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クレモナからミラノ経由でベリンツォーナへ・・・乗り換えは間に合うの?

2017年7月22日土曜日@ミラノ~クレモナ~ベリンツォーナ/15回目

クレモナCremonaの訪問を終えて、クレモナ駅でミラノ行の電車を待っています。ホームの日陰の部分を選んで少しでも暑さをしのごうとしています。

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電車が出発するのはまだ20分先のせいか、ホームには人っ子一人いませんね。

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どうやら、また、電車が少し遅れているようです。駅の構内での電車の動きが緩慢です。困りましたね。

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これがネットで購入済のチケットです。予定では15時半発です。この電車でミラノへ行き、ミラノでは45分の乗り換え時間で、ホテルに荷物を取りに行き、スイスのベリンツォーナ行の電車に乗る予定です。結構、タイトなスケジュールなんです。ですから、あまり電車が遅れてもらっては困るんです。

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今のところ、10分の遅れのようですね。これはギリギリです。ファーストクラスの車両が先頭で来てくれると、ターミナル駅であるミラノ駅で時間が稼げるのですが・・・。イタリアは、車両編成の表記がなく、ファーストクラスの車両が何処に停まるのかもわかりません。1つ前の電車の様子を見て、立ち位置を決めて待ちます。日本人会の人たちもミラノに帰るようです。一緒に、イライラしながら電車を待ちます。遅れは15分に拡大。これは致命的です。結局、15分遅れでミラノ行の電車がホームに滑り込んできます。

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ファーストクラスの車両は最後尾です。最悪! ダッシュで最後尾に走り、乗車。後は、これ以上の遅れとならないよう祈るばかりです。乗車後、30分くらい経ちますが、そのままの遅れで走っていきます。席に座っていても時間のことだけが気になります。

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ありがたいことに、電車は順調に走り、ミラノには12分遅れで到着。ターミナル駅ですから、最後尾から、長い編成の列車の横を走り抜け、駅を出て、ホテルに向かいます。次の電車はミラノ発なので、定時に発車するでしょう。ホテルのレセプションには幸い他の客もいなくて、荷物の受け取りはスムーズにでき、最速で駅に戻ります。同行者とも合流。何とか間に合ったようです。もう年なので、このようなスケジュールは避けないといけませんね。ホームに出たときは予定の電車の発車時刻の10分前でした。ホームには既にベリンツォーナ行きの電車、ユーロシティECが停車しています。

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早速、電車に乗り込んで、ほっとして席に着きます。ゆったりとしていると、車掌さんが検札にまわってきます。

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提示したチケットは途中の町キアッソChiassoまでの分です。キアッソはスイスのイタリア国境の町です。その先はスイス半額カードSwiss Half Fare Cardを使って、別途、半額で購入しています。

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やがて、そのキアッソに定刻で到着。ここで10分弱の停車です。スイスの国境の係官がまわってきます。パスポートチェックはありません。

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キアッソの駅のホームは田舎の簡素なホームですね。

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やがて、電車は再び、ベリンツォーナBellinzonaに向けて出発。すぐにスイス国鉄の車掌さんが検札にまわってきます。

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これがキアッソからベリンツォーナまでの半額で購入したチケットです。

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合わせて、スイス半額カードも提示します。これからスイス国内の鉄道チケットはすべて半額で購入できます。山岳鉄道やロープウェイにも有効です。1カ月有効で一人110ユーロです。一応、元は取れる予定なんです。

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やがて、山間の美しい湖が見えてきます。ルガノ湖Lago di Luganoです。夕日で湖面がきらきらと輝いています。

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スイスらしい風景の中に入ってきました。ベリンツォーナまであと40分ほどです。



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スイスの美しい風景を抜けて、ベリンツォーナに到着

2017年7月22日土曜日@ミラノ~クレモナ~ベリンツォーナ/16回目

ミラノからユーロシティECに乗って、スイスの世界遺産の町、ベリンツォーナBellinzonaに向かっているところです。既に国境の町、キアッソChiassoを過ぎました。スイスの山間の美しい湖、ルガーノ湖Lago di Luganoの岸辺を電車は走ります。夕日はまさに山影に沈み込もうとしています。

