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マイヤーホーフェンの1日:ツィラータール鉄道のイェンバッハ駅へ

久しぶりに昨年のチロルの旅の続きを再開します。今年と同じザルツブルク周辺なので、今年の旅と混同しないでくださいね(笑い)。

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/1回目

旅の10日目、イェンバッハJenbachの2日目です。

イェンバッハの朝です。ホテルの部屋の窓を開けると、曇っています。あらあらと思いながらよく見ると、細かい雨が降ってます。あ~、いよいよ好天も昨日までかと観念します。でも、空は明るいのでかすかに期待してみましょう。

昨日の疲れ(ザンクト・アントンのハイキングは相当きつかった!!)がかなり残っており、お天気も今一つということで、だらだらと朝の片付けをしていると、いつの間にか雨は止んでいます。それでは予定通り出かけないとね。今日は、ツィラータール鉄道ZillertalbahnでツィラータールZillertalの奥にあるマイヤーホーフェンMayrhofenに出かけます。まずは、朝食を頂きましょう。朝食は、定番の朝食です。

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朝食を終えて、ちょっとホテルの外に出てみると青空が見えています。お天気はよくなるようです。

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部屋で身支度を整えます。部屋の窓からは雲が晴れてくる山々が見えています。

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さあ、出発です。ホテルを出ます。ホテルは花で飾られて、いかにもチロルの宿の風情ですね。

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昨日と同じくハイキングスタイルで出かけます。

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荷物もなく下り道なので、駅までぶらぶら歩いていきます。駅への標識があります。

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やがて、駅が見えてきます。盛大に蒸気機関車の煙がもくもくと上がっています。

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駅までやはり10分はかかりますね。昨日のハイキングのダメージが残っています。元気よくとは言い難い状況です。イェンバッハ駅に到着です。蒸気機関車が見えていますが、これは明日乗る予定のアーヘンゼー鉄道Achenseebahnです。

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アーヘンゼー鉄道の大きな看板の下をくぐりぬけます。

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アーヘンゼー鉄道の客車はもう乗客でいっぱいです。

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イェンバッハ駅は手前がアーヘンゼー鉄道で、その先がオーストリア国鉄、一番、向こうがツィラータール鉄道です。ツィラータール鉄道のホームへは地下通路を進んでいきます。

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ツィラータール鉄道のホームに到着。既にホームにはディーゼルカーが停車しています。

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予定では、9時47分発の蒸気機関車に乗るつもりだったのですが、だらだらしていて乗れませんでした。蒸気機関車は、1日に1回しか走らないんです。3両編成ののどかなディーゼルカーです。このディーゼルカーも可愛いですね(負け惜しみ・・・)。

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ちょうどホームにいた車掌さんに訊くとチケットは車内で販売してくれるとのこと。30分に1本の電車の出発をゆっくり待ちましょう。あと15分ほどです。

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車内に乗り込んでのんびり出発を待ちます。車内はがらがらに空いています。

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出発までホームをぶらぶらしましょう。それにしても長閑です。



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マイヤーホーフェンの1日:ツィラータール鉄道、出発GO!

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/2回目

イェンバッハ駅Jenbachのツィラータール鉄道ZillertalbahnのホームでマイヤーホーフェンMayrhofen行のディーゼルカーの出発を待っているところです。車内にはツィラータール鉄道のイェンバッハからマイヤーホーフェンまでのルートが貼られています。途中には16の駅がありますね。

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出発までに、まだ15分ほどあるので、いったん車内を出て、ホームを見て回ります。このイェンバッハ駅はツィラータール鉄道のターミナル駅です。線路の終端の車止めがあります。

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これが今から出発する3両編成のディーゼルカーです。ローカル色に満ちています。

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ホームから見える低い山には、まだ、雲がかかっていますが、青空も広がってきています。天気が回復していくのを期待しましょう。

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イェンバッハ駅の構内案内図があります。北側(図では上)にオーストリア国鉄ÖBBの駅舎があり、その右にアーヘンゼー鉄道Achenseebahnがあります。真ん中にオーストリア国鉄の1~4番線のホームがあり、南側の21~23番線のホームがこのツィラータール鉄道です。このようにイェンバッハ駅はチロル観光の拠点になっています。蒸気機関車の走るローカル線が2つも集約されている駅って、極めて珍しいですね。

