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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:ブルージュからオステンドへ

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/1回目

旅の14日目、ブルージュ2日目です。

今日はブルージュBruggeから北海沿岸の小さな町シント・イデスバルドSint-Idesbaldにあるポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxまで日帰り遠征します。

今日も青空です。朝のうちは涼しくて清々しいですが、また日中は暑くなるのでしょうか。
このホテルの宿泊にも朝食が付いています。1階の落ち着いた雰囲気の食堂に行きます。運河に面した窓際の席に着きます。パンとハム・チーズ、ゆで卵、ヨーグルト、ジュースにコーヒー・紅茶というのがベルギーの朝食の定番のようですね。

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ポール・デルヴォーの美術館は、北海沿岸の町オステンドOostendeから海岸線をずっと行った所にあります。ブルージュ駅まではバスに乗ります。バスのチケットは3日間乗り放題チケットを買ってあります。バス乗り場のあるマルクト広場Grote Marktまで歩きます。ホテルからは数分歩くだけです。晴れ上がった朝のマルクト広場は綺麗です。

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広場のシンボルはもちろん、鐘楼Belfortです。

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広場の様子を眺めながら、14番のバスの到着を待ちます。

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すぐにやってきたバスに乗ってブルージュ駅に着くと、今日もお出かけの子供たちで賑わっています。

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このボーイスカウトの集団は山にでも登るのでしょうか。ベルギーにも山はあるのかな。

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プラットホームへはエスカレーターがあるので楽ちんで上れます。流石に観光地の駅は設備がいいですね。

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あれっ、ホームはがらんとしています。海の方に行く人はいないのかな。

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隣のホームもほとんど人がいませんね。

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ゆっくりと電車の到着を待ちましょう。

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オステンド行きのICは10分弱でやってきます。

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ちょっと遅れてICがホームに入ってきます。

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電車のチケットはネットで格安の往復チケットを購入済です。乗車時間が短いのでセカンドクラスのチケットにしました。

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電車の中もがらがらで、saraiと配偶者はばらばらになって車窓に張り付きます。

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オステンド経由シント・イデスバルドまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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駅を出た電車はブルージュの新市街の住宅地を抜けていきます。ブルージュと言っても、旧市街とはずいぶん雰囲気が違いますね。

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鄙びた田舎町の風情です。立派な住宅ばかりですけどね。

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町を抜けると、美しい緑の野原が続きます。

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大規模な温室があります。ハウス栽培はオランダと同様にベルギーでも盛んなようです。

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真っ平らな緑の国土というのはオランダと同じですね。

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ここは家畜の放牧地です。

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緑の野の中をまっしぐらにオステンドに向かいます。

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オステンドへの到着はもうすぐでしょう。



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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:オステンドから北海沿いを走るトラム

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/2回目

ポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxに向かっています。ブルージュBruggeからオステンドOostendeまでは電車で15分ほどでした。電車の終点なので、ぞろぞろと乗客が降ります。

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駅前はいかにも港町の風情です。

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ここで、トラムに乗り換えです。駅前の広場をトラム乗り場に向かいます。

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トラム乗り場は駅のすぐ近くです。トラムがちょうど入線したところです。ここは始発駅です。ここから北海沿岸の東西両方向にトラムの路線が伸びています。saraiが乗るのは西方向のデ・パンネDe Panne行きです。フランス国境近くまで行きます。

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このトラム路線はアントワープ、ゲント、ブルージュと共通のトラム・バス会社De Lijnのものなので、ブルージュで求めた3日間乗り放題チケットが有効です。すぐに乗車します。ここで降りた乗客がぞろぞろと歩き去っていきます。

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車内は結構混んできます。saraiたちは首尾よく窓際の席をゲットできました。それも海岸側の眺めのよさそうな席です。

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トラムが発車して、駅前にあるマリーナの前に出ます。

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このトラム路線の案内パンフレットは昨日、ブルージュ駅のツーリストインフォメーションでいただきました。

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このパンフレットには北海沿岸の詳細なマップが記載されています。一番右端にあるオステンドから左端のシント・イデスバルドSint-Idesbaldまで沿岸沿いを走ります。

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トラムはマリーナ沿いのレオポルト3世通りLeopold III-laanを走ります。マリーナにはヨットがびっしりと係留されています。

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マリーナの向こうには堂々としたオステンド駅が見えています。

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マリーナの湾内の一番奥には大きな帆船が停まっています。これはかって、ベルギー海軍の訓練船として使われていた3本マストのメルカトール号です。現在は海洋博物館として公開されています。

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トラムはマリーナを過ぎたところで右に折れて、レオポルト2世通りLeopold II-laanを走ります。

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やがて、オステンドの町の賑やかな一角、マリー・ジョゼ広場Marie-Josépleinの停留所に到着。ここで左折して、北海沿岸沿いのコーニングス通りKoningsstraatを走り出します。

