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来年のザルツブルク音楽祭・・・凄いね!

来年のヨーロッパ遠征については何となく、方向性が定まりません。時間だけがどんどん、過ぎていきます。

そうこうしているうちにまた、来年のザルツブルク音楽祭(2018年)の分厚い冊子が郵便箱に入っていました。もう、2年連続で行きましたから、あまり、その気はなくて、それでもつらつらとページをめくっていきます。最初のほうにはオペラのプログラムがあります。モーツァルトは珍しく、魔笛だけです。R・シュトラウスはサロメだけ。チャイコフスキーの《スペードの女王》なんて、ザルツブルク音楽祭らしくないものもあります。モンテヴェルディの《ポッペアの戴冠》は去年に引き続いてですね。おっ、ロッシーニの《アルジェリアのイタリア女》があります。これはやはり、チェチーリア・バルトリです。聴きたいですね。ヘンツェやアイネムという新しいオペラもあります。
オペラ以外も見ていると、目が点に・・・。テオドール・クルレンツィスとムジカエテルナがベートーヴェンの交響曲ツィクルスをやるじゃないですか。とりわけ、第9番がどうなるのか、とっても気になります。うー、聴きたい!! 想像するに、きっとオーケストラのメンバーは立奏なんでしょうね。前代未聞のベートーヴェンでしょう。ベートーヴェンの交響曲第9番と言えば、フルトヴェングラー以外は価値が認められないsaraiですが、クルレンツィスとムジカエテルナならば、フルトヴェングラーとの比較なんて意味ありませんね。

てなことを配偶者に報告すると、来年はザルツブルク音楽祭だけ、さっと行ってくればいいじゃないって、のたまわります。ええーっ、そんなこと言うの!!

日程をチェックすると、クルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第9番は8月15日。全ツィクルスを聴くと滞在が長くなるので、あと、もう1回、第1番と第3番《エロイカ》くらい聴けば、満足です。8月15日から8月18日までの4日間いれば、強行軍で次のプログラムが聴けそうです。

 ムーティ指揮ウィーン・フィル シューマン:交響曲第2番、シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調D.950 ストヤノワ
 モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》 クリスティー指揮レザール・フロリサン、ヨンチェヴァ、ケイト・リンゼイ
 クルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第9番 ムジカエテルナ
 チェチーリア・バルトリのロッシーニ《アルジェリアのイタリア女》 スピノージ指揮アンサンブル・マテウス
 アンドラーシュ・シフのバッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻
 クルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第1番と第3番《エロイカ》 ムジカエテルナ
 ブロムシュテット指揮ウィーン・フィル シベリウス:交響曲第4番、ブルックナー:交響曲第4番
 チャイコフスキー《スペードの女王》 ヤンソンス指揮ウィーン・フィル

4日間で、この豪華8演目って凄いでしょう。いやあ、心が動くなあ。

ザルツブルク音楽祭は昨年が最初で最後のつもりでしたが、今年も行っちゃったし、来年もというのは迷いますね・・・。

来年のザルツブルク音楽祭のチケット予約の締め切りは1月8日です。20日以内に決断する必要があります。うーん・・・。



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今年のヨーロッパ遠征

昨年末に書きましたが、今年もザルツブルク音楽祭に出かけるかどうか、迷っていました。その様子を横で見ていた配偶者がどーんと背中を押してくれて、決心がつきました。今年もザルツブルク音楽祭に行きます! 目玉はテオドール・クルレンツィスとムジカエテルナがベートーヴェンの交響曲ツィクルスです。と言っても、ツィクルス全部を聴くためには8日間滞在する必要があるので、それは無理。交響曲第9番と交響曲第1番と第3番《エロイカ》の2回のコンサートだけに絞り込みます。予算の問題もあります。結局、以下のコンサート、オペラを聴きます。

 ムーティ指揮ウィーン・フィル シューマン:交響曲第2番、シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調D.950 ストヤノワ
 モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》 クリスティー指揮レザール・フロリサン、ヨンチェヴァ、ケイト・リンゼイ
 クルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第9番 ムジカエテルナ
 チェチーリア・バルトリのロッシーニ《アルジェリアのイタリア女》 スピノージ指揮アンサンブル・マテウス
 アンドラーシュ・シフのバッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻
 クルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第1番と第3番《エロイカ》 ムジカエテルナ
 ブロムシュテット指揮ウィーン・フィル シベリウス:交響曲第4番、ブルックナー:交響曲第4番
 チャイコフスキー《スペードの女王》 ヤンソンス指揮ウィーン・フィル

以上、4日間で8演目です。結構、強行日程です。

配偶者はそれだけ聴いて帰ってくればいいじゃないって言いますが、まさかね。配偶者はsaraiの懐具合を心配して言ってくれたんです。まあ、何とかなるでしょう。

で、配偶者は北欧でもどう?って提案してきます。saraiはあまり気乗りがせずに、東欧はどうかなと逆提案。その線で検討することになります。
東欧と言えば、チェコやハンガリーもありますが、ここは既に行ったので、ポーランドやルーマニアやブルガリアはどうかなと思って調べてみます。ところが行きたいところがほとんどありません。ピンと来ませんね。途中で投げ出しです。やめましょう。で、最初に配偶者が提案した北欧を10日ほど巡ることにします。デンマークは一応、コペンハーゲンに行ったので、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの3か国を巡る旅を検討します。ストックホルムに飛び、ヘルシンキから帰る。あるいはその逆で空路のチェックから始めます。ドイツ経由でのザルツブルクへの出発便、ヘルシンキからドイツを経由しての帰国便はANAでそこそこの料金で見つかります。夏料金で5割増しくらいの料金ですが仕方ありませんね。本当はマイルを使った特典航空券がよかったのですが、既に予約がいっぱいで買えません。ストックホルム行の航空券はLCCでも検討しましょう。次は北欧内の移動ルートとスケジュールを検討します。



