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ブリュッセル、最後の散策・・・コングレ記念塔~サン・ミッシェル大聖堂

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/1回目

旅の19日目、ブリュッセル5日目です。

ブリュッセルの朝は曇っています。昨日のアルデンヌへの遠征は快晴だったのに、天気は日替わりです。遠征日が快晴だったことを配偶者は我ながら強運だったと今更ながら驚いています。本当に晴れ女でこちらも助かりますよ。
今日は昼過ぎに、ブリュッセルからパリに移動します。それまでは何にも予定がないので、最後の散策をしてきましょう。荷物をまとめて、チェックアウトし、ホテルに荷物を預けます。散策できる時間は2時間ほどなので、ホテルから歩ける範囲で楽しみましょう。ロワイヤル通りRue Royaleをぶらぶら歩いて、コングレ記念塔Colonne du Congrèsに向かいます。木立の先にそれらしい塔が見えてきます。

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コングレ記念塔の前には、大きなコングレ通りRue du Congrèsがロワイヤル通りに交差した走っています。お洒落な建物が並んでいます。

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これがコングレ記念塔の全景です。コングレ記念塔は1831年の憲法発布を記念して、1859年に造られました。

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記念塔の基部の前には無名戦士の墓があり、その墓の前には永遠の炎が上がり、両脇を2匹のライオン像が固めています。

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記念塔の尖端にはベルギー最初の国王レオポルド1世の像が立っています。

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記念塔の下に近づいてみます。立派な無名戦士の墓ですね。

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このコングレ記念塔の立つコングレ広場からは素晴らしい眺めが望まれると観光案内書には書いてありますが、ビルが立ち並び遠くは見えません。昔はよい眺めだったのかもね。次はコングレ広場の裏のリーニュ通りRue de Ligneを歩いて、サン・ミッシェル大聖堂Cathédrale des Sts Michel et Guduleに向かいます。すぐに大聖堂の側面に出ます。巨大な建物ですね。

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サン・ミッシェル大聖堂の正面に出ます。は~、これも見事な大聖堂です。典型的なゴシック様式の建物です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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大聖堂の建物があんまり巨大過ぎて、全景が撮影できないので、ぐっと下がったところで全景を撮影します。大聖堂前の大階段も立派です。

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これが大階段。素晴らしい石段です。

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ファサードには細かい意匠が凝らされています。特に3つの大扉まわりの精細な彫刻が目を惹きます。

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近づいて、よく見てみましょう。扉の上部には、聖人像がずらっと並んでいます。

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中央の扉です。いくら近づいても、その精細さは少しも損なわれることがありません。見事な彫刻芸術です。300年もかけて作り上げた大聖堂ということが納得できます。

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大聖堂の中に入ります。素晴らしいゴシック様式の空間が広がります。大きな柱の1本、1本に彫像が取り付けられています。こんな豪華な空間は見たことがありません。

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内部構造は3廊式になっています。こちらは右手の南側廊です。柱の彫刻の見事さに驚かされます。

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こちらは左手の北側廊です。パイプオルガンも見えます。

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説教壇です。何とも豪華です。

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南側廊には美しいステンドグラスが輝いています。

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こちらは北側廊のステンドグラス。ため息をつくほどの豪華な内部空間です。

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クロッシングまで進むと内陣がよく見えます。意外に簡素な内陣です。

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サン・ミッシェル大聖堂の見学をもう少し続けます。



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ブリュッセル、最後の散策・・・サン・ミッシェル大聖堂~朝食~中央駅

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/2回目

ブリュッセルのサン・ミッシェル大聖堂Cathédrale des Sts Michel et Guduleの大きな内部空間を見学しています。空間の中央のクロッシング部分に立って、後方を振り返ります。林立する柱と彫刻、入口の扉の上の大きなステンドグラス、天井のリブ、美しいゴシック様式の空間です。

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彫刻の取り付けられた柱の後ろには側廊が見え、美しいステンドグラスも見えます。

