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ブレゲンツ散策:旧市街、初見参

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/1回目

旅の8日目、ブレゲンツBregenzの2日目です。

昨夜はブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの野外オペラを楽しみ、夜更かししたので、今朝はゆっくりの起床です。8時頃に置きだした配偶者は、空が雲に覆われていてガッカリしたそうですが、saraiが起きた9時頃には素晴らしい青空。今日も楽しく過ごせそうです。
ところで、部屋のロッカーを開けると、びっくりです。何と野外オペラ用の座席クッションが置いてあるではないですか。折角のホテル備品を見落としていました。残念です。昨日、気が付いていれば、持っていったのに・・・。昨夜はオペラを見ているうちにお尻が痛くなりました!

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お部屋のバルコニーで、強烈な陽を浴びながら、コーヒーをのんびり頂きます。

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バルコニーのすぐ下は昨夜の音楽祭会場ですが、静かなものです。

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町の向こうには山が見えます。あれがプフェンダー山Pfänderでしょうか。後で登ってみましょう。

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部屋はホテルの2階です。音楽祭会場に向かって、バルコニーがずらっと並んでいます。

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青空を眺めながら、バルコニーでゆったりとコーヒーを飲んでいると、静かに時間が過ぎ去っていきます。(コーヒーのお供は日本から持参したピーセン(笑い))

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そろそろ11時です。出かけましょう。ホテルのエントランスロビーに下りると、もう、レストランはお客さんもいなくて、テーブルを片付けています。それはそうでしょう。

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チェックアウトをし、ホテルのレセプションにカバンを預けます。

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このホテルも、もちろん絵葉書に切手を貼り、投函してくれるとのこと。今回の旅は、基準を大きく超えたリッチなホテルが多いようです。いいのでしょうか・・・って、配偶者がぼそりと呟きます。

ホテルを出ると、緑に囲まれた公園があります。さすがにこの時間は閑散としています。

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跨線橋を通って、ブレゲンツ中央駅Bregenz Hauptbahnhofを超え、市街地側の出口に出ます。階上通路から駅前広場を見下ろします。ここも静かですね。

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駅前広場に下りて、ブレゲンツ中央駅を眺めます。階上通路の奥に駅舎が見えています。

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旧市街のほうに歩いていきます。レーマー通りRömerstraßeに出ると、フォアアールベルク州の州政府の庁舎Amt der Vorarlberger Landesregierungがあります。ブレゲンツはフォアアールベルク州の州都なんですね。立派な建物と噴水が印象的です。

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レーマー通りからモントフロント通りMontfortstraßeを進みます。色んなレストラン、ショップがあります。ホテルも多く立ち並んでいます。昨夜オペラを楽しんだ人達も、この辺りのホテルにお泊りだったのでしょう。

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バーンホフ通りBahnhofstraßeに入ります。とっても広い歩行者専用の通りです。このあたりは雰囲気が一変します。まずは建物が新しいですね。

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またまた、綺麗な歩行者専用通りと交差します。カイザー通りKaiserstraßeです。この通りには後で寄ってみましょう。実は今、ツーリストインフォメーションを探して歩いているんです。この町の情報がほとんどないので、せめて、シティマップでも手に入れようと思っています。

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ラートハウス通りRathausstraßeに出ると、大きな広場があります。コルンマルクト広場Kornmarktplazです。

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このすぐ近くにブレゲンツのツーリストインフォメーションBregenz Tourismus & Stadtmarketing GmbHがありました。

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早速、中に入って、シティマップをゲットして、町の情報も教えてもらいます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後はシティマップを片手にプフェンダー山に登るロープウェイ乗り場を目指します。