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今年のヨーロッパ遠征・・・さてさて

今年のヨーロッパ遠征の検討中です。ザルツブルク音楽祭のコンサート、オペラは昨夜、オーダーしました。それにしても高額なチケットです。これで旅の費用の半分ほどは使い果たしたことになります。
ザルツブルク音楽祭の後の北欧を巡る旅を検討していますが、あまり、北欧に関する知識がありません。AMAZONでガイドブックを購入して、旅のコースを決めていきます。何となく、saraiはストックホルム、オスロ、ヘルシンキの順に周るような気がしていましたが、地図を見て、自分の無知を悟ります。西から、オスロ、ストックホルム、ヘルシンキとほぼ同一緯度上に並んでいるんですね。そして、ノルウェーのフィヨルド観光の起点になるベルゲンはさらに西にあります。ですから、単純に言えば、ベルゲンから出発して、オスロ、ストックホルム、ヘルシンキと周るのがよさそうです。途中、フィヨルドを見て、オスロの美術館でムンクの《叫び》を見るって感じですね。フィヨルド観光ではフロム鉄道にも乗り、ベルゲン急行にも乗りましょう。ストックホルムからヘルシンキはクルーズ船に乗るのがよさそうです。
ここではたと気が付いたのは、まずはベルゲンに飛ぶのがよさそうだということです。LCCをチェックすると、そんなに格安のチケットはありません。ここで思案します。そう言えば、さっき横から配偶者が飛行機じゃなくて、鉄道でザルツブルクから北欧まで行けないのって訊いていました。まあ、のんびりした旅としては、それもいいかもしれません。
鉄道ルートをチェックしてみましょう。ザルツブルクからドイツ国内を一気に北上して、ハンブルクまで行きます。ハンブルクから、途中、列車がフェリーに乗って、バルト海を渡り、デンマークのコペンハーゲンに入ります。コペンハーゲンからはユーレイルスカンジナビアパスを購入して、北欧4か国(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ヘルシンキ)乗り放題がよさそうです。8日間、ファーストクラスでも一人5万円ほどです。
以下、おおよその移動ルートです。

 ザルツブルク⇒ハンブルク 7時間半
 ハンブルク⇒コペンハーゲン 5時間
 コペンハーゲン⇒イェーテボリ 3時間半 途中、マルメで途中下車して観光
 イェーテボリ⇒オスロ 4時間
 オスロ⇒ベルゲン 6時間半
 ベルゲン⇒ヴォス⇒フロム⇒ミュールダール⇒オスロ 14時間
  (フィヨルド、フロム鉄道、ベルゲン急行)
 オスロ⇒ストックホルム 5時間半
 ストックホルム⇒ヘルシンキ(フェリー) 1晩

10泊ほどすれば、余裕で周れそうです。ヘルシンキからは空路でドイツを経由して帰国します。
魅力的なのは、バルト海を鉄道フェリーで渡ることです。既にイタリア本土からシチリア島に渡る鉄道フェリーに乗っているので、ヨーロッパの2大鉄道フェリーを制覇できます。ハンブルクで1泊するので、そこの美術館も見られます。うーん、なかなかいいね。これで決まりかな・・・。

この案を配偶者に話して、二人で吟味します。で、よくよく考えてみたら、北欧はとても物価が高いので、ホテル代、滞在費(食事など)がかさみそうですね。それもあって、今まで北欧は敬遠してきたんです。しかも今回はザルツブルク音楽祭の高額チケットで予算をはきだして、あまり、余裕はありません。そもそも今年で3年連続でザルツブルク音楽祭に出かけるので、昨年までのつけも残っています。ここで貴重なお金を使って、わざわざ北欧まで出かける価値があるのかということを二人で相談します。見るものと言えば、フィヨルドくらいなものです。フィヨルドって言っても、海水の入った渓谷みたいなもので、どうしても見たいものじゃないねって言うことで配偶者と意見が一致。ここまで時間をかけて検討してきましたが、北欧に行くのはやめましょう。
常日頃、saraiの持論はsaraiにとってのヨーロッパは、イタリア、フランス、ドイツ、オーストリアだということです。スペイン、スイス、ベルギー、オランダ、チェコ、ハンガリーも周りましたが、基本はイタリア、フランス、ドイツ、オーストリアです。その基本となる国でまだ行っていないところがあります。しかも物価は北欧ほどは高くはありません。再検討しましょう。



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今年のヨーロッパ遠征・・・目下の結論

今年のヨーロッパ遠征の検討中です。北欧の旅は費用的な面と魅力度が折り合わないのでやめにして、イタリア、フランス、ドイツ、オーストリアの4か国の中から、行っていないところに行くことにします。この国々は物価もまあまあですから、そこそこの費用で旅ができるでしょう。
配偶者はポルトガルあたりもいいんじゃないって言いますが、夏なので暑いでしょう。イタリアも暑そうですね。フランスも暑そうかな。あんまり暑くないところと言えば、北ドイツかな。しかも北ドイツはハンブルクに25年ほど前に1回行ったきりです。そんなことを配偶者に話していたら、彼女もガイドブックを読んで、メルヘン街道、エリカ街道あたりにちょっと行ってみようかと提案してくれました。ドイツはどの町に行っても、それなりに綺麗なので、そうしましょう。saraiとしてはハイデルベルクやシュヴァルツバルトあたりにも興味があったのですが、あれもこれもというとまた大げさなことになるので、北ドイツに絞りましょう。10日くらいの日程でなるべく費用を抑えた旅を考えましょう。