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内陣の奥に進むと素晴らしいステンドグラスが見えます。

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内陣の前からクロッシングのほうを眺めます。頑強な石造りの建物です。

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中央部分に戻って、美しいパイプオルガンを眺めます。後で壁に取り付けられたようです。妙なる響きが大聖堂内部に満ちるのでしょう。パイプオルガンの下に覗いて見えるステンドグラスも超美しいですね。

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これで内部空間の見学を終了。
サン・ミッシェル大聖堂は外から見ても、中を見てもあきれるばかりの規模と美しさを誇ります。
大聖堂を出ると、遠くに尖塔が見えます。グランプラスGrand-Placeにある市庁舎Hôtel de Ville de Bruxellesの塔でしょうか。

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大聖堂の立派な石段を下りて、大聖堂前の広場に出ましょう。

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大聖堂前の広場に出ました。この辺りでブリュッセル観光は終了としましょう。そろそろカフェでゆっくりと朝食を食べて過ごしましょう。中央駅に向かい、そこで朝食を食べて、地下鉄でホテルに戻るのがよさそうですね。大聖堂からサント・ギュデュ広場Place Sainte-Guduleを歩いて中央駅のほうに向かいます。大聖堂の重厚な建物を眺めながら歩きます。

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右に折れて、シャンセルリー通りRue de la Chancellerieを進みます。

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コロニー通りRue des Coloniesにぶつかったところで右に折れて、まっすぐに進むと中央駅に出ます。中央駅近くでキッシュとスープで5ユーロという看板が目に留まります。こちらは、交通費は安いですが、飲食はかなり高い気がします。初めて手頃感のあるメニューです。このMeeting Pointというカフェに入ります。セルフサービススタイルのお店です。1階のカウンターで料理を購入して、2階に上がります。テーブルはがらがらに空いています。中途半端な朝食タイムですからね。

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窓際の眺めのいい席につきます。コロニー通りが見下ろせます。

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これが配偶者のキッシュとスープです。

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同じようなものですが、これはsaraiの選んだキッシュとスープです。5ユーロですから、こんなものでしょう。

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なかなか美味しかったですよ。
ところで、昨日から絵葉書が出せていないことが気になっています。朝食を終えたところで、中央駅に郵便局があるとガイドブックに書いてあるので行ってみましょう。中央駅Bruxelles Centralはそんなに広くはないのでグルリと見渡しますが、郵便局らしきものはありません。構内のお菓子スタンドの人に聞くと、地下の本屋にあるとのことです。まさか本屋さんと郵便局が同居しているわけはないので、本屋さんの近くにあるということでしょうね。早速、地下に移動しますが、郵便局も本屋もありません。うろうろ探し回って、ようやく本屋を見つけました。その本屋で聞くと、反対側にあるお店に行けとのこと。探しているのは、お店じゃなくて郵便局なんですけどね。反対側のお店はこれです。

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このお店に入ると、何とポストがあります! これが探していた郵便局のようです。そして、エアメールの切手も売ってくれます。ようやく絵はがきに切手を貼って、ポストに投函。ほっ・・・

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でも、このお店は外見ではとても郵便局にはみえません。その気で見ると、案内板には、封筒の印があります(一番右下にあるアイコン)。

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そして、bpostという表示もあります。しかし、これくらいでは分からないですね。

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すぐそばにコインロッカーのようなものがありますが、bpostという表示があるので、これは私書箱か、郵便受け取りボックスなんでしょうか。まあ、国によって、色んな文化があるものです。

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サン・ミッシェル大聖堂から中央駅まで歩いてきたルートを地図で確認しておきましょう。

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さあ、急いで、ホテルに戻って、荷物を持って、パリ行きの列車に向かうことにしましょう。あまり、時間に余裕はありません。



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ブリュッセルを出発しパリへ・・・タリスの鉄道旅

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/3回目

ブリュッセル中央駅で郵便局を探し回ったので、散策に予定していた時間よりかなり遅れています。さあ、急いでパリ行きの列車の出発するブリュッセル南駅に向かいましょう。駅の地下から、いったん1階のロビーに上がって、そこから地下鉄の駅に向かいます。

