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アルデンヌでの1日:ブリュッセルを出発

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/1回目

旅の18日目、ブリュッセル4日目です。

今日はオランダのお友達の街を訪問する予定でしたが、お友達に急用ができたため、予定を変更して、ベルギー南東部のアルデンヌ地方Ardennesを訪れることにします。主要な目的地はディナンDinantの町です。

昨日は雷雨で大分涼しくなりましたが、さて今日はどうでしょうか。ホテルの7階のベランダからのウォッチングでは、男性はともかく女性は長袖のものを1枚羽織っています。涼しいようですね。でも、空は真っ青です。今日はアルデンヌ地方へ出かけるので、まさにお出かけ日和といえるでしょう。晴れ女の配偶者は私の力ですっと胸を張っています。
ディナンへはブリュッセル・シューマン駅Gare de Bruxelles-Schumanから直通のインターシティに乗ります。時刻表はネットで調べて、ホテルのメモ用紙に手書きしたものです。

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まずは地下鉄2号線で、ボタニークBotaniqueから2駅乗って、アルツ・ロイ/クンストウエット駅Arts-Loi/Kunst-Wet。その駅で地下鉄1号線に乗り換えて2駅。ブリュッセル・シューマン駅に到着です。スムーズにここまで来れました。ここまでの移動ルートを地図で確認しておきましょう。

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ところで、この8か月後の2016年3月に地下鉄1号線のアルツ・ロイ/クンストウエット駅とシューマン駅の間のマールベーク駅Maelbeekでブリュッセル連続テロ事件が起きることになりますが、この時点では知る由もありませんでした。被害者のかたには哀悼の意を表します。ひとつ間違えれば、saraiも巻き込まれる可能性があったのです。まさにこのマールベーク駅を地下鉄で通過したのですからね。

インターシティに乗る前に朝食をゲットしましょう。このブリュッセル・シューマン駅は、大工事中。

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ホームは工事をしていないので電車の運行には支障はないようですが、まるで工事現場を歩いているようです。というわけで、駅にはお店は1軒もありません。地上に出てお店を探しましょう。地上に出ると、そこもかなり工事をしているようです。

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まわりには聳え立つビルが多いです。

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その前で、格好よいスーツ姿の人たちが街頭でTV中継放送をしています。

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よく見ると、EUの旗がはためいています。EU理事会の建物のようです。ここには欧州議会やEU理事会、欧州委員会本部といった欧州連合の主要機関の施設が集中しており、ギリシャ問題の討議を始めようとしており、緊迫感が漂っています。

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なんか凄い場面に遭遇したようです。そんな中、saraiと配偶者は呑気な二人旅。もし、インタビューされたら、何と答えようとふざけあっていましたが、もちろん、誰からも無視。
朝食をゲットしようとあたりを見回しますが、立派なビルばかりで、お店なんて1軒も見当たりません。誰かの立派な銅像が立っていますが、そんなものをじっくり見ている余裕はありません。

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欧州連合の主要機関欧州委員会の本部ビルであるベルレモンBâtiment Berlaymontが聳え立っています。凄い迫力ですね。

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あっちウロウロこっちウロウロして、ようやくお店を見つけます。

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颯爽とした人たちに混じって、棚にあるサンドウィッチとコーヒーをゲット。

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ようやくブリュッセル・シューマン駅のホームに戻ります。

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なんだか、この駅は殺風景で乗客も少ないようです。

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予定していた9時33分発の電車(インターシティ)がホームに滑り込んできます。

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急いで乗りこみます。ファーストクラスです。シニアに優しいベルギーは、どこでも往復でファーストクラスが一人13ユーロ、セカンドクラスが8ユーロ。格安ですね。迷わずファーストクラスでしょう。指定席がないので、セカンドクラスは混んだら大変ですからね。昨日、ブリュッセル中央駅で購入したチケットです。

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やはり、ファーストクラスは空いています。というよりも誰も座っていません。

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さあ、先ほど苦労してゲットした朝食をいただきましょう。

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すぐに次の駅ブリュッセル・リュクサンブール駅Bruxelles-Luxembourgに停車。

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車内の様子です。車両の大半はセカンドクラスで一部が仕切られてファーストクラスになっています。セカンドクラスも空いていますね。車掌さんが改札にやってくるところです。

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出発し郊外に出ると、緑の斜面に住宅が点在しています。

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なだらかな丘が続き、豊かな大地です。食料には困らないでしょうね。のどかで平和な風景です。

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ディナンへの鉄道旅はまだ、始まったばかりです。



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アルデンヌでの1日:美しいムーズ渓谷の中、ディナンにほぼ到着

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/2回目

ブリュッセルを出発したインターシティは一路、アルデンヌ地方ArdennesのディナンDinantに向けて南下していきます。線路の周りは豊かな緑の田園が広がります。

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素晴らしい晴天の青空の下、どこまでも肥沃な平原が続いています。ヨーロッパはどこの国へ行っても豊かな大地に驚かされますが、ここベルギーも同じですね。

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鄙びたローカル駅を通過していきます。エルナージュErnageのようです。

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美しい田園風景がどこまでも続きます。

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やがて、ジャンブルー駅Gemblouxに到着。ベルギーのナミュール州の町です。町の中心には美しいギャンブルー修道院があるようです。また、町の鐘楼は「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一つとしてユネスコの世界遺産に登録されています。saraiは電車の乗客として、駅を通り過ぎるだけです。

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ジャンブルーを出ると、また、美しい緑の平原が続きます。

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川沿いの町が見えてきます。アルデンヌ地方の玄関口の町ナミュールNamurです。この川はサンプル川Sambreです。このサンプル川はナミュールの町でムーズ川に合流します。

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ナミュールの町の中心です。重厚な建物が並んでいます。ナミュールはムーズ川Meuseの真珠と称えられる美しい町でベルギー観光の要だそうです。立ち寄っていきたいところですが、残念ながら、そんな時間はありません。

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ナミュール駅SNCB Namurに到着。

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この駅で大勢の人たちがぞろぞろと降りていきます。

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この駅に少し停車します。大きな駅です。

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ナミュール駅を出発します。町の風景がちらっと見えるだけです。

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すぐにムーズ川に架かる鉄橋に差し掛かります。ムーズ川はゆったりした大きな川ですね。

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鉄橋を渡り終えます。

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この後、線路は右に折れて、ムーズ川寄りに続きます。

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ナミュールを過ぎて、ムーズ川の美しく穏やかな流れが、ずっと列車に寄り添っていくことになります。

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ムーズ川沿いの各駅に停車しながら、ひたすら、ディナンを目指して走ります。途中の駅ではちらほら乗客が降りていきます。

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電車は美しいムーズ渓谷の中を走ります。

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川沿いにキャンピングカーがずらっと停まっています。レジャー客が大勢やってきているようです。

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ムーズ川の堰が見えてきます。この先すぐがディナンの駅です。

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もう、ディナンに着いたも同然です。ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ディナンまで定刻通りの鉄道運行でした。まずは無難な滑り出しです。



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アルデンヌでの1日:ディナンのムーズ川の美しい景観

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/3回目

ブリュッセルから1時間30分の鉄道の旅で、ディナンDinantに到着です。

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静かな車内(ファーストクラス)だったのに、いきなり大勢の観光客であふれるホームにびっくりです。

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停車した電車の線路の先に別の電車が停車しています。考えてみたらここが終着駅だから、電車はこれ以上先には進まないので、これでいいんですね。それにこのディナンはベルギーの端っこのほうの町でフランスとの国境も遠くありません。小さな国ベルギーの端のほうまで来たという妙な感慨にとらわれます。

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電車には自転車野郎も大勢乗っていたようです。ここからツーリングするんでしょうね。

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ブリュッセルから乗ってきた電車インターシティの雄姿を見ておきましょう。なかなか良い車体ですね。

