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ブルージュ散策:早朝の静かな運河風景

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/1回目

旅の15日目、ブルージュ3日目です。

今日はほんの気持ちだけ早起きします。というのは、朝食前にブルージュの街を早朝散歩するためです。美しいブルージュの街ですが、あまりにも観光客が多いため、なかなかよい写真が撮れないし、気持ちよく散歩できないのです。朝は人通りが少なくて、気持ちよく散策できる筈です。ヨーロッパの観光地はどこでもそうです。一昨日から配偶者の強い提案がありました。ブログに掲載する写真も人影のない、いい写真が撮れますしね。

朝は空気もひんやりしています。8時にお散歩開始です。まずはホテル前の運河から歩くことにします。ウォレ通りWollestraatを南に歩くと、運河に架かるネポムク橋Nepomucenusbrugに差し掛かります。橋の中ほどにあるネポムクの聖ヨハネ(聖ヤン・ネポムツキー)の像です。その向こうには聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeの高い塔が見えます。まず、朝の美しい景色がひとつ見えました。

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ネポムク橋を渡ると、ダイフェル運河Dijverです。日中の人出が不思議なほど誰も歩いていません。

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美しい運河風景です。運河の向こうには市庁舎Stadhuisの屋根も見えます。

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ネポムク橋のほうを振り返ります。運河沿いのダイフェル通りDe Dijverの先は聖母教会です。

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運河沿いのローゼンフートカーイ通りRozenhoedkaaiを進み、右手にパンドライチェ通りPandreitjeが見えるところまで来ます。パンドライチェ通りは緑の並木の通りです。この通りの先に昨日の夕刻に歩いたコーニンギン・アストリッド公園 Kon. Astridparkがあります。

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ここから運河を見ると、マルクト広場Grote Marktに立つ鐘楼Belfortも見えます。このローゼンフートカーイの風景は毎日眺めていますが、とても美しいですね。ブルージュで1枚しか写真が撮れないとしたら、ここで写真を撮れと言われているほどの写真スポットなのだそうです。それも納得です。

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ここでローゼンフートカーイ通りから左の路地に入り、少し進むとハイデンフェッテルス広場Huidenvetterspleinに出ます。レストランで賑わう広場も朝は人気がありません。

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これは広場の右手前、つまり南側です。テラス席が綺麗な花で飾られています。

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これは広場の左側、つまり西側です。煉瓦造りのオテル デュ ドゥ ブルゴーニュHotel Duc De Bourgogneの美しい建物です。

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これは北側にあるブラッセリー・モーツァルトハウスBrasserie Mozarthuys。一昨日に美味しいムール貝を食べたモーツァルトゆかりのレストランです。

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広場を北に抜けると、また運河沿いの道にでます。運河に架かる橋を渡った先はブルグ広場Burgに続きます。

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運河沿いの先には魚市場Vismarktがあります。1821年に建てられたそうです。今は市場が開いていませんね。

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この屋外市場は火曜日から土曜日までの午前中、北海で採れた魚を売る業者が並ぶそうですが、今は全然、その気配が感じられません。

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運河沿いに進みましょう。並木の続く道、ステーンハウウェルスデイク通りSteenhouwersdijkはとても静かです。

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運河に架かる石造りの橋はとてもよい風情が漂います。メー通りMeestraatにあるメー橋Meebrugです。

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このメー橋は14世紀に建造されたブルージュで1番古い橋なんだそうです。

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このあたりの運河はグルーネライ運河Groenereiと呼ばれています。メー橋の上からの運河風景は美しいですね。

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メー橋をさっきとは反対側から見ると、こちらは苔むして、石橋の古さが強調されます。

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グルーネライ運河沿いの通りはその名もグルーネライ通りGroenereiに名前が変わります。運河の対岸は綺麗なお庭になっているようです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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早朝の散策はまだまだ続きます。


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ブルージュ散策:ブルージュの華、運河風景を満喫

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/2回目

ブルージュの街で早朝散歩しているところです。早朝と言っても、saraiの早朝は8時過ぎという出足の遅さ。それでもまだ観光地ブルージュは、ほとんど歩いている人はいないんです。
グルーネライ運河Groenerei沿いのグルーネライ通りGroenereiを歩いています。運河とそこに架かる石橋の美しさは例えようもありません。先ほどのメー橋Meebrugも美しかったのですが、続く石橋も素晴らしいです。苔むした運河の石橋は例えようもない美しさ。ため息が出るほどです。この石橋はペールデン通りPeerdenstraatのペールデン橋Peerdenbrugです。メー橋とペールデン橋の2つは、ブルージュ最古の石橋で14世紀に建造されました。ブルージュの運河風景を代表すると言っても過言ではありません。

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運河沿いの通りに面した煉瓦造りの建物に、赤いゼラニウムがとても似合っています。

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運河沿いにモダンな東屋風のものがあります。暑い日中には格好の日陰を作るでしょう。

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切妻屋根の煉瓦造りの建物が並びます。フランドル地方特有の風景です。

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ここでグルーネライ運河は終わり、左手のシント・アナライ運河Sint-Annareiに続いていきます。ここまでは運河クルーズで巡ったコースの復習です。あくまでも早朝散策なので、運河を進むのはこのあたりで打ち止めにして、今来た道を戻ることにしましょう。

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このグルーネライ通りを戻っていきましょう。マルクト広場Grote Marktの鐘楼Belfortも見えていますね。

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また、切妻屋根の煉瓦造りの建物の前を歩いていきます。とてもよい雰囲気ですね。

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美しいグルーネライ運河の風景を再度、楽しみます。

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再び、ペールデン橋です。橋のアーチが運河の水面に映り込んでいます。

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次はメー橋です。何度見ても絶景です。それに人も全然いません。

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メー橋の手前にはベンチがぽつんとあります。絶好の休憩ポイントですが早朝散歩中ですから、そうゆっくりしている暇はありません。

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メー橋の前を通り過ぎます。メー橋ともこれでお別れです。

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メー橋を過ぎると、ステーンハウウェルスデイク通りSteenhouwersdijkの並木道です。煉瓦色が映り込んだ運河の美しさにうっとりします。