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町外れの緑の多いオステンド・コーンギンネラーンOostende Koninginnelaanの停留所にやってきます。

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すぐに海に出ます。北海です。

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北海沿いにはでっかいマンションが建っています。リゾートマンションでしょうか。

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北海のビーチがずっと続きます。美しいビーチにはほとんど人がいませんね。

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少し人が増えてきます。

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それにしても大変美しいビーチです。人が少ないのはもったいないですね。

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次の停留所に着くと、ビーチが賑やかになってきます。この辺りが賑やかなポイントのようです。

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北海沿いのトラムの旅は続きます。



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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:シント・イデスバルドに着き、美術館へ

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/3回目

ポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxに向かっています。オステンドOostendeから北海沿岸沿いをトラムが走ります。美しいビーチが続きますが、それほどの人出でないのが不思議です。それでも停留所の近くは賑わいのポイントになっています。

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ビーチにはビーチハウスが並んでいます。青空の下に北海と綺麗な砂浜が広がります。

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再び、人っ子1人いないビーチになります。自転車のおじさんだけが見えます。

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ビーチハウスが立ち並びますが、ビーチには人が少ないですね。

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海岸線とそれに沿った街並みとトラムの線路がずっと平行に続きます。街並みは海辺の保養地という感じです。リゾートマンションやカジノやお店が続きます。

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途中で抜き打ち検札がありますが、3日間乗り放題チケットの有効範囲なので問題なし。

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大きなリゾートマンションが並びます。

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30分ほどで一旦海辺から少し外れますが、また海岸線に戻ってきます。そこは大きな港町ニューポールトNieuwpoortです。

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この港町はバラがいっぱい植えられて美しい街並みになるようです。

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港町のマリーナにはたくさんのヨットが並びます。

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瀟洒なリゾート風の住宅も並びます。

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道を走るトラックに何気なく目をやると、鍋のムール貝の写真が車体に塗装されています。ムール貝輸送のトラックのようです。さすがにムール貝の本場ですね。

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目的地の1つ手前の停留所Koksijde Ster Der Zeeです。そろそろ降りる準備をしないとね。

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オステンドから1時間15分ほどで、ポール・デルヴォー美術館の最寄りの停留所シント・イデスバルドSint-Idesbaldに到着です。

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ここまでのトラムのルートを地図で確認しておきましょう。右端のオステンドから左端のシント・イデスバルドまで北海沿岸を走ってきました。

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長くトラムで移動しているうちに、雲が広がり、最寄り停留所シント・イデスバルドで電車を降りると肌寒いほどです。ここからポール・デルヴォー美術館まで10分程歩きますが、美術館を訪れた人のブログを参考に歩いていきます。トラムの走る大通り、コーニングレイケ・バーンKoninklijke Baanを進み、大きな交差点で左に折れてストランドラーン通りStrandlaanに入ります。角にある大きな八百屋さんの前にはポール・デルヴォー美術館への案内板が立っています。

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ストランドラーン通りを進んでいきますが、なかなか賑やかな通りです。この辺りの目抜き通りなんでしょう。

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通り沿いにお洒落な魚屋さんがあります。気になってショーウィンドウを覗きます。新鮮そうな魚が並んでいます。帰りに寄っていくことにしましょう。

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花屋さんもあります。配偶者は気になるようです。

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しばらく歩くと、目印となる教会と思しき建物が見えてきます。

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白壁の可愛い教会です。シント・イデスバルド教会Sint-Idesbalduskerkです。元は修道院だったそうですが、海辺のリゾート地への観光客の増加もあり、今や教区教会となり、2009年に改装されて現在の白い壁に塗り替えられたそうです。

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この教会の先の交差点にポール・デルヴォー美術館への案内板が立っています。ここで右に曲がります。

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トラムの停留所からここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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ポール・デルヴォー美術館も近い筈です。頑張って歩きましょう。



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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:迷わずに美術館へ到着

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/4回目

ポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxに向かって、シント・イデスバルドSint-Idesbaldの町を歩いています。ストランドラーン通りStrandlaanにあるシント・イデスバルド教会Sint-Idesbalduskerkの角で道案内板に従って右折して、アルベルト・ナイーラーン通りAlbert Nazylaanに入ります。教会の建物は、設計家がリゾート住宅を手掛けている人だけあって、なかなか瀟洒な建物です。

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アルベルト・ナイーラーン通りを進むと、すぐに緑の並木の続く立派な住宅街に入ります。

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羨ましいような立派な家があります。

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庭も手入れが行き届いていますね。

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周りの住宅を見ながら、アルベルト・ナイーラーン通りを歩いていくと十字路にまた道案内の看板があります。ここで左に折れて、パンネラーン通りPannelaanに入ります。

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薔薇が満開の素晴らしいお宅があります。

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和風の石庭のお宅もあります。

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すぐにまた道案内の看板があります。案内に従って、左に折れて、その名もポール・デルヴォーラーン通りPaul Delvauxlaanに入ります。

