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フェルゼンライトシューレ初見参

2016年7月31日日曜日@ザルツブルク/1回目

旅の12日目、ザルツブルクSalzburgの2日目です。

昨日ザルツブルク中央駅Salzburg Hbfに降り立つと、ムッとするような暑さ。これは困ったと思ったのですが、陽が落ちると少し涼しくなり、今朝の明け方にはお布団を引き寄せる涼しさ。配偶者によると、日曜礼拝の鐘がたまらなくうるさく鳴り響く(教会がホテルの目の前)のにたたき起こされてみると、涼しさを通り越して冷たいほどの風が吹いていたそうです。ありがたいですが、このような風は雨を呼ぶのですよね。案の定、空は怪しげに曇っています。
saraiは、教会の鐘の音にもめげずに10時半まで爆睡。
ようやく起き出して、saraiと配偶者はホテルの近くのカフェに朝食兼ランチをしに出かけます。ホテルを出て、路地に出ます。

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ホテル前の路地、リンツァーガッセLinzer Gasseをぶらぶらしながら、カフェに向かいます。この路地はカプツィナー山Kapuzinerbergに沿って、ザルツァッハ川Salzachに架かるシュターツ橋Staatsbrückeのほうに続いています。

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カフェのオープンテラスのテーブルにつくと、軽食とコーラのセットメニューがあったので、それをお願いします。が、配偶者は、コーラはどうもね・・・と言い出します。メニューの中にミルクと言うのがあったので、コーラをミルクに変更してもらえないかとお願いします。しかし、日曜日でお手伝いしていると思われる中学生くらいの女の子に、なかなかこれが通じません。絵やメニューや身振り手振りで何とか分かってもらえたようなのですが、出てきたのが泡立ちミルクのようなもの。配偶者は普通の暖かいミルクでよかったのにとぶつぶつつぶやいています。でも、結局は面白い飲み物だったと納得しています。

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メインはハムとチーズを挟んだホットサンドです。

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トマトケチャップが容器ごと出てきたのには驚きます。ソーセージ用でしょうね。

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ところで、追加でお願いしたゆで卵が出てきません。とっても忙しいお店で、お客さんが次から次へとパンを買いにくるので、なかなか女の子に言うタイミングがありません。ようやくゆで卵がまだよと伝えますが、これがまた通じません。メニュー表を指差すと、女の子からようやく出た言葉が「あっ、忘れてた・・・」。それから女の子が作るのを待って、ようやくゆで卵がいただけます。でも、出来栄えはsarai好みの超半熟で、大喜びします。美味しく頂きました。

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食事を終えて、また、路地を歩いて、いったん、ホテルに戻ります。リンツァーガッセは結構、人通りの賑やかな路地です。

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ホテルに戻って、saraiはせっせとブログ書き。配偶者は読書。ゆったりとした午後です。というのも、今日は午後3時からのオペラと夜8時半からのコンサートのダブルヘッダーですから、それまでは待機状態なんです。オペラはフェルゼンライトシューレFelsenreitschuleでモーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》。フェルゼンライトシューレは直訳すると岩窟乗馬学校で、乗馬学校の裏の岩山を利用した劇場です。映画《サウンド・オブ・ミュージック》でコンクールの会場になっていましたね。saraiは初体験です。ところで、saraiはこのオープンエアの劇場は今日の雨模様の天気で大丈夫かと気をもみます。が、配偶者は、屋根があるという話を何かで見た気がすると主張。急いで調べてみると、今は開閉式の屋根が付いているので天候には左右されないとのとことで、一安心です。開演時間が近づきます。では、出かけましょう。バスに乗っていきます。バスのチケットは1週間乗り放題チケットを購入します。一人15.5ユーロと大変お得なチケットです。

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カラヤン広場Herbert-von-Karajan-Platzのバス停で下車します。通りの先にザルツブルク祝祭大劇場Großes Festspielhausがあります。その前の通りホーフシュタルガッセHofstallgasseはがらんとしていますが、その先にあるフェルゼンライトシューレのあたりはもう人だかりがしています。

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祝祭大劇場の壁には今日のオペラ、《コジ・ファン・トゥッテ》のポスターが貼られています。

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これまた、楽しみにしているオペラ、R・シュトラウスの《ダナエの愛》のポスターがあります。

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これは明日聴くトーマス・アデスの新作オペラ《皆殺しの天使》のポスターです。

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フェルゼンライトシューレの前は着飾った多くの観客が集まっています。

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これがフェルゼンライトシューレの入り口です。早速、中に入りましょう。開演25分前です。

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これがフェルゼンライトシューレのロビーです。あれっと思います。そうです。ここはモーツァルト劇場Haus für Mozartのロビーでもあります。実はフェルゼンライトシューレとモーツァルト劇場はロビーを共用しているんです。フェルゼンライトシューレへはこのロビーから出入りできます。

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ということは、フェルゼンライトシューレとモーツァルト劇場は同時に公演できないんでしょうか。まあ、同時に公演するほど、プログラムが立て込むことはないでしょうけどね。開演20分前なので、ロビーの様子をぐるっと見てまわったら、フェルゼンライトシューレのホール内に入りましょう。



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ザルツブルク音楽祭のモーツァルトは最高!!

2016年7月31日日曜日@ザルツブルク/2回目

フェルゼンライトシューレFelsenreitschuleでのモーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》の開演を豪華なロビーで待っているところです。オペラは聴衆が日常を離れて、目一杯着飾っているので壮観です。開演前のざわめきもオペラの醍醐味のひとつです。

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ロビーの奥のほうに歩み入ってみます。そこから入口のほうを振り返ります。階段の上から見下ろしている人もいますね。みなさん、開演前のひと時を楽しんでいるようです。

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壁際にはシャンパンやワインが並べられています。オペラには音楽だけではなく、雰囲気も重要な要素です。

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さて、フェルゼンライトシューレのホールに入りましょう。あれっ、開演前なのに舞台の上で既に数人が演技をしています。

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フェルゼンライトシューレは岩山を利用した大きなステージと階段状の背面の壁がむきだしになっていて、幕が下せないので、開演前も何か演技をしていないと間が持たないのかしら・・・。
客席はかなりの傾斜がある階段席になっていて、どこからも舞台が見やすそうです。

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saraiは前から2列目ですが、最前列とも段差があるので、とってもよく舞台が見えます。これがチケットです。

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saraiの席からはこんな感じで舞台が見えています。

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オペラが開演し、期待以上の出来に感銘を受けます。やがて、休憩時間になります。ロビーとは反対側のほうから外に出ます。ホールの前や2階のテラスには観客がいっぱい並んでいます。

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ホール前の広場をぶらぶらします。

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ホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgの姿も見えています。

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祝祭大劇場横の入り口前も外を散歩している観客でいっぱいです。

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しばらく、外をぶらぶらします。マチネーのせいか、心なしか、お洒落のレベルもそれなりのようです。saraiも今日はタキシードは着ていません。

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また、フェルゼンライトシューレのホール内に戻ります。開閉式の天井の一部が開けられています。舞台に光が満ちています。

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これが今日の舞台とオーケストラピットの様子です。ピットと客席の間に舞台が延長されていて、歌手がオーケストラの前に出て、歌うことができます。まるでコンサート形式のオペラみたいです。これがなかなか効果的で、ここぞという時に歌手が前面で思いっきり歌って、演技します。素晴らしい着想の演出ですね。

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席に座って、次の幕を待ちます。

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席から見た舞台の様子です。

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オペラ後半はますます、素晴らしくて、ザルツブルク音楽祭のレベルの高さを実感しました。最高のモーツァルトでした。大変な感銘を受けました。オペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。



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さっと食事・・・次はヴァイオリン・リサイタル、どっぷり音楽漬け

2016年7月31日日曜日@ザルツブルク/3回目

フェルゼンライトシューレFelsenreitschuleでのモーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》は素晴らしい演奏・演出でした。大変な感銘を受けました。モーツァルトのオペラでは《フィガロの結婚》が大好きなんですが、《コジ・ファン・トゥッテ》もそれに匹敵する素晴らしいオペラであることを実感させられました。

長時間のオペラでした。終わってみれば、もう7時ちょっと前です。次の8時半からのコンサートの前に軽く食事をしましょう。そう考えながらフェルゼンライトシューレを出ると、一雨あったようで、道はビショビショです。やはり降ってきたのですね。迷っている暇はないので、土地勘のあるレストランに行きます。このすばやい行動が功を奏して、最後のテーブルを確保出来ました。店内は満員の人たちで賑わっています。

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このレストランはホテル・エレファントです。以前泊まったこともありますし、食事したこともあります。ホテルのロビーには名物の象さんの彫刻があります。

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白ワインをいただきながら、料理を待ちます。ナプキンも像の模様です。

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やがて、料理が運ばれてきます。これがsaraiの食べたツァンダー(淡水魚)のグリルです。

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これが配偶者の食べた鱒のグリルです。

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食事をしている間中、ひっきりなしにお客が来て、別の店を紹介されたり、合い席になったり、あきらめて帰ったり・・・大変でした。このレストランは味もいいし、料金もほどほどで人気店なんです。
1時間以内で美味しく食事を終えることができました。

次のコンサートは、大学広場Universitätsplatz前のコレギエン教会Kollegienkircheでドイツを代表するヴァイオリニストのイザベル・ファウストが演奏するバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲という大演目です。初めて訪れる会場なので、30分前にはレストランから急いで大学広場に行きます。教会の入り口が開いています。早速、中に入りましょう。美しいバロック様式の白い空間が広がっています。

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仮設の舞台は中央のクロッシング部分に作られています。客席はその舞台の四方に設置されています。

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クロッシングの天井を見上げます。白いドームが見えます。周りの天窓から明かりが差し込んでいます。まだ、夜の8時ころですから、外は明るいんです。演奏中には日が沈んでしまうでしょうけどね。

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翼廊には大きな祭壇画が飾られています。

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逆側の翼廊にも同様に祭壇画があります。

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この教会はウィーンのカールス教会も設計したバロックの巨匠、フィシャー・フォン・エルラッハの手によるものです。17世紀末から18世紀初めにかけて建設されました。モーツァルトのミサ曲 ニ短調『ミサ・ブレヴィス』 K.65(61a)がここで初演されたと言われています。歴史の重みを感じますね。

saraiのチケットはこれ。

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会場のスタッフに訊くと、舞台正面の3列目という、とてもいい席です。席に座って、後ろを振り向くと、入り口の上にパイプオルガンが見えます。ブルックナーが弾いたと言われています。

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席に落ち着いて、開演を待ちます。舞台の先には、簡素な主祭壇が見えています。

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ファウストの弾いたバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは彼女のCDの演奏を上回る素晴らしい演奏でした。しかし、素晴らしい響きに酔いしれましたがリサイタルが終わってみれば、夜中の12時です。通常のコンサート2回分です。さすがに疲れました。こんなこととは知らなかったらしい配偶者は腰が痛くなったと苦情を言っています。途中の休憩の後、戻ってこない人も多く、お隣のおしゃれな素敵な女性がどうしたのかしらと話しかけてきます。帰ったのでしょうと配偶者が言うと、素晴らしいけど長過ぎるものねと残念そうに言っていました。普通は2回に分けて行う分量のコンサートですから、休憩を入れると3時間半。お昼のオペラと合わせると今日一日で7時間を超す音楽体験になりました。ふーっ・・・。

リサイタルの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

リサイタルが終わって、コレギエン教会を出ると雨です。傘をさしてホテルに戻ります。眠いのですぐに就寝します。

明日はモーツァルト劇場Haus für Mozartでトーマス・アデスの新作オペラを鑑賞します。



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ザルツブルガー・ノッケルン美味し!!

