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ザルツブルク大聖堂に寄って、ホーエンザルツブルグ城へ

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/1回目

旅の18日目、ザルツブルクSalzburgの8日目です。実質、旅の最終日です。

今日は昨日の雨も上がって曇り空ながら、まあまあのお天気です。でも、気温は低めと思ったら、なんと暖房が入ってます! とても夏には思えませんね。高原の爽やかさです。
ところで滞在中のホテルはカプツィナー山Kapuzinerbergの麓に位置しています。ホテルの裏はすぐにカプツィナー山の斜面につながっています。部屋からはすぐにホテルの裏庭に出られます。赤い花が目に鮮やかです。山の斜面の緑も綺麗です。

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庭の地面は石が敷き詰められています。変なプラスティックの蓋のようなものがあります。実はこの裏庭はホテルの建物の屋上なんです。プラスティックの蓋の正体は我々の部屋の天窓だったんです。

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裏庭の先に続くカプツィナー山の斜面を見上げると、急峻な岩の断崖になっています。

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庭先にはテーブルとイスも置かれていて、寛げるようになっています。ここでお茶してもよかったですね。

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裏庭から山の斜面には石段も続いています。直接、カプツィナー山に登れるのかもしれません。しかし、石段の入り口には張り紙があります。落石注意!で石段は閉鎖ということです。

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裏庭から見たホテルの建物です。こういう風に山にへばりついているので、山の冷気が直接、建物に伝わるので、夏でもホテルの部屋は涼しいんです。天然冷房ですね。

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ホテルの裏庭の偵察を終え、ホテルを出発します。
昨日は雨のため、予定していたメンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの散策をキャンセルしたので、今日はそれをリカバリしましょう。
まずはケーブルカーで楽ちんにホーエンザルツブルグ城に登り、久々にお城を見学することにします。ケーブルカー乗り場に向かいます。途中、ザルツブルグ大聖堂Dom zu Salzburgの前を通ります。昨日、ここの内部を2階の回廊から見物したので、今日は普通に内部見学しておきましょう。内部は美しいバロック空間が広がっています。

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主祭壇のほうに向かいます。

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主祭壇の横には小さなパイプオルガンがあります。これもモーツァルトが弾いたのかな。

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内陣の前に立ちます。主祭壇と一対のパイプオルガンで構成される豪華なバロックの美です。

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これが主祭壇です。祭壇画は「イエスの復活」を主題としています。

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内陣から後ろを振り返ると、華麗なバロックの空間が見渡せます。後方正面の上部には壮麗な大パイプオルガンが見えます。

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こちらは大聖堂博物館の入り口ですね。

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大聖堂を出ると、スタンドと舞台が仮設されている大聖堂広場Domplatzがあります。昨日、レジデンツResidenzから散々眺めた広場です。

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大聖堂の先のカピテルプラッツKapitelplatzに出ると、正面にホーエンザルツブルグ城が聳えています。丘の斜面に設置されているケーブルカーの線路も見えますね。

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さあ、ケーブルカー乗り場に向かいましょう。



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ホーエンザルツブルグ城からのザルツブルクの町の絶景

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/2回目

今日は旅の最終日。やり残していたメンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの散策をします。まずはホーエンザルツブルグ城に登るケーブルカーの乗り場に向かっています。ザンクト・ペーター・ベツィルクSankt-Peter-Bezirkの路地に入ると、正面にケーブルカー乗り場の建物が見えてきます。

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ケーブルカー乗り場に着き、早速、チケットを購入。往復で一人15.2ユーロです。まあまあかな。

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すぐにケーブルカーに乗車。発車するとどんどん上り始め、眼下にザルツブルグ大聖堂Dom zu Salzburgが見えます。

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ホーエンザルツブルグ城もどんどん近づいてきます。

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3分ほどで丘の上に到着し、ケーブルカーを降車。

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駅を出ると、お城の地図があります。この案内に従って、お城に向かいましょう。

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右手にはテラス席のレストランが見えます。ランチにはよさそうですね。

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左手には城壁が続いています。そちらに町を見下ろす見晴台がある筈ですから、まずは景色を楽しんでみましょう。

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下に見えているのはメンヒスベルクの丘です。美しい緑が広がっています。

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先に進むと、今度はザルツブルクの町が視界に入ります。やはり、この風景はヨーロッパを代表する絶景の一つですね。

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ここに詰めかけた観光客もみな、この素晴らしい風景に見入っています。

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絶景を見下ろしながら、テラス席についている幸せな人たちもいますね。

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再び、ザルツブルクの町とザルツァッハ川の流れの風景を眺めます。見飽きることのない風景です。

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ザルツァッハ川を挟んで、対岸にはカプツィナー山Kapuzinerbergが見えます。

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ホーエンザルツブルグ城の入り口に向かって、お城の石段を上っていきます。見晴台よりもずっと高いところから、再び、ザルツブルクの町を見渡します。さらなる絶景ですね。素晴らしい!!