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駐車場が見えてきます。

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ポール・デルヴォー美術館のポスターがあります。美術館の駐車場ですね。

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通りの左手に美術館の敷地への入口があります。入りましょう。

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敷地の奥にひっそりとポール・デルヴォー美術館が佇んでいます。この美術館自体が立派なお屋敷です。デルヴォーのアトリエがあった建物です。

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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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建物に入ると、チケットの窓口があります。シニア向けの割引チケットがあるようです。

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シニアチケットは一人7ユーロです。一般は一人10ユーロですから、ちょっとだけお得です。

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館内案内パンフレットもいただきます。英文版です。

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これがパンフレットにある館内マップです。結構広いようですね。

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こんな不便で遠くの場所までデルヴォーの作品を見に来る人も少ないようで、美術館の中はとっても静かです。充実したコレクションを配偶者と2人で独占します。じっくりと鑑賞しましょう。



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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:デルヴォーの素晴らしい作品を堪能

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/5回目

北海沿岸の田舎町シント・イデスバルドSint-Idesbaldにあるポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxで配偶者と二人、素晴らしいポール・デルヴォーの作品群を独占状態で鑑賞します。
この美術館にはデルヴォーの初期から晩年に至る作品群が展示され、さらに彼の列車模型や骸骨といった収集品も展示され、彼の生涯を概観することができます。デルヴォーのファン、シュールレアリズム好きは行かなくてはいけないような聖地とも言えます。鉄道愛好家だったデルヴォーに合わせて、館内のベンチも鉄道車両の木製のベンチと思われるものになっていますし、館内のイメージも駅構内という感じです。凝った内装で素敵です。
では、主だった作品を見ていきましょう。

《語り手》です。1937年、デルヴォー40歳頃の作品です。この年にデルヴォーはシュザンヌ・ピュルナルという女性と結婚します。32歳のときに大恋愛したアンヌ=マリー・ド・マルトラール(愛称タム)とは母親の猛反対を受けて別れていました。母親は亡くなる際にもタムとは結婚しないように言い残したそうです。デルヴォーはいわゆるマザコンだったんですね。でも、デルヴォーは心の底ではタムのことを忘れられず、彼の絵に登場する女性はタムがモデルだと言われています。この作品は珍しく男性が描かれています。デルヴォーにはあまりないパターンの作品です。それでも男性は大きく目を見開いて無表情で、背景には神殿跡のようなものが描かれています。総体的にはデルヴォーワールドになっています。

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《緑色のソファー(神殿)》です。1944年、デルヴォー47歳頃の作品です。これはまさしくデルヴォーワールドの絵です。左の女性が繰り返し描かれるタムがモデルになっている女性です。大きく目を見開き、陰毛を露わにしています。エロチックな筈ですが、そう感じないのは生身の女性でないからでしょう。顔がまったく無表情ですからね。マネキンみたいなものです。デルヴォー自身はミューズ(女神)を描いたと言っています。ミューズ=タムです。デルヴォーの心情を表しているのかもしれません。背景はいつもの神殿跡です。

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《埋葬》です。1957年、デルヴォー60歳頃の作品です。デルヴォーはこれに先立つ10年前、50歳のときにこのポール・デルヴォー美術館のあるシント・イデスバルドで運命的な出会いを果たします。タムと偶然に18年ぶりに再会したんです。もう、デルヴォーの心を押し留めるものは何もありません。不倫には違いありませんが、それを言うとデルヴォーが可哀想でしょう。タムを逢瀬を重ねて、5年後、55歳のときに遂にタムと結婚しました。この作品はデルヴォーが好んで取り上げた骸骨が描かれています。デルヴォーが35歳の時にスピッツナー博物館の人体の骨格模型を見てショックを受けて以来、彼の作品の中に繰り返し登場しています。saraiは好みませんけどね。

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《森の駅》です。1960年、デルヴォー63歳頃の作品です。デルヴォーは名うての鉄道マニアでした。鉄道もよく彼の絵に登場します。ただ、鉄道だけが描かれる作品はなんだか魅力に欠けますね。

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《見捨てられて》です。1964年、デルヴォー67歳頃の作品です。裸のミューズたちの絵です。タムと結婚した後も相変わらず、タムを思わせるミューズばかりを描くデルヴォーです。結局、このワンパターンとも思える作品群がデルヴォーらしさを発揮する素晴らしい作品なんです。さりげなく背中を向ける謎の紳士が効果的にシュールさを醸し出しています。リアルでありながら、現実にはありえない幻想的なシーンが描かれています。

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《消しゴム(アラン・ロブ=グリエの小説から)》です。1968年、デルヴォー71歳頃の作品です。画家への冒瀆かもしれませんが、saraiの趣味で絵の右半分を切り取ったものがこれです。《消しゴム》は“ヌーヴォー・ロマン”の旗手、ロブ=グリエの代表作かつデビュー作です。残念ながらsaraiはこの作者の存在すら知りませんでした。この小説は運河の街で起きたらしい殺人事件発生にまつわるストーリーだそうですが、我が国の安部公房にも影響を与えたそうな・・・。絵自体は古代の神殿の石段を上る巫女のような女性が強い印象を与えています。ロマンティックな雰囲気が素晴らしいです。