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でも、残念ながら、今から乗るのは、このディーゼルカーです。もう、1時間早く行動すれば、1日に1本の蒸気機関車に乗れたんですけどね。実は後で、嬉しい驚きが待っていましたが、それは後のお楽しみ。

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ところでこれがその蒸気機関車のパンフレット。時刻表も記載されていますが、帰りの時刻はマイヤーホーヒェン12時7分発なので、もちろん、乗るのは無理です。

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さて、黄色い建物が見えますが、これはツィラータール鉄道のオフィスです。チケットもそこで買えるようですが、車内でも買えるそうなので、あえて行きません。その向こうには車庫も見えています。ここがツィラータール鉄道の本拠地です。

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もう、出発まで10分ほどです。そろそろ、車内に戻りましょう。配偶者は車内で待っています。

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出発直前になって運転手が乗り込んできます。車掌さんはホームで誰かと話し込んでいて、出発時刻になって、ようやく乗車。実にのんびりしています。さあ出発です。駅構内に停車している貨車には木材が満載されています。チロルの山から切り出した木材の集積地でもあるようです。

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すぐに緑の野に出ます。美しいですね。

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車掌さんが車内を回ってきます。マイヤーホーヒェンまでのチケットを購入します。一人14.8ユーロです。まあまあの価格ですね。

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チケットの販売と改札を終えた車掌さんは隣の車両に移動していきます。人のよさそうなおじさんです。

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チロルらしい風景の中を走ります。山がまだ雲で覆われています。でも綺麗な景色です。

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停車した駅で小さな子供たちが車両に乗り込んできます。遠足にでも出かけるんでしょうか。このローカル鉄道は観光客のものではなくて、地域の人たちの足になっているんですね。

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まだ、ツィラータール鉄道は走り出したばかり。ローカル鉄道の旅をゆっくり楽しみましょう。



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マイヤーホーフェンの1日:ツィラータールのメルヘンのような風景

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/3回目

イェンバッハ駅Jenbachからツィラータール鉄道ZillertalbahnのディーゼルカーでマイヤーホーフェンMayrhofenまで向かっているところです。
沿線で目立つのはヨーロッパでは定番の自転車野郎たちです。野郎といってはいけませんね。女性も多いです。電車に自転車を積み込む人たちも多いのですが、この人たちは車に自転車を積み込んで移動しているようです。

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ツィラータール鉄道は両側が山に囲まれたツィラータールZillertalという盆地のようなところを走ります。その平坦地は緑の牧草地になっていて、長閑に牛たちが草を食んでいます。村には小さな教会が立ち、この世の平和を絵に描いたような風景を作り出しています。

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イェンバッハの方向を眺めると、まだ、雲がいっぱい出ていますが、どうやら、その雲を置き去りにして、青空のマイヤーホーヒェンに向かっているような気がします。これが希望的観測でないことを願っています。

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谷あいのような盆地に牧草地がずっと続いています。

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山の斜面にも緑の牧草地が広がっていて家が点在しています。これがチロルらしい眺めだと感じます。メルヘンのような美しい風景です。

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山の斜面の牧草地は樹木で囲まれて、まるで区画に分かれているような感じです。こういう風景を人が営々と作り上げてきたんですね。

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車窓に見えるチロルの風景に魅了されて、ずっと見入ってしまいます。

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どこまでも美しい風景が続きます。

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線路に沿ったサイクリングコースを多くの人がたくましく走っていきます。気持ちよさそうに風を切って走っていますね。

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サイクリングコースと緑の牧草地、斜面がパッチワークのように牧草地と樹木になった山、それらがセットになって続いていきます。写真では見えませんが清流も並行して流れています。

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目的地に向かって走っていると、どんどんお天気がよくなってきます。マイヤーホーヒェンは快晴に違いありません。

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牧草地の牛たちも美しい風景の一部と化しています。

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最初はがらがらだった車内も駅に停車する度に乗客が増えていきます。50分ほどでマイヤーホーフェンに到着です。駅に着いてびっくりです。いろんな所からのバスも来ているようですが、どこからやってきたのかウォーキングスタイルの人でごった返しています。

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さてと、どっちに向かおうか、駅前に出て、方向を定めましょう。

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実はこのマイヤーホーフェンでもロープウェイで山に登ります。駅の構内を見渡すと、ロープウェイ乗り場への方向を示す案内板があります。ペンケンバーンPenkenbahnとアホルンバーンAhornbahnへの標識です。

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そちらの方向に向かおうとすると、驚きの光景に出会います。それは・・・。



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マイヤーホーフェンの1日:ツィラータール鉄道の蒸気機関車に遭遇!!