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では、久しぶりにホーエンザルツブルグ城の内部を見学しましょう。



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ホーエンザルツブルグ城を見学

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/3回目

今日はメンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgを散策します。まずはホーエンザルツブルグ城の丘にケーブルカーで登りました。ホーエンザルツブルク城の内部を見学するために入口に向かいます。途中、井戸があります。山の上の砦には籠城のときに備えて、水の確保が重要です。古いものなのかな。

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ホーエンザルツブルグ城はザルツブルグで一番の観光地ですから、さすがに観光客が大勢来ています。城内観光には行列が出来ています。我々も行列の最後尾につきます。

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15分ほど並んで、ようやく中に入れます。ちなみに入館チケットはケーブルカーのチケットに含まれていました。とすると、一人15.2ユーロは安かったかな。
まずはお城からの眺めを楽しみます。お城の別棟越しに雄大な風景が広がっています。

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しかし、あいにく山には雲がかかっていて、ウンタースベルクUntersbergは見えませんね。

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空は一面雲に覆われています。雨にはならないので、まあいいですけどね。

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おや、入った大広間にはステージができていて、小編成のアンサンブルの演奏の準備ができています。コンサートが開かれるようです。

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この大広間は黄金の広間と呼ばれています。金メッキの鋲をちりばめた蒼い天井はまるで星空のように見えます。

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黄金の小部屋へ移動します。黄金の広間と同じような豪華な天井が続いています。ここにはタイル張りの豪華な暖炉があります。これは富裕さも示していますが、冬はよほど寒いのでしょう。

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黄金を豊富に使った装飾です。この黄金の小部屋は実に豪華です。

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この豪華な部屋からザルツブルクの町を見下ろす気分は如何ほどのものだったでしょう。大司教の権勢がうかがい知れます。

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これは・・・トイレですね。まさにボットン便所です。

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黄金の小部屋から、さきほどの黄金の広間に戻ります。

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コンサートが催されるステージを恨めしく眺めます。雰囲気いいんでしょうね。昔は大司教がここで祝宴を催したそうです。往時が偲ばれます。

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ここからは外部の景色を楽しみます。まずは真正面に見えるのはザルツァッハ川とカプツィナー山Kapuzinerbergです。

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すぐ下には大聖堂Dom zu Salzburgと大聖堂広場Domplatzが見えます。

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とても見晴らしがよく、ザルツブルクの町の隅々まで見ることができます。しばらくは町を高見から見物しましょう。



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ホーエンザルツブルグ城の内外を散策

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/4回目

今日はメンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgを散策します。まずはホーエンザルツブルグ城を随分、久しぶりに見学しているところです。でも、お城の内部を見るのをほったらしにして、外の風景を眺めるのに夢中になっています。何と言ってもザルツブルクの旧市街が間近に見下ろせるのが魅力です。
ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleのメイン会場である祝祭大劇場Großes Festspielhausやモーツァルト劇場Haus für Mozart (ehemaliges Kleines Festspielhaus)の入っている大きな建物が見えます。メンヒスベルクの丘の岸壁にへばりついている手前の部分がフェルゼンライトシューレFelsenreitschuleでしょうか。

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丘の中腹にケーブルカーの線路の上を跨ぐ通路が見えます。

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これがケーブルカー乗り場のあたりです。中央左に見えている緑地はザンクト・ペーター教会墓地Petersfriedhofです。綺麗な墓地ですね。

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墓地の先にはザンクト・ペーター教会Stiftskirche Sankt Peter Salzburgが見えています。その奥には、昨日ランチをいただいたシュティフツケラー・ザンクト・ペーターSt. Peter Stiftskulinariumの建物も見えています。

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ホーエンザルツブルグ城からは緑豊かなメンヒスベルクの丘が続いています。後でそこを散策しましょう。