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《ポンペイ》です。1970年、デルヴォー73歳頃の作品です。これは華やかな雰囲気の作品です。タムもミューズもいなくて、リアルなヌードの女性たちが描かれています。もはや、シュールレアリズムではありませんね。芸術的には退歩したかもしれませんが、デルヴォーの心は幸福感にあふれているようで微笑ましく感じます。作品の題名はこの場所がポンペイ遺跡であることを示しているようです。実際にこのような風景はあるんでしょうか。

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《庭園》です。1971年、デルヴォー74歳頃の作品です。女性の肌の白さが目立ちます。老いてますますデルヴォーワールドは盛んです。シュールさよりもリアルさを感じるようになります。女性も少し表情を持つようになりました。タムと再会して20年以上も経ち、デルヴォーの心のトラウマもやわらいできたのでしょうか。

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《最終列車》です。1975年、デルヴォー78歳頃の作品です。これは再び、タム=ミューズが復活し、シュールな雰囲気を醸し出しています。やはり、こういうデルヴォーがいいですね。

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《海辺の夜》です。1976年、デルヴォー79歳頃の作品です。これも幻想的なシーンが描かれています。何かの儀式を思わせます。高齢でこういう作品が作り出せるエネルギーはどこから来るのでしょう。

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《ポーズ》です。1979年、デルヴォー82歳頃の作品です。これはヌードのモデルを画家たちが描いているシーンがリアルに描かれているもので、モデルの女性も現実感があります。あのデルヴォーがこういう絵も描くようになったのかと驚かされます。もっともモデルの女性はリアルですが、画家たちの顔は無表情です。若干のシュールさは残しているかな。

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最後の油彩画となった《カリュプソー》を見て、鑑賞を終えます。



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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:北海の魚屋さんの新鮮な魚

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/6回目

シント・イデスバルドSint-Idesbaldにあるポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxで、デルヴォーの作品をたっぷりと楽しみました。
作品も館内の雰囲気も十分楽しんで美術館の建物を出ようとすると、外は雷が鳴り雨が降っています。いわゆる夕立ですね。ミュージアムショップでお土産を物色し、カフェで休憩して、雨が上がるのを待ちます。カフェのテーブルから眺める花の咲く庭園はとても綺麗です。

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何故か、カフェには数組の客がいます。美術館の中には誰もいませんでしたから、カフェだけに立ち寄る人もいるのかな。

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窓際には帆船模型が飾ってあります。乗り物好きのデルヴォー、そして海辺のリゾートの町ということでしょうか。

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美味しい紅茶をいただきます。

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小雨模様になってきたようです。

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カフェで休んでいるうちに、突然の雷雨も通り過ぎました。カフェの席を立ち、美術館の前に出ます。美しいポール・デルヴォー美術館にお別れです。もう来ることはないでしょう。

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美術館前の通りの名前が出ています。ポール・デルヴォーラーン通りPaul Delvauxlaanです。

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通りには美術館のポスターが掲示されています。まさに美術館通りです。

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緑濃いポール・デルヴォーラーン通りを歩きます。

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通り沿いのお宅は豪邸です。

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パンネラーン通りPannelaanに出て右方向に歩き、また右に曲がる十字路が近づいてきます。

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十字路で右に折れて、住宅が立ち並ぶアルベルト・ナイーラーン通りAlbert Nazylaanに出ます。お宅拝見しながら、ぶらぶらと歩きます。

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住宅地を抜けると、お店が立ち並ぶストランドラーン通りStrandlaanです。シント・イデスバルドの停留所の方に戻りましょう。来るときにとっても気になった魚屋さんがあったんです。白を基調にしたおしゃれなお店で、いろんなお魚が並んでいたんです。立ち寄ってみましょう。美味しそうな魚が並んでいます。

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もちろん生物を買っても仕方がありませんが、お惣菜も並んでいます。

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蟹や海老、ロブスターも並んでいますが、これは食べ難そうですね。

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美味しそうなものを物色します。パックされたお弁当もありますね。

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その中に、ニシンの塩漬けでタマネギのみじん切りとともに尻尾をつまんで口に放り込むというオランダの名物があるのを発見。一度食べてみたいと思いながら、出会えずにいました。ここで出会ったのですから食べるしかないでしょう。なんと、マグロときゅうりの海苔巻きがあります。これらを、近くの海岸に座ってお昼代わりにしましょう。お店のおにいさんと、いろいろ楽しい会話をしながら持ち帰れるように包んでもらいます。飲み物も欲しいので水はないかと聞くと、魚に水は合わないからワインしか置いてないよとのこと。確かにそうですね。でも、まだ帰り道も遠いので、残念ですがワインはパスしましょう。飲み物を調達するために近所のスーパーに立ち寄ります。艶やかな野菜が並んでいます。品質がよさそうです。