メルヘン街道と言えば、結局、グリム兄弟がらみの町が多いので、あんまり面白そうではありません。ブレーメンの町に行けばいいくらいです。エリカ街道はちょうどエリカの花が綺麗な季節なので、そこを中心に考えましょう。バルト海の海辺の町もいいかもしれません。ちょうどビーチ花盛りのシーズンですしね。

ということで、詳細はこれから詰めていきます。

で、もう一度、日本からの往復の航空券の検討をします。一応、ANAでの往復を検討していましたが、配偶者が横から妙なことを言い出します。ヨーロッパの空港からの鉄道移動が無料だと言うんです。そんなお得なプランがあるんでしょうか。一応、調べてみましょう。すると本当にありました。ANAとJALはドイツの空港からの鉄道移動が無料になるサービスがあります。Rail&Flyサービスです。概要は以下のとおりです。

 ・国際線に接続するドイツ鉄道の区間も、航空券と一緒に追加料金なしで購入できます。つまり、鉄道は無料だということです。
 ・ドイツ国鉄(DB)のサービスです。
・フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ発着のドイツ鉄道全区間が対象です。ザルツブルクも含まれます。

ただし、このサービスは日本からの直行便だけに限られます。トランジットすると、このサービスは受けられません。航空券はミュンヘン行とかではなく、目的地をドイツ鉄道駅行として購入します。24時間以内に乗り換える列車に乗ることができます。トランジットと同じ扱いですね。また、ファーストクラス・ビジネスクラスならば、鉄道もファーストクラスを利用できますが、エコノミークラスだと鉄道はセカンドクラスの利用になります。座席予約は別途、有料で行うことができます。帰国便も同様に鉄道駅から空港までこのサービスが利用できます。
ちなみに当然、ルフトハンザ航空も同じサービスがあると思い、調べてみましたが、あるにはあるものの、Rail&Flyサービスのチケットを別途、有料で購入しないといけないことが分かりました。どうしてだろう・・・。

ともかく、これは使えますね。ANAでドイツ鉄道駅往復の航空券をチェックすると、往きは羽田~フランクフルト、帰りはミュンヘン~羽田が一番安く購入できます。フランクフルトからザルツブルクは鉄道で5~6時間くらいです。フランクフルトで1泊して、翌日の列車でザルツブルクに移動しましょう。フランクフルト空港駅か、フランクフルト中央駅かを選択できるので、中央駅近くのホテルに宿泊しましょう。できれば、朝1番でシュテーデル美術館を再訪するのもいいかもね。

帰国時は、ハンブルクあたりからミュンヘン空港までの鉄道移動になります。これは6時間以上もかかります。結構、遠いですね。いっそのこと、ハンブルク空港から、どこかの空港でトランジットして帰るのもいいかもしれません。調べてみると、何故か、パリかロンドンでトランジットするのが最安運賃になっています。

これでもいいのですが、昨年の夏、エールフランス航空で往復したときよりも二人分で10万円ほど高くなっています。7月よりも8月のほうが高いのかな。

他の航空会社の便もチェックします。欧州系の航空会社ではやはり、エールフランス航空が最安で往きがミュンヘン、帰りがハンブルクではANAよりも3万円ほど安くなっています。しかし、もちろん、鉄道は有料で、早めの座席予約も有料です。それにマイルもたまりません(エールフランスのマイルはたまりますが、あんまり、役に立ちません)。これでは、ほとんど、ANAと実質は変わりませんね。

頭を切り替えて、ANA/JALや欧州系の航空会社もチェックしてみましょう。おおーっ、エミレーツ航空が激安です。ドバイ経由で少し時間はかかりますが、往きがミュンヘン、帰りがハンブルクで合計で10万円ほど安い料金です。評判をチェックすると、そんなに悪そうではありません。ただ、ちょっと気になって、座席予約を調べると、出発の48時間前からは座席予約が無料ですが、その前に予約すると、最低でも1便あたり、3600円、良い席は何と1万円ほどするようです。羽田からドバイが10時間。ドバイからヨーロッパが6時間ですから、どちらも座席予約したいですね。すると二人分で1万5千円~4万円ほどかかります。まあ、それでもまだ安いですけどね。

悩ましいところですが、やはり、ANAの利用になるのかなと思って、その旨を配偶者に告げて、相談すると、まあ、あっさりとした答えが返ってきます。行きは確実なANA、帰りは安価なエミレーツ航空にすればいいじゃないのっていうことです。それはそうですね。saraiもすっかり、その気になりました。

ところが実際にこの案を調べてみると、それは許されないようです。片道だけ予約しようとすると、割引運賃が適用されないようです。基本、往復(ヨーロッパ内の空港は違ってもよい)でないと割引運賃で乗れないんですね。ですから、やはり、ANAの利用かな。



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今年のザルツブルク音楽祭・・・悪夢のようなメールに愕然

1月初めに申し込んだザルツブルク音楽祭のチケットのコンファメーションのメールが先ほど届きました。今年で3年目なので、余裕でメールの内容を読みます。自信満々です。ところが何やらチケットのリストが短いように感じます。数を数えると申し込んだ8コンサートに比べて2つも少ない6つしかありません。もう、この時点で真っ青・・・何と肝心のクルレンツィスのベートーヴェンの交響曲コンサート2つが抜けています。それ以外は依頼通り、すべて最前列の中央の席が取れています。何度も何度も確認しますが、間違いありません。体の力が抜けて、愕然とするのみです。これまでは申し込んだ通りにチケットが取れていましたから、安心していたのに、やはり、クルレンツィス&ムジカエテルナのヨーロッパでの人気は予想外のもののようです。

どうしようもないので、あきらめるしかありませんね。昨年、クルレンツィス&ムジカエテルナのチケットが簡単に取れたのが嘘のようです。かくなる上は来年の日本公演に期待するしかありません。まだ、日本ではヨーロッパほどの人気はないでしょう。