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そろそろ駅舎を出ます。ぞろぞろ降りていった乗客の姿は既にほとんど見えず、あるのは田舎の小さな駅と駅前の小さな広場兼駐車場だけです。

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街の中心は、どうやら川向こうのようです。駅前の通りを右のほうに向かって歩き出します。

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すぐにムーズ川Meuseに架かる橋の前に出ます。

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橋の先にはムーズ渓谷の断崖があり、その上に強固な要塞が見えます。シタデルCitadelle de Dinant(要塞)のようです。その断崖の前には教会も見えます。ノートルダム教会Collégiale Notre-Dameです。

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橋の袂から、ムーズ川、シタデル、ノートルダム教会の3点セットを眺めます。おっと一番手前には銅像が立っていますね。フランスの大統領シャルル・ド・ゴールの銅像だということです。戦争(第1次世界大戦?)中にここで負傷したらしいです。ムーズ河畔にはクルーズ船も停泊しています。クルーズ好きなsaraiとしてはとても気になります。

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ムーズ川の美しい水面を眺めましょう。綺麗な緑色です。

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ともかく、ここからの眺めは絶景です。ムーズ川沿いに広がる美しい景観に思わず、配偶者と二人で歓声を上げます。

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ムーズ川に架かる橋はシャルル・ド・ゴール橋Pont Charles de Gaulleです。後で橋を渡りましょう。

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町の観光を始める前に、まずは、ツーリストインフォメーションに寄って、情報をもらいましょう。急遽ここに来ることにしたので、ディナンを歩く準備がほとんど出来ていないのです。それに、ディナンの町は観光案内書の説明も少ないんです。ムーズ川の河畔を左(北)にちょっと行くと、ツーリストインフォメーションMaison du Tourismeの建物がすぐに見つかります。

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駅からここまで歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

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ツーリストインフォメーションのお姉さんから、地図や観光の情報をもらいます。上の地図もそのひとつです。次はディナンの町の観光の相談にのってもらいます。親切な女性スタッフの懇切丁寧なご支援で今日の計画が固まります。ディナンの町では、シタデル(要塞)、ノートルダム教会、ムーズ川クルーズの3点セットを軸にすることになりました。それに近郊の古城アンヌヴォワ城Château d'Annevoieを訪れることにします。アンヌヴォワ城は交通アクセスが非常に悪く、普通はレンタカーで訪問するようです。saraiは海外では車を運転しないので、バスと徒歩で訪問し、帰りは最寄りの鉄道駅、ゴディン駅Gare de Godinneまで歩くというルートを提案してもらい、その方向で行動することにします。本当にこの女性スタッフの丁寧な対応に感謝するのみです。アンヌヴォワ城の訪問のルートを決めるにあたって、あちこちに電話をかけたり、パソコンで調べたりして、なんとか行ける方法を考えてくれたんです。感謝! 最後にこのツーリストインフォメーションに置いてあった、この町の名物の超硬いクッキーを買って孫たちのお土産にします。



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アルデンヌでの1日:ディナンの郵便局はどこ?

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/4回目


さて、ディナンのツーリストインフォメーションのお姉さんから、たっぷりと情報をいただいたところで、ディナンDinantの観光に出かけましょう。が、その前に、昨夜書いた絵葉書を出してしまいましょう。saraiは大都会のブリュッセルより田舎町のディナンのほうが郵便局が見つけやすいという意見です。確かに地図には郵便局の印があり、直ぐ近くのようです。
まずは橋を渡って、対岸に渡りましょう。ムーズ川の川べりにはボートが係留されています。ムーズ川は穏やかでのんびりしています。

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川沿いの遊歩道を橋に向かって歩きます。気持ちのよい散策です。

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快晴になり、青空はマグリットの絵そのものです。美しい風景です。

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シャルル・ド・ゴール橋Pont Charles de Gaulleを渡ります。橋の上には妙なものが並んでいます。よくみるとサクソフォンですね。ともかく、この町の随一の有名人はサクソフォンを発明したアドルフ・サックスであることは間違いありません。

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橋の上からムーズ川の流れを眺めます。船が一艘走っています。いかにものどかな風景です。

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橋の上から、今歩いてきたほうを振り返ります。重厚な建物が並んでいます。

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ムーズ川の南方向を眺めます。この先はすぐフランスです。

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それにしてもサクソフォンのオブジェは目立ちますね。

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橋を渡っていくとノートルダム教会、断崖の上のシタデル(要塞)の姿が大きくなってきます。凄い迫力です。

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橋を渡り終え、街に入っていくと、目の前にノートルダム教会が聳え立ちます。

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町のメインストリートのグランド通りRue Grandeを歩き始めます。

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有名な老舗菓子屋さんパティスリー ヤコブスPatisserie Jacobsが通り沿いにあります。このお店は超硬いクッキーのクック・ド・ディナンで有名です。郵便局に行った後でちょっと覗いてみましょう。

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市庁舎Hôtel de villeを通過します。とても美しい建物です。

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郵便局はこの市庁舎の隣のはずですが見当たりません。店先に絵葉書の置いてあるお店があったので、尋ねると・・・郵便局は車で行くくらいずっと向こうで、海外への切手代がいくらかは分からないとのこと。ありゃ、これは出すのは無理ですね。明日にしましょう。こんなことなら、さっきのツーリストインフォメーションのお姉さんに相談しておけばよかったかも・・・。

老舗菓子屋さんパティスリー ヤコブスに戻って、ショーウィンドウを覗きます。これがクック・ド・ディナンです。色んな形がありますね。でも、もうツーリストインフォメーションで購入したから必要ありません。

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ほかにも美味しそうなケーキも並んでいます。旅先なので買うのはやめときます。

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もう一度、クック・ド・ディナンを子細に眺めます。なるほど、色々揃っていますね。超硬いのでお土産に持って帰るのは楽ですが、硬過ぎるものは年寄り向けにはどうでしょうね。追加購入は見送って、見るだけにしておきます。

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観光の起点、シャルル・ド・ゴール橋の袂のノートルダム教会まで戻ってきました。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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いよいよ、ディナン観光を開始します。



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アルデンヌでの1日:ロープウェイでシタデル(要塞)へ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/5回目

ディナンDinantの観光を開始します。
ノートルダム教会Collégiale Notre-Dameの前から出発です。教会の内部は後で見ることにします。

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教会の前の路地を進んで、断崖の下に出ます。そこから振り返って、橋の方を眺めます。

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シタデルCitadelle de Dinant(要塞)とそれに上るロープウェイの案内板があります。それも何と日本語の説明まであるから驚きです。

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路地の奥に売店兼ロープウェイチケット販売窓口があります。
この美しい街の観光は、ロープウェイでシタデル(城塞)まで上がり、シタデルを見学して、ムーズ川をクルーズすることくらいらしいことはツーリストインフォメーションのお姉さんから教えてもらいました。この3つのセット券をロープウェイチケット販売窓口で購入。一人14ユーロですから、まあまあですね。

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早速、ロープウェイでシタデル(城塞)に上がりましょう。小さなゴンドラです。

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ゴンドラに乗り込んで、上昇開始。

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すぐに眼下にディナンの町の光景が現れます。

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ムーズ川とそのまわりの風景が絵のようです。

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ゴンドラはぐんぐん上昇していきます。たった2分ほどの空の旅で頂上に到着。

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頂上に上がると、絶景の眺めが見渡せます。ノートルダム教会とシャルル・ド・ゴール橋Pont Charles de Gaulle、ムーズ川がくっきりと見えています。

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ムーズ川がなんとも美しいです。まさに絵のような風景が望めます。しばし眺めて感動を味わいます。

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これが頂上駅に着いたゴンドラです。

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ムーズ川の南方向の流れを眺めます。この向こうがフランスのほうです。

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頂上にはシタデルの横に遊園地のような広場があります。

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広場のトイレもあるので、ちょっと拝借。

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セルフサービスのレストランもあります。暑いのでちょっとジュースで喉を潤しましょう。