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根菜類もしっかりしたものが並んでいます。でも、野菜を買っても仕方がないですね。

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果物も美味しそうです。でも、量が多いですね。

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絞りたての美味しそうなオレンジジュースがあります。結構高価ですが、どうしても飲みたくなります。水とジュースをゲット。トラムの走る大通りを通り越して、シント・イデスバルドの海岸に出ます。しっかりとビーチサンダルを持参してきたので、saraiは履き替えて砂浜に出ます。

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素晴らしい北海のビーチが眼前に広がります。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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しばらく、ビーチを楽しみましょう。


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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:美しい北海のビーチ

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/7回目

ポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxでの観賞を終えて、シント・イデスバルドSint-Idesbaldの砂浜に出ます。美しい北海のビーチです。家族が砂遊びをしています。

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砂浜のベンチに腰掛けて、魚屋さんで仕入れてきた新鮮な魚をランチ代わりにいただきます。

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ビーチ風景を眺めながら、いただきます。ニシンをほおばります。新鮮なのでしょう、臭みもなく、とろりとした甘さが口の中に広がります。驚きの美味しさです。今までこの美味しさを知らずにいたなんて、本当に悔しいです。海苔巻きも、お酢の塩梅もよく合格です。

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それにしても、北海のビーチの美しさは素晴らしいです。色彩感にあふれています。

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わずかな人達が美しいビーチで泳いだり、水際を歩いたり、思い思いの楽しみに打ち興じています。

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カモメが群れをなして、砂浜で日向ぼっこをしています。人もこのカモメ達に関心を持たず、人間と鳥がそれぞれ独立した活動をしているのが面白いですね。

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ビーチ沿いにはずらっとリゾートマンションが立ち並んでいます。その手前にはビーチハウスが並んでいます。ビーチハウスの前では、寝椅子で寛いでいる人がいます。長閑です。

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北海のビーチ、初体験です。今日は寒いでしょうね。不安定な天候のためのせいか、空の色、海の色が変化していきます。大自然のショーを見ているようです。

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ビーチはどこまでも続いています。

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ビーチには人が少ないのですが、ある一角だけには人が集まっています。寝椅子も並び、監視台もあります。

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お魚を食べ終え、あの美味しそうで高価だった生絞りオレンジジュースを頂きます。やはり、思った通りの美味しさです。

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珍しく泳いでいる人がいると思ったら、子供達です。大人はあまり泳いでいませんね。

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監視員のお姉さんたちもしっかりお仕事をしています。

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監視員の近くだけが遊泳可能のようです。

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初めて見る北海の優しいパステルカラー海の色に感動しながら、時を過ごします。

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帰りましょう。ベンチを立ちます。ビーチ沿いの道の横にはちょっとしたカフェがありますが、閑散としています。わざわざ、カフェで寛ぐ人はいませんね。

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子供向けの施設もありますが、平日の午後なので、遊んでいる子供はいません。

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3輪のカートで遊んでいるのは若者たちです。その横の看板はムール貝です。美味しそうですね。11.99ユーロという価格です。1500円ほどですね。また、食べたいな。

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ビーチ沿いの道をぶらぶらしながら、トラム乗り場に向かいます。

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ビーチハウスがどこまでも並んでいます。

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ビーチを離れて、高級住宅の中をトラム乗り場に向かいます。

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迷うことなく、シント・イデスバルドのトラム停留所に到着。

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オステンドOostende行きのトラムを待ちますが、15分おきくらいには走っているので、もうすぐやってくるでしょう。



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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:オステンドのビーチ

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/8回目

シント・イデスバルドSint-Idesbaldでポール・デルヴォー美術館Museum Paul Delvauxでの観賞と北海のビーチ初体験を終えて、オステンドOostendeに戻るために停留所でトラムの到着を待ちます。

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この停留所は珍しく有人の停留所です。手売りのチケットが買えそうですが、saraiはブルージュ、ゲント、アントワープで共通に使えるトラム・バス会社De Lijnの3日間乗り放題のチケットを所有していますから、購入不要です。

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すぐにトラムはやってきます。1時間以上トラムに揺られ、saraiは気持ちよくお休みです。来るときに景色は十分に楽しみましたから、お疲れ休みの方がいいでしょう。トラムのルートを地図で確認しておきましょう。

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オステンドが近くなったところで配偶者と相談して、少しオステンドの街を見学していくことに決めます。ということで、オステンドの駅まで行かずに手前のマリー・ジョゼ広場Marie-Josépleinの停留所で下車します。と、また急な雨が降ってきました。しばらく停留所の屋根の下で雨宿りをしていると、さほどのこともなく雨は止み、街歩き開始です。オステンドはなかなか大きな町です。繁華街を歩き、アンソールの家James Ensorhuisの前に出ます。

