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束の間のアントワープ:フランダース地方の車窓を楽しみながら、ゲントに到着

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/15回目

アントワープ中央駅Antwerpen-Centraalを出発した電車は、ゲントGentを目指してアントワープAntwerpenの街並みを走り抜けていきます。

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線路沿いには大きな建物も建っています。

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アントワープ市内の停車駅アントワープ・ベルヘムAntwerpen-Berchemに5分もせずに到着。線路沿いの低い塀には、アントワープAntwerpenの文字が描かれています。

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アントワープ・ベルヘム駅を出ると、すぐにフランダース地方の田園地帯に抜け出ます。風力発電ユニットも並んでいます。お馴染みの風景です。

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畑には作物が青々と育っています、何でしょう。ベルギーもオランダと同様に農業国なんですね。

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ベルギー国鉄の車内では、いかにもベルギーって感じの制服の可愛い車掌さんが改札にやってきて、saraiはニコニコです。この旅ではシニアチケットを利用しているので年齢確認の出来るパスポートをしっかり持っていますが、またまた提示を求められずsaraiはガッカリ。年相応に見えるようです。

また街の中に入ってきます。電車も速度を落とします。教会が見えますから、この町の中心のようです。

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次の停車駅に滑り込んでいきます。

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シント=ニクラース駅Sint-Niklaasに停車。アントワープ中央駅から20分ほどです。

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シント=ニクラース駅を出ると、また車窓には田園風景が広がります。牛が放牧されています。牧畜も盛んなようです。

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次の停車駅のローケレン駅Lokerenに到着。アントワープ中央駅から30分ほどです。

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ローケレン駅を出るとすぐ、風車が見えます。ベルギーで初めて見る風車です。青空を背景にどっしりと構えています。絵になりますね。

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豊かな緑の畑が続きます。

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牛たちが放牧されています。よほど牧畜が盛んなんですね。

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これは麦畑ですね。ヨーロッパの麦秋です。

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またまた牛たちがいます。

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緑の田園地帯の中、ゲントはもうすぐです。

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ゲントに到着。ゲントの中央の駅はセント・ピータース駅Gent-Sint-Pieters。この駅は、そのひとつ前のゲント・ダンボールト駅Gent-Dampoortです。予約しているホテルへはこの駅の方がずっと近いので、ここで下車します。アントワープ中央駅から50分弱の鉄道旅でした。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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これがここまで乗ってきた電車、ICです。落書きがひどいですね。

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まだ停車しているようなので、先頭車両に回って記念に電車の写真をパチリ。

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すぐに電車は駅を離れていきます。電車のいなくなったホームは寂しいですね。

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何故、電車が発車するまでホームをうろうろしていたかと言うと、下りのエスカレーターが見つからなかったんです。大きな荷物をエイヤって持ち上げて階段を降りるのは大変ですからね。と、巨大なエレベーターを発見。荷物運搬用でしょうか。ともかく、このエレベーターを利用します。

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無事に1階まで楽して降りることができました。エレベーターの扉は手動なので、ちゃんと閉めておきます。

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これから今日のホテルまで歩いていきます。地図では600mほどの筈です。


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ゲント散策:ゲントではボートハウスに宿泊

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/16回目

ゲントGentに到着です。ゲント・ダンボールト駅Gent-Dampoortの前に出ます。駅前に駐輪されている膨大な自転車はオランダと同様です。

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駅前の通りを渡ったところで駅を振り返ります。はっきりした駅舎は見えませんね。

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10分ほど歩くと、レイエ川Lysのほとりに出ます。この辺りはポルトガンダPortus Gandaというマリーナになっていて、多くのボートが係留されています。その1つがホテルになっています。ゲントでは、ボートハウスのホテルに泊まるんです。それも2泊です。

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駅からここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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なかなか立派なボートハウスです。

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こちらがボートハウスのホテルの入り口ですね。ホテルの名前はHotel The Boatel。

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ホテルのオーナーが出迎えてくれます。荷物を持ってボートまで運んでくれます。ありがとう!