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そろそろ、シタデルを見学します。公園を歩いてシタデルのほうにぶらぶらと歩いていきます。

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それにしても上を見上げると、気持ちの良い青空が広がっています。

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シタデルの強固な城壁の前に近づいてきます。

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シタデルの城門の前に出ました。

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いよいよシタデルの城塞の中に足を踏み入れます。



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アルデンヌでの1日:シタデル(要塞)からのディナンの絶景

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/6回目

ディナンDinantのシタデルCitadelle de Dinant(要塞)を見学します。城門の長く堅固なアーチのトンネルを抜けて、城塞内に入ります。

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シタデルの城塞内に入りました。城壁に囲まれた細長い敷地は石畳が敷き詰められています。大砲以外はほとんど何もない広場です。どうやら、城塞内の設備や部屋は分厚い城壁の中にあるようです。

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大砲の砲弾と思しきものが展示されています。

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シタデル(城塞)内を歩いていると、上空に轟音。空を見上げると、2機のジェット戦闘機が飛んでいます。要塞に戦闘機。出来過ぎたシテュエーションですね。(高速で飛行する機体なので、写真撮影できたのは1機だけです。)

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シタデル(城塞)内は、ガイドツアーによる見学があるようですが、どうせ説明は分からないので自分たちだけで適当に見学します。城壁内に入ると、兵士の人形や銃などのコレクションが展示されています。

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女性兵士の人形は可愛いですね。

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しかし、城壁内はここから先へは進めません。どうやらガイドツアーに参加しないと自由には歩けない区域があるようです。仕方がないので、途中から見学ツアーに参加します。やはり、フランス語によるガイドです。と、我々が参加したのを見たガイドがご親切に日本語のパンフレットをくれます。しかし、これは単なる親切ではないことが後で判明するんです。

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ところで日本語のパンフレットをわざわざ作るほど、そんなに日本人の観光客が来るのでしょうか。もちろん、今日はこのディナンの町では全く日本人には会っていません。

見学ツアーの一行はシタデルの見晴らし台に行きます。ここからの景色は見事です。ムーズ川の流れがずっと見通せます。

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真下にはノートルダム教会Collégiale Notre-Dameの鐘楼が間近に見えます。

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真正面に見えるムーズ川の景色です。川の両岸には古い建物が立ち並んでいます。

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見晴台からはガイドツアーに参加している面々が我々同様に絶景に見入っています。

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見晴台の左側には33mの高さを誇る有名なバイヤールの岩が鎮座しています。

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右手の対岸には、ブーヴィーニュの中世の街並みとクレーヴクールの城跡が眺められます。

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シタデル(城塞)の城壁内も見学します。大部屋にある兵士たちの2段ベッドが並んでいます。兵士たちの日常が垣間見れる場所が展示されています。

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最後は地下にある復元された待避壕を見学。丸太で補強されただけの待避壕は崩壊しかけたような感じです。長居は無用と感じる場所です。早々に地上に戻ります。城壁内はいろいろ整備されていました。見学終了です。丁寧なガイドでした。もっとも最後にお礼のチップを徴収されましたけどね。道理でご親切に日本語パンフレットをくれたわけです。きっと、ガイドはこのチップだけが収入のすべてなんでしょう。見学コースを出ると、城壁内への通路は鎖で封鎖されます。見学ツアーに参加して正解ではありました。

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シタデルを出て、ロープウェイ乗り場に移動。そこからの眼下の眺めです。

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ゴンドラの到着を待ちます。

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すぐにゴンドラがやってきます。

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ゴンドラに乗って、降下します。ぐんぐん町が近づいてきます。

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地上駅がすぐそこに見えてきます。

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やがて、地上駅に到着です。

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たった2分ほどの降下でロープウェイの地上駅に降り立ち、上を見上げると先ほどのシタデルの城壁が見えています。

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次はロープウェイ乗り場のすぐ前にあるノートルダム教会を覗いてみましょう。


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アルデンヌでの1日:ノートルダム教会~ムーズ川クルーズ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/7回目

ディナンDinantのシタデルCitadelle de Dinant(要塞)から下に下りて、今度はノートルダム教会Collégiale Notre-Dameの中に入ってみます。内部には素晴らしいゴシック様式の空間が広がっています。ステンドグラスを背景に内陣が立派です。

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クロッシングから翼楼を眺めます。こちら側の翼楼は簡素です。

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内陣に近づいてみます。キリストの十字架が吊り下げられた簡素な装飾ですね。

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一方の翼楼には素晴らしいステンドグラスが配されています。こんな小さな町の教会とは思えない立派さです。ステンドグラスが超美しいです。

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右手の翼楼から内陣奥にかけての壁は素晴らしいステンドグラスが並んでいて壮観です。

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内陣のあたりから、後方を眺めます。3廊式の典型的なゴシック様式です。

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内陣奥のステンドグラスです。実に美しいですね。

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再び、翼楼のステンドグラスをじっくりと眺めます。本当に美しいですね。

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説教壇とパイプオルガンです。こぶりではありますが、丁寧な内装の内部空間になっています。

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後方に下がって、内部空間全体を眺めます。見事な3廊式のゴシック建築です。

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天上を見上げます。素晴らしいリブ・ヴォールトです。

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素晴らしいゴシック建築の教会を堪能しました。
さて、次はムーズ川のクルーズを楽しみましょう。クルーズ船乗り場を探します。案内パンフレットによるとクルーズ船乗り場は3箇所あり、どの乗り場のクルーズ船に乗ってもよいはずですが、近くの乗り場でクルーズも含んだセット券を見せると、別の乗り場の番号を教えられます。仕組みがよく分かりませんが、クルーズ船に乗れればどのクルーズ船でも構いません。教えられたクルーズ船乗り場でクルーズ船の出航を待ちます。15分ほどで出航の予定です。乗り場前からノートルダム教会とシタデルが見えています。この2つはディナンの町のランドマークです。どこからも見えます。

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クルーズ船に乗り込みます。小さくて細長いボートですが、大きなガラス窓でまわりの風景がよく見えます。乗客は少なくて申し訳けないくらいですが、ゆったりと席に座れて快適です。出航すると南方のアンセレムAnseremmeのほうに向かいます。フランスの方向ですね。

まず、右手の丘の上に旧ドミニコ修道会の建物が見えます。現在はヘルス・フィットネス・センターになっているようです。

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クルーズ船は太陽からの光が照り付けてとても暑いですが、川風が涼しいので気持ちがいいです。

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ムーズ川のクルーズはまだ始まったばかり。ゆったりとムーズ川の流れと周辺の景色を楽しみます。



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アルデンヌでの1日:ムーズ川の奇石、バイヤールの岩

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/8回目

ディナンDinantのムーズ川Meuseのクルーズを楽しんでいるところです。といってもクルーズは始まったばかり。岸辺の風景を眺めながらのクルーズが続きます。

右手の建物のどれかが町一番古い建物だそうです。スペイン統治時代の1681年に建てられたものです。一番左の建物でしょうか?