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オステンドは画家ジェームズ・アンソールが愛してやまなかった町です。この町で生まれ育ったアンソールは、この町で亡くなります。亡くなるまで住んでいた家がこのアンソールの家です。1階のショーウィンドウを覗き込みます。これは、彼のおじとおばが営んでいた土産物店を復元したものだそうです。雑多なものが並べられています。

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2階から上にはリビングルームやアトリエがあるそうですが、外から眺めるだけにしておきましょう。

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オステンドは夏の海水浴で賑わう町です。海辺の方に向かいます。

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北海の海辺に出ます。この海辺はさすがに賑わっていますね。

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ブルージュ辺りからも海水浴客が大勢出かけてきているのでしょう。夏のバカンスの中心地なんですね。

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砂浜の一画には大きな砂の芸術があります。見事な作品です。

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海岸沿いには大きなマンションが立ち並びます。北海のビーチにはお馴染みの風景です。

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海辺というよりもまるで繁華街といった風情です。

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海辺沿いの道をぶらぶらと歩きます。

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砂浜では若者がサッカーなどに興じています。賑やかなビーチですね。

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ビーチ用品を売っているお店があります。ビーチ花盛りといった感じです。

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おや、ここでもビーチ遊びはカート乗りなんですね。

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港の入口付近まで来ると、防波堤上の道を多くの人が歩いています。ちょっと行ってみたくはありますが、かなり歩くことになりそうなのでやめておきます。

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港の入口には、海を見つめる男の像が立つ塔があります。

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裏に周ると、十字架の下でうな垂れる男性像があります。何かの冥福でも祈っているのでしょう。

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水浸しの広場で子供たちが遊んでいます。世界のどこでもよく見る光景ですね。

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そろそろ夕食をいただきたいところです。港に面したフィッセルスカーイ通りVisserskaaiでレストランを物色しましょう。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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北海沿岸のポール・デルヴォー美術館:食べ物の恨みは怖い!

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/9回目

ベルギーの北海の町オステンドOostendeで街歩きをして、港に面したフィッセルスカーイ通りVisserskaaiにやってきます。通りにはレストランも立ち並んでいます。ここで夕食を頂いていきましょう。レストランを物色しますが、お休みのお店が多いです。まだ時間が早いので、お昼の休憩が続いているのかも知れませんね。と、港の岸壁沿いに屋台が出ています。ちょっとのぞいてみましょう。

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ボイルした海老の盛り合わせや海鮮のフリッターが並んでいます。なんと、さっき美味しさに感動した酢漬けのニシンもあります。これを持ち帰ってホテルで頂きましょう。お持ち帰り用に包んでもらいます。

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横に、お鍋で温めながら売っているものがあります。配偶者が「ケスクセ」と言うと(フランス語のつもりみたいです・・・)、「エスカルゴ」とのお答え。え~、これがエスカルゴですか。食べるしかありませんね。買う量に合わせていろんな大きさの器があるらしく、どれにするか訊かれます。ここは一番小さいのにしておきます。たったの2ユーロです。

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フォークは2つくれました。食べてみると、これまた美味!

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配偶者によると、たっぷり注いでくれたお汁がなんとも美味しいそうです。飲む前はしょっぱくないの?と配偶者に訊いていたsaraiも、ちょっと飲むと美味しくて止められずに、あっという間に全部飲んでしまいます。配偶者は「許せない! 食べ物の恨みは怖いんだからね。」と睨んでいます。おおっ、恐い。配偶者とスープの奪い合いという結果になってしまいました。

ぶらぶらと歩いていくとオステンドの駅が見えてきます。

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右手には大きな教会も見えます。聖ピーターとポール教会Sint-Petrus-en-Pauluskerkです。オステンドの町のシンボル的存在ですが、遠くから拝むだけにしておきましょう。

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オステンド駅Station Oostendeに到着。バロック風のどっしりした建物です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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チケットは持っているので直接ホームに入ります。ホームの半分ほどは改修中です。

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遅れているブリュッセル行きよりもアントワープ行きが早く出発するようです。その電車に乗り換えるとすぐにドアが閉まります。車掌さんがドアの前で頑張っています。電車の正常運行は重要ですからね。

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このアントワープ行きで、無事にブルージュに戻ってきました。ブルージュも今日は涼しかったようです。予定よりも早く戻ったので、ホテルに荷物を置いて、お土産の買い物に出かけます。評判のチョコレート屋さんに直行しますが、路地歩きも楽しみましょう。ホテルの前から、魅力的な路地、カルタイゼリンネン通りKartuizerinnenstraatに足を踏み入れます。路地の先に頭を出している尖塔はもうお馴染みになった聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeですね。

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カルタイゼリンネン通りはすぐに右に直角に曲がり込みます。通りを進んだところで振り返ると、こんな様子です。まさに中世の雰囲気ですね。