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美しい湖の風景が続きます。スイスにやってきた実感が沸き起こります。

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ルガーノLuganoの駅に着きました。時間があれば、この町も見て歩きたいところです。

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姪っ子がミラノで調達してきたチェリーをいただきながら、車窓を楽しみます。

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ルガーノを出て、山中を走り抜け、車窓に平地が広がります。この平地はティチーノ川Ticinoがマッジョーレ湖Lago Maggioreに注ぎ込む扇状地のようなところです。この平地の奥に目的地のベリンツォーナがあります。

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平地に向かって、電車は徐々に高度を下げていきます。左手はマッジョーレ湖方向。右手の先にベリンツォーナがあります。

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高架道路も並行して走っています。

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低くなった夕日は雲間に隠れてしまいます。山の中は暗くなるのが早いです。

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並行する自動車道路の先にきらっと光る湖面が遠くに見えます。あれがマッジョーレ湖でしょうか。

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山の斜面を徐々に下りて、ほぼ平地の高さまでやってきました。ベリンツォーナまで5分ちょっとです。

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平地を走り出すと、ひまわり畑があります。小さな黄色い花が咲いています。

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やがて、ベリンツォーナ駅に到着。電車は順調に走りました。ベリンツォーナは小さな田舎町ですが、ここからパノラマ観光列車のゴッダルド・エキスプレス(旧名はウィリアム・テル急行)が出発します。明日午前中の出発に備えて、今日はここで1泊します。

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これが今まで乗ってきた電車、ユーロシティECです。美しい車体ですね。

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駅の近くまで山が迫っています。ベリンツォーナはティチーノ川が山間から流れ出して、扇状地の形成するポイントのところにある町です。地形的に軍事的にも交通上も重要な自然の要衝になっています。

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キアッソからベリンツォーナまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。地図上の白い部分がスイス、薄い青色がイタリアです。国境線と湖が入り組んでいますね。

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まずは駅前のホテルに向かいます。



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ベリンツォーナの駅とホテルとレストラン

2017年7月22日土曜日@ミラノ~クレモナ~ベリンツォーナ/17回目

ミラノからユーロシティECに乗って、スイスの世界遺産の町、ベリンツォーナBellinzonaの駅に着いたところです。ホームから通路に向かいます。

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通路に入るとコインロッカーがあります。どの駅でもコインロッカーがあるかどうかが気になります。駅に荷物を預けて、その町の観光をすることがあるからです。今回はこの町のホテルに宿泊するので、コインロッカーは関係ありません。

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通路の出口近くに立派なスーパーがあります。旅のお供はここでゲットできますね。

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駅前に出ます。ベリンツォーナは世界遺産にもなり、町はきれいに整備されたようです。今日のお宿は、本当に駅の目の前です。嬉しいですね。すぐ、チェックインします。レセプションには綺麗なお姉さんがいます。

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このホテルはホテル&スパ・インテルナシオナーレ・ベリンツォーナHotel & SPA Internazionale Bellinzonaです。このベリンツォーナではかなり高級なホテルなんです。部屋に入ると、寝心地のよさそうな大きなベッドがあります。

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小さいながらもちゃんとした机もあります。電源コンセントも備えていて、十分にPC作業ができそうです。

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水回りも綺麗ですが、残念ながらバスタブはなく、シャワーのみです。

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荷物を部屋に置いて、早速夕食に出かけます。夕食前に、明日の電車の乗車券を購入しておきましょう。指定席は購入してあるのですが、乗車券の買い方がわからず、スイス国鉄に問い合わせたら、現地で購入せよとのお達しだったのです。ホテルのすぐ前に駅があるので楽ちんです。

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駅に行くと、チケット売り場は閉まっています。なんと土曜日の今日は、12時で業務を終了したとのことです。あら~。ま、明日、乗車前に買えばいいんですけどね。駅を出て、レストランを探しに行きます。

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山の上に城砦が見えています。明日はその城砦のうちの一つを訪れる予定です。

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駅前の通りにあるレストランを覘いてみます。テラス席の素敵なお店がありますが、ここは満席です。

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結局、適当なお店が見当たりません。では、ホテルにあるレストランにしましょう。先ほど、チェックインの際、10%オフの割引券ももらいました。これを有効活用しましょう。