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ブレゲンツ散策:プフェンダー山のロープウェイ

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/2回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。ブレゲンツのツーリストインフォメーションBregenz Tourismus & Stadtmarketing GmbHでシティマップを手に入れて、それを片手に歩きだします。目的地はプフェンダー山Pfänderへ登るロープウェイ、プフェンダーバーンPfänderbahnの乗り場です。まずはコルンマルクト広場Kornmarktplazから続くコルンマルクト通りKornmarktstraßeを歩きます。広い歩行者専用通りの両側にはお店が立ち並び、お店の前にはテラス席が設けられ、多くの人がゆったり食事や飲み物を楽しんでいます。リゾート地なんですね。

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ネポムク教会Nepomukkapelleの可愛い建物がコルンマルクト通りの中ほどにあります。

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交差点に出ると、プフェンダーバーン乗り場への道案内の標識があります。ここで右に折れて、シラー通りSchillerstraßeを進みます。

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シラー通りを歩いていると、路面にロープウェイの標識が書いてあります。分かりやすくて、いいですね。

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こんなところにもロープウェイの標識があります。念が入っています。さすがに観光地です。

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やがて、シラー通りの端までやってきます。道が左に曲がっているところにロープウェイ乗り場の看板が見えます。

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道を左に曲がると、ロープウェイ乗り場の建物が目に入ります。

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ロープウェイ乗り場の前にはプフェンダー山の山頂の案内図があります。山頂には動物園みたいなものがありますね。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ロープウェイのチケット売り場の行列に並びます。結構、ロープウェイを利用する人が多いようです。

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往復チケットを購入。一人12.5ユーロです。

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プフェンダー山の案内パンフレットもゲット。

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さて、ボーデン湖Bodenseeを見下ろすプフェンダー山に登ってみましょう。基本は30分おきの運行のはずですが、観光シーズンの今日はひっきりなしにピストン輸送しているようです。大きな犬を連れた人や、自転車を持った人が多いです。山の上で自転車?という気がしますが・・・。

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ゴンドラの到着を待ちながら、配偶者は町の景色を眺めています。

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すぐにゴンドラが到着。乗り込むと中はすし詰め状態です。

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ゴンドラは早速、上昇を開始。乗り場から離れていきます。

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ロープウェイ乗り場の全景が見えるくらい、ゴンドラは乗り場から離れました。町の景色も見えてきます。

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すぐに町の家々の屋根の向こうにボーデン湖が見えてきます。

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ボーデン湖を眺めながら、ゴンドラは山頂駅に向かいます。



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ブレゲンツ散策:プフェンダー山頂に到着

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/3回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。プフェンダー山Pfänderへ登るロープウェイ、プフェンダーバーンPfänderbahnのゴンドラに乗って、ボーデン湖を眺めながら、山頂駅に向かっているところです。まだ、麓駅を出たばかりです。

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ゴンドラはぐんぐん高度を上げていきます。次第に視界が広がっていきます。

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ゴンドラの下は緑の樹木になっていきます。

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ボーデン湖が遠くまで見渡せるようになります。このブレゲンツはオーストリアですが、遥か先に見えているボーデン湖はスイスです。

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ブレゲンツの町並みのすべてが見渡せます。湖畔に広がる美しい町ですね。

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ゴンドラの真下を見下ろすと、プフェンダー山の山麓に点在する家が見えます。別荘なんでしょうか。

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ボーデン湖の風景が大きく広がります。左側はスイス、そして、右側のずっと先はドイツです。

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ブレゲンツの町はプフェンダー山とボーデン湖の間のわずかな空間に作られたことがよく分かります。軍事上の絶好の立地であり、古代ローマ帝国がこの地に軍営地を置いたことをその歴史の源とします。

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町の中心をズームアップしてみましょう。湖岸に沿って、鉄道線路が伸び、ブレゲンツ中央駅も見えます。駅の湖岸沿いにブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場も見えています。観客席のスタンド、紫禁城を模したステージがはっきりと見えます。