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運河沿いの切妻屋根と小塔の連なりの建物が見えてきます。この煉瓦造りの建物はブルージュ古文書館Brugse Vrijeでしょうか。

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その建物の手前の小さな庭園にはうつぶせになった男の銅像があります。何でしょうか。いずれにせよ、そう古いものではなさそうです。

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再び、石橋が見えてきます。ハイデンフェッテルス広場Huidenvetterspleinとブリンデ・エーゼル通りBlinde-Ezelstraatを結ぶ石橋です。名前は不明ですが、この石橋も綺麗ですね。

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ハイデンフェッテルス広場の前までやってきました。石橋は目の前です。

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石橋の上からは運河クルーズの観光船乗り場が見下ろせます。もちろん、まだ運河クルーズは始まりません。一昨日の運河クルーズの思い出が脳裏をよぎります。ところで正面に見えている建物は、saraiが宿泊しているホテル ブールゴンシュ ホフHotel Bourgoensch Hofです。如何に好立地のホテルか分かりますね。

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橋の反対側の方を眺めます。グルーネライ運河の風景の素晴らしさを最後に満喫します。遠くに見えるのがメー橋です。

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運河沿いにゆったりと歩きながら、満足いくまで写真を撮りました。この運河沿いの風景こそがブルージュの華と言えます。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後は運河を離れて、旧市街の広場と教会を巡ります。


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ブルージュ散策:ブルグ広場~マルクト広場

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/3回目

ブルージュの街を早朝散歩しています。運河沿いの散策を終え、次はブルグ広場Burg、マルクト広場Grote Markt、シモン・ステヴィン広場Simon Stevinpleinと広場を巡って、市庁舎Stadhuis、聖血礼拝堂Basiliek van het Heilig Bloed、鐘楼Belfort、救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraal、聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeを見て歩きます。ほとんどは何度も見たものですが、朝の静けさの中では印象が異なる筈です。

運河の橋を渡って、ブルグ広場に続くブリンデ・エーゼル通りBlinde-Ezelstraatを歩きます。この路地は市庁舎と旧古文書館Oude Civiele Griffieの間の狭い通路です。ブルグ広場に出るところは、建物の下をくぐっています。この建物は旧古文書館の西の端の部分です。建物の屋根の上には金色に輝くカール5世(神聖ローマ皇帝)の像が立っています。

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旧古文書館の下をくぐり抜けて、ブルグ広場に出ます。

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ブルグ広場に出るとまず目に入るのは、広場西側のギルドハウスの向こうに朝日を浴びて輝くマルクト広場の鐘楼なんです。やはり、存在感があります。

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広場の東側には、旧自由ブルージュ館(Voormalige Landhuis van het Brugse Vrije)が建っています。自由都市だったブルージュの政務のために建てられました。現在は市の行政センターとして使われているようです。

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広場の中央から振り返って、南側を見ます。右側が市庁舎。左側が旧古文書館です。大変壮麗な建築ですね。市庁舎はフランボワイヤン・ゴシック様式で14世紀から15世紀にかけて建てられた、とても古い建物です。

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広場の中央には、赤い椅子の並ぶ仮設のスタンドが作られています。何かのイベントがあるようです。広場の雰囲気はぶちこわしで残念ですね。

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広場の南東の隅、市庁舎の右隣には聖血礼拝堂の小さな建物が建っています。朝が早いので、まだ観光客がいないのは狙い通りですが、お店の開店準備のための荷物搬入用のトラックが駐車しているのは計算外です。

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広場の西側の切妻屋根のギルドハウスは、現在はレストランです。まだ開店準備中です。

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ざっと見たところでブルグ広場を後にします。朝食後、再度訪れるつもりです。マルクト広場に向かって、ブライデル通りBreidelstraatに進みます。

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広場の出口で最後にブルグ広場の風景に一瞥をくれます。市庁舎の美しさが印象的です。

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ブライデル通りを歩いていくと、前方に鐘楼が聳え立ちます。

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通りの右側の煉瓦造りの建物はブルージュ・ビール博物館Bruges Beer Museumです。元は郵便局だった建物です。

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マルクト広場に出ると、いきなり騒がしくなります。もう市民の日常生活が始まっています。せっせとお掃除をし、ごみを片付け、開店の準備をし、そして出勤の自転車が勢いよく走り去っていきます。色んな車も多く駐車しています。しかし、広場に観光客の姿はほとんど見えません。絶好のシャッターチャンスです。

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広場の北側にはギルドハウスが立ち並びます。

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東側には州庁Provinciaal Hofの建物が鎮座しています。

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広場の中央には、銅像が立っています。1302年の「黄金の拍車戦争」の指導者ヤン・ブレーデルとピーター・ド・コニングです。「黄金の拍車戦争」というのは、当時フランドルを統治下に置いていたフランスに対して、富を蓄えたブルージュ市民が蜂起してフランス軍を打ち破った戦争です。フランス軍の騎士が付けていた黄金の拍車を奪って教会に飾ったことから、「黄金の拍車戦争」と呼ばれています。

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南側には鐘楼があります。観光客のいない広場で鐘楼の凛々しい姿をパチリ。

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おや、銅像のお掃除が始まりました。ご苦労様です。ホースで水しぶきを上げながら、銅像に水をかけていきます。

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銅像の後ろには、広場の西側が見えます。ギルドハウスが並んでいます。すべてレストランのようです。

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こちらのレストランは開店準備中のようです。

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こちらのレストランは営業開始したようで、お客さんが少し入っています。

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マルクト広場の朝も始まったようですね。マルクト広場を離れましょう。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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早朝散歩はまだ続きます。次はシモン・ステヴィン広場に向かいます。



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ブルージュ散策:救世主大聖堂~聖母教会

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/4回目

ブルージュの街を早朝散歩しています。運河沿いから、ブルグ広場Burg、マルクト広場Grote Marktと見て、次はシモン・ステヴィン広場Simon Stevinpleinに向けて、ステーン通りSteenstraatを歩いています。ステーン通りはマルクト広場からブルージュ駅のほうに向かう大きな通りでバスも走ります。

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あっ、ちょうど駅のほうからのバスがやってきます。この通りは一方通行なので駅からのバスがやってくるだけで、駅に向かうバスは通りません。ブルージュはほとんどの通りが一方通行なので、バス路線が分かり難くて困ります。