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オーダーを済ませて、料理が出るのを待ちます。
まずはパンが運ばれてきます。

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飲み物は地元産の白ワイン。よく冷えています。

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パンと白ワインで料理を待ちます。



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ベリンツォーナの美味しいディナーと夜景

2017年7月22日土曜日@ミラノ~クレモナ~ベリンツォーナ/18回目

スイスの世界遺産の町、ベリンツォーナBellinzonaに着き、ホテルのレストランでディナーをいただいています。
料理の前に先付というか、アミューズのようなものが出されます。ぱくっといただいて、また、白ワインを飲みます。

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夕闇が下りてきて、テーブルにはキャンドルが灯されます。

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料理が始まります。まずはクリームスープです。

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配偶者はミネストローネです。

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メインはローストビーフ。

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サイドメニューはフレンチフライ。

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配偶者は生ハム・メロン。

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リゾットもいただきます。イタリアンを中心にしたお店です。

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ホテルのレストランで美味しい夕食をいただいた後、ちょっと夜の散策です。ここベリンツォーナには、3つの城砦があります。ライトアップされたお城を見物します。まず、山の上にひとつのお城が見えます。

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ふたつが一度に眺められます。

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ズームアップするとお城の輪郭がくっきりと浮かび上がります。

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こちらのお城の塔もズームアップするとくっきりと見えます。

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夜の10時を過ぎ、散策を切り上げます。ホテルに戻ってくると、駅も夜の闇の中に明るく輝いています。

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明日は一日、スイスのパノラマ急行で鉄道の旅を楽しみます。俄か鉄ちゃんです。



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ベリンツォーナのお城:カステル・グランデへ

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/1回目

旅の4日目、ベリンツォーナBellinzonaの2日目です。

今日も快晴です。朝のうちにベリンツォーナの町を見て歩き、お昼前にはゴッダッルド・エキスプレスに乗って、パノラマ急行の旅を始めるという段取りです。

まずはホテルの朝食ルームに行きます。まだ8時前です。saraiにとってはとても早い時間です。旅は早起きしないと観光に差し支えますから無理しても早く起きます。朝食ルームはまだがらがらです。

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とっても清潔なビュッフェです。まあ、それほど多くの種類の料理が並んでいるわけではありません。朝食ですから、一般的なメニューで十分です。

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朝食ルームの窓から眺める町の風景はさわやかです。

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そこそこの量の朝食にします。それでも、ハム、チーズ、卵、パン、コーヒー、ジュースと一通りのものはいただきます。

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まずは駅で昨日買えなかったルツェルンへのゴッダッルド・エキスプレスの乗車券を買いたいところですが、まだ朝が早く窓口は開いていません。ということで先に町を見て歩くことにします。ベリンツォーナは世界遺産の町で、とっても美しいお城が丘の上にあります。そのお城を見に行きましょう。ベリンツォーナには3つのお城がありますが、2つは、反対側の丘の上にあり、それなりの健脚でないと無理のようなので、観光化されているカステル・グランデCastelgrandeに行ってみましょう。実はこの町は観光ガイドで紹介されていないので、ホテルでもらったお城のパンフレットだけが頼りです。これがそのパンフレット。3つのお城が紹介されています。

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そのパンフレットの中の簡単な地図だけが頼りです。

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この地図にしたがって、カステル・グランデのほうに歩いていきます。朝の爽やかな空気の中、綺麗な街並みを楽しみながら歩きます。

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左手の鉄道線路越しにお城が見えます。と思ったのですが、これは紛らわしくも丘の上のカトリック教会の鐘楼のようです。

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駅前に続くスタツィオーネ通りViale Stazioneの美しい並木の間をどんどん歩いていきます。この通り町のメインストリートです。ベリンツォーナの町の道はこれだけと言っても過言ではありません。

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カステル・グランデへの曲がり角には面白い彫像があります。目印になりますね。ここで右に曲がって、ラルゴ・エルヴェツィア通りLargo Elveziaに入ります。

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カステル・グランデの丘の下の広場に到着します。ソーレ広場Piazza del Soleです。