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ボートハウス内のレセプションでチェックインしながら、四方山話です。

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レセプションルームの隣にはレストランルームが見えます。ボートと言ってもなかなか広いですね。

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これがボートへの入り口です。

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横広の窓からはレイス川が見えています。

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お部屋は、入ってみればホテルと同じですけどね。ちょっと気分は違います。ベッドはなかなか広くて、快適に眠れそうです。

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デスクも使いやすそうです。もちろん無料のWIFIでインターネットに接続できますから、PCの作業もスムーズにできそうです。

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部屋の窓からもレイス川を眺めることができます。

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ボートハウスとは言え、バスタブもちゃんとあります。

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早速saraiがPCを立ち上げて、WIFI接続の作業を始めます。配偶者はその間、岸からのボートハウスチェックに出かけます。これがレイス川の岸辺です。マリーナになっています。

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ボートハウスのホテルの全景です。大きなボートですね。今は係留されていますが、ちゃんと航行できるそうです。

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これがsaraiたちの部屋です。saraiがPCの前で作業中です。

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これがボートハウスのレセプションルームです。

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ボートハウスに戻ります。

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ボートのデッキの上に出ます。いかにも気持ちよさそうです。

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デッキの上からの川の眺めです。この辺りはマリーナですから、ボートがびっしりと係留されています。ゲントの町はこのマリーナ(昔は港)を中心に水運で発展してきました。シュヘルド川とレイス川の合流点で交易に便利だったようです。

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さあ、出かけましょう。今回の旅の最大の目的はバーフ大聖堂の祭壇画《神秘の子羊》を見ることです。公開時間の5時までに残すところ1時間ほどです。


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ゲント散策:聖バーフ大聖堂に着くと・・・《神秘の子羊》はあれーっ!!!

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/17回目

ゲントGentのボートハウスのホテルでWIFIの接続確認ができたところで、街の中心に出かけます。今回の旅の最大の目的である聖バーフ大聖堂Sint-Baafskathedraalの祭壇画《神秘の子羊Het Lam Gods》を見るためです。公開時間は5時までですから、あと1時間くらいはあります。
ボートハウスを出て、レイエ川Lysの川岸を歩きます。川岸では陽光を思い思いに楽しむ人たちがいます。

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これはお隣のボートハウスです。綺麗なボートですね。

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これはそのお隣のお花を綺麗に飾ったボートハウスです。

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そのボートハウスのおじさん、および犬くんに挨拶をしながら本格的に出発です。

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レイエ川を渡るために橋に向かいます。

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橋の上からレイエ川を眺めます。この辺りはマリーナ(港)になっています。ポルトガンダPortus Gandaと呼ばれています。右手の手前には宿泊中のボートハウスのホテルが見えています。

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橋の中心部はウッドデッキが張り出していて、木製のベンチが並んでいて、公園のようになっています。まぶしいほどの陽光を浴びながら、読書をしている女性がいます。これがヨーロッパ文化ですね。

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レイエ川の対岸に渡りました。向こう側の岸辺にはボートハウスのホテルが見えています。手前の岸辺にはボートがびっしりと係留されています。

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対岸に見えているボートハウスはさきほどご挨拶をしたおじさんのボートハウスです。

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レイエ川を離れて、市街地の中を聖バーフ大聖堂に向かって急ぎます。

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15分ほどで、ゲントの町の中心地、聖バーフ広場Sint-Baafspleinに着きますが、あまりの立派な街並みに呆然です。どれが大聖堂なのか迷ってしまうほどです。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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これは広場の西側に聳え立つ鐘楼Het Belfort van Gentです。まるで大聖堂のように見えます。広場の中央には、フランドル運動の父ヤン·フランス·ウィレムスの記念碑が立っています。

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これは広場の北側に建つゲント市の劇場NTGent schouwburgです。

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そして、これこそ聖バーフ大聖堂です。広場の東側に建つ西ファサードは塔の修復中です。

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実は最初に間違えて、鐘楼の中に入ってしまいました。公開時間終了寸前なので、慌てて大聖堂に向かいます。修復工事中の通路を抜けて、大聖堂内部に入ります。《神秘の子羊》の展示室への案内があります。

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《神秘の子羊》の展示室の入口に到着です。あーっ、無情にもゲートは閉まっています。公開時間終了5分前なんですけどね。《神秘の子羊》の見学は終了したようです。残念、対面は明日ですね。

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大聖堂の内部はゴシック様式の広大な空間です。

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大聖堂の内部は《神秘の子羊》の展示室を除いて、あと1時間ほどは鑑賞できます。とりあえず、今日は大聖堂内部を鑑賞しましょう。


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ゲント散策:聖バーフ大聖堂の内部空間の豪華さは圧倒的!!