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/4回目

ツィラータール鉄道ZillertalbahnでマイヤーホーフェンMayrhofenに到着。ロープウェイ乗り場へ向かおうと駅構内を歩いていると、前方に人だかりがしています。一体何だろうと近づいていくと、そこには蒸気機関車が煙を上げています。

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saraiはカメラを手に近づきます。すると横からおじさんがsaraiに親しげに話しかけてきます。ファンタスティックだろう!って言ってます。相槌を打って、saraiは機関車を撮影。

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ぴかぴかに磨き上げられて美しい車体です。乗り損なった蒸気機関車に出会えるとはラッキー!!

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小さな蒸気機関車ですが、機械としての美を感じます。なぜか、最新の超高速電車以上の魅力を放っているようにも思えます。確かにファンタスティックですね。俄か鉄ちゃんになってしまいました。

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蒸気機関車を名残惜しく見ながら、ロープウェイ乗り場のほうに足を踏み出します。

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駅からロープウェイ乗り場までは10分ほど歩かないといけません。ロープウェイのゴンドラが見えているので地図がなくても迷わずに歩くことができます。

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ロープウェイに向かう街の目抜き通りハウプト通りHauptstrasseは、もう人であふれています。ここは大観光地なんですね。
ロープウェイはペンケン山頂に登るペンケンバーンPenkenbahnとアホルン山頂の中腹まで登るアホルンバーンAhornbahnの2つがあります。両者は町を挟んで両側にそそり立つ山に登るロープウェイです。山頂まで楽ちんで登れるペンケンバーンに乗ることにします。しかし、うっかりペンケンバーン乗り場の前を通り越して、アホルンバーンの乗り場まで行ってしまいます。

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慌ててペンケンバーンのほうに戻ります。川の向こうにゴンドラが見えています。ずいぶん、無駄足を踏んでしまいました。

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目抜き通りを戻っていきます。なぜ、通り過ぎてしまったのか、反省しながらの歩きです。

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通りの傍らにエーデルワイスの花が咲いている鉢が並んでいます。一鉢7.9ユーロで販売中です。1000円ほどですから、結構、高価ですね。配偶者は興味津々で眺めています。

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すぐ正面にペンケンバーンのロープウェイ乗り場が見えてきます。なるほど、これはちゃんと見ていないと、ロープウェイ乗り場には見えませんね。

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乗り場の建物の横を進んでいくと、チケット売り場があります。

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早速、チケットを購入。一人往復19.3ユーロです。それほど高い料金設定ではありません。

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saraiがチケットを購入しているとき、配偶者は建物の裏のほうを見ていました。小さな川が流れています。ツィラー川Zillerです。綺麗な流れです。

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ここまで歩いた道を地図で確認しておきましょう。

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ゴンドラ乗り場に向かいます。



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マイヤーホーフェンの1日:ロープウェイ、ペンケンバーンで山頂へ

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/5回目

マイヤーホーフェンMayrhofenのロープウェイ、ペンケンバーンPenkenbahnの乗り場に到着。乗り場の向かいにある窓口でチケットを購入します。

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2階にあるロープウェイ乗り場に上がります。

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乗り場は空いています。黄色くて、全面ガラス張りの綺麗なゴンドラが次々にやってきます。

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早速、ゴンドラに乗り込みます。大型のゴンドラですが、saraiと配偶者の2人で独占します。

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ゴンドラはロープウェイ乗り場の建物を出ていこうとしています。ゴンドラから見るパノラマ風景に期待が弾みます。

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出発したゴンドラはペンケン山に向かって進み始めます。絶好の青空に恵まれます。

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下にはツィラー川Zillerの清流が見えています。先ほど配偶者がロープウェイ乗り場の建物の裏手で見ていた清流です。その先のマイヤーホーフェンの町は建物がいっぱい建て込んでいます。

