、外見は教会のような建物です。中に入ってみると、ステンドグラスの前に大きなビールの醸造設備が並んでいます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここでランチをいただきましょう。


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ハーレム~ライデンの1日:Jopenビール醸造所で美味しいビールとランチ

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/10回目

ハーレムHaarlemのJopenビール醸造所直営レストランJopenkerk Haarlemでランチをいただきます。
まずは、このJopenビール醸造所直営レストランのパンフレットをいただきました。それによると、ここはやはり、もともとは古い教会の建物だったそうです。

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Jopenビール醸造所の前にはもちろん広いテラス席がありますが、屋内もなかなかよい雰囲気です。赤を主調にした色彩感がお洒落です。屋内でランチをいただくことにしましょう。

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見上げると、天井も立派です。さすがに教会の建物だったことはあります。しかも改装の際に綺麗な2階も作ったようです。

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まずはビールです。ビールのメニューも豊富です。

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オランダのお友達からのご推奨のビールJopen Mooie Nel IPA があります。それと黒ビールをお願いします。

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女の子がランチメニューを持って来てくれます。オランダはコロッケが名物です。コロッケとローストビーフをお願いします。

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料理を待つ間は、ビール醸造所の様子を眺めながらビールを楽しむことにします。実は。これがこの旅でのビール三昧の始まりだったんです。いつもは白ワインを好むsaraiは滅多にビールは飲みません。この旅ではこの後、ビールの聖地とも言えるベルギーを訪れることになるので、必然的に白ワインならぬビールを飲むことになります。

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なかなか美味しいビールです。順調に胃に流れ込んでいきます。

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おやっ、配偶者も順調ですね。

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コロッケ(正確にはクロケットですが)が運ばれてきます。オランダ辺りではたいてい、パンの上にコロッケなどを乗せたオープンサンドのような形で出てきます。マスタードが添えられているのも嬉しいですね。それをフォークとナイフで頂きます。

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おやっ、いつの間にか新しいビールが出ていますね。順調、順調!

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ローストビーフもようやく運ばれてきます。これは美味しそう。

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ビールも料理もとても美味しいです。館内を眺めながら楽しみます。

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お客さんは館内にはまばらです。やはり、ほとんどの人はテラス席にいます。そういうものです。

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ビールと料理を十分に楽しんだところでお会計。ここはヨーロッパには珍しく、自分のテーブルでの会計ではなく、会計機のところに行っての会計です。

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バーカウンターを眺めますが、磨き上げたグラスがずらっと並んで壮観です。

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古い建物にモダンな意匠のお洒落なビール醸造所でした。

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saraiはビールの追加までしたので、上機嫌です。配偶者に言わせると少々よっぱらいおじさん状態なんだそうです。配偶者はsaraiに「サービスしてくれた女の子と一緒に写真を撮ったり、時計の13時を3時と勘違いしたり、困ったもんだね。」とぼやいています。

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ちょっとふらふらしながらも、もう少し路地散策を楽しみましょう。ハーレムは散策するには程よい大きさの街ですからね。


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ハーレム~ライデンの1日:グローテ・マルクト広場からスパールネ川へ

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/11回目

Jopenビール醸造所直営レストランJopenkerk Haarlemを出て、ハーレム散策の起点グローテ・マルクト広場Grote Marktに向かいます。
ドロスセ通りDrossestraatの綺麗な路地をまっすぐに抜けていきます。アフテルラングス通りAchterlangsの角に美味しそうなパン屋さんVinkが見えます。ふらふらっと入ってしまいたいところですが、生憎ランチを食べたばかりだし、アルコールも回っています。仕方なくパスします。

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比較的新しい建物が並ぶドロスセ通りをさらに進んでいきます。

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大通りのゲデムプテ・アウデグラハト通りGedempte Oude Grachtにぶつかりますが、この通りを突っ切って、さらにまっすぐ進みます。通りの名前はヤコバイネ通りJacobijnestraatに変わります。この路地を歩いていきます。

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路地を歩いていくと、緑の綺麗な一画が現れます。プリンセンホフPrinsenhofの辺りです。これはHet Stedelijk Gymnasium Haarlem(市立ギムナジウム・ハーレム)というオランダでももっとも古い学校の一つです。 1389年にハーレムに設立されたラテン語学校が起源です。

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さらにこのヤコバイネ通りを進むと、コーニング通りKoningstraatにぶつかります。この路地を左に進んでいくと、グローテ・マルクト広場の入口に出ます。ここでなにやら綺麗に着飾った男女の団体がいます。これはきっと結婚式でしょう。この広場には市庁舎も教会もありますからね。

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残念ながら花嫁の姿を見つけることができませんでした。

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ツーリスト・インフォメーションの親切なおば様にランチのときに書いた絵葉書の投函をお願いし、旧肉市場Vleeshalを見学します。

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旧肉市場のファサードは切妻屋根になっていて素晴らしい外観です。

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壁面には由緒ありげな紋章が張り付けられています。

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この旧肉市場の建物は1600~1840年頃まで、肉の市場として使用されたルネサンス様式の建造物です。現在は、フランス・ハルス美術館Frans Hals Museumの別館として現代美術品が展示されています。
ちょっと中に入ってみましょう。展示物が並んでいます。

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綺麗な展示がされていますが、saraiの興味を引くようなものは見当たりませんね。

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早々に外に出ます。目の前にそびえる聖バフォ教会Grote of Sint-Bavokerkにはやはり圧倒されますね。

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配偶者の目は、むしろ教会の横に置かれているオートバイにいってしまったようです。宅配用ですが、SUMOと書いてあり、お相撲さんのイラストが添えられています。和食の宅配なんでしょうか。