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また、次のバスがやってきます。通りの先には救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalが見えてきます。

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救世主大聖堂の手前に緑が見えているところがシモン・ステヴィン広場です。もう少しで到着します。

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シモン・ステヴィン広場に到着。広場からは聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeが見えています。

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広場の中央には、広場の名前の由来であるシモン・ステヴィンの銅像が立っています。頭が髷のように見えるのは鳥がとまっているためでした(笑い)。シモン・ステヴィンはこのブルージュ出身の有名な数学者です。右手に持っているのはコンパスのようですね。

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シモン・ステヴィン広場の先にある救世主大聖堂に向かいます。また、ステーン通りを進みます。

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すぐに救世主大聖堂の前に到着。ブルージュ最古の教会です。ゴシック様式で建てられています。内部は後で見に来ることにして、散策を続けます。

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救世主大聖堂の前に近づくと、とても大きなステンドグラスがあります。後で中から見るのが楽しみです。

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救世主大聖堂の横の路地、救世主大聖堂通りSint-Salvatorskerkhofを抜けていきます。

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救世主大聖堂の裏手に出ます。

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ハイリゲ・ゲースト通りHeilige-Geeststraatを通って、聖母教会のほうに向かいます。途中、立派な紋章のある施設の前を通ります。これはブルージュの教区教会Bisdom Bruggeです。ということはブルージュの教会を束ねる組織ということですね。

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通りの正面に聖母教会が見えてきます。ただし、塔が見えないので聖母教会らしくありませんね。

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聖母教会の前に出ます。もうすっかり、お馴染みになりました。

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聖母教会の前の広場に郵便ポストがあります。ベルギーは赤いポストのようです。ヨーロッパ大陸は黄色だと思っていたのですが、ベルギーはイギリス方式なんですね。無事に孫たちへ絵葉書を出すことが出来ます。

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聖母教会の前の広場にも人影がありません。

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ここからはマリア通りMariastraatを歩きます。左側は聖母教会、右手には聖ヨハネ施療院Sint-Janshospitaalが見えています。いつもは観光客でごったがえしになっている通りですが、人っ子一人いませんね。

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聖ヨハネ施療院の前に差し掛かります。

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聖ヨハネ施療院、すなわちメムリンク美術館の入口もまだ閉まっています。犬を連れた女性がお散歩中です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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早朝散歩をまだ続けますが、そろそろホテルに戻って、朝食を食べる時間ですね。


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ブルージュ散策:早朝散歩、最後は美しい運河沿い

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/5回目

ブルージュの街を早朝散歩しています。運河沿いから、ブルグ広場Burg、マルクト広場Grote Markt、シモン・ステヴィン広場Simon Stevinpleinと歩き、救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraal、聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeを見て周りました。どこもまだ、観光客の姿がなく、狙い通りに写真が撮れます。
聖母教会、聖ヨハネ施療院Sint-Janshospitaalの間のマリア通りMariastraatを歩き、今日もまたマリア橋Mariabrugの上から、運河の眺めを楽しみます。もちろん、運河クルーズはまだ始まっていません。運河沿いの聖ヨハネ施療院の建物が美しいです。

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マリア橋からのもう一方の運河の眺めも楽しみます。昨日の夕刻にも見たばかりですが、朝の景色はまた違って見えます。

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橋の上からマリア通りを振り返ります。通り沿いの聖ヨハネ施療院の建物が見えます。通りには自転車に乗った女性が1人見えるだけです。

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橋を渡り、最初の角で左に曲がります。カスタンジェボーム通りKastanjeboomstraatを歩きます。古い建物が並ぶ雰囲気のある路地です。すぐ横に運河が流れているはずですが、左側の建物が邪魔になって見えません。

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朝の静けさに包まれた路地を進みます。

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路地の突き当りで路地を振り返ります。煉瓦造りの建物、切妻屋根の建物が続いています。人っ子1人いません。

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路地の突き当りで左に曲がります。グルーニング通りGroeningeです。この路地も古い建物が続く雰囲気のある路地です。少し進むと、路地沿いの鉄柵の向こうに運河が見えます。

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鉄柵の間に手を入れて、写真を撮ります。運河の先には先ほど渡ったマリア橋が見えています。

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路地の反対側にも運河が見えます。古い建物、緑が運河の穏やかな水面に映り込んで美しい風景を作っています。

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グルーニング通りを進んでいくと、路地が右に折れています。その先も綺麗な路地が続きます。

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ここで路地を離れ、正面の塀のアーチをくぐってアーレンツホフArentshofという庭に出ます。ブランギン美術館アーレンツハイスBrangyn Museum Arentshuisの裏庭です。正面左手の建物がアーレンツハイスです。18世紀の貴族の館に英国人の芸術家フランク・ブランギンの作品を展示しています。

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庭の中には、「黙示録の4騎士」のブロンズ像が飾ってあります。「死」、「戦争」、「饑餓」、「革命」をテーマにしているそうです。4つとも同じような騎士のブロンズ像でそれぞれの違いはあまり分かりませんけどね。

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ここでsaraiは大きなミスを犯してしまいました。このアーレンツホフは運河にも面しているんですが、運河の方はまったく見ずに通り過ぎてしまったんです。実はここには美しい石橋、ボニファティウス橋Bonifaciusbrugがあるんです。早朝の観光客のいないボニファティウス橋の写真撮影という絶好のチャンスを逃してしまいました。結局、このボニファティウス橋は運河クルーズでちらっと見ただけになってしまいました。大いに残念です。

アーレンツハイスの横を通り抜けて、ダイフェル通りDijverに出ます。そこには美しい運河風景が広がっています。ダイフェル運河Dijverです。

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ダイフェル運河はトンネルの中に入っていきます。その後アーレンツハイスの下を抜けて、その裏庭のアーレンツホフの横を流れ、ボニファティウス橋に達します。それを見逃してしまったんです。

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対岸には運河クルーズの観光船乗り場があります。船頭のおじさんがクルーズの準備中です。そろそろ運河クルーズも始まりそうです。

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ダイフェル運河は緑の並木と相まって、美しい景色になっています。