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さて、外の景色は十分に楽しんだので、お城の内部の見学を続けましょう。城塞博物館とライナー博物館を見学します。城塞博物館には歴史的な家具や武器などが展示されているだけでそんなに興味を惹くものはありません。ライナー博物館には第一次世界大戦中に活躍した「ライナー大公連隊」の武器などが展示されています。これは旧式の機関銃ですね。

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これくらいで見学は終了です。お城の内部には大したものはありませんね。最後に立派な紋章に目を引かれました。双頭の鷲と言えば、ハプスブルク家の紋章ですが・・・。

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お城の外に出ます。ちょっとお城の周りを散策しましょう。

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これはゲオルク教会です。この教会は聖ゲオルクを守護聖人として後期ゴシック様式で15世紀に建てられました。外壁にあるレリーフはこの教会を建てさせた大司教コイチャッハの像です。

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城内には美しい内庭が続きます。

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広場の中央にあるのは井戸ではなくて、地下貯水槽なんだそうです。左手に見える綺麗な建物は武器庫だったものですが、現在はお土産ショップになっています。

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再び、見晴台に出ます。美しいザルツブルクの町が見えます。

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お城の堅固な塔があります。ちなみにこの城塞はいちども敵に占拠されたことがないそうです。

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おおっ、テレビ塔のあるガイスベルクGaisbergの山が見えています。なんだか懐かしい。

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ザルツァッハ川もよく見えます。まあ、当然ですけどね。

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結局、城内散策といいながら、まわりの景色を楽しんでいます。



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ホーエンザルツブルグ城からウンタースベルクも見えた!!

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/5回目

今日はメンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgを散策します。まずはホーエンザルツブルグ城を見学しているところです。
今、城壁の外のキューエンブルク稜堡にいます。稜堡というのは外敵を城壁の外から撃退するための設備ですが、現代は格好の見晴台になっています。実に頑強そうな城壁が続いています。城壁の上からはゲオルク教会の尖塔が顔を覗かせています。

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お城の反対側に廻り込むと何と先ほどまでは雲で隠れていたウンタースベルクUntersbwrgが顔を覗かせています。ウンテルスベルク好きのsaraiは大喜びです。

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周りの山々も雲が晴れて、すっきりと見えるようになってきました。美しい眺めに満足です。

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お城のあちこちから素晴らしい眺めが楽しめます。初めてザルツブルクに来たときはこの眺めに感動したなという記憶が戻ってきます。悪い意味でザルツブルグの風景を見慣れてしまった自分がいます。反省しましょう。

お城からメンヒスベルク方面への道を探しますが、お城から抜け出す道を見つけられずに結局、お城を一周してしまいました。ケーブルカー乗り場に戻ってきます。

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いったんケーブルカーで下に下りることにします。
ところでこれがお城の見取り図です。後でチェックすると、メンヒスベルクの丘の方向で出口を探したのが間違っていたようです。いったん、反対側の(見取り図では一番左側)出口から出て、ケーブルカーの下をくぐる通路を進めばよかったようです。

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ともあれこの時点では地理が分かっていなかったので、ケーブルカーに乗って、下に降ります。せめて、ケーブルカーの一番前に陣取って、景色を楽しみます。

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ケーブルカーが発車すると、すぐに駅のトンネルを抜け出します。

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すると目の前にザルツブルクの町の風景が広がります。

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軌道を跨ぐ通路が見えてきます。あの通路は通れないようですが、その手前に軌道の下をくぐる通路があります。本当はその通路を歩けばよかったんですね。

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ここで上ってくるケーブルカーとすれ違います。

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もうすぐ下の駅です。目の前にはザルツブルク大聖堂が見えています。

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左手にはザンクト・ペーター教会Stiftskirche Sankt Peter Salzburgも見えてきます。

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さあ、駅に到着です。

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これでふりだしに戻ったみたいですが、気を取り直して歩き始めます。メンヒスベルク方面への道を探しながら岩山沿いにメンヒスベルクのほうに歩いていくと、祝祭大劇場・モーツァルト劇場の大きな建物の手前に岩山に上る石段を発見。上っていく人たちも見えます。

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この石段を上っていくと段々眺めがよくなります。

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石段を登り切るとメンヒスベルクの丘の上の道に出ます。道標には左に行くとホーエンザルツブルク城、右に行くとメンヒスベルクの丘と書かれています。これで間違いないようです。

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この見晴らしのよい道から眺めた旧市街です。フランツィスカーナー教会Franziskanerkirche、ザルツブルク大聖堂、ザンクト・ペーター教会が並んで見えます。

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これでようやく、今日の目的のメンヒスベルクの丘の上のハイキングができそうです。