2016年8月1日月曜日@ザルツブルク/1回目

旅の13日目、ザルツブルクSalzburgの3日目です。

教会の前のホテルというのは考え物ですね。配偶者は今日も鐘の音で目が覚めたそうです。もっともsaraiは平気で寝ていました。それでも、昨夜は早めに寝たせいか、saraiも9時には起床。でも、昨日のコンサートのブログ記事を2つも書き洩らしています。早速、執筆業に取り掛かります。と言うわけで、配偶者は朝食の買出しに出かけます。

以下、配偶者の朝食買い出しの様子です。買い出し先は昨日朝食を食べたカフェです。今日は月曜日で学校があるのでしょう。女の子ではなくママが店番です。サンドイッチとクロワッサンとりんごのパンを購入。ホテルに戻ります。以上、配偶者の朝食買い出しの巻でした。

このホテルは、部屋に湯沸かし器などはないのですが、食堂のコーヒーマシンは無料で自由に使えます。なかなか便利です。部屋で美味しく気楽に朝食を頂きます。saraiは朝食後、執筆業に復帰。配偶者は『子供の初めてのお使い』もどきに出かけます。

以下、配偶者の『初めてのお使い』の様子です。もっとも、パンの買出しも初めてのお使いでしたけどね。今度は切手を買いに行きます。昨日、レセプションのお姉さんに切手が欲しいとお願いすると、金庫の中を探してくれましたが見つからず、明日は用意しておくわと言ってくれました。今朝のレセプションのお兄さんは、ここには切手はないからタバッキ(タバコ屋)で買ってねと言い、タバッキは100m先だと教えてくれたのです。タバッキは見た目は小さなお土産屋のようなものですから、よく見ないと見逃します。タバッキは上手い具合に見つかりました。が、店の主人が言うには、ここには置いてないから郵便局に行けとのこと。郵便局は、目の前の通りを真っ直ぐ行き、2つ目の角を左(多分そんなことを言ったと思う)だと教えてくれます。行くっきゃありません。2つ目の角でその先をうかがいますが、ビルが立ち並んでいるだけで、何があるかなんてわかりません。郵便関係は黄色と決まっているので、何か黄色いものはないかと目を凝らすと、木陰に小さなポストを発見。やりましたね。その前に行っても、小さな文字でPOSTと書いてあるだけで、どこが入り口かも分かりません。おばさんが建物に入っていくのに付いていくと、そこが郵便局でした。他の客に混じって順番を待ちます。ようやく自分の番になり、無事に切手を買うことが出来ます。さらにその場で絵葉書も受け取ってくれます。切手は2枚余分に買っておきます。これからのことがありますからね。
帰り道、空を見上げると、真っ青な青空です。今夜は着物を着る予定なので、雨の心配がないのは嬉しいのですが、暑くならないでね。これって贅沢なお願いでしょうか。
というのが、配偶者の小さな冒険だったそうです。

ようやくsaraiが昨日のブログを書き上げたので、出かけましょう。今日は特に予定はなく、休養の1日です。ふらふらと出かけます。ホテル前の路地、リンツァーガッセLinzer Gasseを抜けて、大通りのシュヴァルツ・シュトラーセSchwarzstraßeに出ます。

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ザルツァッハ川Salzachに架かるシュターツ橋Staatsbrückeの先には、ホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgが見えています。

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シュターツ橋の手前には綺麗な花壇があります。ザルツブルクは夏も花の季節です。

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ここで、saraiが、昼食代わりにホテル・ザッハーでザルツブルガー・ノッケルン(ザルツブルクの名物お菓子)を食べようと提案します。今までにザルツブルガー・ノッケルンに2回チャレンジしましたが、いつも食べきれずに惨敗。3つの山を連ねた形のスフレでとっても大きいのです。デザートに食べようとするから駄目なのだから、昼食代わりなら食べられるだろうという作戦です。それもいいねって、配偶者も同意。ホテル・ザッハーのカフェはすぐ近くです。1分後にはカフェ・ザッハーの前に到着します。

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カフェに入り、ザルツブルガー・ノッケルンと紅茶をお願いします。カフェ・ザッハーの店内は豪華ですね。

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明るい窓際の席でゆったりとザルツブルガー・ノッケルンが焼けるのを待ちます。

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まず、紅茶が届きます。

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続いて、ザルツブルガー・ノッケルンにかけるイチゴクリームが届きます。

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とりあえず、紅茶をいただきます。

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さて、カメラを構えて、ザルツブルガー・ノッケルンの登場を待ちます。ザルツブルガー・ノッケルンはスフレですから、時間との勝負です。持ってくるとすぐに取り分けられてしまうので、その前に写真を撮らないといけません。ザルツブルガー・ノッケルンが届き、見事に激写。

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落ち着いて、ザルツブルガー・ノッケルンが各自の皿に取り分けられるのを待ちます。

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さぁ、頂きましょう。お腹に余裕があると、とっても美味しく頂けます。

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今日は二人でぺろりと頂きました。ようやく3回目にして、完食できて満足です。カフェ・ザッハーザルツブルガー・ノッケルンは評判通りの素晴らしいスフレでした。

カフェ・ザッハーを出ると、すぐ裏がザルツァッハ川に面しています。

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ザルツァッハ川を渡って、旧市街地に出ます。特に用事もないので、メインストリートのゲトライデ通りGetreidegasseを歩きますが、ものすごい人です。さすが大観光地です。

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人混み渋滞がおき、前に進むのが大変です。

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ともかく、まだまだ時間があるので、このあたりをぶらつきましょう。



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ザルツブルクの旧市街を散策

2016年8月1日月曜日@ザルツブルク/2回目

夜のオペラの時間までフリーなので、ザルツブルクの旧市街をぶらぶらしています。ゲトライデ通りGetreidegasseから続くユーデンガッセJudengasseの8番地には、1825年にシューベルトがザルツブルクに友達と旅行した際に宿泊した家があります。

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ユーデンガッセを抜けると、モーツァルト広場Mozartplatzに出ます。広場の中央には、もちろん、有名なモーツァルトの銅像が立っています。

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モーツァルトの銅像の周りは綺麗な花壇になっています。

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モーツァルト広場に隣接して、レジデンツ広場Residenzplatzがあります。ザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgも左手に見えています。

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レジデンツ広場に移動します。広場の中心には噴水があります。右手の大きなドームはザルツブルク大聖堂です。

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レジデンツ広場にはザルツブルク大聖堂の北側面が面しています。右手のレジデンツResidenzの前には観光馬車が並んでいます。

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レジデンツ広場から続くアルターマルクトAlter Marktには、ザルツブルクのチョコレート有名店のフュルストCafe Konditorei Fürstがあります。

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ここを覗きますが、カフェが中心でチョコレートの販売はお店の端に少し並んでいるだけ。それに混雑しているので、撤退します。

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アルターマルクトを抜けて、再び、ゲトライデ通りに戻ります。やはり、ひどい混雑ぶりです。そんな中に突っ込んでくる車もあります。

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だからといって、何があるわけでもありません。お土産物屋と洋服や靴のお店、カフェが並ぶだけです。そんなゲトライデ通りから抜け出て、大学広場Universitätsplatzに向かいます。そこでは朝市が立ちますが、今はもう午後なので、どうでしょう・・・おおーっ、まだ、野菜や果物の露店があります。

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広場は露店をのぞく多くの人々で賑わっています。

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チーズやソーセージの店もあります。

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広場に面して立つ教会は昨日、ヴァイオリンのリサイタルを聴いたコレギエン教会Kollegienkircheです。白亜の美しいバロック様式の建物です。

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珍しく、鉢植えの花を売っているお店もありますね。でも、よく見ると、鉢植えではなくて、鉢に見立てたポットに花束をさしているようです。

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旅行者の我々にとって、こういう露店市はあんまり関係はありません。露店市の様子をひととおり眺めたところで、お土産でも調達するために混雑するゲトライデ通りに戻ることにします。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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着物とタキシードでオペラに出撃

2016年8月1日月曜日@ザルツブルク/3回目

ザルツブルクの旧市街を散策しています。大学広場Universitätsplatzの市に立ち寄った後、再び、ゲトライデ通りGetreidegasseに戻ります。ますます、物凄い人出になっているのに驚かされます。

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ここで帰国に向けてのお土産をゲットしておきたいのですが、めぼしいものは見付かりません。夏なのでチョコレートは敬遠してたのですが、あまりに涼しいのでチョコレートを買うことにします。溶けちゃっても、形は崩れてもチョコレートに変わりはないでしょ! ザルツブルクのチョコレート有名店のフュルストCafe Konditorei Fürstの本店は混雑している上にチョコレート売り場が狭かったのでパスしましたが、今度はフュルストのゲトライデ通り支店に行くことにします。ここはカフェを併設してなくて、チョコレートの販売だけに徹したお店で、店内もガラガラです。このゆったりしたお店でお土産をゲット。これで帰国できます。
このフュルストのゲトライデ通り支店はゲトライデ通りの端っこ(47番地)にあります。ここから、また、ゲトライデ通りを歩いて、ホテルのほうに向かいます。途中、モーツァルトの生家Mozarts Geburtshausの前を通ります。黄色い色が目立ちます。

