アントワープ中央駅Antwerpen-Centraalを出発した電車は、ゲントGentを目指してアントワープAntwerpenの街並みを走り抜けていきます。

線路沿いには大きな建物も建っています。

アントワープ市内の停車駅アントワープ・ベルヘムAntwerpen-Berchemに5分もせずに到着。線路沿いの低い塀には、アントワープAntwerpenの文字が描かれています。

アントワープ・ベルヘム駅を出ると、すぐにフランダース地方の田園地帯に抜け出ます。風力発電ユニットも並んでいます。お馴染みの風景です。

畑には作物が青々と育っています、何でしょう。ベルギーもオランダと同様に農業国なんですね。

ベルギー国鉄の車内では、いかにもベルギーって感じの制服の可愛い車掌さんが改札にやってきて、saraiはニコニコです。この旅ではシニアチケットを利用しているので年齢確認の出来るパスポートをしっかり持っていますが、またまた提示を求められずsaraiはガッカリ。年相応に見えるようです。
また街の中に入ってきます。電車も速度を落とします。教会が見えますから、この町の中心のようです。

次の停車駅に滑り込んでいきます。

シント=ニクラース駅Sint-Niklaasに停車。アントワープ中央駅から20分ほどです。

シント=ニクラース駅を出ると、また車窓には田園風景が広がります。牛が放牧されています。牧畜も盛んなようです。

次の停車駅のローケレン駅Lokerenに到着。アントワープ中央駅から30分ほどです。

ローケレン駅を出るとすぐ、風車が見えます。ベルギーで初めて見る風車です。青空を背景にどっしりと構えています。絵になりますね。

豊かな緑の畑が続きます。

牛たちが放牧されています。よほど牧畜が盛んなんですね。

これは麦畑ですね。ヨーロッパの麦秋です。

またまた牛たちがいます。

緑の田園地帯の中、ゲントはもうすぐです。

ゲントに到着。ゲントの中央の駅はセント・ピータース駅Gent-Sint-Pieters。この駅は、そのひとつ前のゲント・ダンボールト駅Gent-Dampoortです。予約しているホテルへはこの駅の方がずっと近いので、ここで下車します。アントワープ中央駅から50分弱の鉄道旅でした。

ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

これがここまで乗ってきた電車、ICです。落書きがひどいですね。

まだ停車しているようなので、先頭車両に回って記念に電車の写真をパチリ。

すぐに電車は駅を離れていきます。電車のいなくなったホームは寂しいですね。

何故、電車が発車するまでホームをうろうろしていたかと言うと、下りのエスカレーターが見つからなかったんです。大きな荷物をエイヤって持ち上げて階段を降りるのは大変ですからね。と、巨大なエレベーターを発見。荷物運搬用でしょうか。ともかく、このエレベーターを利用します。

無事に1階まで楽して降りることができました。エレベーターの扉は手動なので、ちゃんと閉めておきます。

これから今日のホテルまで歩いていきます。地図では600mほどの筈です。
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