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運河沿いの並木道も綺麗ですね。

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運河には緑の並木と古い煉瓦造りの建物がとてもマッチしています。ブルージュならでは景色です。

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煉瓦塀に覆いかぶさるような柳の緑が見事です。

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やがて、運河の先に早朝散歩の出発点のネポムク橋Nepomucenusbrugが見えてきます。

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だんだんとネポムク橋が大きくなってきます。

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橋の袂にはまた観光船乗り場があります。ここはまだクルーズの準備も始まっていませんね。

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最後に運河沿いを散策して早朝散歩も終了です。運河沿いは呆れるほど絵になる景色になっています。運河と並木の織り成す美しさは朝ならではです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ホテルに戻って、遅くなった朝食をいただきます。



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ブルージュ散策:運河を眺めながら朝食、そして、散策再開

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/6回目

ブルージュの街を1時間ほどぶらついて、ようやくホテル近くに戻ってきました。ネポムク橋Nepomucenusbrugを渡って、ウォレ通りWollestraatに入ると、ホテルへの路地の入口も見えてきます。

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これがsaraiの宿泊しているブールゴンシュ ホフHotel Bourgoensch Hofへの路地の入口です。建物のアーチをくぐる入口になっています。

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入口のアーチから中を覗くと、アーチの先に明るい路地が見えています。そして、路地の先はローゼンフートカーイRozenhoedkaaiの運河風景が広がっているんです。

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アーチをくぐって路地に入ります。もうここはホテル前のテラスになっています。

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これがホテル ブールゴンシュ ホフのレストランのテラス席です。運河に面する席もありますね。

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これがホテル ブールゴンシュ ホフのファサードです。煉瓦造りの3階建ての建物です。運河沿いには地下階もあるので、実質4階建てです。

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ホテルに入って、そのまま朝食ルームに向かいます。窓際で運河が望めるテーブルが空いています。お皿を片付けてもらいましょう。

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陽光が入って明るい朝食ルームは、既に遅い時間になっているので人はまばらです。

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このホテルでの最後の朝食をいただきましょう。朝食後、ホテルを出払う準備をします。今日はまだブルージュの街歩きをしますが、午後にはブリュッセルへの移動です。荷物をまとめてチェックアウトし、かばんをホテルに預かってもらいます。

この後は、ブルージュのシティ・カードで入れる施設(つまり無料入場の施設)に入りまくろうという魂胆です。シティ・カードを大枚叩いて購入したので、元を取ろうという貧乏人根性。まずは、先ほども行ったマルクト広場Grote Marktで鐘楼Belfortの高い塔に上ります。ホテルを出てウォレ通りを進むと、鐘楼の高い塔が間近に聳えます。

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マルクト広場にある鐘楼の建物の入口を抜けて、中庭に入りましょう。

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鐘楼の入場の列は結構長いですね。

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しばらく並んで入場します。もちろん、ブルージュのシティ・カードで無料チケットをゲットします。

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高さ83mの螺旋階段はとても厳しいですが、時折休息しながら上ります。途中、窓から景色が見えるので、それを心の頼りにします。

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途中のテラスからはマルクト広場が見下ろせます。

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反対側には鐘楼の中庭も見下ろせます。

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これは鐘楼内部の鐘を鳴らす大仕掛けの機械ですね。大きい鐘も見えます。

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まだまだ鐘楼の建物は上に続きます。

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時計の歯車のような仕掛けがあります。

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巨大なオルゴールの機械になっています。

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このオルゴールマシンでカリヨンの鐘を鳴らすようです。この47個のカリヨンが美しい響きで鳴り渡るんです。

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ようやく366段の石段を上り終えます。塔の上からの眺めは絶景です。金網の向こうに、右は救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraal、左は聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeが見えます。ほとんど同じ高さのように感じます。

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金網の間からの景色を写真に収めます。

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美しい眺めです。上ってきた疲れが吹っ飛びます。しばらく、360度のブルージュのパノラマを楽しみます。


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ブルージュ散策:鐘楼からの絶景

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/7回目

高さ83mもある366段の石段を上り終えて、鐘楼Belfortの塔の上からの絶景を楽しみます。まずは聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeを眺めます。美しい姿です。右端には救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalも見えています。

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聖母教会の左のほうを眺めます。左から聖母教会へと続く緑の並木の通りはダイフェル通りDijverです。ダイフェル運河Dijverに沿った通りですが、ここからは運河は手前の建物に阻まれて、見ることができません。

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ダイフェル通りの左側に運河が見えます。ローゼンフートカーイRozenhoedkaaiの運河風景です。

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ローゼンフートカーイの左には大きな広場が見えます。ブルグ広場Burgです。広場に面して右手には市庁舎Stadhuisの華麗な建物が見えます。

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ローゼンフートカーイのあたりをズームアップしてみましょう。運河に突き出ている建物はオテル デュ ドゥ ブルゴーニュHotel Duc De Bourgogneですね。その向かいの建物がsaraiの泊まっていたホテル ブールゴンシュ ホフHotel Bourgoensch Hofです。こちらからは建物の裏側しか見えません。左端に見えるちょっとした広場は魚市場Vismarktのようです。

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ブルグ広場のほうを眺めるとその先にブルージュの街並み、教会の塔、そして、はるか先にはフランドル平原まで見渡せます。意外に運河は建物の陰になり、あまり見えないのが残念です。

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マルクト広場Grote Marktを見下ろしますが、ここからは真下は見えません。マルクト広場の北側に並ぶギルドハウスがようやく眺められます。ギルドハウスの先に見える白い大きな建物は市立劇場Stadsschouwburgです。

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左のほうに目を移します。右手の奥にある大きな建物は聖ヤコブ教会Brugge Sint Jacobskerkです。左手にある小さな塔を持つ建物はホテル デュークス パレスHotel Dukes' Palaceです。このホテルはその名の通り、かつて公爵の邸宅だった15世紀の建物を利用した5つ星のホテルです。1泊3万円以上ではsaraiの財政の範囲外です。

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今度は右のほうに視線を向けて、マルクト広場の西側のほうを眺めます。手前には広場の西に面する州庁Provinciaal Hofの建物が見下ろせます。広場の先に緑が見えるところはヤン・ファン・エイク広場Jan van Eyckpleinのようです。ヤン・ファン・エイクの銅像が建つ広場です。後で行ってみましょう。ずっと奥のほうには大きな水路が見えます。バウデウェイン運河Boudewijnkanaalでしょうか。