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正面から眺めます。考えてみたら、こんなにザルツブルクに来ているのに生家に入ったことはありません。なんだか、今更、入る気がしません。モーツァルトのファンなんですけどね。

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でも、一応、入館案内だけは見ておきましょう。日本語でも案内があります。一人10ユーロなんですね。結構な料金ではあります。

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夕食をテイクアウトするために、我々愛用のお店、マイ・インディゴmy Indigoに向かいます。まだつぶれずに営業しているでしょうか。配偶者によると、あの店は女の子に受けがいいから大丈夫とのこと。ありました! まだまだ繁盛しています。

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ここのお寿司は高いですが美味しいです。

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お店のカウンターの上の壁に書かれているメニューを見ながら、検討の結果、お寿司ではなく、今日はカレーライスのテイクアウトにします。

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ホテルに戻ります。ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ホテルに戻って、テイクアウトしたカレーライスのパッケージをチェックします。

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中を開けてみると、こんな感じです。結構、美味しそうでしょう。もやしやトマトがトッピングされているのが、このお店の流儀です。

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一服して、出陣の準備です。数日前に世界初演を迎えたオペラの2回目の公演ですから、タキシードに着物で決めます。今日は、何と言っても涼しい! 爽やかな五月晴れと言うか、真夏の避暑地というか、タキシードや着物を着るには絶好のお天気です。雨も降りそうにありません。配偶者はたっぷり時間をかけて、きれいに着物を着ることができました。早速、出かけます。結構、ホテル前の路地を歩くと注目されます。日本の着物は特別のようです。わざわざ素敵ねと声をかけてくれる人もいます。懇意になった和食・中華料理店のお兄さんに二人の晴れ姿を写真に撮ってもらいました。ダンケ・シェーン!

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開演の45分前に会場のモーツァルト劇場Haus für Mozartに到着です。既に大勢の聴衆が詰めかけています。

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あれっ、とても聴衆とは思えない人たちがいっぱいいますね。ザルツブルク音楽祭の様子を見ている観光客の人たちもいるようです。

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ひとだかりしているところがあります。カメラマンが来ていて、有名人が到着すると、一斉にフラッシュがたかれ、撮影会が始まります。それを見るギャラリーも大勢来ています。さすが、ザルツブルク音楽祭です。

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さすが、皆さんおしゃれしていますね。気分は最高です。

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開演まで、あと30分ほどです。



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オペラの舞台に何故か、迷える子羊たちが登場

2016年8月1日月曜日@ザルツブルク/4回目

モーツァルト劇場Haus für Mozartでの新作オペラの開演を待っているところです。開幕30分前、続々と聴衆がやってきます。その中の有名人を写真に収めようと、カメラマンが待ち構えます。saraiもそれを見物します。

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しばらく見物を続けます。なかなか興味深い風景です。

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やがて、外での見物に満足したところで、ホールのロビーに入ります。ミロかクレーみたいな絵があります。指揮者を描いたもののようです。一緒に記念撮影。

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開演20分前になったところで、ホール内に足を踏み入れます。これが今日のチケット。前から6列目の席です。

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自席に座って、舞台を眺めます。既に真っ暗です。幕は上がって、大きな舞台装置がむき出しになっています。

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後ろを振り返ると、モーツァルト劇場の客席全体が見渡せます。比較的、小さなホールです。歌手の声がよく響きそうですね。

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横を眺めると、こんな感じ。長い客席が湾曲して続いています。

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もう、開演15分前ですが、まだ、観客はほとんど席についていません。

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おっと、開演前の舞台に羊が1匹迷い込んできます。迷える子羊でしょうか(笑い)。

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やがて、もう1匹。

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3匹になったところで、お世話係も登場。

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実はこれは今日のオペラの伏線なんです。今日のオペラ《皆殺しの天使》は不条理劇で、登場人物たちが屋敷に閉じ込められて、何故か屋敷の外に出られないというストーリーなんですが、劇の後半で閉じ込められた人たちは食料も尽きます。そこに迷い込んでくるのが羊さんなんです。哀れにも羊さんは捕らえられて、食料になるんですが、その羊さんたちがオペラの開演に向けて、愛嬌をふりまいているんです。

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羊さんたちは愛嬌をふりまくだけでなく、さかんに排泄物も出しています。オペラ用に飼い慣らされた羊なんていませんから、近くの牧場から連れ出されただけなんでしょう。お世話係の役目はこの排泄物の掃除だったようです。お世話係も牧場から来た人なんでしょうか。

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やがて、羊さんたちはお役目を終えて、退出。オペラが開演です。

トーマス・アデスの新作オペラ《皆殺しの天使》は、原作のメキシコ映画で予習した甲斐あって、楽しめました。難解なストーリーですが、不条理ものですから、分からないのが当然。分かったというと嘘になります。音楽が付いて、オペラに仕立て上げられると、普通に見られるような気もしますね。充実した女声陣5人の強烈な歌唱に驚嘆しました。とりわけ、フォン・オッターの歌は素晴らしかったです。
オペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

今日のオペラは7時に始まって10時に終わりましたから、オペラとしては普通の長さです。早々とホテルに帰ることができました。

夜食をいただき、ゆっくりお風呂に入り、明日に備えます。明日は夜のピアノ・リサイタルを聴くだけですから、余裕の日程です。お昼はどこかに出かけましょう。



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ジャンル : 音楽

 

ウンタースベルクに向かうものの・・・トホホ

2016年8月2日火曜日@ザルツブルク/1回目

旅の14日目、ザルツブルクSalzburgの4日目です。

今日も、教会の鐘の音で配偶者は起床。熟睡しているsaraiをおいて、一人でお買い物です。昨日とは別のパン屋さんに行ってみます。いかにもパン屋さんというお店で、種類も豊富です。帰りにスーパーにも寄って、牛乳とヨーグルトをゲットして、戻ります。ようやく起きだしたsaraiと、朝食です。

今日もよいお天気です。ザルツブルクの近くにそびえるウンタースベルクUntersbergに出かけてみましょう。ロープウェイで山頂までいけるというので気楽に思っていましたが、何と標高1700mもあるということが分かって、しっかり身支度をします。ウィンドブレーカーも持ちます。
近くのバス停、マカルト広場Makartplatzからウンタースベルク行きのバスにも乗れるのですが、ザルツブルク中央駅まで行って始発に乗ったほうが間違いなく座れるだろうと思って、駅に行くはずのバスに乗ります。これが大失敗。あらあらと思っているうちに、駅からどんどん離れていきます。ちょっと遠回りして駅に向かうだろうと思って乗り続けますが、どんどん郊外に出て行き、降りるに降りられません。

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ウンタースベルクを遠くに望む反対側の山までやってきた所が終点で、そこで乗客は皆降りてしまいます。

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このまま乗っていれば市街に戻るだろうと我々はそのまま乗って待ちます。

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待っていると、たしかにバスは出発しますが、行き先は表示されず、途中のバス停にも停まりません。

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どうやら回送バスになってしまったようです。バスはバンバン走っていきます。

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車庫にでも行ったら困るなと窓の外をしっかり見ていると、元来た道を戻り、乗車したバス停までやってきてしまいます。思い切って、降車のボタンを押すと無事に降ろしてくれます。私たちが乗っていることを運転手は知っていたのでしょうか・・・謎です。何はともあれ、元のバス停に戻ってきました。そこへ本来乗るべき25番のバスが、ちょうどやって来ます。もう中央駅まで行ってなんて考えている場合ではありません。バスはそれなりに混んでいましたが、並んで座れました。ラッキー!

バスはウンタースベルクに向かってどんどん走ります。山が迫ってきます。見上げるような大きな山です。終点のバス停ウンタースベルクバーンUntersbergbahnで観光客もぞろぞろ降ります。我々の持っているチケットでは追加料金がいるはずですが、何も言われずに降りることが出来てしまいました。

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すぐに、近くに見えているロープウェイ乗り場に向かいます。

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目の前には厳しい岩山がそそり立っています。これがウンタースベルクですね。この山頂までロープウェイで一気に登ります。

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ロープウェイ乗り場の入り口の看板を見ると、このロープウェイは標高456mから標高1776mまで我々を運んでくれるようです。

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まずは窓口でチケットを購入します。往復で23.5ユーロとなかなか高額です。ザルツブルクカードがあれば無料なので、窓口でチケットを買う人はあまりいませんね。

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ゴンドラを待つ列に並びます。なかなか繁盛しています。

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もう、窓口には誰も並んでいませんね。

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壁にはパノラママップが貼ってあります。赤いラインがロープウェイです。

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ウンタースベルクは冬はスキーリゾートになるようですね。

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ウンタースベルクの頂上からのパノラマ絶景の写真もあります。期待が膨らみますね。

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ゴンドラがやってきました。出発です。



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ウンタースベルクは想像以上に高い山

2016年8月2日火曜日@ザルツブルク/2回目

ウンタースベルクUntersbergに登るゴンドラは満員で出発です。

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何とか窓際に寄って、外の景色を楽しめるように頑張ります。

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ゴンドラは一気に山頂を目指します。すぐに周りの景色が見渡せるようになります。

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ゴンドラは少しずつ高度を上げていきます。

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平地の向こうはぐるっと山に取り囲まれています。ザルツブルクは山の中の町ですね。

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あたり一帯の平地が見渡せます。

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遠くザルツブルクSalzburgの街も見渡せます。ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgは町のランドマークです。

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ゴンドラはウンタースベルクの切り立った岩壁に近づいてきます。

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山の頂はまだ、ずっと上のほうです。

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下を見渡すと、素晴らしい景色です。正面にザルツブルクの町全体が小さく見え、その手前にはザルツブルグ空港Flughafen Salzburgも見えます。

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さっき山の頂だと思った地点はとっくに下に見えています。ゴンドラはぐんぐんと上昇を続けます。