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/18回目

聖バーフ大聖堂Sint-Baafskathedraalの祭壇画《神秘の子羊Het Lam Gods》は今日は見ることができませんでした。また、明日の朝1番で出直しましょう。最大の楽しみは後に取っておくものだとsaraiは強がりますが、実は残念至極。今日も見て、明日も見るというのが当初の作戦だったんです。残念ですが今日は、祭壇画以外の大聖堂の内部を鑑賞しておきます。

側廊には素晴らしいステンドグラスが輝きを放っています。細部は見ずに全体の色彩の美を心に刻みます。

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内陣近くでは、若い人たちが音楽を奏でています。聖歌隊のような教会音楽ではないので、あまり興味をひかれません。すっと横を通り過ぎます。

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頭上には大きなパイプオルガンが見えます。ベネルクス最大の規模を誇るオルガンだそうです。そこまで大きくは見えないのは、大聖堂自体が大きくてオルガンの大きさも目立たないからかもしれません。

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美術館さながらに名画が展示されています。ルーベンスの絵画もあります。

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主祭壇の手前には聖歌隊席の屋台があります。その屋台の前の左右には見事な聖人像が立っています。

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聖歌隊席の前から、大聖堂の後方を眺めます。全体を見通せませんが、5廊式と思しき内部空間が見えます。束ね柱が林立し、後期ゴシック様式の大規模教会建築の凄さの一端が垣間見えます。

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これは内側の側廊です。やはり凄い規模ですね。

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側廊を進んで、内陣に向かいます。側廊の両側には礼拝堂や壁龕が並び、豪華な装飾に目を奪われます。

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内陣の上部を見上げます。天井の美しいリブヴォールトの周りには、天井近くにまで華麗なステンドグラスがほとんど隙間なく並んでいます。後期ゴシックで実現・完成された建築構造の素晴らしさに感嘆します。こういう造りは他の教会で見た記憶がありません。天上の美を表現しているのでしょう。

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これは主祭壇です。HF Verbruggenが作り上げた《聖バーフの賛美》です。これはバロックですね。豪華以外の何物でもありません。

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主祭壇の右手にも素晴らしいバロックの彫刻が並び、いやはやその豪華なことに驚くばかりです。

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主祭壇の前には、聖歌隊席の屋台があります。これまた豪華です。どれほど莫大な資金が投入されたのか、想像もできません。スペインのカテドラル並みですね。フランドルの栄華も侮りがたいものだったようです。

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主祭壇前の彫刻群を子細に鑑賞します。バロック彫刻の精華、ここに極めたりという感じです。

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再び上を見上げます。こちらは後期ゴシックの最高の美。ステンドグラスがあまりの高みにあるためにその詳細が観察できないのが残念ですが、それこそがこの建築美の素晴らしいところでもあります。

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光の関係なのか、反対側の方はもう少しステンドグラスの繊細な模様が観察できます。あれっ、ステンドグラスの下にオルガンのパイプが見えます。さきほど見たパイプオルガンは全体のほんの一部だったようです。やはり、パイプオルガンは物凄い規模のようです。一度、その響きを聴いてみたかったですね。

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やはり、聖歌隊席とステンドグラスの間の空間にオルガンのパイプが林立しています。反対側にも並んでいますから、ベネルクス最大の規模のようです。

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先ほどとは逆サイドから主祭壇を眺めます。凄い彫刻です。

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もう一度天井を見上げて、その美しさにため息をつきます。表現のできない素晴らしさです。

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これは主祭壇と聖歌隊席の間の仕切りというか、通路です。人間界と天上界を隔てています。

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聖歌隊席を再び眺めます。黒檀で造られているのでしょうか。見事というか、豪華です。

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主祭壇は眺める角度からも見え方が異なります。どうです・・・この素晴らしさ!!

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大聖堂の素晴らしさに魅了されました。外壁寄りの側廊を歩きながら、ステンドグラスを鑑賞しながら、出口に向かいましょう。


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ゲント散策:聖バーフ大聖堂と聖バーフ広場

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/19回目

聖バーフ大聖堂Sint-Baafskathedraalの素晴らしさに圧倒されました。側廊の美しいステンドグラスを見ながら出口方向に歩きます。

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側廊には美しいステンドグラスが並びます。

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ステンドグラスの前の床には十字架像が横たわっています。

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ステンドグラスの前には必ず聖像が飾られています。

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あれっ、こんなものも飾られています。今日見ることのできなかった祭壇画《神秘の子羊Het Lam Gods》です。もちろん、これはコピーですけどね。