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さらに右側を見ます。左端の緑がヤン・ファン・エイク広場です。広場の前は運河がありますがここからは見えません。中央奥に聖ワルブルガ教会Sint-Walburgakerkが見えます。

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ぐっとのりだすと、やっとマルクト広場の一部が見えます。広場を歩く人が豆粒のようです。

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再び、反対側に周って、ローゼンフートカーイのほうを眺めます。ローゼンフートカーイの先に見える緑の多いところは市立公園のコーニンギン・アストリッド公園 Kon. Astridparkです。その先に見える塔は聖マグダレーナ教会Kerkfabriek Heilige Maria - Magdalena En Heilige Catharinaです。

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最後にもう一度、聖母教会を眺めます。

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ブルージュの街を一望することができて、大満足です。そろそろ、鐘楼を下りましょう。

鐘楼に上って、ヘロヘロになった足を引きづりながら、ブルグ広場に向かいます。


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ブルージュ散策:ブルグ広場にある市庁舎と聖血礼拝堂

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/8回目

鐘楼Belfortからの絶景を楽しんだ後、今度はブルグ広場Burgに移動します。ブルグ広場に着くと、華麗な市庁舎Stadhuisの建物がお出迎え。フランボワイヤン・ゴシック様式の美しい建物です。

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市庁舎の壁には、聖人像が並びます。その間に入口があります。

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ここももちろん、ブルージュのシティ・カードで無料チケットをゲットします。

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入場してすぐに階段を上って2階にあるホールに向かいます。階段の途中で1階のエントランスを見下ろします。チェック柄の床と大理石の柱が美しいですね。

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赤じゅうたんの敷かれた階段も綺麗です。

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2階に上がると、大広間の豪華な装飾にびっくりです。天井は教会によく見られるヴォールトのような形状をしていますが、それを支える柱がないので大広間が見通しのよい空間になっています。天井に使われている木材はカシワだそうです。広間全体は金がふんだんに使われた装飾に覆われて、目がくらみそうです。

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壁には華麗な壁画が描かれています。町の歴史が描かれているそうです。

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ドアのパネルの装飾も見事です。擬人化されたトカゲのような、ドラゴンのようなものが活躍しています。

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ちょっと下がって、美しい壁面を鑑賞します。美しいですね。

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祭壇のようになっている正面もこんなに美しいです。

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その祭壇のあたりから、大広間全体を眺めます。こういうところでの結婚式はさぞ気持ちのいいことでしょう。

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天井のヴォールトを子細に眺めます。実に凝った装飾です。

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簡素なステンドグラスからは明るい光が差し込んで、大広間を明るく輝かせています。

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綺麗なパネル展示を見ながら、大広間を後にします。

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市庁舎を出ると、お隣が聖血礼拝堂Basiliek van het Heilig Bloedです。十字軍に参加したフランドル伯がコンスタンチノープルから持ち帰ったという《聖血の遺物》が祭壇に納められているそうです。ちょっと見ていきましょう。

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でも、出入りがなくて、おかしな雰囲気です。

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聖血礼拝堂はミサが始まる時間のようです。

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ミサの間は入場しないようにという張り紙が立っています。

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でも、何とか、内部を入口付近から覗き、その内部の豪華さにまたまたびっくり。残念ながら、ミサ中なので、写真は撮れません。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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次はヤン・ファン・エイクの銅像を見に行きましょう。



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ブルージュ散策:チョコレート物語からヤン・ファン・エイクの銅像へ

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/9回目

ブルグ広場Burgで市庁舎Stadhuisの内部とちょっとだけ聖血礼拝堂Basiliek van het Heilig Bloedの内部を覗いて、ブルグ広場を離れます。マルクト広場Grote Marktに戻り、そこから、フラーミング通りVlamingstraatを北のほうに歩いて、ヤン・ファン・エイクの銅像に向かいます。左手に大きな建物が見えてきます。市立劇場Stadsschouwburgです。さきほど鐘楼Belfortから見下ろした建物です。

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この角で右に曲がり、シント・ヤンス通りSint-Jansstraatを進みます。すぐにシント・ヤンス広場Sint-Janspleinに到着。ここにはチョコレート物語Choco-Storyという博物館があります。ヤン・ファン・エイクの銅像を拝見する前にちょっと寄っていきます。それほどの興味はありませんが、ブルージュのシティ・カードで無料入館できるのでというくらいの軽いノリです。煉瓦造りの建物を改装した博物館です。

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チョコレートの博物館を感じさせない外観ですが、小さな銘板に名前が書かれています。

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入口からはモダンな内装が見えます。ガラスにバッチリとsaraiの姿が映り込んでいますが、それは見なかったことにしてください(笑い)。

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中はチョコレートにまつわる様々な展示が続きます。

ここにはマリー・アントワネットの肖像画とともにチョコレート(ココア?)を飲むための美しい陶磁器セットが展示されています。

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これは夥しい銅製のポットです。

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これは陶磁器のカップ。

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これは陶器のポットですが、真ん中に木製の棒が差し込まれています。攪拌用でしょうか。変わったポットですね。

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人の像が並んでいます。チョコレート色です。チョコレート製?

