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京都でお花見・・・明日は醍醐の桜

明日から、2泊の予定で京都にお花見の旅に出ます。生憎、お天気は悪そうですが、こればっかりはどうしようもありません。
毎日、桜の開花情報をチェックしていましたが、今年の桜の開花は遅めのようです。しかし、遂に今日、醍醐寺の桜が満開という情報が出ました。日曜日は太閤秀吉が催した「醍醐の花見」を再現する豊太閤花見行列があるので、超混雑になりそうなので、明日の土曜日に行ってみましょう。京都のお花見は一昨年に続くものです。今回でほぼ、見どころは見尽くせるかな。



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テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

 

京都のお花見2017:感動の《醍醐の花見》、その前に南禅寺と岡崎疎水

昨日から京都でお花見中です。昨日は生憎と終日雨でしたが、今日はお天気も回復し、楽しみにしていた《醍醐の花見》に出かけました。開花情報で満開とは知っていましたが、これほどの見事な桜を見られるとは、絶句しました。ともかく、これほどのしだれ桜が乱れ咲いているのは壮観です。その上、染井吉野の並木が花のトンネルをつくっているのですから、桜の花に酔ってしまいました。まずはちょっとだけ、満開のしだれ桜をご覧ください。こういうのがともかくいっぱい並んでいるんです。

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ともあれ、話の順序が逆転してしまいました。昨日は小雨が断続して降っていたので、手近な南禅寺の花見を開始。南禅寺前に着くと、まず、インクラインの廃線跡に桜が満開で多くの人たちが歩いています。

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インクラインの終点である南禅寺船溜まりには噴水が上がり、満開の桜も綺麗です。

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雨にも負けず、多くの人たちが傘をさして、南禅寺に向かいます。

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南禅寺の三門は満開の桜が飾りたてています。

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折角の機会ですから、三門の楼上に上ってみます。楼上からは境内の満開の桜が望めます。これは入口の方面です。

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これは境内奥、法堂の方面です。

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三門を降りて、また、三門を見上げます。満開の桜が似合います。

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今度は法堂に向かいます。ここも満開の桜。

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法堂の裏手に周り込むと、ここにも満開のさくら。

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その向かいの建物も桜・桜・桜です。

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また、三門に戻ってきます。先ほどとは反対側ですが、ここの桜も満開です。

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南禅寺を後にして、今度はインクライン沿いに岡崎疎水に向かいます。もちろん、インクラインの土手の上は桜が満開。

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南禅寺船溜まりに出ると、何と十石舟が運航しています。十石舟で岡崎疎水の桜巡りができるそうです。満員盛況ですが、18時出発の舟には乗れそうです。予約して、後で戻ってきましょう。

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岡崎疎水の満開の桜の中を十石舟がのどかに走ります。

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岡崎疎水の桜を楽しみながら、ぶらぶらと散策します。

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疎水縁の桜も見事です。

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疎水の桜越しに平安神宮の朱の鳥居が見えます。

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赤い橋の欄干越しに疎水の桜を見たところで疎水の桜見物は終了。

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残りは後で十石舟から観覧しましょう。
次は御苑の桜を見に行きます。



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テーマ : 京都
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京都のお花見2017:京都御苑と御所見学、岡崎疎水の十石舟

2日目(4月9日(日))の《醍醐の花見》に先駆けて、前日(4月8日(土))のお花見の話の続きです。南禅寺、岡崎疎水の満開の桜を楽しみ、次は京都御苑に向かうことします。ただ、京都御苑はあまりに広過ぎるので、どのあたりで桜が咲いているのか、saraiにはよく分かりません。こういうときに頼りになるのは、やはり、地元のタクシーの運転手さんですね。平安神宮近くで客待ちしているタクシーの運転手さんに訊いてみると、即座に桜の咲いているところに連れていってくれることになります。今出川通りに面した今出川御門は同志社大学の向かいにあります。そこでタクシーを降りて、御苑に入ります。入って、すぐ右側にある近衞邸跡に行くと、見事なしだれ桜が出迎えくれます。雨にも関わらず、多くの人達が見物しています。

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隣に咲く紅枝垂桜も綺麗です。

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庭園奥には、さらに多くのしだれ桜があります。これも素晴らしいですね。

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これは紅白の桜の花が入り交じり、美しい姿を見せています。

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このしだれ桜も美しいですね。いやはや、どれも満開で美しいこと、この上もありません。雨と泥土という最悪のコンディションにも関わらず、夢中で見続けます。