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聖バフォ教会の建物の東側に回り込みます。素晴らしい建造物です。

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教会の奥の方は建物で囲まれていて、行き止まりです。よく見ると、建物の中にトンネルのような通路が続いています。シモン・デ・フリースホフSimon de Vrieshofという路地になっています。この路地を抜けていきましょう。そっちにはスパールネ川がある筈です。

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やはり、スパールネ川Binnen Spaarneに出ることができました。向こうには跳ね橋も見えています。

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こちらはスパールネ川の反対方向です。スパールネ川は小さな川で、これまでのハーレムの運河と比べても大きな運河といった風情ですね。

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跳ね橋の方に向かって歩きます。

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スパールネ川の対岸には、レストランに改装され係留されたボートがあります。ボートの甲板上のテラス席で食事を楽しんでいる人たちがいます。気持ちよさそうですね。

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白くて低い船体の細長いボートも係留されています。クルーズツアー用のボートでしょうか。

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スパールネ川沿いに古めかしい建物があります。これはテイラー美術館Teylers Museumです。1778年に開館したオランダ最古の美術館です。デッサンのコレクションが有名で、ミケランジェロやレンブラントのものもあるようです。Museumkaartがあるので無料で入れますが、時間的な余裕もないのでパスします。

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おやおや、スパールネ川をお年寄りが優雅にボートを走らせていますね。オランダにはこういうボート文化が根付いていますね。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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散策は続きます。跳ね橋も目の前です。


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ハーレム~ライデンの1日:スパールネ川の跳ね橋~バーケネッセル運河~ハーレム駅

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/12回目

スパールネ川Binnen Spaarneに架かる白い跳ね橋Gravestenenbrugの上を歩きます。

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跳ね橋の中央部へはかなりの傾斜がついていて、高く上っていきます。

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跳ね橋の対岸には切り妻屋根の美しい建物が並んで建っています。

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跳ね橋の最高点からスパールネ川の西方向を望んだところです。左の岸辺には先ほど見たレストラン・ボートが見えています。

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さて、ここから跳ね橋を降りて橋の袂に戻ることにします。

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ハーレム駅の方に向かうことにしましょう。スパールネ川から、そこに流れ込んでいるバーケネッセル運河Bakenessergrachtに沿った道を歩きます。

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運河の向こうにバーケネッセル教会Bakenesserkerkの尖塔が頭を覗かせています。

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ナウウェ・アッペラール通りNauwe Appelaarsteegの角にさしかかると、その路地の先に聖バフォ教会Grote of Sint-Bavokerkの尖塔の先っぽがちょっとだけ見えています。

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少し運河沿いに進むとバーケネッセル教会Bakenesserkerkの尖塔の全体が見通せます。なかなか立派な塔ですね。

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バーケネッセル運河を進んでいきます。両側の通りには煉瓦造りの立派な建物が並んでいます。

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運河沿いの通りは路地の雰囲気たっぷりで花やベンチで飾られています。

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やがて、運河沿いの道は突き当たりになります。道標が立っています。ここで道標の示す《デ・アドリアーンMolen De Adriaan》の方に行っていればと悔やまれます。とても美しい風車が見られた筈だったんです。Molenが風車を現す単語だということが分からないsaraiの語学力の欠如のためです。
気が付かずに、反対方向の左の方に曲がってしまいました。

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あーあ、コルテ・ヤンス通りKorte Jansstraatに行ってしまいます。

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この先、ヤンス通りJansstraatで右に曲がって少し進むと、ニーウェ運河Nieuwe Grachtに架かるヤンス橋Jansbrugに出ます。もうここからは直接は見えませんが、ニーウェ運河がスパールネ川に合流するポイントにデ・アドリアーンの風車が立っているんです。

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あまりに風車を見逃したのが残念なので、行ったつもりになってGoogle Mapから借用した画像を掲載します。これが対岸から見たデ・アドリアーンの風車です。美しい風車ですね。

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デ・アドリアーン風車を見逃したsaraiは、一路ハーレム駅を目指して歩いています。ヤンス通りをどんどん進みます。周りには煉瓦造りの美しい建物があります。これは、現在はコンピューターのソフトウェアの会社Widgets BVが入っている建物です。

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これは、その隣の建物。その前にハーレム駅への道標が立っています。

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アルコールに程よく酔って、ふらふら気持ちよく運河沿いや路地を歩き、ハーレム駅に戻ってきました。楽しかったハーレム観光も終了です。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ところで、ここまでハーレムの散策を続けてきましたが、ハーレムの街の名前は何か引っかかるものがありますね。そうです。ニューヨークのハーレムの方が地名としては有名ですね。実はニューヨークのハーレムは、新大陸に渡ったオランダ人が故国のハーレムの街を懐かしんで、ニューハーレムと命名したのがその起源だそうです。ですから、このオランダのハーレムがオリジナルの地名だそうです。

次はライデンLeidenに向かいましょう。ここでsaraiは、バスでライデンに行こうと配偶者に提案します。電車より少々時間はかかりますが、街中を行くバス旅は違った面白さがありますからね。駅前のターミナルのバスの多さを見ても、ライデン行きのバスはきっとあるはずです。電光掲示板を見ると、すぐにライデン行きのバスを発見。15分おき位にあるようですが、次のバスはもう5分後に来るようです。バスでライデンに向かうことに決定。早速、バス乗り場に直行。

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ライデン行のバスはすぐにやってきました。バスに飛び乗ります。もちろん、OVチップカールトでチェックインします。

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これから、ライデンへのバス旅が始まります。


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テーマ : ヨーロッパ
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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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