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左手の岸辺に小さな教会が見えます。

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左手前方に巨大な岩塊が見えてきます。シタデルの見晴台からも見たバイヤールの岩Rocher Bayardのようです。このクルーズの最大の見ものです。

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次第にバイヤールの岩の全容が見えてきます。

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川岸から、にょっきりと切り立った岩です。

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どんどんとバイヤールの岩に近づいていきます。

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バイヤールの岩の前を通り過ぎます。因みにバイヤール(バヤール)というのは、12世紀の古フランス語の武勲詩『エイモン公の4人の子ら』に登場する魔法の馬の名前です。この写真では分かりにくいですが(ひとつ前の写真を見ると分かります)、手前の岩と奥の岩山の間に大きな亀裂があり、その亀裂はバイヤールが蹄で蹴ったために出来たという伝説があります。そのため、この岩はバイヤールの岩と呼ばれるようになりました。亀裂の間は車が1台通り抜けられるほどの幅になっています。なお、13世紀までには、赤茶色の毛に黒いたてがみをもつ馬に「バイヤール(バヤール)」と名づけるのが慣用となっていたそうです。

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バイヤールの岩を通り過ぎるとシャルルマーニュ道路Route Charlemagneの自動車橋が現れます。古い伝説の岩と新しい橋の組み合わせは何と言うか、面白くもあり、興醒めでもあります。なお、シャルルマーニュ道路はケルンとパリを結ぶ高速道路です。

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クルーズ船は余裕でこの自動車橋の下をくぐり抜けます。橋の先にある島はアムール島Île d'Amour、すなわち、愛の島です。いわくありげな島の名前ですね。恋人たちの逢引の場所だったのかな。

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やがて、ムーズ川に架かる鉄橋が見えてきます。その鉄橋の下の右手には、アンセルメの水門も見えています。この水門を通って、船がムーズ川の水位を調整して、行き来しています。川の中央は堰になっています。

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この鉄橋の左手には、支流のレス川Lesseが流れ込んでおり、そのレス川に古代ローマに起源を持つ聖ヨハネ橋が架かっています。ここにも古と現代の交差点があります。

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聖ヨハネ橋の右手には小さな教会が見えます。洗礼者聖ヨハネにちなむ教会でしょうか。

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ここでクルーズ船は向きを変えて、ディナンの町のほうに戻っていきます。これからは先ほどの復習ですね。

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また、バイヤールの岩の前に戻ってきます。何度見ても、何か魅力を感じる岩です。

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この角度からははっきりとバイヤールの岩の亀裂が見てとれます。亀裂の手前の岩山の頂上に何か見えます。旗が無風のために垂れ下がっているようですね。ベルギー国旗かな。

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川岸には色とりどりの建物が並んでいます。

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先ほども見た小さな教会が見えてきます。名も知らぬ教会ですが、岸辺の教会とでも名付けたいですね。

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このあたりも岩山が立ち、渓谷の体を形作っています。

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カジノがあります。新しくできた建物だそうです。

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ここまでのクルーズのルートを地図で確認しておきましょう。

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もうすぐディナンの町に着きます。



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アルデンヌでの1日:ディナンのムーズ川クルーズを完了

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/9回目

ディナンDinantのムーズ川Meuseのクルーズも終盤に差し掛かります。ディナンの町に近づいてきます。川辺には古めかしい建物も見えています。

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岸辺には貨物船も見えます。ムーズ川は水運も盛んなようです。丘の上には、モンフォール塔TOUR DE MONFATが見えます。

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やがて、右手前方にディナンの町の中心地も見えてきます。お馴染みのシタデルCitadelle de Dinant(要塞)とノートルダム教会Collégiale Notre-Dameです。

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モンフォール塔の真横を通り過ぎます。

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おや、ムーズ川の水面を鴨が泳いでいますね。のんびりとした風景です。

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大きな観光船が停泊中です。saraiたちのちっぽけなクルーズ船とはけた違いの大きさです。この大きな船でどこまでクルーズするんでしょうか。

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乗船した船着き場を通り過ぎて、シャルル・ド・ゴール橋Pont Charles de Gaulleに近づいていきます。ノートルダム教会とシタデルも間近に見えます。

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シャルル・ド・ゴール橋の下をくぐり抜けて、ノートルダム教会の真ん前に出ます。このゴシック様式の教会のファサードがよく見えます。背後に見えるシタデルと合わせて、絶景です。

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ノートルダム教会の前を通り過ぎて、さらにクルーズは続きます。

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ディナンの旧市街からはかなり離れました。ノートルダム教会も遠くに見えています。

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前方に見える風景です。先のほうに堰も見えています。水門を抜けて、その先には行けるようですが、クルーズはこのあたりでお終い。反転して船着き場のほうに戻ります。

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右手正面にツーリストインフォメーションの建物が見えています。ここまで順調なディナンの観光はツーリストインフォメーションのお姉さんの的確なアドバイスのお陰です。船上から感謝の気持ちを送ります。

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シャルル・ド・ゴール橋の下をまたくぐり抜けて、無事に船着き場に到着。対岸の丘の上には旧ドミニコ修道会の建物が見えています。

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楽しい45分のクルーズでした。小さな町の要所はほとんど見ることができました。川面から見る眺めも格別ですね。
クルーズのルートを地図で確認しておきましょう。

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クルーズ船から川岸に上がり、散策しながら、町の中心のほうに向かいます。

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saraiたちが乗ったクルーズ船と同型の船が航行していきます。

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もう少し、ディナンの町をぶらぶらしましょう。



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アルデンヌでの1日:ディナンは偉大なサックス氏の町、そして、アンヌヴォワ城に出発

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/10回目

ディナンDinantのムーズ川Meuseのクルーズを終えて、ディナンの町をぶらぶらすることにします。ディナンの町見物の最後はこの町が生んだ最大の偉人?のサックス氏宅訪問です。サックス氏は楽器のサクソフォンを考案した人です。ディナンの町並みには、サクソフォンのオブジェが飾られています。

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サックス氏宅は今はサックス博物館Maison Adolphe Saxになっています。無料なので、ちょっと見学しましょう。

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様々な形のサクソフォンが展示されています。サクソフォンと言えない形のものもありますが、これは試作品なのかな。それともサクソフォンを分解したパーツなのかな。

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これは間違いなく、普通のサクソフォンですね。

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博物館といってもあっさりしたものです。あっという間に鑑賞完了。通りに出ると、路面に足形が見えます。これは街歩きの案内の標識でしょう。親切ですね。

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おっ、ベンチに座っているのはサックスさんですね。saraiがサックス氏と一緒にベンチに腰かけて、配偶者にパチリと写真を撮ってもらいましょう。

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サックスのオブジェが街中を賑わしています。それを見ながら、通りを歩きます。

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このオブジェが通りにずらっと並んでいます。ディナンはサックスの町ですね。

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このあたりで、すべてのディナン観光は終了。まだ2時半で時間もたっぷりあるし、お天気も最高で気持ちがよいので、当初の予定通り、アンヌヴォワ城Château d'Annevoieに行ってみましょう。ここからはバスでアンヌヴォワ城に向かうことになります。まだバスの出発時刻までは少し間がありますが、念のために駅前のバス乗り場を確認しておきましょう。旧市街からシャルル・ド・ゴール橋を渡って、駅前の通りに出ます。遠足の子供たちが前を歩いています。

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駅前のバス停に到着。予定の時刻のバスは確かに時刻表に書いてあります。ツーリストインフォメーションのお姉さんが教えてくれた通り、ナミュールNamur行の34番のバスは3時7分発ですから、あと30分近くあります。

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サックス博物館から駅前のバス停までのルートを地図で確認しておきましょう。

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本当はムーズ河畔で昼食を楽しみたかったのですが、その時間はもうありませんね。バスの発着が見渡せるカフェの席に腰を落ち着けます。

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モナコMonacoという大きなカフェのテラス席です。

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このカフェで、アイスクリームを食べて休憩と時間調整をします。
これが配偶者のオーダーしたアイスクリーム。

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これはsaraiのオーダーしたアイスクリーム。どちらも同じようなものでした。でも、とってもボリュームがあって、食べ切るのが大変。

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バスは時間通りにやってきました。女性の運転手です。

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彼女からチケットを買います。一人3.2ユーロです。

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彼女にアンヌヴォワ城で降ろしてねとお願いします。「バス停からはちょっと歩くことになるけど了解よ」と快諾してくれます。バスはすぐに出発します。ディナンの町の狭い通りを抜けていきます。

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バスのルートを地図で確認しておきます。ディナンの駅前からアンヌヴォワまでです。

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やがて、バスは鉄道の線路に沿って走り出します。

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アンヌヴォワまでは15分ほどかかるようです。しばらくはバスの車窓の景色を楽しみます。目的地では女性運転手さんがちゃんとおろしてくれるので、安心です。