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この紅枝垂桜も素晴らしいです。きりがありません。

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しだれ桜を間近に見ます。一輪、一輪もとても綺麗です。

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もう、十分見ました。このあたりで切り上げましょう。昔、saraiも御苑にはよく足を運んでいましたが、こんな素晴らしい桜があるとは知りませんでした。
ところで先ほどタクシーの運転手さんが気になることを言っていました。桜には関係ありませんが、3時過ぎまでは御所の公開に間に合うとか言っていました。予約とかはしていませんが、ともかく様子を見てみましょう。御所の塀沿いに歩きます。

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ところどころに桜があります。これは花絨毯が見事です。

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やがて、御所の清所門(せいしょもん)に着くと、出入りする人が見えます。係りの人に訊くと、どうぞ、お入りくださいとのことです。ただ、手荷物検査だけは受けて下さいねっていうことです。思わぬことにびっくり。今日は特別な日かとも思いましたが、実は昨年の7月から、一般公開されたそうです。もちろん、無料です。中に入ると、豪華な建物が並んでいます。これは中から見た宜秋門(ぎしゅうもん)です。

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これは諸大夫の間(しょたいふのま)です。ガラス張りになっていて、外から内部の豪華な設えを見ることができます。

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やがて、紫宸殿を囲む朱の柱と白壁の塀が見えてきます。月華門の向こうに紫宸殿の屋根が見えています。

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正面の承明門(しょうめいもん)に周ると、そこから、桜の花が咲く紫宸殿が見えます。この紫宸殿を見たかったんです。

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右手のほうから、南庭に入ることができます。これが紫宸殿の全容です。左近の桜、右近の橘が印象的です。これは桜の時期に見るのがぴったりです。屋根の微妙なスロープの美的感覚が見事です。ここで配偶者からの解説が入ります。屋根は檜皮葺(ひわだぶき)なんだそうです。檜(ひのき)の樹皮を葺いている造りなんですね。配偶者の博学ぶりに驚きますが、学生時代に学んだそうです。へー!!

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清涼殿も同様に檜皮葺の豪華な木造建築です。豪華な建築に驚きながらも意外に簡素な庭に違和感を覚えます。すると、ちゃんと立派な庭園もあります。御池庭です。すっきりと正統的で文句の付けようのない庭園です。

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御所は桜とはあまり関係はありませんでしたが、左近の桜が見られたのが収穫ですね。

恒例の錦市場訪問で、鱧や湯葉などの食材を仕入れて、いったん、ホテルに戻ります。
そして、ちょっと休息した後、十石舟での桜巡りに出かけます。これが乗船券です。正確には、岡崎さくら回廊十石舟めぐりって言うんですね。

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乗船場に行くと、救命具を着用して乗船です。南禅寺船溜まりを出発して、桜が満開の岡崎疎水を進みます。

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夷川ダム(えびすがわだむ)で折り返します。ここには、我が国最初の事業用水力発電所である蹴上発電所に続いて建造された夷川発電所があります。

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十石舟に迫ってくるような満開の桜です。

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暗くなるにつれて、ライトアップされた桜が輝き始めます。

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宵闇にライトアップされた満開の桜が浮かび上がります。

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疎水沿いにライトアップされた桜がどこまでも続いています。

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平安神宮の鳥居前で後続の十石舟とすれ違います。みなさん、幸せそうな顔です。

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ますます、輝きを増す疎水の桜です。

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結局、今日はずっと小雨にたたられました。この後、本当は夜桜見物に出かけるつもりでしたが、強くなってきた雨のために断念。明日の夜は是非、夜桜を見ましょう。それでも満開の桜を見られて、満足の1日ではありました。

明日は《醍醐の花見》です。それが凄かったんです。



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テーマ : 京都
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京都のお花見2017:《醍醐の花見》