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遠くに見えるザルツブルクの町をズームアップしてみます。ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburg、メンヒスベルクMönchsberg、カプツィーナー山Kapuzinerberg、ザルツブルグ中央駅Salzburg Hbfなどが箱庭のような景色になっています。

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切り立ったウンタースベルクの岩壁も今や下界に見えています。ザルツブルクの町を中心にした広い平原がどこまでも続いています。地平線は霞んでいますね。

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ゴンドラはロープウェイの頂上駅にようやく到着。10分ほどの空の旅でした。ぞろぞろとゴンドラから降ります。

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これが頂上駅に停止しているゴンドラです。最後の乗客が降りようとしています。

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さあ、ウンタースベルクの頂上を散策しましょう。



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ウンタースベルクからのパノラマ風景

2016年8月2日火曜日@ザルツブルク/3回目

ロープウェイに乗って、ウンタースベルクUntersbergの頂上駅に到着。これが頂上駅からのザルツブルク方面を見下ろした絶景です。

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ザルツブルクの町をズームアップしてみましょう。ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburg、メンヒスベルクMönchsberg、カプツィーナー山Kapuzinerberg、ザルツブルグ中央駅Salzburg Hbfがはっきりと見えます。

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道標を見ると、ここからはウンタースベルクの上のハイキングコースが始まっているようです。6時間という大変なコースもあるようですが、今日はそんな本格的なハイキングのことは念頭になかったので、ちょっと、そのあたりをうろつくだけにしましょう。

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今いるのは頂上駅の横の広場で、見晴台にもなっています。

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ロープウェイはウンタースベルクの岩壁に沿って登ってきています。その岩壁の先は大きな平原が広がっています。

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さあ、頂上のハイキング道を少し歩いてみましょう。ちょっと歩くと小高い展望台に登ることができます。ここからは4方が見渡せます。4方の景色の案内板も立っています。

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案内板にあるパノラマ風景の実際はこんな感じです。

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ちょっと左に目を移すと、案内板にあった遠くの風景が見渡せます。山の麓あたりがベルヒテスガーテンBerchtesgadenのようです。一昨年の旅が懐かしいです。

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遠くに見える山をズームアップしてみると、ごつごつした岩山が見えます。これがケールシュタインKehlsteinhausあたりのようです。

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あれっ、懐かしのヴァッツマン山Watzmannも見えるようです。ちょっと山の陰にはなっていますが山頂がちょっぴりと見えます。あとでもう少し見えそうなところに行ってみましょう。

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次の案内板はザルツブルク方向です。

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ザルツブルクの先にテレビ塔の立つガイスベルクGaisbergも見えます。明日以降、このガイスベルクにも登ってみるつもりです。

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これはザルツブルクの右手に広がる平原です。ザルツァッハ川Salzachの一部も見えています。

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次の案内板はザルツブルクの左手の風景です。キーム湖もこの方向のようです。

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カメラでズームアップすると、キーム湖らしきものが輝いています。

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何と面白い。双眼鏡でも持って来れば、もっと子細に観察できたでしょう。大いに眺めを楽しみます。



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ウンタースベルクの頂上を散策

2016年8月2日火曜日@ザルツブルク/4回目

ウンタースベルクUntersbergの頂上駅の小高い展望台で四方に広がる絶景を楽しんでいるところです。
最後にザルツブルグSalzburgの左に広がる平原を眺めます。山の先はキーム湖があります。

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山の陰にキーム湖らしき水面が見えています。

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最後の最後にヴァッツマン山Watzmannがよく見える場所を探します。ようやくベストポジションと思える場所を見つけます。手前の山が若干、邪魔ですが、何とか、ヴァッツマン山を眺めることができて、満足です。

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展望台を離れて、また、ウンタースベルクの山頂のハイキング道に戻ることにします。

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山の裾を見下ろすと、いかにウンタースベルクが切り立った山であるかが分かります。

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山裾の集落が見えます。最大限にズームアップしても家々がとっても小さく見えます。1000m以上の高低差です。

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こちらはさきほどロープウェイに乗ってきた麓駅があるウンタースベルク麓の村です。山麓からザルツァッハ川Salzachの支流が流れているのが見えます。この支流は上方を左右に流れているザルツァッハ川に合流しています。ちょうど合流地点にはタウエルン・アウトバーンTauern Autobahn A10という高速道路の橋が架かっています。

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展望台から下って、ハイキング道に入ります。ちょっと先のほうに行ってみましょう。

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山頂の道はすこぶる景色が美しく眺められます。絶景を眺めながらの散策ですが、道は結構、高低差があるので、上り坂、下り坂の連続です。ふーふー言いながら歩きます。

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道標があります。このハイキング道はまだ延々と3時間以上も続くようです。何と何と・・・。

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道の傍らには可愛い小花が咲いています。

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突如、大きな山の亀裂に遭遇します。巨大な岩の割れ目です。割れ目から、美しい景色が顔を出しているのが笑えます。

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何かの記念碑があるようです。ちょっと道をそれて、見に行ってみましょう。

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第1次世界大戦と第2次世界大戦の慰霊碑のようですね。合掌・・・

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このあたりは眺めが素晴らしいです。ちょっと景色を楽しみましょう。

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景色を楽しんだところで、切りがないので、そろそろ引き返しましょうか。



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ウンタースベルクの頂上でランチ

2016年8月2日火曜日@ザルツブルク/5回目

ウンタースベルクUntersbergの頂上に続くハイキング道を散策しているところです。戦争の慰霊碑が立っている小高い丘から、今まで歩いてきたハイキング道のほうを眺めます。ハイキング道の右手には見える小高い展望台が見え、ロープウェイの頂上駅は坂の向こうに隠れています。

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こちらはハイキング道のこれから先の方向です。道は急坂でどんどん登っていくようです。とてもこれ以上は進めません。ここを最後に元来た道を戻るしかありません。

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ロープウェイの頂上駅のほうに向かって、ハイキング道を戻ります。もちろん、坂が連続して、結構、帰り道も厳しく、休み休み歩きます。ただ、道の傍らには可愛い野草の花が咲き、心が和みます。

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チロルでも見かけたホタルブクロが咲いています。

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ようやく、頂上駅近くの山小屋風レストハウスが見えてきます。下って、上れば、到着です。

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傍らの石の間からはホタルブクロの群生が顔を出しています。

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ホタルブクロはいっぱい咲いていて、とても綺麗ですね。

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坂をほぼ下り終え、いよいよ上り坂にかかります。レストハウスに向かって、ひと頑張りしましょう。

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何とか登り坂をしのぎ切って、レストハウス前に到着。連なる山々の景色が望まれます。

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ここで、お昼を食べていきましょう。注文した料理が届くまでは、まわりの景色を楽しみます。

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近くの山も切り立った岩山です。

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いただくのは意外にお洒落に盛り付けられたソーセージです。

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スープもいただきます。

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眺めと昼食を楽しんでいると・・・日本語が!
この旅ではほとんど日本人に会っていません。こんにちは・・・と声をかけると、愛想のよいお二人で、楽しくおしゃべりが始まります。ご夫妻は見晴台に行ってくると言うので、一旦別れましたが、その後は、バスでザルツブルクの街に戻るまで、ずっと、いろんな話で盛り上がります。
明日からウィーンに向かうというお二人とバスの中で別れ、ホテルに戻ります。
ホテルの前に戻ってきたところで、お向かいに立つ教会がふと目に入ります。

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ちょっと中を覗いてみましょう。

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中庭に入ると、美しいイタリア式回廊が続いています。

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中庭ではなくて、お墓があるので墓地ですね。

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聖セバスチャン墓地St.Sebastian-friedhofという墓地です。

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教会は聖セバスチャン教会St Sebastiankircheです。内部は綺麗なバロック様式の空間です。

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教会を見ながら、去りますが、何か心にひっかかるものがあります。

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記念碑の銘板があるので、読んでみると、モーツァルトの名前が出てきます。どうやら、ここにモーツァルトの妻コンスタンツェと父レオポルドが葬られているようです。

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今日は疲れたので、また、明日にでも、お墓を探してみましょう。

ホテルで一服して、ブッフビンダーのピアノ・リサイタルに出かけます。これが今日のチケット。祝祭大劇場が会場です。

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素晴らしいベートーヴェンが聴けました。今日も楽しいコンサートでした。コンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

会場の祝祭大劇場を出ると雨です。1本の傘で帰ります。土砂降りではありませんが、半分以上の人は傘なしで濡れながら歩いています。仕方がないと思っているのか、これが普通のことと気にしていないのか分かりません。ホテルのすぐ近くにある、初日に親しくなった和食・中華料理店で軽く食事をして帰りましょう。もう私達は最後の仕舞い客です。お店のお兄さんお勧めのエビチャーハンとトリチャーハンを食べます。お味噌汁付きで、なかなか美味しいです。

ホテルに戻り、またブログ書きです。ウンタースベルクで出会った日本人の方からメールがさっそく届いていました。旅のお友達との交流は嬉しいですね。
明日はカウンター・テノールのベジュン・メータのコンサートです。その前にお天気がよければガイスベルクの丘にでも登ってみましょう。



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モーツァルトの妻、コンスタンツェのお墓

2016年8月3日水曜日@ザルツブルク/1回目

旅の15日目、ザルツブルクSalzburgの5日目です。

慣れとは恐ろしいものですね。あれほど教会の鐘に起こされていた配偶者も、今日は9時までぐっすりお休みです。昨夜は遅くてお風呂に入れなかったので、まずは朝風呂です。さっぱりして、残り物のパンで軽く朝食を済ませます。

今日は、ガイスベルクGaisbergの山に行ってみましょう。ウンタースベルクUntersbergとは、ザルツブルクの街を挟んで反対側にあります。出かける頃になって、saraiがバスがない!と叫んでしまいます。saraiがうだうだしていて、出かけるのが遅くなってしまったためです。ガイスベルクへは日に5本ほどしか直通バスがないのです。少々朝がのんびりしすぎて11時のバスが行ってしまったんです。次は2時です。それまで、バスが出るミラベル宮殿Schloss Mirabell辺りをぶらぶらしましょう。