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岩山の上にはいかめしいカステル・グランデが鎮座しています。

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案内パンフレットによると、この広場にある無料のエレベータで丘の上まで上がれるようです。広場では音楽祭か何かの催しがあるようで、舞台が設置されゴチャゴチャしています。

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エレベータの出口と思われる所から人が出てきます。これが、丘の上に行くエレベータでしょうか。ちょっと確認してみましょう。

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いえいえ、それは変です。建物の上の方には何もありませんから、地下からのエレベータのようです。広場の地下に駐車場でもあるのでしょう。saraiは途方にくれます。

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ともかく、この広場のどこかにエレベーターがある筈ですから探しましょう。
駅前のホテルから、このソーレ広場までの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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催しの準備をしている人たちもいるので、訊いてみるしかありませんね。



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ベリンツォーナのお城:カステルグランデへの無料エレベーター

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/2回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeに向かっています。お城の丘の下の広場、ソーレ広場Piazza del Soleに着き、お城に上るエレベーターを探します。しかし、広場を見渡してもまったく、それらしいものは見当たらず、途方にくれます。

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広場は催し物会場の準備でごった返しているだけで、それらしい物は何もありません。仕方なく、その催し物の準備をしているおじさんに恐る恐る、エレベーターの場所を訊いてみます。すると、俺についてこいとのこと。おじさんはsaraiを後ろに従えて、すたすたと舞台の横を抜けて、岩山のほうに歩いていきます。

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おじさんに付いていくと、広場のはずれの岩山に、エレベーターに通じているらしいトンネルがあります。これは分かりませんね。教えてくれたおじさんに感謝です。

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早速、連れを探して、お城に上りましょう。おや、広場に戻って、見渡しますが、連れがいません。広場の中央では、さっきのおじさんが作業中です。

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これは連れが来るのを待つしかありません。広場には仮設の舞台が作られています。大きなイベントがあるんでしょう。

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何気なく、その仮設の舞台の上のほうを眺めると、何とお城が2つ見えています。カステルグランデ以外の2つのお城のようです。手前に見えているのがモンテベッロ城Castello di Montebello、その先の山の頂にあるのがサッソ・コルバロ城Castello Sasso Corbaroです。すべてのお城を見ることができて、よかった!!

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これがカステルグランデの建つ険しい岩山です。天然の要塞になっています。

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岩山からちょっと離れると、岩山の上に築かれたカステルグランデの城壁が見えます。

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連れがなかなか来ないので、広場の入り口のほうに戻りかけると、入ってくるバスの横で姉がのんびりと写真を撮っています。町の綺麗な風景を写真に収めていたので、やってくるのが遅かったようです。まあ、迷子にならなくてよかったです。

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配偶者と一緒に連れが来るのを待ちます。合流できたところで広場の奥にあるエレベーターのほうに向かいます。

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確かにこの岩山の上のお城に上るには岩山の内部にエレベーターを設置するしかありませんね。最初から、その線で探せばよかったんです。

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広場の奥には、城のリストランテという表示板があります。この表示板が仮設の舞台の裏に隠れて見えなかったんです。

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この表示板の右手に岩山へのトンネルの入り口が見えます。

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トンネルの奥にエレベータがあります。表示を見ると、上に上がると、カステルグランデやレストランがあるとのことです。

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エレベーターの横には上方への通気口のような穴が開いており、上からまぶしい光が差し込んできます。

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エレベーターの近くには、まだ誰もいなくて、すぐにエレベータに乗れます。早速、エレベーターで、丘の上のお城まで行けましょう。



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ベリンツォーナのお城:カステルグランデの美しい中庭

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/3回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeへのエレベーターを探し出すことができて、楽ちんで一気に岩山の上まで上ります。エレベーターから降りて、横の通気口から下をのぞき込みます。底なしの井戸のようにとても底が深く見えます。底には下のトンネル通路が明るく輝いています。エレベーターでずい分、高くまで上ってきたものです。

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エレベーターの出口からは城壁の上の通路が続いています。

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城壁のエレベーターの出口の前には通気口の穴が見えています。

