旅の12日目です。そして、ゲント2日目です。今日は快晴です。この旅で最高に晴れました。気分がいいですが、暑くなりそうです。当分はこの状態が続きそうな気配です。ボートハウスのホテルから眺めるレイエ川の美しい川面は、鏡のように輝いています。

対岸の川辺にはボートが並んでいます。

これは宿泊している部屋の舷窓からの眺めです。綺麗ですね。

このホテルは朝食付きです。この旅で初めてです。ボートとはいえ立派なキッチンがあり、食堂もちゃんとしています。あまりにも普通のホテルと変わらないので、かえってつまらないかもね。ホテルのオーナーがsaraiと配偶者の写真を撮影してくれます。

コーヒーやゆで卵をオーナーにお願いし、ジュースを飲みながらゆっくりします。

窓からの川の眺めがよいのもプラスポイントです。

食堂は白を基調とした装飾で清潔な雰囲気です。

窓の外を見ていると、対岸のボートが出航していきます。朝の活動が始まっているようです。

お願いしたコーヒーや卵が届きます。パンがとても美味しく、久しぶりにしっかり朝食を頂きます。

美味しく朝食をいただきました。
さて、昨日時間切れで対面できなかった≪神秘の子羊≫(聖バーフ大聖堂の祭壇画)に会いに行きましょう。ボートハウスから川岸に上がります。

昨日と同様に、近くの橋を渡ってレイエ川の対岸に渡ります。

橋の上からは美しいレイエ川の眺め。橋の欄干の先に突き出したところには、少女像がちらっと見えていますね。

しばらく昨日と同じ道を歩いていくと、聖バーフ大聖堂Sint-Baafskathedraalの塔の尖端が見えてきます。ここはビスドム広場Bisdompleinです。左手に見えている建物は魔王ゲラルド城 Geeraard de Duivelsteenという恐ろしげなネーミングの要塞です。でも、昨日からゲントでは奇妙なものをたくさん見てきましたから、名前くらいでは驚きません。この要塞はこれまで兵器庫、修道院、刑務所など色々な用途で使われてきましたが、現在は州立公文書館という立派な用途で使われているそうです。

これが魔王ゲラルド城の全容です。

魔王ゲラルド城の前には、レエプReepという短い運河もどきが美しい水をたたえています。

ここから聖バーフ大聖堂はすぐです。ぶらぶら歩いて到着です。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

今日は、昨日のように迷わずに聖バーフ大聖堂に入館します。まっすぐに≪神秘の子羊≫の展示室の入口に向かいます。窓口ではもちろんシニア料金でチケットを購入。1人3ユーロです。

入場して、≪神秘の子羊≫とご対面です。想像通りの素晴らしい作品です。大きな祭壇画の中央下の部分に子羊が凛とした姿で立っています。

この絵を見るために今回の旅を企画しました。ゆっくりと詳細を見ていきましょう。
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