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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城は最高に美しい庭園

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/11回目

ディナンDinantの駅前からアンヌヴォワまでバスで向かっているところです。アンヌヴォワのバス停からは少し歩いてアンヌヴォワ城Château d'Annevoieに行けるようです。
ディナンの町を抜けたバスは鉄道線路沿いに北のほうに走ります。線路の向こうには美しいムーズ川の流れが見えています。

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車窓にムーズ川と空の青がまぶしく映っています。快適なバスの旅です。

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ムーズ川の反対側の車窓には麦畑と小高い緑の丘が続いています。

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バスの乗客は、saraiたちの他には1人だけ。その人も直ぐに降りてしまい、大きなバスは貸切状態です。

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乗客の乗り降りもなく、バスはガンガン走ります。いったん、ムーズ川を離れて、家並みのなかをバスは進んでいきます。

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バスは再び、ムーズ川沿いの道に戻り、渓谷の美を楽しみます。

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ムーズ川沿いの気持ちのよいドライブが続きます。

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川岸には可愛い草花が咲き、川面には対岸の緑の丘が映り込んでいます。

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ムーズ川に沿った散策道が続いています。途中下車して、ハイキングしたい感じですね。

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バスは順調に走り続け、どんどん目的地に近づいているようです。女性運転手からの案内を待ちましょう。

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川面に多くの鳥が見えます。鴨でしょうか。長閑な昼下がりです。

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バスがいったん、ムーズ川沿いの道から離れて、坂道を登り始めます。まわりには家がたて込んできます。と、女性運転手がここで降りなさいと合図をしてくれ、アンヌヴォワ城に続く坂道の方を指差してくれます。メルシー!といいながら手を振ってお別れです。言われた方向にはアンヌヴォワ城の大きな看板が見えています。

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アンヌヴォワ城のほうに歩き出します。ところで、どうやら降りた場所はバス停ではなかったようです。アンヌヴォワ城への分かれ道に一番近い場所で降ろしてくれたようです。気の利く女性ですね。感謝です。アンヌヴォワ城の看板に近づくと、目的地まで500mという表示があります。近いような遠いような微妙な距離ですね。

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緩やかな上り道を歩きます。狭い歩道はあるのですが、ガンガン車が通るのでちょっと気をつけて歩きます。アンヌヴォワ城の案内板が立っているので、この道で間違いありません。

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坂道を登っていくと、ムーズ川のほうを見渡せるようになってきます。綺麗な景色です。

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坂道はまだまだ続きます。ふーっ・・・。

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道の周りの石垣は緑に覆われています。だいぶ歩いてきましたが、まだ、アンヌヴォワ城は見えてきません。

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立派な建物が見えてきたので、アンヌヴォワ城かと思いましたが、これはどなたかの大邸宅のようです。

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バス停から歩き始めて12~3分ほどで、ようやく、アンヌヴォワ庭園という案内板が見えてきます。案外近くてよかったです。

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ここまで歩いてきたルートを地図で確認しておきましょう。

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入り口のほうに回ると、素晴らしい景色が広がります。なんとも伸びやかな爽やかなガーデンです。アンヌヴォワ城はお城というよりも最高に美しい庭園です。

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これからアンヌヴォワ城に入場します。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策を開始

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/12回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieに到着しました。入口に入る前に既に美しい庭園が望めます。

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アンヌヴォワ城の入口の案内板があります。案内板の先には生垣に挟まれた小路が続いています。

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生垣越しに庭園の美しい池が見えています。

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綺麗な花も咲き乱れています。

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アンヌヴォワ城の入口になっている建物に足を踏み入れます。お土産のショップを兼ねた受付で入場チケットを購入します。一人7.8ユーロですから、リーズナブルな価格ですね。

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チケットと一緒に見学案内図を渡されます。日本語版です。サービスがいいなあと思っていたら、ちゃんと1.25ユーロの料金を取られていました。まあ、いいけどね・・・。

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と、その受付のカウンターに、このアンヌヴォワ城の庭の四季の写真集が置かれていますが、なんと「日本語」の表示があります(「四季を通じて」)。こんなところにそんなに日本人が来るのかしら・・・買うしかないでしょう。

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受付の女性は、写真集を買うのは庭を回ってきてからにすればと言ってくれて、見学のチケットを渡してくれます。では、楽しんできましょう。
受付の建物を抜けて、庭園散策を開始します。正面には白い彫刻が見えています。花と緑も綺麗です。

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庭園には色とりどりの花が咲き誇っています。

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緑の草原、花、生垣、樹木、青空が見事に調和しています。

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生垣で仕切られた空間に小路が続いています。案内図に従って、ゆっくりと散策します。

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生垣に仕切られた次の空間に入ります。小さな池の間に小路が続きます。

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手前のほうを振り返ります。ここまで歩いてきた小路の向こうに入口の建物が見えています。背中にマシンを背負っている人はこの庭園の管理スタッフです。風を吹き出すマシンで庭園の清掃をしています。

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生垣の次の区画に配偶者が進んでいきます。

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生垣の先に噴水のある水路が見えてきます。

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噴水が続く水路の前に出ます。

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水と緑と空・・・美しい自然です。

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噴水の近くにやってきます。この噴水は18世紀当時としては珍しい扇形をしているため、《海神ネプトゥヌス》と呼ばれています。正式にはLe Grand Eventail大扇です。

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水路に沿って、緑の樹木に囲まれた小路が続きます。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだ始まったばかりです。


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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・美しい城館

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/13回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
《海神ネプトゥヌス》の噴水の近くに白鳥がいます。水辺の緑も綺麗です。

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小さな滝の中に彫刻の像が配置されています。オンディーヌの像です。庭園内には全部で21体の彫刻が配置されており、これは6番目の彫刻です。これまで5体の彫刻を見てきました。作者はロベール・アルノーRobert Arnouxというパリにアトリエを持つ彫刻家です。

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大噴水Le Grand Cracheurを見下ろします。大水路から流れ出る水を噴き上げるとのことですが、今はそんなに噴き上げていませんね。

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散策路を振り返ります。鬱蒼とした樹木が茂っています。

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散策路の先には水と緑で構成される美しい庭園が続きます。

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大噴水を見下ろしながら、散策路を進みます。

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散策路は樹木に囲まれています。ここで右のほうに折れて、下の庭園のほうに下りていきます。

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左手に大きな館が見えてきます。城館Le Châteauです。アンヌヴォワ城は庭園だけかと思っていましたが、立派な城館もあるんですね。

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右のほうを振り返ると、大噴水が正面に見えます。

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城館の右手にも建物が並んでいます。付属施設でしょうか。

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城館の近くにやってきました。城館の前には大きな池があり、美しい風景を作っています。

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城館のほぼ正面です。城館はルイヨン渓谷に沿って、緩やかなカーブを描いています。何度も増改築を重ねたそうですが、完成した城館のデザインはとても美しいですね。城館は池の水面に映り込んでいます。

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散策路を挟んだ城館の反対側は緩やかな緑の斜面になっています。よく見ると、斜面の各所で噴水が上がっています。これは水棚Le Buffet d'eauという作品で、斜面の上にある大水路から水を引いていることで、動力なしで噴水を機能させているものだそうです。ベルギー国内はもとより、ヨーロッパでも他に類を見ない作品なんだそうです。中央下には小さな滝まであります。その滝を見下ろしている彫刻は海神ネプトゥヌスとアンピトリテです。

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散策路には、可愛いフラワーポットが置かれています。

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城館の中央をよく見ると、そこにも彫刻が飾ってあります。太陽の大地と名付けられています。

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城館を過ぎて、その先にも大きな池があります。

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ここでもう一度、美しい城館を振り返ります。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・城館の先の大池巡り

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/14回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
城館Le Châteauの前を過ぎると、右手には大きな池が現れます。この池を隔てた先には生垣が巡らせてあります。その生垣の裏には庭園空間が広がっているようです。