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山際まで建物が続いています。

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ゴンドラは山に向かって、ぐんぐんと登っていきます。

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振り返ると、ツィラー川の先にロープウェイ乗り場の建物が見えます。乗り場の先にはマイヤーホーフェンの町の目抜き通り、ハウプト通りHauptstrasseがありますが、上から見ると、大きな通りには見えませんね。

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山際にはツィラー川の支流が流れています。

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山の間の狭い平坦地に沿って、集落が続いています。ツィラータールZillertalがどこまでも伸びています。

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ツィラータールの美しい風景にいっとき、見入ります。

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ゴンドラは山肌に沿って、上り始めます。

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ペンケンバーンの終点がだんだんと近づいてきます。最後は岩山になっています。チロルの高い山の特徴はこの岩山ですね。

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空の旅も終盤です。



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マイヤーホーフェンの1日:ペンケンバーンの山頂駅は美しい野原の中

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/6回目

マイヤーホーフェンMayrhofenのロープウェイ、ペンケンバーンPenkenbahnのゴンドラに乗って、ペンケン山頂を目指しているところです。下界には美しいチロルの風景が広がり、遠くチロルの山々も望めます。

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まさにパノラマ風景で見渡す限り、ぐるっと山々が見えています。遠くの山は雪を抱いたアルプスでしょうか。

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だんだんと雪を抱いた山々の姿がはっきりと見えてきます。今日は昨日以上の好天でどこまでも遠くの風景が見渡せます。

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やがて、ペンケンバーンの終点に到着。ペンケンバーンの山頂駅の前は工事中です。

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工事中の現場の先にまたロープウェイが見えます。コンビバーン・ペンケンKombibahn Penkenというロープウェイです。購入したチケットで乗れるか不安ですが、ともかく行ってみましょう。乗り場の前に係員がいるので、このチケットで乗れるかと訊くと、乗れるよっていうことです。ほっとします。ゴンドラ乗り場に行くと、ここも空いていて、すぐに乗れます。

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今度はちょっとこぶりのゴンドラに乗って、ペンケン山頂を目指します。

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少し上がったところで振り返ると、さきほどの乗り換え駅が見えます。どうやら、コンビバーン・ペンケンの駅を建築中なんですね。その向こうにはチロルの山々が下のほうに見えています。ずいぶん、高く上ってきたようです。

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それでも、ゴンドラはさらにぐんぐん上っていきます。おいおい、どこまで上るんだという感じです。

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ずいぶん高所まで上ってきたにもかかわらず、周りには緩やかな傾斜の緑の野原が広がっています。チロルの夏の風景です。

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ゴンドラのすぐ下にはハイキングコースがあり、自転車に乗っている人たちがいます。自転車コースでもあるんですね。ヨーロッパの夏山の楽しみなんでしょう。

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もうすぐコンビバーン・ペンケンの山頂駅に到着です。山頂は花々が咲く美しい野原です。別のリフトも見えています。

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山頂駅に到着して、ゴンドラを降ります。

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ここからはチロルやアルプスの山々が遠くまで見渡せます。素晴らしい景色に感動です。

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ここはペンケン山の山頂の野原です。山頂の地図を見ると、山頂にはなだらかな高原が広がっています。その高原にハイキングコース・自転車コースが巡っています。

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配偶者はこの美しい高原の花咲く野原に座って、サウンド・オブ・ミュージック気分に浸っています。

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ところで、ここに上ってきた人たちには、また別のお楽しみがあったようです。それは・・・。



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マイヤーホーフェンの1日:ペンケンバーンの山頂はパラグライダー天国

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/7回目

マイヤーホーフェンMayrhofenのロープウェイ、ペンケンバーンPenkenbahnとコンビバーン・ペンケンKombibahn Penkenのゴンドラを乗り継いで、ペンケン山頂に到着しました。山頂には野の花が咲き乱れる美しい野原が広がっています。そこへ奇妙ないでたちの男たちが現れます。彼らはゴンドラで後から上がってきた人たちです。背中に大きなリュックを背負っています。もしかしてと思って、パラグライダーで飛ぶのかと訊くとそうだよと言うことです。次々とパラグライダーを背負った人がやってきます。その一人の男性が我々を見て、「オハヨーゴザイマス」と声を掛けてきます。驚いていると、今度は「サイコーデス」。まるでプロ野球の助っ人のヒーローインタビューですね。面白そうなので、彼らの後に着いて歩きます。すぐにパラグライダーのフライトポイントに到着。たくさんのパラグライダーで飛ぶ人が準備中です。まわりには多くの野次馬も並んでいます。我々も野次馬の一員に加わります。

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野原の向こうにはパラグライダーで飛び降りた人たちがふわりふわりと空に浮かんでいます。

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今まさに飛ぼうとしている人もいます。

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見事にテイクオフ成功!