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地下鉄の駅にすぐに到着。

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あらかじめ買いためていたチケットを打刻機に差し込むと“BAD CARD”という表示が出ます。カバンに入れていたチケットの管理が悪くて、どのチケットが使い終わったチケットでどのチケットが未使用のチケットか、分からなくなっています。何枚か試して、ようやく未使用のチケットを見つけられます。こんなことでは駄目ですね。

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ちゃんと正しいチケットを見つけておいて正解でした。珍しくホームの出入り口でチケットのチェックをやっています。ほっ・・・。

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地下鉄を1号線、2号線と乗り継いでボタニーク駅Botanique近くのホテルに急いで戻り、さっと荷物を受け取って、また地下鉄2号線に飛び乗って南駅Gare Du Midiに着いたときには、パリ行きのタリスの発車10分前。
先日この駅に降り立ったときにはおのぼりさん状態でオロオロしたのに、今日は不思議にスイスイ歩けます。これが慣れというものでしょうか。あっという間にホームにたどり着きます。

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発車5分前には、無事に乗車できました。国際線タリスのファーストクラスです。なかなか立派で座り心地もよいです。

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席に落ち着いて、窓からホームの様子を眺めていると、急にタリスの写真を撮っていないことに気付きます。急いで外に出て写真を撮ってきましょう。

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タリスの車体はとても綺麗ですね。

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ついでに反対方向もパチリ。

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saraiが列車の写真を撮り終えて、慌てて列車に乗り込むと、タリスはすぐ発車します。タリスのチケットは2か月ほど前にネットで購入済です。SEMI-FLEXという格安チケットでパリ北駅まで一人65ユーロ。ファーストクラスであることを考えると結構お得な料金です。

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パリ北駅までは1時間25分の楽しい鉄道の旅の始まりです。ファーストクラスの特権なのか、挨拶かわりに濡れナプキンが配られます。

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saraiは、早速ネットのチェックをしますが、残念ながら中途半端にしかつながりません。

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タリスはすぐにブリュッセルの郊外を抜けて、田園風景の中を走ります。

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車掌さんが早速、改札にまわってきます。ネットで購入してプリントしたチケットを見せてOK。

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乗ったのは昼時なので、タリスではランチが出ます。飛行機と同様の内容ですが、あまり美味しくはないです。
これは配偶者のサーモンとサフランライスです。

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これはsaraiのペンネとチーズと野菜のサラダです。

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配偶者は、また車窓を楽しんでいます。

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どこまでも変わらぬ大平原が続きますが、配偶者は飽きずに眺めています。本当に車窓の景色を黙って眺めるのが大好きなようです。

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もうすぐ、ベルギーを抜けて、フランスに入りそうです。タリスが一目散にパリを目指して走り続けます。9日間と長かったベルギーの旅も終わりを告げます。



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麦秋の美しい景色・・・タリスの鉄道旅、パリへ到着

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/4回目

ブリュッセル南駅から高速列車タリスに乗って、一路、パリ北駅めざして、ひた走っているところです。

しばらくすると国境を越えて、フランスに入ります。やはり、フランスは豊かな大地ですね。

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配偶者はますます魅入られたように車窓の美しい景色に見入っています。

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眼前には広大な麦畑が広がています。そろそろ収穫なのでしょう。麦秋の美しい景色です。

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と、畑の中に風力発電ユニットが林立しています。ドイツではよく見かけた光景ですが、原子力発電の盛んなフランスでもやはり時代の趨勢なんですね。

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大規模な風力発電ユニットの横をタリスが走り抜けていきます。

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豊かな麦畑がどこまでも広がっています。農業大国フランスの象徴のような景色です。

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と、また、風力発電ユニットです。膨大な数の風力発電ユニットが設置されているようです。

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美しい景色に見とれているうちに、1時間半で、パリ北駅Paris Nordに到着です。すぐにホームに降り立ちます。