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メンヒスベルクの丘をハイキング

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/6回目

メンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの散策を始めます。現在、祝祭大劇場・モーツァルト劇場の大きな建物の横の石段を上って、メンヒスベルクの丘の上の道に出たところです。見晴台のようなところからザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgを眺めています。

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フランツィスカーナー教会Franziskanerkircheの先にはカプツィナー山Kapuzinerbergの中腹にカプツィナー修道院Kapuzinerklosterが見えています。

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これがメンヒスベルクの丘の上の道です。正面に見えている建物はシュテファン・ツヴァイク・センターStefan Zweig Centreです(このときは建物が何なのかは知りませんでした。翌年、訪問することになりますが、それはこの時点では知る由もありせん。)。

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メンヒスベルクの丘の上にある現代美術館Museum der Moderne Monchsbergへの案内図があります。

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道の横に大きな天窓が見えます。フェルゼンライトシューレFelsenreitschuleの建物の天窓ですね。

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その天窓のあるフェルゼンライトシューレの屋根の向こうにはコレギエン(大学)教会Kollegienkircheが見えます。名前の通り隣接するザルツブルク大学付属の教会です。先日、この教会でヴァイオリン・リサイタルを聴いたばかりです。

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フェルゼンライトシューレの屋根に沿って、この丘の上の小道を歩いていきます。

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小道の先は石段になっています。この石段を上って、メンヒスベルクの丘の上の高みに上がります。

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樹木の間からは旧市街の建物の屋根の連なりが見えます。

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急な石段をフーフー言いながら上っていきますが、樹木の間からの眺めが慰めになります。

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ようやく石段を上り終えます。丘の上には道標があります。ここで丘の上の景色のよいハイキングコースに合流します。

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ここから下を見下ろすと、ちょうどヘルベルト・フォン・カラヤン・プラッツHerbert-von-Karajan-Platzが見えます。祝祭大劇場も見えています。ずっと先にはザルツァッハ川、そして、カプツィナー山も見渡せます。

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視線を上げると、美しい眺めが広がっています。

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視線を右に移すと、コレギエン教会の建物が先ほどとは別の角度で見えます。

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少し移動して、視線をさらに右に移すと、何とホーエンザルツブルク城が見えます。ザルツブルク大聖堂も見えています。

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そろそろお腹も空いてきましたね。丘の上のランチといきましょう。



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メンヒスベルクの丘の上の絶景レストラン、シュタットアルム

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/7回目

メンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの散策をしているところです。メンヒスベルクの丘の上の景色のよいハイキングコースを歩いています。ここから見下ろすザルツブルクの町の景色はまったく素晴らしいものです。

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ところで、ちょうどお昼時でお腹が空いてきました。シュタットアルムStadtalmの展望台には美味しそうなレストランがあります。ここでザルツブルグの町を見下ろしながらのランチにしましょう。驚くほど大勢の人がいるのですが、なんとか席を確保。向かい側の山の上にはさっきまでいたホーエンザルツブルグ城が見えます。

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その手前には祝祭大劇場が見えます。今日もこの祝祭大劇場でコンサートを聴く予定です。

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ザルツァッハ川の流れも綺麗です。

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まずは飲み物で乾いた喉を潤します。

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美味しそうな料理が運ばれてきます。

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これはオムレツ。

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これは豚肉のソテーです。

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食事をしていると、若者の4人組が席を探してうろうろしています。その中に、日本人と思われる美男子がいます。彼も我々が日本人と分かったのか、椅子をお借りしていいですかと、我々のテーブルの椅子を指さします。以下、配偶者と彼の軽妙な会話。
『高いわよ~』『出世払いということで・・・』『何を目指してるの』『政治家かな』『未来の日本を頼むね』
という会話の後、椅子を貸します。彼は夏休みを利用してボランティアで来てるみたいです。青年よ荒野を目指せ!