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ぐんぐん、空の向こうに遠ざかっていきます。

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手際よく準備しているのはパラグライダーのプロたちです。タンデムで飛ぶようです。

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見物している野次馬の人たちです。我々もその一員です。

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大きなリュックから取り出されたパラグライダーは野原に順番に広げられていきます。

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次にテイクオフする人がお客さんの支度もして、何やら注意事項を説明して、広げたパラグライダーを一度空中に浮かせてテストをして、お客さんと一緒にダッシュし始めます。

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2人がつながって、離陸。ふわっと空中に浮きあがります。まわりからは拍手が沸き起こります。

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やがて、例の日本語を話した男性もフライトの準備を終えます。

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こちらに挨拶を送って、パラグライダーのロープをつなごうとします。

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最終的な準備完了です。

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お客さんと空中に浮きあがります。やんやの拍手を送ります。

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いったん下に下りていくかと思うと上昇気流をつかんで、ふわふわ空中散歩。

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saraiももう少し若ければ、体験したかったところです。きっと日本人の客も多いのでしょう。だから日本語を覚えたんでしょうね。
あたりの空にはパラグライダーがふわりふわりと飛んでいます。

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見ていると面白くて飽きませんが、いつまでも見ているわけにはいかないので、ぶらぶらとそのあたりを歩き回ってみましょう。



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マイヤーホーフェンの1日:ペンケン山頂のお花畑でベンチ争奪戦・・・勝ったのは?

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/8回目

マイヤーホーフェンMayrhofenのペンケン山頂Penkenでパラグライダーのフライトの野次馬になっていました。いい加減見たところで切り上げて、山頂の綺麗な野原を散策することにします。野原の間にあるハイキング道を歩き始めます。

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山頂の案内図があります。今はロープウェイの山頂駅(15番の場所)から少し下ったパラグライダーのフライトポイントから再び山頂駅に向かって歩き出したところです。

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山小屋風のレストハウスの前に出ます。家畜止めのゲートがあります。山頂でも牧畜が行われているんですね。

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ハイキング道の周りには綺麗なお花畑が広がっています。サウンド・オブ・ミュージックそのもののような風景です。

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山頂には広い敷地があり、色んなアトラクションがあるようです。池の前に出ます。人工のような池です。

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池では丸いビニールのバルーンの中で子供たちが回転に失敗して転んで喜んでいます。人気のアトラクションのようです。

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池の向こうには少し雲のかかった、なだらかな山の連なりが見えています。

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池の横を通って、散策を続けます。

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美しい野原がどこまでも広がっています。世の中には、こんなに綺麗な場所があるんですね!!

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まわりには雪を抱いたチロルの山々の絶景も望めます。

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この穏やかな野原と同じくらいの高さで、チロルの険しい山々があるというのが不思議な感じです。これがアルプスの風景なんですね。

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お花畑の中に足を踏み入れる見晴らしのよさそうなところにベンチがあり、ちょうど空いたところです。あそこで眺望を楽しみながら休憩しましょう。周りは美しい景色です。

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ベンチに行く前に配偶者がお花畑の中でポーズを決めているので写真撮影していましたが・・・。

なんと、後ろから追い越していった一人のおじさんが凄い勢いでベンチのほうに駆けあがり、長いベンチを確保したと遠くの仲間にアッピールしています。負けました。我々はすごすごと彼の前を通り過ぎて、近くの草原に腰を下ろします。眺望は変わりありません。素晴らしい眺めに大満足。

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ベンチに座るのと何が違うと言えば、草原の湿り気で少し湿っぽくなります。ベンチには仲間たちがやってきて、おじさん3人とおばさん一人が腰かけています。少しすると、あれあれ、そのおばさんがベンチを離れていきます。残りの仲間も立ち上ります。せっかく、先発のおじさんが意気揚々と確保したのにあまり受けなかったようですね。それではとそのベンチに我々が移動。このベンチの居心地のよいところは木陰になっていて涼しいことです。今日は絶好の好天のため、山の上でも直射日光の陽射しがとても暑いんです。ゆったりとベンチで持参したおかきをぽりぽりかじりながら、チロルの絶景、さらにはアルプスの遠景を思う存分楽しみます。