その前に、毎朝起こされている教会を見に行きましょう。昨日も見に行きましたが、その聖セバスチャン教会St Sebastiankircheというなかなか由緒ある教会には、モーツァルトのお父さんのレオポルドや奥さんのコンスタンツェのお墓があることがわかったんです。今日はそのお墓を見に行きます。ネットで大体のお墓の位置と形を確認していきます。まずはリンツァーガッセLinzer Gasseの路地から教会の横の広場に入ります。広場にはオープンテラスのカフェがあります。

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好天の下、広場には明るい部分にくっきりと影が差しています。

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広場から右手のほうを見ると、教会の墓地への入り口が見えます。昨日も来ているので、分かりにくい入口も勝手知ったるという感じです。

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墓地への入り口の扉は半分開いた状態です。その先にはイタリア式回廊が見えています。早速、入ってみましょう。

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それなりに広い聖セバスチャン墓地St.Sebastian-friedhofがぐるりと回廊に囲まれています。キョロキョロ探すとモーツァルト家の墓がすぐに見つかります。きちんと整備されていて、お花も植えられています。それにしてもモーツァルト家のお墓のど真ん中がコンスタンツェのお墓でお父さんのレオポルドは横っちょです。いいんでしょうか? なお、彼女はモーツァルトの死後、約20年後にデンマークの使節秘書・外交官であるゲオルク・ニコラウス・ニッセン(Georg Nikolaus von Nissen)と再婚しました。このお墓にもモーツァルトの名前の上にニッセンの名前が刻まれています。さらにその下には旧姓のウェーバーも刻まれています。さらには、ここには、彼女の2番目の夫ニッセンも葬られています。姉のアロイジア・ウェーバーも葬られています。まさにコンツタンツェを中心としたお墓ですね。

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本当か嘘か、分かりませんが、モーツァルトの姉のナンネルがこれに腹を立てて、ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの麓にあるザンクト・ペーター墓地St.Petersfriedhofのお墓に入ってしまったとか・・・。(だからと言ってナンネルの墓を探しに行くほど、saraiは墓マニアではありません)

モーツァルト家のお墓は墓地の中央の一等地に立っています。

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これは墓地にある礼拝堂です。

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肝心のモーツァルト自身のお墓ははっきりしないのに、妻や父のお墓はこんなにきちんと残っているんですね。その落差に心が痛みます。

墓地を出て、また、横の広場に戻ります。広場の中を抜けて、いつもとは違う道を通って、ミラベル宮殿に向かいます。

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ミラベル宮殿に近づくと、ミラベル宮殿の前に建つザンクト アンドレア教会St. Andrakircheの優雅な建物が見えてきます。

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ちょっと中を覗いてみましょう。内部はとてもシンプルですが、清楚な感じです。

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ちゃんとしたパイプオルガンも設置されています。

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これが主祭壇です。新しいですね。最近のもののようです。

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礼拝堂に飾られている十字架像もモダンです。戦後に再建されたのでしょうか。

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教会の外に出て、正面からザンクト アンドレア教会のファサードを眺めます。

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通りを渡って、ミラベル宮殿前から、ザンクト アンドレア教会を眺めます。典型的なバロック様式の建物ですね。教会前の広場には、朝市が立つことで有名です。広場の手前の左手にはザルツカンマーグート観光のミニバスの発着所があります。昔、最初にザルツブルクを訪れた折、そこからザルツカンマーグート観光の半日ツアーに出かけたことが思い出されます。

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次はガイスベルク行のバスが出発するバス停の確認をしておきましょう。



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モーツァルトの魔笛の作曲小屋はどこ?

2016年8月3日水曜日@ザルツブルク/2回目

ガイスベルクGaisberg行のバスが出発するバス停を確認するためにミラベル宮殿Schloss Mirabellの前に来ました。ミラベル宮殿の前には多くのバス停が並んでいますが、ガイスベルク行は乗り場Fのバス停です。これがそのバス停です。

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バスの時刻をちゃんとチェックしておきます。平日のダイヤは14時5分発です。今、12時50分ですから、あと1時間ほどあります。この151番のバスは今日は合計6本です。非常に少ないですね。また、右にゾーン設定が書いてあります。終点のガイスベルクシュピッチェGaisberg Spitzeまでは市内バスの一般ゾーンからは2ゾーン分はみ出しています。市内バスの1週間パスを持っていますが、追加料金を支払う必要があります。

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ここまで、チェックしたところで、そのバスの出発時間までの時間をつぶすために、ミラベル宮殿横にあるモーツァルテウムMozarteumに向かいます。モーツァルトが魔笛を作曲した小屋が移築されているはずで、それを見たいんです(そんなもの見たいのって、配偶者は呆れ顔ですが、見たいものは見たいんです)。州立劇場の建物をぐるっと回っていきます。

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モーツァルテウム近くまでやってきました。

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モーツァルテウムは、ザルツブルグの音楽大学で、学生が出入りしていますが、観光客らしき人も出入りしています。我々も中に入り、魔笛の作曲小屋をアチコチ探しますが、見つかりません。と、日本人の若い女性が何人かいます。作曲小屋はどこかを訊きますが、どうも知らないようです。彼女たちは、モーツァルテウムの夏季の講習会に参加している音楽学生でした。諦めきれずにウロウロしていると、日本人の男性が声をかけてくれます。彼は作曲小屋の存在は知っており、見たこともあるそうですが、一般には公開していないので見れないかもとの情報をくれます。やはり、モーツァルテウムのホールで公演があるときにしか見られないようです。因みに今回はモーツァルテウムでのコンサートは訪れる予定はありません。彼は見られるかどうかを事務所で訊いてくれようとしてくれますが、残念ながら事務所はちょうどお昼休み中でした。でも諦めきれずに大体の場所を聞いて行ってみます。垣根越しに小屋らしきものを見つけ、写真を撮って、saraiは一応満足します。

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先ほどの彼にその写真を確認してもらうと、その小屋だと思うとのことで、お礼を言って別れます。
その後、ミラベル宮殿の庭園をぶらぶらすることにします。今日は夏空が広がり暑いほどの好天。庭園は気持ちよさそうです。

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いつ来ても、この庭園は手入れが行き届いて、とても美しいですね。

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庭園の中央には噴水が上がり、その向こうにミラベル宮殿が優雅な佇まいを見せています。

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噴水をぐるっと回って、定番の絶景を眺めます。ミラベル庭園から眺めたホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの風景です。

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噴水を過ぎて、綺麗な庭園の中をゆっくりと歩きます。

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ミラベル宮殿の建物が近づいてきます。

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綺麗な花を愛でながら、ミラベル庭園のご自慢のバラ園に向かいます。

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バラ園ではもうバラは終わり、刈り込んであります。でも、つぼみは残して刈り込んだらしく、ポツポツと残り花が咲いています。

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夏が盛りの品種なのか1種類の赤いバラが満開です。

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この美しいバラの周りでしばし佇みます。

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やはり、ミラベル庭園にはバラが似合います。



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ガイスベルクの頂上へ

2016年8月3日水曜日@ザルツブルク/3回目

ミラベル宮殿Schloss Mirabellの庭園にあるバラ園でしばし、真っ赤なバラに見入っていました。

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大方のバラは終わっていましたが、庭園には夏の花が植えられなかなか見事です。でも、いつまでもミラベル庭園にいるわけにはいきません。
数少ない本数のバスに乗り損ねるといけないので、早めにミラベル宮殿前の端っこにあるバス停(乗り場F)に行きます。

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バス停の近くには、ツアーバスが停まっています。サウンド・オブ・ミュージックのツアーであることはバスに描かれた絵で一目瞭然ですね。

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ガイスベルクGaisberg行のバスをどきどきしながら待っていると、定刻にガイスベルク行の151番バスがやってきます。

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saraiは一番乗りです。まず、チケットを購入。市内バスの1週間乗車券は持っていますが、ガイスベルクの頂上は市内ゾーンの外側に2ゾーンもはみ出しています。2ゾーン分の1日乗車券を買い足します。2人分で9.6ユーロもしますが、今日はバスだけで山の頂上まで行けるのでロープウェイの料金などは要りません。ちなみに昨日のウンタースベルクのロープウェイ代金は2人で46ユーロもしたんです! 

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話を戻しましょう。このバスを待っていた人がアチコチから集まってきます。

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自転車野郎もいます。ヨーロッパの人は自転車が好きですからね。バスの車内にもちゃんと自転車置き場があります。

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いろんな人を乗せて出発です。バスはどんどん郊外に出て行きます。途中、山の入り口でちょっとだけ、車が渋滞します。

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渋滞はすぐ解消し、順調にバスは走り出します。やがて、テレビ塔のあるガイスベルクの山が見えてきます。このバスはまさに頂上まで我々を運んでくれるんです。バスは遂に山を登り始めます。素晴らしいドライブウェイで、ガンガン飛ばし、快適なドライブです。頂上のガイスベルクシュピッチェGaisberg Spitzeに到着です。バスを降りると、目の前にはテレビ塔が青空に聳え立っています。

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まずはテレビ塔のほうに向かいます。途中で振り返ると、バス停が見えます。頂上にはマイカーもいっぱい駐車場に停まっています。

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テレビ塔のすぐ近くに立ちます。近くで見ると、その高さが分かります。

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頂上には草原の中の小道が続きます。ベンチもぽつんと置いてあります。

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ハイキングコースが続き、黄色い道標も整備されています。

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本当はこの道標を見ながら、ハイキングしたいところですが、朝のバスに乗り遅れたこともあり、そんな時間はなさそうです。

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鬱蒼とした林の手前には野草の花も咲いています。

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このあたりで景色を楽しむことにしましょう。



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ガイスベルクの山頂からの絶景

2016年8月3日水曜日@ザルツブルク/4回目

ザルツブルクSalzburgのテレビ塔の立つガイスベルクGaisbergの山の頂上を散策しています。山頂には美しい草原が広がっています。

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草原の小高いところに立つと周りの山の展望が開けています。

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ここからはなんとも素晴らしい眺めです。昨日にも増して快晴の青空に、ザルツブルクの周りに聳える山々が見渡せます。なんとヴァッツマン山Watzmannもよく見えます。昨日はヴァッツマン山の山系のうち、クライネ・ヴァッツマン山Kleine Watzmann(左側の小さな峰)しか見えませんでしたが、今日はヴァッツマン山全体がよく見えます。まあ、山頂はちょっと雲をかぶっていますけどね。