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城壁の隙間からはベリンツォーナの町が見下ろせます。

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無理やり、隙間にカメラを突っ込んで、町の景色を撮影。綺麗ですね。向かい合う丘の上には、モンテベッロ城Castello di Montebelloとサッソ・コルバロ城Castello Sasso Corbaroが見えます。山の間にある交通の要所であるベリンツォーナを3つの堅固な城が守っていることが見て取れます。

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城壁の通路を抜けると、いきなり、お城の広場に出ます。思わず歓声を上げてしまうほどの景色が広がっています。その美しさったら、表現する言葉を失います。しかも、我々以外には誰もいないという贅沢さです。広場の先には北側の高い城壁と塔が屹立しています。

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これは広場(実は城の南の中庭)の前に建つ城館です。

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広場は高台になっており、城壁越しに向かい合う丘の上のモンテベッロ城とサッソ・コルバロ城が見渡せます。

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美しいベリンツォーナの町も見下ろすことができます。

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こちらはベリンツォーナの駅の方向(北方向)の眺めです。町の向こうにはアルプス越えの峠が続いています。

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南の中庭を北の端から眺めた景色です。城館の全体が見渡せます。左側半分が城館の南ウィングで右側半分が武器庫です。

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その武器庫の右側にある出口を抜けると、西の中庭に出ます。ここにも芝生の広場と西側の城壁があります。どこまでも美しい広場が続きます。

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西の中庭の北方向の眺めです。周りは険しい山に囲まれています。まさにこのカステルグランデは自然の要害になっています。

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この西の中庭を抜けて、さらに北の中庭に出ます。複雑な構造の城壁の間の広場が続いています。見えている城壁の裏側が先ほどまでいた南の中庭です。

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北の中庭(中庭というよりも外庭といった感じです)の北側にはもはや城壁はなく、ベリンツォーナの町の景色が望めます。町の北側の山で左右に渓谷が分かれ、左手に進むとゴッタルド峠Sankt Gotthardを経て、ルツェルンに至り、右手に進むとチューリッヒやボーデン湖のほうに至ります。ベリンツォーナの町はイタリア側からスイスの主要地方に至る交通の要です。

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しばらく、お城の中庭を巡りながら、夢中になって、美しい景色の写真を撮りまくります。



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ベリンツォーナのお城:カステルグランデの美しい城壁の道はどこ?

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/4回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeの美しい中庭を巡っているところです。南の中庭、西の中庭から、現在、北の中庭にやってきました。北の中庭の端は岩山の縁になっています。そこからはベリンツォーナの町とその先のアルプスの入り口を形成する山々の美しい景色が広がります。そのパノラマ風景を説明する案内板が立っています。

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この案内板の通りの風景を再び、眺めます。うーん、素晴らしい!!

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次に目指すは、このカステルグランデから続く城壁の道です。とっても緑の美しい城壁の道で、ネットにアップされている写真はとっても魅力的です。
さて、その美しい城壁の道を探しましょう。また、西の中庭に戻ります。何気なく、西の城壁に目をやりながらもそちらには近づきませんでした。これが実は痛恨の極みだったのです。ちょっとだけ近づいてみれば、この後の無駄とも思える彷徨はしなくても済んだのです。ただ、朝早くて、誰も観光客がいなかったので、まさか、この西の城壁が重要なポイントであることに気が付きませんでした。普通は観光客がこのあたりに集まっているんです・・・。

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美しい城壁の道を求めて、南の中庭に戻ります。

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南の中庭に戻ると、城館の入り口にインフォメーションの印のiが見えます。とりわけ、城館の内部に興味があるわけではないので、これはパス。

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ベリンツォーナは観光案内が全くなくて、あるのはネットの情報のみなんです。美しい城壁の道をグルグル探し回りますが、見つかりません。また、最初にエレベーターで上ってきたときの城壁の通路に戻ります。

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ちょっと違うような気がするのですが、雰囲気のよい小路があるので、その道を進んでみます。向かい側の丘がよく見えます。

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素敵な散歩道ですが、あらあら、どんどん丘を降りてしまいます。まだたっぷり時間はありますから心配することはありません。結局、城壁の下のほうに出ます。

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素敵な小路はだらだらと下っていきます。ちょっぴり不安ですが、ここまで来たら、どうしようもありません。