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見渡す限り、ボーデン湖が視界いっぱいに広がります。

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頂上駅に到着です。

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ゴンドラから降りると、寒い! 海抜1000m位(正確には1064m)なんですけどね。思わず羽織るものを取り出します。頂上駅を出たところは休憩所になっていて、大勢の観光客が寛いでいます。

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頂上駅のまわりには、丘が連なり、どこまでも歩いていけそうな高原が広がっています。

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saraiが、目ざとくソフトクリームを見つけます。もちろん頂きます。

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ちょっと日本とは味が違うかな。美しい高原でいただくソフトクリームは格別に美味しいです。

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ちょっと休んだところで、プフェンダー山の高原を散策します。



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ブレゲンツ散策:アルプスの動物園

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/4回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。現在、プフェンダー山Pfänderへロープウェイ、プフェンダーバーンPfänderbahnで山頂駅に登ったところです。まずは展望台から絶景を楽しみます。ボーデン湖を眺める絶景を楽しむことを目的にプフェンダー山に登ってきたんです。ボーデン湖に砂州のように突き出しているのは上ライン川(新ライン川)です。

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この絶景を説明するボードがあります。まあ、それほど詳しい説明はありませんね。

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ボーデン湖に目を凝らすと、湖に突き出た綺麗な町が見えます。リンダウLindauです。リンダウはドイツのバイエルン州の町です。今回の旅でも、ブレゲンツではなく、このリンダウに宿泊することも検討しましたが、ブレゲンツ音楽祭への往復の足がなかったので断念しました。まあ、ホテルも高級ホテルが多くて、宿泊料も高かったんですけどね。

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展望台の横には、大きなレストハウスがあります。先ほど、ソフトクリームを購入したのはここでした。
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子供の遊び場もあります。ファミリーで楽しめる場所になっています。

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動物園もあります。ただ、こんなところまで来て、動物園を見る気持ちにはなれません。

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しかし、横にある看板を見ると、この動物園にはアルプスの動物がいるようです。それは珍しいですね。俄然、興味を惹かれます。

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ちょっと見てみましょう。広々とした空間に、散策路で区切られたような感じで、アルプスに生息する珍しい動物を見ることが出来ます。

まず、シュタインボックSteinbockが見えます。シュタインボックはドイツ語ですが、学名はアルプスアイベックスAlpenibexです。アルプスの希少動物で野生のものはなかなか見られないそうです。ヤギ属に属する哺乳類の一種で立派な角が特徴です。

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すぐ近くには小さな山羊がいます。ツヴェルクツィーゲZwergziegeと言うんだそうです。可愛いですね。

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これ、子供かと思っていたら、その後ろにもっと小さなのがいます。本当に小さな山羊さんですね。

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元気よく動き回っています。

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ともかく柵の近くに寄ってくれるのが嬉しいところです。

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お次は豚さんです。ポットベリー・ピッグ(ベトナム原産)Hängebauchschweinです。世界的なペットのブームになっている、いわゆるミニ豚ですね。これはアルプスとは関係ないようです。

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これは猪Wildschweinですね。

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再び、シュタインボックです。素晴らしい角ですね。この角ゆえに乱獲にあって、野生のシュタインボックは一時、絶滅状態だったようです。

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このシュタインボックは歩いています。

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このシュタインボックは野生のシュタイバッハ同様に斜面の上のほうに座っています。

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我々には珍しい動物で、結構楽しめました。アルプスに登らずにして、アルプスの動物が見られるとは楽ちんなものです。動物園はこれくらいにして、散策を続けましょう。



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ブレゲンツ散策:フェンダー山の山頂とハイキング

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/5回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。現在、プフェンダー山Pfänderの山頂を歩いています。アルプスの動物園で珍しい動物を見たところです。動物園の入り口の前では子供たちが楽しそうに遊んでいます。

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まわりには雄大な風景が広がっています。

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さらに、プフェンダー山頂に続く道があります。もちろん、saraiは行く気満々です。かなり急な勾配の坂道をヒーヒー言いながら登りきります。1064mの山頂には、山の上では定番とも言える十字架のキリスト像があります。山頂のランドマークのようなものです。