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側廊がずっと続いています。これは内側の側廊です。側廊とは言え、天井が高いですね、

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側廊を中央部分まで戻ってきました。ここからは側廊が2重になっていて、5廊式の構造です。太い束ね柱が高い天井を支えています。

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聖歌隊席の前の身廊では、相変わらず若い人たちのブラスの演奏が続いています。

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またまた側廊の美しいステンドグラス。素晴らしいですね。

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身廊の脇には、バロック芸術の粋をいく説教壇があります。実に華麗ですね。

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右手の側廊の後方から後陣の方を眺めたところです。普通の教会なら、これが身廊でもおかしくないほどの立派さです。

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そこから横の壁面を眺めると、ステンドグラスの色彩を通した光を浴びる十字架のキリストとマリアの彫像が飾られています。美しい光景です。

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側廊から身廊に目を移します。広大な内部空間が広がっています。

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最後に、身廊の中央の最後部から主祭壇の方を眺めます。壮麗な後期ゴシック様式の教会内部の空間美が心に焼き付きます。

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明朝、再びここを訪れて、西洋美術の最高峰の祭壇画《神秘の子羊Het Lam Gods》を見ることを誓って、大聖堂を出ます。
大聖堂を出ると、そこは聖バーフ広場Sint-Baafspleinです。大聖堂の向かいの広場の西側には、鐘楼Het Belfort van Gentが聳え立っています。西日を背に受けて、黒々とした姿です。

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広場の中央には、泉と彫像があります。フランドル運動の父ヤン·フランス·ウィレムスの記念碑です。

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ここから広場の東側を見ると、修復工事中の聖バーフ大聖堂が見えます。すっきりした姿を見たかったですね。

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西側には、圧倒的な迫力の鐘楼です。

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この聖バーフ広場を起点にゲントの街歩きを始めましょう。


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ゲント散策:市庁舎~コーレンマルクト~レイエ川(グラスレイ/コーレンレイ)

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/20回目

修復工事中の聖バーフ大聖堂Sint-Baafskathedraalに一度目をやって、聖バーフ広場Sint-Baafspleinを起点に街歩き開始です。

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市庁舎Stadhuis Gentの方に歩き出すと、すぐにチョコレート屋さんがあります。いかにもベルギーらしいですね。

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鐘楼と繊維ホールBelfort en Lankenhalleの横を抜けると、市庁舎の南ファサードの前に出ます。

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市庁舎の向かいの建物には美味しそうなビストロもあります。名前は《神秘の子羊》です。

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再び市庁舎を見上げます。この南ファサードはルネサンス様式です。

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市庁舎を過ぎて、レイエ川Lysの方に歩きます。ハウデンレーウ広場Goudenleeuwpleinに出ます。

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広場には聖ニコラス教会Sint-Niklaaskerkが堂々とした姿で建っています。聖バーフ大聖堂にも引けをとらぬ巨大建築です。これは教会の北面です。

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鐘楼の方を振り返ります。鐘楼の手前には大屋根のあるシティホールStadshalが見えています。色んなイベントが催されるホールです。

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聖ニコラス教会の北側のクライン・トゥルカイエ通りKlein Turkijeを歩きます。行く手にはコーレンマルクトKorenmarktが見えています。

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コーレンマルクトKorenmarktに出ました。ここが旧市街の中心です。

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コーレンマルクトの西側に建つ大きな建物は、時計塔のついたネオ・ゴシック建築の郵便局Oud Postgebouwです。現在はショッピングセンターになっています。

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コーレンマルクトの東側には聖ニコラス教会の西側のファサードがあります。トゥルネー地方産の青い石を使った13世紀のスヘルデ・ゴシック様式の荘厳な建物です。

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青空を背景にすっくと立つ聖ニコラス教会の雄姿は素晴らしいです。

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北に伸びるコーレンマルクト通りの西側には、郵便局を始め立派な建物が続きます。かって食物の市場だった界隈には、ギルドハウスの建物が多く並んでいます。

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郵便局の建物の南東の角がコーレンマルクトと聖ミッシェル・スロープSint Michelshellingが交差するところで、まさに旧市街の中心です。ここに道標が立っています。

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こちらがレイエ川に向かう聖ミヒエル橋通りSint-Michielshellingです。スロープの先は川を渡る聖ミヒエル橋Sint-Michielsbrugになっています。

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反対方向を眺めると、聖ニコラス教会の先に鐘楼と聖バーフ大聖堂が並んでいます。

