旅の11日目です。
アムステルダム5日目です。今日はアムステルダムAmsterdamを発ってベルギーBelgiumのアントワープAntwerpenで途中下車して、そこでちょっと観光をした後、ゲント(ヘント)Gentに向かいます。
今日の鉄道移動ルートを地図で確認しておきましょう。

今朝はちょっと早めに起きて、荷物を片付けます。8時半に、予定通りこの4泊したホテルをチェックアウトします。ホテルの宿泊料金は既に事前にネットで支払済なので、支払いも何もなくチェックアウト完了。ホテルから荷物をがらがら引いて、最寄りのトラム停留所ファン・バールレ通りVan Baerlestraatに向かいます。
すっかり乗り慣れた2番のトラムに乗って、アムステルダム中央駅Amsterdam Centraalに無事に到着です。トラムを降りるとき、saraiがチェックアウト時に表示されるOVチップカールトの残額を見ると、まだ17ユーロほど残っています。配偶者のOVチップカールトの残高を駅のマシンでチェックすると、こちらも14ユーロほど残っています。まだ時間に余裕があるので、OVチップカールトに残っているお金の払い戻しにトライしましょう。OVチップカールトの有効期限はまだ3年ありますが、その間にオランダに来ることはないような気がするので・・・。
配偶者が荷物番をし、saraiが手続きに行きます。アムステルダム中央駅内の地下鉄の窓口の場所を探すのに手間取ります。地下鉄の窓口なので地下にあるとばかり思いこんでいましたが、何と窓口は中央駅前の地上にあったんです。無事27ユーロほど戻りました。少し払い戻し手数料を取られますが、まあいいでしょう。パスポートを提示して署名するだけすが、それなりに時間がかかりました。OVチップカールト自体はチャージ額0にしてそのつまにしておくので、有効期限ならばチャージして使えます。
荷物番していてくれた配偶者と合流して、駅の構内に入ります。

インフォメーションで、これから乗車する高速列車タリスのプラットホームを確認しておきます。電子掲示板では明確には分からなかったんです。

ネットで購入済のチケットはこれです。

さて、朝食をゲットしましょう。いろんなサンドイッチがあるので迷いますが、今回は暖かいものにしてみます。コーヒーの購入に手間取り、高速列車タリスの発車まで5分しかありません。

高速列車タリスのホームは15番ホームで一番外れです。少々焦りながらホームに行き駅員さんにチケットを見せると、2つ先の車両だよと教えてくれます。

乗車口に向かいます。タリスの車両はスマートでかっこいいですね。

と、その乗車口が大混乱です。今回は指定席なので慌てて乗る必要はありません。状況がよくわからないまま順番を待ち、ようやく乗り込みます。

乗り込んでみると、荷物置き場から荷物があふれて通路を塞ぐほどです。これではなかなか乗り込めませんね。あららと思いながら、荷物を持って席まで移動します。こんな場合は、エイヤ!と網棚に大きなかばんを上げなければいけません。saraiはこんな日のために、腕立て伏せをして筋力UPに励んでいます。かばんを上げようとすると、後ろの人が手を貸してくれます。感謝! もう一つの大きなかばんを上げようとすると、そりゃ大変だよという表情で助けてくれ、何とかかばんを網棚に上げることが出来ました。席について見渡すと、とっても混んでいます。

大きな荷物の旅行者が多いようですね。電車が走り出ししばらくすると・・・通路を塞いでるかばんの持ち主は片付けなさい!という厳しい声がします。車掌さんのお叱り声です。思い当たる人がすごすごと荷物を取りに行き、網棚に上げます。ようやく騒動が治まりました。

車窓の外はアムステルダムの町の風景が流れていきます。またいつ来ることになるのか、それまでお別れです。

今回はアントワープまでの移動が1時間ほどと短いので、節約してセカンドクラス(Comfort2)にしたので混みあったのでしょう。ようやく落ち着いて朝食を食べ、車窓の景色を楽しみます。

豊かな穀倉地帯の大平原の中をタリスは進んでいきます。オランダの美しい大地です。

家畜が放牧された草原の中を走ります。

これは羊たちですね。

広大な畑は省力化が必要なのでしょう。スプリンクラーで水を撒いています。オランダの農業生産性は世界でもトップクラスのようです。

平原が続く中で、ときどき建物の姿が見えます。これは集合住宅のようですね。こんなに広い国土でも集合住宅の需要はあるんですね。

環境先進国としてのオランダの姿も垣間見られます。風力発電ユニットです。昔は水車や風車だったのが、今では最新鋭の設備に置き換わっていきます。もっとも世界中、どこでもそうですけどね。

風景を見飽きたsaraiは、タリスの車内ではネットはフリーだと思いネットをつなごうとします。が、ネットがタダなのはファーストクラスだけと分かり、すぐすごと断念。

やがて、車窓からテニスコートが見えてきます。大きな町に近づいたようです。

ロッテルダム中央駅Rotterdam Centraalに到着です。10分近く遅れての到着ですね。

ロッテルダムはオランダ国内での最後の停車駅です。次はベルギーのアントワープまで停まりません。いよいよ、オランダに別れを告げます。アントワープまではあと30分ほどです。
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