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十字架の前にはお供え物のようなものが見えます。ヨーロッパでもお供え物をする習慣があるんですね。と思って、よく見たら、これは色んな色の蝋燭のようです。

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これが1064mのプフェンダー山の山頂広場です。ここはファミリーの憩いの場にもなっています。

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山頂からは山頂レストハウスの先に高い電波塔が立っているのが見えます。この電波塔はホテルのバルコニーからも見えていました。

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山頂近くからはハイキング道が整備されていて自転車でも走っていけます。こんな所を走り抜けたら気持ちがいいでしょうね。

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山頂レストハウスの前にはテラス席が並んでいます。閑散としていますね。山頂でゆったりしている人はいないようです。

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この山頂にはたくさんの人が詰めかけて、賑やかです。

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山頂レストハウスの看板を見ると、簡単な地形図が描いてあります。電波塔、山頂レストハウス、十字架の立つプフェンダー山の山頂が描いてあります。

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山頂を下りて、山頂レストハウスの横のハイキング道に出ます。地図と案内標識があります。とりあえず、ハイキング道をぶらぶら歩いてみましょう。

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美しい草原とうっすらと白い雲のかかった青空、そして、ドイツ国境近くのボーデン湖が見渡せます。

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山小屋の横を通り過ぎます。木の枝にお菓子やケーキの名前が書かれたカードが吊り下げられています。美味しそうですね。

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馬小屋があり、一頭の馬がつながれています。乗馬でもできそうです。高原の乗馬は楽しそうですね。でも、坂道を馬が走り出したら、恐いかな。

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電波塔が目の前です。

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頑張って、もう少し坂道のハイキングを続けましょう。



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ブレゲンツ散策:フェンダー山をハイキング

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/6回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。今はプフェンダー山Pfänderの山頂をハイキングしています。なだらかな草原が広がっていて、とてもいい気持ちです。

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草原の向こうには、山並みが連なっています。あの山はドイツなのでしょう。

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山の上のハイキング道はずっと続いています。どこまで行ってもきりがないので、適当なところできりあげて、まわりの景色を楽しみながら元のほうに戻ります。

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ロープウェイのあたりにやってくると、動物の群れが見えます。放牧されている牛のようです。

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展望台があります。ここからは雄大な眺めが望めます。草原の中に続くハイキング道も見えます。ハイキング道はドイツまで続いているそうです。

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このあたりのハイキング道をもう少し歩いてみましょう。

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ロープウェイの下は柵で囲まれています。柵の中は動物園の敷地のようです。

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柵の向こうに動物が見えますが、馬のように見えます。動物園というよりも単なる放牧でしょうか。

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プフェンダーバーンPfänderbahnのゴンドラが見えます。満員のゴンドラは麓に下っていきます。

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我々もそろそろ帰りましょう。山頂駅に戻って、登ってきたゴンドラに乗り込みます。
出発したゴンドラから山頂駅を見上げます。真下のハイキング道を歩いている人たちも見えます。

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おや、ハイキング道の脇の引っ込んだベンチに仲良く座っている人がいます。気持ちよさそうですね。

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さっき行った電波塔が青空の中にすっくと立っています。

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ゴンドラはどんどん下っていきます。山頂駅や電波塔も遠ざかります。

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ボーデン湖が間近になってきます。

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町並みも近づいてきます。

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麓駅はもうすぐ。

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この後はランチにしましょう。



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ブレゲンツ散策:旧市街でランチし、ボーデン湖畔を散策

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/7回目

ブレゲンツBregenzの町を散策中です。プフェンダー山Pfänderの山頂もハイキングを終えて、ロープウェイでブレゲンツの町に下りてきました。ランチにしましょう。お店のある旧市街の中心のほうに向かいます。途中、ベルルプト通りBelruptstraßeを歩いていると、大きな教会が見えます。ヘルツ・ジェス教会Herz-Jesu-Kircheです。