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旧市街の壮大な建築群に圧倒されながら、レイエ川の方に向かいます。ゲントがこんなに素晴らしい街とは思いもしませんでした。圧倒されまくりながら、聖ミヒエル橋通りを上って聖ミヒエル橋の上に立ちます。まず、レイエ川の北方向を眺めます。雄大な景色が広がります。川の右側すなわち東側はグラスレイGrasleiと呼ばれ、川の左側すなわち西側はコーレンレイKorenleiと呼ばれています。これがゲントを代表する景色であり、過去のゲントの富の集積した場所でもあります。この景色にはsaraiもくらくらっとしてしまいます。凄い!!

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こちらがレイエ川の南方向です。川の右側の大きな建物は聖ミヒエル教会Sint-Michielskerk、その先は大学の建物が続きます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後はレイエ河畔をぶらぶら歩いてみましょう。


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ゲント散策:賑やかなレイエ川・・・観光船に乗りたいな!!

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/21回目

ゲントGentの壮大な建築群に圧倒されながら、旧市街を散策しています。レイエ川Lysにかかる聖ミヒエル橋Sint-Michielsbrugの上から河畔を見下ろすと、夕日を浴びながら若い人達を中心に多くの人たちが川縁に座り込んでいます。京都の鴨川を思い出します。もっとも鴨川の方がカップル率が断然多いですけどね。

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レイエ河畔を歩きましょう。いったん橋から下りて、聖ミヒエル橋通りSint-Michielshellingを歩きます。左手には郵便局、通りの先には聖ニコラス教会Sint-Niklaaskerk、鐘楼Belfort、聖バーフ大聖堂Sint-Baafskathedraalというゲントの街のランドマークが並んでいます。圧倒的な眺めです。

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聖ミヒエル橋通りの下り坂の途中で階段を降りて、下のパクハイス通りPakhuisstraatに出ます。

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レイエ川のグラスレイGrasleiの川縁に出て、先ほどの聖ミヒエル橋を見上げます。橋の先には聖ミヒエル教会Sint-Michielskerkの重厚な建物が見えています。対岸はコーレンレイKorenleiです。レストランが並んでいます。

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グラスレイの川縁は大勢の人で賑わっています。

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川縁をぶらぶら歩きます。レイエ川には観光船も走っています。それを見たsaraiは、乗る気満々になります。

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観光船乗り場に向かいます。観光船が乗り場に停泊しているのが見えます。

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が、乗り場に行くと、今日はもう終了よとの冷たい言葉にガックリ。確かに、お向かいの乗り場もしまっているようです。橋を渡って対岸に行ってみますが、もう観光船は無人で係留されているだけです。

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橋の上に戻って、レイエ川の北の方向を眺めます。川は、この先で2つに分かれています。その川の分かれるポイントには旧魚市場Oude Vismijnの建物が立ち、その建物の上にフランドル伯居城Gravensteenが頭を覗かせています。

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こちらは川が分かれた右手の方です。こちらがレイエ川の本流になります。川沿いにレストランが立ち並んでいます。

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レイエ川の南の方向を振り返ります。こちらが先ほどから歩いてきた道です。聖ミヒエル橋と聖ミヒエル教会も見えています。

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観光船のことを心に残しながらも散策を続けます。北の方に歩いていきます。ペンスマルクト通りPensmarktを歩きます。その先のグルーンテンマルクト通りGroentenmarktに入ると、左側には大肉市場Groot Vleeshuisの建物が続きます。中世の屋内肉市場だった建物です。通りの上を見ると、靴が何足も吊り下げられています。これは何でしょう?

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大肉市場の長い建物を過ぎたところで左に折れて、またレイエ川の方に向かいます。クライネ・フィスマルクト通りKleine Vismarktを歩くと、川を渡る橋に出ます。saraiが観光船を諦めきれずに詰まらなさそうに橋の上を歩いていると、数人の人が橋の袂の桟橋にいるのを配偶者が発見。それっとばかりに観光船チケット売り場に急ぎ、観光船は出るのかと聞くと、15分ほど待ってねとのこと。はい、待ちますよ。

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チケットを購入します。

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桟橋に降りて待ちましょう。10人ほどの人が待っています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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これが観光船乗り場からの川の眺めです。対岸にはレストランがあり、多くの人で賑わっています。先ほど渡った橋(クライネ・フィスマルクト通り)も見えています。