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これが今まで乗ってきたタリスのファーストクラスの車両です。乗務員もさっと降車ですね。

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タリスの先頭を撮影してきましょう。真っ赤な美しい車体ですね。

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パリ北駅の大鉄傘の下にタリスが向かい合って停車しています。右側のタリスがsaraiがブリュッセルから乗ってきたタリスです。

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もう夏休み真っ盛りですから、ホームは大きな荷物を持った人でごった返しています。

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人ごみをかき分け、かき分け、進んでいきます。

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パリ北駅の表示板の写真も撮っておきましょう。

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ホームの端までやってくると、こちらにもタリスの先頭車両があります。わざわざ、向こうの先頭の写真を撮る必要はなかったわけですが、まあいいでしょう。

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ホームを出て、駅の広い構内に出ると、ここも人、また人です。それにしても大鉄傘の下の巨大な空間です。

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ここからはメトロでホテルに向かいます。ところがメトロのチケット売り場も長い行列で、もたもたしています。

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ようやくメトロの10枚セットのチケットが買えました。これはその1枚のチケットの表と裏。

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その間の配偶者の観察で、メトロのホームへの改札口の2箇所が壊れていることが分かったので、それを避けて入場。結構、この改札の壊れた機械につかまって入れてない人がいるんですよ。なんとかして欲しいですね。
メトロを4号線、2号線と乗り継いでいきます。乗り換え駅のバルベス・ロシュシュアールBarbès - Rochechouartでホームからホームへと移動中、saraiの後ろから付いてくる配偶者を追い抜いていった若い女の子の二人連れが、すっとsaraiに近づきかばんに手を伸ばしたそうです。あっと思い、配偶者が「sarai、かばんに気をつけて!」と大きな声で叫ぶと、はにかんだように配偶者を見て、引き返していったそうです。危ないね・・・。
無事にバルベス・ロシュシュアール駅の2号線のホームでメトロを待ちます。

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パリの宿は、モンマルトルMontmartreのムーランルージュMoulin Rougeの大交差点の角にあるアパルトマンです。メトロ2号線の最寄り駅のブランシュBlancheに到着し、地上に出ようとすると・・・エスカレータはありません。エレベータもありません。案外、パリのメトロ駅は階段のみということが多いんです。そりゃ荷物を持って上がるしかありません。気合を入れていると、同年代くらいのご夫妻が寄ってきて、ご主人が配偶者の荷物を持って上がるのを手伝おうとのお申し出。ありがたいですね。でも甘えてはいけません。自分の荷物は自分で何とかしましょう。配偶者は頑張りますからとお断りして、持って上がります。地下から地上に出てきて、うっとsaraiが悩みます。ホテルのあるのがどの角なのか分かりません。ムーランルージュは見えているんですけどね。

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さあ、どうしましょう。



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パリのホテル、そして、いざ、オペラ座へ

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/5回目

今回の旅の終着地であるパリに到着し、今日から2泊するホテルのあるモンマルトルMontmartreのムーランルージュMoulin Rougeの大交差点にやってきたところです。ところがここからが大変。同じような建物が並び、どの建物がホテルなのか、さっぱり、分かりません。でも、これはいつものことです。このところ、安宿に泊まることがほとんどなので、大ホテルのように建物がまるごとホテルじゃないので、建物を見ただけではホテルの判別がつかないんです。
仕方なく、交差点の周りをグルリと一周して、ようやくかわいい真っ赤なドアを見つけました。レジデンス ブランシュRésidence Blancheというプチホテルです。

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このパターンは、たいていはこれからが大変なのです。堅く閉じたドアのインターホンを押しますが、無反応。誰か出てくれないと困ります。おーいと心の中で叫びながらインターホンを押し続けますが、駄目です。と、横から少年がやってきて、ドアの暗証番号を押して、ドアを開けてくれます。あんたは誰? ドアの中に入ると、なんとも、小狭い空間に、狭い階段が伸びています。やられた、エレベータがない。とりあえず、saraiだけが2階のレセプションに上がります。配偶者が下で待っていると、先ほどの少年と一緒に大勢の家族が中に入ってきます。少年は宿泊者だったようです。でも、この少年に感謝です。お陰で中に入れたんですからね。この家族は大きなかばんをいくつも持ってホテルから出て行きます。
2階のレセプションはこんな感じのちょっとお洒落な雰囲気です。