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レーマー通りRömerstraßeに出て、saraiが事前にネットで調べていたお店、ヴァインシュトゥーベ・キンツWeinstube Kinzに到着します。しかし、残念ながらお店は閉まっています。外観はなかなか趣があるのに残念です。

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お店の前には、小便小僧ならぬ小便おじさんが佇んでいます。まあ、これが見られただけでもいいかな。

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ランチのお店を探しながらレーマー通りを歩きます。格式のありそうなホテルのレストランはありますが、中は閑散としていて、入りづらいのでパスします。

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カイザー通りKaiserstraßeを歩きながら、ランチのお店を物色します。通りは賑わっているのですが、パン屋さんやケーキ屋さんが多く、なかなかランチ屋さんが見つかりません。結構、イタリアンのお店が多いです。オーストリアでイタリアンのお店は心外なのですが、仕方なく、イタリアンのレストランに入ります。

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バーンホフ通りBahnhofstraßeとインゼル通りInselstraßeの角にあるピッツェリア・リストランテ・サン・ジュゼッペPizzeria Ristorante San Giuseppeというイタリアン・レストランです。テラス席のようなテーブルに落ち着きます。

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スープとパスタ、ピザにします。ガーリックスープは意外に美味。

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あさりスープも美味しかったんですが、あまりにもアサリが多すぎて、アサリを残してしまいます。

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パスタやピザも、もちろん我々には多すぎ。かなり残してしまいました。いつもながら、御免なさい。

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お店を出ようとするとゴロゴロと雷の音が聞こえ、怪しい雲行きです。急いでホテルに戻りましょう。それでも慌てず騒がずボーデン湖畔の道を歩くことにします。まずは踏切を渡って、湖畔に出ます。

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湖畔近くは自転車や歩行者で賑わっています。

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すぐに湖畔です。

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やはり、湖畔は気持ちがいいですね。湖面には白鳥や鴨が浮かんでいます。ブレゲンツ音楽祭Bregenzer Festspieleの会場も見えています。

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湖畔の道を選んだのは大正解です。ついにぽつぽつと雨が落ちてきますが、湖畔のプロムナードは豊かな緑の並木道。葉っぱの生い茂る木の下は雨宿りに最適です。

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貸ボートが並んでいます。本当は気持ちよく、ボーデン湖に漕ぎ出たいものです。

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しかし、傘をさしてまで、ボートに乗る気はしません。

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恨めしく、ボート乗り場を過ぎます。

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傘も広げずにホテル、すなわちブレゲンツ音楽祭のステージを目指して歩いていきます。最後の最後、ホテルの目の前で雨除けの木々が途切れます。ここだけは傘を開き、ほんの30mほどを歩き、ホテルに駆け込みます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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これで束の間のブレゲンツ散策も終了です。



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チロルへ:ブレゲンツからの鉄道旅

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/8回目

ブレゲンツBregenzの町の散策を終えて、小雨の中、ホテルに駆け込みました。レセプションで預けた荷物を受け取り、また、傘を広げて、駅に向かいます。ほんの5分ほどの距離です。駅に着くと、座席指定したレールジェットが既に入線しています。このブレゲンツが始発駅で終点はウィーンです。我々はここからチロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergに向かいます。

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ホームへは跨線橋からエスカレーターで下りてきました。

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向かいのホームはこんな感じ。ホームに車が直接、乗りつけられるんですね。

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これがネットで購入済のチケット。

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1時間半ほどの鉄道旅ですから、ここは節約してセカンドクラス。指定席のチケットも購入済です。と言っても始発ですから、席はがらがら空いています。

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レールジェットですから、セカンドクラスでもそこそこの座席です。レールジェットは定刻に出発。車窓はだんだんとチロルっぽい景色に変わっていきます。