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左手は大水路Le Grand Canalのある丘の上へ続く小路が見えています。見学案内図に従って、右にも左にも行かずに池に沿った散策路をまっすぐに進みます。

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左手の斜面には、また、彫刻が現れます。家族というタイトルが付けられています。なるほどね。

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右手の池には植物が繁茂しています。睡蓮でしょうか。池の向こうの生垣には、穴が開けられていて、お庭が垣間見えます。

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大きな池の端まで歩いてくると、噴水のある小さな池があります。鏡Le Miroirと名付けられています。

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この鏡という池に近づくと、また、彫刻があります。横たわる母と子という作品です。なるほどね。

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大きな池の端をぐるりと周り込みます。池の先には城館が小さく見えています。

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大きな池の先に見えていた生垣の裏を覗き込むと、意外なことに美しい水路があります。水路を挟んだ先に庭園があるんですね。水路の先には城館が見えています。

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左手のほうを眺めると、水路はずっと先のほうまで続いています。水路の周りには緑の樹木が生い茂っています。

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水路に沿って並木道のような小路が続いています。本当に綺麗に整備された庭園です。

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散策路は大きな池をぐるりと周り込みながら続いています。今度は先ほどまで歩いてきた道を池の向こうに見ながら、元来た城館の方向に戻っていきます。

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大きな池と生垣の間の小路を歩きますが、ところどころ、生垣の穴から水路とその先の庭園が見えます。

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生垣の穴はこんな感じに開いています。風景が美しく見えるように構成されていますね。

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城館近くまで戻ってくると、さっきも見た水棚Le Buffet d'eauが再び見えてきました。

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城館前の池に達したところで左に折れて、生垣の奥の庭園のほうに向かいます。城館前の池には白鳥が遊び、その向こうに水棚が見えます。美しい風景です。

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水路の端を抜けていきます。水路はずっと先まで続いています。

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水路の先には生垣に囲まれた花園があります。

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花が綺麗に咲き誇っています。

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ここまでの道を振り返ります。池端から水路を渡って、城館の横を通ってきました。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・ロマンチックな小路

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/15回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
花園の前を通り過ぎるところです。花園があるのは大遊歩道La Grande Aléeと呼ばれる生垣に囲まれた庭園の中です。その大遊歩道の奥を眺めると4体の彫刻が見えます。これは四季をテーマにした騙し絵彫刻です。騙し絵技法を用いて、人工的に立体感を出しているそうですが、遠くから見ているとまさに騙されるだけです。実際がどういう彫刻なのか、詳細は分かりません。4体はそれぞれ、幼少期、青年期、壮年期、老年期という人間の生涯における4つの時期を表しているそうです。

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この大遊歩道の反対側は城館の建物の裏庭になっています。これも美しくデザインされた庭です。

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裏庭に面した城館の建物も美しいですね。でも、城館の内部には入れないようです。建物の外観だけを楽しむことにします。

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裏庭の周りは城館の建物が取り囲んでいます。裏庭というよりも中庭といったほうが正確です。

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中庭から出て、また、散策路を先に進みます。後ろを振り返ると、城館前の池も遠くに見えるようになりました。右手のすぐ先に大遊歩道の入口が見えています。

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散策路は石造りの建物の間に挟まれた道になります。右側の建物は城館の建物の続きです。

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散策路は左側の建物の裏のほうに周り込んでいきます。そこは石畳のテラスのような空間です。紫色の小さな花が可憐に咲いています。

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石畳のテラスには白いテーブルとチェアーも置かれて、寛げる空間になっています。残念ながら、カフェにはなっていません。

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色んな植物が目を楽しませてくれます。

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石畳のテラスの横の散策路を進んでいきます。

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菜園に沿って、散策路が続きます。菜園の脇にも野花が綺麗に咲いています。

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菜園を通り過ぎて進んでいくと、生垣の間の小路にはいります。小路の先には先ほどの大遊歩道の花園が見えます。

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大遊歩道の方へは行かずに反対側の進むと真ん丸い池の前に出ます。この池はアーティチョークの池Le Bassin de l'Artichautです。写真では、よく分かりませんが、噴水の上がる形がアーティチョークの形を模しています。

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アーティチョークの池から右のほうにある木々のトンネルの中に入って、歩いていきます。涼し気な小路です。この小路には溜息の並木道l'Alée des Soupirsという洒落た名が付けられています。

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溜息の並木道の突き当りには古びた大きな石が置かれ、その石の中から小さな噴水が上がっています。

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愛の噴水La Fontaine de l'Amourです。傍らには彫刻作品、黒の貴婦人La dame en noirが置かれています。妙にロマンチックな雰囲気になってきます。

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また、木々のトンネルの中を進んでいきます。

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明るい広場に出ます。池の真ん中の小島の上にはイノシシの石像が置かれています。ここはその名もイノシシの間Le Salon du Sanglierと呼ばれる空間です。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・小水路を抜けて地下納骨堂へ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/16回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
イノシシの間Le Salon du Sanglierから木々のトンネルを抜けて、明るい散策路に出ます。

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散策路の突き当りには、彫刻が飾ってある東屋があります。この彫刻はミネルヴァです。ミネルヴァは詩・医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司るローマ神話の女神です。この東屋はミネルヴァの小部屋Le Cabinet de Minerveと呼ばれています。

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ミネルヴァの小部屋から散策路を振り返ります。散策路の先には、アーティチョークの池と大遊歩道が見えています。

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ミネルヴァの小部屋から離れて、散策を続けます。また、噴水の上がる小さな池があります。池の向こうには彫刻が置いてあります。

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この先、小水路に出ます。ここから全長168mの水路が続き、城館前の池に注ぎ込みます。この小水路の始点は布引の滝Les Nappes d'eauという可愛い滝です。ここにもしっかりと彫刻があります。

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この布引の滝を周り込んで歩いていきましょう。

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布引の滝の上から小水路を眺めます。正面には遠く城館が見えています。

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後ろを見ると、この小水路に流れ込む水源があります。意外に少ない水量ですね。

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元来た方向を眺めると、樹木で作られたアーチが続いています。直接は見えていませんが、一番目のアーチの先の左側にミネルヴァの小部屋があります。

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小水路を過ぎると、広い草原の先に大きな建物が見えてきます。

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円形の花壇では、スタッフが作業中。この素晴らしい庭園は日々の手入れでその美しさを保っているのですね。

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円形の花壇の前からは樹木に覆われた生垣の通路が見えます。この通路は城館前の池とその隣の大きな池に続いています。

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建物前の草原に出ます。彫刻もあります。

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草原の周りは緑の樹木と水路で囲まれています。

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水路を渡って進みます。

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草原の先に青空を背景に大きな木がすっくと立っています。

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大きな建物の前に出ます。礼拝堂でしょうか。

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建物の中央に小さな建物が突き出しています。地下納骨堂La Crypteです。この庭園を造園したシャルル=アレクシ・ド・モンペリエとその子孫の永眠の地です。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・地下納骨堂から丘の上の大水路へ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/17回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
今、地下納骨堂La Crypteの前にいます。アンヌヴォワ城の庭園を造園したシャルル=アレクシ・ド・モンペリエとその子孫のための納骨堂です。石造りの美しい建物です。

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入口の鉄柵の間から内部を覗き込みます。壁には墓碑銘のような文字が書かれています。

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少し離れて、地下納骨堂を眺めます。古びた雰囲気が漂っています。

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地下納骨堂の奥の建物です。煉瓦造りの時代を感じさせる建物です。礼拝堂でしょうね。

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建物の前は美しい草原になっています。陽光を浴びて、緑が綺麗ですね。

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地下納骨堂から散策路を進みます。離れたところから、振り返って地下納骨堂を眺めます。美しい佇まいです。

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散策路の前には小さな水路が現れます。その水路の向こうには先ほど歩いていた大きな池が見えます。城館前の池に隣り合った大池です。