てなことを言っていると、配偶者になだめれるというか、もっと前向きに努力することを勧められます。うん、悪あがきするのもいいかもね。

とりあえず、ゆっくりと寝て、次の作戦を考えましょう。

ちなみに目下のところ、購入できたチケットは以下です。

 ムーティ指揮ウィーン・フィル シューマン:交響曲第2番、シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調D.950 ストヤノワ
 モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》 クリスティー指揮レザール・フロリサン、ヨンチェヴァ、ケイト・リンゼイ
 チェチーリア・バルトリのロッシーニ《アルジェリアのイタリア女》 スピノージ指揮アンサンブル・マテウス
 アンドラーシュ・シフのバッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻
 ブロムシュテット指揮ウィーン・フィル シベリウス:交響曲第4番、ブルックナー:交響曲第4番
 チャイコフスキー《スペードの女王》 ヤンソンス指揮ウィーン・フィル

取れなかったチケットは以下。

 クルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第9番 ムジカエテルナ
 クルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第1番と第3番《エロイカ》 ムジカエテルナ



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バイロイト音楽祭のチケット争奪戦、参戦失敗! しかし・・・

今年はザルツブルク音楽祭に出かけますが、肝心のクルレンツィス&ムジカエテルナはチケットが取れず、残念な状況です。しかし、それにもめげずにさらにバイロイト音楽祭も聴きたいとひそかに準備中でした。本日の日本時間の夜10時がインターネットでのチケット販売開始。一昨年より、バイロイト音楽祭もインターネットでのチケット販売を開始したんです。朝10時に国内のコンサートのチケットを首尾よくゲットし、その12時間後のバイロイト音楽祭のチケット販売を待ちます。しかし、この12時間待ちというのに落とし穴がありました。そうなんです。その時刻にはテレビのドラマ(そうです。あのドラマです。)に見入っていて、すっかりバイロイト音楽祭のチケットのことを失念していました。あちゃー!!
気が付いたのは2時間以上過ぎた12時過ぎ。バイロイト音楽祭のチケットサイトに行くと、当然、待ちのキューができていて、ずっと待たされます。2時間半ほど待って、ようやく自分の番が回ってきます。当然、ほとんどの公演がソールドアウトです。一番狙っていた《トリスタンとイゾルテ》もソールドアウト・・・うーん、よくよく見ると8月後半のチケットはまだ買えそうです。カテゴリーA4、A5ならば買えますね。うーん、買っちゃえ!! 高いほうのA4を選びます。ほかは次に聴きたかった《パルジファル》はすべてソールドアウト。《ニュルンベルクのマイスタージンガー》もソールドアウト。《さまよえるオランダ人》は買えますが、やめときましょう。本当はこの4演目を聴くつもりでしたが、こんな状況なので、今年は《トリスタンとイゾルテ》だけにしときましょう。久々にティーレマンの指揮でワーグナーが聴けます。ところでもう一度、《トリスタンとイゾルテ》の状況を確認すると、今度はもう1ランク上のカテゴリーA3に空きが出ています。早速、それにチェンジ。1枚280ユーロで14列目ですから、安いものです(高いだろうって・・・いやいやザルツブルク音楽祭のオペラよりも安いですよ)。ただ、配偶者と並びの席にはなりませんでした。すぐ近くの席なので、まあ、いいでしょう。

ということでバイロイト音楽祭のチケット争奪戦には参戦失敗しましたが、何とか《トリスタンとイゾルテ》のチケットは拾えました。これで今年はsaraiは初バイロイトです。いずれにせよ、今年のバイロイト音楽祭は指輪4部作はワルキューレしか公演がなかったので、いずれ、指輪とパルジファルも聴きたいものです。
念願のバイロイト音楽祭が聴けるので、saraiの人生の夢はこれでほぼ達成かな。欲望は果てしないですけどね。ところで、まだ、宿をとっていません。バイロイトは近くのホテルは少ないと聞いたので、少々、不安ではあります。



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       ティーレマン,  

バイロイト音楽祭2018の追加チケット

今日の深夜1時(ドイツ時間は午後6時)からバイロイト音楽祭のチケットの追加発売がありました。ネットで知り合った親切な方からの情報でこの追加発売を知りました。代理店などからの戻りチケットの再販売だそうです。今度こそ1時前から配偶者と二人でスタンバイ。saraiのアカウントと今回新規に取得した配偶者のアカウントで2台のPCから待ちキューに入り、30分ほどでチケット販売サイトに入ることができました。しかし、先に入ったsaraiのアカウントではチケット販売のページに何故か入れません。悪戦苦闘しているうちに配偶者のアカウントも待ちキューから抜け出して、チケットサイトに入れます。配偶者のアカウントでログインすると、今度はすっとチケット販売ページに入れます。目指すのはパルジファルのチケットです。既に確保済のトリスタンとイゾルデの翌日の公演です。おっ、チケットはあるようです。迷うことなく、平土間の一番よいカテゴリーのチケットをポチッとクリック。トリスタンよりも後ろ目の席ですが、2席の並び席をゲットできました。よかった!よかった!
実はちょっと前にパルジファルのチケットの確保をあきらめて、ホテルも1日分キャンセルし、ドイツ国鉄のチケットも購入済でした。ホテルは既にその日は満室になっていたので別のホテルを予約済です。同じくらいのランクのホテルなので、まあ、いいかな。ドイツ国鉄のチケットは格安チケット(列車指定チケット)ので、キャンセル料19ユーロを支払って、翌日のチケットを再購入します。