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気持ちの良い時間がゆっくりゆっくりと流れていきます。ゆったりと周りの景色を楽しむのみです。

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これが癒しの時間というものですね。時間はたっぷりあります。



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マイヤーホーフェンの1日:ペンケン山頂のお花畑はこの世のパラダイス

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/9回目

マイヤーホーフェンMayrhofenのペンケン山頂Penkenのお花畑にあった貴重なベンチで40分ほども気持ちのよい時間を過ごしてしまいました。何せ、こんなに眺めがいいベンチで、おまけに気持ちの良い木陰にもなっているんです。

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十分に満足したところでベンチを離れます。それを待ちかねたようにカップルがすぐにベンチにやってきます。どうぞ、ゆっくりお使いください。得難いベンチですよ。
ベンチの前に広がるのは素晴らしいお花畑です。

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可憐な小花の向こうには、雪を抱いたチロルの山々の絶景が広がっています。まるでこの世のパラダイスみたい・・・。

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しばらく、この美しい野原をぶらぶらしましょう。

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20~30分ほどすると、まわりに少し霧が近づいてきます。そろそろひとつ下のポイントまでおりましょう。コンビバーン・ペンケンKombibahn Penkenのゴンドラに乗ってペンケンバーンPenkenbahnとの乗り継ぎ駅まで下りると、そこにはペンケン山頂のようなお楽しみは何にもないようです。あるのはレストハウスだけ。景色を楽しみながら、何か冷たいものをいただきましょう。レストハウスは結構、賑わっています。

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飲み物はジュースとミルクです。配偶者が飲んだチロルのミルクは美味しかったそうです。

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飲み物のお供はアイス付きのアプフェルストゥルーデルです。

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景色を堪能しながら、おやつと飲み物でしばしの休息。

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そして、ペンケンバーンのゴンドラで下界に下ります。帰りはゴンドラが混み合い、満席状態。みなさんも帰る時間なんですね。
ゴンドラからは綺麗な景色が見えます。山頂が霧に覆われても、下界は晴れ渡っています。

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チロルの山々の絶景がまだ、かろうじて見えていますが、まさに見えなくなりそうです。もう2度と目にすることはないでしょう。さらば・・。

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マイヤーホーフェンの町がくっきりと見えてきます。箱庭のような風景です。

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町の建物が大きく見えてきます。

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ツィラー川Zillerの支流の清冽な流れも見えてきます。

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ロープウェイ乗り場の建物が見えてきます。

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マイヤーホーフェンの町に下りてきました。
鳥瞰図でロープウェイの復習をしておきましょう。今、上ってきたところはマイヤーホーフェンの町からペンケンバーンとコンビバーン・ペンケンの乗り継いでいったペンケン山です。鳥瞰図ではフィンケンベルクFinkenbergとも書かれていますね。逆サイドにはアホルンバーンAhornbahnというロープウェイもありますが、山頂へはロープウェイを降りたところから、かなり歩いて登らないといけないようです。鳥瞰図の上半分はチロルの峰々がびっしりと連なっています。先ほど見えた山々のようです。山に分け入れば、氷河も見られるそうですが、交通が不便なので、行くのは断念しました。

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まだ、時刻は午後3時。マイヤーホーフェンの町はよく見ていないので、ちょっとうろついてみます。



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マイヤーホーフェンの1日:マイヤーホーフェン散策・・・猛烈な暑さに早々に退散

2016年7月29日金曜日@イェンバッハ~マイヤーホーフェン/10回目

マイヤーホーフェンMayrhofenのロープウェイ、ペンケンバーンPenkenbahnとコンビバーン・ペンケンKombibahn Penkenのゴンドラを乗り継いで、ペンケン山頂Penkenに上り、美しいお花畑とチロルの山々の絶景を楽しんできました。
その後、下界のマイヤーホーフェンの町で散策を楽しむことにします。
マイヤーホーフェン駅のほうに向かって、メインストリートのハウプト通りHauptstraßeを歩きます。スポーツ店が多いのですが、どのお店もバーゲン真っ最中です。と言っても旅先なので、かさむようなスポーツ用品を買い込むわけにはいきませんね。もうひとつ、どうやら、マイヤーホーフェンの町では明日からの週末はお祭りが催されるようで、舞台の設営や屋台の準備中です。