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お城からどんどん下っていくのみです。既にお城がこんなに高く見えています。

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どんどん街並みが近づいてきます。

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向かい側の丘の上に建つモンテベッロ城Castello di Montebelloとサッソ・コルバロ城Castello Sasso Corbaroが間に何も遮るものがなく、綺麗に眺められます。

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この小路は石壁に沿った素敵な雰囲気の散歩道です。しかし、行き止まりの道ではないかと心配です。

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心配することもなく、城壁の下を通り抜けられます。

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ここまでのお城の散策ルートを地図で確認しておきましょう。(この時点では自分がどう歩いていたかはちゃんと把握できていませんでした。後で確認した結果です。)

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何とか、美しい城壁の道を探し当てようとやっきになって、ひたすら前に進んでいきます。



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ベリンツォーナのお城:美しい城壁の道を求めて、カステルグランデの丘の下を一周

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/5回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeの緑の美しい城壁の道を探し、歩き回っています。結局、城壁沿いの雰囲気のいい小路をどんどん下っていくことになってしまいました。求める景色は見つかりません。カステルグランデの麓のベリンツォーナの町並みが間近です。

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小路はカステルグランデの堅固な城壁を周り込みます。

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カステルグランデの城塞は高い岩山の上に聳え立っています。

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この城壁沿いの道を先行するsaraiに続いて、配偶者が下ってきます。

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この先の道はもう城壁から離れていきます。美しい城壁の道はやはり、こっちではなかったようです。

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カステルグランデのお城の上には美しい夏の青空が広がっています。

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道は町並みに入ってきます。カステルグランデのお城は後ろに遠ざかっていきます。

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美しい城壁の道は見つかりませんでしたが、まだ、ここであきらめるわけにはいきません。もう一度チャレンジです。今度はお城の下から探しましょう。カステルグランデから遠ざかっていった小路はやがて、広いバス通り、ポルトーネ通りViale Portoneにぶつかります。道がまったく分からなくなったので、オリコ広場Piazza Oricoのバス停でバス待ちをしているおじさんに、丘の上に上がる道を訊きます。そのおじさんに指示された方向に進んでいきます。ポルトーネ通りを北のほうに歩いていくと、やがて、大きな交差点に出ます。(実は交差点の手前に通りにかかる大きな歩道橋のようなものがありました。それって・・・後で何だか分かります!!)

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どちらに進むか、ちょっと迷いますが、ポルトーネ通りは右に大きく曲がって続いているので、そちらに進みます。どうやら、この通りは、カステルグランデの城壁の周りをグルリと一周している大通りらしく、常に右側にカステルグランデの城壁が見えています。

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配偶者は余裕で花を愛でながら歩いています。

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どこかに城壁に上がる道はないかと探りながら進みます。すると、いきなり、見慣れた風景が現れます。結局、最初のエレベータ乗り場のある広場、ソーレ広場Piazza del Soleに着いてしまいました。こちらからはソーレ広場の地下にある大駐車場の進入路も見えています。

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歩いた経路を地図で確認しておきましょう。

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城壁の下をグルリと1周歩いてしまいました。あきらめきれないsaraiたちは、またまたエレベーターで丘の上のお城に上がります。エレベーターを降りると、その前にはまた、下のトンネル通路に通じる換気口があります。また、下を覗き込みます。さっきと同じ行動です(笑い)。

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美しい広場、南の中庭に戻ります。城館の前には道案内板がありますが、あまり、有用な情報はありません。

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とりあえず、さっきは上らなかった北の城壁にある黒の塔Torre Neraに上って、お城の様子を眺めてみます。

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南の中庭が綺麗に眺められます。観光客も増え賑わっています。しばらく、塔の上からの眺めを楽しみます。それにしても、あの美しい城壁の道はどこにあるんでしょうか。



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ベリンツォーナのお城:美しい城壁の道は・・・見つかるかな?