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何気に、案内板を見ていると・・・60歳以上は6.5ユーロと書かれています。我々は7ユーロ払いました。

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これは返してもらわないとと配偶者が出かけていきます。2人合わせて、1ユーロをゲットです。シニア万歳です。気分よく川の眺めを楽しみます。

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一緒に待っている皆さんもリラックスしていますね。

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だんだんとクルーズ客も増えてきました。そろそろですね。

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仲良しカップルもいます。2人だけの世界に入っているようです。

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観光船クルーズも間近です。ワクワク・・・



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ゲント散策:レイエ川の観光船クルーズ

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/22回目

ゲントGentのレイエ川Lysの観光船クルーズもお客が大勢集まり、いよいよ出航です。クルーズガイド兼船長はサングラスのイケメン君です。達者な英語を話してくれます。

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まずは大肉市場Groot Vleeshuisの建物の前を通過して、レイエ川を南下します。

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すぐに、先ほど歩いたグラスレイGrasleiに差し掛かります。郵便局だった建物の時計塔が、川沿の建物の後ろから頭を出しています。

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グラスレイの川縁はますます若者たちが息軒昂です。我々の観光船のガイドのイケメン君と声を掛け合っています。みんな知り合い同士なのか、単にノリがいいだけなのか・・・。

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郵便局の大きな建物の前を通過します。

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聖ミヒエル橋Sint-Michielsbrugの手前に差し掛かると、聖ニコラス教会Sint-Niklaaskerk、鐘楼Belfort、聖バーフ大聖堂Sint-Baafskathedraalというゲントの街のシンボルが見えます。まさかクルーズ船から見えるとは思っていませんでしたが、これが見えないとゲントの観光は始まりませんね。

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聖ミヒエル橋をくぐると、左手に妙な建物が見えてきます。

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壁に落書きもどきの絵が描かれていて、3階のバルコニーに旗と三又の槍を持った怪人の像があります。何なのか不明です。誰か教えて!

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くぐり抜けてきた聖ミヒエル橋を振り返ります。

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これは聖ミヒエル教会Sint-Michielskerkです。左手には大学の建物が続きます。

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大学の大きな建物の先でクルーズ船は向きを変えて、今度は北上します。

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逆方向に進む別の観光船とすれ違います。我々の乗っている観光船もほぼ同じような感じの船です。

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再び聖ミヒエル橋をくぐって、グラスレイの前に差し掛かります。

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グラスレイの前を過ぎていきます。

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先ほど乗れなかった観光船乗り場に近づきますが、なんだか船に人が乗っていますね。変ですね。

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こちらはグラスレイの対岸のコーレンレイKorenleiです。こちらの岸にはあまり人がいませんね。

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観光船乗り場の前には、昔風の格好をした人たちがいます。どうやら何かのイベントのようですね。観光船は終了している筈ですからね。

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コーレンレイのギルドハウスの建物の上に夕日が落ちてきます。もう夕方の6時半近くになりました。

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旧魚市場Oude Vismijnの建物の前に戻ってきました。ほぼ出発点近くですが、クルーズはまだまだ続くようです。

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ここまでのクルーズ船のルートを地図で確認しておきましょう。

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ゲント散策:レイエ川の観光船クルーズは続く

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/23回目

ゲントGentのレイエ川Lysの観光船クルーズはぐるっと南の方を周って、出発した船着き場近くに戻ってきました。
これは旧魚市場Oude Vismijnの建物の隣の建物で、その先は船着き場です。

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これでクルーズはお終いなのかなって思っていたら、観光船は船着き場をすっと通り過ぎて、レイエ川を北の方に進みます。川沿いの建物と建物の間のスペースにはテーブルが数脚置かれて、ちょっとしたレストランになっています。皆さん、ビールを楽しんでいるようです。こちらも喉が渇いてきます。生憎、観光船ではビールのサービスはありません。

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これは船着き場とレストランが一体化したようなお店です。こういうところで食事を楽しみたいものですね。

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クロンメワル通りKrommewalの橋が見えてきます。この橋の先でレイエ川はぐるりと右に大きく湾曲して、その先にsaraiが宿泊しているボートハウスのホテルがありますが、観光船はここで引き返すようです。

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また、先ほどの船着き場とレストランが一体化したようなお店の前に戻ってきます。うーん、なかなか風情のあるお店ですね。