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チョコレート作りの実演コーナーもありますね。

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見られながらの作業って、やりにくいでしょうね。

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チョコレート作りの体験コーナーもあります。

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これでチョコレートの博物館の見学は完了。ここでは無料入館した上、入館記念にチョコレートまでいただき、嬉しい驚き。Choco-Storyの名前の入ったチョコレートです。運河沿いのヤン・ファン・エイク広場Jan van Eyckpleinで美味しくいただきます。

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このヤン・ファン・エイク広場にはヤン・ファン・エイクの銅像があります。ブルージュ到着時に参加した運河クルーズでも銅像は拝見しましたが、運河側からの後ろ姿でした。ようやく、お顔を拝見。

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運河を見ていると、運河クルーズのボートがやってきて、向きを変えて、戻っていきます。

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陸上から銅像の後ろ姿も間近に見ておきましょう。まあ、前から見ても後ろから見てもそんなに変わりません。

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ヤン・ファン・エイクの銅像が相対する先には教会のような塔が建つ建物があります。これは教会ではなく、《ポールテルス・ロッジPoortersloge》と呼ばれる15世紀の建物で市民の集会所として使われていたものです。現在は古文書館になっています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからは聖母教会に向かいますが、鐘楼に上った疲れで結構ヘロヘロになっています。ヤン・ファン・エイクの銅像の前でベンチにへたり込み、適当なバス路線がないか、チェックします。しかし、情報不足でよく分かりません。歩くしかありませんね。かなり気温も上がってきます。頑張って立ち上がります。さあ、行きましょう。


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ブルージュ散策:聖母教会の明と暗・・・なんてこった

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/10回目

街の中をあっちへウロウロこっちへウロウロ・・・最短距離を歩いているつもりですけど、かなり歩き周りました。ぐったりしながらもヤン・ファン・エイク広場Jan van Eyckpleinから聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeに向かって、歩き始めます。まずはフラーミング通りVlamingstraatをマルクト広場Grote Marktに戻ります。鐘楼Belfortが目印です。鐘楼の左側に見えている塔は州庁Provinciaal Hofの塔です。

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マルクト広場に近づくと、鐘楼がドーンと迫ってきます。さすがの存在感です。

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マルクト広場に到着。鐘楼が青空の中に聳え立っています。

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広場の真ん中の銅像のまわりに座り込んでいる人たちもいかにも暑そうですが、陽光を楽しんでいるのかもしれません。

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広場を抜けて、ステーン通りSteenstraatに入ります。通りの角にはベルギーチョコの有名店GODIVAがあります。

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ステーン通りから、救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalの横の路地、救世主大聖堂通りSint-Salvatorskerkhofを抜けて、ハイリゲ・ゲースト通りHeilige-Geeststraatを通って、聖母教会のほうに向かいます。聖母教会の姿が大きくなってきます。

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聖母教会に到着。教会の入場は無料ですが、美術品を拝見するためには有料の入口を入る必要があります。また、無敵のブルージュのシティ・カードで無料チケットをゲット。

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美術品が色々と展示されていますが、正面に見えているミケランジェロに向かって、一目散に歩きます。

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この美術品展示エリアと一般の無料エリア(そういう言い方はありませんけどね)は木製の柵で隔てられているだけです。ひょいとまたげそうですが、教会でそんな行為は慎むでしょうね。

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中央にあるのがミケランジェロ作の大理石の聖母子の彫刻です。

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もうちょっと寄ってしっかりと見ましょう。ああ、さすがに見事なものです。

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これはズームアップして見てみましょう。聖母マリアの顔と姿はバチカンのピエタ像と共通しており、その腕に抱えているのも同じイエスですが、これは幼子イエス。ピエタは十字架に懸けられて息絶えたイエス。とsaraiが言うと、配偶者が作品のレベルが違うでしょうとチャチャを入れます。saraiはこの聖母子も見事な作品だと感じたんですけどね。まあ、ピエタがミケランジェロ最高の作品であることは間違いありませんから、反論するのはやめておいます。

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少し見る角度を変えて、じっくりと鑑賞します。

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さて、教会の無料エリアに入って、主祭壇を見ましょう。ええーっ!! これじゃ何も見えませんよ! 内陣が大きな白い幕で覆われています。

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内陣には、ブルゴーニュ公国のシャルル突進公と娘のマリーの霊廟がある筈ですが何も見えません。残念です。内陣は修復工事なのでしょうか、立ち入ることはできそうにもありません。

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恨めしく翼廊のほうを眺めるだけです。うーん・・・。

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仕方がないので撤退するしかありません。まあ、美しいミケランジェロの聖母子を見られたのでよしとしましょう。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからは足を延ばして、ベギン会修道院に向かいます。


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ブルージュ散策:静謐で質素なベギン会修道院

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/11回目

聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeでともかく素晴らしいミケランジェロの聖母子の彫刻を見て、次はベギン会修道院Begijnhofに向かいます。
ベギン修道院前のワインガールト広場Wijngaardpleinまで来ると、運河の中州のようになっている《愛の湖公園Minnewaterpark》の端っこに白鳥が群れ遊んでいます。何故か鴨も一緒にいますね。

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このあたりはブルージュ初日の運河クルーズの折り返し点だったところです。

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運河にかかる橋を渡って、門をくぐるとベギン修道院の敷地内に入ります。橋の右手の運河を見ています。白鳥のいるところとは反対側です。

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今度は橋の上から反対側の運河にいる白鳥の群れを眺めます。

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橋を渡り終えると、ベギン会修道院の静かな庭園内に入ります。大きな樹木が茂っています。

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周りに白壁の三角の建物が立ち並ぶ庭園は緑の美しい空間です。この不思議に静謐な雰囲気に歩みもゆったりとなります。

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赤いリボンの麦わら帽子の女の子はこの雰囲気にぴったりです。絵になります。

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ベギン会修道院の博物館Begijnhuisjeに入ってみましょう。

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現在はベギン会修道女ではなく、ベネディクト派の修道女たちが暮らしているそうですが、15世紀の雰囲気を留めています。建物内部は玄関ホール、フランドル風台所、サロン、寝室、食堂が質素な佇まいでまとまっています。受付で渡された日本語の案内書を見ながら静かに見学。修道女たちの宗教と生活の場を見て、気持ちが清められます。写真撮影は禁止なので写真はありません。そもそも写真撮影がはばかられるような厳粛な雰囲気です。

博物館を出て、再び、ベギン会修道院の中庭に出ます。何とも爽やかな雰囲気に心が安らぎます。

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あれっ、中庭の木々の幹の上に小さな木の箱のようなものがあります。まるでツリーハウスのような感じです。何でしょうね。昔、こんなものがあったのかと驚きます。

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中庭の奥のほうに歩いていくと、古びた教会がぽつんと建っています。

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ちょっと中を覗いてみましょう。内部には清潔な白い壁面と天井に囲まれた簡素な空間があります。ベギン会修道院にふさわしい雰囲気の教会ですね。

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また、中庭に戻ると、木々の幹の上の木箱がとても気になります。