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最初の停車駅、ドルンビルンDornbirnに到着。

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ドルンビルンを出ると、大きな岩山の前を過ぎます。

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岩山が連なっています。

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岩山の手前には美しい草原が広がります。

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草原の中をレールジェットが走っていきます。

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渓流を過ぎます。美しい自然を満喫できます。

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綺麗な町を通り過ぎます。ランクヴァイル Rankweilのようです。

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また、沿線には岩山が続きます。これもチロルの風景なんですね。

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次の停車駅、フェルトキルヒ Feldkirchに到着。

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しばらく、ここに停車します。時間調整のようです。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ザンクト・アントンまで、残り30分ほどです。



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チロルへ:チロルの風景の中、ザンクト・アントンに到着

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/9回目

ブレゲンツBregenzからレールジェットに乗って、チロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergに向かっています。フェルトキルヒ Feldkirchを出て、山の間の美しい草原を走り抜けていきます。

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ようやく、巨漢の車掌さんが検札にまわってきます。スイス国鉄に比べると、オーストリア国鉄は検札の頻度が低いようです。フランス国鉄並みかな。

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車窓の風景はチロルの定番になった岩山と草原です。

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それにしても、例えようのない草原の美しさです。

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その草原の中に可愛い家々が点在しています。これこそ、チロルの風景です。

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見飽きることのないチロルの風景が続きます。

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石造りの家や木造の家々が並んでいます。

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おや、草原の中に陥没したような凹んだ土地があります。何でしょう。

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美しいチロルの風景の中に無粋な送電線の鉄塔が並んでいます。便利さのためには仕方がないことかもしれません。

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可愛い家々が点在する草原と雲に巻かれた険しい山々が対照をなしています。これもチロルなんですね。

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このチロルっぽい風景はそろそろ終わります。

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山間の渓谷のようなところを抜け、最後は長いトンネルを抜けて、ザンクト・アントンに到着です。到着は10分ほど遅れました。

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レールジェットはすぐにウィーン目指して、走り去ります。

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レールジェットが走り去った後はホームは閑散としています。あまり、訪れる人はいないようですね。

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駅前に出ます。目の前にザンクト・アントンの町の家々が立ち並んでいます。山の斜面が町に迫り、いかにも山岳の町という風情です。明日はあの山の上をハイキングする予定です。

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これがザンクト・アントンの駅舎です。真新しいモダンな建物です。お店はほとんどありません。それほどの観光地ではないようです。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここもブレゲンツ同様、雨模様です。傘をさして、荷物をがらがら引っ張ってホテルに向かいます。明日のお天気は大丈夫かな。ハイキング日和になることを祈りましょう。



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ザンクト・アントンのデザインホテルでまったりし、町を散策

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/10回目

ブレゲンツBregenzからレールジェットでチロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergに到着しました。駅からは傘をさして、荷物をがらがら引っ張ってホテルに向かいます。ザンクト・アントンの町の繁華街の1本道を進み、10分弱で今日のお宿に到着。1階がレストランでその一角にホテルのレセプションがあります。

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早速、チェックイン。m3ホテルm3Hotelというお洒落なデザインホテルです。

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2階から5階までがホテルのプチホテルです。でも、お部屋は40㎡もあり、バルコニーも付いている豪華な部屋です。とても居心地がよさそうです。

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大きな液晶テレビなど、部屋の調度・備品も充実しています。

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ベッドも大きくて、寝心地よさそうです。

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ただし、バスタブはなくシャワーのみです。

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マウンテンビューの部屋なので、眺めはまあまあです。

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周りには、いかにもスキーリゾート風のホテルが並んでいます。

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バルコニーには気持ちのよさそうな寝椅子もありますが、生憎の雨模様です。

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コーヒーサーバー用のカプセルもちゃんと用意されています。