2日目(4月9日(日))は朝、早起きして、《醍醐の花見》に出かけます。青空とまではいきませんが、昨日のような雨とは無縁です。満開の桜の白川を楽しみながら、三条京阪から東西線の地下鉄に乗ります。醍醐までは結構、遠いですが、ゆったりと座れます。醍醐の駅からは15分ほど歩くつもりでしたが、駅前には醍醐寺へのシャトルバスが待っています。ここは楽してバスで行きましょう。乗り込むとすぐにバスは発車。バスは渋滞しない道をすいすいと走り、あっという間に終点。あれっ、醍醐寺前じゃありませんね。ちょっと歩いて、すぐに醍醐寺に到着。醍醐寺前の道路は車でいっぱいです。だから、空いたところにバスが停まったんですね。醍醐寺の総門の前の桜は満開。門の奥も桜の花で真っ白です。満開の桜に気を取られながらも、まずは拝観チケットを購入します。三宝院前のチケット売り場は予想に反して、列が短くて、すぐにチケットが買えます。一人1500円のチケットで霊宝館、三宝院や伽藍のすべてを拝観できます。今日は豊太閤花見行列があり、なおかつ、桜が満開なので、大変な人出を覚悟していましたが、意外な展開です。もちろん、境内は多くの人で賑わっています。
早速、三宝院に入りましょう。すぐに大玄関前の左手にある桜の群れ(3本)が目に入ります。これは「太閤しだれ桜」と呼ばれる有名な桜ですが、まさに満開です。なかでも大紅しだれ桜が見事です。

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この大紅しだれ桜は奥村土牛が描いた日本画《醍醐》のモデルになったものです。通称《土牛の桜》と言われているそうです。満開の桜の花の見事さだけでなく、2つに分かれた真っ黒な太い幹、地面の花絨毯も素晴らしいです。名木の名に恥じない樹齢160年の桜です。

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桜に魅了されますが、三宝院の大玄関から中に入って、表書院から庭園を鑑賞しましょう。表書院は寝殿造りの桃山時代の建造物で国宝でもあります。三宝院庭園は1598年、秀吉が「醍醐の花見」を催した際に秀吉が自ら設計し、庭奉行竹田梅松軒に命じ造らせたとされています。表書院自体は残念ながら、写真撮影禁止ですが、庭園だけは写真撮影が許可されています。以前は庭園も撮影禁止だったそうです。庭園内の紅しだれ桜が目を惹きます。庭園の外の桜も見えて、綺麗です。

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三宝院庭園は見事な池泉回遊式庭園です。特に池を渡る橋の上が苔むしているのには驚かされます。誰が歩くこともないのでしょうね。もっとも配偶者の意見では橋の真ん中が少し苔が薄いのでたまに人が歩くんじゃないのっていうことです。いずれにせよ、絵に描いたような美しさです。

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書院の裏手には中庭があります。小さな庭ですが、地面の苔だけでなく、樹木の幹も苔むして、緑色です。全体が緑色に覆われた庭になっています。

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大玄関を出ると、また、大紅しだれ桜に目を奪われます。凄いですね。

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小さなしだれ桜も美しい枝ぶりです。

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三宝院を出て、霊宝館に向かいます。満開のソメイヨシノの桜のトンネルが続いています。こんなに咲いてもいいのって感じです。

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霊宝館に入り、周遊路を左手に進むと、しだれ桜が乱れ咲きしています。あまりの凄さに絶句します。

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いやはや、満開の桜の向こうもまた、満開の桜。桜の白とピンクが重層的に重なっていて、目がおかしくなりそうです。

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周遊路中に満開の桜がびっしりと並んでいます。ぐるっと周って表に戻ってくると、霊宝館 平成館の庭に《醍醐深雪桜》と呼ばれる樹齢180年のしだれ桜が存在感を露わにしています。ここまでくると美術品のようなものですね。

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その向かいに立つしだれ桜はまだまだ若いのでしょうが、これも凄いです。《醍醐深雪桜》はヨコに広がっていますが、これはタテに伸びています。

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このあたりで、あまりの桜の凄さに足が止まります。ちょうど桜を眺めながら、お茶することができるカフェがあります。幸い、桜の前のテラス席が空いています。目の前には、素晴らしいしだれ桜が並びます。

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極上の桜に乾杯!

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塀の外に見えているソメイヨシノも負けてはいません。極上のソメイヨシノにも乾杯!

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ゆったりと花見コーヒーした後、今度は霊宝館の中に入って、特大のピクチャーウィンドウ越しに《醍醐深雪桜》の美を鑑賞します。

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霊宝館の庭には満開の桜に隠れてしまいがちではありますが、こんな見事な松もあります。桜が散ったら、一挙に存在感を増すのでしょう。

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後ろ髪を引かれつつ、霊宝館を後にして、五重塔のほうに向かいます。桜の馬場と呼ばれる桜並木を歩いていくと、仁王門(西大門)の前に出ます。桜の園という雰囲気に浸ります。

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仁王門をくぐると、伽藍への道が続きます。なお、ここへは伽藍のチケットがないと入れません。伽藍への道の途中で仁王門を振り返ります。はっと息を呑みます。仁王門が額縁のようになって、満開の桜の絵姿が見えます。