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するとこの木箱の説明を見つけます。これはアートの一種だそうです。たまたま、この時期に設置してあったんですね。

気持ちのよい中庭をそぞろ歩きながら、出口のほうに向かいます。

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出口近くで最後にベギン会修道院の白壁の建物に視線を送ります。何とも言えない魅力に満ちた場所です。

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ベギン会修道院の門をくぐり出て、運河の橋の上に立つとちょうど運河クルーズのボートがやってきています。ここはボートが回転するところ。1隻は戻っていきます。

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《愛の湖公園》の白鳥たちともお別れです。鴨さんたちもバイバイ。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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予定した訪問先は救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalだけです。そこに向かって、疲れ切った足を運んでいきます。


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ブルージュ散策:救世主大聖堂を見て、ブルージュ観光は終了

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/12回目

静かな佇まいのベギン会修道院Begijnhofを後にして、最後の訪問先の救世主大聖堂Sint-Salvatorskathedraalに向かいます。ベギン修道院前のワインガールト広場Wijngaardpleinから続くワインガールト通りWijngaardstraatにはカフェやレストランが立ち並びます。観光客の行き交う通りなんですね。

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カーテライネ通りKatelijnestraatに入ると、ブルージュのシンボル、聖母教会Onze-Lieve-Vrouwekerk Bruggeが顔を出します。

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聖母教会の横を通り過ぎて、救世主大聖堂に何とか到着。到着はしましたが、もう、体力の限界。お腹が空いたわけではありませんが、休憩をかねて軽いものを頂きましょう。いろんなワッフルがあるというお店、ティールーム・ローランTea Room Laurentに入ります。

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救世主大聖堂に面したお店で、テラス席はまるで救世主大聖堂のテラス席のような風情です。

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とりあえず、飲み物を頂きます。saraiはシュヴェップスのレモネード、配偶者は冷たい紅茶。疲れた体と乾いた喉にはこれが一番。

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いわゆるワッフルもつまらないので、ご飯系にしましょう。配偶者はサーモンと野菜のワッフルです。saraiは何故かオムレツ、もちろん、ワッフルとは関係ありません。配偶者は軽くというつもりだったのですが、やはり出されたワッフルは巨大です。これって、ワッフル?という感じ。美味しかったそうですが、残してしまいます。ごめんなさいと呟いています。

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saraiはオムレツという選択が大当たり、とても美味しくて、ほぼ、完食。

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この休息で息を吹き返して、最後の訪問先の救世主大聖堂に行きましょう。といっても目の前の建物です。大聖堂の中に入ると、ここで合唱団の無料コンサートがあるということです。関係者のかたからお誘いを受けたので、ちょっとだけ聴かせてもらいましょう。

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アマチュアの合唱団にしてはなかなか美しい響きです。教会の残響の長さはユトレヒトの教会で経験済ですが、ここでも同様で、長い残響で歌声が教会の内部に響きます。教会のステンドグラスの美しさを感じながら、歌声を聴きます。時間がないので、ちょっとだけしか聴きませんでした。ごめんなさい。もっと聴いててもよかったくらいの美しい合唱でしたよ。

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大きなパイプオルガンもあるので、これも聴きたかったところです。

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大聖堂の中はステンドグラス以外には特に目を引くものは見当たりません。これにて、ブルージュ観光は打ち止めにしましょう。高価なブルージュのシティ・カードもどうやら、元は取れたようですしね。救世主大聖堂を後にして、ステーン通りSteenstraatを通って、またまたマルクト広場Grote Marktに出ます。州庁Provinciaal Hofの建物に続く旧郵便局の建物の前です。

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ここからホテルはすぐです。かばんを受け取るためにホテルに戻ります。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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かばんを持って、マルクト広場のバス停からバスでブルージュの駅に向かいます。もう慣れたルートの筈でした。ブルージュ駅行のバスが出るバス停からはすべてのバスが駅に行くと勘違いしていたんです。で、saraiがやってきた3番のバスに乗ろうとすると、運転手さんからこのバスは駅には行かないよとのアドバイス。2番か12番のバスしか駅には行かないそうです。大きなかばんを持っているから変だと思ったのでしょう。よかったです。ここで反対の方向にでも行ったら大変ですものね。ご指導ありがとうございます。結局、2番のバスに乗って、無事にブルージュ駅に到着。思い出深いブルージュでした。美しい運河の眺めは一生、脳裏から消えることはないでしょう。ブルージュを後にして、今度はベルギーの首都ブリュッセルに向かいます。この日は2015年7月3日・・・ブリュッセルの大規模な連続テロ事件が起きる半年ほど前です。


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ブリュッセルは大都会!!

2015年7月3日金曜日@ブルージュ~ブリュッセル/13回目

ブルージュ駅からICでブリュッセルに向かいます。ベルギー巡りも最終段階に入ります。駅のプラットホームに着くと、ちょうど予定して電車の出発時間に間に合います。早速、乗車します。席の窓からはホームの掲示板が見えます。

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チケットはネットで購入済です。往復のシニアチケットはとても格安です。往復と言っても、帰りの分は乗りませんけどね。片道チケットよりも安いんですから・・・。

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無事に、予定していた4時ちょっと前の電車でブリュッセルに出発です。セカンドクラスはかなり混んでいるようで、座れないのかばたばた移動する人が大勢いますが、我々はファーストクラスなので(シニアの特権)、気持ちよくゆったりしたシートで寛げます。

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オランダやベルギーは原則、国内移動列車は自由席しかありませんから、混み合いそうならば、少し張り込んでファーストクラスに乗るのが無難です。もっとも今回、オランダはすべてセカンドクラスに乗車しましたが、何とか座れました。ベルギーは基本、ファーストクラスに乗っています。
車掌さんが検札に来たので、チケット(PCでプリントした紙)を渡すと、アナザー・ワン?と訊かれます。チケットはこれ以外にはないので、何のことかと、チケットを見ようと手を伸ばすと、車掌さんがチケット2枚を1枚と誤認していたことが判明。薄いプリンター用紙なので、重なっていて1枚に思えたようで、ミステーク!って謝って、立ち去っていきます。これで1件落着。
ICは既にブルージュの街を抜けて、緑と水の美しい平原の中を疾走中です。