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アウデ・ブルグ通りOude Burgにぶつかったところで左に折れて、アウデ・ブルグ通りを進みます。この通りは結構賑やかな通りです。少し進むと右手に素敵な路地が見えます。ロッペム通りLoppemstraatです。

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この路地の前を通り過ぎて、アウデ・ブルグ通りを進んでいきます。やがて、チョコレート屋さんのある筈のシモン・ステヴィン広場Simon Stevinpleinに到着。レストランのテラス席は賑わっています。

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目的のチョコレート屋さんが見つからずにうろうろ。通り過ぎて、救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalの前まで行ってしまいます。間違いに気が付いて、戻ります。

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シモン・ステヴィン広場に戻って、ようやくチョコレート屋さんを発見。チョコレート・ラインThe Chocolate Lineという有名店です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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このお店で、暑さでも溶けそうにないチョコレートをお土産に買いました。これで、もういつでも日本に帰れます。お店を出ると、ちょうど段ボール箱の荷物を搬入中です。問題はその搬入口。何と路面と同じ高さにある口がぱっくりと開いています。

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その口の奥には地下室があって、そこに運び込んでいたんです。地下室にいる男性と目が合ってしまいました。

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広場の中央には、広場の名前の由来となった人物シモン・ステヴィンSimon Stevinの銅像が立っています。彼はブルージュ出身の数学者だそうです。ガリレオ・ガリレイよりも早く落下の法則を発見したと言われています。

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さて、まだ時間は早いので、これからどうしましょうか。



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ブルージュ散策:聖母教会からゲント門へ

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/10回目

ブルージュBruggeのチョコレート・ラインThe Chocolate Lineという有名チョコレート店でお土産を買い揃え、今日の予定は一応終了です。でも、元気の有り余っているsaraiは配偶者に街散策を提案。今日もかなり歩いており、そろそろホテルに戻りたそうな配偶者ですが、付き合ってもらいます。シモン・ステヴィン広場Simon Stevinpleinから歩き始めます。広場から南に延びるマリア通りMariastraatに入りますが、その入口で右手の路地を見ると救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalが見えています。

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マリア通りを歩いていくと、通りの建物の上に今度は聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeの尖塔が見えてきます。ブルージュは本当に塔の多い街ですね。

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通り沿いのお土産物屋さんのショーウィンドウを覗くと、ベルギービールの瓶がずらっと並んでいます。ビールもお土産物なのかしらね。

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聖母教会の前に出ました。凄い塔です。高さ122mもあるそうです。

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聖母教会の左隣にはグルートゥーズ博物館Gruuthusemuseumが見えます。中世の生活が偲ばれるコレクションが展示されているそうです。

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再び、聖母教会の塔に目をやります。しばらく見とれてしまいます。凄いなあ。

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そろそろ、マリア通りを先に進みましょう。聖母教会の横を進みます。

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マリア通りを挟んで聖母教会の向かいには、考古学博物館Archeologiemuseumの建物が古色蒼然とした姿で建っています。

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聖母教会を側面からも見上げます。何度見ても凄いなあ。

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マリア通りを進むと、聖ヨハネ施療院Sint-Janshospitaalの手前に右手に入る路地が見えます。建物の下のアーチを抜けていくと、聖ヨハネ施療院の裏手から運河沿いの道に出られるようです。なかなか魅力的ではありますが、このままマリア通りを進むことにします。

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聖母教会の裏手の方から、聖母教会の塔を眺めます。どこから見ても美しいですね。

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聖ヨハネ施療院の前を過ぎて、運河にかかるマリア橋Mariabrugに向かいます。

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マリア橋の上から運河を見下ろします。もう今日の運河クルーズは終了したようです。

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運河沿いには聖ヨハネ施療院の素晴らしい建物が見えます。

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こちらはマリア橋から見た運河の反対側の方です。こちらも何とも美しい眺めですね。

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マリア橋を渡って、マリア通りをまっすぐに南の方に進みます。通りはカーテライネ通りKatelijnestraatに名前を変えます。やがて、ダイアモンド博物館Diamantmuseum Bruggeの前に出ます。ベルギーと言えばダイアモンドの本場ですが、そもそもダイアモンドの研磨技術はここブルージュの金細工職人が発明したそうです。とは言え、saraiも配偶者もさほどダイアモンドに興味があるわけではありません。ですから、この博物館も興味なし。建物を見ただけで満足です。単にこの前を通りかかっただけのことです。

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このダイアモンド博物館の前で、カーテライネ通りから左斜めに伸びるアウデ・ゲント通りOude Gentwegに入ります。この通りは新市街のようで、何とも面白味のない風景が続きます。途中、右手に伸びるバウデウェイン・ラフェ通りBoudewijn Ravestraatはなかなか綺麗な通りです。

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左手のヤコビーネッセン通りJakobinessenstraatの角でまた、教会の塔が見えます。聖マグダレーナ教会Kerkfabriek Heilige Maria - Magdalena En Heilige Catharinaのようです。