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saraiがレセプションに行くと、10分ほど待ってねというメッセージが貼ってあります。スタッフがレセプションを離席していたので、ドアのインターホンに応答しなかったようです。下で待っていた配偶者と荷物を2階に持って上がって、しばらくすると、スタッフのおじさんが戻ってきて、無事に、チェックインできます。ホテルのパンフレットが置いてあるので、ゲットします。夜はこんな雰囲気のようです。

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レセプションのある2階からは小さな小さなエレーベータがあり、4階の部屋には階段を上らずに楽々と直行です。狭いながらも、小奇麗な部屋です。ベッドも快適そうです。

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小さなバルコニーもあります。後でそこからの眺めを楽しみましょう。

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壁にはお馴染みのポスターの複製が飾られています。いかにもモンマルトルのホテルらしい装飾です。

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部屋には小さなキッチンも付いています。

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もちろん、鍋や食器も完備。

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部屋にはエアコンはありませんが、天井に巨大な扇風機が付いています。これがとても強力なんです。とは言え、あんまり暑くはないし、快適に過ごせそうです。

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バスタブがないのが残念です。もうすぐ、帰国ですから、シャワーのみで我慢しましょう。1泊13,000円ほどの部屋代ですから、贅沢言えませんしね。

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さて、バルコニーに出てみましょう。

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先ほどの交差点が見下ろせます。メトロの出入り口(メトロ2号線のブランシュ駅Blanche)も見えます。ムーランルージュは見えていませんが、大通りの右手のお隣にあります。

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これは大通り(クリシー通りBoulevard de Clichy)の交差点(ブランシュ広場Place Blanche)から伸びているルピック通りRue Lepicです。部屋はこの通りに面しています。

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さあ、このホテルの部屋で2泊3日のパリの暮らしを楽しみましょう。

しかし、パリの凄まじい混沌とした雰囲気に疲れました。一服しましょう。saraiと配偶者はぐっすりお昼寝して夜のオペラに備えます。疲れがとれて、頭がすっきりしたところで、久々に正装してオペラに出かけます。メトロの2号線と3号線を乗り継いでパリ・オペラ座Opéra(ガルニエ宮Palais Garnier)へ。4年ぶりのオペラ座です。オペラ座の前はオペラには関係ない大勢の観光客で賑わっています。パリの名所ですからね。

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思わず、オペラ座の建物を見上げます。壮麗でありながら、実にお洒落です。陽光を浴びて、輝いています。

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早速、中に入ります。エントランスロビーの先には美しい階段が待っています。

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天上を見上げれると、美しいフレスコ画が描かれています。

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チケットをカバンから取り出します。今日はバロックオペラ《アルチェステ》を見ます。チケットはネットで購入しました。舞台前から2列目中央という素晴らしい席がゲットできました。

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チケットを提示して、ホール内部に入ります。まずは天井画と久しぶりの対面です。 シャガール作の「夢の花束」です。何度見ても美しいですね。

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今日は演出上、幕は開いていて、舞台のセットが見えています。

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そろそろ、開演です。オペラはこの開演前のワクワク感がたまりません。そもそも、このオペラが見たくて、旅の最後にこのパリに立ち寄ったんです。



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美しきパリ・オペラ座

2015年7月7日火曜日@ブリュッセル~パリ/6回目

やはりパリのオペラ座は素晴らしいです。建物も立派ですが、素晴らしいオペラです。今日のお隣は、我々よりちょっと若めの日本人ご夫妻。バロック・オペラ好きで、毎年この時期に出かけてくるそうです。楽しくおしゃべりします。
幕間には久々にオペラ座を見学します。まずはドリンクを持って、2階のバルコニーに出ます。そこからはオペラ座前広場Place de l'Opéraが見渡せます。広場の先にはオペラ通りAvenue de l'Opéraが続いています。見渡す限り、美しいバロック建築の建物が建ち並んでいます。