食事後、再び、景色を楽しみます。

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カプツィナー山Kapuzinerbergのカプツィナー修道院Kapuzinerklosterがよく見えます。(その左手には樹木の間からシュテファン・ツヴァイクの旧居の屋根が見えていますが、この時はまだそれが分かっていませんでした。翌年のザルツブルク訪問でシュテファン・ツヴァイクの旧居であることが分かることになります。)

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すぐ近くには丘の上の城壁が聳えています。その城壁の向こうに廻って、シュタットアルムのレストランを覗きます。レストランのテラス席は丘の上の縁に沿っています。眺めがいいのも当然です。

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ここからは祝祭大劇場、ザルツブルク大聖堂、ホーエンザルツブルク城がよく見えます。

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ザルツブルクで一番の繁華街のゲトライデガッセGetreidegasseが一直線に見えます。まるでこの通りでザルツブルクの町が切り裂かれているようです。

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ゲトライデガッセ、ザルツァッハ川、カプツィナー山が3点セットのように眺められます。

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ここでゆっくりとしていたら、そろそろ5時からの演劇《イェーダーマン》の時間も迫ってきます。城壁Bürgerwehr Mönchsbergの穴をくぐって、現代美術館からエレベーターで下に降りましょう。

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城壁の穴をくぐると立派な城壁がずっと続いています。まだ少し時間があるので、ちょっと城壁を見物していきます。



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メンヒスベルクの丘の上の巨大な城壁

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/8回目

メンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの散策をしているところです。現在、メンヒスベルクの城壁Bürgerwehr Mönchsbergの前を歩いています。ザルツブルクの旧市街とは反対方向に向かっています。堅固な城壁ですね。

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城壁の端が見えてきます。広場になっているようです。あそこまで歩いてみましょう。

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城壁の端までやってきました。城壁を通り抜ける通路があります。

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ここはメンヒスベルクの丘の西の端にもなっていて、ここから遠くの山々の連なりが見渡せます。

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城壁の塔の先にウンタースベルクUntersbergも見えています。頂上に少し雲がかかっています。

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メンヒスベルクの丘の麓にも町並みがあります。旧市街とは反対側なので、旧市街に出るには交通が不便そうですね。

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もう一度、ウンタースベルクを眺めます。今回の旅ではこれが見納めになるかもしれません。

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これが今まで歩いてきた城壁です。丘の上にこんなに巨大な城壁が築かれていたとは驚きです。

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城壁の通路の先が気になりますね。ハイカーたちも歩いています。我々もちょっと覗いてきましょう。

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通路を抜けると、気持ちのよさそうなハイキングコースが続いています。このまま進むと元の場所に戻ってしまうので、ここで引き返します。

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城壁の通路を戻ると、城壁に沿った道が2つに分かれています。左側の道を進むと多分、現代美術館Museum der Moderne Monchsbergのほうに出られる筈です。

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トンネルをくぐって進みます。

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綺麗なハイキングコースを歩いて行きます。

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道標があります。やはり間違いありませんでした。あと150mで現代美術館に到着です。

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現代美術館の前に出ました。

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ここからは旧市街に下りるエレベーターがありますから、それを利用しましょう。



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メンヒスベルクの散策を終えて、演劇会場へ直行

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/9回目

メンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの散策をしているところです。現在、メンヒスベルクの丘の上の現代美術館Museum der Moderne Monchsbergの前にやってきました。現代美術館に隣接した、眺めのいいレストランのM32のテラス席が賑わっています。以前、ここで食事をいただいたことがあります。このレストランは眺めだけでなく、料理も美味しいレストランです。

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ここからの眺めです。向かい側の丘の上に立つホーエンザルツブルグ城がよく見えます。

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ザルツブルクの旧市街もよく見えます。

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さて、ここからエレベーターで下の旧市街に降りましょう。現代美術館の建物の中にあるエレベーターの料金を見ると、上りも降りも一人2.3ユーロ。これは馬鹿馬鹿しいですね。エレベーターを利用しないことをケチなsaraiは即座に決断。元来た道を戻ることにします。途中、メンヒスベルクの丘に巡らせてある巨大な城壁をくぐり抜けます。

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城壁を抜けて、ハイキング道を歩いていきます。

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先ほど上ってきた石段を今度は下っていきます。下りるのは楽ですね。

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祝祭劇場の建物の横の石段の上に出ます。

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石段の上にある建物の扉を見ると、ザルツブルク音楽祭のオフィスがあります。こんなところにね・・・。

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祝祭劇場の建物の横に下りて、そこから演劇の会場の大聖堂広場Domplatzに向かいます。正面に見えている尖塔はフランツィスカーナー教会Franziskanerkircheです。

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途中の道に大聖堂は封鎖されているというメッセージとブロックの板があります。演劇の公演の準備が進んでいるようです。

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大聖堂広場の前に到着すると、広場は演劇の公演のために完全にクローズされています。

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ここにも大聖堂は《イェーダーマン》の公演のために封鎖されているというメッセージの張り紙があります。