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マイヤーホーフェンのカトリック教会です。チロルらしく、可愛い雰囲気です。

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町の中心地では、お祭りに向けてテラスの準備で忙しそうです。今日以上に大勢の人が押しかけてくるのでしょうね。

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このあたりで食事とも思い、レストランを物色しますが、それ以前に、朝とは違い気温が上昇し暑くてたまりません。食事の時間まで留まる元気が出ません。そろそろ退散しましょう。

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お祭りの横断幕が出ています。サイクリングの人たちの祭典みたいです。音楽のイベントもあるようです。

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最後にツーリストインフォメーションを発見します。ちょっとだけ寄っていきましょう。

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タウンマップをいただけました。その地図でここまでの散策ルートをチェックしておきましょう。

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帰りはまた、ツィラータール鉄道Zillertalbahnのレトロなディーゼルカーです。ツィラータールZillertalの美しい自然の中を走り抜けていきます。

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配偶者は車窓に張り付いていますが、疲れたsaraiはウツラウツラ・・・。

イェンバッハJenbachに戻ってきました。明日はこの駅に荷物を預けておきたいのでコインロッカーを探します。コインロッカーの表示があり、発見出来たのでホッと一安心です。なかなか立派なコインロッカーがあります。いつもコインで苦労するので、いくらなのか確認しておきましょう。ところが、試してみるとうまく作動しません。どれも故障してるのでしょうか。仕方がないので駅員さんに確認すると、コインロッカーは使えないよとのつれない返事。ぬか喜びでした。でも、確認しておいてよかったです。カバンを持って出かけてきてしまったら、面倒なことになるところでした。そうこうしていると、明日乗る予定のアーヘンゼー鉄道の蒸気機関車が帰ってきます。大勢の人が降りてきて賑やかです。大人気のようですね。蒸気機関車も大サービスで、盛大に汽笛を鳴らしています。その中で、突然日本語が聞こえてきてビックリです。数人の高齢の日本人です。観光客かしら? 現地にお住まいの方かしら? 彼らはインスブルック行きの電車に乗りこんでいきました。この旅では一度日本人の家族連れと出会いましたが、それ以外は全く日本人には会っていません。こんなところにわざわざ出かけてくる人は少ないようですね。

疲労回復をはかって、今日もホテルまでタクシーを奮発します。ホテルの部屋にはエアコンがないのでさぞかし暑いだろうと思っていたら、東向きの部屋は日が陰っていて、涼しくてほっとします。早く戻ってこられたので、配偶者は洗濯、saraiは明日のプランの再検討です。さて、7時になったので、夕食にしましょう。今夜もホテルのレストランで贅沢な食事です。レストランはなんと一番乗り。まだレストランには電燈も点いていなくて、とっても暗いです。一瞬、今日はレストランはお休みかとびっくり。すぐにスタッフが電燈のスイッチを入れて、テーブルに案内してくれます。
まずはオーストリア産の白ワインで好天のチロルの山巡りを祝して、乾杯!

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saraiはビーフステーキをいただきます。

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配偶者はコルドンブルーです。

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食事をしながら、壁の装飾を眺めていると、1890年のイェンバッハの町の様子を描いた絵があります。さびしい田舎町ですが、なんと蒸気機関車は走っていたようです。

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食事が終わり、最後にコーヒーを頂こうということになり、メランジェを・・・とお願いすると、それ何?という表情をされます。コーヒーだけどというと、エスプレッソねといいます。いえいえミルク入りの・・・と言うと、ノーマルねと言ってコーヒーが出てきました。ここは、オーストリアでしょ。メランジェが通じないなんて・・・。チロルはウィーンが遠く、イタリアに近いのね。ものすごい驚きと新知識となりました。

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明日はアーヘン湖Achenseeを見物して、その後、ザルツブルクに移動して、いよいよ、夜はザルツブルク音楽祭。早速、ウィーン・フィルの演奏を聴きます。わくわくです。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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