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広場の右側に見えている建物は4つ星ホテルのル・グランLe Grandが入っている建物ですね。

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バルコニーのテラスでコカ・コーラを飲みながら、眺めを楽しんでいます。

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今いるバルコニーはこんな感じのところです。

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ここから上を見上げるとこんな感じ。豪華な建物です。

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向かいに見えるル・グランが入っている建物の最上階の部屋のバルコニーで若い女性がまわりの風景をスマホで撮影中です。この部屋はル・グランの宿泊室なのかな。

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この若い女性の部屋の真下を見ると、ホテル ル・グランの名前のある入口があります。

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この建物には有名カフェのカフェ・ド・ラ・ペCafé de la Paixがあります。このカフェでかって食べたスィーツの美味しさを思い出します。オペラが終わった後で寄ってみようかな。

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再び、広場に目をやります。ずいぶん、日が傾いてきて、広場に面する建物が夕日を浴びて輝いています。もう、夜の9時過ぎですからね。

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バルコニーでの見物にも飽きて、今度はオペラ座の建物の中を見てまわります。大回廊はこんなにもゴージャスです。その豪華さに呆れかえります。ずらっと並ぶシャンデリアが凄いです。天井画も金色に彩色された柱も凄いです!

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あまりの豪華さに酔いしれながら、大回廊を歩きます。

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こちらの回廊も素晴らしいですね。

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エントランスロビーの大空間です。名建築家シャルル・ガルニエの美しいデザインです。

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本当にこの空間の美しさには驚かされます。天井のフレスコ画まで、どこにも手抜きは一切ありません。

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とりわけ美しいのは階段です。大階段の先は左右に階段が分かれています。階段の緩やかな曲線がとても美しいですね。直線は悪だと言ったのはガウディでしたっけ?

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天井を再び見上げます。あかり取りのガラス天井の幾何学模様までデザインされています。フレスコ画はもちろん、周りに配置されているシャンデリアまでパーフェクトです。うーん、素晴らしいね。

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再び、回廊を巡ります。この回廊は比較的、簡素ですが、シャンデリアが美しいです。

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オペラ座の内部見学を終えたところで30分の休憩時間が終わり、オペラの3幕目が始まります。今日のオペラはグルックの《アルチェステ》。オーストリアの作曲家グルックのフランス語版のバロックオペラです。マルク・ミンコフスキ指揮のグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊の見事なオーケストラ演奏、タイトルロールのソプラノ、ヴェロニク・ゲンスの美しい歌唱で大変、満足しました。このオペラの詳細な感想はここに書きました。

終幕後、上機嫌でオペラ座を出て、カフェ・ド・ラ・ペに向かいます。さきほどオペラ座のバルコニーから見下ろしていたオペラ座前の超高級カフェです。オペラ座が見えるテラス席に着きます。

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夜の10時半過ぎですが、店内は結構、混んでいます。

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食事もできますが、もう、夜も遅いので、贅沢にケーキと紅茶をいただきます。ちなみに、普通の夕食よりもこのケーキと紅茶の料金のほうが高いですっ。ケーキはこのカフェではオペラ(チョコレートケーキ)が有名ですが、sarai一押しの特製ミルフィーユをいただきます。まあ、それは美味しいこと、この上なしです。

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涼しい夜風に吹かれてモンマルトルのアパルトマン風のホテルに戻ります。今度はちゃんとドアは開きます。ちゃんと暗証番号を知っていますからね。ムーランルージュの隣という立地から、夜遅くまで騒がしいです。その人声を聞きながらブログを書きます。オペラの感動はその日のうちに書いておかなくてはね。
明日はモンマルトル散策し、夜はまたオペラ座通い。今度はバレエを見ます。楽しみは尽きません。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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