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まさかザルツブルクからヴァッツマン山が見えるとは思っていなかったので、ヴァッツマン山好きのsaraiは大喜びです。ちなみにsaraiのヴァッツマン山好きはフリードリッヒの描いたヴァッツマン山の絵を見たときから始まったんです。

しばし山々を眺めて楽しみます。昨日登ったウンタースベルクももちろん、ばっちりと見えています。

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ヒトラー山荘のあるケールシュタインKehlsteinの山も見えています。手前の低い稜線の中ほどです。遠くの三角形の尖った山はシェーンフェルドシュピッチェです。

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これらの山々は遠く連なって見えています。左からケールシュタイン、ヴァッツマン山、ウンタースベルクと並んでいます。ベルヒテスガーデンBerchtesgaden一帯の山々です。

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山の風景を説明する案内板が設置されています。

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別の方角の風景の案内板もあります。なかなか親切ですね。

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遠くアルプスの峰々も見えています。それほど今日は快晴で眺望がいいんです。
最後にもう一度、ヴァッツマン山を眺めましょう。

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近くの空を見上げると、ここでもパラグライダーを楽しんでいる人たちがいます。気持ちよさそうですね。

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ずいぶん高く舞い上がっています。上昇気流に乗って、上がったんでしょう。

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ここがベンチや案内板が置かれた展望台です。

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展望台を離れて、別の場所に移動します。お目当てはパラグライダーです。

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ここがパラグライダーの滑走台になっている草原の斜面のようです。

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草原の向こう、遥か下にはザルツブルクの市街地が広がっています。パラグライダーの滑走時はまるでザルツブルクの街に飛び込むような感じなんでしょうね。

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しばし、このあたりでパラグライダーの飛んでいるのを眺めながら、休息しましょう。



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ガイスベルクの山頂で美味しいプロセッコ

2016年8月3日水曜日@ザルツブルク/5回目

ザルツブルクSalzburgのテレビ塔の立つガイスベルクGaisbergの山頂からの景色を楽しみながら、草原を散策しています。山頂はパラグライダーを楽しむ人たちの格好のテイクオフポイントになっています。今また、パラグライダーが飛び立ちました。

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ガイスベルクの山の下にはザルツブルクの町が広がります。

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そのザルツブルクの町の上空にパラグライダーが飛んでいます。

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その様子をピクニック気分の女性が見やっています。おっと、違うようですね。彼女の後ろにはパラグライダーを格納していると思しきリュックサックが置いてあります。彼女たちもしばらくすると飛び立ちそうです。ここで野次馬しているのはsarai夫婦だけのようです。

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しかし、本当に見事に晴れ渡っていて、下界がどこまでも見渡せます。まさにパラグライダー日和のようです。

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ザルツブルクの町がとっても小さく見えて、よく分かりませんが、中央駅を始めとした市街地が見えています。左手の小さな丘がカプツィーナー山Kapuzinerbergのようです。

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さて、そろそろ、このパラグライダーの滑走台から離れて、バス停のほうに戻りましょう。滑走台の草原の斜面を登ります。

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バス停まで戻ってきました。変な立て看板が立っています。白い石が鎖で吊り下げられています。どうやら、この石の状態でお天気の判定を行うという馬鹿げた冗談のようです。例えば、石が濡れていたら、雨・・・とかです。

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まだ、帰りのバスまでは時間があるので、このあたりの山々を眺めながら遅めの昼食を頂きましょう。バス停近くのレストランに向かいます。と、何やら、鉢が置いてあり、白い花が見えます。

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エーデルワイスですね。野生ではありませんが、鉢植えでも、目を楽しませてくれます。

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レストランのパラソルで陽を遮ったテラス席に落ち着きます。山の上ですが、とても日差しが暑いんです。

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このテラス席からはヴァッツマン山Watzmannがよく見えます。

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まずは飲み物をいただきます。プロセッコが冷たくて美味しいです。

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プロセッコでヴァッツマン山に乾杯!!

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ついでにウンタースベルクにも乾杯!!

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上機嫌なsaraiです。もうすぐ、料理も届くでしょう。



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ガイスベルクで美味しいランチ

2016年8月3日水曜日@ザルツブルク/6回目

ザルツブルクSalzburgのテレビ塔の立つガイスベルクGaisbergの山頂のレストランのテラス席で山々の眺めを楽しみながら、ランチをいただくところです。プロセッコを飲みながら待つと料理が届きます。定番のウィンナーシュニッツェルです。

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続いて、グーラッシュです。

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どちらももちろん美味しいです。満足満足です。食後のチョコアイスも頂きます。

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昼食の間中、ヴァッツマン山を眺めていました。
帰りのバスがやってきます。ただし、出発にはまだ少し時間があります。

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バス停の周りをぶらぶらします。樹木越しにテレビ塔が見えます。

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レストランの入り口です。お洒落な佇まいですね。

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これが先ほどランチをいただいたレストランです。左手のテラス席で食事しました。

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バス停の前の草原に立って、もう一度、山々の風景を眺めます。

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さあ、バスに乗り込みます。結局、ガイスベルク山頂にはたった1時間半少しの滞在です。このバスを逃すともう帰るバスがないんです。何時間も歩いて降りるしかありません。帰りましょう。走り出したバスの車窓にウンタースベルクUntersbergの山影が見えています。

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バスは順調にドライブウェイを下っていきます。

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ミラベル宮殿前のバス停に到着し、ホテルに歩いて向かいます。途中、いつも前を通り過ぎている教会が目に留まります。マカルト広場Makartplatzの前に建つ三位一体教会Dreifaltigkeitskircheです。ちょっと中を覗いてみましょう。とても美しいバロック様式の空間が広がっています。

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上を見上げると、天井は美しいドームです。

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壁面は美しい装飾で覆われています。

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これが主祭壇です。金色に輝いています。

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外に出ると、正面のファサードは見事な曲面を描いて、バロックの美を感じます。

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ホテルに戻り、一服してコンサートに出かけます。今日のコンサートはモーツァルト劇場です。祝祭大劇場前の通りに到着します。

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会場前でホールの開場を待っていると、男性が声をかけてきます。先ほどモーツァルテウムでいろいろ親切にしてくれた彼です。彼も、今夜のコンサートを聴くとのこと。彼は、ウィーン在住6年のテノール歌手で、シュターツオーパーでも合唱団で出演しているとのこと。ザルツブルク音楽祭にも出ているそうです。何と、あのシェーベルク合唱団にも所属しているそうです。saraiと話が弾みます。今度聴くオペラ《ダナエの愛》にも合唱で出演するそうです。過去の話をしていると、一昨年ザルツブルクで聴いたオペラ《チェネレントラ》でも女装して合唱に参加していたそうです。saraiは既に彼の歌声を聴いていたんですね。お名前は、T.Kさん。今後の活躍を期待しましょう。大学の先輩にはCTの藤木大地もいるそうです。
時間になり、ホールに入って着席します。今日のチケットはこれ。8列目のまあまあの席です。

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ステージには小編成のバロックオーケストラの楽器が置いてあります。あと5分ほどで開演です。

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カウンターテナー(CT)のベジュン・メータのコンサートは思いのほか、素晴らしいコンサートでした。今日も楽しい夕べでした。コンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

明日はアンナ・ネトレプコの出演するオペラを聴きます。ネトレプコを聴くのは久しぶりで楽しみです。プッチーニのオペラ《マノン・レスコー》です。



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ザルツブルクの朝市、見参!

2016年8月4日木曜日@ザルツブルク/1回目

旅の16日目、ザルツブルクSalzburgの6日目です。

今朝、配偶者は美しい鐘の音ではなく、耳元のsaraiのいびきで目が覚めたそうです。なんとも腹立たしく、寝覚めが悪いものだとぶつぶつ言われましたが、何と言えばいいか・・・うーん。
ともあれ、今日、木曜日は、週に一度の大規模な朝市が立つ日です。さっさと出かけましょう。市場はミラベル宮殿Schloss Mirabell前のザンクト アンドレア教会St. Andrakircheの広場で催されます。市場に近づくと、籠いっぱいにお買い物をした人達が戻ってくるのに出会います。これは楽しみですね。市場は相当な人で賑わっています。何はともあれ、全体を見て廻ります。花屋が多いのに驚きます。夏ですね、ひまわりの花がずらっと並んでいます。

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ともかく、人の多いことにびっくりです。ザルツブルク中の人が押しかけてきたのではないかと思うほどです。

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肉屋(ジビエが多い)、魚屋、八百屋、チーズ屋、パン屋がズラ~リと軒を連ねています。どれも同じようなお店なのですが、ご贔屓があるのか、どのようにしてお店を選ぶのでしょうね。これはパン屋さんですね。

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配偶者はどうしても花屋さんが気になります。

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これは果物屋さん。

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これは八百屋さん。

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これはチーズ屋さん。

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雑貨屋さんもあります。

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帽子屋さんや洋服屋さんもあります。

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人が多くて、見て回るのも大変です。

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これは魚屋さん。

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ちょっと八百屋さんをちゃんと見ておきましょう。実に豊富な野菜が並んでいます。

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黄色いキノコが膨大に積み上げられています。

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配偶者の評価する、美味しいじゃがいもも並んでいます。

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おー、珍しい電球専門店もあります。多分、LED電球ではないでしょう。

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旅先なので、買えるものは数少ないです。果物はOKでしょう。ブドウを買います。その辺りのお店では、一番単価が高いお店にして見ました。それだけの価値がなければ売れないでしょうからね。次に、どうしても、フランスのル・ピュイの駅前食堂で食べたチーズの美味しさが忘れられず、チーズにチャレンジです。でも、種類が多すぎて迷います。チロル産のチーズでクリーミーなのはどれかと訊いてみます。最初は通じないような感じでしたが、何度か言っていると、あ~、クリーミーねと言いながら、2種類のチーズを示してくれます。見た目がより普通っぽいものを、ほんの少し切り分けてもらいます。さっそく2人で食べてみると、もうびっくりするほど美味しいです。思わず、さらに追加して買ってしまいます。
ワインやビールなどをその場で飲んでいる人も多いです。ソーセージなどの軽食もあり、そこで食べています。一番賑わっていたのは、鶏の足を1本丸ごと素上げしたものです。その場で揚げているので熱々です。これは美味しいでしょう。