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右手には緑に覆われた池があり、池の奥に彫刻が納められた洞窟が見えます。海神ネプトゥヌスの岩Le Rocher de Neptuneという人工洞窟です。17~18世紀の庭園では頻繁に造られたそうです。

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散策路はここから緩やかな傾斜を上って丘の上に向かっています。

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散策路からは大きな池の水面を見下ろせるようになってきます。

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城館も見えるようになってきます。雄大な景色です。

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丘の上に上るにしたがって、木々の間から城館の姿が大きく見えてきます。城館前の池の水面も見えます。

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上ってきた散策路を振り返ります。小高い丘に上ってきました。

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丘の上から空を見上げます。大きな樹木の上の青空にぽっかりと白い雲が浮かんでいます。青空に浮かぶ雲も庭園の風景に溶け込み、美の極致。自然と人間の融合を感じさせられます。まるでマーラーの交響曲第3番と同じテーマです。配偶者はルネ・マグリットの描いた青空と雲に思いを馳せています。

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丘の上には豊かな水を湛える大水路Le Grand Canalが生垣のアーチの先に見えます。

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この大水路は庭園内の泉水の貯水池として機能しています。水源はルイヨン渓谷の対岸にあるフォントニーの泉です。この大水路から庭園内に張り巡らされた水路網を通じて水を供給し、自然の落差によって、機械装置に頼ることなく、噴水を上げています。しばらく、大水路に沿った散策路を歩いていきましょう。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・大水路周辺の美しい風景

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/18回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
丘の上で満々たる水を湛える大水路Le Grand Canalに沿った散策路を歩きます。少し歩いたところで振り返ります。大水路の水面には周りの緑が映り込んで、とても綺麗です。

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大水路の途中では、城館Le Châteauの正面を見下ろすことができます。何とも美しい姿の建物です。

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城館の左には、大遊歩道La Grande Aléeの一部も見えます。

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大水路と城館の間の緑の斜面は水棚Le Buffet d'eauです。大水路から流れ落ちる水を利用して、いくつもの噴水を上げています。

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水棚を過ぎると、城館の姿は少しづつ樹木の緑に遮られるようになってきます。やがて、すっかり見えなくなります。

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大水路から右手の斜面を見上げると、青空を背景に大きな樹木がすっくと立ち上がっています。

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青空と樹木を見ていると飽きることがありません。自然の美しさを体感できるからです。

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大水路も半ばを過ぎました。終点が見えてきます。もっとも大水路はそこから狭い水路に変わり、右に折れ曲がって続いているようです。

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後ろを振り返ると、大水路の始点が遠くに見えます。美しい水面が続いています。

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おや、水面に鴨が泳いでいますね。

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ズームアップしてパチリ。可愛いですね。

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鴨の親子もいます。

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これもズームアップ。穏やかな初夏の風景です。

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大水路に別れを告げて、左に曲がります。刈り込まれた樹木の中に彫刻が置かれています。彫刻のタイトルはみごもった女です。

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林の中の斜面を水辺に向かって下りていきます。

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丘の下の水路にぶつかります。ここで散策路は右に曲がります。

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また、散策路は木々の間を縫うように続きます。

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配偶者は木々の間に咲くピンクの小花を興味深そうに覗き込んでいます。

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やがて、林の先に美しい庭園が見えてきます。

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ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園散策はまだまだ続きます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城の庭園散策・・・花の散歩道から池の端へ

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/19回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園を散策しているところです。
林の中の散策路から、花と緑と噴水のある広々とした庭園に出ます。

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なだらかな斜面に広がる美しい庭園は丘の上から池まで続いています。庭園の真ん中には一本の白い道があります。花の散歩道Le Jardins des fleursです。

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花の庭園の真ん中を貫く散歩道までやってきました。丘の上の方を眺めます。花壇の先には噴水が上がり、丘の上は大きな樹木が青空を背景に立っています。生垣で仕切られた美しい空間です。

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真ん中を貫く散歩道を横切りながら、池のほうに下っている庭園の花壇を鑑賞します。

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花壇のある庭園を抜けると、今度はなだらかな斜面に草原が広がります。草原の先には大きな青空が広がっています。雄大な自然です。saraiの言うところのマーラーの交響曲第3番か、配偶者のいうところのマグリットの絵画風景ですね。

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草原を横切って進んでいきます。どこからも綺麗に広がる青空が見えます。なにかしら心が癒されていきます。

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草原を横切ったところで後ろを振り返ってみます。樹木と生垣の向こうは先ほどの花壇のある庭園です。

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広々とした草原には大きな樹木や刈り込まれた低木が並びます。その草原の中を池のほうにゆっくりと下っていきます。

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池の端に近づきます。池の向こうには、花の散歩道が見えています。緑と青空の美しい空間が広がります。彫刻も見えています。

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池では鴨が泳いでいます。

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池沿いにがっちりした建物があります。団体客向けの宿舎のようです。

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池を隔てて、正面に花の散歩道の全景が見えます。その左の草原が美しい青空が見えたところです。花の散歩道を上った先の丘の上には大水路Le Grand Canalがあります。

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この池の端の散策路を歩いて、ここまでやってきました。

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池の端の散策路を先に進みます。そろそろ、出発点に近くなってきました。

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池の水面には周りの樹木の緑が映り込んで、とても美しい景色になっています。

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道の右側は生垣に沿っています。この生垣の外側には最初に入ってきた入口へのアプローチがある筈です。

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池に沿った道もここでお終い。もう一度、美しい池の景色を堪能します。

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池に別れを告げて、池につながる水路に沿って進みます。水路の先にはまた綺麗な花壇が見えてきます。彫刻も見えます。庭園散策に出発したときに見た景色です。

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遂に庭園散策の出発点に戻ってきました。

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これでアンヌヴォワ城の庭園散策は終了。
ここまでの庭園散策のルートを庭園案内図で確認しておきましょう。

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アンヌヴォワ城の庭園は日本では味わったことのない庭です。これはイングリッシュガーデンという感じがしますね。でも、イギリス式庭園とフランス式庭園とイタリア式庭園を混合した庭園なんだそうです。広々とどこまでも広がる自然そのものの庭のようであって、実はしっかりと人工的に造りこまれています。その角の先を曲がると別の風景が・・・という感じで植え込みで様々な様式の庭が区切られています。その中に、噴水ややさしいフォルムの彫像が上手く演出されて現れます。見事なものです。驚きの連発とその広大さで、歩き終えるのに1時間以上もかかりました。あまりの美しさに茫然としながらの庭園巡りでした。
無理してもこのアンヌヴォワ城に来てよかったねと配偶者と熱い会話になります。この上はこのお庭を見ながらのディナーといくしかありません。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城での美味しいディナー

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/20回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieの庭園散策を終えたところです。
散策を終えて、アンヌヴォワ城のエントランスの前に立っています。散策してきた道を振り返ると、青空と緑と水の美しさが目に沁みます。

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エントランスの建物のドアの前には綺麗な薄紫の花が咲き誇っています。庭園中に花が一杯です。

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エントランスロビーに戻り、購入予定だった日本語版の庭園の写真集をゲットします。

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写真集のページをパラパラっとめくると、綺麗な写真が満載です。いいお土産になります。

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さあ、2階のレストランへ行きましょう。2階のレストランはテラス席からの眺めが最高です。正面には庭園の綺麗な花壇が見えています。

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左のほうに目を転じると、池の美しい水面が見えます。

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今日はワインの気分です。美味しい白ワインで美しい景色に乾杯しましょう。

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テラス席の手摺の外側にプランターのお花が顔をのぞかせています。

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右手のほうを見下ろすと、先ほど歩いた散策路が見えています。楽しかった散策が思い出されます。

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ワインをいただきながら、庭園の美しい景色を眺めます。

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まず、スープが運ばれてきます。ガラス瓶にはいっています。

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ガラス瓶のふたをあけるとこんな感じです。トマトがたっぷりとした美味しいスープです。