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こういうデラックスな部屋にリーズナブルな料金で宿泊できるのは素晴らしいです。この町は冬のスキーシーズンのほうが繁忙期なのかもしれません。ザンクト・アントンはスキー発祥の地で名だたるスキーリゾートですからね。日本で言えば、蔵王に夏、行くようなものです。居心地のよい部屋でコーヒーを飲みながら、ゆっくりと寛ぎます。休んでいるうちに雨も上がります。まだ、明るいので町を散策してみましょう。外は寒いのでセーターを着て、ウィンドブレーカーを羽織って出かけます。ホテルの前に出ると、配偶者の目に留まったのは、エーデルワイスの花です。さすが、チロルの高原の町ですね。

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町の散策と言ってもホテルの前の1本道、ドルフ通りDorfstraßeがあるだけの町です。この目抜き通り沿いにホテルやレストランが並んでいます。この通りをぶらぶら歩きます。

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ドルフ通りに古そうな泉があり、水がチョロチョロ流れています。

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立派な佇まいのホテルがあります。ホテルの名前、Hotel Alte Postからすると、昔は郵便局を兼ねた宿屋だったのでしょうか。

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このホテルの横を過ぎると、もう、町外れが見えてきます。

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中華料理のレストランがあります。この先にツーリストインフォメーションがある筈ですが、もちろん、こんな時間にはクローズしています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後、明日乗る予定のロープウェイの駅を偵察します。



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ザンクト・アントンは野沢温泉と姉妹町

2016年7月27日水曜日@ブレゲンツ~ザンクト・アントン/11回目

雨上がりのチロルTirolの山岳の町、ザンクト・アントンSankt Anton am Arlbergを散策しています。町の外れまで歩いたので、これから、明日乗る予定のロープウェイの駅を偵察します。ザンクト・アントンのメインストリートのドルフ通りDorfstraßeから離れて、山際のほうに向かいます。

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このあたりは緑豊かな公園のようなスペースが続いています。周りに見える山には低い雲が立ち込めています。

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明日乗る予定のロープウェイ、ガルツィックバーンGalzigbahnの乗り場の前に行くと、もちろん乗り場は既にクローズしています。もしかしたら、悪天候のためにストップしていたのかもしれませんね。

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山の斜面の下には色んなロープウェイの駅が並んでいます。さすがに有数のスキーリゾートです。

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ドルフ通りと並行する山際のカンダール通りKandaharwegをぶらぶらと散策します。行く手にはスキースクールの建物も見えています。

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カンダール通りから隣接する公園の中に出ると、道標が立っています。町の中を案内する道標ではなく、何百キロも先の町や山を示す道標です。

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この公園の一角に日本の旗が立っていたのであれっと思いましたが、この町は長野の野沢温泉町と姉妹町なんですね。野沢温泉町から贈られた日本語表記のモニュメントもあります。スキーリゾートつながりのようです。

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池が巡らせてある綺麗な公園になっています。

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公園でしばらく佇んだ後、また、山際を散策します。すると、山が雲間から顔を出してくれます。美しい風景です。

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山際のハンネス・シュナイダー通りHannes-Schneider-Wegから、また、ドルフ通りに戻ります。町外れには、スーパーマーケットのシュパーSparがあります。

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ここからはまた、町の中心のほうに戻ります。ドルフ通りからロザンナ川Rosanna沿いのアールベルク通りArlbergstraßeに出ます。川を挟んで、ザンクト・アントン駅St.Anton am Arlberg Bahnhofが見えています。

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川沿いに出てみます。轟轟たる勢いでロザンナ川に清流が流れています。

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この先は駅に渡る橋があります。

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これでザンクト・アントンの町はすべて見終わってしまいました。そろそろ、ホテルに戻りましょう。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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明日、天気が回復して、ちゃんと山の上まで上がれればいいな。でも山の上は猛烈に寒そうです。それだけが心配。明日に備えて、今日は早く寝ましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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