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私たちも1本購入です。熱々ホクホクでペロリと食べてしまいました。

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面白い市場体験を終え、いったんホテルに戻ります。

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これが市場で求めた成果です。厳選した逸品です。

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ブドウもチーズも超美味しいです。



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老舗カフェ、トマッセリの2階テラス席でお茶

2016年8月4日木曜日@ザルツブルク/2回目

木曜日に立つ週に一度の大規模な朝市を楽しみ、いったん、ホテルに戻りました。今日の予定はこれだけだったのですが、saraiが、配偶者に老舗のカフェのトマッセリCafé Tomaselliに行くことを提案します。実は昨日、モーツァルト劇場のロビーでアイスクリームを売っていたのですが、これがとっても美味しかったんです。その売店を出していたのがトマッセリだったんです。トマッセリでお昼代わりにケーキを食べることにして出かけます。アルター・マルクト広場Alter Marktのチョコレート屋さん(カフェでもある)フュルストCafe Konditorei Fürstの目の前です。このお店トマッセリには、珍しく2階にテラス席があります。

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2階のテラス席に上がってみると、上手い具合に、下が見下ろせる席が一つだけ空いています。席に着くなり、ケーキはいかがと可愛い女性の店員がプレートいっぱいにケーキを乗せて持ってきます。

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このお店は、この女性からケーキを買い、清算もするシステムなんです。珍しいシステムですが、普通ケーキを注文するときは、自分でお菓子のケースを見に行き、そこでお願いするのですが、確かに面倒ですよね。テーブルで選べるほうが楽チンです。うーん、どれにしようかな。

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ケーキを選び終えると、店員さんは次のお客さんを求めて、去っていきます。

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これが我々が選んだケーキ。普通ですけどね(笑い)。

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飲み物は、普通に店員さんに注文します。紅茶をお願いして、それが届くのを待って、一緒にケーキをいただきましょう。それまでは席から広場を見下ろして、眺めを楽しみます。向かいの建物の1階にチョコレート屋さんのフュルストが見えます。

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広場の建物越しにザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgの尖塔が見えています。

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広場の中心には大きな泉があります。フローリアンの泉Florianibrunnenと呼ばれ、聖フローリアン像が真ん中の柱の上に立っています。この泉の水はガイスベルクの山から引かれているそうです。

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この2階のテラスは赤いゼラニウムの花で飾られています。なかなか印象的です。

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ケーキ売りの女性店員は活躍しています。

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広場の一角には、このカフェ、トマッセリの別のテラス席が見えます。でも、やはり、この眺めのよい2階のテラスのほうがいいですね。

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また、ケーキが売れたようです。子供連れの家族もケーキで幸せそうですね。

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広場に観光馬車がやってきます。3台連なっています。商売繁盛で結構です。

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広場は賑やかで、見飽きることがありません。

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また、ケーキが売れています。こちらもそろそろ飲み物が届いてほしいなあ・・・ケーキはお預け状態です。

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と思っていると、まるで見透かされたように飲み物の紅茶が届きます。いよいよ、ケーキをいただきましょう。



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老舗カフェ、トマッセリの美味しいケーキ

2016年8月4日木曜日@ザルツブルク/3回目

老舗カフェ、トマッセリCafé Tomaselliの2階テラス席でケーキをいただこうとしているところです。ようやく、待ちに待った紅茶が届きます。これでケーキを食べられます。

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でも、もう少し、紅茶が出るのを待たないといけません。ちょっとの我慢です。

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ポットとカップはお店の名前の入った可愛い陶器です。1705年という年号が入っているので、このお店はモーツァルトが生まれる前から営業しているんでしょうか。モーツァルトもここでお茶したのかな・・・。

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そろそろ、紅茶も飲めそうです。ケーキを頂きましょう。

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甘さは控えめで、なんとなく素朴な感じのするケーキです。美味しいですよ。紅茶と一緒に味わいました。

ケーキを食べ終わったところで、配偶者が、アイスクリームも食べようよと提案。せっかくですからそうしましょう。1つだけお願いすると、1つでいいのと訊かれます。1つでいいのとお願いすると、スプーンは2つ持ってきてくれます。なかなか気のきく店員さんです。下の広場を眺めながら、美味しく頂きました。バニラアイスに生クリーム、カボチャの種の油とカボチャの種がトッピングされています。

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カフェ、トマッセリにお別れして、ホテルのほうにぶらぶら歩いて戻ります。広場を抜けて、ゲトライデ通りGetreidegasseに出ると、ザルツァッハ川へ抜ける建物のアーチが見えます。

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ザルツァッハ川に架かるシュターツ橋Staatsbrückeの前に出ます。

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ホテルへはシュターツ橋を渡るのが近道ですが、ここはザルツァッハ川を見ながら、少し遠回りします。今日はほかにもう用事はないので暇ですからね。シュターツ橋の向こうにはカプツィナー山Kapuzinerbergが見えます。

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歩行者専用のマカルト橋Makartstegに上がります。恋人たちが愛の錠前鍵をびっしりと付けていることで有名な橋です。

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橋の上からの川の風景です。

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川越しにホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgが見えます。ザルツブルクのランドマークですから、どこからも見えます。

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川の景色を楽しみながら、橋を渡り終えます。橋の上は観光客で大賑わいでした。

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マカルト広場でモーツァルトの家Mozart-Wohnhausをちょっと覗きます。

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現在は博物館のようになっています。

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中には入らないで、入り口を窺うだけにします。中庭はカフェテラスになっています。

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ホテルに戻り、お昼寝です。オペラは体力勝負ですからね。
今日は夜のオペラですから、タキシード&着物で出かけます。バスに乗らずに歩いていると、前を着物姿の女性が歩いています。日本人に決まっていますから声をかけます。お1人でいらしているようで、会場までおしゃべりしながら向かいます。またお会いすることもあるでしょうと挨拶して別れます。彼女は別の演目だそうです。
今夜のオペラは祝祭大劇場です。スーパースターのアンナ・ネトレプコが出演するので、プラチナチケットです。9列目ですから、まあまあでしょう。

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オペラはアンナ・ネトレプコの一人舞台のようなもの。彼女にしては実力が出切っていない感じでしたが、まあ、楽しく聴けました。オペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

ホテルに戻り、市場で買い求めたチーズとブドウを頂きます。今日もよく遊びました。明日は最後のオペラ。一番期待しているオペラです。また、タキシード&着物で出かけるつもりです。



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雨のザルツブルク・・・そんな日はレジデンツに限る

2016年8月5日金曜日@ザルツブルク/1回目

旅の17日目、ザルツブルクSalzburgの7日目です。

朝目覚めると、あれ~、雨音です。しとしととしっかり降っています。この旅で、初めての雨です。残念ですが、仕方がないですね。天気予報を見ると、雲の切れ間がなく、1日中降り続くとのこと。明日はいったん止むようですが、すっきりせず、来週の半ばからはずっと雨になるようです。そろそろ夏も終わり、短い秋、そして冬に移っていくのでしょうか。ところで、ホテルのこの部屋には天窓があります。天窓って本当に明るいですね。雨でも、天窓の下は明るくて、電灯を点ける必要がありません。我が家にも欲しい(マンション住まいですから無理)。
朝食は、昨日市場で買い求めたチーズとブドウ、それにホテルのコーヒーで済ませます。
さて、雨の一日をどうしましょうか。ザルツブルク訪問も4回目になりますが、実はレジデンツResidenzにまだ入ったことがありません。ザルツブルクの最高権力者の領主大司教の館を見ていないのはいけませんね。絶好のチャンスです。行ってみましょう。外に出ると、思った以上にしっかり降っています。観光客は、雨にもめげずに出歩いています。日本人からは考えられないのが、傘をささない人が本当に多いということです。ウィンドブレーカーやカッパを着ただけで歩いています。しっかり降っているんですけどね。

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歩道の石畳は雨に濡れています。人通りは多いですね。

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昨日訪れたカフェ、トマッセリCafé Tomaselliの前を通り過ぎます。

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これはトマッセリ別館のテラス席ですが、雨なので、お客がいません。

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観光客向けのコンサートのポスターが張ってあります。ザルツブルグ音楽祭ではありません。面白いことに日本語も書いてあります。いかにも日本人観光客の多いザルツブルグらしいですね。

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トマッセリ別館の室内では、新聞を読んでいる紳士が見えます。オーストリアのカフェらしい光景です。

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金ぴかのものが立っています。何だろうと思って、よく見ると、気象観測ポイントのようです。変わってますね。

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ザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgの前に出ます。ここはレジデンツ広場Residenzplatzです。

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早速、レジデンツResidenzに入りましょう。

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門の先にレジデンツの中庭が見えます。

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門に入るとチケット売り場があります。

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雨を避けて、レジデンツを訪れる人も多いようです。みな考えることは同じですね。チケット窓口に少し並びます。

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無事、チケットを購入。1人12ユーロです。音声ガイダンスも含まれています。

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早速、入館します。まずは彫刻と泉が迎えてくれます。

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まずは、レジデンツの大司教の公的な部分から見ます。高い階段を上って、2階に向かいます。

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今日は、じっくり時間をかけて見て廻りましょう。ほかに行くところもないしね。



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ザルツブルクのレジデンツ見学・・・終わったと思ったら何と!!

