旅の18日目、ザルツブルクSalzburgの8日目です。実質、旅の最終日です。
今日は昨日の雨も上がって曇り空ながら、まあまあのお天気です。でも、気温は低めと思ったら、なんと暖房が入ってます! とても夏には思えませんね。高原の爽やかさです。
ところで滞在中のホテルはカプツィナー山Kapuzinerbergの麓に位置しています。ホテルの裏はすぐにカプツィナー山の斜面につながっています。部屋からはすぐにホテルの裏庭に出られます。赤い花が目に鮮やかです。山の斜面の緑も綺麗です。

庭の地面は石が敷き詰められています。変なプラスティックの蓋のようなものがあります。実はこの裏庭はホテルの建物の屋上なんです。プラスティックの蓋の正体は我々の部屋の天窓だったんです。

裏庭の先に続くカプツィナー山の斜面を見上げると、急峻な岩の断崖になっています。

庭先にはテーブルとイスも置かれていて、寛げるようになっています。ここでお茶してもよかったですね。

裏庭から山の斜面には石段も続いています。直接、カプツィナー山に登れるのかもしれません。しかし、石段の入り口には張り紙があります。落石注意!で石段は閉鎖ということです。

裏庭から見たホテルの建物です。こういう風に山にへばりついているので、山の冷気が直接、建物に伝わるので、夏でもホテルの部屋は涼しいんです。天然冷房ですね。

ホテルの裏庭の偵察を終え、ホテルを出発します。
昨日は雨のため、予定していたメンヒスベルクMönchsberg~リヒター高台Richterhöhe~ホーエンザルツブルグ城Festung Hohensalzburgの散策をキャンセルしたので、今日はそれをリカバリしましょう。
まずはケーブルカーで楽ちんにホーエンザルツブルグ城に登り、久々にお城を見学することにします。ケーブルカー乗り場に向かいます。途中、ザルツブルグ大聖堂Dom zu Salzburgの前を通ります。昨日、ここの内部を2階の回廊から見物したので、今日は普通に内部見学しておきましょう。内部は美しいバロック空間が広がっています。

主祭壇のほうに向かいます。

主祭壇の横には小さなパイプオルガンがあります。これもモーツァルトが弾いたのかな。

内陣の前に立ちます。主祭壇と一対のパイプオルガンで構成される豪華なバロックの美です。

これが主祭壇です。祭壇画は「イエスの復活」を主題としています。

内陣から後ろを振り返ると、華麗なバロックの空間が見渡せます。後方正面の上部には壮麗な大パイプオルガンが見えます。

こちらは大聖堂博物館の入り口ですね。

大聖堂を出ると、スタンドと舞台が仮設されている大聖堂広場Domplatzがあります。昨日、レジデンツResidenzから散々眺めた広場です。

大聖堂の先のカピテルプラッツKapitelplatzに出ると、正面にホーエンザルツブルグ城が聳えています。丘の斜面に設置されているケーブルカーの線路も見えますね。

さあ、ケーブルカー乗り場に向かいましょう。
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