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伽藍の手前にも、大きなしだれ桜が咲き誇っています。

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やがて、京都で一番古い木造建築の五重塔が見えます。もちろん、国宝です。

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豊太閤花見行列を多くの人達が待っている金堂の前を素通りして、さらに奥に進みます。弁天堂の周りの桜が池面に映り込んで、美しい風景を作っています。

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弁天堂の石段の上からの池の風景です。

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豊太閤花見行列まではまだ1時間ほどありそうなので、それはパスします。また、霊宝館横の桜の馬場に戻ってきました。桜の馬場の桜と霊宝館の中のしだれ桜が競演して、美しい風景を作っています。

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もう、これ以上はない桜を見ました。人生でこれほどの桜を見たことは思い出せません。すっかり、桜に酔ってしまいました。
総門前はチケットを求める人たちが大行列を作っています。最後尾の人は30分以上は待たされるのではないでしょうか。

この後は随心院、勧修寺と桜の名所を巡ります。



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京都のお花見2017:随心院~勧修寺~祇園・白川・巽橋

京都のお花見の2日目(4月9日(日))は《醍醐の花見》で人生最高のお花見になりました。感動を胸に醍醐寺を後にして、さらなる桜巡りを続けます。
醍醐寺から20分ほど歩いて、随心院に到着。

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平安の女流歌人で美人で名高い小野小町が晩年を過ごした寺です。境内に入ると、左側には八重紅桜で有名な梅園が広がります。その梅園に相対して、右側には満開の桜が咲き誇っています。

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見事なソメイヨシノです。

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本堂前には、小野小町の歌碑に有名な和歌が刻まれています。遠景の桜が綺麗です。

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満開の桜で彩られた随心院を後にします。

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次は勧修寺(かじゅうじ)に向かいます。途中、山科川で満開の桜と黄色い菜の花に出会います。京都中が桜だらけですね。

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随心院から10分ほど歩いて勧修寺に到着。このお寺は格式の高い門跡寺院です。お寺の前の参道には四本線の筋塀が続いています。築地塀の美しい白壁に美しい桜が映えています。

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白壁の塀に似合うのは紅しだれ桜ですね。

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美しい参道の先に山門があります。満開の桜が見事です。

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お寺の本堂の奥に出ると、素晴らしい庭園が広がります。ハクビャクシンの向こうには桜の花が見えています。

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勧修寺氷池園という池泉庭園の中央には、楼閣風の観音堂(昭和初期の建立)が満開の桜に囲まれています。

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庭園の氷室(ひむろ)の池には桜の花びらが浮かんでいます。

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池の端から観音堂を眺めます。観音堂の屋根の上に見えるのは鳳凰でしょうか。

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桜を愛でながら、観音堂の周りを巡ります。

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庭園の端から、氷室の池のほうを眺めると、樹木の中に葉をつけない剥き出しの木が異様な姿で屹立しています。

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その剥き出しの木をよく見ると、正体不明の鳥がとまっています。世の中の満開の桜を嘲笑うかのような不吉な姿です。

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ぞっとしながら、ここから退散することにします。大きなハクビャクシンと満開の桜はとっても美しいんですけどね。

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そろそろ、お昼ごはんにしましょう。このあたりは京都の外れなので、小野の駅から地下鉄東西線で街に出ましょう。三条京阪から祇園・白川に歩いていくと、ここも桜が満開です。

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大和橋から、白川に沿って歩きます。白川沿いには茶屋が並びます。満開の桜も見事です。

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巽橋に出て、橋の上から白川沿いに咲き誇る桜を眺めます。

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この巽橋の袂にあるお茶屋さんで桜を眺めながら、花見弁当をいただくことにします。

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豪華なお花見になりそうです。



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テーマ : 京都
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京都のお花見2017:祇園・白川・巽橋で花見弁当、そして、夜桜見物

京都のお花見の2日目(4月9日(日))、《醍醐の花見》の後、祇園・白川・巽橋のお茶屋さんで花見弁当をいただきます。通されたお座敷は白川に面しています。咲き誇る桜が目の前に見えます。お庭には紅しだれ桜も植えられています。

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窓べりに身を乗り出すと、すぐそこが巽橋です。大勢の花見客が桜見物をしています。