これでバイロイト音楽祭のチケットは2公演分、予定通り購入できました。あとはザルツブルク音楽祭の2公演分(クルレンツィス)ですが、これは苦戦しそうですね。



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今年のヨーロッパ遠征まで、あと10日ほど

当ブログでは昨年のザルツブルク音楽祭を振り返っている途中ですが、いつの間にか、今年のヨーロッパ遠征に出かける日程が迫ってきました。ちょうど2週間後にはザルツブルク音楽祭の公演を聴いている筈です。出発はその2日前です。

ということで、本格的に旅の準備に突入します。昨年の旅の詳細記事はいったん休止して、今年の旅から帰った後に再開します。9月になります。ご了承ください。

旅の準備状況を順次、報告していきますが、現状は以下のとおりです。

1.ザルツブルク音楽祭のチケットは6回分はゲット。残り2回分は相変わらず、チャレンジ中です。どうなるかな。バイロイト音楽祭は2回分はゲット。

2.往復の航空券、ドイツの鉄道チケットはほぼ予約済。残りは当日券を買う予定です。

3.ホテルはすべて予約済。16泊です。今回も夏なので、高めの料金でした。予算オーバーで頭が痛いところです。

4.オペラ、コンサートの予習はほぼ最低限は聴いたところです。ワーグナーの楽劇(トリスタンとイゾルデ、パルジファル)はもっと聴いておきたいです。何せ、大作なので、予習に時間がかかります。1つ聴いて、4~5時間ですからね。

5.観光についてはおおよその日程は決めていますが、もっと、詳細に詰める必要があります。これから、その企画状況を順次、ご報告しましょう。

というふうに忙しいのですが、今は他人様の立ち上がらなくなったPCをボランティアで修理中です。HDDを外して、データをバックアップ中。新しいHDDを購入して、換装して、システムを再構築する予定です。本当はそんな暇はないのですが、困っている人は助けないとね。



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あれあれ、ヨーロッパ遠征まで、もう1週間?

光陰矢の如し。今年のヨーロッパ遠征まであっという間に1週間ほどになりました。少し焦ってきました。

旅の日程を順次、詰めています。と言っても、並行して、PCの修理を手掛けて、これはほぼ完了して、いったん、動くようになった状態で本人に手渡して、あとはそれで様子を見てもらいます。これからは旅の準備に集中しましょう。
と言いながら、今日は浜松の水泳の全国大会に出場した小学生の孫娘の応援です。これはこれで大事ですからね。孫の健闘を応援した後は最近、気になっていた浜松餃子のお店に出かけます。開店の16時半のちょっと前にお店に到着すると、なんと開店前なのに既に行列ができています。浜松餃子の老舗、石松本店です。

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浜北にあるので、浜松駅からは車で30分以上もかかりました。
ほどなく開店になって、急いでお店に入り、何とか、4人席を確保。早速、餃子を注文しましょう。ここのお店の名物は餃子がぐるっと輪を描くようにして、お皿に並べられることですが、餃子を15個以上注文しないとその形にならないそうです。じゃあ、最高の25個のお皿を2つ注文しましょう。4人で食べますから、計50個で様子を見ます。餃子が運ばれてくる間、飲み物は何にしようかと思案します。長男が車を運転しているので、ビールを飲むのは気の毒です。メニューを見ていると、浜松なのになぜか三ケ日みかんジュースがあります。これに食いついたのは長男です。次いで、浜松なのになぜか富士山サイダーがあります。これに食いついたのはsaraiです。合議の結果、全員、富士山サイダーを飲むことになります。長男も餃子にはやはりサイダーだねって、意味不明なことを言ってます。早速、追加注文。これはすぐに運ばれてきます。氷の入ったグラスに青いサイダー。絵にもなるし、美味しいね。ちょっと甘いけど。

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やがて、巨大な丸い形の餃子のお皿が届きます。円の中心にもやしをのっけます。

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このお皿が2枚並ぶと、テーブルはいっぱいになります。

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おおぶりな餃子は柔らくて、皮はパリっと焼けていて、あっさりとした味で、どんどん食べられます。
さっきから、餃子以外にチャーハンを狙っていた配偶者はここぞとばかりに意見をまとめて、チャーハンを追加注文。このチャーハンは餃子のあっさり味とは違って、こってりとコクのある美味しさです。これもスイスイと進み、さらに餃子の25個の皿を追加注文。あんまり、追加注文するので、店員さんが笑いながら、ほかに追加注文はありませんかって、催促する始末です。丁重にお断りしましたが、実はデザートに食べる予定だった杏仁豆腐の注文を忘れていたことに店を出た後で気が付きました。まあ、たっぷりと食べたのでいいかな。
浜松餃子の石松本店、これはお勧めです。