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大聖堂広場の会場はまだ開場にならないようです。この裏側の入口からも入れるようですが、まだ時間があるので、大聖堂の前に周って、そこから入場することにします。ザンクト・ペーター教会Stiftskirche Sankt Peter Salzburgのほうから廻り込みます。

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ザンクト・ペーター教会の横の道は大勢の人でごった返しています。大聖堂広場が封鎖されているからでしょう。

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ザンクト・ペーター教会墓地Petersfriedhofの中を抜けていきます。墓地は綺麗な花で飾られていますね。

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もう少しで大聖堂広場の正面に着きます。開演前30分です。



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1日2つの公演でザルツブルク音楽祭も終了

2016年8月6日土曜日@ザルツブルク/10回目

メンヒスベルクMönchsbergの丘の散策を終えて、《イェーダーマン》の公演が行われる大聖堂広場Domplatzにやってきました。広場の裏口から正面入口に廻り込んでいるところです。ザンクト・ペーター教会墓地Petersfriedhofの中を抜けて、カピテル広場(カピテルプラッツ)Kapitelplatzに出ます。丘の上には先ほど訪れたホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgが見えています。

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正面口に着き、しばらくすると開門して、中に入れます。大聖堂広場には仮設のスタンドができていて、そこから演劇を鑑賞します。仮設スタンドの後方には聖母マリア像が見えています。

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これが《イェーダーマン》のチケットです。席は9列目です。

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その木製の席に着きます。仮設の木製の舞台の向こうには大聖堂のファサードが見えています。なかなか見易い席です。

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野外公演なので、お天気が心配でしたが青空も見えてきます。

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開演20分前を切って、観客がぞろぞろ入ってきます。

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正面には大聖堂のファサードが聳え立っています。素晴らしい野外劇場ですね。

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もうすぐ開演です。楽しみです。

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やがて、《イェーダーマン》が開演。1時間ほどの公演のつもりでしたが、2時間もある長い公演になりました。《イェーダーマン》という題名は英語で言えばeveryman。つまり、どこにでもいる誰かがこの演劇の主人公です。その主人公の金持ちの男が神(小さな男の子が神の役。なかなかの名演でした)の使いの《死神》から自分の突然の死を告げられて、あたふたとしますが、最後は信仰心にも目覚め、これまでの生き方を悔いて、清々しい死を迎えるという、ある意味、ありきたりの話です。しかし、天才劇作家ホフマンスタールの筆にかかると感動的なストーリーに変身します。ドイツ語の分からないsaraiですら、最後に死を弔う大聖堂の鐘の音が響くと静かな感動に至ります。この演劇はザルツブルク音楽祭が始まった頃からずっと演じられている由緒のあるものなんです。演出は、いろいろ考えられ変更されているようですね。アウトラインは同じですが、下調べしたストーリーとは違う場面が多く(イェーダーマンの婚約とか・・・)、出演者の役柄も様々で、ちょっと戸惑いましたが、意外に楽しめました。この《イェーダーマン》の詳細な記事はここに既にアップ済みです。

公演が終わって、既に舞台には誰もいません。観客は皆、会場を出て、帰途につこうとしています。

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saraiも今日2回目の公演に向けてホテルにとって返します。途中、屋台の店が目に付きます。

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ここでカリーヴルストのようなものを見かけ、夜食用にゲットします。

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ホテルで今度はタキシードに着替え、今回のザルツブルク音楽祭で最後に鑑賞する公演となるウィーン・フィルの演奏会に臨みます。ホテルを出ると、何と軽く雨が降っています。大聖堂広場で催された野外演劇の最中に雨にならなくてよかったとほっと胸を撫でおろします。
ウィーン・フィルの演奏会は祝祭大劇場で行われます。これがそのチケットです。前から2列目というsarai好みの席で聴けます。

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開演20分前に席に着きます。オーケストラはすぐ目の前です。

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ウィーン・フィル演奏会は素晴らしいマーラー(亡き子をしのぶ歌)に感動。最後に素晴らしい音楽が待っていました。このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

これでザルツブルク音楽祭の予定はすべて終了。この時点では、もう2度とザルツブルク音楽祭に来ることはあるまいと思い、一抹の寂しさを覚えていました。まさか、翌年もザルツブルク音楽祭を訪れることになるとはね・・・。人生と旅は予測のつかないことだらけです。

さあ、明日はウィーン経由で帰国します。長いようであっという間に終わってしまった今回の旅でした。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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