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テーブルに花見弁当が並べられます。

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ふたを開けると、見た目にも綺麗なお弁当です。おかずは一通りの懐石コースになっています。ごはんは筍ご飯と豆ごはんが仕切られています。食べてみると、見た目以上のボリュームで味は申し分ありません。

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桜の花を愛でながら、ゆっくりといただきます。お椀も出てきます。中身は桜餅という凝ったものです。桜の花びらも入っています。

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デザートはわらび餅。これが絶品でした。

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豪華な花見弁当をいただいて、お茶屋さんを出ます。巽橋から、そのお茶屋さんを眺めます。巽橋に一番近い竹垣の部屋が今までお花見をしていたところです。

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さて、白川沿いにお花見しながらの散策をしましょう。おやっ、塀の上に何か、います。あまり動かないので置物かとも思いましたが、れっきとした生き物です。これはアオサギのようですね。最近、鴨川に多く見られるようです。昔は鴨川も汚くて、鳥もいませんでしたが、住民のみなさんの努力のお陰ですっかり鴨川もきれいになって、多くの鳥が住み着いているようです。たくさんの花見客を平然として見下ろして、高みの見物を決め込んでいます。

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白川べりは満開の桜です。

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白川に沿って、岡崎疎水のほうに散策します。疎水近くには、素晴らしい桜があります。桜の木の下では、新婚カップルがフォトツアーをしています。おめでとう!!

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ここでいったん、ホテルで休憩。昨日から歩き過ぎでへとへとです。それでも宵闇がかかる頃になって、今度は夜桜見物に出かけます。昨夜は雨で夜桜を断念しましたからね。
夜桜と言えば、円山公園でしょう。バスで知恩院前まで行き、そこから円山公園に入園。すぐにライトアップされた祇園しだれ桜が見えます。

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周囲を取り囲む大勢の見物客をかきわけて、間近に夜桜を眺めます。見事な咲きっぷりです。

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周囲を巡りながら、桜を楽しみます。凄い迫力ですね。

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公園はお祭り騒ぎで屋台がずらっと並んでいます。多くの外国人観光客が目立ちます。

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桜の木の下では、明るい電灯がともって、お花見の宴がたけなわです。

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こちらの暗いところでも、お花見客が賑わっています。ここは無料エリアなのでしょう。

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八坂神社の横を通って、祇園に抜けていきます。八坂神社の楼門も明るくライトアップしています。

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お昼にも来た祇園・白川にやってくると、お茶屋さんで夜桜の花見が盛り上がっています。

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白川沿いの夜桜はお茶屋さんからのライトで照らされています。

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祇園の夜桜はなかなか風情がありますね。

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岡崎疎水に戻ってくると、ここも満開の桜がライトアップされています。

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疎水の水面に映り込む桜の花が綺麗です。

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これで今日の長い長い桜見物は終了。明日はどこに行きましょうか。京都中の桜が満開のようです。



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京都のお花見2017:宗忠神社~真如堂

京都のお花見の3日目(4月10日(月))です。昨日の《醍醐の花見》をした後に、一体、どこにお花見をするところがあるでしょう。何を見ても満足できそうにありません。それでも、折角ですから、今日は軽く、哲学の道、真如堂、金戒光明寺といった今、桜が満開のところに行ってみましょう。
まずは吉田山の一角にある宗忠神社に行ってみます。バス停の岡崎道から、金戒光明寺を右手に見ながら、狭い道を歩きます。

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やがて、宗忠神社の参道の石段下に出ます。鳥居の奥には満開の桜が見えます。

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石段の正面に出ると、石段の両脇に咲き誇る満開の桜が見事です。

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石段を上りながら、桜を楽しみます。

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石段を上ったところには本殿がひっそりと佇みます。この宗忠神社は初めて訪れましたが、ここは黒住教の神社で、教祖である黒住宗忠を祀る神社なんですね。

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本殿に向かって右手のほうに行くと、吉田神社に続く参道があるようです。ちょっと行ってみましょう。鳥居の続く参道では桜が満開です。

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満開の桜の下まで行きます。この先、吉田神社への参道が続きますが、今日は吉田神社には行かないので、このあたりで引き返します。

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木立の切れたところから丘の下が見通せます。向こうに見えるのは真如堂のようです。この後、そこに行ってみましょう。

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宗忠神社の境内に戻ると、紅しだれ桜が綺麗に咲いています。

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おやっ、面白いものがあります。手水の水が近づくと自動的に流れ出します。今や、神社といえども現代的な仕掛けがあります。

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さて、宗忠神社はこれくらいにして、石段を下りることにします。桜の美しい石段です。