閑話休題。話をヨーロッパ遠征の準備に戻しましょう。

まず、旅はザルツブルク音楽祭から始めます。日本からは直行便はないので、今回はANAのヨーロッパ便を乗り継いで、ザルツブルクにはいります。夏の航空運賃は高いので、なるべく安い運賃設定を探します。本来はミュンヘン経由がよいのですが、これは運賃が高過ぎるので、今回は最安の成田-デュッセルドルフ便を使います。デュッセルドルフからはRail&Flyサービスを利用して、無料でドイツ国鉄の電車に乗って、ザルツブルクに行きます。しかし、ここで難題が出てきます。明確にザルツブルクまでは無料で行けることが謳われていますが、ミュンヘンからザルツブルクまで、レールジェットに乗れるかどうかがあいまいです。ドイツ国鉄にもANAにも問い合わせた結果、どうやら、レールジェットには乗れないみたいです。ミュンヘンからザルツブルクまでは普通電車に乗っても時間は30分くらいしか違いませんが、実はこの30分が貴重なんです。ザルツブルクに到着後、友人と食事の予定ですが、翌日はザルツブルク音楽祭の公演を3つも聴くので、あまり、夜遅くにはなりたくないんです。仕方がありません。ミュンヘンからザルツブルクまでは有料のレールジェットに乗りましょう。ついでに贅沢してファーストクラスに乗っちゃいましょう。デュッセルドルフからミュンヘンまでのICEは無料で乗れますが、これはセカンドクラスなので、念の為、座席指定だけはとっておきます。何せ5時間も乗りますから、席が混んでいたら、困ります。座席指定は有料で二人で9ユーロ。これは保険です。実は鉄道の移動はデュッセルドルフに着いた翌日なので、朝一番で移動すれば、そんなに無理して、レールジェットに乗り換えなくても十分に余裕でザルツブルクに着けるんです。しかし、saraiにはデュッセルドルフ経由にしたのは、ある理由もあったんです。
遡って、2013年。今から5年前にsaraiはライン川をロッテルダムからボーデン湖までさかのぼる旅をしました。オランダからライン川に沿って、ケルンに向かう途中、デュッセルドルフの町も通りました。そこで途中下車して、K20州立美術館でクレーのコレクションを見ることにしていました。この美術館はナチス時代の反省を込めて、いわゆる、退廃芸術の烙印を捺されたクレーなどの作品を戦後、再収集しています。それを是非、見ておきたかったんです。ところが日程が具合が悪く、途中下車する日は月曜日。美術館は休館日です。やむなく、デュッセルドルフで途中下車することなく、車窓から町を眺めるだけになっていました。ずっと、それが気にかかっていました。今回はそれを挽回するために美術館を訪れる時間を捻出する必要があったんです。
で、デュッセルドルフでのトランジットの時間を使って、つかの間のデュッセルドルフ散策をしましょう。到着日は実は月曜の夕方。この日はどう無理してもK20州立美術館は休館日です。ですが、デュッセルドルフと言えば、音楽好きには忘れられない作曲家がいます。ロベルト・シューマンです。彼がクララと晩年を過ごした家が残っています。若きブラームスがシューマン夫妻を初めて訪問したのもこの家です。ロベルト・シューマンがライン川に投身自殺をはかったのもこの家からカーニバルの喧騒の中に抜け出してからのことでした。シューマン夫妻の家への道すがら、この町出身の詩人、ハインリッヒ・ハイネの家も見ておきましょう。今は文芸専門の書店になっているそうです。この町の特産品のマスタードの専門ショップも道すがらにあるようですから、できれば、それも見ておきましょう。もちろん、ライン川の岸辺も散策しておかないとね。
翌日は朝10時の開館を待って、念願のK20州立美術館でクレーのコレクションを鑑賞します。12時22分発のICEに乗るので、許される滞在時間は1時間半が限界です。

で、ザルツブルクに行き、4日間、ザルツブルク音楽祭で音楽三昧です。ザルツブルクの町はこのところ、毎年のように訪れているので、行っていないところはもうないでしょう。あっ、モーツァルトの家の中にまだ入っていません。今更ですが、最後になるかもしれないザルツブルク訪問ですから、行っておこうかな。ついでにマカルト広場にあるモーツァルトが暮らした家も外から覗いただけなので、セットで行くのもいいかもしれませんね。

次はザルツブルクを離れて、北ドイツに向かいます。リューベック、ハンブルク、リューネブルガーハイデ(エリカの花咲く大地)です。これから、計画を練ります。



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ヨーロッパ遠征の日程:リューベック、リューネブルガーハイデ、リューネブルク

今年のヨーロッパ遠征の日程を順次、詰めているところです。

ザルツブルク音楽祭での黄金の4日間を過ごした後、北ドイツに向かいます。当初はここで10日間ほど過ごす予定でしたが、バイロイト音楽祭のチケットが思いがけず、購入できたので、北ドイツで4日間過ごした後、いったん、バイロイトに行き、そこで3泊。人生の夢だったバイロイト音楽祭を思いっきり楽しみます。また、その後、北ドイツに取って返して、リューネブルクのエリカの花咲くリューネブルガーハイデで旅の最後を過ごすつもりでした。しかし、よくよく調べてみると、これでは、ドイツの端から端までを往復することになり、移動時間も費用も馬鹿げたことになります。で、バイロイトの後は北ドイツに戻るのは止めて、ハイデルベルクとマンハイムに行くことに変更しました。帰国するのはフランクフルトからですから、このマンハイムは至近の町でもあります。