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お庭の眺めが最高の調味料です。

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メインの料理が運ばれてきます。ここの料理はすべてガラス瓶にはいっています。きっと、どこかで調理されたものが配達されてくるのでしょう。

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配偶者の料理のガラス瓶のふたをあけます。ウナギのグリーンソース煮です。ウナギは脂が乗った香ばしいもので初体験。日本では高価過ぎて食べられなくなったウナギですが、こちらのものを輸入したいくらいです。

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これはsaraiのメインの料理です。

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saraiの料理のガラス瓶のふたをあけます。川マスの包み焼きです。こちらも美味しかったですよ。

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もっとも、お庭を見下ろすテラス席での食事は舌よりも目の楽しみのほうが大きかったかも。

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最後はコーヒーで〆。

ブリュッセルへの帰りは、ここから一番近いゴディン駅Godinneに歩いて出る予定です。でもできればワインで少し酔いのまわった体で歩きたくないので、saraiがタクシーを呼べないかレストランのスタッフの女性にお願いしてみます。彼女はこんなことを依頼された経験はないようで、タクシー会社の電話番号も知らないしと言いながらもいろいろ調べてくれます。結局、この近くにはタクシー会社はなくて、ディナンかナミュールから呼ぶしかないので無理という返事です。いいんですよ、もともと歩くつもりだったのだから。素晴らしいガーデンに別れを告げ、ゴディン駅に向かって歩き始めます。



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アルデンヌでの1日:アンヌヴォワ城からゴディン駅まで、テクテクと徒歩移動

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/21回目

ディナンDinant近郊のアンヌヴォワ城Château d'Annevoieでのディナーを終えて、ブリュッセル行きの電車に乗るために最寄りの駅ゴディンGodinneに向かいます。
アンヌヴォワ城のレストランを出て、ジャルダン・ダンヌヴォワ通りRue des Jardins d'Annevoieに出ます。何とアンヌヴォワ城の前にはバス停があります。でも、観光客に都合のよい時間にはバスは運行していないようです。このあたりに住む人たちが町への通勤に便利な時間だけ、日に2本ほど、それぞれディナンやナミュールの間を往復しているようです。すごすごとバス停の前を通り過ぎます。

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ジャルダン・ダンヌヴォワ通りを来たときとは逆方向に歩きます。今度は坂道を下りるので楽ちんです。

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ディナンから乗ってきたバスを降りた場所に戻ってきました。このナミュール通りChaussée de Namurには案内板が立っています。通りを右へ行けばディナン、左に行けばナミュールです。ゴディンへはとりあえず、左に向かえばよいようです。

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すぐにロータリーにぶつかります。案内の標識に従って、ナミュール通りから右の通りに折れて、ゴディン駅に向かいます。

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直ぐに、ムーズ川Meuseにかかる橋が見えます。ディナンのツーリストインフォメーションのお姉さんが、橋を渡るのよと言っていた橋のようです。でも、よく見ると工事中のようです。エ~、この橋が渡れなかったら大変です。よ~く見ると、人は渡れるようです。一安心です。

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橋の袂からはムーズ川の美しい流れも見えます。この流れの先にはディナンの町があります。

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saraiは元気よく工事中の橋の中央を渡ります。この橋はルイヨン橋Pont de Rouillonです。

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ルイヨン橋を渡り終えると、ゴディンの町です。

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橋に続くポン通り(橋通り)Rue du Pontをまっすぐに歩いていくと、やがて、ゴディン駅の案内板があらわれます。安心して歩けますね。

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盛大な看板もありますが、残念ながら、これにはゴディン駅の表示はありません。しかし、色んな施設があるほうに向かえば大丈夫でしょう。

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住宅街が続きます。また、ゴディン駅の方向を示す小さな案内板があります。助かります。ちょっと不安になるほど真っ直ぐ歩きますが、小さな案内板がしっかりあります。あれ、ない!と思ったら右折の案内板をうっかりと見過ごすところでした。

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右折して、フェルム通りRue de la Fermeを少し歩いていくと、その突き当りで踏み切りを発見。ぶつかったグランド通りRue Grandeの反対側です。

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グランド通りを渡って、踏切に向かいます。

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踏切に近づくと案内板が立っています。どうやら、踏切の左のほうに駅があるようです。

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踏切を渡ると、すぐ目の前にプラットホームがあります。ホームに上がって、ホームの中ほどまで進みます。

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ここまで歩いて30分ほどかかりましたが、無事にゴディン駅に到着。

アンヌヴォワ城からゴディン駅まで歩いたルートを地図で確認しておきましょう。大雑把な地図ですが、この地図のお陰で何とかなりました。

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ブリュッセル行きの電車が来るまで、まだ30分ほど時間があるようです。駅の様子でも見物しながら気長に電車の到着を待ちましょう。



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アルデンヌでの1日:ゴディン駅・・・ブリュッセルに帰着

2015年7月6日月曜日@ブリュッセル~ディナン/22回目

ブリュッセル行きの電車を最寄りの駅ゴディンGodinneで待っているところです。
線路を渡って、ブリュッセル方面の電車が出発するホームに移動します。ヨーロッパの駅のホームは高さが低いので向かい側のホームに移動するのが簡単です。

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しかし、線路上には横断禁止の表示があります。ゴメンナサイ!!

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これがゴディン駅の駅舎です。ずいぶん、古びた建物ですね。

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駅前に出てみましょう。あれっ、小さな駐車場しかありません。お店の一軒もありませんね。超ローカルな駅です。

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駅前から見たゴディン駅の駅舎です。煉瓦造りのとてもよい雰囲気ではあります。

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駅舎の壁には赤い郵便ポストがあります。1日1回の集配ですね。

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駅前には何にもないので、また、プラットホームに戻ります。駅自体は無人駅のようですが、鉄道チケットの自動販売機だけはちゃんとあります。地元のご婦人がチケット購入中です。saraiは往復のシニアチケットを購入済です。

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向かい側のホームにディナンDinant方面行きの電車が到着。ずいぶん、ホームの端に停車しますね。多分、その先の踏切の近くに停まったほうが乗降客にとって便利なんでしょう。なかなか気が利いています。日本と違って改札がないのでこういうことが可能になります。

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あれあれ、電車を降りた人たちが禁止されている線路横断をしています。saraiがとやかく言えることではありませんけどね。

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電車は行ってしまいましたが、線路横断はまだ続いています。線路横断しやすくするために電車がホームの端に停車したのかな。

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馬鹿なことを感心して見ているうちにブリュッセル行きの電車も予定時刻通りにやってきました。電車に乗り込むとムーズ川Meuse沿いに走り出します。

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堰の上に橋が架かっています。saraiがさっき渡った工事中の橋の次に架かっている橋ですね。

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やがて、ムーズ渓谷という感じの風景になってきます。

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電車はムーズ川沿いを順調に走っていきます。

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やがて、ムーズ川の鉄橋を渡って、ナミュールNamurの町に入っていきます。

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ナミュールを出て、しばらくすると、美しい大平原の中を走ります。夕日が綺麗です。

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どこまでも大平原は続きます。これこそヨーロッパですね。

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このまま、無事にブリュッセルに到着かと思ったら、途中のオティニー駅Gare d'Ottigniesで、乗っていた電車(IC)は運転打ち切り。乗り合わせた女性が親切にもそのことを教えてくれ、向かいの電車に乗り換えることが出来ました。

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その後は、順調にブリュッセルまで戻ることができて、何とかホテルに戻れました。ただ、残念だったのは、saraiがどうしてももう一度カップラーメンを食べたかったのに、帰りが遅くなり、スーパーが閉まっていたことです。たいしたことじゃありませんけどね。

ゴディンからブリュッセルまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ベルギーの旅の最後は思わぬ古城訪問になり、大満足。素晴らしい庭園で楽しい時間を過ごせて楽しい1日になりました。

明日は最後の訪問地パリに移動します。また、音楽三昧です。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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