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/6回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeの緑の美しい城壁の道を探し、歩き回った挙句、また、丘の上のお城の南の中庭Corte Meridionaleに戻りました。北側の城壁の左側の塔、黒の塔Torre Neraに上って、美しい城壁の道を見つけようという最終作戦に入ります。南の中庭を見下ろした後、今度は北の中庭Corte Settentrionaleを眺めます。美しい眺めですが、美しい城壁の道を見つけるヒントはありません。

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今は北側の城壁の上の通路にいます。黒の塔から通路を歩いて、白の塔Torre Biancaに向かいます。北側の城壁は2つの塔の間に建っています。

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これが白の塔です。白の塔も黒の塔も別に色が付いているわけではありません。どうして、そういう呼称なのかは分かりません。

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これが白の塔の内部です。矩形の螺旋階段が美しいデザインになっています。

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白の塔の前から、黒の塔のほうを眺めています。西の庭Corte Occidentaleの一部が見えていますが、全体は黒の塔に隠れて見渡せません。見えていれば、ここで美しい城壁の道のありかが分かったんですけどね・・・。

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北の城壁の上を歩いて、黒の塔のほうに戻っていきます。

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塔を下りて、西の中庭に出て、改めて、あたりを見渡します。よくよく考えてみると、探している城壁の道は、お城に通じる城壁の道であって、お城の城壁そのものではありません。西側の城壁はまだ歩いていません。そこに上がる階段を見つけ、最後のチャレンジをします。そろそろあきらめ始めたころ、城壁の先の空間を見つけて、そこを覗き込みます。ああーーっ、これです! ありました。美しい城壁の道を発見しました。別の城壁を歩いている配偶者に向かって、あったよ!って、大声で叫びます。

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これが西側の城壁の上ですが、この外側に美しい城壁の道があったんです。

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配偶者も急いで、こちらにやってきます。配偶者と一緒に西側の城壁の外側に出ます。配偶者もあったね!と嬉しそうです。お城を取り囲む城壁から、丘を下っていく素晴らしい緑の城壁の道が目の前に見えています!

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大勢の観光客も沈黙して、この素晴らしい風景に見入っています。その横で満足気に立っているsaraiを配偶者が写真に収めてくれます。

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西側の城壁の外側に隠れるように、美しい城壁の道が始まっています。このピンポイントの一角に立たないとその存在は決して分かりません。美しい城壁の道を探し当てることはそう簡単なことではありませんでした。

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配偶者が美しい城壁の道の出発点となる西側城壁の一角に寄ってきます。周りには山々とベリンツォーナの町並みが広がっています。

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配偶者と並んで、この美しい城壁の道を感動しながら眺めます。

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美しい城壁の道はカステルグランデの丘の斜面を下って、ベリンツォーナの町の中まで続いています。随分先のほうまで続いているようです。

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美しい城壁の道を意気揚々と歩き始めます。快晴の青空と緑が実に美しい! 観光案内人はこの道をもちろん知っており、団体客を案内して見せていますが、団体ツアーの彼らはこちらに歩いてこられないようです。観光ルートからは外れているようです。彼らの羨ましそうな視線を背後に感じながら、ルンルンで歩いていきます。

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美しい城壁の道への栄光のルートを地図で確認しておきましょう。

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この城壁の緑の道の美しさったら、表現する言葉を失います。この城壁の道を探すために1時間以上もうろうろしてしまいましたが、その努力の甲斐はありました。人生でも何度も経験できないような素晴らしい散策が始まります。



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ベリンツォーナのお城:美しい城壁の道を往く

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/7回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeの緑の美しい城壁の道をゆっくり、ゆっくり、眺めを楽しみながら、幸福感を噛みしめながら歩いていきます。

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後ろを振り返ると、美しい城壁の道の向こうにカステルグランデの城塞が見えています。先ほど上った2つの塔、黒の塔Torre Neraと白の塔Torre Biancaも見えます。saraiと連れ立って歩く配偶者に続いて歩いてくるのはsaraiの連れの姉と姪っ子だけ。観光客のみなさんはお城から、こちらを眺めていますね。

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美しい城壁の道の先には円形の城壁広場が見えてきます。お城の斜面にはワイン畑です。

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円形広場に到着。ここが行きどまりなんでしょうか。

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いやいや、その先にも石段を下って、通り抜けられそうです。

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円形広場から振り返って、美しい城壁の道とカステルグランデの絶景を眺めます。最高の眺めです。苦労して探した甲斐がありました。