2016年8月5日金曜日@ザルツブルク/2回目

今日のザルツブルクは雨。その雨に乗じた形で、レジデンツResidenzを見学します。雨の日には絶好の時間の使い方ですからね。
レジデンツの2階に上がると、そこには大きな窓があります。そこから外を覗くと、ザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgのファサード前に広がる大聖堂広場(ドームプラッツ)Domplatzが見下ろせます。

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大聖堂広場には仮設の観客席が作られています。広場の中心に聖母マリア像も観客席に取り囲まれて、窮屈そうです。実はこの大聖堂広場ではザルツブルク音楽祭のメインイベントの一つであるドイツ演劇《イェーダーマン》の公演があるんです。そもそもザルツブルグ音楽祭はこの《イェーダーマン》の公演から始まったんです。ザルツブルグ音楽祭の発起人の一人であったホフマンスタール原案で、同じく発起人であったマックス・ラインハルトが演出して1920年に上演されました。それ以来、雨でない限り、この大聖堂広場で上演されてきました。saraiも明日の公演を観ることにしていますが、今日のように雨でないといいのですが・・・。ちなみに雨だと屋内のホールに場所を移して、公演は行われます。でも、伝統のこの大聖堂広場で観たいものです。そう思いながら広場を見下ろします。

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別の窓から、大聖堂のファサードを眺めます。明日の公演が楽しみです。

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今見学しているレジデンツは大司教の公的なスペースです。ここは大広間です。カラビニエリ(警護兵)の間と呼ばれています。

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この大広間の窓からは大聖堂広場越しに丘の上にそびえるホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgが望めます。

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こういう武器も展示されています。カービン銃(1595年製造)と、ヴェネチアンシールド(ヴェネチア風の盾)です。大司教という聖職ではありますが、ザルツブルクを治める領主なのですから軍事力も持っていて当然ですね。

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レジデンツの南側の部分を見て周って、東側の部分に出ます。今度は東側の窓からレジデンツ広場Residenzplatzが見下ろせます。

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東側の騎士の広間、会議場、控えの間、謁見の間を見て回ります。再び、窓から外を見ると、レジデンツ広場に面する新レジデンツ、大聖堂が見えます。

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北側の執務室、青の部屋などを見て回ります。北側の窓からはアルター・マルクト広場Alter Marktが見下ろせます。カフェ、トマッセリCafé Tomaselliも見えています。赤いゼラニウムで2階のテラス席が飾られているので目立ちますね。

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ついで大司教の私的な住まいを見ていきます。北側、西側を周って、全部、終了。さらに3階に上る階段があります。

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3階にはレジデンツ・ギャラリーという美術館もあります。多くの美術品が時代の流れと共に没収されてしまい、大したものはなさそうですが、レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどがあります。これで終了かなと思ったら、大間違いです。いったん、東側に出ると、窓から、レジデンツ広場が見下ろせます。レジデンツ広場の先にはモーツァルト広場も見えています。

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ここからはなんとザルツブルグ大聖堂の2階の回廊につながっています。大聖堂側からレジデンツ広場を見下ろせます。レジデンツの東側のファサードも眺められます。

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反対側には大聖堂広場が大聖堂のファサード側から見下ろせます。明日の観る《イェーダーマン》の舞台と観客席の全体も見渡せます。

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大聖堂の内部も見下ろせます。高いところから大聖堂を見下ろすなんて面白い体験です。

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大聖堂の天井もこんなに近くに見えます。

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大聖堂の内部を高見の見物と決め込みます。しばらく見て回りましょう。



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ザルツブルクのレジデンツ見学は見るものが多くて、絶対にお得!!

2016年8月5日金曜日@ザルツブルク/3回目

今日のザルツブルクは雨なので、レジデンツResidenzを見学しました。すべて見学したと思っていたら、レジデンツからなんとザルツブルグ大聖堂Dom zu Salzburgの2階の回廊に通路がつながっています。大司教の館と聖堂がつながっているのは当然と言えば当然ですね。お陰で高いところから大聖堂の内部を見下ろすことができます。面白い体験です。大聖堂を訪れている人たちが小さく見えています。

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2階の回廊を回り込んでいき、パイプオルガンを間近に見ます。モーツァルトがかって弾いていたオルガンのようですね。それも旅先で弾いたオルガンとは違い、出身地ですから、ウィーンへ出ていく前には相当弾き込んだのでしょうか。

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ドームの天井には大きな絵がずらっと並んでいます。その絵も間近に観察することができます。

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壁面に施された装飾の見事さも見て取れますね。

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主祭壇は美しく豪華なバロックの装飾で飾られています。その装飾の中に収まっている祭壇画は「イエスの復活」を主題としたものです。

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再び、回廊の元の場所に戻り、正面から大聖堂の内部を見下ろします。

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内陣をズームアップします。上から見るとこんな感じです。巨大な祭壇と両側の小さなパイプオルガンから構成されています。

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今度はさっきとは逆サイドのほうに周り込みます。クロッシングの上部がよく見えます。ここも絵画が壁面にぐるりと並んでいます。ともかく、異常なほど天井部分は絵画であふれています。ザルツブルク大聖堂はよほど財政的に豊かだったようです。これも塩の交易の結果なのでしょうか。

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最後にまた、天井に描かれている絵画を鑑賞します。キリストの十字架からの降架ですね。妙にリアルな写実です。

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これで大聖堂の内部の観察は終了。また、元の場所に戻り、大聖堂広場Domplatzを眺めます。

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レジデンツから大聖堂の2階の回廊に続く連絡通路はまだ先に伸びています。大聖堂広場を挟んで、レジデンツと向かい合う建物の中に周り込めます。そこからは大聖堂広場がまた見下ろせます。レジデンツから見たのとは反対側の風景です。右手に大聖堂のファサード、正面にレジデンツが見えます。

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この先はさらに、ザンクト・ペーター修道院のギャラリーにもつながっています。ぐるっと周り込んで、大聖堂のファサードを正面から眺められます。大聖堂広場の中心にある聖母マリア像のお顔も正面から見ることができます。

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さらに進むと最初のレジデンツの建物に戻ります。大聖堂広場を取り囲む全ての建物を一周できました。そこからの大聖堂広場の眺めです。聖母マリア像、大聖堂のファサード、そして、丘の上のホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgが望めます。なかなかの眺めに満足です。

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レジデンツだけの見学のつもりでしたが、ザルツブルクの町の中心の主要な建物をぐるっと見て廻った感じです。
こんなに見るところが多いとは思いもしませんでした。これで12ユーロは安い。雨の日にはお勧めのコースです。結局、全部見て周るのに2時間も要してしまいました。



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シュティフツケラー・ザンクト・ペーターの贅沢なランチ

2016年8月5日金曜日@ザルツブルク/4回目

ザルツブルクのレジデンツResidenzは期待以上でした。まさにザルツブルクの町を治めているかの如く、町の中心にデーンと構えていました。
さて、お昼にしましょう。昨日ケーキを食べたカフェ・トマッセリCafé Tomaselliに、ランチメニューがあったような気がしたので、カフェのランチ大好き人間としては、試してみたいですね。今日は雨なので2階のテラス席は駄目です。室内に入ってみると、思った以上に広くてびっくりです。どんどん奥に勝手に入り込み席に着きます。かなり混んでいます。メニューをチェックしますが、パンと卵の朝食メニュー程度のものしかありません。これはつまらないですね。さっと席を立ち、そそくさと店を出ます。それでは、超有名店シュティフツケラー・ザンクト・ペーターSt. Peter Stiftskulinariumで豪華な食事といきましょう。ここで食べるのはこれで3回目。ここは空いています。雨なので室内に案内されます。テーブルのワイングラスは倒された状態です。

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うーん、さすがにお洒落なテーブルセッティングです。ワイングラスもピッカピカに磨き上げられています。

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さて、美しいテーブルでメニューを持ってきてくれるのを待ちます。

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届いたメニューをチェックします。まずは飲み物を決めます。おっ、ランスのシャンパンがありますね。ここはちょっと贅沢したいですね。ランスの思い出がよみがえります。まあ、でもプロセッコくらいにしておきましょう。

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料理のほうですが、まだオーストリアに来て、好物のターフェルシュピッツを食べていません。もう明後日で旅も終わりですから、食べておかないとね。これでオーダー完了。室内の奥の席はお昼でもほの暗く、照明が灯されて、とてもいい感じです。

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テーブルのグラスも立てられます。あとは料理が届くのを待つだけです。

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店内はガラガラです。お昼時を過ぎた高級レストランはこんなものでしょう。

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まずはパンが届きます。バター、オリーブオイルなどが3点盛りになっています。早速、いただきましょう。フランスパン好きのsaraiにとってはとても美味しいです。

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待ってました! まずはプロセッコです。旅がここまで無事完了したことを祝して乾杯です。無論、美味しいです。

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二人分のターフェルシュピッツが銅鍋に入れられて登場です。その場で取り分けてくれます。

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これが取り分けられたお皿です。

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ウ~、これは銅鍋を持ち去られるパターンです。お肉が綺麗にお皿に取り分けられたのを見た配偶者は、すかさず「スープも頂いていいかしら」。もちろんと言って、いったん、スープの入った鍋を持って、奥に下がります。ちょっと心配しながら、スープを待ちます。
これはサイドメニューのポテトです。

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緑のソースでターフェルシュピッツをいただきます。スープはまだかしらね。

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やがて、ターフェルシュピッツのスープ2人分をスープ皿に取り分けて持ってきてくれました。ダンケ! よく失敗してスープを飲み損なった経験がここで生きてきたと配偶者は大喜び。美味しいスープ付きでターフェルシュピッツを頂きます。満足満足。気が付くと、スープ皿はあっという間に空です。

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もちろん、ターフェルシュピッツも完食です。

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これで十分に満足ですが、配偶者の提案で最後にメランジェで〆。ご馳走様でした。雨の中、シュティフツケラー・ザンクト・ペーターを後にします。

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ホテルに戻り、一服してオペラに出かけます。雨はまだ降り続いているので、配偶者は着物は諦めます。saraiはもちろん、またタキシード。だんだんと着るのにも慣れてきます。
今夜の会場は祝祭大劇場。このところ、毎日のようにここへ来ています。
今日のチケットはこれ。前から6列目のよい席です。

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早速、席に着きます。オーケストラピットが間近に見えます。

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ホール全体を見渡します。ここはとても音響の素晴らしいホールですから、開演が待ち遠しいです。

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今日のオペラはR・シュトラウスの晩年の名作《ダナエの愛》。ウィーン・フィルの素晴らしい演奏、そして、ヒロインのダナエを歌ったストヤノヴァの素晴らしい歌唱に陶然としてしまいました。これを聴けただけでもザルツブルク音楽祭に来た甲斐がありました。オペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。
オペラが終わる頃に、ようやく雨が止みます。明日は、晴れるといいな・・・。明日はザルツブルグ音楽祭を聴く最終日。演劇《イェーダーマン》とウィーン・フィル演奏会を楽しみます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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