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再び観光船乗り場の前に戻ってきましたが、今度も素通りします。旧魚市場の建物に沿って、レイエ川から右手の支流(運河?)のリーヴェLieveに入ります。ギルドハウスのような建物が並んでいます。

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レーケリング通りRekelingestraatの橋をくぐると、いきなり右手に石造りの堅固な構造物が姿を現します。

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フランドル伯居城Gravensteenです。1180年にフランドル伯のフィリップ・ダルダスが築いたお城です。明日にでも訪れてみましょう。

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フランドル伯居城を過ぎても、観光船クルーズはまだまだ続くようです。リーヴェ運河の先に進みます。

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観光船はリーヴェ通りLievestraatの橋をくぐり抜けます。橋を過ぎたところで後ろを振り返ります。リーヴェ通りの橋の向こうに、フランドル伯居城が旗をはためかせながら建っています。

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この辺りの岸辺は、リーヴェカーイLievekaaiという緑豊かな公園になっています。

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おやっ、右手の建物の塀の上に奇妙な天使像が見えます。立派な煉瓦造りの大きな建物(アウグスタイネン修道院Klooster Paters Augustijnen)にしては、えらくお茶目なものが組み合わさっています。何でしょうね。ゲントの街には奇妙なものが多そうです。

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ジルフェルホフ通りZilverhofの重厚な橋をくぐって、リーヴェ運河は左(西)に曲がっていきます。振り返って、ジルフェルホフ通りの方を眺めます。先ほどの大きな煉瓦造りのアウグスタイネン修道院も見えています。

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シント・アントニウスカーイ通りSint-Antoniuskaaiに沿ってリーヴェ運河は続きます。行く手の先にある華奢な橋には、奇妙な石造りの門が見えています。

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門柱の上に、人物や馬に乗った人の像が乗っかっています。

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この橋を抜けたところで、気になって振り返ります。橋の両側に奇妙な門柱が立っていたんですね。

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ここまでのクルーズのルートを地図で確認しておきましょう。

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クルーズはまだ続きます。なかなか、大サービスのクルーズです。



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ゲント散策:レイエ川の観光船クルーズは完了

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/24回目

ゲントGentのレイエ川Lysの観光船クルーズは、リーヴェ運河Lieveの奥深くへ入っていきます。運河の両側には散策路が続いています。

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運河沿いの散策路は緑が豊かです。

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観光船の行く手を見ると、もう運河は行き止まりのようです。

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もうすぐ行き止まりになります。

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ここで観光船は転回します。緑濃い運河を戻ります。

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これが行き止まりポイントです。3つの三角帽子の屋根の建物が並びます。ラボットRabotと呼ばれています。右奥に見える大きな建物の壁にはまたまた奇妙なものが描かれています。ゲントは変わった街ですね。

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運河の横の煉瓦の高い塀の窓に、また妙な裸婦が描かれています。ゲントって・・・。

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ともあれ、美しい運河を観光船は船着き場に戻っていきます。

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緑の運河の先に、またアウグスタイネン修道院Klooster Paters Augustijnenが見えてきます。リーヴェ運河はそこで大きく右に曲がって、レイエ川に向かいます。

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リーヴェカーイLievekaaiの緑豊かな公園の先に、フランドル伯居城Gravensteenが再び見えてきます。

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フランドル伯居城を通過します。

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レイエ川に戻ってきました。グラスレイの郵便局の時計塔が見えてきます。

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船着き場に到着して観光船クルーズは完了。イケメン君のとっても丁寧なガイドで、美しい街並みを楽しむことが出来ました。多分、これが今日、ゲントで最後のクルーズ船だったでしょう。たっぷりとクルーズを堪能しました。ところで特別なお客さん(Special Guest)として紹介されたのは、イケメン案内人の美人婚約者でした。なにやらベルギーは美人が多いようなとsaraiが言うと、配偶者はおじさん風を吹かせるねと揶揄ります。船着き場の桟橋からチケット売り場の方に上がっていきます。

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ここまでのクルーズのルートを地図で確認しておきましょう。

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さて、レイエ河畔のお店で夕食にしましょう。観光船乗り場の対岸のお店で席を確保。向かいには観光船乗り場が見えています。

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手摺に取り付けられたプランターの花が綺麗です。もっとも咲いている花は日本生まれのサフィニアです。サフィニアはヨーロッパで人気の花になっています。

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先ほど乗った観光船が見えます。イケメン君が最後のお片付け中です。

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と、目の前に観光船が現れます。これこそ、今日最後の観光船クルーズだったようです。

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さて、喉も渇いたし、ベルギー名物のビールを楽しみましょう。


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ゲント散策:ベルギーのビールは美味しい・・・でも、飲み過ぎは!!