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さて、円形広場の先に進みましょう。石段を下りて、円形広場の城壁をくぐり抜けます。

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美しい城壁の道はどこまでも続いています。正直、どこに続いているのか分かりませんが、もう構いません。先ほど、カステルグランデの丘の下の道を一周しているので、おおよその見当は付きます。先ほどの失敗も無駄ではありませんね。

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誰とも行き会わずに美しい城壁の道を歩んでいきます。

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永遠に続いているような道です。ゆっくりと慌てずに最高の散策を楽しみます。

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この先はいったん下って、また、右のほうにずっと続いているようです。

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高い城壁の周りにはベリンツォーナの町並みが広がり、その先は緑の山々が連なっています。

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美しい城壁の道はまた下りの石段にさしかかります。その先にもずっと道が続いています。

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石段を下りると、板張りの橋があります。ん・・・これは。そうです。カステルグランデの丘の下の大通り、ポルトーネ通りViale Portoneにあった歩道橋のように見えたものの正体です。あれが美しい城壁の道の一部だったんですね。

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その板張りの橋を渡ります。

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橋の下を見下ろすと、さっき迷いながら歩いていたポルトーネ通りが見えます。通りの左側にはオリコ広場Piazza Oricoのバス停も見えています。あのバス停でバスを待つおじさんにカステルグランデの丘の上に上る道を訊いたんです。ほんの45分ほど前のことだったような気はしませんね。

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あのバス停には後でまたお世話になるのですが、この時点ではまだ知る由もありません。



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ベリンツォーナのお城:美しい城壁の道を完歩

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/8回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeの美しい城壁の道を高揚した気分で歩いています。ポルトーネ通りViale Portoneを跨ぐ板張りの橋を渡ると、また、美しい城壁の道がずっと先まで伸びています。

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後ろを振り返ると、板張りの橋へ上る階段が見えています。こうやって、少しずつ勾配を下げて、城壁の道は下っていきます。

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さあ、まっすぐ先を見据えて、この美しい道を歩いていきましょう。

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また、円形の城壁広場に出ます。こういう円形広場は軍事上、重要なポイントだったのでしょう。

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この円形広場で振り返ると、遠くにカステルグランデのお城が見えています。大きな城壁と2つの塔、黒の塔Torre Neraと白の塔Torre Biancaが見えます。さらにその先の丘の上には何とモンテベッロ城Castello di Montebelloとサッソ・コルバロ城Castello Sasso Corbaroも見えています。ここは3つのお城が同時に眺められるポイントです。

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カステルグランデをズームアップしてみましょう。美しい城壁の道が折れ曲がりながら上って、カステルグランデに続いている様子が分かります。美しい眺めですね。

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円形広場から少し歩くと、ようやく城壁の道の終点に到着です。城壁が途切れ、その階段から、孫の少年たちを連れたおばあさんが上ってきます。おばあさんたちが通り過ぎたところでsaraiも城壁の道を下ります。

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階段を降りて、城壁の道の内部を覗くと、トンネルになっています。2層構造の道になっているんですね。

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これが城壁の道の終点の部分です。

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城壁の周りはフェンスで囲われた緑の広場になっています。

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このフェンス沿いに続く道を歩いていきます。

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振り返ると、先ほどの城壁の道が見えています。

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ここはベリンツォーナの町の住宅街の道です。もっとも右手に見えている建物は公共施設のようです。

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フェンス沿いの道が大きな通りにぶつかります。このカルロ・サルヴィオーニ通りVia Carlo Salvioniで左に折れて進んでいきます。また、正面にはカステルグランデが見えています。

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住宅街を抜け、城壁を一周する大通り、ポルトーネ通りに出ます。ここは先ほどカステルグランデから美しい城壁の道を探しながら間違えて降りてきた道のところで、バス停のある角、オリコ広場Piazza Oricoです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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さて、そろそろ電車の発車時間が迫っています。先ほどのぐるぐるとカステルグランデの丘の下を歩き回った失敗で、駅に戻るための時間や距離はほぼ分かります。急いで歩けば間に合いますが、無理はしたくありませんね。ここはバス通りで、ちょうどバス停の前です。バスで駅に戻ろうかと検討を始めます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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