ということで、北ドイツは4日間に絞ることにします。楽しみにしていたエリカの花の草原は欠かせませんから、ハンブルクから日帰りで出かけます。
まずはザルツブルクから、一挙にリューベックまで鉄道で移動します。ミュンヘンまではレールジェットで1時間半、そこからハンブルクまでICEで6時間、そこからリューベックまでREで45分。全行程、2回の乗り換えも含めて、9時間弱の長旅です。リューベックに到着するのは午後6時頃です。ホテルは駅から歩いてすぐのトラヴェ川の河畔です。ちょっとした町歩きはできそうです。ホルステン門、聖ペトリ教会、マルクト広場、市庁舎、マリエン教会、聖霊養老院、、船員組合の家「シッファーゲゼルシャフト」
ブッデンブロークハウスなどを見て回ります。翌日も引き続き、町歩きです。前日行けなかったところや教会などの内部見学、エレベーターで上れる聖ペトリ教会の塔からの旧市街の眺望、それに目玉はトラヴェ川・運河のクルーズです。リューベックの旧市街はトラヴェ川・運河に囲まれた中洲にあるので、クルーズで旧市街を1周できます。1時間のクルーズです。リューベックの市内散策が完了次第、ハンブルクに鉄道で移動します。
ハンブルクのホテルは駅前なので、チェックイン後、即、ハンブルクの町歩きに出かけます。ハンブルクは翌日と翌々日が1日フリーなので、それも合わせて、町歩きのポイントを検討しますが、それは後回しにして、翌日はともかく日帰りでリューネブルガーハイデにエリカを鑑賞に出かけます。
目的地はリューネブルガーハイデの真ん中のウンデローです。そこまではハンブルク中央駅から8時46分発のREでトシュテット駅まで行き、そこからシャトルバスに乗ります。リューネブルガーハイデの中は無料のシャトルバス、Heide-Shuttleが毎日走っています。2018年は7月15日から10月15日のエリカのハイシーズン中の運行です。で、そのシャトルバスのRing3ルートでトシュテットからはウンデローに9時25分に到着。ここから10時発の馬車で4㎞先にあるヴィルゼーデにのんびりと行きます。ヴィルゼーデにはヴィルゼーダ ベルグという丘の上の絶景スポットがあるんです。往復3.5㎞の散歩コースでそこに行くことができます。ヴィルゼーデからはまた、馬車でウンデローに戻りますが、馬車の時間が合わなければ、最悪、徒歩で4㎞ということになります。車の乗り入れ禁止地区なので、そういう散策も楽しいでしょう。ウンガローからは15:35の路線バスを乗り継いでリューネブルクに向かいます。リューネブルクの町歩きを楽しむという目論見です。マルクト広場の市庁舎、アム・ザンデ広場の立派なファサードの館、給水塔の上からの絶景などを楽しんで、ここでディナーでもいただきましょう。リューネブルクの駅からハンブルクに戻ります。
ハンブルクの町歩きは明日、検討しましょう。



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ヨーロッパ遠征の日程:リューネブルクか、ブレーメンか、悩みどころ

今年のヨーロッパ遠征の日程を順次、詰めているところです。

リューネブルガーハイデでのエリカの鑑賞の後、リューネブルクに寄って、ハンブルクに戻る予定を立てていましたが、ふと調べると、リューネブルガーハイデはハンブルクとブレーメンの間にあるのですね。で、俄然、ブレーメンに行きたくなりました。メルヘン街道の町にも一つくらいは行きたいものね。しかし、リューネブルガーハイデの野原から抜け出して、ブレーメン行きの電車の出るブッフホルツかトシュテットに早く出る方法が見つかりません。結局、いい手がなくて、投げ出しです。ヴィルゼーデから最悪、1時間ほど歩いてウンデローに戻るしかないようです。あとは現地で馬車と交渉して乗せてもらうかですね。

ハンブルクとブレーメンの間はバイエルンチケットと同様のニーダーザクセンチケットNiedersachsen-Ticketがあります。残念ながら9時以降しか使えないので、朝、リューネブルガーハイデに行くときは8時台なので使えません。サマーバーゲンで8月8日までは朝9時前でも使えるようですが、何故かその日以降は駄目だと明確に書かれています。このあたりの夏休みは8月8日で終わるのかしらね。謎です。

移動がうまくいくかどうかは分からないので、リューネブルクに行く案も代替案として残しておきましょう。

ハンブルクはハンブルク市立美術館を訪れるのが最重要です。あとは観光ガイドに従って、町歩きをすることにします。
次は初のバイロイト訪問なので、ポイントをチェックします。今日はあまり計画がはかどりませんでした。まあ、予習でヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管、コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団、キルステン・フラグスタート,ルートヴィヒ・ズートハウス、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ,ヨゼフ・グラインドルの《トリスタンとイゾルデ》のもの凄い演奏を聴いて熱くなりました。これはフルトヴェングラー107枚組CDの中の4枚です。今更ながら、《トリスタンとイゾルデ》の本質を分かったような気がします。

もう、出発まで完全に1週間を切りました。焦る!!!



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ヨーロッパ遠征の日程:バイロイト初見参

今年のヨーロッパ遠征の日程を順次、詰めているところです。

初のバイロイト訪問なので、ポイントをチェックします。
まあ、それよりもバイロイト祝祭劇場での《トリスタンとイゾルデ》と《パルジファル》の長大な2大傑作を2日間連続で聴くことが最優先ではあります。
ですから、到着した夕方に辺境伯歌劇場(5年間の修復工事が今年終わって、ようやく公開)とワーグナーが住んでいたヴァンフリート荘(お庭にワーグナーのお墓)を見ることぐらいにして、あとは体調を整えて、ワーグナーの楽劇に臨みましょう。いずれの公演も4時に始まり、2回の幕間休憩(1時間!!)を入れて、6時間以上はかかりそうです。夕食はどうしましょう。バイロイト祝祭劇場には豪華なシュタイゲンベルガーの祝祭レストランがあり、公演前、2回の幕間休憩を通したコース料理が提供されるそうです。これも1度は経験しておくのもいいかもしれませんね。配偶者に話を持ち掛けてみると、乗り気でした。もちろん、高額なディナーになりますが、公演チケット代に比べると何てことはないでしょう。でも、そんな食事を摂ると眠くなるかなあ。ワインはなしにしたほうがいいかもしれません。決心したら、テーブル予約を入れておきましょう。

バイロイト音楽祭の2日間を終えた後、北ドイツに戻るのはやめて、ハイデルベルク、マンハイムというライン川近くの町に向かいます。以前のライン川の旅で取りこぼした町です。今回は最初の訪問地(トランジットですけどね)のデュッセルドルフもそのときに取りこぼした町ですから、ほぼ、これでライン川の主要な町を制覇したことになります。あとはフライブルクとカールスルーエくらいでしょうか。因みにライン川の旅でハイデルベルク、マンハイムを取りこぼしたのは代わりにストラスブール訪問を選択したからです。