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アウデ・ゲント通りを突き当りまで行くと、堅固な城門が見えてきます。ゲント門Gentpoortです。ブルージュにはいくつかの城門が残っており、今日の散策の目的はこの城門のひとつを見ることだったんです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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目的を果たしたので、ぶらぶら散策しながらホテルの方に戻りましょう。今日も結局、随分と歩き周りました。



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ブルージュ散策:一生忘れられない美しい運河の風景

2015年7月2日木曜日@ブルージュ~オステンド~シント・イデスバルド/11回目

ブルージュBruggeの街歩き中です。最終目的地のゲント門Gentpoortに着きました。想像していた以上に大きくて、美しい建造物です。しばらくは色んな角度から見入ってしまいます。

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ホテルに向かって、ぶらぶらと歩いて帰りましょう。ゲントポールト通りGentpoortstraatを北に向かって歩きます。少し歩くと、大きな教会の前に出ます。先ほど遠くから見た聖マグダレーナ教会Kerkfabriek Heilige Maria - Magdalena En Heilige Catharinaです。

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教会の前に立ちます。これは比較的新しい建物です。19世紀の中ごろに建てられたネオ・ゴシック様式のすっきりした建物です。

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教会前は多くの通りが集まって、賑やかな一画になっています。もっとも夕方になり、人通りは少なくなっていますけどね。

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教会前の小さな広場には白い聖母子像がぽつんと立っています。

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教会の横を通り抜けていきます。緑の濃い小路が続いています。

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教会の裏手には林のような緑の空間が広がっています。噴水も上がっています。公園になってるようです。

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鬱蒼とした緑の木立で教会の建物はほとんど覆われてしまいます。塔の尖端だけがちょっと顔を覗かせています。

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ここはコーニンギン・アストリッド公園 Kon. Astridparkというブルージュで一番後に出来た市立公園です。一番後と言っても1851年のことですけどね。ブルージュの街の歴史も古いです。
公園の中には綺麗なパヴィリオンもあります。

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これがさっきちょっと見えていた噴水です。その奥の方に進んでいきましょう。

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噴水の奥の方には広場があり、何かのイベント会場になっています。テント張りのステージも設けられ、けたたましい音で騒がしくなっています。古都ブルージュの街歩きにはふさわしくない雰囲気です。若者たちが芝生に座り込んでいます。

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仮設のビアガーデンも設けられて、とても賑やかです。早々にこの喧噪の中を通り過ぎていきます。

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コーニンギン・アストリッド公園を出て少し進むと、もうお馴染みのダイフェル運河Dijverの前に出ます。ようやくブルージュらしい風景に戻り、ホッとします。暮れなずむ運河の風景は幻想的な美しさです。saraiの宿泊しているブールゴンシュ ホフHotel Bourgoensch Hofも運河の対岸に見え、その先にマルクト広場Grote Marktに立つ鐘楼Belfortも見えています。

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運河沿いをホテルに向かいます。また正面に聖母教会が見えます。運河に架かるネポムク橋Nepomucenusbrugも見えています。

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ネポムク橋の手前まで来ました。橋の上のネポムクの聖ヨハネ(聖ヤン・ネポムツキー)の像も見えています。夕暮れの聖母教会は何故か不気味な印象を受けます。

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ネポムク橋を渡って、ウォレ通りWollestraatに入ります。正面には鐘楼が屹立しています。

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夕方の涼しさの中、美しい街並みを散策しました。やはり運河の風景は最高に美しいです。教会の建物や運河の美しい景色はブルージュの街ならではのものであることを再認識させられました。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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夕食のお供にビールを買ってホテルに戻ります。配偶者は歩き疲れてホテルでぐったり。ごめんなさいね。
その後、復活した配偶者とささやかな夕食。オステンドの屋台で購入したものを頂きましょう。

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あれ?海老ではありません。よく出来た練り物ですっ。小さいのは本物の小海老なのが救いです。

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ニシンはそれなりに美味しかったのですが、シント・イデスバルドSint-Idesbaldの魚屋さんで買い求めたものとは比べ物になりません。

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あの魚屋さんのをもう一度食べたい!ちょっと残念な夕食でした。

部屋の窓からの眺めは格別です。暮れなずむ夕暮れの運河の風景はとても幻想的な美しさ。美しい夕暮れ・・・感動的です。

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更け行くブルージュの美しい運河の景色を眺めて気分を直し、ご機嫌です。もはや夕暮れではなく、夜景ですね。いつまでも美しい風景に配偶者と二人で見入っています。

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こちらは裏から見た市庁舎Stadhuisの眺めです。仄暗い空を背景に黒々と屋根が続いています。

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最後にもう一度、運河の風景を脳裏に刻み付けておきましょう。一生忘れることのできない風景になりそうです。

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今日も1日無事に終わりました。明日もブルージュの街歩きを楽しみ、夕方にはブリュッセルに向かいます。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 
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