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配偶者はこれから行くブリュッセルの街を観光ガイドで入念にチェックし、saraiはまたまたぐっすりとお休みです。そのお休み中にゲントのセント・ピータース駅に着いたようです。これは配偶者が撮影。ブルージュからは20分ほどです。ゲントを出発したのが一昨日のことだったとは思えませんね。

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ゲントを出るとまた緑の平原です。saraiはスヤスヤ・・・。

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やがて、街並みが見えてきます。ブリュッセルも近いようです。

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saraiが眠りから覚めるころには、1時間が過ぎ、あっという間にブリュッセル南駅Bruxelles-Midiに到着です。
saraiは、さあ今までとは違う大都会だよと気合を入れますが、配偶者は、今までの街もどこも立派だったよと暢気です。が、配偶者も電車を降りてびっくりです。まるで地方から出てきて東京駅に降り立った気分です。駅は大きくて広いし、人は多いし・・・。すっかりお上りさん状態です。ここから地下鉄に乗り換えてホテルの最寄り駅に行くのですが、地下鉄がどっちに行けばよいのかも分からず呆然。キョロキョロ見渡しているうちにトイレを発見。まずは、トイレで落ち着いてこようというsaraiの作戦です。

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これが大変なことなんです。有料トイレです。そう簡単にはいきません。トイレの前で、ウロウロします。でもしばらくしてドアの向こうに入って、用を足せました。使用料が0.6ユーロなのですが、0.6ユーロで専用コインを購入して、そのコインを入れるとドアが開く方式だったんです。駅の有料トイレの使用法であたふたしました。

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さて、地下鉄を探しましょう。大きな画面のインフォメーション案内でおおよそのメトロの場所を見極めます。

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慎重に移動しますが、不安になるほど遠いんです。いろんなお店が並び、大勢が行きかう中を黙々と移動します。ようやく地下鉄の改札口に到達します。

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次の難関はチケットの購入です。観光客も多いようで、列は長いし、皆もたもたしています。

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ようやくsaraiの番になりますがその使い方に苦戦し、結局買う予定だった10回券は買えず1回券を2枚購入です。

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この間に配偶者は、改札の通り方の研究です。多くの人は地元民なのでタッチパネルにタッチして入っていきます。チケットを持っている人がどうするかを確認します。ようやく納得できたそうです。分かってしまうと何ということはないのですが・・・何人も入れずに諦めて他の改札口へ移動していったそうです。私たちは無事にホームに入れます。が、ホームの表示を見ていたsaraiはどうも向きが反対のようだと気が付きます。向かい側のホームに行くのもそんなに簡単ではありません。慎重に考えていると、近くにいた女性が声をかけてくれます。目的の駅名ボタニークBotaniqueを言うと、反対側のホームだから、もう一度上に上がって移動しなさいとのこと。それが分かり安心しますが、それをするには一旦改札を出なければいけません。エ~やっと入ったのに、またチケットの買いなおしなのって配偶者が懸念を言い出します。saraiは1時間以内は乗り換え自由のはずだから、出てもまた入場できるよと自信満々で説明します。これは当たりです! 無事に反対ホームに移動できます。目的方向エリザベートElisabeth行の2号線の地下鉄もすぐにやってくるようです。

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ようやく電車に乗れ、8駅先のホテル最寄り駅ボタニークに10分ちょっとで到着です。地上に出ると、ホテルが見えるので、迷わずにホテルに到着します。
今日から4泊するホテル・ブルームHotel BLOOM Brussels‎はとっても大きな立派なホテルです。レセプションもこんなに立派です。

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ロビー横のレストランも綺麗です。

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レセプションのお姉さんもテキパキとしていて、ちょっとしたトラブルはありましたが(4泊分を2回に分けて予約したので途中で部屋移動になりそうだったんですが、もちろん、同じ部屋で4泊分連泊できるように変更してもらいました)、無事にチェックイン完了。部屋は7階です。エレベーターで上がりましょう。7階のボタンを押して待ちますが、エレベータは動かない? じっと操作パネルを眺めていた配偶者が、部屋のキーを差し込まないとエレベーターの操作が出来ないことを発見。

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宿泊者以外はエレベーターが利用できないようになっているようです。こんなの初めてです。貴賓室じゃあるまいし。なかなか今日は部屋までが遠いです。が、部屋のドアを開けて疲れが吹っ飛びます。4つ星のデザインホテルの美しい部屋です。

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広々としたモダンでおしゃれな部屋です。

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コーヒーメーカー(湯沸かし器)もありますね。

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水回りもお洒落です。

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もう一度、ベッドを見ると、壁には美しいデザインの模様が描かれています。いいね!

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もちろんエアコンはばっちりです。ブリュッセルは、日本の夏と変わらないくらい蒸し暑いのです。今日は特別に暑いのでしょうか。
涼しいお部屋で一服します。でも夕食を考えないといけませんね。特に食べたいというわけでもないのですが、なしというわけにもいきません。蒸し暑い中を出かけるのも面倒だし、ホテルのレストランは高いし・・・と窓の外を眺めていると、なんと目の前にスーパーがあります。部屋には湯沸かし器はあるのでお茶は飲めるし、明日の朝食のパンも欲しいので、とりあえず何かないかスーパーをのぞいてみましょう。
小さいスーパーですが、日本のコンビニのような感じで、なかなか便利なお店です。カルフール系のコンビニ的なお店のようです。面白いものがあります。カップめんです。お湯があるのでホテルの部屋で食べられます。どんな味でしょうか。それにお寿司も売ってます。お寿司はこんなお店にもあるほどヨーロッパでは一般的になっているのですね。果物と朝食のサラダも買います。これで、今夜はゆっくり過ごしましょう。
これがスーパーで調達した品々です。

2016070523.jpg



お風呂に入り、お寿司を頂きます。なかなか美味しいです。カップめんはどうでしょうか。

2016070524.jpg



ふたを開けると、こんな感じ。

2016070525.jpg



これも美味! チキンラーメンそのものです。名称もカップヌードルですからね。ただし、ブランドはカルフールです。お茶を飲みながら、手持ちのお饅頭を食べ大満足です。明日から、ブリュッセルを楽しみますっ。おやすみなさい。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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