《パルジファル》の公演の翌朝、バイロイトを発ち、ニュルンベルク、シュトゥットガルト経由で4時間の鉄道の旅でハイデルベルクに到着します。いったん、ホテルにチェックインしたあと、市内観光。ハイデルベルクと言えば、音楽ファンならば、大指揮者フルトヴェングラーのお墓詣りは欠かせません。saraiは日本フルトヴェングラーセンターの会員になるほど、フルトヴェングラーに入れ込んでいますからね。ベルクフリートホフBergfriedhof墓地のお墓の前ではフルトヴェングラーの名演をPCで聴きましょう。何にしようかな。普通はベートーヴェンの交響曲第9番ですが、バイロイトで《トリスタンとイゾルデ》を聴いたばかりですから、その抜粋、前奏曲と愛の死もいいかもしれません。お葬式のあった精霊教会にも行かないといけません。1954年のお葬式では、ヨッフム指揮のベルリン・フィルがモーツァルトの「フリーメイソンの葬送音楽」を演奏したそうです。ここではそれを聴きながら、フルトヴェングラーを偲びましょう。
あとはハイデルベルク大学、ハイデルベルク城、哲学者の道も行きましょう。町歩きは翌日まで続きます。余った時間、ネッカー川沿いの小さな町にも訪れてみたいものです。明日、検討してみましょう。



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ヨーロッパ遠征の日程:ハイデルベルク~マンハイム

今年のヨーロッパ遠征の日程を順次、詰めているところです。

ハイデルベルクでの日程の詳細を検討中です。まずは教会の名前を、間違えていました。精霊教会ではなく、聖霊教会Heiliggeistkircheですね。
訪問初日は日曜日です。ベルクフリートホフBergfriedhof墓地は日曜日はお休みだそうです。 平日は午前8時~12時, 午後14時~16時に開いているそうですから、翌日の朝に出かけましょう。で、訪問初日は旧市街を散策します。ということで、予約していたホテルをビスマルク広場から旧市街の真ん中のネッカー川沿いのホテルに予約変更します。旧市街の聖霊教会、ハイデルベルク大学/学生牢10~18、ハイデルベルク城8~17:30、哲学者の道あたりを周ります。夜は地元の美味しい料理をいただきます。

翌日は大指揮者フルトヴェングラーのお墓詣りの後、ネッカー川沿いの古城を巡ります。遊覧船もありますが、鉄道でちゃっちゃと周ります。Verkehrsverbund Rhein-Neckar (VRN)という交通ネットワークのターゲスカルテ(1日券)二人用を買えば、鉄道が乗り放題でお得です。ネッカーシュタイナハのシャーデック城 ヒンターブルク城などの4つの古城、ヒルシュホルンのヒルシュホルン城です。いずれも山の上にあるので、ちょっとしたハイキング(山歩き?)ですね。夜はハイデルベルクの旧市街でまた郷土料理にしましょう。ラインガウの白ワイン、リースリンクを楽しめそうです。

翌朝はまた、旧市街の散策の復習をした後、鉄道で隣町のマンハイムに移動。今回の旅の最後の目的地です。マイハイムと言えば、若きモーツァルトが当時ヨーロッパ随一との評判だったマンハイム宮廷楽団を賛美したことが知られています。21歳から22歳のモーツァルトが母とともにプファルツ選帝侯の宮廷での就職活動に熱心に取り組みましたが不首尾に終わります。そのころ、ブファルツ選帝侯カール・テオドールがバイエルン選帝侯も兼ねることになり、事実上、ミュンヘンに宮廷楽団を連れていくことになり、名高きマンハイム宮廷楽団が終焉したこともモーツァルトの不運でした。この町では、ハ長調のピアノ・ソナタK309やフルート協奏曲第1番/第2番が書かれます。ヴァイオリン・ソナタ K.301~304も書かれました。マンハイム城(選帝侯宮殿)では、ハスキル&グリュミオーの不滅の名演、ヴァイオリン・ソナタ K.301かK.304を聴きたいですね。
マンハイムでは、マンハイム美術館、給水塔、イエズス教会(モーツァルトも賛美)などを見ながら散策しましょう。これで旅の終わりです。

翌朝はマンハイム中央駅からICEでフランクフルト空港に向かいます。たった30分ほどです。そこからANAの直行便で羽田に飛びます。

配偶者が今回の旅はあっさりしてるねって、完成した日程表を眺めて、ポツリと語っていました。ザルツブルク音楽祭とバイロイト音楽祭で旅の大枠を決めてしまいましたからね。

これで大筋は決めたので、とりこぼしたところを残り二日でやり終えましょう。音楽の予習も不十分で残念です。とりわけ、バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻が聴き足りませんが、これも大曲なので、そう簡単には聴けません。さあ、早く寝て、また、明日、頑張りましょう。



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明朝、ヨーロッパ遠征に出発です!

明日は早朝に早起きして、電車で成田に向かいます。長い1日になります。明日の夕方にはデュッセルドルフに到着して、早速、軽く、散策します。
今日は結局、最後の準備が夜遅くまでかかってしまいました。ホテルの確認やら、電車の確認です。と、ドイツ国鉄からザルツブルクからリューベックへの電車が延着になり、しかも日曜で何かイベントがあるらしく、電車が滅茶混みとのこと。ハンブルクからリューベックまでの指定を取れとのことですが、既に満席です。結局、1時間遅れのREに乗るしかなさそうです。なんだかんだ、出発前からバタバタします。
さあ、早く寝ましょう。



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いざ、デュッセルドルフに出発

電車の混雑を恐れて、早朝に自宅を出たお陰で2時間以上、座りっぱなしで朝の8時前には成田空港に到着。両替、スーツケースのドロップオフを終えて、ゆっくりと和食の朝食をいただき、それでも時間が余ります。余裕で搭乗待ち。今、ようやく、ダイアモンドメンバーから搭乗が始まりました。我々、庶民は最後の最後に搭乗です。
では、元気で行ってきます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

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