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/25回目

ゲントGentのレイエ川Lysの観光船クルーズを終え、観光船乗り場の対岸にあるビアハウスに落ち着いて夕食をいただきます。しばらくは観光船の様子を眺めていましたが、そろそろオーダーしましょう。忙しそうに立ち回るウェーターをつかまえます。

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メニューにあるビールのリストは膨大な量なので、ウェーターに相談してみます。好みを言って、美味しそうなビールを薦められるままにお願いします。食事のメニューをお願いすると、もうレストランは終了したとのすげない返事。エ~、まだ7時過ぎだよ。どうも、河畔のお店は飲み物だけになってしまうようです。どうりで客の回転が速いんですね。おつまみはチーズだけとのことなので、選択の余地なくそれをお願いします。
届いたビールは美味しいですよ。それに色も綺麗です。ベルギーでのビール初体験です。

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これはおつまみのチーズ。チーズにはソースが添えられています。ベルギーだし、色合いからチョコレートかしらと思ってつけてみたら、カラシでした。でも、これって意外に美味しいかも。

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さすがにビールとおつまみだけではお腹が空いたままなので、夕食を頂きにお店を移動します。大肉市場の前の道を歩きながらレストランを探します。飲み物だけのお店も多いようです。

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グラスレイGrasleiの繁華街に着くと、ようやく食事を出しているお店がありました。テラス席に落ち着きます。

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豊富なメニューの中から名物のクリームシチュー(ワーテルゾーイ)とスパゲッティーをチョイス。

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美しいゲントの街並みに上機嫌のsaraiは、またまたビールを注文します。Kriek Lindemansという銘柄をチョイス。

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とても綺麗なビールが届きます。

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美味しいけれど、当然ですが量がたっぷり!
向かいの建物は、大肉市場の続きの建物で重厚で美しいです。古都の雰囲気を楽しみながら、料理を待ちます。

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ビールを飲みながらお店の軒先を見ると、そこには今飲んでいるビールの銘柄が書かれています。ふーん。

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料理が運ばれてきます。これはワーテルゾーイです。

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これはスパゲッティー・ボロネーゼ。

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美味しく頂きましたが、ビールは大分残してしまいました。ここではビールは注文しただけのようなものでしたが、ベルギービール2軒のはしごででへろへろに。アルコールには弱いsaraiです。お店を出て、ふらふらとグラスレイの川岸を歩きます。

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そこから、聖バーフ大聖堂の方に歩きます。聖ニコラス教会と鐘楼の間辺りで、通りの向かいの建物の屋根の上を見ると、数体の奇妙な像が見えます。これまた、ゲントらしさですね。

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そう言えば、先ほどの観光船クルーズで、イケメンガイドが盛んに鐘楼の尖塔の頂にあるドラゴンのことを説明していました。観光船からは遠くてあまりよく見えなかったので、鐘楼の下から見上げます。なるほど、美しい尖塔ですね。

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目を凝らすと、91mある鐘楼の尖塔の頂にゲントのシンボルであるという黄金のドラゴンが見えます。夕日を浴びて輝いています。

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鐘楼の下からは市庁舎の建物が見えています。この辺りから、saraiの足元が怪しくなってきます。

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最後は配偶者に手をつないでもらって、ふらふらとボートハウスのホテルに辿り着き、ベッドに倒れこみます。
あれあれ~出かけている間に、オーナーが部屋のカーテンを引いたりチェックしてくれたようです。
部屋の舷窓からは黄昏の中、レイエ川の対岸の建物に光が灯り、美しい風景が幻想的です。

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一眠りをした後、しっかりブログを書きます。その頃に気づきます。オーナーがなぜ部屋の点検をしたのかが・・・。部屋の明かりを求めて虫が寄ってくるのですね。窓の外にはいっぱい虫が寄ってきており、きっとどこかにちょっと隙間があるのでしょう・・・部屋の壁にも虫がそれなりに張り付いています。saraiも配偶者も平気ですけど、駄目な人は多いかもね。ボート暮らしも憧れますが、大変なこともあるようですね。
充実した1日でした。おやすみなさい。
明日こそは憧れの聖バーフ大聖堂の祭壇画《神秘の子羊》を見ましょう。楽しみです。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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