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石段の両側の桜はまさに満開そのものです。

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石段を下りて、鳥居の脇を見ると、逆立ちした狛犬が桜の花を愛でています。

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少し歩くと真如堂です。ここも門前の桜が満開です。

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境内に入ります。あまり桜の木がありませんね。そのせいか、訪れている人もあまりいません。

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本堂です。本堂の周りは満開の桜が綺麗です。門を抜けたところからはあまり桜が見えませんでしたが、本堂の周りには綺麗な桜が並んでいます。

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三重塔には桜が似合います。

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鐘つき堂です。

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本堂の横です。いたるところ、桜が満開です。

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ここから裏を抜けて、金戒光明寺に向かいます。

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金戒光明寺も桜が満開という情報です。楽しみですね。



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京都のお花見2017:金戒光明寺~哲学の道、そして、旅はフィナーレ

京都のお花見の3日目(4月10日(月))です。宗忠神社~真如堂と満開の桜を巡り、真如堂から裏道を金戒光明寺に向かいます。金戒光明寺の境内の裏山の墓地に入ると、左手に会津藩士の眠る墓所があります。この黒谷の地は幕末に京都所司代が置かれたことから、幕府側に立った会津藩士の墓所がひっそりとこの地にあります。この墓所も満開の桜で美しい時期を迎えています。

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この会津藩士の墓所を抜けて、墓地の中を歩いていくと、突然、三重塔を仰ぐ石段の途中に出ます。

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この石段を下りていくと、周りは満開の桜が咲き誇っています。

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石段の下から上を見上げると、桜のトンネルの先に三重塔が見えています。美しい風景です。

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さらに先に進み、蓮池にかかる極楽橋を渡って、振り返ると、橋、桜、三重塔の見事なパノラマが眺められます。

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ここから歩を進めると、山門の前に出ます。山門の周りは満開の桜が立ち並んでいます。

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山門からは幅広い石段の上にある本堂が望めますが、満開の桜の陰になっていますね。

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もう本堂には上らずに山門を抜けていきます。

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山門を抜けて、さらに石段を下ります。正面から山門を見上げます。桜に飾られた美しい風景です。

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また、バス停の岡崎道に戻って、バスで哲学の道に向かいます。銀閣寺道でバスを下りると、そこには満開の桜に包まれた哲学の道があります。

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哲学の道は疎水分流に沿って続いています。疎水の水は散った桜の花びらがびっしりと水面を覆って、花筏の体を成しています。

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空を見上げても、空がほとんど見えないほど、桜の花びらが頭上を覆い尽しています。

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哲学の道は学生時代に近くに住んでいたのでよく来ましたが、こんなに桜が綺麗だった記憶はありません。疎水と桜の美しさは格別です。

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疎水べりの道をゆっくりと散策します。疎水の水面には桜が映り込んでいます。

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こんなに気持ちのよい散策はありません。

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銀閣寺の参道から外れると、哲学の道も歩く人がちょっと少なくなります。気のせいか、桜の木も少なくなったようです。

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それでもこんなに桜並木が続いています。折角ですから、どこまでも歩いていってみましょう。

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いやはや、何という美しさでしょう。参りますね。

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白さぎは疎水の中で桜には無関心のようです。美意識は人間だけに与えられた特権なのでしょうか。

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哲学の道の終点まで歩いてしまいました。熊野若王子神社も桜が満開です。

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ここで一休み。茶店が出ています。好物のおはぎをいただきながら、一服します。周りはもちろん、満開の桜。これ以上、何も望むものなしの感です。

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これにて今年の花見は終わりにしましょう。まだ、予定の新幹線までにはたっぷり時間がありますが、残念ながら、体力が尽きました。それにこれ以上の桜はもう結構という心境でもあります。醍醐の桜と哲学の道の桜で満足を通り越した気持ちになっています。配偶者と「もう、桜はこれで見納めでもいいかな」と語り合います。

京都駅に直行し、早い時間の新幹線にチケットを変更し、京都の最後のシメは京都駅ビルの京都ラーメン。saraiはラーメン好きですからね。老舗ラーメン店の《ますたに》です。背脂醤油系の元祖とも言える中華そば屋さんだそうです。名前は知っていましたが、食するのは初めてです。

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九条ねぎ、チャーシュー、すべてが美味しいラーメンです。これが京都のお花見のシメ。
新幹線でぐっすりと休み、夕闇の中、横浜に到着。充実した3日間でした。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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